JP2000157934A - 風分級機 - Google Patents

風分級機

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JP2000157934A JP11338393A JP33839399A JP2000157934A JP 2000157934 A JP2000157934 A JP 2000157934A JP 11338393 A JP11338393 A JP 11338393A JP 33839399 A JP33839399 A JP 33839399A JP 2000157934 A JP2000157934 A JP 2000157934A
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    • B07SEPARATING SOLIDS FROM SOLIDS; SORTING
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    • B07B7/00Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents
    • B07B7/08Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force
    • B07B7/083Selective separation of solid materials carried by, or dispersed in, gas currents using centrifugal force generated by rotating vanes, discs, drums, or brushes

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  • Combined Means For Separation Of Solids (AREA)
  • Separation Of Gases By Adsorption (AREA)
  • Solid-Sorbent Or Filter-Aiding Compositions (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 1つのケーシング内で各分級物の極めて鮮明
な分離を可能にする。 【解決手段】 各分級機ロータ(5,9)が、その軸方
向の第1の端部において閉じられたカバー円板(16,
15)を有し、かつその軸方向の第2の端部において微
粒物若しくは中粒物の取り出し機構(14,13)を有
している。分級機ロータ(5,9)の両方の第1の端部
は端面が互いに向き合うように配置されていて、半径方
向の流動すき間を形成している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、請求項1の上位概
念に記載した、粒状物を3つの分級物に分級するための
風分級機に関する。
【0002】
【従来の技術】DE 41 12 018 A1から粒状物を少なくと
も3つの分級物に分級する分級機が公知であり、この分
級機は、鉛直に配置された1つのケーシング内に、複数
の分級機車を有しており、これらの分級機車は同心的に
互いに内外に組み込まれて、互いに間隔をおいて配置さ
れている。この分級機においては、分級機車を順次に通
って分級空気が流動し、各分級機車には固有の粒状物取
り出し部が所属せしめられている。別の構成において
は、分級機車はケーシング内で別個にかつ互いに無関係
に駆動可能に支承されている。このような分級機におい
ては、最大の直径を有する最も外側の分級機車における
第1の分級段において、第1の分級が行われ、その際微
粒分級物及び中粒分級物が粗粒分級物から分離される。
別の微粒分級物はそこではもっぱら第1の分級段から得
られた微粒分級物及び中粒分級物から得られる。したが
って粗粒分級物はただ1つの分級段を受けるに過ぎな
い。質的に高価値の粗粒物を得ようとすれば、粗粒物の
強度の分級が必要である。
【0003】普通は、微粒物のない、したがってダスト
のない、粗粒分級物を生ぜしめるためには、装入物若し
くは粗粒物の強度のほぼ完全な分級を可能にする分級機
が使用される。
【0004】DE 40 40 890 C1から公知の風分級機は、
装入物を最適な分級効率で少なくとも3つの、粒度分布
の異なる物質流に分割するのに役立つ。この分級機は同
心的に互いに内外に組み込まれた2つの分級機車を有し
ており、そのロータ羽根環は大きな軸方向の構造高さを
有している。この配置によって、装入物は長い距離にわ
たって分級領域内に滞在し、したがって充分にすべての
微粒物及び中粒物を分離することができる。しかしこの
場合においても別の微粒分級物は、もっぱら第1の分級
段から得られた微粒及び中粒の分級物から得られる。粗
粒物の第2の後分級は行われない。
【0005】EP 0 277 744 B1からは遠心力分級機が公
知であり、この遠心力分級機はほぼ直方体形のケーシン
グを有しており、このケーシング内に、複数の、別個に
駆動可能な分級機ロータが配置されていて、これらの分
級機ロータはそれぞれ1つの別個の分級空気微粒物出口
に接続されている。並列又は直列に互いに並んであるい
は互いに上下に配置されている複数の分級機ロータによ
って、同時に複数の粒度の分級物を生ぜしめることので
きる大きな出力の分級機が創出される。
【0006】この分級機においては、装入物は順次に複
数の分級機ロータに供給することができ、したがって粗
粒の分級物を繰り返し分級することが可能である。しか
しながら分級機ロータは比較的にわずかな相互間隔でか
つ常に互いに並んで配置されているので、分級機ロータ
は相互に干渉し合う。
【0007】このことは著しい欠点である。例えば各分
級機ロータは固有の別個の分級空気供給部を有しておら
ず、それぞれの個々の分級機ロータの分離境界を正確に
調整することが困難である。分級機ロータが同じ平面内
で立体的に配置されていること、及び間隔の詰まった構
造形式によって、1つの分級機車からはじかれて、半径
方向で外方に向かって強く跳ね飛ばされる粗粒物は不都
合にも隣接の分級機車内に侵入し、したがって飛散粒と
してこの分級機車の微粒分級物内に達することがある。
このことは本来はこの分級機車において調整されている
分離境界によって、あってはならないことである。この
構造によって微粒及び中粒の分級物は粗粒物(飛散粒)
を不都合にもかなりの割合で有している。
【0008】これらの欠点は、DE 39 24 826 A1に記載
されている分級機ロータが互いに間隔をおいて上下に配
置されている分級機を使用することによって、回避する
ことができる。このような分級機は粒状物を少なくとも
3つの分級物に分級するのに役立ち、微粒物、中粒物及
び粗粒物のための取り出し部を有するほぼ鉛直に配置さ
れたケーシングから成り、その際各分級機ロータは、分
級空気供給のための固有の導管と分級空気排出のための
固有の導管とを有している。
【0009】多段の分級で、それぞれ狭い粒度スペクト
ルを有している微粒物及び粗粒物を得るためには、つま
り個々の分級が極めて鮮明な分離をもって行われるよう
にするためには、普通は複数の分離された分級機械が使
用され、これらの分級機械は、1つのプロセス設備内
で、例えば管導管のような搬送装置によって、流動化さ
れた状態で、あるいはまた流動化されていない状態で、
プロセス工学的に互いに接続されている。これによっ
て、1つの分級機械から別の分級機械への搬送中に、分
級空気内で分級物の完全な改めての分散が行われる。こ
のことは次の分級段において分級物の完全な分級を行う
ための最適の前提を生ぜしめるために、必要なことでも
ある。
【0010】複数の分級段が1つの分級機ケーシング内
にまとめられている場合には、管導管内で分級物が分散
する可能性はない。そこで2つの分級段の間で分級物を
分散させるための別の解決策を実現しなければならな
い。DE 39 24 826 A1では、第1の分級段からその下方
の第2の分級段への移行範囲内において、移行範囲がホ
ッパ形に構成されているいことによって、分級物の転が
し及びほぐしが達成される。別の構成では、このホッパ
形の移行範囲内に、粒状物跳ね飛ばし羽根あるいは粒状
物跳ね飛ばし円板が取り付けられており、これによって
粒状物の塊がくだかれ、かつ又は粉砕される。
【0011】この移行範囲を大きな摩滅に対して保護す
るために、ケーシングの内壁面には大きな耐摩耗性を有
する衝突板が取り付けられている。しかしながら分級物
の所望のほぐしのほかに、粒状物の粒子がケーシング内
壁面に強く打ち当たることによって、特に別の粒状物粒
子がケーシング内壁面に打ち当たることに、ケーシング
内壁面からの粒状物粒子の搬出が不充分であるか、行わ
れないことが結び付くことによって、付着物の形成及び
塊の再形成も行われる。分級される粒状物が極めて敏感
で、微粒物だけが所望の分級物ではない場合、例えばト
ナーを生産する場合には、分級物の付加的な粉砕が分級
中に生じることは、望ましいことではない。
【0012】
【発明が解決しようとする課題】したがって本発明の課
題は、1つのケーシング内で各分級物の極めて鮮明な分
離を可能にするような、粒状物を3つの分級物に分級す
るための風分級機を創出することである。この場合生ず
る別の課題は、分級物が保護されること、特にそれ以上
の粉砕が回避され、分級物が両方の分級段の間で最適に
分散せしめられ、場合により存在する塊がほぐされ、分
散領域における摩滅が減少せしめられることによって、
鮮明な分離が行われるようにすることである。
【0013】
【課題を解決するための手段】本発明によれば、この課
題は最初に述べた形式の風分級機において、請求項1の
特徴によって解決される。
【0014】本発明の出発点となる分級機は、1つのケ
ーシング内で片側を支承されていてモータで駆動可能な
2つの羽根車型分級機ロータを有し、これらの羽根車型
分級機ロータはそれぞれ1つの接線方向分級空気供給部
を有しており、この分級空気供給部は各分級機ロータの
高さのところに配置されていて、不動の案内羽根環を有
しており、この案内羽根環は分級機ロータの円周から半
径方向の間隔をおいて配置されている。風分級機は、少
なくとも1つの分級物供給部と、微粒物、中粒物及び粗
粒物のための取り出し機構と、分級領域とを有し、この
分級領域を通って、分級物が分級機ロータの軸方向の延
びの方向に流動する。
【0015】両方の分級段の間の移行範囲内で、保護さ
れた分散が行われるようにするために、それらの軸方向
の第1の端部においてそれぞれ閉じられたカバー円板を
有し、かつそれらの軸方向の第2の端部においてそれぞ
れ部粒物若しくは中粒物の取り出し機構を有している分
級ロータが使用される。これらの分級ロータは共通のケ
ーシング内で次ぎのように、すなわち分級ロータの両方
の第1の端部の端面が互いに向き合って配置されている
ように、配置されている。この配置によって両方の分級
ロータの間に半径方向の流動すき間が形成され、この流
動すき間は分級ロータの立体的な配置によって、両方の
分級段の間の範囲内に位置することになる。
【0016】両方の分級段の間に自由な流動すき間が生
じ、この流動すき間は上方の回転壁と下方の回転壁とに
よって制限される。カバー円板の粗面性によって、接す
る空気層の壁面付着が生ずる。接する壁面は分級ロータ
のカバー円板を形成しており、カバー円板は回転するの
で、この回転は部分的に接している空気層に伝達され
る。生ずる遠心力によって、縁部に近い空気層は半径方
向で外方に向かって跳ね飛ばされる。これらの縁部に近
い空気層は流動すき間を出て、有利には分級物流に対し
て垂直の流動方向で、分級物流と交差する。分級物流と
交差するこの空気流は両方の分級段の間で分級物を渦運
動させ、分散させる。
【0017】この渦運動は、流動すき間の中央の半径方
向範囲内の、流動すき間の内方に向いた空気流によって
助長される。壁の近くで跳ね飛ばされて、流動すき間か
ら引き出された層空気量は、同じ大きさの空気量によっ
て補充しなければならない。このことは、層空気を分級
領域から流動すき間の中央の半径方向範囲内に吸い込む
ことによって行われる。この場合、有利には特に微細な
粒子も流動すき間内に搬送される。
【0018】流動すき間の高さのところで、流動すき間
の上方及び下方の半径方向範囲内の外方に向いた空気流
動及び流動すき間の中央の半径方向範囲内の内方に向い
た空気流動によって、流動すき間の高さのところで分級
領域内に回転する渦流が生じ、この渦流は分級物を空気
流動によって特に強力に分散させる。分級物が分散せし
められるために、そこの渦流によって両方の分級段の移
行範囲内における分級物の滞在時間も長くなる。
【0019】
【発明の実施の形態】分散を、分級物に関する特別な必
要に合わせて調節し適合させるために、必要な渦流を強
化させ、あるいは弱化させることができる。
【0020】このことは、流動すき間の軸方向の高さを
変化させることによって行うことができる。しかしこの
軸方向の高さは、分級される最大の粒子直径の少なくと
も5倍の値であるようにする。
【0021】流動すき間内への、半径方向で内方に向い
た方向での、微粒物粒子の可能な侵入深さを変化させる
ことは、流動すき間の最大の半径方向の深さを変化させ
ることによって行うことができる。
【0022】特に敏感な分級物が強力な分散を許容しな
い場合には、付加的な空気を流動すき間の半径方向で内
方の端部に供給することによって、渦流を減少させるこ
とができる。それは、付加的に供給される空気量によっ
て、わずかな空気が分散範囲の分級領域から内方に向か
って流動すき間内に吸い込まれるに過ぎないからであ
る。
【0023】本発明による風分級機において、迅速かつ
頻繁な生産切り替えを容易にするために、全体のケーシ
ング構造は特に接近容易に構成されており、このことは
分級機の容易で迅速な掃除を可能にする。例えば停止時
間ひいては経費が最低限になる。
【0024】したがって有利な実施形態では2つの分級
機ロータはそれぞれ独自の軸受け部及び又は駆動部を備
えている。単に1つの駆動部を使用する場合には、トル
クは両方の分級機ロータに伝動装置又はカップリングを
介して伝達される。最も簡単な場合には、両方の分級ロ
ータを同じ回転数で運転するために、分級機ロータはそ
れらの端面側のカバー円板において剛性的なカップリン
グによって結合されており、このカップリングは同時に
流動すき間の半径方向の深さを制限するために役立つ。
【0025】ケーシングは流動すき間の平面内で分割可
能なケーシングとして構成されている。両方のケーシン
グ半部は開き旋回可能に、あるいは軸方向にしゅう動可
能に、構成されており、その際これらの組み合わせも有
利であり、その場合一方のケーシング半部がまず軸方向
のしゅう動によって他方のケーシングから分離され、次
の段階で分離されたケーシング半部を開き旋回させるこ
とができる。旋回可能なかつ又はしゅう動可能な構成に
よって、分級機ロータ及びケーシング内部は検査及び掃
除のために容易に接近可能である。
【0026】風分級機を鉛直に配置する場合には、分級
物の装入は分級物供給部を介して上方から行われる。分
級物供給は本発明による風分級機においては、直接に中
央で上方から行うことができないので、分級物供給部は
円周範囲の1つの箇所において配置されている。分級機
ロータの円周に沿って一様に分級物を分配し得るように
するためには、分級物は既に分級領域内に入る前に円周
に沿って分配されていなければならない。このようにす
ることによってのみ、分級に負の影響を与える局所的な
分級物の集中を回避することができる。
【0027】この課題を解決するために、分級機ロータ
の上方で分級機ロータに対して同軸的に装入物分配器が
リング通路内に設けられており、このリング通路内で分
級物が円周に沿って一様に分配されてから、分級領域内
に達する。分配のためには回転する内蔵体が役立ち、こ
の内蔵体は有利な実施形態では回転する分級ロータに固
定されている。
【0028】分級物は内蔵体の上方のリング円板上に達
し、内蔵体の回転によって全周に沿って一様に分配され
る。回転及びそれによって生ずる遠心力によって分級物
粒子は半径方向で外方に向かって搬送され、重力によっ
て、回転する内蔵体とケーシング壁との間のすき間を通
って、内蔵体の下方に、しかしまだ分級機ロータの上方
にある段部上に落下する。リング円板の下側には円周に
沿って一様に分配された羽根エレメントが取り付けられ
ており、これらの羽根エレメントは回転流を生ぜしめ
て、分級物を回転させ、分散させる。
【0029】この配置によって、分級物の性質に特別な
影響を及ぼすことなしに、分級物粒子が一様に分配さ
れ、分散せしめられる。例えば分級物は粉砕せしめられ
ることもなければ、塊を形成することもない。しかしな
がらリング通路内の滞在時間を意識的に長くする場合に
は、リング円板の上方のカバー面に羽根エレメントを設
けて、付加的な遠心作用を分級物粒子に及ぼすことがで
きる。これによって、塊を付加的にほぐすこともでき
る。装入物分配器は同じような形式で単に1つの分級ロ
ータを有する風分級機においても使用することができ
る。
【0030】分級物の供給を搬送空気の供給と一緒に行
う場合には、装入短管を、有利には分級機ロータの回転
方向に対して接線方向の方向成分を有する配置で、角度
を持たして立体的に配置することもできる。特に有利な
のは、分級機ロータの軸線に対して直角に延びる接線方
向の配置である。それは、分級物の速度成分によって、
装入物分配器の回転方向とは逆方向に強力な分散及び装
入物分配器と同じ回転方向に保護作用のある分散が行わ
れるからである。
【0031】
【実施例】以下においては図面に示した実施例に基づい
て、本発明の構成を具体的に説明する。
【0032】図1のaに示した風分級機1は、分割可能
なかつちょう番2を介して開き旋回可能なケーシングか
ら成っており、このケーシングは上方のケーシング半部
3と、下方のケーシング半部4とを有しており、これら
のケーシング半部は2つの分級機ロータ5及び9を受容
している。第1の分級機ロータ5は上方のケーシング半
部3内で駆動軸7を軸受け部6内に回転可能に受容され
ている。分級機ロータ5の駆動は駆動モータ8によって
行われ、この駆動モータは駆動軸7を介して分級機ロー
タ5と接続されている。
【0033】鏡像対称的に向き合っている下方のケーシ
ング半部4においては、同じ形式で、第2の分級機ロー
タ9が固有の駆動軸10を軸受け部11内に回転可能に
受容されている。分級機ロータ9の駆動は駆動モータ1
2によって行われ、この駆動モータは駆動軸10を介し
て分級機ロータ9と接続されている。
【0034】各分級機モータ5及び9は片側を支承され
ている分級機ロータであり、その駆動軸7及び10、微
粒物取り出し室13及び14並びに分級機ロータ軸受け
部6及び11は同一の側に配置されている。それぞれ逆
の側で、分級機ロータ5及び9は閉じたカバー円板15
及び16を有している。
【0035】第1の上方の分級機ロータ5の上側には短
管17が配置されており、この短管を介して、分級され
る粒状物が円周範囲の1つの箇所において装入される。
粗粒物のための出口短管18は下方の分級機ロータ9の
下側に配置されている。分級空気の供給は、分級機ロー
タ5及び9の半径方向の円周において、両方の接線方向
の分級空気供給部19及び20を介して行われる。
【0036】分級機ロータ5及び9は風分級機1内で鏡
像対称的に向き合って配置されており、両方のカバー円
板15及び16は間隔をおいて互いに平行な平面内にあ
る。カバー円板15及び16のこの配置によってすき間
が形成され、このすき間は図1のbにおいて拡大して部
分的に示されている。
【0037】図1のbは分級物粒子を示し、これらの分
級物粒子は両方の分級機ロータ5及び9の外周に沿って
下方に落下する。両方の分級機ロータ5及び9並びにそ
れらの回転するカバー円板15及び16の回転によっ
て、流動すき間内にある空気が回転するカバー円板15
及び16の壁の近くで外方に向かって押し出され、そこ
で空気は分級物粒子をもぎ取り、流動すき間の中央範囲
内で流動すき間内に運び込み、分散させる。
【0038】図2は分割可能なケーシングの開き旋回に
よる開放段階を示す。
【0039】図3はしゅう動及び開き旋回による開放段
階を示す。完全に開き旋回せしめられた状態では、分級
機ロータは駆動軸から簡単に外すことによって上方に引
き出して、ケーシングから取り外すことができる。全体
のケーシング構造はアンダカット部を有していないの
で、迅速なかつ簡単な掃除が保証される。
【0040】図4においては、上方の分級機ロータ5は
固有の駆動モータを備えていない。この分級機ロータ5
は、カバー円板15及び16にあるカップリング21を
介して、駆動される分級機ロータ9と接続されている。
【0041】図5においては、風分級機1を軸方向で水
平に延びる向きで運転するために有利であるような、分
級物の装入のための短管17及び粗粒物の取り出しのた
めの出口短管18の配置が示されている。
【0042】図6は分級物の分配及び分散のための内蔵
体を有する装入物分配器22を示す。リング通路23の
内部において、同軸的にかつ回転するように、リング円
板24が分級機ロータ5と結合されている。この装入物
分配器には、ケーシングの壁における段部25が所属し
ている。リング円板24の円周に沿って一様に分配され
た羽根エレメント26はリング円板24の下側に取り付
けられている。選択的に、付加的な羽根エレメント27
を回転するリング円板24の上側に取り付けておくこと
ができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】aは本発明による分級機を示し、bは流動すき
間の拡大図を示す。
【図2】分割可能なケーシングの開き旋回による開放段
階を示す。
【図3】分割可能なケーシングのしゅう動及び開き旋回
による開放段階を示す。
【図4】第1の分級機ロータがカップリングを介して第
2の分級機ロータによって駆動される本発明による分級
機を示す。
【図5】水平配置の本発明による分級機を示す。
【図6】分離物を分配しかつ分散させるための内蔵体を
有する本発明による装入物分配器を示した図である。
【符号の説明】
1 風分級機、 2 ちょう番、 3 (上方の)ケー
シング半部、 4 (下方の)ケーシング半部、 5
(第1の)分級機ロータ、 6 軸受け部、7 駆動
軸、 8 駆動モータ、 9 (第2の)分級機ロー
タ、 10 駆動軸、 11 軸受け部、 12 駆動
モータ、 13 微粒物取り出し室、 14 微粒物取
り出し室、 15 カバー円板、 16 カバー円板、
17 短管、 18 出口短管、 19 分級空気供
給部、 20 分級吸気供給部、21 カップリング、
22 装入物分配器、 23 リング通路、 24
リング円板、 25 段部、 26 羽根エレメント、
27 付加的な羽根エレメント
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 マルクス アダム ドイツ連邦共和国 シュタットベルゲン コルンシュトラーセ 4 (72)発明者 ゲオルク コネツカ ドイツ連邦共和国 アウグスブルク ハン ス−ルップ−ヴェーク 5

Claims (15)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 粒状物を3つの分級物に分級する風分級
    機であって、1つのケーシング内で片側を支承されてい
    てモータで駆動可能な2つの羽根車型分級機ロータを有
    し、これらの羽根車型分級機ロータはそれぞれ1つの接
    線方向分級空気供給部を有しており、この分級空気供給
    部は各分級機ロータの高さのところに配置されていて、
    不動の案内羽根環を有しており、この案内羽根環は分級
    機ロータの円周から半径方向の間隔をおいて配置されて
    おり、更に風分級機は、分級物供給部と、微粒物、中粒
    物及び粗粒物のための取り出し機構と、分級領域とを有
    し、この分級領域を通って、分級物が分級機ロータの軸
    方向の延びの方向に流動する形式のものにおいて、各分
    級機ロータが、その軸方向の第1の端部において閉じら
    れたカバー円板を有し、かつその軸方向の第2の端部に
    おいて微粒物若しくは中粒物の取り出し機構を有してお
    り、その際分級機ロータの両方の第1の端部は端面が互
    いに向き合うように配置されていて、半径方向の流動す
    き間を形成していることを特徴とする、風分級機。
  2. 【請求項2】 流動すき間の軸方向の大きさが調整可能
    であることを特徴とする、請求項1記載の風分級機。
  3. 【請求項3】 流動すき間の軸方向の大きさが、分級さ
    れる最大の粒子直径の5倍の値であることを特徴とす
    る、請求項1又は2記載の風分級機。
  4. 【請求項4】 流動すき間の半径方向の深さが制限され
    ていることを特徴とする、請求項1から3までのいずれ
    か1項記載の風分級機。
  5. 【請求項5】 流動すき間の半径方向の深さが、少なく
    とも一方のカバー円板の段部によって制限されているこ
    とを特徴とする、請求項4記載の風分級機。
  6. 【請求項6】 流動すき間を通って、付加的に入れられ
    た流体が半径方向で内方から外方に向かって流動するこ
    とを特徴とする、請求項1から5までのいずれか1項記
    載の風分級機。
  7. 【請求項7】 少なくとも一方のカバー円板が表面スト
    ラクチャを有していることを特徴とする、請求項1から
    6までのいずれか1項記載の風分級機。
  8. 【請求項8】 微粒物及び中粒物の取り出し機構が共通
    の取り出し機構にまとめられていることを特徴とする、
    請求項1から7までのいずれか1項記載の風分級機。
  9. 【請求項9】 ケーシングが流動すき間の平面内で分割
    可能に構成されていることを特徴とする、請求項1から
    8までのいずれか1項記載の風分級機。
  10. 【請求項10】 第1の分級機ロータがトルク伝達部を
    介して第2の分級機ロータによって駆動されることを特
    徴とする、請求項1から9までのいずれか1項記載の風
    分級機。
  11. 【請求項11】 トルクが分級機ロータの端面における
    カップリングを介して伝達されることを特徴とする、請
    求項10記載の風分級機。
  12. 【請求項12】 トルクが伝動装置を介して伝達される
    ことを特徴とする、請求項10記載の風分級機。
  13. 【請求項13】 両方の分級機ロータが互いに逆向きに
    駆動されることを特徴とする、請求項1から12までの
    いずれか1項記載の風分級機。
  14. 【請求項14】 第2の分級機ロータの上方のリング通
    路内に、第2の分級機ロータに対して同軸的に延びる装
    入物分配器が配置されていることを特徴とする、請求項
    1から13までのいずれか1項記載の風分級機。
  15. 【請求項15】 装入物分配器が、下側にかつ円周に沿
    って一様に分配された羽根エレメントを有している回転
    するリング円板から成っていて、該羽根エレメントの下
    側にある、ケーシングにおける不動の段部に所属してい
    ることを特徴とする、請求項14記載の風分級機。
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