JP2000158838A - 平版印刷版材料 - Google Patents
平版印刷版材料Info
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Abstract
場合にも十分な耐刷力を有する平版印刷版が得られる非
金属支持体の平版印刷版材料を提供する。 【解決手段】 支持体上に少なくとも1層の親水性層
及び少なくとも1層の画像形成層を有する平版印刷版材
料において、該支持体が引張弾性率(JIS K711
3)が300kgf/mm2以上1500kgf/mm2
以下で、かつ有機高分子重合体から主としてなり、該画
像形成層の少なくとも1層が連続相と不連続相からなる
海島構造を有することを特徴とする平版印刷版材料。
支持体上に親水性画像形成層を有する平版印刷版材料に
おいて、該支持体が引張弾性率(JIS K7113)
が300kgf/mm2以上1500kgf/mm2以下
で、かつ有機高分子重合体からなり、該親水性画像形成
層が連続相と不連続相からなる海島構造を有することを
特徴とする平版印刷版材料。
Description
に用いられる材料に関し、詳しくは、湾曲搬送が可能で
搬送性が自動化に適した非金属系支持体上に画像形成層
を有する印刷適性に優れた平版印刷版が得られる平版印
刷版材料に関するものである。
作製工程や印刷工程の自動化の試みがなされているが、
従来のオフセット印刷版はアルミ板等の金属系支持体か
らなるものが多いために搬送性が悪く、自動化の際の大
きな妨げとなっていた。
しては画像銀をインキ受容層として用いるものとして特
公昭48−30562号公報、特開昭53−9603号
公報等に記載された技術が知られている。しかし、この
種の技術には、十分な耐刷性及び印刷適性を有していな
いという問題があった。
いる有機化合物系の画像層を用いると、通常の使用条件
では十分な耐刷性及び印刷適性が得られるが、自動化の
際に行われる湾曲搬送をすると印刷可能枚数が低下して
しまうという問題があった。これに対し、特開平8−2
0206号公報に示されているような、ポリエステルフ
ィルム等の可撓性支持体上に設けられたポリビニルアル
コールを主成分とする親水性層上に、o−キノンジアジ
ドを主成分とするポジ型感光層が設けられた印刷版で
は、通常の使用条件では十分な耐刷性及び印刷適性が得
られるが、自動化の際に行われる湾曲搬送をすると印刷
可能枚数が低下してしまうという問題があった。
上記問題を解決しようとするもので、本発明の目的は、
非金属支持体を用いることにより工程の自動化を容易に
し、自動搬送した場合にも十分な耐刷力を有する平版印
刷版を提供することである。
構成によって達成される。
層及び少なくとも1層の画像形成層を有する平版印刷版
材料において、該支持体が引張弾性率(JIS K71
13)が300kgf/mm2以上1500kgf/m
m2以下で、かつ有機高分子重合体から主としてなり、
該画像形成層の少なくとも1層が連続相と不連続相から
なる海島構造を有することを特徴とする平版印刷版材
料。
層及び少なくとも1層の画像形成層をこの順に有するこ
とを特徴とする上記(1)に記載の平版印刷版材料。
ことを特徴とする上記(1)又は(2)に記載の平版印
刷版材料。
有する化合物の重合により得られた有機高分子重合体で
あることを特徴とする上記(3)に記載の平版印刷版材
料。
ることを特徴とする上記(1)〜(4)のいずれか1項
に記載の平版印刷版材料。
が有機化合物であることを特徴とする上記(5)に記載
の平版印刷版材料。
る平版印刷版材料において、該支持体が引張弾性率(J
IS K7113)が300kgf/mm2以上150
0kgf/mm2以下で、かつ有機高分子重合体からな
り、該親水性画像形成層が連続相と不連続相からなる海
島構造を有することを特徴とする平版印刷版材料。
有する化合物の重合により得られた有機高分子重合体で
あることを特徴とする上記(7)に記載の平版印刷版材
料。
剤不溶の有機高分子重合体であることを特徴とする上記
(8)に記載の平版印刷版材料。
感光体又は有機化合物の感熱体を含有することを特徴と
する上記(7)、(8)又は(9)に記載の平版印刷版
材料。本発明は、上記支持体及び画像形成層の組み合わ
せにより、上記問題を解決し、優れた自動化適性と印刷
適性を持ち、湾曲搬送した際にも印刷可能枚数の低下の
ない平版印刷版材料を得ることを可能としたものであ
る。
定範囲の引張弾性率を有し、かつ有機高分子重合体から
主としてなる支持体である。そのような支持体として
は、例えば、ポリエチレンテレフタレート、ポリブチレ
ンテレフタレート、ポリエチレンナフタレート、シンジ
オタクチックポリスチレン、トリアセテートセルロー
ス、ポリカーボネート、紙、各種合成紙等が挙げられ、
これらは本発明に規定した特定範囲の引張弾性率を示す
よう、単独又は貼合等により複合して用いられる。ここ
で、「有機高分子重合体から主としてなる」とは、本発
明の効果を阻害しない範囲で有機高分子重合体以外の物
質、例えば無機微粒子、酸化防止剤、UV吸収剤、帯電
防止剤、染料、顔料等を含有する態様を含むことを意味
する。
テックス入門(室井宗一著)第V章5項に記載されてい
る第1種の閉じた構造に示される相分離構造を意味し、
不連続相とは層中に粒子状に分散している相を、連続相
とは不連続相の外側に存在している相を言う。
る。
造を有する画像形成層の連続相として、公知のポジ型感
光性組成物及びネガ型感光性組成物を用いることができ
る。ポジ型感光性組成物の例としては、o−キノンジア
ジド化合物を含有する感光性組成物、酸分解型感光性組
成物等が挙げられる。
れる感光性組成物は、公知のポジ型感光性組成物及びネ
ガ型感光性組成物を用いることができる。ポジ型感光性
組成物の例としてはo−キノンジアジド化合物を含有す
る感光性組成物、酸分解型感光性組成物等を用いること
ができる。
物としては、具体的には例えば、1,2−ベンゾキノン
ジアジド−4−スルホニルクロライド、1,2−ナフト
キノンジアジド−4−スルホニルクロライド、1,2−
ナフトキノンジアジド−5−スルホニルクロライド、
1,2−ナフトキノンジアジド−6−スルホニルクロラ
イドと水酸基及び/又はアミノ基含有化合物を縮合させ
た化合物が好適に用いられる。
ドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシアントラキノ
ン、ビスフェノールA、フェノールノボラック樹脂、レ
ゾルシンベンズアルデヒド縮合樹脂、ピロガロールアセ
トン縮合樹脂等がある。また、アミノ基含有化合物とし
ては、例えばアニリン、p−アミノジフェニルアミン、
p−アミノベンゾフェノン、4,4′−ジアミノジフェ
ニルアミン、4,4′−ジアミノベンゾフェノン等があ
る。
ド化合物に関しては、更にJ.コザー(J.Kosa
r)著「ライト・センシチブ・システム」(Light
Sensitive System)(ニューヨーク
市、ジョンワイリーアンドサンズ社、1965年発
行)、及び永松、乾共著“感光性高分子”(講談社、1
977年発行)に記載のものに従うことができる。
ム塩の光架橋を利用した感光性組成物、酸架橋型感光性
組成物、光重合型感光性組成物等が挙げられる。光重合
型感光性組成物としては、具体的には例えば、光重合性
化合物として一般に用いられているものを任意に用いる
ことができる。例えばアクリル酸、メタクリル酸、アク
リル酸エステル及びメタクリル酸エステルから成る化合
物群から任意に選ばれた少なくとも1種の化合物を用い
ることができる。例えばエチレングリコールジアクリレ
ート、グリセリントリアクリレート、ポリアクリレー
ト、エチレングリコールジメタアクリレート、1,3−
プロパンジオールジメタクリレート、1,2,4−ブタ
ントリオールトリメタクリレート、ポリエチレングリコ
ールジメタクリレート、トリメチロールエタントリアク
リレート、ペンタエリスリトールジメタクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリメタクリレート、ペンタエリス
リトールテトラメタクリレート、ペンタエリスリトール
ジアクリレート、ペンタエリスリトールトリアクリレー
ト、ペンタエリスリトールテトラアクリレート、ジペン
タエリスリトールポリアクリレート、1,3−プロパン
ジオールジアクリレート、1,5−ペンタンジオールジ
メタクリレート、ポリエチレングリコールビスアクリレ
ートまたはビスメタクリレート等を挙げることができる
が、これらに限定されるものではない。
を含有させることができる。この場合の光重合開始剤は
任意であるが、可視部における吸収の少ないものがより
好ましく、このようなものとしては例えば、次の化合物
が挙げられる。但しこれらに限定されるものではない。
即ち、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン[4′,4′−
ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン]、4,4′−
ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、4−メトキシ
−4′−ジメチルアミノベンゾフェノン、2−エチルア
ントラキノン、フェナントラキノン、及びその他の芳香
族ケトンのような芳香族ケトン類、ベンゾイン、ベンゾ
インメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル及びベ
ンゾインフェニルエーテルのようなベンゾインエーテル
類、メチルベンゾイン、エチルベンゾイン及びその他の
ベンゾイン類、ならびに2−(o−クロロフェニル)−
4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、2−(o−ク
ロロフェニル)−4,5−(m−メトキシフェニル)イ
ミダゾール二重体、 2−(o−フルオロフェニル)−
4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、2−(o−メ
トキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二
重体、2−(p−メトキシフェニル)−4,5−ジフェ
ニルイミダゾール二重体、2,4−ジ(p−メトキシフ
ェニル)−5−フェニルイミダゾール二重体、2−
(2,4−ジメトキフェニル)−4,5−ジフェニルイ
ミダゾール二重体、2−(p−メチルメルカプトフェニ
ル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、及び米
国特許3,479,185号、英国特許1,047,5
69号及び米国特許3,784,557号の各明細書に
記載の同様の二重体のような2,4,5−トリアクリー
ルイミダゾール二重体を挙げることができる。
ジエチルチオキサントンなどのチオキサントン類を用い
ることもできる。この場合、光重合促進剤として公知の
化合物、例えばp−ジメチルアミノ安息香酸イミアミル
エステル、p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステ
ル、N−メチルジエタノールアミン、ビスジエチルアミ
ノベンゾフェノン等を用いることができる。
損なわない範囲で、機械特性や化学特性、物理特性の調
整を目的として可塑剤等の添加剤を含有させることがで
きる。
には金属もしくは金属酸化物、金属窒化物等の無機化合
物を用いることも可能であるが、有機高分子重合体が好
ましく、疎水性の有機化合物、中でも疎水性高分子重合
体の微粒子を用いることが好ましい。疎水性高分子重合
体微粒子の軟化温度に特定の上限はないが、該軟化温度
は高分子重合体微粒子の分解温度より低いことが好まし
い。
の微粒子を構成する高分子重合体の具体例としては、エ
チレン性不飽和結合を有する化合物の重合で得られたも
のが好ましい。例えば、ポリエチレン、ポリプロピレ
ン、エチレン−ブテン共重合体等のポリオレフィン類、
ポリブタジエン、ポリイソプレン、エチレン−ブタジエ
ン共重合体等のジエン(共)重合体類、スチレン−ブタ
ジエン共重合体、メチルメタクリレート−ブタジエン共
重合体、アクリロニトリル−ブタジエン共重合体等の合
成ゴム類、ポリメチルメタクリレート、メチルメタクリ
レート−(2−エチルヘキシルアクリレート)共重合
体、メチルメタクリレート−メタクリル酸共重合体、メ
チルアクリレート−(N−メチロールアクリルアミド)
共重合体、ポリアクリロニトリル等の(メタ)アクリル
酸エステル、(メタ)アクリル酸(共)重合体、ポリ酢
酸ビニル、酢酸ビニル−プロピオン酸ビニル共重合体、
酢酸ビニル−エチレン共重合体等のビニルエステル
(共)重合体、酢酸ビニル−(2−エチルヘキシルアク
リレート)共重合体、ポリ塩化ビニル、ポリ塩化ビニリ
デン、ポリスチレン等およびそれらの共重合体が挙げら
れるが、これらのうち、(メタ)アクリル酸エステル、
(メタ)アクリル酸(共)重合体、ビニルエステル
(共)重合体、ポリスチレン、合成ゴム類が好ましく用
いられる。有機高分子重合体の重量平均分子量Mwは
5,000〜1,000,000の範囲であることが好
ましい。有機高分子重合体中に酸価を有する官能基を含
む場合にはこれらの一部又は全部が多価金属イオンを介
して分子間架橋し一体化した構造のアイオノマー樹脂で
あってもよい。
懸濁重合法、溶液重合法、気相重合法等、従来公知のい
ずれの方法で重合された高分子重合体からなるものでも
よい。溶液重合法または気相重合法で重合された高分子
重合体を微粒子化する方法としては、高分子重合体の有
機溶媒に溶解液を不活性ガス中に噴霧、乾燥して微粒子
化する方法、高分子重合体を水に非混和性の有機溶媒に
溶解し、この溶液を水または水性媒体に分散、有機溶媒
を留去して微粒子化する方法等が挙げられる。また、い
ずれの方法においても、必要に応じ重合あるいは微粒子
化の際に分散剤、安定剤として、ラウリル硫酸ナトリウ
ム、ドデシルベンゼンスルホン酸ナトリウム、ポリエチ
レングリコール等の界面活性剤やポリビニルアルコール
等の水溶性樹脂を用いてもよい。
された分散液の状態で用いられることが好ましく、水性
の分散液であることが更に好ましい。高分子重合体微粒
子の粒径は0.005〜2μmの粒径を有することが好
ましく、有機高分子重合体の微粒子を含む層中に含有さ
れる有機高分子重合体の微粒子の量は、好ましくは少な
くとも30重量%、より好ましくは少なくとも45重量
%、最も好ましくは少なくとも60重量%である。
わち支持体側に位置する構成をとってもよいし、親水性
層の上、すなわち支持体と反対側に位置する構成をとっ
てもよい。
いずれを利用して記録を行うものであってもよいが、放
射線および/または熱を利用するもの、すなわち感光層
または感熱層であることが好ましい。
場合、その連続相には通常の感光性組成物を用いること
が可能である。該感光性組成物としては、公知のポジ型
感光性組成物及びネガ型感光性組成物を用いることがで
きる。
ジアジド化合物を含有する感光性組成物を用いることが
好ましい。o−キノンジアジド化合物は感光剤として機
能し得るものであれば任意のものを使用できる。具体的
には例えば、1,2−ベンゾキノンジアジド−4−スル
ホニルクロライド、1,2−ナフトキノンジアジド−4
−スルホニルクロライド、1,2−ナフトキノンジアジ
ド−5−スルホニルクロライド、1,2−ナフトキノン
ジアジド−6−スルホニルクロライドと水酸基及び/又
はアミノ基含有化合物を縮合させた化合物が好適に用い
られる。
リヒドロキシベンゾフェノン、ジヒドロキシアントラキ
ノン、ビスフェノールA、フェノールノボラック樹脂、
レゾルシンベンズアルデヒド縮合樹脂、ピロガロールア
セトン縮合樹脂等がある。また、前記アミノ基含有化合
物としては、例えばアニリン、p−アミノジフェニルア
ミン、p−アミノベンゾフェノン、4,4′−ジアミノ
ジフェニルアミン、4,4′−ジアミノベンゾフェノン
等がある。
アジド化合物に関しては、更にJ.コザー(J.Kos
ar)著「ライト・センシチブ・システム」(Ligh
tSensitive System)(ニューヨーク
市、ジョンワイリーアンドサンズ社、、1965年発
行)、及び永松、乾共著“感光性高分子”(講談社、1
977年発行)に記載のものに従うことができる。
性組成物が好ましい。該感光性組成物に用いる光重合性
化合物としては、一般に用いられているものを任意に用
いることができる。例えば、アクリル酸、メタクリル
酸、アクリル酸エステル及びメタクリル酸エステルから
成る化合物群から任意に選ばれる少なくとも1種の化合
物、エチレングリコールジアクリレート、グリセリント
リアクリレート、ポリアクリレート、エチレングリコー
ルジメタアクリレート、1,3−プロパンジオールジメ
タクリレート、1,2,4−ブタントリオールトリメタ
クリレート、ポリエチレングリコールジメタクリレー
ト、トリメチロールエタントリアクリレート、ペンタエ
リスリトールジメタクリレート、ペンタエリスリトール
トリメタクリレート、ペンタエリスリトールテトラメタ
クリレート、ペンタエリスリトールジアクリレート、ペ
ンタエリスリトールトリアクリレート、ペンタエリスリ
トールテトラアクリレート、ジペンタエリスリトールポ
リアクリレート、1,3−プロパンジオールジアクリレ
ート、1,5−ペンタンジオールジメタクリレート、ポ
リエチレングリコールビスアクリレートまたはビスメタ
クリレート等を挙げることができるが、これらに限定さ
れるものではない。
重合開始剤を含有させることができる。該光重合開始剤
は任意であるが、可視部における吸収の少ないものがよ
り好ましく、このようなものとしては例えば次の化合物
が挙げられる。但しこれらに限定されるものではない。
即ち、ベンゾフェノン、ミヒラーケトン[4′,4′−
ビス(ジメチルアミノ)ベンゾフェノン]、4,4′−
ビス(ジエチルアミノ)ベンゾフェノン、4−メトキシ
−4′−ジメチルアミノベンゾフェノン、2−エチルア
ントラキノン、フェナントラキノン、及びその他の芳香
族ケトンのような芳香族ケトン類;ベンゾイン、ベンゾ
インメチルエーテル、ベンゾインエチルエーテル及びベ
ンゾインフェニルエーテルのようなベンゾインエーテル
類;メチルベンゾイン、エチルベンゾイン及びその他の
ベンゾイン類;ならびに2−(o−クロロフェニル)−
4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、2−(o−ク
ロロフェニル)−4,5−(m−メトキシフェニル)イ
ミダゾール二重体、2−(o−フルオロフェニル)−
4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、2−(o−メ
トキシフェニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二
重体、2−(p−メトキシフェニル)−4,5−ジフェ
ニルイミダゾール二重体、2,4−ジ(p−メトキシフ
ェニル)−5−フェニルイミダゾール二重体、2−
(2,4−ジメトキシフェニル)−4,5−ジフェニル
イミダゾール二重体、2−(p−メチルメルカプトフェ
ニル)−4,5−ジフェニルイミダゾール二重体、及び
米国特許3,479,185号、英国特許1,047,
569号及び米国特許3,784,557号の各明細書
に記載の同様の二重体のような2,4,5−トリアクリ
ルイミダゾール二重体を挙げることができる。
エチルチオキサントンなどのチオキサントン類を用いる
こともできる。この場合、光重合促進剤として公知の化
合物、例えばp−ジメチルアミノ安息香酸イソアミルエ
ステル、p−ジメチルアミノ安息香酸エチルエステル、
N−メチルジエタノールアミン、ビスジエチルアミノベ
ンゾフェノン等を用いることができる。
を損なわない範囲で公知の高分子化合物及び合成樹脂を
含有することができる。
像は現像液を用いて行っても良いし、露光による粘着性
もしくは接着性の差を利用して非画像部を除去する方法
をとっても良い。
は、用いた感光層を現像する現像作用を有するものであ
れば、任意に使用することができる。好ましくは、アル
カリ剤とアニオン界面活性剤を含む現像液を用いるのが
よい。アルカリ剤、アニオン界面活性剤としては特開平
1−112244号に記載されているものが挙げられ
る。
場合、その連続相としては例えば特開平8−10866
0号公報の記録層と同様のものが用いられる。すなわ
ち、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエステル、ポ
リアミド、アクリル樹脂、塩化ビニル樹脂、塩化ビニリ
デン樹脂、ポリビニルブチラール樹脂、ニトロセルロー
スなどが挙げられる。この態様の場合、加熱された部分
で、感熱層上部が溶融又は軟化すると同時に、上の親水
性層が破壊、感熱層上部と一体化してインキ受容性の画
像部が形成される。感熱層の厚みは0.01〜5μmが
好ましい。さらに好ましくは0.1〜3μmである。ま
た必要に応じて、湿潤剤、艶消剤、酸化防止剤、可塑剤
等含有させることもできる。
様に照射して画像を形成する場合には、光を熱に変換可
能な化合物(以下「光熱変換化合物」という)を感熱体
に併存させることが好ましい。光熱変換化合物は赤外吸
収性であることが好ましいが、該化合物の吸収が画像露
光に用いられる光源の波長領域内にあれば、吸収波長は
他の波長領域にあってもよい。特に有用な光熱変換化合
物は、例えば、色素、特に赤外色素、カーボンブラッ
ク、金属カーバイド、ホウ化物、窒化物、炭化窒化物等
である。光熱変化化合物として、導電性ポリマーの分散
液、例えばポリピロール又はポリアニリンに基づく導電
性ポリマーの分散液を用いることもできる。光熱変換化
合物は画像形成層に加えられるのが最も好ましいが、光
熱変換化合物の一部または全てが画像形成層の隣接層に
含まれる態様をとることも可能である。
成されていてもまた2層以上の多層から形成されていて
もよい。
は、本発明で規定する支持体上に親水性層を設けられた
独立した親水性層でも支持体と一体化した親水性層表面
のいずれの形態をとってもよい。親水性層表面を有する
支持体は、例えば、親水性の紙の耐水化処理、プラスチ
ック表面のスルホン化等の親水化処理によって得ること
ができる。
場合には、支持体と親水性層の間に接着層等の中間層を
設けてもよい。この際に使用可能な親水性層材料として
は、ゼラチン、ポリビニルアルコール、ポリビニルピロ
リドン、ポリアルキレンオキサイド、カルボキシメチル
セルロース、ヒドロキシメチルプロピルセルロース及び
上記各化合物の各種誘導体、ポリ(メタ)アクリル酸、
ポリ(メタ)アクリル酸ヒドロキシエステルやこれらの
共重合体等が挙げられる。
めにメラミン樹脂、エポキシ樹脂、イソシアネートなど
で架橋することも有効である。さらに親水性層の上に有
機溶剤を含む感光液を重層するには、有機アミン塩など
の触媒を併用して耐溶剤性を向上させることも好まし
い。有機アミン塩の併用により、さらに高度の耐水性、
塗膜強度を得ることもできる。
料が有する海島構造を有する親水性画像形成層は前記し
た画像形成層のうちの親水性層である。本発明における
親水性層とは、水に対する接触角が30°以下、かつジ
ヨードメタンに対する接触角が30°以上の表面を有す
る層をいい、親油化処理とは前記親水性層の表面を水に
対する接触角が60°以上、かつジヨードメタンに対す
る接触角が50°以下の表面とすることをいう。
ド等を利用した直接加熱による画像形成に用いることも
可能であるが、活性光線の照射により画像を形成する平
版印刷版材料として好ましく用いることができる。活性
光線の照射により画像形成する場合には、活性光線によ
り生じる光化学反応を利用してもよいし、光熱変換化合
物により生ずる熱反応を利用したものでもよい。
の画像様照射はレーザーの走査露光により行うことが好
ましく、赤外線ないし近赤外線、すなわち700〜15
00nmの波長領域で働くレーザーを用いるのが更に好
ましい。最も好ましいのは近赤外線を発光するレーザー
ダイオードである。
は、必要により画像様に画像形成層を現像処理により除
去して刷版が得られる。
燥して平均0.3μmの有機高分子重合体微粒子−1を
得た。
なる有機溶剤にも溶解することはなかった。
フタレートフィルム(引張弾性率320kgf/m
m2)の塗布面側を8Wmin/m2のコロナ放電処理を
した後、下記の下引き下層を塗布し、110℃で1分間
乾燥した。その後、同様なコロナ放電処理を再び行った
後、下記の下引き上層塗布液を塗布し、100℃で1分
間乾燥して下引済み支持体−1を得た。
に、下記組成からなる親水性層用組成物−1を乾燥膜厚
が2.0μmになるように塗布し、70℃で10分間乾
燥し親水性層を設け、親水性層を有する平版印刷版用支
持体−1を作製した。
に下記組成の感光性画像形成層用組成物−1を乾燥後の
膜厚が1.8μmになるよう塗布し乾燥して画像形成層
を設け平版印刷版材料−1を得た。
微粒子からなる不連続相と他の成分の連続相からなる海
島構造を有していた。平版印刷版材料−1を2つ用意
し、各々に銀塩マスクを介して4kWのメタルハライド
ランプで50cmの距離から90秒間画像露光を行っ
た。こうして得た2つの版のうち一方はそのまま、もう
一方は図1に示す自動搬送模擬装置を通過させた後に印
刷機に取り付け、印刷を行った。図1は、上記自動搬送
模擬装置の概略構造を示す縦断面図で、搬送ローラ対
1、搬送ローラ2及び搬送ドラム3並びにガイド板4に
より平版印刷版材料を搬送するようになっている。
層は湿し水により除去されて良好な印刷物が得られ、い
ずれも約30,000枚の印刷が可能であった。すなわ
ち、上記自動搬送模擬装置を通過させても印刷可能枚数
の低下は認められなかった。 実施例2 実施例1の平版印刷版用支持体−1を実施例1と同様の
下引き処理を行ったポリエチレンテレフタレートフィル
ム(25μm)/グラスファイバー30%充填ポリカー
ボネートフィルム(150μm)/ポリエチレンテレフ
タレートフィルム(25μm)の積層支持体(引張弾性
率1220kgf/mm2)に変更した以外は実施例1
と同様にして平版印刷版材料−2を得た。得られた平版
印刷版材料−2の感光層は有機重合体微粒子からなる不
連続相と他の成分の連続相からなる海島構造を有してい
た。
版を作製して実施例1と同様に評価を行ったところ、い
ずれの版も未露光部の感光性層は湿し水により除去され
て良好な印刷物が得られ、いずれも約30,000枚の
印刷が可能であった。すなわち、自動搬送模擬装置を通
過させても印刷可能枚数の低下は認められなかった。 比較例1 実施例1の平版印刷版用支持体−1を実施例1と同様の
下引き処理を行ったポリプロピレンフィルム(200μ
m,引張弾性率160kgf/mm2)に変更した以外
は実施例1と同様にして平版印刷版材料−3を得た。得
られた平版印刷版材料の感光層は有機重合体微粒子から
なる不連続相と他の成分の連続相からなる海島構造を有
していた。
と同様にして2つの版を作製し評価を行ったところ、い
ずれの版も未露光部の感光性層は湿し水により除去され
て良好な印刷物が得られたが、自動搬送模擬装置を通過
させなかった印刷版は約30,000枚の印刷が可能で
あったのに対し、自動搬送模擬装置を通過させた印刷版
は約20,000枚しか印刷できなかった。すなわち、
自動搬送模擬装置を通過させることにより印刷可能枚数
が大幅に低下してしまった。
下引き処理を行ったグラスファイバー30%充填フェー
ノール樹脂フィルム(200μm,引張弾性率1820
kgf/mm2)に変更した以外は実施例1と同様にし
て平版印刷版材料−4を得た。得られた平版印刷版材料
−4の感光層は有機重合体微粒子からなる不連続相と他
の成分の連続相からなる海島構造を有していた。上記平
版印刷版材料−4について実施例1と同様にして2つの
版を作製し評価を行ったところ、いずれの版も未露光部
の感光性層は湿し水により除去されて良好な印刷物が得
られたが、自動搬送模擬装置を通過させなかった印刷版
は約30,000枚の印刷が可能であったのに対し、自
動搬送模擬装置を通過させた印刷版は約18,000枚
しか印刷できなかった。すなわち、自動搬送模擬装置を
通過させることにより印刷可能枚数が大幅に低下してし
まった。
を除いた以外は実施例1と同様にして平版印刷版材料−
5を得た。得られた平版印刷版材料−5の画像形成層は
連続相のみからなり、海島構造を有していなかった。
と同様にして2つの版を作製し評価を行ったところ、い
ずれの版も未露光部の感光性層は湿し水により除去され
て良好な印刷物が得られたが、自動搬送模擬装置を通過
させなかった印刷版は約30,000枚の印刷が可能で
あったのに対し、自動搬送模擬装置を通過させた印刷版
は約20,000枚しか印刷できなかった。すなわち、
自動搬送模擬装置を通過させることにより印刷可能枚数
が大幅に低下してしまった。
からなる感光性親水性画像形成層用組成物−1を乾燥膜
厚が3.0μmになるよう塗布し、70℃で10分乾燥
した後、55℃で12時間熱処理を行って親水性画像形
成層を設け、平版印刷版材料−6を作製した。
重合体微粒子からなる不連続相と他の成分の連続相から
なる海島構造を有していた。平版印刷版材料−6を2つ
用意し、各々に親水性画像形成層面から1000mWの
半導体レーザーで1500dpiの画像を露光し、その
後4kWのメタルハライドランプで50cmの距離から
90秒間全面露光を行って版を作製した。実施例1と同
様に、2つの版のうち一方はそのまま、もう一方は図1
に示す自動搬送模擬装置を通過させた後に印刷機に取り
付け印刷を行った。その結果、いずれの版も良好な印刷
物が得られ、いずれも約25,000枚の印刷が可能で
あった。すなわち、自動搬送模擬装置を通過させても印
刷可能枚数の低下は認められなかった。
たポリエチレンテレフタレートフィルム(25μm)/
グラスファイバー30%充填ポリカーボネートフィルム
(150μm)/ポリエチレンテレフタレートフィルム
(25μm)の積層支持体(引張弾性率1220kgf
/mm2)に変更した以外は実施例3と同様にして平版
印刷版材料−7を得た。平版印刷版材料−7の親水性画
像形成層は有機重合体微粒子からなる不連続相と他の成
分の連続相からなる海島構造を有していた。
と同様にして2つの版を用意し評価を行ったところ、い
ずれの版も良好な印刷物が得られ、いずれも約25,0
00枚の印刷が可能であった。すなわち、自動搬送模擬
装置を通過させても印刷可能枚数の低下は認められなか
った。
工液−1を調製した。
得られた親水性付与層塗工液−1を乾燥膜厚8μmとな
るよう塗布し、150℃・3分で乾燥し、トナー画像受
容性の親水性付与層を設けた。次に、この親水性付与層
上に上記により得られた感光性樹脂層塗工液−1を乾燥
膜厚2μmとなるように塗布・乾燥し、平版印刷版材料
−8を得た。得られた平版印刷版材料−8の感光層は連
続相のみからなり、海島構造を有していなかった。
に網点写真画像からなるポジフィルム原稿(第一画像)
を密着して、2kW超高圧水銀灯を用いて1mの距離か
ら1分間露光した。これを1.5%水酸化ナトリウム水
溶液にて現像し、非画像部である露光部の感光性樹脂層
を除去した。これにより、第一画像の画像部分のみの感
光性樹脂層が残ったPS版が得られた。
成し、第一画像のみ形成したPS版をDTPに接続され
たLBPにセットし、版下データ(第二画像)を画像出
力して感光性樹脂層の除去された部分の親水性付与層上
(第一画像の非画像部)にトナー画像(第二画像)を形
成した。
りエッチング処理を行った。これにより、感光層とトナ
ー画像が残っている部分以外の非画像部分が親水化され
た。得られた平版印刷版を印刷機にセットして印刷を行
ったところ、網点写真原稿を忠実に再現した、網点写真
画像(第一画像)と文字画像(第二画像)の混在した印
刷物が得られた。
1同様に印刷評価を行ったところ、いずれの版も網点写
真画像(第一画像)と文字画像(第二画像)の混在した
印刷物が得られたが、自動搬送模擬装置を通過させなか
った印刷版は約28,000枚の印刷が可能であったの
に対し、自動搬送模擬装置を通過させた印刷版は約2
0,000枚しか印刷できなかった。すなわち、自動搬
送模擬装置を通過させることにより印刷可能枚数が大幅
に低下してしまった。
ピレンフィルム(200μm,引張弾性率160kgf
/mm2)に変更した以外は実施例3と同様にして平版
印刷版材料−9を得た。この平版印刷版材料−9の親水
性画像形成層は有機重合体微粒子からなる不連続相と他
の成分の連続相からなる海島構造を有していた。
と同様にして2つの版を作製し評価を行ったところ、い
ずれの版も良好な印刷物が得られたが、自動搬送模擬装
置を通過させなかった印刷版は約25,000枚の印刷
が可能であったのに対し、自動搬送模擬装置を通過させ
た印刷版は約15,000枚しか印刷できなかった。す
なわち、自動搬送模擬装置を通過させることにより印刷
可能枚数が大幅に低下した。
たグラスファイバー30%充填フェーノール樹脂フィル
ム(200μm,引張弾性率1820kgf/mm2)
に変更した以外は実施例3と同様にして平版印刷版材料
−10を得た。この平版印刷版材料−10の親水性画像
形成層は有機重合体微粒子からなる不連続相と他の成分
の連続相からなる海島構造を有していた。
3と同様にして2つの版を作製し評価を行ったところ、
いずれの版も良好な印刷物が得られたが、自動搬送模擬
装置を通過させなかった印刷版は約25,000枚の印
刷が可能であったのに対し、自動搬送模擬装置を通過さ
せた印刷版は約12,000枚しか印刷できなかった。
すなわち、自動搬送模擬装置を通過させることにより印
刷可能枚数が大幅に低下した。
微粒子−1を除いた以外は実施例3と同様にして平版印
刷版材料−11を得た。この平版印刷版材料−11の感
光性画像形成層は連続相のみからなり、海島構造を有し
ていなかった。上記平版印刷版材料−11について実施
例3と同様にして2つの版を作製し評価を行ったとこ
ろ、いずれの版も良好な印刷物が得られたが、自動搬送
模擬装置を通過させなかった印刷版は約25,000枚
の印刷が可能であったのに対し、自動搬送模擬装置を通
過させた印刷版は約16,000枚しか印刷できなかっ
た。すなわち、自動搬送模擬装置を通過させることによ
り印刷可能枚数が大幅に低下した。
下記である。
認められず、自動搬送システムに適用可能 ×:自動搬送による印刷可能枚数の低下が認められ自動
搬送システムに適用不可
ことにより工程の自動化を容易にし、自動搬送した場合
にも十分な耐刷力を有する平版印刷版が得られる平版印
刷版材料が提供される。
の概略縦断面図である。
Claims (10)
- 【請求項1】 支持体上に少なくとも1層の親水性層及
び少なくとも1層の画像形成層を有する平版印刷版材料
において、該支持体が引張弾性率(JISK7113)
が300kgf/mm2以上1500kgf/mm2以下
で、かつ有機高分子重合体から主としてなり、該画像形
成層の少なくとも1層が連続相と不連続相からなる海島
構造を有することを特徴とする平版印刷版材料。 - 【請求項2】 支持体上に少なくとも1層の親水性層及
び少なくとも1層の画像形成層をこの順に有することを
特徴とする請求項1記載の平版印刷版材料。 - 【請求項3】 不連続相が有機高分子重合体であること
を特徴とする請求項1又は2記載の平版印刷版材料。 - 【請求項4】 不連続相がエチレン性不飽和結合を有す
る化合物の重合により得られた有機高分子重合体である
ことを特徴とする請求項3記載の平版印刷版材料。 - 【請求項5】 画像形成層が感光層又は感熱層であるこ
とを特徴とする請求項1〜4のいずれか1項に記載の平
版印刷版材料。 - 【請求項6】 感光層の感光体又は感熱層の感熱体が有
機化合物であることを特徴とする請求項5記載の平版印
刷版材料。 - 【請求項7】 支持体上に親水性画像形成層を有する平
版印刷版材料において、該支持体が引張弾性率(JIS
K7113)が300kgf/mm2以上1500k
gf/mm2以下で、かつ有機高分子重合体からなり、
該親水性画像形成層が連続相と不連続相からなる海島構
造を有することを特徴とする平版印刷版材料。 - 【請求項8】 不連続相がエチレン性不飽和結合を有す
る化合物の重合により得られた有機高分子重合体である
ことを特徴とする請求項7記載の平版印刷版材料。 - 【請求項9】 不連続相が三次元架橋された有機溶剤不
溶の有機高分子重合体であることを特徴とする請求項8
記載の平版印刷版材料。 - 【請求項10】 親水性画像形成層が有機化合物の感光
体又は有機化合物の感熱体を含有することを特徴とする
請求項7、8又は9記載の平版印刷版材料。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33576298A JP2000158838A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 平版印刷版材料 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP33576298A JP2000158838A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 平版印刷版材料 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000158838A true JP2000158838A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18292183
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP33576298A Pending JP2000158838A (ja) | 1998-11-26 | 1998-11-26 | 平版印刷版材料 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000158838A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP7187077B1 (ja) * | 2021-12-06 | 2022-12-12 | 株式会社ヒューテック | 印刷濃淡検査装置および加水制御方法 |
-
1998
- 1998-11-26 JP JP33576298A patent/JP2000158838A/ja active Pending
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Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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JP7187077B1 (ja) * | 2021-12-06 | 2022-12-12 | 株式会社ヒューテック | 印刷濃淡検査装置および加水制御方法 |
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