JP2941264B1 - 木造建築物における軸組構造 - Google Patents

木造建築物における軸組構造

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Abstract

【要約】 【課題】柱と柱、また柱と横架材とを連結させるために
ほぞや凸部を形成せずに、簡単に連結させることができ
るとともに、連結部の強度の向上を図る。 【解決手段】柱2の下端を嵌入させる平面形状が矩形の
筒状部11と、この筒状部11を形成する4枚の側板部
12の内、1〜4枚の側板部12の外側に土台4の端部
を嵌入させて受けるために形成された土台受け部13と
を備えてなる下部連結金物7を用い、前記筒状部11に
柱2の下端を嵌入させて筒状部11と柱2がビス止めな
どにより連結され、前記下部連結金物7の土台受け部1
3の一対の側板部16の上端にはほぼV型の案内溝21
が形成されており、土台4の端部に形成された水平な貫
通孔に挿通された連結棒23の両端を前記案内溝21の
上端より嵌め込むことにより土台4が土台受け部13の
底板部15上に載り、土台受け部13と土台4がビス止
めなどにより連結されてなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、木造建築物におけ
る柱と柱および柱と横架材とを連結する軸組構造に関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】木造建築物にあって柱と柱、また柱と横
架材とを連結させる場合、従来から、一般に連結部にお
ける一方にほぞを形成し、このほぞに他方の凸部を嵌め
込むことにより連結させていた。
【0003】しかしながら、このように柱と柱、また柱
と横架材とを連結させるためにほぞや凸部を形成した場
合、このほぞや凸部の形成箇所の断面欠損が大きいとい
う問題や、ほぞの内面や凸部の外面に欠けが生じやす
く、高度な加工精度を要するという問題があった。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】本発明はこのような課
題を解決するもので、柱と柱、また柱と横架材とを連結
させるためにほぞや凸部を形成せずに、簡単に連結させ
ることができるとともに、連結部の強度の向上を図るこ
とを目的とするものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】この課題を解決するため
に本発明は、柱の端部を嵌入させる平面形状が矩形の筒
状部と、この筒状部を形成する4枚の側板部の内、1〜
4枚の側板部の外側に土台や梁などの横架材の端部を嵌
入させて受けるために形成された受け部とを備えてなる
連結金物を用い、前記筒状部に柱の端部を嵌入させて筒
状部と柱がビス止めなどにより連結され、前記連結金物
の受け部の一対の側板部の上端にはほぼV型の案内溝が
形成されており、横架材の端部に形成された水平な貫通
孔に挿通されてこの貫通孔より突出する連結棒の両端を
前記案内溝の上端より嵌め込むことにより連結棒が案内
溝の下端に案内下降した状態において横架材の端面が前
記筒状部の前記側板部の外面に当接するとともに横架材
の端部の下端が受け部の底板部上に載り、受け部と横架
材がビス止めなどにより連結されてなることを要旨とす
るものである。また本発明は、連結金物は基礎に固定さ
れ木造建築物の1階部分の柱の下端を嵌入させて支持す
るとともに土台の端部を受ける土台受け部とを備えてな
る下部連結金物と、木造建築物の1階部分の柱の上端と
木造建築物の2階部分の柱の下端を嵌入させる筒状部
と、梁の端部を受ける梁受け部とを備えてなる中間連結
金物と、木造建築物の2階部分の柱の上端を嵌入させる
筒状部と、梁の端部を受ける梁受け部とを備えてなる上
部連結金物とからなることを要旨とするものである。
【0006】この構成により、柱と柱、また柱と横架材
とを連結させるためにほぞや凸部を形成せずに、柱の下
端あるいは上端あるいは両方を嵌入させる平面形状が矩
形の筒状部と、この筒状部を形成する4枚の側板部の
内、1〜4枚の側板部の外側に土台や梁などの横架材の
端部を嵌入させて受けるために形成された受け部とを備
えてなる連結金物を用いることにより、柱と柱、また柱
と横架材とを簡単に連結させることができるとともに、
連結部の強度を向上させることもできる。また、受け部
の一対の側板部の上端にはほぼV型の案内溝が形成され
ており、横架材の端部に形成された水平な貫通孔に挿通
された連結棒の両端を前記案内溝の上端より嵌め込むこ
とにより連結棒が案内溝の下端に案内下降した状態にお
いて横架材の端面が前記筒状部の前記側板部の外面に当
接するとともに横架材の端部の下端が受け部の底板部上
に載るように構成されているので、受け部に対する横架
材の位置合わせが容易に行なえる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施の形態につ
いて、図面に基づいて説明する。図1〜図7において、
1はコンクリートで作られた基礎で、この基礎1の上に
所定位置で柱2,3が立設されるとともに土台4、梁
5,6などの横架材が設けられる。前記基礎1に対する
木造建築物の1階部分の柱2と土台4の支持は下部連結
金物7により行なわれ、木造建築物の1階部分の柱2と
木造建築物の2階部分の柱3の連結および両柱2,3の
連結部に対する梁5の支持は中間連結金物8により行な
われ、木造建築物の2階部分の柱3の上端に対する梁6
の支持は上部連結金物9により行なわれる。
【0008】以下、前記基礎1に対する木造建築物の1
階部分の柱2と土台4の支持について詳細に説明する。
柱2の立設部において下部連結金物7が前記基礎1の上
に複合樹脂などからなる基礎パッキン10を介して載せ
られ、固定される。下部連結金物7は木造建築物の1階
部分の柱2の下端を嵌入させる平面形状が正方形あるい
は長方形の筒状部11と、この筒状部11を形成する4
枚の側板部12の内、3枚の側板部12の外側に土台4
の端部を嵌入させて受けるために形成された土台受け部
13とを備えている。さらに詳しくは、前記筒状部11
の底部には柱2の下端が載る板部14を備え、また前記
土台受け部13は土台4の端部の下端と側部を包むよう
に底板部15と一対の側板部16,16を備えてU字状
に形成されている。前記板部14の下に前記基礎パッキ
ン10が位置する。また、前記板部14には中央に前記
基礎1に埋設されたアンカー17の上端の雄ねじ部17
aが貫通する孔部14aが形成され、この孔部14aか
ら上方に突出する前記雄ねじ部17aにナット18を螺
合させて下部連結金物7を基礎1の上に取り付けるよう
に構成されている。前記板部14の上面は前述の雄ねじ
部17aとナット18の螺合部が突出することから、雄
ねじ部17aとナット18の螺合部の周りに雄ねじ部1
7aとナット18の螺合部の突出量とほぼ同じ厚みのス
ぺーサー19を介在させ、筒状部11に嵌入させた前記
柱2の下端を安定良く支持できるように構成されてい
る。筒状部11に嵌入された柱2の下端は筒状部11の
4枚の側板部12に形成されたビス挿通孔12aより螺
入されたビス20により筒状部11に固定されるように
なっている。また、前記土台受け部13の底板部15と
前記基礎1との間にも複合樹脂などからなる基礎パッキ
ン10が介在される。前記土台4は前記基礎1の上に複
合樹脂などからなる基礎パッキン10を介して載せら
れ、端部が前記土台受け部13で受けられ、固定され
る。前記土台受け部13の一対の側板部16,16の上
端にはほぼV型、詳しくは土台4を嵌め込む側の1辺が
傾斜し、他辺が鉛直方向に向いて前記傾斜する1辺の下
端に下端が繋がる案内溝21が形成され、土台4の端部
における上端近傍部に形成された水平な貫通孔22に挿
通された連結棒23の両端を前記案内溝21の上端より
嵌め込むことにより連結棒23が案内溝21の下端に案
内下降した状態において土台4の端面が前記側板部12
の外面に当接するとともに土台4の端部の下端が前記底
板部15上に載るように構成されている。前記連結棒2
3は一端に頭部24aを備え、他端に雄ねじ部24bを
備えたボルト24が使用され、前記貫通孔22より突出
する雄ねじ部24bにナット25を螺合させた状態で貫
通孔22より突出する頭部24aおよびナット25に近
接するボルト24の軸部を前記案内溝21に嵌め込むよ
うになっている。26は前記頭部24aおよびナット2
5に近接する位置でボルト24の軸部に外嵌させたスプ
リングワッシャーである。前述のように土台受け部13
で受けられた土台4の端部は前記一対の側板部16,1
6に形成されたビス挿通孔16aより螺入されたビス2
7により一対の側板部16,16、即ち土台受け部13
に固定されるようになっている。
【0009】以上のようにして前記基礎1の上に木造建
築物の1階部分の柱2と土台4が支持されるのであっ
て、木造建築物の2階部分の柱3は前記木造建築物の1
階部分の柱2の上端に対し中間連結金物8により連結さ
れる。中間連結金物8は木造建築物の1階部分の柱2の
上端と木造建築物の2階部分の柱3の下端を嵌入させる
平面形状が正方形あるいは長方形の筒状部28と、この
筒状部28を形成する4枚の側板部29の内、3枚の側
板部29の外側に梁5の端部を嵌入させて受けるために
形成された梁受け部30とを備えている。さらに詳しく
は、前記筒状部28は木造建築物の1階部分の柱2の上
端と木造建築物の2階部分の柱3の下端を同時に嵌入さ
せる必要があることから、前記下部連結金物7の筒状部
11の上下方向の長さよりも長く形成され、底部には前
記下部連結金物7のような板部が存在せず、上下方向中
間部に柱2の上端および柱3の下端が当接する板部28
aが設けられている。筒状部28に嵌入された柱2の上
端および柱3の下端は筒状部28の4枚の側板部29に
形成されたビス挿通孔29aより螺入されたビス31に
より筒状部28に固定されるようになっている。また、
前記梁受け部30は梁5の端部の下端と側部を包むよう
に底板部32と一対の側板部33,33を備えてU字状
に形成されている。前記梁受け部30の一対の側板部3
3,33の上端には前記土台受け部13と同様にV型の
案内溝34が形成され、梁5の端部における上端近傍部
に形成された水平な貫通孔35に挿通された連結棒23
の両端を前記案内溝34の上端より嵌め込むことにより
連結棒23が案内溝34の下端に案内下降した状態にお
いて梁5の端面が前記側板部29の外面に当接するとと
もに梁5の端部の下端が前記底板部32上に載るように
構成されている。前記案内溝34に嵌め込まれる連結棒
23は土台4の支持に用いた連結棒23と同じであり、
その詳細説明は省略する。梁受け部30で受けられた梁
5の端部は前記一対の側板部33,33に形成されたビ
ス挿通孔33aより螺入されたビス36により一対の側
板部33,33、即ち梁受け部30に固定されるように
なっているのは前述の土台4の支持の場合と同じである
が、土台4の支持の場合と異なる点は、前記梁5の端部
における上端近傍部に形成された水平な貫通孔35の下
側に別の貫通孔37を複数個設けるとともに、この貫通
孔37に合致する孔38を前記一対の側板部33,33
に設け、これら貫通孔37と孔38を合致させた状態で
貫通孔37および孔38にボルト39を挿入してボルト
39先端の雄ねじ部に螺合するナット40により締め付
け固定させるようにしたところにある。
【0010】このようにして木造建築物の1階部分の柱
2と木造建築物の2階部分の柱3の連結および木造建築
物の1階部分の柱2と木造建築物の2階部分の柱3との
連結部での梁5の連結がなさるのである。
【0011】次に、木造建築物の2階部分の柱3の上端
に対する梁6の支持が上部連結金物9により行なわる。
上部連結金物9は上端に板部41を備え、下端が開口し
て木造建築物の2階部分の柱3の上端を嵌入させる平面
形状が正方形あるいは長方形の筒状部42と、この筒状
部42を形成する4枚の側板部43の内、3枚の側板部
43の外側に梁6の端部を嵌入させて受けるために形成
された梁受け部44とを備えている。さらに詳しくは、
筒状部42に嵌入された柱3の上端は筒状部42の4枚
の側板部43に形成されたビス挿通孔43aより螺入さ
れたビス45により筒状部42に固定されるようになっ
ている。また、前記梁受け部44は梁6の端部の下端と
側部を包むように底板部46と一対の側板部47,47
を備えてU字状に形成されている。前記梁受け部44の
一対の側板部47,47の上端には前記土台受け部13
や梁受け部30と同様にV型の案内溝48が形成され、
梁6の端部における上端近傍部に形成された水平な貫通
孔49に挿通された連結棒23の両端を前記案内溝48
の上端より嵌め込むことにより連結棒23が案内溝48
の下端に案内下降した状態において梁6の端面が前記側
板部43の外面に当接するとともに梁6の端部の下端が
前記底板部46上に載るように構成されている。前記案
内溝48に嵌め込まれる連結棒23は土台4や梁5の支
持に用いた連結棒23と同じであり、その詳細説明は省
略する。梁受け部44で受けられた梁6の端部は前記一
対の側板部47,47に形成されたビス挿通孔47aよ
り螺入されたビス50により一対の側板部47,47、
即ち梁受け部44に固定されるようになっているのは前
述の土台4の支持の場合と同じであるが、土台4の支持
の場合と異なる点は、前記梁6の端部における上端近傍
部に形成された水平な貫通孔49の下側に別の貫通孔5
1を設けるとともに、この貫通孔51に合致する孔52
を前記一対の側板部47,47に設け、これら貫通孔5
1と孔52を合致させた状態で貫通孔51および孔52
にボルト53を挿入してボルト53先端の雄ねじ部に螺
合するナット54により締め付け固定させるようにした
ところにある。
【0012】ところで、以上述べた基礎1に対する木造
建築物の1階部分の柱2と土台4の支持、木造建築物の
1階部分の柱2と木造建築物の2階部分の柱3の連結お
よび両柱2,3の連結部に対する梁5の支持、木造建築
物の2階部分の柱3の上端に対する梁6の支持、即ち軸
組は図1における基礎1の中間部分に存在する柱2,
3、土台4、梁5,6について行なっているのであっ
て、木造建築物の角部においては図1にからも分かるよ
うに柱2,3に対して土台4や梁5,6の位置関係が基
礎1の中間部分に対して異なるので、使用される下部連
結金物7、中間連結金物8、上部連結金物9の形状も異
なることは明らかである。即ち、軸組箇所に応じて使用
される下部連結金物7、中間連結金物8、上部連結金物
9の形状が異なるものである。
【0013】また、図面に示す実施の形態では下部連結
金物7は筒状部11の底部の板部14が基礎1に埋設さ
れたアンカー17に固定されているが、前記土台受け部
13の底板部15の位置で基礎1に埋設されたアンカー
に固定するようにしても良い。その場合、底板部15の
上側でアンカー上端の雄ねじ部にナットを螺合させてな
る突出部が存在するので、この突出部に土台4の端部の
下面が当接しないように土台4の端部の下面を一部切除
しておく必要がある。
【0014】
【発明の効果】以上のように本発明によれば、柱と柱、
また柱と横架材とを連結させるためにほぞや凸部を形成
せずに、柱の下端あるいは上端あるいは両方を嵌入させ
る平面形状が矩形の筒状部と、この筒状部を形成する4
枚の側板部の内、1〜4枚の側板部の外側に土台や梁な
どの横架材の端部を嵌入させて受けるために形成された
受け部とを備えてなる連結金物を用いることにより、柱
と柱、また柱と横架材とを簡単に連結させることができ
るとともに、連結部の強度を向上させることもできる。
また、受け部の一対の側板部の上端にはほぼV型の案内
溝が形成されており、横架材の端部に形成された水平な
貫通孔に挿通された連結棒の両端を前記案内溝の上端よ
り嵌め込むことにより連結棒が案内溝の下端に案内下降
した状態において横架材の端面が前記筒状部の前記側板
部の外面に当接するとともに横架材の端部の下端が受け
部の底板部上に載るように構成されているので、受け部
に対する横架材の位置合わせが容易に行なえる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態における木造建築物にお
ける軸組構造の斜視図である。
【図2】同要部の分解斜視図である。
【図3】同要部の組み立て途中の状態を示す斜視図であ
る。
【図4】同連結金物に柱を連結した状態を示す要部拡大
断面図である。
【図5】同要部の組み立て完成状態を示す斜視図であ
る。
【図6】同柱を連結した連結金物に土台などの横架材を
載せる状態を示す側面図である。
【図7】同柱に連結された連結金物に土台などの横架材
を載せた状態を示す拡大断面図である。
【符号の説明】
1 基礎 2,3 柱 4 土台 5,6 梁 7 下部連結金物 8 中間連結金物 9 上部連結金物 11 筒状部 12 側板部 13 土台受け部 14 板部 15 底板部 16 側板部 21 案内溝 22 貫通孔 23 連結棒 28 筒状部 29 側板部 30 梁受け部 32 底板部 33 側板部 34 案内溝 35 貫通孔 37 貫通孔 39 ボルト 41 板部 42 筒状部 43 側板部 44 梁受け部 46 底板部 47 側板部 48 案内溝 49 貫通孔 51 貫通孔 53 ボルト
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (58)調査した分野(Int.Cl.6,DB名) E04B 1/26 E04B 1/58 503 - 508

Claims (2)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 柱の端部を嵌入させる平面形状が矩形の
    筒状部と、この筒状部を形成する4枚の側板部の内、1
    〜4枚の側板部の外側に土台や梁などの横架材の端部を
    嵌入させて受けるために形成された受け部とを備えてな
    る連結金物を用い、前記筒状部に柱の端部を嵌入させて
    筒状部と柱がビス止めなどにより連結され、前記連結金
    物の受け部の一対の側板部の上端にはほぼV型の案内溝
    が形成されており、横架材の端部に形成された水平な貫
    通孔に挿通されてこの貫通孔より突出する連結棒の両端
    を前記案内溝の上端より嵌め込むことにより連結棒が案
    内溝の下端に案内下降した状態において横架材の端面が
    前記筒状部の前記側板部の外面に当接するとともに横架
    材の端部の下端が受け部の底板部上に載り、受け部と横
    架材がビス止めなどにより連結されてなることを特徴と
    する木造建築物における軸組構造。
  2. 【請求項2】 連結金物は基礎に固定され木造建築物の
    1階部分の柱の下端を嵌入させて支持するとともに土台
    の端部を受ける土台受け部とを備えてなる下部連結金物
    と、木造建築物の1階部分の柱の上端と木造建築物の2
    階部分の柱の下端を嵌入させる筒状部と、梁の端部を受
    ける梁受け部とを備えてなる中間連結金物と、木造建築
    物の2階部分の柱の上端を嵌入させる筒状部と、梁の端
    部を受ける梁受け部とを備えてなる上部連結金物とから
    なることを特徴とする請求項1記載の木造建築物におけ
    る軸組構造。
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