JP2000157389A - 平板部材の移動装置および該装置を用いた展示ケース - Google Patents

平板部材の移動装置および該装置を用いた展示ケース

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JP2000157389A
JP2000157389A JP10339406A JP33940698A JP2000157389A JP 2000157389 A JP2000157389 A JP 2000157389A JP 10339406 A JP10339406 A JP 10339406A JP 33940698 A JP33940698 A JP 33940698A JP 2000157389 A JP2000157389 A JP 2000157389A
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transparent glass
glass plate
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flat plate
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Takeshi Ueda
武 上田
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Denken KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 バックパネルなどの平板部材の移動作業を容
易にすることができるとともに、該作業時間を短縮させ
ることができる平板部材の移動装置を提供する。 【解決手段】 立設する平板部材であるバックパネルP
の四隅部を当該バックパネルPの面に対し垂直方向に押
圧する駆動手段S1と、各駆動手段S1を同時に作動さ
せる駆動ユニットS2と、前記バックパネルPの上部に
連結される直線運動手段S3とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は平板部材の移動装置
および該装置を用いた展示ケースに関する。さらに詳し
くは、とくに博物館や美術館などにおける展示ケース内
のバックパネルの前面に展示される、小さい美術品や工
芸品などを満足して観覧することができるように、前記
バックパネルを移動自在にする移動装置および該装置を
用いた展示ケースに関する。
【0002】
【従来の技術】博物館や美術館などで展示または陳列さ
れる、たとえば歴史的な屏風、着物地または短冊などの
平面的な美術品や工芸品などは、箱状の展示ケース(陳
列棚)内に立設されるバックパネルを展示面として、該
バックパネルの前面に止着または吊り下げられている。
前記美術品や工芸品などの展示品は、展示ケースの前面
ガラス板を通して観覧されるため、展示品が小さい場
合、該ガラス板とバックパネルとの距離が長いと、細部
まで観覧しにくいという問題がある。
【0003】かかる問題を解決するために、従来の展示
ケースとして、前記バックパネルを移動自在にしたもの
がある。たとえば天板または底板に形成したレール状部
材と該レール状部材に走行可能に挿装された走行輪とか
らなる支持案内部に、バックパネルの上端部または下端
部を前記走行輪に連結して支持させることにより、バッ
クパネルを前後方向に移動自在にするとともに、該バッ
クパネルとケース側の部材に係止部材と係止部を設けて
当該パネルを位置決め固定自在にできるようにしている
(実公昭62−16935号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の展示ケース
では、バックパネルを前面ガラス板側に移動できるた
め、小さい展示品が見易くなっている。
【0005】しかしながら、このバックパネルの移動作
業は、2人の作業者が該パネルの両側部を同時に押して
移動させるため、2人の作業者の息が合わないと、パネ
ルが傾き、支持案内部の走行輪がこじれる場合がある。
このため、パネルが滑らかに移動しにくくなり、移動作
業が面倒となるとともに、時間が掛かるという問題があ
る。また、展示ケースの前面ガラス板を移動させる場合
にも同様の問題が生じている。
【0006】本発明は、叙上の事情に鑑み、バックパネ
ルなどの平板部材の移動作業を容易にすることができる
とともに、該作業時間を短縮させることができる平板部
材の移動装置および該装置を用いた展示ケースを提供す
ることを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の平板部材の移動
装置は、立設する平板部材の四隅部を当該平板部材の面
に対し垂直方向に押圧する駆動手段と、各駆動手段を同
時に作動させる駆動ユニットと、前記平板部材の上部ま
たは下部に連結される直線運動手段とを備えてなること
を特徴とする。
【0008】また本発明の平板部材の移動装置は、立設
する平板部材の四隅部を当該平板部材の面に対し垂直方
向に押圧する駆動手段と、各駆動手段を同時に作動させ
る駆動ユニットと、前記平板部材の上部および下部の幅
方向にスライド自在に連結されるスライド手段と、該ス
ライド手段と前記駆動手段とを連結する連結部材とを備
えてなることを特徴とする。
【0009】また本発明の平板部材の移動装置は、その
一辺が開閉自在に支持される平板部材の対向する二片近
傍部を上方へ押圧する駆動手段と、各駆動手段を同時に
作動させる駆動ユニットとを備えてなることを特徴とす
る。
【0010】さらに本発明の展示ケースは、前面に立設
する透明ガラス板と、背板の前面に移動自在に立設する
バックパネルとを有する箱状の展示ケースであって、前
記バックパネルの四隅部を当該バックパネルの面に対し
垂直方向に押圧する駆動手段と、各駆動手段を同時に作
動させる駆動ユニットと、前記バックパネルの上部また
は下部に連結される直線運動手段とを備えてなることを
特徴とする。
【0011】また本発明の展示ケースは、前面に立設す
る透明ガラス板と、背板の前面に移動自在に立設するバ
ックパネルとを有する箱状の展示ケースであって、前記
透明ガラス板の四隅部を当該透明ガラス板の面に対し垂
直方向に押圧する駆動手段と、各駆動手段を同時に作動
させる駆動ユニットと、前記透明ガラス板の上部および
下部の幅方向にスライド自在に連結されるスライド手段
と、該スライド手段と前記駆動手段とを連結する連結部
材とを備えてなることを特徴とする。
【0012】また本発明の展示ケースは、略水平方向に
配置され、その一辺が開閉自在に支持される透明ガラス
板を有する箱状の展示ケースであって、前記透明ガラス
板の対向する二辺近傍部を上方へ押圧する駆動手段と、
各駆動手段を同時に作動させる駆動ユニットとを備えて
なることを特徴とする。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図面に基づいて、本発
明の平板部材の移動装置および該装置を用いた展示ケー
スを説明する。
【0014】図1は本発明の移動装置を用いた展示ケー
スの一実施の形態を示す部分正面図、図2は図1におけ
る展示ケースの横断面図、図3は図2におけるI−I線
断面図、図4は透明ガラス板の上部の要部拡大図、図5
は透明ガラス板の下部の要部拡大図である。
【0015】図1〜3に示されるように、本発明の一実
施の形態にかかわる展示ケースは、天板1、底板2、側
板3、前面に立設する複数の透明ガラス板4および背板
5の前面に移動自在に立設する複数のバックパネルPを
有する箱状を呈している。前記透明ガラス板4の両側面
には、シール材が固着されており、透明ガラス板4aと
両側に隣接する透明ガラス板4、4とが接触するシール
接合は、透明ガラス板4aが前面側(矢印K方向)に移
動できるようにテーパ形状のシール接合にされている。
このケースの前面には、図3〜5に示すように、上部フ
ロントパネル6と下部フロントパネル7が設けられてお
り、所定の位置にある透明ガラス板4aにおける上部フ
ロントパネル6のうち、上部パネル6aが蝶番8と開閉
器9により、開閉自在にされ、下部フロントパネル7の
うち、下部パネル7aが蝶番10とリンク機構11によ
り、開閉自在にされている。この下部開閉パネル7a
は、通常マグネット(マグネットラッチ)12の吸引力
により閉じられている。また展示ケース内の透明ガラス
板4の上方位置には、熱切りガラス13に仕切られた照
明器具14が角度調整自在に設置されている。
【0016】前記展示ケースには、美術品または工芸品
などの展示品が、底板2に設置されるとともに、バック
パネルPの前面に形成される係止部に止着または前記天
板1に形成される係止部15(ピクチャーレール)に吊
り下げられる。そして該ケースは、空調ダクトが接続さ
れるとともに、底板2に調湿ボックス16を形成するな
どして、ケースの内部空間の湿度および温度が展示品に
合わせて調整されている。
【0017】前記バックパネルPを展示品の大きさに合
わせて透明ガラス板4側に移動自在にする移動装置A
は、背板5と該背板5の裏側に枠組された裏張り部材1
7に挿通し、固定される駆動手段S1と、たとえば底板
2の下部材18a、18bに取り付けられる駆動ユニッ
トS2と、天板1に設けられ、バックパネルPの上部に
連結される直線運動手段S3とから構成されている。
【0018】前記駆動手段S1としては、バックパネル
Pの四隅部(コーナー部)を垂直方向に押圧できる、た
とえば油圧シリンダー、エアシリンダー、ボールスプラ
イン軸またはクロスローラガイドなどの直線運動ができ
る器具を用いることができる。本実施の形態では、前記
バックパネルPと背板5とのあいだに伸縮自在な、パン
タグラフ式のリンク機構25aが設置されており、前記
駆動手段S1が油圧シリンダーである場合、その先端部
である移動ロッド25が、前記リンク機構25aの中央
部にボルトで取り付けられるL型の取付アングル25b
の立設する一辺に溶着またはねじ止めなどにより固着さ
れている。前記駆動手段S1の先端部である移動ロッド
25がリンク機構25aを介して前記バックパネルPに
連結されていることにより、移動ロッド25が前進(移
動)すると、リンク機構25aの先端に連結されるバッ
クパネルPを移動ロッド25の移動距離の、たとえば2
倍の位置に移動させることができる。
【0019】なお、本実施の形態は、駆動手段の先端部
である移動ロッドがリンク機構を介してバックパネルに
連結されていることにより、駆動手段の移動距離が短く
てもバックパネルの移動距離を稼ぐことができるので好
ましいが、本発明においては、これに限定されるもので
はなく、リンク機構を省いて直接駆動手段の先端部をバ
ックパネルの背面に溶着またはねじ止めなどにより連結
することもできる。
【0020】前記駆動ユニットS2としては、前記駆動
手段S1に合わせて各駆動手段S1を同時に作動させる
器具であれば、とくに限定されるものではないが、駆動
手段S1が油圧シリンダーである場合には、油圧ポンプ
を用いることができる。該油圧ポンプと油圧シリンダー
とは油圧管19a、19bで接続されている。
【0021】前記直線運動手段S3としては、回転ロー
ル20と該回転ロール20を案内する、下部にスリット
を有するガイドレール21とから構成されているものを
用いることができる。該回転ロール20は、バックパネ
ルPの上部に下端が固定される支持杆22の先端支持軸
に回転自在にされている。また前記ガイドレール21
は、天板1の下部に固定されている。なお、本実施の形
態では、直線運動手段S3としては、回転ロール20と
ガイドレール21とからなるものが用いられているが、
本発明においては、これに限定されるものではなく、た
とえば下面に案内溝が形成されたレールと、該レールの
内部に配置されるタンデムタイプの回転ロールとから構
成されるもの、または循環式もしくは非循環式転動体を
有する軸受本体と、該転動体の軌道が形成されたレール
とからなる、たとえば直動玉軸受ユニット、ボールスプ
ライン型軸受ユニットまたはクロスローラガイド軸受ユ
ニットなどの直線運動軸受を用いることもできる。な
お、本実施の形態では、直線運動手段S3は、バックパ
ネルPの上部に連結されているが、本発明においては、
これに限定されるものではなく、バックパネルPの下部
に連結することもできる。
【0022】本実施の形態では、駆動手段S1が油圧シ
リンダーである場合、前記下部開閉パネル7aを開け
て、駆動ユニットS2である油圧ポンプのピストンロッ
ド23にハンドル24の先端を嵌め込んだのち、ハンド
ル24を回転させることにより、上下一対の油圧シリン
ダーに油圧を供給する。これにより、油圧シリンダーの
移動ロッド25が前進移動するとともに、リンク機構2
5aが伸びてバックパネルPの四隅部を同時に押圧する
ので、バックパネルPを透明ガラス板4の方向に垂直方
向に、かつ滑らかに前進させることができる。そして移
動するバックパネルPを見ながらハンドル24の回転操
作を行なうため、バックパネルPを容易に所定の位置に
移動させることができる。したがって、バックパネルの
移動作業を容易にすることができるとともに、該作業時
間を短縮させることができる。またこの移動作業は、1
人の作業者により行なうことができる。一方、ハンドル
24の回転操作を逆回転させると、バックパネルPを後
退させることができる。なお、バックパネルPを後退さ
せる場合に、引き戻す方向に付勢する、たとえば両端が
バックパネルPと裏張り部材17に取り付けられている
リング支持部26に連結されるコイルばねなどの復元弾
性体27を用いるのが好ましい。この復元弾性体27を
用いることにより、後退を速やかに行なうことができ
る。なお、マニュアル操作に代えて、モータにより油圧
ポンプを作動させることもできる。
【0023】つぎに本発明の他の実施の形態を説明す
る。前記バックパネルPを移動させる移動装置Aに代え
て透明ガラス板4aを移動させる移動装置Bとすること
ができる。本実施の形態における移動装置Bは前記移動
装置Aとともに、または単独にて用いることができる。
該移動装置Bを単独にて用いる場合としては、壁島型の
展示ケースに用いることができる。
【0024】前記移動装置Bは、前記透明ガラス板4a
の四隅部(コーナー部)を垂直方向に押圧する駆動手段
T1a、T1bと、各駆動手段T1a、T1bを同時に
作動させる駆動ユニットT2と、前記透明ガラス板4a
の上部および下部の幅方向にスライド自在に連結される
スライド手段T3と、該スライド手段T3と前記駆動手
段T1とを連結する連結部材50a、50bとから構成
されている。
【0025】前記駆動手段T1a、T1bとしては、前
記実施の形態における駆動手段S1と同様に、油圧シリ
ンダーなどを用いることができる。この駆動手段T1
a、T1bは、透明ガラス板4aの上部隅部および下部
隅部をそれぞれ前記連結部材50aとスライド手段T3
および連結部材50bとスライド手段T3を介して押圧
するように設置されている。
【0026】前記駆動手段T1aは、天板1の下部材5
1に取り付けられ、移動先端部52が、立設する上部部
材53と下方に開口部を有する略コ字状の下部部材54
とからなる連結部材50aの該上部部材53の側部に溶
着などにより固定されている。該下部部材54内には、
前記透明ガラス板4aの上部に取り付けられたホルダー
55がスライド手段T3を介してボルトなどにより固定
されている。なお、6bは下部部材54に取り付けられ
た上部固定パネルであり、56は天板1に固定されるス
チール材57に取り付けられたネオプレン(登録商標)
ゴムなどからなるシール材である。このシール材56に
より、透明ガラス板4aの上部がシールされている。
【0027】前記スライド手段T3としては、透明ガラ
ス板4aを幅方向に移動できる器具であれば、とくに限
定されるものではなく、たとえば所定の間隔位置に配置
される、スライド自在な外筒58と、長尺のスライドレ
ール59と、前記外筒58とスライドレール59とのあ
いだに配置される保持器により転動自在にされる複数の
転動体60とからなる直線運動軸受などを用いることが
できる。
【0028】一方、前記駆動手段T1bは、底板2の下
部に取り付けられており、その移動先端部71が、上方
に開口部を有する略コ字状の連結部材50bの側壁部7
2に溶着などにより固定されている。該連結部材50b
内には、前記透明ガラス板4aの下部に取り付けられた
ホルダー73が前記駆動手段T1aに用いられたスライ
ド手段T3と同じスライド手段T3を介してボルトなど
により固定されている。なお、7bは連結部材50bに
取り付けられた下部固定パネルであり、74は該下部固
定パネル7bと底板2に固定されるスチール材75に取
り付けられたネオプレンゴムなどからなるシール材であ
る。この2つのシール74により、透明ガラス板4aの
下部がシールされている。
【0029】前記駆動ユニットT2としては、前記実施
の形態における駆動ユニットS2と同様に、油圧ポンプ
などを用いることができる。この駆動ユニットT2は前
記駆動ユニットS2とは別個に設置することができる
が、駆動ユニットT2が前記駆動ユニットS2を兼ねる
こともできる。該駆動ユニットT2が前記駆動ユニット
S2を兼ねる場合、たとえば前記油圧管19a、19b
に方向切替え弁を接続して、油圧の供給を切り替えるよ
うにする。
【0030】本実施の形態では、駆動手段T1が油圧シ
リンダーである場合、前記上部開閉パネル6aおよび下
部開閉パネル7aを開けて、駆動ユニットである油圧ポ
ンプのピストンロッド23にハンドル24の先端を嵌め
込んだのち、ハンドル24を回転させることにより、上
下一対の油圧シリンダーに油圧を供給することにより、
連結部材50a、50bおよびスライド手段T3を介し
て透明ガラス板4aの四隅部を同時に押圧するので、透
明ガラス板4aを垂直方向に前進移動させることができ
る。そして透明ガラス板4aの移動が完了したら、該透
明ガラス板4aをスライド手段T3に沿って幅方向に移
動させる。これにより、ガラスの隙間が形成されるた
め、展示ケース内へ展示品を持ち込んだり、または展示
ケース内から展示品を持ち出すことができる。一方、展
示品の入れ替えなどが済んだのち、透明ガラス板4aを
元の位置までスライド移動させ、ついでハンドル24の
回転操作を逆回転させると、透明ガラス板4aを後退さ
せることができる。したがって、透明ガラス板の移動作
業を容易にすることができるとともに、該作業時間を短
縮させることができる。なお、透明ガラス板4aを後退
させる場合に、引き戻す方向に付勢する、たとえば駆動
手段T1a、T1bである油圧シリンダーの移動ロッド
80、81の途中にリング部材82、83を固定し、該
リング部材82、83とシリンダー本体とのあいだにコ
イルばねなどの復元弾性体84を固着するのが好まし
い。この復元弾性体84を用いることにより、後退を速
やかに行なうことができるとともに、透明ガラス板4a
をシール材に押圧して展示ケース内のシール性を確保す
ることができる。また前記連結部材50aにおける上部
部材53の先端部に支持部材85を介して天板1に固定
されるスチール材86上を転動する、たとえば回転部材
であるカムフャロア87を取り付けるとももに、連結部
材50bの下部の底板2に、たとえば回転部材であるフ
ラットローラ88を固定するのが好ましい。かかるカム
フャロア87およびフラットローラ88を設けることに
より、透明ガラス板4aが連結部材50a、50bを介
して移動が滑らかになるため、透明ガラス板4aの移動
作業をさらに容易にすることができる。
【0031】つぎに本発明のさらに他の実施の形態を説
明する。前記移動装置AおよびBに代えて、略水平方向
に配置され、その一辺がヒンジなどにより開閉自在に支
持される透明ガラス板を開閉自在にさせる移動装置とす
ることができる。この移動装置は、透明ガラス板の対向
する二辺、すなわち支持されている一辺の両側の二辺近
傍部を上方へ押圧する駆動手段と、各駆動手段を同時に
作動させる駆動ユニットとからなる。駆動手段および駆
動ユニットは、前記実施の形態における駆動手段および
駆動ユニットを用いることができる。本実施の形態で
は、透明ガラス板を閉じるときには、該透明ガラス板お
よび駆動手段の自重で透明ガラス板を閉じることができ
るが、前記透明ガラス板を引き戻す方向に付勢するコイ
ルばねなどの復元弾性体を透明ガラス板に連結すること
もできる。また前記パンタグラフ式のリンク機構を介し
て駆動手段を透明ガラス板に連結することもできる。な
お、本実施の形態にかかわる移動装置は、たとえばのぞ
き型の展示ケースに用いることができる。
【0032】
【発明の効果】以上説明したとおり、本発明によれば、
バックパネルまたは透明ガラス板などの平板部材の移動
作業を容易にすることができるとともに、該作業時間を
短縮させることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の移動装置を用いた展示ケースの一実施
の形態を示す部分正面図である。
【図2】図1における展示ケースの横断面図である。
【図3】図2におけるI−I線断面図である。
【図4】透明ガラス板の上部の要部拡大図である。
【図5】透明ガラス板の下部の要部拡大図である。
【符号の説明】
1 天板 2 底板 3 側板 4、4a 透明ガラス板 5 背板 50a、50b 連結部材 A、B 移動装置 P バックパネル S1、T1a、T1b 駆動手段 S2、T2 駆動ユニット S3 直線運動手段 T3 スライド手段
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年12月27日(1999.12.
27)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【請求項】 前記平板部材を引き戻す方向に付勢する
復元弾性体が連結されてなる請求項1記載の移動装置。
【請求項】 前記直線運動手段が、回転ロールと、該
回転ロールを案内するガイドレールとからなる請求項
たは記載の移動装置。
【請求項】 立設する平板部材の四隅部のそれぞれ
当該平板部材の面に対し垂直方向に押圧するために当該
平板部材に直接連結される油圧シリンダーと、各油圧シ
リンダー手動により同時に作動させる駆動ユニット
と、前記平板部材の上部および下部の幅方向にスライド
自在に連結されるスライド手段と、該スライド手段と前
油圧シリンダーとを連結する連結部材とを備えてなる
平板部材の移動装置。
【請求項】 前記平板部材を引き戻す方向に付勢する
復元弾性体が連結されてなる請求項4記載の移動装置。
【請求項】 前記連結部材を介して平板部材を移動自
在にする回転部材が設けられてなる請求項または
載の移動装置。
【請求項】 その一辺が開閉自在に支持される平板部
材の対向する二辺近傍部を上方へ押圧するために当該平
板部材に直接連結される油圧シリンダーと、各油圧シリ
ンダー手動により同時に作動させる駆動ユニットとを
備えてなる平板部材の移動装置。
【請求項】 前記平板部材を引き戻す方向に付勢する
復元弾性体が連結されてなる請求項記載の移動装置。
【請求項】 前面に立設する透明ガラス板と、背板の
前面に移動自在に立設するバックパネルとを有する箱状
の展示ケースであって、前記バックパネルの四隅部のそ
れぞれを当該バックパネルの面に対し垂直方向に押圧す
ために当該バックパネルに直接連結される油圧シリン
ダーと、各油圧シリンダー手動により同時に作動させ
る駆動ユニットと、前記バックパネルの上部または下部
に連結される直線運動手段とを備えており、前記駆動ユ
ニットが当該展示ケースにおけるフロントパネルの下部
開閉パネルの後方部位に設置されてなる展示ケース。
【請求項10】 前記バックパネルを引き戻す方向に付
勢する復元弾性体が連結されてなる請求項記載の展示
ケース。
【請求項11】 前記直線運動手段が、回転ロールと、
該回転ロールを案内するガイドレールとからなる請求項
または10記載の展示ケース。
【請求項12】 前面に立設する透明ガラス板と、背板
の前面に移動自在に立設するバックパネルとを有する箱
状の展示ケースであって、前記透明ガラス板の四隅部
それぞれを当該透明ガラス板の面に対し垂直方向に押圧
するために当該透明ガラス板に直接連結される油圧シリ
ンダーと、各油圧シリンダー手動により同時に作動さ
せる駆動ユニットと、前記透明ガラス板の上部および下
部の幅方向にスライド自在に連結されるスライド手段
と、該スライド手段と前記駆動手段とを連結する連結部
材とを備えており、前記駆動ユニットが当該展示ケース
におけるフロントパネルの下部開閉パネルの後方部位に
設置されてなる展示ケース。
【請求項13】 前記透明ガラス板を引き戻す方向に付
勢する復元弾性体が連結されてなる請求項12記載の展
示ケース。
【請求項14】 前記連結部材を介して透明ガラス板を
移動自在にする回転部材が設けられてなる請求項12
たは13記載の展示ケース。
【請求項15】 略水平方向に配置され、その一辺が開
閉自在に支持される透明ガラス板を有する箱状の展示ケ
ースであって、前記透明ガラス板の対向する二辺近傍部
を上方へ押圧するために当該透明ガラス板に直接連結さ
れる油圧シリンダーと、各油圧シリンダー手動により
同時に作動させる駆動ユニットとを備えており、前記駆
動ユニットが当該展示ケースにおけるフロントパネルの
下部開閉パネルの後方部位に設置されてなる展示ケー
ス。
【請求項16】 前記透明ガラス板を引き戻す方向に付
勢する復元弾性体が連結されてなる請求項15記載の展
示ケース。
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0007
【補正方法】変更
【補正内容】
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の平板部材の移動
装置は、立設する平板部材の四隅部のそれぞれを当該平
板部材の面に対し垂直方向に押圧するために当該平板部
材に直接連結される油圧シリンダーと、各油圧シリンダ
手動により同時に作動させる駆動ユニットと、前記
平板部材の上部または下部に連結される直線運動手段と
を備えてなることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0008
【補正方法】変更
【補正内容】
【0008】また本発明の平板部材の移動装置は、立設
する平板部材の四隅部のそれぞれを当該平板部材の面に
対し垂直方向に押圧するために当該平板部材に直接連結
される油圧シリンダーと、各油圧シリンダー手動によ
同時に作動させる駆動ユニットと、前記平板部材の上
部および下部の幅方向にスライド自在に連結されるスラ
イド手段と、該スライド手段と前記油圧シリンダーとを
連結する連結部材とを備えてなることを特徴とする。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0009
【補正方法】変更
【補正内容】
【0009】また本発明の平板部材の移動装置は、その
一辺が開閉自在に支持される平板部材の対向する二辺近
傍部を上方へ押圧するために当該平板部材に直接連結さ
れる油圧シリンダーと、各油圧シリンダー手動により
同時に作動させる駆動ユニットとを備えてなることを特
徴とする。
【手続補正5】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0010
【補正方法】変更
【補正内容】
【0010】さらに本発明の展示ケースは、前面に立設
する透明ガラス板と、背板の前面に移動自在に立設する
バックパネルとを有する箱状の展示ケースであって、前
記バックパネルの四隅部のそれぞれを当該バックパネル
の面に対し垂直方向に押圧するために当該バックパネル
に直接連結される油圧シリンダーと、各油圧シリンダー
手動により同時に作動させる駆動ユニットと、前記バ
ックパネルの上部または下部に連結される直線運動手段
とを備えており、前記駆動ユニットが当該展示ケースに
おけるフロントパネルの下部開閉パネルの後方部位に設
置されてなることを特徴とする。
【手続補正6】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0011
【補正方法】変更
【補正内容】
【0011】また本発明の展示ケースは、前面に立設す
る透明ガラス板と、背板の前面に移動自在に立設するバ
ックパネルとを有する箱状の展示ケースであって、前記
透明ガラス板の四隅部のそれぞれを当該透明ガラス板の
面に対し垂直方向に押圧するために当該透明ガラス板に
直接連結される油圧シリンダーと、各油圧シリンダー
手動により同時に作動させる駆動ユニットと、前記透明
ガラス板の上部および下部の幅方向にスライド自在に連
結されるスライド手段と、該スライド手段と前記駆動手
段とを連結する連結部材とを備えており、前記駆動ユニ
ットが当該展示ケースにおけるフロントパネルの下部開
閉パネルの後方部位に設置されてなることを特徴とす
る。
【手続補正7】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0012
【補正方法】変更
【補正内容】
【0012】また本発明の展示ケースは、略水平方向に
配置され、その一辺が開閉自在に支持される透明ガラス
板を有する箱状の展示ケースであって、前記透明ガラス
板の対向する二辺近傍部を上方へ押圧するために当該透
明ガラス板に直接連結される油圧シリンダーと、各油圧
シリンダー手動により同時に作動させる駆動ユニット
とを備えており、前記駆動ユニットが当該展示ケースに
おけるフロントパネルの下部開閉パネルの後方部位に設
置されてなることを特徴とする。
【手続補正8】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0018
【補正方法】変更
【補正内容】
【0018】前記駆動手段S1としては、バックパネル
Pの四隅部(コーナー部)を垂直方向に押圧できる、た
とえば油圧シリンダー、エアシリンダー、ボールスプラ
イン軸またはクロスローラガイドなどの直線運動ができ
る器具を用いることができる。本参考例では、前記バッ
クパネルPと背板5とのあいだに伸縮自在な、パンタグ
ラフ式のリンク機構25aが設置されており、前記駆動
手段S1が油圧シリンダーである場合、その先端部であ
る移動ロッド25が、前記リンク機構25aの中央部に
ボルトで取り付けられるL型の取付アングル25bの立
設する一辺に溶着またはねじ止めなどにより固着されて
いる。前記駆動手段S1の先端部である移動ロッド25
がリンク機構25aを介して前記バックパネルPに連結
されていることにより、移動ロッド25が前進(移動)
すると、リンク機構25aの先端に連結されるバックパ
ネルPを移動ロッド25の移動距離の、たとえば2倍の
位置に移動させることができる。
【手続補正9】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0019
【補正方法】変更
【補正内容】
【0019】なお、本参考例は、駆動手段の先端部であ
る移動ロッドがリンク機構を介してバックパネルに連結
されていることにより、駆動手段の移動距離が短くても
バックパネルの移動距離を稼ぐことができるが、本発明
においては、リンク機構を省いて直接駆動手段の先端部
をバックパネルの背面に溶着またはねじ止めなどにより
直接連結する。
【手続補正10】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0020
【補正方法】変更
【補正内容】
【0020】前記駆動ユニットS2としては、前記駆動
手段S1に合わせて各駆動手段S1を同時に作動させる
器具であれば、とくに限定されるものではないが、駆動
手段S1が油圧シリンダーであるため、油圧ポンプを用
いることができる。該油圧ポンプと油圧シリンダーとは
油圧管19a、19bで接続されている。
【手続補正11】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0022
【補正方法】変更
【補正内容】
【0022】本実施の形態は、駆動手段S1が油圧シリ
ンダーであ、前記下部開閉パネル7aを開けて、駆動
ユニットS2である油圧ポンプのピストンロッド23に
ハンドル24の先端を嵌め込んだのち、ハンドル24を
回転させることにより、上下一対の油圧シリンダーに油
圧を供給する。これにより、油圧シリンダーの移動ロッ
ド25が前進移動するとともに、リンク機構25aが伸
びてバックパネルPの四隅部を同時に押圧するので、バ
ックパネルPを透明ガラス板4の方向に垂直方向に、か
つ滑らかに前進させることができる。そして移動するバ
ックパネルPを見ながらハンドル24の回転操作を行な
うため、バックパネルPを容易に所定の位置に移動させ
ることができる。したがって、バックパネルの移動作業
を容易にすることができるとともに、該作業時間を短縮
させることができる。またこの移動作業は、1人の作業
者により行なうことができる。一方、ハンドル24の回
転操作を逆回転させると、バックパネルPを後退させる
ことができる。なお、バックパネルPを後退させる場合
に、引き戻す方向に付勢する、たとえば両端がバックパ
ネルPと裏張り部材17に取り付けられているリング支
持部26に連結されるコイルばねなどの復元弾性体27
を用いるのが好ましい。この復元弾性体27を用いるこ
とにより、後退を速やかに行なうことができる。
【手続補正12】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0025
【補正方法】変更
【補正内容】
【0025】前記駆動手段T1a、T1bとしては、前
記実施の形態における駆動手段S1と同様に、油圧シリ
ンダーを用いることができる。この駆動手段T1a、T
1bは、透明ガラス板4aの上部隅部および下部隅部を
それぞれ前記連結部材50aとスライド手段T3および
連結部材50bとスライド手段T3を介して押圧するよ
うに設置されている。
【手続補正13】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0030
【補正方法】変更
【補正内容】
【0030】本実施の形態は、駆動手段T1が油圧シリ
ンダーであ、前記上部開閉パネル6aおよび下部開閉
パネル7aを開けて、駆動ユニットである油圧ポンプの
ピストンロッド23にハンドル24の先端を嵌め込んだ
のち、ハンドル24を回転させることにより、上下一対
の油圧シリンダーに油圧を供給することにより、連結部
材50a、50bおよびスライド手段T3を介して透明
ガラス板4aの四隅部を同時に押圧するので、透明ガラ
ス板4aを垂直方向に前進移動させることができる。そ
して透明ガラス板4aの移動が完了したら、該透明ガラ
ス板4aをスライド手段T3に沿って幅方向に移動させ
る。これにより、ガラスの隙間が形成されるため、展示
ケース内へ展示品を持ち込んだり、または展示ケース内
から展示品を持ち出すことができる。一方、展示品の入
れ替えなどが済んだのち、透明ガラス板4aを元の位置
までスライド移動させ、ついでハンドル24の回転操作
を逆回転させると、透明ガラス板4aを後退させること
ができる。したがって、透明ガラス板の移動作業を容易
にすることができるとともに、該作業時間を短縮させる
ことができる。なお、透明ガラス板4aを後退させる場
合に、引き戻す方向に付勢する、たとえば駆動手段T1
a、T1bである油圧シリンダーの移動ロッド80、8
1の途中にリング部材82、83を固定し、該リング部
材82、83とシリンダー本体とのあいだにコイルばね
などの復元弾性体84を固着するのが好ましい。この復
元弾性体84を用いることにより、後退を速やかに行な
うことができるとともに、透明ガラス板4aをシール材
に押圧して展示ケース内のシール性を確保することがで
きる。また前記連結部材50aにおける上部部材53の
先端部に支持部材85を介して天板1に固定されるスチ
ール材86上を転動する、たとえば回転部材であるカム
フャロア87を取り付けるとももに、連結部材50bの
下部の底板2に、たとえば回転部材であるフラットロー
ラ88を固定するのが好ましい。かかるカムフャロア8
7およびフラットローラ88を設けることにより、透明
ガラス板4aが連結部材50a、50bを介して移動が
滑らかになるため、透明ガラス板4aの移動作業をさら
に容易にすることができる。
【手続補正14】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0031
【補正方法】変更
【補正内容】
【0031】つぎに本発明のさらに他の実施の形態を説
明する。前記移動装置AおよびBに代えて、略水平方向
に配置され、その一辺がヒンジなどにより開閉自在に支
持される透明ガラス板を開閉自在にさせる移動装置とす
ることができる。この移動装置は、透明ガラス板の対向
する二辺、すなわち支持されている一辺の両側の二辺近
傍部を上方へ押圧する駆動手段と、各駆動手段を同時に
作動させる駆動ユニットとからなる。駆動手段および駆
動ユニットは、前記実施の形態における駆動手段および
駆動ユニットを用いることができる。本実施の形態で
は、透明ガラス板を閉じるときには、該透明ガラス板お
よび駆動手段の自重で透明ガラス板を閉じることができ
るが、前記透明ガラス板を引き戻す方向に付勢するコイ
ルばねなどの復元弾性体を透明ガラス板に連結すること
もできる。なお、本実施の形態にかかわる移動装置は、
たとえばのぞき型の展示ケースに用いることができる。
【手続補正15】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】図5
【補正方法】変更
【補正内容】
【図5】

Claims (20)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 立設する平板部材の四隅部を当該平板部
    材の面に対し垂直方向に押圧する駆動手段と、各駆動手
    段を同時に作動させる駆動ユニットと、前記平板部材の
    上部または下部に連結される直線運動手段とを備えてな
    る平板部材の移動装置。
  2. 【請求項2】 前記駆動手段の先端部がリンク機構を介
    して前記平板部材に連結されてなる請求項1記載の移動
    装置。
  3. 【請求項3】 前記平板部材を引き戻す方向に付勢する
    復元弾性体が連結されてなる請求項1または2記載の移
    動装置。
  4. 【請求項4】 前記直線運動手段が、回転ロールと、該
    回転ロールを案内するガイドレールとからなる請求項
    1、2または3記載の移動装置。
  5. 【請求項5】 立設する平板部材の四隅部を当該平板部
    材の面に対し垂直方向に押圧する駆動手段と、各駆動手
    段を同時に作動させる駆動ユニットと、前記平板部材の
    上部および下部の幅方向にスライド自在に連結されるス
    ライド手段と、該スライド手段と前記駆動手段とを連結
    する連結部材とを備えてなる平板部材の移動装置。
  6. 【請求項6】 前記平板部材を引き戻す方向に付勢する
    復元弾性体が連結されてなる請求項4記載の移動装置。
  7. 【請求項7】 前記連結部材を介して平板部材を移動自
    在にする回転部材が設けられてなる請求項5または6記
    載の移動装置。
  8. 【請求項8】 その一辺が開閉自在に支持される平板部
    材の対向する二辺近傍部を上方へ押圧する駆動手段と、
    各駆動手段を同時に作動させる駆動ユニットとを備えて
    なる平板部材の移動装置。
  9. 【請求項9】 前記駆動手段の先端部がリンク機構を介
    して前記平板部材に連結されてなる請求項8記載の移動
    装置。
  10. 【請求項10】 前記平板部材を引き戻す方向に付勢す
    る復元弾性体が連結されてなる請求項8または9記載の
    移動装置。
  11. 【請求項11】 前面に立設する透明ガラス板と、背板
    の前面に移動自在に立設するバックパネルとを有する箱
    状の展示ケースであって、前記バックパネルの四隅部を
    当該バックパネルの面に対し垂直方向に押圧する駆動手
    段と、各駆動手段を同時に作動させる駆動ユニットと、
    前記バックパネルの上部または下部に連結される直線運
    動手段とを備えてなる展示ケース。
  12. 【請求項12】 前記駆動手段がリンク機構を介して前
    記平板部材に連結されてなる請求項11記載の展示ケー
    ス。
  13. 【請求項13】 前記バックパネルを引き戻す方向に付
    勢する復元弾性体が連結されてなる請求項11または1
    2記載の展示ケース。
  14. 【請求項14】 前記直線運動手段が、回転ロールと、
    該回転ロールを案内するガイドレールとからなる請求項
    11、12または13記載の展示ケース。
  15. 【請求項15】 前面に立設する透明ガラス板と、背板
    の前面に移動自在に立設するバックパネルとを有する箱
    状の展示ケースであって、前記透明ガラス板の四隅部を
    当該透明ガラス板の面に対し垂直方向に押圧する駆動手
    段と、各駆動手段を同時に作動させる駆動ユニットと、
    前記透明ガラス板の上部および下部の幅方向にスライド
    自在に連結されるスライド手段と、該スライド手段と前
    記駆動手段とを連結する連結部材とを備えてなる展示ケ
    ース。
  16. 【請求項16】 前記透明ガラス板を引き戻す方向に付
    勢する復元弾性体が連結されてなる請求項15記載の展
    示ケース。
  17. 【請求項17】 前記連結部材を介して透明ガラス板を
    移動自在にする回転部材が設けられてなる請求項15ま
    たは16記載の展示ケース。
  18. 【請求項18】 略水平方向に配置され、その一辺が開
    閉自在に支持される透明ガラス板を有する箱状の展示ケ
    ースであって、前記透明ガラス板の対向する二辺近傍部
    を上方へ押圧する駆動手段と、各駆動手段を同時に作動
    させる駆動ユニットとを備えてなる展示ケース。
  19. 【請求項19】 前記駆動手段の先端部がリンク機構を
    介して前記透明ガラス板に連結されてなる請求項18記
    載の展示ケース。
  20. 【請求項20】 前記透明ガラス板を引き戻す方向に付
    勢する復元弾性体が連結されてなる請求項18または1
    9記載の展示ケース。
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Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100467159B1 (ko) * 2002-10-11 2005-01-24 주식회사 시공테크 문화재 전시용 벽부 매입형 진열장
KR100878322B1 (ko) 2007-08-21 2009-01-14 주식회사 리스피엔씨 공간조절이 가능한 진열장
CN107184011A (zh) * 2017-06-24 2017-09-22 镇江市润州花木园艺协会 一种方便摆放盆景用的展示装置

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Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100467159B1 (ko) * 2002-10-11 2005-01-24 주식회사 시공테크 문화재 전시용 벽부 매입형 진열장
KR100878322B1 (ko) 2007-08-21 2009-01-14 주식회사 리스피엔씨 공간조절이 가능한 진열장
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