JP2000158436A - ワイヤソーマシンのアキュームレータ - Google Patents

ワイヤソーマシンのアキュームレータ

Info

Publication number
JP2000158436A
JP2000158436A JP33970898A JP33970898A JP2000158436A JP 2000158436 A JP2000158436 A JP 2000158436A JP 33970898 A JP33970898 A JP 33970898A JP 33970898 A JP33970898 A JP 33970898A JP 2000158436 A JP2000158436 A JP 2000158436A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
winding
saw machine
accumulator
cutting
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP33970898A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3068069B2 (ja
Inventor
Hironobu Suganami
宏順 菅波
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
IWAKI KIKAI SEKKEI JIMUSHO KK
Original Assignee
IWAKI KIKAI SEKKEI JIMUSHO KK
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by IWAKI KIKAI SEKKEI JIMUSHO KK filed Critical IWAKI KIKAI SEKKEI JIMUSHO KK
Priority to JP33970898A priority Critical patent/JP3068069B2/ja
Publication of JP2000158436A publication Critical patent/JP2000158436A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3068069B2 publication Critical patent/JP3068069B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Classifications

    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B23MACHINE TOOLS; METAL-WORKING NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23DPLANING; SLOTTING; SHEARING; BROACHING; SAWING; FILING; SCRAPING; LIKE OPERATIONS FOR WORKING METAL BY REMOVING MATERIAL, NOT OTHERWISE PROVIDED FOR
    • B23D57/00Sawing machines or sawing devices not covered by one of the preceding groups B23D45/00 - B23D55/00
    • B23D57/003Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts
    • B23D57/0053Sawing machines or sawing devices working with saw wires, characterised only by constructional features of particular parts of drives for saw wires; of wheel mountings; of wheels
    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B65CONVEYING; PACKING; STORING; HANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL
    • B65HHANDLING THIN OR FILAMENTARY MATERIAL, e.g. SHEETS, WEBS, CABLES
    • B65H51/00Forwarding filamentary material
    • B65H51/20Devices for temporarily storing filamentary material during forwarding, e.g. for buffer storage
    • B65H51/22Reels or cages, e.g. cylindrical, with storing and forwarding surfaces provided by rollers or bars

Landscapes

  • Engineering & Computer Science (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
  • Textile Engineering (AREA)
  • Processing Of Stones Or Stones Resemblance Materials (AREA)
  • Finish Polishing, Edge Sharpening, And Grinding By Specific Grinding Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】往復動するワイヤを一時溜め置くアキュームレ
ータを張力の発生し難い構造とすると共に簡易な構造と
することにより、ワイヤの切断事故を防止して効率的な
ワイヤの使用を可能とし、かつ部品点数を減らして故障
の発生率を低下させる。 【解決手段】多溝ローラ22間に張設されたワイヤWが
往復動して対象物を切断する切断部2の前後段にそれぞ
れ配置され、往復動するワイヤWを一時蓄え置くアキュ
ームレータ3、5と、該一方側のアキュームレータ3へ
間欠的に新規ワイヤを供給するワイヤ供給部1と、該他
方側のアキュームレータ5から間欠的に廃棄ワイヤを巻
取るワイヤ巻取部4と、からなるワイヤソーマシンにお
いて、前記各アキュームレータを巻回機構3、5で構成
し、該巻回機構3、5にワイヤWを巻回させて交互に巻
取り及び巻解きを行うことによりワイヤWを一時蓄え置
くようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、金属、石、ガラス、
セラミック、等(以下「石材等」)の固い物質をワイヤ
(ワイヤソー)により適宜の厚さに切断するためのワイ
ヤソーマシンに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、小さい塊の石材等の固い物質を切
るのであればダイヤモンド等を付着させた回転刃で切る
こともできるが、容積の大きな大型塊の石材等を切るの
は、回転刃では困難であった。また、このような石材等
から薄い板厚でスライスすることは回転刃では精度維持
が難しく、また多数枚をスライスする場合には作業効率
が悪かった。
【0003】そこで、この様な要請に対しては従来か
ら、ヤスリ状にしたワイヤ(ワイヤソー)を往復動させ
て切断するワイヤソーマシンが用いられていた。切断刃
として用いるワイヤは切断機能を有する限り使用するた
め、消耗寸前まで数回の往復動(通常5〜10往復)を
させるものであった。この往復運動は、ワイヤが移動す
る切断部の前後段にアキュームレータと称するワイヤの
一時蓄え置く機構を配置し、ここから繰り込み・繰り出
しを行うことにより実行されている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、かかるワイヤ
ソーマシンは、消耗寸前まで可能な限りワイヤを使用す
る設定であるため、ワイヤ切れが一つ問題となってい
た。例えば、特開平2−30490号に示すアキューム
レータは、上下に配置した多数のローラ間に交互にワイ
ヤを引っかけ、このローラの間隔をクランク機構により
拡張収縮させることによりワイヤを引っ張って所定長さ
の蓄え置きを行うものであるが、この構成ではワイヤへ
の張力の変化が激しくなって多くのストレスが掛かるた
め、往復動を繰り返してワイヤの消耗度が増すに連れ
て、ワイヤ切れが頻発する可能性が高くなる恐れがあっ
た、これを避けるためには往復使用を少なくする方法が
あるが、使用ワイヤの距離数が増え、コスト上昇となっ
ていた。
【0005】
【目的】そこで、本願発明は上記問題点に鑑みてなされ
たもので、往復動するワイヤを一時溜め置くアキューム
レータを張力の発生し難い構造とすると共に簡易な構造
とすることにより、ワイヤの切断事故を防止して効率的
なワイヤの使用を可能とし、かつ部品点数を減らして故
障の発生率を低下させ、ひいてはコストの低減を図るこ
とを目的としたワイヤソーマシンを提供するものであ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、本願発明は次のように構成している。すなわち、多
溝ローラ(22)間に張設されたワイヤWが往復動して
対象物を切断する切断部(2)と、該切断部(2)の前
後段にそれぞれ配置され、往復動するワイヤWを一時蓄
え置くアキュームレータ(3、5)と、該一方側のアキ
ュームレータ(3)へ間欠的に新規ワイヤを供給するワ
イヤ供給部(1)と、該他方側のアキュームレータ
(5)から間欠的に廃棄ワイヤを巻取るワイヤ巻取部
(4)と、からなるワイヤソーマシンにおいて、前記各
アキュームレータを巻回機構(3、5)で構成し、該巻
回機構(3、5)にワイヤWを巻回させて交互に巻取り
及び巻解きを行うことによりワイヤWを一時蓄え置くよ
うにした。
【0007】上記2つの巻回機構(3、5)の構成にお
いては、互いを連繋し、一方側の回転力を他方側に伝達
させて共に回転するように構成してもよく、また、巻回
機構(3、5)にワイヤWを互いに反対方向に巻回させ
て、同方向に回転させた構成としてもよく、さらには、
2つの巻回機構(3、5)を軸連結させてもよい。
【0008】巻回機構(3、5)の具体的構成として
は、円筒状ドラム、円盤状プーリ、円筒状ボビン、又は
円周配置のガイドリング、の何れかから構成することが
好ましい。
【0009】さらに加えて、アキュームレータ(3、
5)と切断部(2)との間に、ワイヤWの張力を安定さ
せる懸垂ウエイト(G1、G2)を設けたことを特徴と
する。
【0010】
【実施の形態】次に、本願発明の実施形態例について、
図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施形態のワ
イヤソーマシンの基本的構成の概略を示す構成図であ
る。
【0011】このワイヤソーマシンは、新規のワイヤW
を供給するワイヤ供給部1と石材等Sを切断する切断部
2との間に、円盤状の巻回機構3を設けている。また、
廃棄するワイヤWを巻取るワイヤ巻取部4と切断部2と
の間にも、上記と同様な構成の巻回機構5を設けてい
る。
【0012】かかる巻回機構3及び巻回機構5は、円盤
状の基盤30、50の側面に、その周縁に沿ってワイヤ
Wを引っ掛けるための8個のガイドリング31、・・
・、51、・・・を植設状に配設することにより構成し
ている。このガイドリング31、51の円盤に対する植
設位置は、必要ワイヤ量がおおよそ一回転で巻付けられ
る程度の周回半径に沿っている。
【0013】また、巻回機構3と巻回機構5とは連結杆
6により軸連結しており、同方向に同期回転するように
構成している。ワイヤ供給部1は、新規のワイヤWが所
定量巻回された供給ボビン10と、これを間欠回転させ
るための駆動モータM2とから構成している。
【0014】また、ワイヤ巻取部4は、廃棄のためのワ
イヤWを適宜巻取るための巻取ボビン40と、これを間
欠回転させるための駆動モータM3とから構成してい
る。さらに、巻回機構3と切断部2との間、及び切断部
2と巻回機構5との間のワイヤ走行路の適宜の位置に
は、複数個のガイドプーリー7、7、7、・・を、それ
ぞれ配設してワイヤWの走行性確保と走行方向変換を行
うようにしている。
【0015】駆動モータM1は、切断部2においてワイ
ヤWを往復動の走行移動をさせるための駆動手段であ
り、適宜正逆回転が可能となるように構成している。そ
して、この出力軸24は、回転駆動ローラ20に連結
し、タイミングベルト21を介して、正三角柱の角部位
置に平行配置された3個の多溝ローラ22a、22b、
22cの回転軸23a、23b、23cに回転駆動力を
伝達している。
【0016】多溝ローラ22の側周面には、所定間隔で
一周回の溝が形成されており、この溝に係合させてワイ
ヤWを所定間隔で巻回させている。多溝ローラ22にお
けるワイヤWの巻回数、および巻回間隔は、石材等Sの
所望仕様の厚さと枚数により適宜に設定される。
【0017】なお、この切断部2の構成自体は、従来か
ら公知のワイヤソーマシンと同様であるため細部の詳細
な説明は省略する。
【0018】
【実施形態の作用】次に、以上のように構成したワイヤ
ソーマシンの動作について説明をする。このワイヤソー
マシンは、従来と同様、切断対象物である石材等Sをワ
ーク台Tに載置固定して切断部2を昇降移動させること
で、往復動するワイヤWと当圧させて切断するものであ
る。
【0019】なおここでは、ワイヤ供給部1側からワイ
ヤ巻取部4側へのワイヤWの走行方向をX方向、ワイヤ
巻取部4側からワイヤ供給部1側へのワイヤWの走行方
向をY方向、として以下の説明に用いる。
【0020】駆動モータM1の正逆切替による駆動回転
力は、出力軸24、回転駆動ローラ20、タイミングベ
ルト21、回転軸23a、23b、23cを経て、切断
部2の各多溝ローラ22a、22b、22cに伝達さ
れ、ワイヤWが往復動するものである。本実施形態例で
は、切断部2において長さ10m分のワイヤWが10往
復動するように設定しており、その過程で1往復毎に1
mづつ新規なワイヤWと入れ替わるように設定したもの
である。
【0021】また巻回機構3におけるワイヤWの巻回方
向は、ワイヤ供給部1から見て中心を通って右回転方向
(R)であり、巻回機構5におけるワイヤWの巻回方向
は、ワイヤ巻取部4から見て中心を通って左回転方向
(L)である。
【0022】かかる設定におけるワイヤWの繰り出し手
順は、先ず、巻回機構3には一周回で約9mのワイヤW
が巻回されている。この状態で、切断部2の多溝ローラ
22の回転駆動によるワイヤWをX方向へ走行させる
と、これに従ってワイヤWが引っ張られて基盤30はR
方向へ回転させられ、さらにこれに加えて駆動モータM
2が起動して供給ボビン10から新規なワイヤWが1m
だけ供給される。これにより、10mのワイヤWがX方
向へ移動することになる。このX方向への走行は、巻回
機構3の回転に連繋して、同軸同方向回転に設定された
巻回機構5も右回転(矢印R)することになる。この巻
回機構5の右回転(矢印R)は、ワイヤWを巻取る方向
の回転であるため、切断部2を走行して石材等Sの切断
作業に寄与したワイヤWを、10m分を巻取ることにな
る。ここで巻回機構5の1周回は9m分であるため、余
った1m分は間欠的に起動させる駆動モータM3の起動
により、一番端部の1m分が巻取ボビン40へ巻とられ
ることになる。
【0023】次に、駆動モータM1の切替によって多溝
ローラ22を逆回転させると、ワイヤWはY方向に走行
移動し、これに引っ張られて基盤50はL方向へ約1回
転し、9m分のワイヤWがY方向へ移動することにな
る。このY方向への走行は、巻回機構5と連繋した巻回
機構3を左回転(矢印L)させることになる。この巻回
機構3の左回転(矢印L)は、ワイヤWを巻取る方向の
回転であるため、再び切断部2を走行して石材等Sの切
断作業に寄与したワイヤWは、9m分を巻取ることにな
る。
【0024】ここで巻回機構3の1周回は9m分である
ため、今度再びX方向へワイヤWを繰り出すときは、上
述したように間欠的に起動する駆動モータM1の起動に
より、一番端部に1m分の新規なワイヤWが追加される
ことになる。
【0025】このような動作を繰り返すことにより、巻
回機構3は、往路(X方向移動)においてはワイヤ供給
部1からの新規ワイヤWの1mを加えて10m分を切断
部2に供給し、復路(Y方向移動)においては1m分を
巻回機構5の残して9m分を巻取るものである。
【0026】一方、巻回機構5は、往路において10m
分を巻取り、復路においては1m分を残して9m分を巻
解いて切断部2へ供給し、次の往路移動で余る1m分を
ワイヤ巻取部4に巻取るようにしたものである。
【0027】なお、かかる右左回転方向に従動回転する
巻回機構3、5と同期させて、ワイヤ供給部1の駆動モ
ータM2、及びワイヤ巻取部4の駆動モータM3は、間
欠的に起動するように設定している。この間欠駆動のタ
イミングは、後述の錘G1、G2にセンサー(図示省
略。)を取り付けることより行ってもよく、または巻回
機構3、5の基盤30などの適宜の位置に取り付けるよ
うにしてもよい。
【0028】また、本実施例の巻回機構3、5は、それ
独自の回転駆動機構を有するものではなく、一方側を切
断部2の回転駆動ローラ20の回転によるワイヤWの張
力によって回転させ、これと同軸に連結された巻回機構
5、3を従動回転させるものである。
【0029】次に、必要により設置されるものである巻
回機構3、5と切断部2の間に配置された、錘G1、G
2について説明をする。このワイヤソーマシンは前記し
たようにワイヤWが石材等Sを往復動することにより切
断するものであるため、例えばワイヤWが切断部2でY
方向に戻ろうとするとき、切断部2からワイヤ供給部1
側のワイヤWは、張力が少なく弛みがでる可能性があ
る。この弛みは次にワイヤWが反対方向のX方向に走行
するときに、瞬間的な引っ張り力(衝撃力)として加わ
るため、ワイヤWに大きな負担をかけることとなる。そ
こで常に一定の力をワイヤWに加えて弛みをなくす目的
で、錘G1、G2を設けたものである。
【0030】また、この錘G1、G2は、ワイヤWの往
復動にしたがって上下するため、これにセンサー(図示
省略。)を取り付け、こんセンサーの情報を基にして、
前記の駆動モータM2、M3、を間欠的に駆動させるよ
うにしてもよい。
【0031】
【他の実施形態の可能性】図1に示す上記実施形態のワ
イヤソーマシンでは、ワイヤWが10m進行した後、9
m戻ると説明したが、これに拘束されるものではなく、
切断する石材等Sの硬さ、ワイヤWの性質等の違いによ
り往復走行させる長さや戻す長さを適宜に設定すること
は可能である。
【0032】また、本実施例では駆動モータM1から切
断部2までの回転力の伝達はタイミングベルトを使用し
ているが、他にチェーンやギヤ等を用いても良い。さら
に、巻回機構3、5を連結杆6で連結して、同軸同期回
転するように構成しているが、この連結杆6を用いず各
種ギアの組合せにより行うようにしてもよく、また同方
向回転でなくギア等で逆回転に設定した場合には、巻回
機構へのワイヤの巻回方向は同方向でもよい。
【0033】さらにまた、コストが許すならば両巻回機
構3、5に、独自の回動駆動機構を取り付けるようにし
ても良く、加えて、巻回回数は1周回に限らず複数回の
巻回数としてもよい。
【0034】なお、巻回機構3、5は図示する円盤状に
限定するものではなく、本願発明の目的に照らして、回
転体の回転にしたがってその外周囲又はその近傍に巻付
け巻解き可能な構造、例えば、円筒状ドラム、円盤状プ
ーリ、円筒状ボビン、又は円周配置のガイドリング、等
であればよい。
【0035】
【発明の効果】本願発明は、以上のように構成している
ため、簡易な構成とすることにより、故障の発生率を低
下させ、かつ保守を容易とすると共に、ワイヤ切れの事
故の発生を著しく低減させる効果があり、その産業上の
効果は大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のワイヤソーマシンの基本的構成
を示す概略構成図である。
【符号の説明】
1 ワイヤ供給部 10 供給ボビン 2 切断部 20 回転駆動ローラ 21 タイミングベルト 22 多溝ローラ 23 回転軸(多溝ローラの〜) 24 出力軸(モータM1の〜) 3 巻回機構 30 基盤 31 ガイドリング 4 ワイヤ巻取部 40 巻取ボビン 5 巻回機構 50 基盤 51 ガイドリング 6 連結杆 7 ガイドプーリ W ワイヤ S 石材等 T ワーク台 M1、M2、M3・・駆動モータ G1、G2・・錘 矢印X ワイヤ供給部1側からワイヤ巻取部4側への移
動 矢印Y ワイヤ巻取部4側からワイヤ供給部1側への移
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成12年2月21日(2000.2.2
1)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】 ワイヤソーマシンのアキ
ュームレータ
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本願発明は、金属、石、ガラス、
セラミック、等(以下「石材等」)の固い物質を往復走
行するワイヤにより適宜の厚さに切断するワイヤソーマ
シンに用いるアキュームレータに関する。
【0002】
【従来の技術】通常、小さい塊の石材等の固い物質を切
るのであればダイヤモンド等を付着させた回転刃で切る
こともできるが、容積の大きな大型塊の石材等を切るの
は、回転刃では困難であった。また、このような石材等
から薄い板厚でスライスすることは回転刃では精度維持
が難しく、また多数枚をスライスする場合には作業効率
が悪かった。
【0003】そこで、この様な要請に対しては従来か
ら、ヤスリ状にしたワイヤを往復動(「往復走行」)
せて切断するワイヤソーマシンが用いられていた。
常、これらワイヤソーマシンの切断刃として用いるワイ
ヤは、切断機能を有する限り有効に使用するため、消耗
寸前まで数回の往復走行(通常5〜10往復)をさせる
ものであった。この往復走行は、ワイヤが移動する切断
部の前後段にアキュームレータと称するワイヤの一時蓄
え置く機構を配置し、ここから繰り込み・繰り出しを行
うことにより実行されている。かかる構成の従来例とし
ては、例えば、特開平2−30490号に示すアキュー
ムレータがある。これは、上下に配置した多数のローラ
間に交互にワイヤを引っかけ、このローラの間隔をクラ
ンク機構により拡張収縮させることによりワイヤを引っ
張って所定長さの量を一時溜め置く機構のものであっ
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このようなワ
イヤソーマシンには、ワイヤ切れが一つ問題となってい
た。すなわち、上記機構では、往復走行のための走行方
向反転時やローラ間隔の広拡時にワイヤへ過剰の張力が
掛かりこれが多くのストレスとなっていたかかる状態
での往復走行を繰り返すと、ワイヤの消耗度が増し、ワ
イヤ切れの原因いとなっていたからである。これを避け
るためには往復回数を少なくすればよいが、これではワ
イヤの有効利用が図れず、ワイヤ使用量が増えてコスト
上昇を招く。
【0005】
【目的】そこで、本願発明は上記問題点に鑑みてなされ
たもので、往復走行するワイヤを一時溜め置くアキュー
ムレータを過剰な張力の発生し難い構造とすると共に簡
易な構造とすることにより、ワイヤの切断事故を防止し
て効率的なワイヤの使用を可能とし、かつ部品点数を減
らして故障の発生率を低下させ、ひいてはコストの低減
を図ることを目的としたワイヤソーマシンのアキューム
レータを提供するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するた
め、多溝ローラ(22)間に張設されたワイヤWが往復
走行して対象物を切断する切断部(2)と、該切断部
(2)の前後段にそれぞれ配置され、往復走行するワ
イヤWを一時蓄え置くアキュームレータ(3、5)と、
該一方側のアキュームレータ(3)へ間欠的に新規ワイ
ヤを供給するワイヤ供給部(1)と、該他方側のアキュ
ームレータ(5)から間欠的に廃棄ワイヤを巻取るワイ
ヤ巻取部(4)と、からなるワイヤソーマシンの上記ア
キュームレータにおいて、本願発明は、前記各アキュー
ムレータを従動回転可能に、かつ互いに回転力伝達可能
に連繋させた巻回機構(3、5)で構成し、この各巻回
機構(3、5)にワイヤWを互いに反対方向に巻回させ
て両巻回機構(3、5)を同方向へ回転させることよ
り、巻取りと巻解きとを同時に行うようにしたことを特
徴としている。
【0007】また、上記2つの巻回機構(3、5)は、
同軸上に配置してものよく。この巻回機構(3、5)の
具体的構成としては、円筒状ドラム、円盤状プーリ、円
筒状ボビン、又は円周配置のガイドリング、の何れかか
ら構成することが好ましい。さらに、巻回機構(3、
5)と切断部(2)との間に、ワイヤWの張力を安定さ
せる懸垂ウエイト(G1、G2)を設けようにしてもよ
い。
【0008】
【実施の形態】次に、本願発明の実施形態例について、
図面に基づき詳細に説明する。図1は、本実施形態のワ
イヤソーマシンの基本的構成の概略を示す構成図であ
る。このワイヤソーマシンは、新規のワイヤWを供給す
るワイヤ供給部1と石材等Sを切断する切断部2との間
に、円盤状の巻回機構3を設けている。また、廃棄する
ワイヤWを巻取るワイヤ巻取部4と切断部2との間に
も、上記と同様な構成の巻回機構5を設けている。かか
る巻回機構3及び巻回機構5は、円盤状の基盤30、5
0の側面に、その周縁に沿ってワイヤWを引っ掛けるた
めの8個のガイドリング31、・・・、51、・・・を
植設状に配設することにより構成している。このガイド
リング31、51の円盤に対する植設位置は、必要ワイ
ヤ量がおおよそ一回転で巻付けられる程度の周回半径に
沿っている。また、巻回機構3と巻回機構5とは連結杆
6により軸連結しており、同方向に同期回転するように
構成している。
【0009】ワイヤ供給部1は、新規のワイヤWが所定
量巻回された供給ボビン10と、これを間欠回転させる
ための駆動モータM2とから構成している。また、ワイ
ヤ巻取部4は、廃棄のためのワイヤWを適宜巻取るため
の巻取ボビン40と、これを間欠回転させるための駆動
モータM3とから構成している。
【0010】さらに、巻回機構3と切断部2との間、及
び切断部2と巻回機構5との間のワイヤ走行路の適宜の
位置には、複数個のガイドプーリー7、7、7、・・
を、それぞれ配設してワイヤWの走行性確保と走行方向
変換を行うようにしている。
【0011】駆動モータM1は、切断部2においてワイ
ヤWを往復動の走行移動(これを「往復走行」と称す
る。)をさせるための駆動手段であり、適宜正逆回転が
可能となるように構成している。そして、この出力軸2
4は、回転駆動ローラ20に連結し、タイミングベルト
21を介して、正三角柱の角部位置に平行配置された3
個の多溝ローラ22a、22b、22cの回転軸23
a、23b、23cに回転駆動力を伝達している。
【0012】多溝ローラ22の側周面には、所定間隔で
一周回の溝が形成されており、この溝に係合させてワイ
ヤWを所定間隔で巻回させている。多溝ローラ22にお
けるワイヤWの巻回数、および巻回間隔は、石材等Sの
所望仕様の厚さと枚数により適宜に設定される。なお、
この切断部2の構成自体は、従来から公知のワイヤソー
マシンと同様であるため細部の詳細な説明は省略する。
【0013】
【実施形態の作用】次に、以上のように構成したワイヤ
ソーマシンの動作について説明をする。このワイヤソー
マシンは、従来と同様、切断対象物である石材等Sをワ
ーク台Tに載置固定して切断部2を昇降移動させること
で、往復走行するワイヤWと当圧させて切断するもので
ある。なおここでは、ワイヤ供給部1側からワイヤ巻取
部4側へのワイヤWの走行方向をX方向、ワイヤ巻取部
4側からワイヤ供給部1側へのワイヤWの走行方向をY
方向、として以下の説明に用いる。
【0014】駆動モータM1の正逆切替による駆動回転
力は、出力軸24、回転駆動ローラ20、タイミングベ
ルト21、回転軸23a、23b、23cを経て、切断
部2の各多溝ローラ22a、22b、22cに伝達さ
れ、ワイヤWが往復走行するものである。本実施形態例
では、切断部2において長さ10m分のワイヤWが10
往復するように設定しており、その過程で1往復毎に1
mづつ新規なワイヤWと入れ替わるように設定したもの
である。
【0015】また巻回機構3におけるワイヤWの巻回方
向は、ワイヤ供給部1から見て中心を通って右回転方向
(R)であり、巻回機構5におけるワイヤWの巻回方向
は、ワイヤ巻取部4から見て中心を通って左回転方向
(L)である。
【0016】かかる設定におけるワイヤWの繰り出し手
順は、先ず、巻回機構3には一周回で約9mのワイヤW
が巻回されている。この状態で、切断部2の多溝ローラ
22の回転駆動によるワイヤWをX方向へ走行させる
と、これに従ってワイヤWが引っ張られて基盤30はR
方向へ回転させられ、さらにこれに加えて駆動モータM
2が起動して供給ボビン10から新規なワイヤWが1m
だけ供給される。これにより、10mのワイヤWがX方
向へ移動することになる。このX方向への走行は、巻回
機構3の回転に連繋して、同軸同方向回転に設定された
巻回機構5も右回転(矢印R)することになる。この巻
回機構5の右回転(矢印R)は、ワイヤWを巻取る方向
の回転であるため、切断部2を走行して石材等Sの切断
作業に寄与したワイヤWを、10m分を巻取ることにな
る。ここで巻回機構5の1周回は9m分であるため、余
った1m分は間欠的に起動させる駆動モータM3の起動
により、一番端部の1m分が巻取ボビン40へ巻とられ
ることになる。
【0017】次に、駆動モータM1の切替によって多溝
ローラ22を逆回転させると、ワイヤWはY方向に走行
移動し、これに引っ張られて基盤50はL方向へ約1回
転し、9m分のワイヤWがY方向へ移動することにな
る。このY方向への走行は、巻回機構5と連繋した巻回
機構3を左回転(矢印L)させることになる。この巻回
機構3の左回転(矢印L)は、ワイヤWを巻取る方向の
回転であるため、再び切断部2を走行して石材等Sの切
断作業に寄与したワイヤWは、9m分を巻取ることにな
る。ここで巻回機構3の1周回は9m分であるため、今
度再びX方向へワイヤWを繰り出すときは、上述したよ
うに間欠的に起動する駆動モータM1の起動により、一
番端部に1m分の新規なワイヤWが追加されることにな
る。
【0018】このような動作を繰り返すことにより、巻
回機構3は、往路(X方向移動)においてはワイヤ供給
部1からの新規ワイヤWの1mを加えて10m分を切断
部2に供給し、復路(Y方向移動)においては1m分を
巻回機構5の残して9m分を巻取るものである。
【0019】一方、巻回機構5は、往路において10m
分を巻取り、復路においては1m分を残して9m分を巻
解いて切断部2へ供給し、次の往路移動で余る1m分を
ワイヤ巻取部4に巻取るようにしたものである。
【0020】なお、かかる右左回転方向に従動回転する
巻回機構3、5と同期させて、ワイヤ供給部1の駆動モ
ータM2、及びワイヤ巻取部4の駆動モータM3は、間
欠的に起動するように設定している。この間欠駆動のタ
イミングは、後述の錘G1、G2にセンサー(図示省
略。)を取り付けることより行ってもよく、または巻回
機構3、5の基盤30などの適宜の位置に取り付けるよ
うにしてもよい。
【0021】また、本実施例の巻回機構3、5は、それ
独自の回転駆動機構を有するものではなく、一方側を切
断部2の回転駆動ローラ20の回転によるワイヤWの張
力によって回転させ、これと同軸に連結された巻回機構
5、3を従動回転させるものである。
【0022】次に、必要により設置されるものである巻
回機構3、5と切断部2の間に配置された、錘G1、G
2について説明をする。このワイヤソーマシンは前記し
たようにワイヤWが石材等Sを往復走行することにより
切断するものであるため、例えばワイヤWが切断部2で
Y方向に戻ろうとするとき、切断部2からワイヤ供給部
1側のワイヤWは、張力が少なく弛みがでる可能性があ
る。この弛みは次にワイヤWが反対方向のX方向に走行
するときに、瞬間的な引っ張り力(衝撃力)として加わ
るため、ワイヤWに大きな負担をかけることとなる。そ
こで常に一定の力をワイヤWに加えて弛みをなくす目的
で、錘G1、G2を設けたものである。また、この錘G
1、G2は、ワイヤWの往復走行にしたがって上下する
ため、これにセンサー(図示省略。)を取り付け、こん
センサーの情報を基にして、前記の駆動モータM2、M
3、を間欠的に駆動させるようにしてもよい。
【0023】
【他の実施形態の可能性】図1に示す上記実施形態のワ
イヤソーマシンでは、ワイヤWが10m進行した後、9
m戻ると説明したが、これに拘束されるものではなく、
切断する石材等Sの硬さ、ワイヤWの性質等の違いによ
り往復走行させる長さや戻す長さを適宜に設定すること
は可能である。また、本実施例では駆動モータM1から
切断部2までの回転力の伝達はタイミングベルトを使用
しているが、他にチェーンやギヤ等を用いても良い。
【0024】さらに、巻回機構3、5を連結杆6で連結
して、同軸同期回転するように構成しているが、この連
結杆6を用いず各種ギアの組合せにより行うようにして
もよく、また同方向回転でなくギア等で逆回転に設定し
た場合には、巻回機構へのワイヤの巻回方向は同方向で
もよい。
【0025】さらにまた、コストが許すならば両巻回機
構3、5に、独自の回動駆動機構を取り付けるようにし
ても良く、加えて、巻回回数は1周回に限らず複数回の
巻回数としてもよい。
【0026】なお、巻回機構3、5は図示する円盤状に
限定するものではなく、本願発明の目的に照らして、回
転体の回転にしたがってその外周囲又はその近傍に巻付
け巻解き可能な構造、例えば、円筒状ドラム、円盤状プ
ーリ、円筒状ボビン、又は円周配置のガイドリング、等
であればよい。
【0027】
【発明の効果】本願発明は、以上のように構成している
ため、簡易な構成とすることにより、故障の発生率を低
下させ、かつ保守を容易とすると共に、ワイヤ切れの事
故の発生を著しく低減させる効果があり、その産業上の
効果は大きいものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態のワイヤソーマシンの基本的構成
を示す概略構成図である。
【符号の説明】 1 ワイヤ供給部 10 供給ボビン 2 切断部 20 回転駆動ローラ 21 タイミングベルト 22 多溝ローラ 23 回転軸(多溝ローラの〜) 24 出力軸(モータM1の〜) 3 巻回機構 30 基盤 31 ガイドリング 4 ワイヤ巻取部 40 巻取ボビン 5 巻回機構 50 基盤 51 ガイドリング 6 連結杆 7 ガイドプーリ W ワイヤ S 石材等 T ワーク台 M1、M2、M3・・駆動モータ G1、G2・・錘 矢印X ワイヤ供給部1側からワイヤ巻取部4側へ移動 矢印Y ワイヤ巻取部4側からワイヤ供給部1側へ移動

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 多溝ローラ(22)間に張設されたワイ
    ヤWが往復動して対象物を切断する切断部(2)と、 該切断部(2)の前後段にそれぞれ配置され、往復動す
    るワイヤWを一時蓄え置くアキュームレータ(3、5)
    と、 該一方側のアキュームレータ(3)へ間欠的に新規ワイ
    ヤを供給するワイヤ供給部(1)と、 該他方側のアキュームレータ(5)から間欠的に廃棄ワ
    イヤを巻取るワイヤ巻取部(4)と、 からなるワイヤソーマシンにおいて、 前記各アキュームレータを巻回機構(3、5)で構成
    し、該巻回機構(3、5)にワイヤWを巻回させて交互
    に巻取り及び巻解きを行うことによりワイヤWを一時蓄
    え置くようにしたことを特徴とするワイヤソーマシン。
  2. 【請求項2】 上記2つの巻回機構(3、5)どうしを
    連繋し、一方側の回転力を他方側に伝達させて共に回転
    するように構成したことを特徴とする請求項1記載のワ
    イヤソーマシン。
  3. 【請求項3】 上記2つの巻回機構(3、5)にワイヤ
    Wを互いに反対方向に巻回させて、同方向に回転させた
    構成としたことを特徴とする請求項1記載のワイヤソー
    マシン。
  4. 【請求項4】 2つの巻回機構(3、5)を軸連結させ
    たことを特徴とする請求項1、2、又は3記載のワイヤ
    ソーマシン。
  5. 【請求項5】 巻回機構(3、5)を、円筒状ドラム、
    円盤状プーリ、円筒状ボビン、又は円周配置のガイドリ
    ング、の何れかから構成したことを特徴とする請求項
    1、2、3、又は4記載のワイヤソーマシン。
  6. 【請求項6】 アキュームレータ(3、5)と切断部
    (2)との間に、ワイヤWの張力を安定させる懸垂ウエ
    イト(G1、G2)を設けたことを特徴とする請求項
    1、2、3、4、又は5記載のワイヤソーマシン。
JP33970898A 1998-11-30 1998-11-30 ワイヤソーマシンのアキュームレータ Expired - Lifetime JP3068069B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33970898A JP3068069B2 (ja) 1998-11-30 1998-11-30 ワイヤソーマシンのアキュームレータ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP33970898A JP3068069B2 (ja) 1998-11-30 1998-11-30 ワイヤソーマシンのアキュームレータ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000158436A true JP2000158436A (ja) 2000-06-13
JP3068069B2 JP3068069B2 (ja) 2000-07-24

Family

ID=18330063

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP33970898A Expired - Lifetime JP3068069B2 (ja) 1998-11-30 1998-11-30 ワイヤソーマシンのアキュームレータ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3068069B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2014087340A2 (en) 2012-12-04 2014-06-12 Meyer Burger Ag Wire management system
WO2017037825A1 (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 コマツNtc 株式会社 ワイヤソー、及び、ワイヤソーの駆動方法
EP4029670A1 (en) 2021-01-15 2022-07-20 Lapmaster Wolters GmbH Device and method for cutting a solid substrate

Cited By (15)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US10252357B2 (en) 2012-12-04 2019-04-09 Meyer Burger Ag Wire management system
JP2018065247A (ja) * 2012-12-04 2018-04-26 マイヤー ブルガー (スイッツァランド) アーゲー ワイヤソー及びワイヤソーによる材料の切断方法
CN104411434A (zh) * 2012-12-04 2015-03-11 梅耶博格公司 线材管理系统
CN104411434B (zh) * 2012-12-04 2016-11-16 梅耶博格公司 线材管理系统
TWI682820B (zh) * 2012-12-04 2020-01-21 瑞士商精密表面加工解決方案有限公司 線鋸及切割方法
WO2014087340A2 (en) 2012-12-04 2014-06-12 Meyer Burger Ag Wire management system
WO2014087340A3 (en) * 2012-12-04 2014-07-31 Meyer Burger Ag Wire management system
JPWO2017037825A1 (ja) * 2015-08-31 2018-06-14 コマツNtc株式会社 ワイヤソー、及び、ワイヤソーの駆動方法
CN107921603A (zh) * 2015-08-31 2018-04-17 小松Ntc株式会社 线状锯及线状锯的驱动方法
KR20180030637A (ko) * 2015-08-31 2018-03-23 코마츠 엔티씨 가부시끼가이샤 와이어 소, 및, 와이어 소의 구동 방법
KR101972327B1 (ko) 2015-08-31 2019-04-25 코마츠 엔티씨 가부시끼가이샤 와이어 소, 및, 와이어 소의 구동 방법
CN107921603B (zh) * 2015-08-31 2019-05-31 小松Ntc株式会社 线状锯及线状锯的驱动方法
WO2017037825A1 (ja) * 2015-08-31 2017-03-09 コマツNtc 株式会社 ワイヤソー、及び、ワイヤソーの駆動方法
EP4029670A1 (en) 2021-01-15 2022-07-20 Lapmaster Wolters GmbH Device and method for cutting a solid substrate
WO2022152606A1 (en) 2021-01-15 2022-07-21 Lapmaster Wolters Gmbh Device and method for cutting a solid substrate

Also Published As

Publication number Publication date
JP3068069B2 (ja) 2000-07-24

Similar Documents

Publication Publication Date Title
TWI682820B (zh) 線鋸及切割方法
US1393286A (en) Reeling-machine
KR880014167A (ko) 메리야스 환편기
KR920005595B1 (ko) 투렛식 권취기의 사 절환방법 및 장치
JP2000158436A (ja) ワイヤソーマシンのアキュームレータ
JP2007276029A (ja) ワイヤガイド装置
CN109624116A (zh) 线网摆动系统和多线切割设备
JP2013027959A (ja) ワイヤソー装置およびワーク切断方法、ウエハの製造方法
JP3710716B2 (ja) ワイヤソーマシンのアキュムレータ、及びこれを備えたワイヤソーマシン
JP2009061528A (ja) ワイヤーによる炭化珪素基板の製造方法および炭化珪素基板製造用ワイヤーソー装置
MXPA02008761A (es) Dispositivo para producir fibras de metal.
JP6514341B2 (ja) ワイヤソー、及び、ワイヤソーの駆動方法
CN103171925B (zh) 自动化多机构胶粘带分条机
JPH078516Y2 (ja) トラバーサを有するロープ巻取装置
JPH08229800A (ja) ワイヤソー装置
CN215433975U (zh) 一种新型纸张分切装置
CN103009496B (zh) 一种新型模面切粒装置
US2363161A (en) Variable speed mechanism
CN210793758U (zh) 一种可调节出丝半径的钢筋捆扎机
JP6954127B2 (ja) 帯状シート材の切断装置
JP2008006569A (ja) ツルーイング装置及びツルーイング方法
JP4481707B2 (ja) 半可塑性体の切断装置
JPS63169260A (ja) 多重鋼線式切断装置
KR200172716Y1 (ko) 자동가스절단기
SU665971A1 (ru) Устройство дл правки проволоки

Legal Events

Date Code Title Description
R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

S111 Request for change of ownership or part of ownership

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313113

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090519

Year of fee payment: 9

S533 Written request for registration of change of name

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R313533

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519

Year of fee payment: 10

R350 Written notification of registration of transfer

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R350

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100519

Year of fee payment: 10

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110519

Year of fee payment: 11

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120519

Year of fee payment: 12

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130519

Year of fee payment: 13

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140519

Year of fee payment: 14

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term