JP2000157356A - 蒸気捕集装置 - Google Patents
蒸気捕集装置Info
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- JP2000157356A JP2000157356A JP10339566A JP33956698A JP2000157356A JP 2000157356 A JP2000157356 A JP 2000157356A JP 10339566 A JP10339566 A JP 10339566A JP 33956698 A JP33956698 A JP 33956698A JP 2000157356 A JP2000157356 A JP 2000157356A
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- kitchen
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 キッチンの上方位置に取り付けられたキッチ
ンユニット下側に取り付けられ、キッチンユニット下方
に配置された調理器具から発生して上昇する蒸気を捕集
する蒸気捕集装置において、理器具に蒸気による水滴を
落下させずに、蒸気からキッチンユニットを保護する蒸
気捕集装置を提供すること。 【解決手段】 平板部材４下面に周囲方向へ下方傾斜し
た曲面を設けてなり、この曲面を傾斜に沿って水滴が流
下可能な流水面５とする。
ンユニット下側に取り付けられ、キッチンユニット下方
に配置された調理器具から発生して上昇する蒸気を捕集
する蒸気捕集装置において、理器具に蒸気による水滴を
落下させずに、蒸気からキッチンユニットを保護する蒸
気捕集装置を提供すること。 【解決手段】 平板部材４下面に周囲方向へ下方傾斜し
た曲面を設けてなり、この曲面を傾斜に沿って水滴が流
下可能な流水面５とする。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、キッチンユニット
下方に配置された炊飯器、ポットなどの調理器具から発
生して上昇する蒸気を捕集する蒸気捕集装置に関する。
下方に配置された炊飯器、ポットなどの調理器具から発
生して上昇する蒸気を捕集する蒸気捕集装置に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、キッチンユニット１下方に配置さ
れた調理器具２から発生する蒸気３は、そのまま上昇し
てキッチンユニット１底板下面に当たり、底板の木口材
が剥離したり、底板が湿気を多く含んで腐食しやすくな
ったりするなどの問題がある。
れた調理器具２から発生する蒸気３は、そのまま上昇し
てキッチンユニット１底板下面に当たり、底板の木口材
が剥離したり、底板が湿気を多く含んで腐食しやすくな
ったりするなどの問題がある。
【０００３】図６に示すように、この問題を解決する方
法として、底板下面に蒸気３を遮蔽する板材を設けて蒸
気捕集装置となし、この蒸気捕集装置によって蒸気３か
らキッチンユニット１を保護するようにする方法が考え
られる。
法として、底板下面に蒸気３を遮蔽する板材を設けて蒸
気捕集装置となし、この蒸気捕集装置によって蒸気３か
らキッチンユニット１を保護するようにする方法が考え
られる。
【０００４】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の蒸気捕集装置では、板材下面に当たった蒸気が板材
下面で結露して水滴となり、この水滴がそのまま調理器
具に落下し、調理器具内に入って不衛生であったり、調
理器具表面の水滴を拭き取る手間がかかったりするとい
う問題がある。
来の蒸気捕集装置では、板材下面に当たった蒸気が板材
下面で結露して水滴となり、この水滴がそのまま調理器
具に落下し、調理器具内に入って不衛生であったり、調
理器具表面の水滴を拭き取る手間がかかったりするとい
う問題がある。
【０００５】本発明は、上記事由に鑑みてなしたもの
で、その目的とするところは、調理器具に蒸気による水
滴を落下させずに、蒸気からキッチンユニットを保護す
る蒸気捕集装置を提供することにある。
で、その目的とするところは、調理器具に蒸気による水
滴を落下させずに、蒸気からキッチンユニットを保護す
る蒸気捕集装置を提供することにある。
【０００６】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項１記載の発明は、キッチンの上方位置に取り
付けられたキッチンユニット下側に取り付けられ、キッ
チンユニット下方に配置された調理器具から発生して上
昇する蒸気を捕集する蒸気捕集装置であって、平板部材
下面に周囲方向へ下方傾斜した曲面を設けてなり、この
曲面を傾斜に沿って水滴が流下可能な流水面となしたこ
とを特徴として構成している。
に、請求項１記載の発明は、キッチンの上方位置に取り
付けられたキッチンユニット下側に取り付けられ、キッ
チンユニット下方に配置された調理器具から発生して上
昇する蒸気を捕集する蒸気捕集装置であって、平板部材
下面に周囲方向へ下方傾斜した曲面を設けてなり、この
曲面を傾斜に沿って水滴が流下可能な流水面となしたこ
とを特徴として構成している。
【０００７】このような蒸気捕集装置では、調理器具か
ら発生して上昇する蒸気は、流水面に当たって結露し、
水滴となって流水面をつたって周囲方向へ流下するた
め、蒸気からキッチンユニットを保護している。また、
蒸気による水滴が直接調理器具に落下しないため、水滴
が調理器具内に入ることを防止できるとともに、調理器
具表面の水滴を拭き取る手間が省ける。
ら発生して上昇する蒸気は、流水面に当たって結露し、
水滴となって流水面をつたって周囲方向へ流下するた
め、蒸気からキッチンユニットを保護している。また、
蒸気による水滴が直接調理器具に落下しないため、水滴
が調理器具内に入ることを防止できるとともに、調理器
具表面の水滴を拭き取る手間が省ける。
【０００８】また、請求項２記載の発明は、請求項１記
載の発明において、流水面を流下する水滴を受けて保水
する水滴受けを流水面下端部に設けてなることを特徴と
して構成している。
載の発明において、流水面を流下する水滴を受けて保水
する水滴受けを流水面下端部に設けてなることを特徴と
して構成している。
【０００９】このような蒸気捕集装置では、流水面下端
部に設けた水滴受けが流水面を流下する水滴を受けて保
水するため、水滴の落下を防止し、落下した水滴を拭き
取る手間が省ける。
部に設けた水滴受けが流水面を流下する水滴を受けて保
水するため、水滴の落下を防止し、落下した水滴を拭き
取る手間が省ける。
【００１０】また、請求項３記載の発明は、請求項２記
載の発明において、流水面を一方向に下方傾斜させると
ともに、水滴受けを着脱自在に形成してなることを特徴
として構成している。
載の発明において、流水面を一方向に下方傾斜させると
ともに、水滴受けを着脱自在に形成してなることを特徴
として構成している。
【００１１】このような蒸気捕集装置では、一方向に下
方傾斜した流水面を水滴が流下して水滴受けが貯水し、
水滴受けを取り外して貯まった水滴を簡単に捨てて処理
することができる。
方傾斜した流水面を水滴が流下して水滴受けが貯水し、
水滴受けを取り外して貯まった水滴を簡単に捨てて処理
することができる。
【００１２】また、請求項４記載の発明は、請求項１乃
至３記載の発明において、平板部材のリビング側端部に
水平保持可能に板材を枢設し、この板材を下方へ回動し
て垂下したときにリビングへ侵入する蒸気をせき止める
遮蔽板として用いることを特徴として構成している。
至３記載の発明において、平板部材のリビング側端部に
水平保持可能に板材を枢設し、この板材を下方へ回動し
て垂下したときにリビングへ侵入する蒸気をせき止める
遮蔽板として用いることを特徴として構成している。
【００１３】このような蒸気捕集装置では、調理器具か
ら蒸気が発生するときは、板材を下方へ回動して垂下さ
せてリビングへ侵入する蒸気をせき止める遮蔽板として
用い、蒸気が発生しないときは、板材を平板部材のリビ
ング側端部に水平保持しておくことができるため、必要
なときだけ遮蔽板の役目を果たし、不要なときは遮蔽板
を納めてキッチンの外観が向上している。
ら蒸気が発生するときは、板材を下方へ回動して垂下さ
せてリビングへ侵入する蒸気をせき止める遮蔽板として
用い、蒸気が発生しないときは、板材を平板部材のリビ
ング側端部に水平保持しておくことができるため、必要
なときだけ遮蔽板の役目を果たし、不要なときは遮蔽板
を納めてキッチンの外観が向上している。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態の蒸気捕
集装置を図１乃至図５に基づいて説明する。
集装置を図１乃至図５に基づいて説明する。
【００１５】図１は、本発明の実施形態の蒸気捕集装置
の使用状態を示す要部の斜視図である。また、図２は、
同上の蒸気捕集装置を示し、（ａ）は斜視図、（ｂ）は
縦断面図である。
の使用状態を示す要部の斜視図である。また、図２は、
同上の蒸気捕集装置を示し、（ａ）は斜視図、（ｂ）は
縦断面図である。
【００１６】図１、図２に示すように、この蒸気捕集装
置は、キッチンの上方位置に取り付けられたキッチンユ
ニット１下側に取り付けられ、キッチンユニット１下方
に配置された炊飯器、ポットなどの調理器具２から発生
して上昇する蒸気３を捕集するものであり、平板部材４
下面に周囲方向へ下方傾斜した曲面を設けてなり、この
曲面を傾斜に沿って水滴６が流下可能な流水面５として
いる。
置は、キッチンの上方位置に取り付けられたキッチンユ
ニット１下側に取り付けられ、キッチンユニット１下方
に配置された炊飯器、ポットなどの調理器具２から発生
して上昇する蒸気３を捕集するものであり、平板部材４
下面に周囲方向へ下方傾斜した曲面を設けてなり、この
曲面を傾斜に沿って水滴６が流下可能な流水面５として
いる。
【００１７】キッチンユニット１は、例えば天袋や壁ユ
ニットなどのようにキッチンの天井や壁面に取り付けら
れて、収納物を取り出し可能な扉を有する箱形に形成さ
れている。このキッチンユニット１の下方には通常キッ
チンカウンタ１４が配設されてシステムキッチンを構成
している。
ニットなどのようにキッチンの天井や壁面に取り付けら
れて、収納物を取り出し可能な扉を有する箱形に形成さ
れている。このキッチンユニット１の下方には通常キッ
チンカウンタ１４が配設されてシステムキッチンを構成
している。
【００１８】蒸気捕集装置は、例えば樹脂成形材料、ス
テンレスなどの耐水性を有する材料のもが好適に用いら
れ、略矩形板状の平板部材４の下面に周囲部を残して開
口形状略矩形の凹所を設けて形成されている。凹所内面
は、中央を高位置にして周囲へ向けて略対称に下方傾斜
する曲面状に形成されており、傾斜に沿って水滴６が凹
所周囲へ流下可能な流水面５を形成している。平板部材
４の四角部にはキッチンユニット１下面に蒸気捕集装置
をビスや釘などの打ち込み片１１よって取り付けるため
の固定孔１２が穿設されている。この固定孔１２は、打
ち込み片１１脚部１１ｂが打ち込み挿入可能な大きさの
に固定孔本体１２ｂと、下端部がやや拡幅されて打ち込
み片１１頭部１１ａを収納可能な収納部１２ａとから形
成されている。
テンレスなどの耐水性を有する材料のもが好適に用いら
れ、略矩形板状の平板部材４の下面に周囲部を残して開
口形状略矩形の凹所を設けて形成されている。凹所内面
は、中央を高位置にして周囲へ向けて略対称に下方傾斜
する曲面状に形成されており、傾斜に沿って水滴６が凹
所周囲へ流下可能な流水面５を形成している。平板部材
４の四角部にはキッチンユニット１下面に蒸気捕集装置
をビスや釘などの打ち込み片１１よって取り付けるため
の固定孔１２が穿設されている。この固定孔１２は、打
ち込み片１１脚部１１ｂが打ち込み挿入可能な大きさの
に固定孔本体１２ｂと、下端部がやや拡幅されて打ち込
み片１１頭部１１ａを収納可能な収納部１２ａとから形
成されている。
【００１９】このような蒸気捕集装置は、キッチンカウ
ンタ１４上面の炊飯器、ポットなどの蒸気３を発生する
調理器具２が通常置かれる所定位置の上方のキッチンユ
ニット１下面に取り付けられて用いられる。この蒸気捕
集装置のキッチンユニット１下面に取付は、キッチンユ
ニット１下面の適切な位置に蒸気捕集装置上面を当接さ
せ、固定孔１２に打ち込み片１１脚部１１ｂを貫通させ
てキッチンユニット１下面に打ち込み、打ち込み片１１
頭部１１ａを収納部１２ａに収納させることによって行
う。
ンタ１４上面の炊飯器、ポットなどの蒸気３を発生する
調理器具２が通常置かれる所定位置の上方のキッチンユ
ニット１下面に取り付けられて用いられる。この蒸気捕
集装置のキッチンユニット１下面に取付は、キッチンユ
ニット１下面の適切な位置に蒸気捕集装置上面を当接さ
せ、固定孔１２に打ち込み片１１脚部１１ｂを貫通させ
てキッチンユニット１下面に打ち込み、打ち込み片１１
頭部１１ａを収納部１２ａに収納させることによって行
う。
【００２０】このような蒸気捕集装置では、調理器具２
から発生して上昇する蒸気３が蒸気捕集装置の流水面５
に到達し、一部はそのまま蒸発し、一部は結露して流水
面５に付着した水滴６となる。この水滴６は、流水面５
を傾斜に沿って周囲方向へ流下し、流水面５周縁から調
理器具２周囲のキッチンカウンタ１４上へ落下する。キ
ッチンカウンタ１４上の水滴６は、そのまま蒸発してな
くなることもあるが、ぞうきんなどで拭き取ってもよ
い。
から発生して上昇する蒸気３が蒸気捕集装置の流水面５
に到達し、一部はそのまま蒸発し、一部は結露して流水
面５に付着した水滴６となる。この水滴６は、流水面５
を傾斜に沿って周囲方向へ流下し、流水面５周縁から調
理器具２周囲のキッチンカウンタ１４上へ落下する。キ
ッチンカウンタ１４上の水滴６は、そのまま蒸発してな
くなることもあるが、ぞうきんなどで拭き取ってもよ
い。
【００２１】また、蒸気捕集装置外形は、横幅が炊飯
器、ポットなどの調理器具２よりも十分に大きく、奥行
きがキッチンユニット１前後長さよりも短いことが望ま
しい。このように形成すると、調理器具２から発生して
横方向に拡散しながら上昇する蒸気３をあますことなく
捕らえられるとともに、キッチンユニット１前面よりも
前方に突出せずに、外観を著しく損なうことがない。
器、ポットなどの調理器具２よりも十分に大きく、奥行
きがキッチンユニット１前後長さよりも短いことが望ま
しい。このように形成すると、調理器具２から発生して
横方向に拡散しながら上昇する蒸気３をあますことなく
捕らえられるとともに、キッチンユニット１前面よりも
前方に突出せずに、外観を著しく損なうことがない。
【００２２】このような蒸気捕集装置では、調理器具２
から発生して上昇する蒸気３は、流水面５に当たって結
露し、水滴６となって流水面５をつたって周囲方向へ流
下するため、蒸気３からキッチンユニット１を保護して
いる。また、蒸気３による水滴６が直接調理器具２に落
下しないため、水滴６が調理器具２内に入ることを防止
できるとともに、調理器具２表面の水滴６を拭き取る手
間が省ける。
から発生して上昇する蒸気３は、流水面５に当たって結
露し、水滴６となって流水面５をつたって周囲方向へ流
下するため、蒸気３からキッチンユニット１を保護して
いる。また、蒸気３による水滴６が直接調理器具２に落
下しないため、水滴６が調理器具２内に入ることを防止
できるとともに、調理器具２表面の水滴６を拭き取る手
間が省ける。
【００２３】図３は、本発明の実施形態の同上と異なる
蒸気捕集装置を示す縦断面図である。
蒸気捕集装置を示す縦断面図である。
【００２４】図３に示すように、この蒸気捕集装置は、
同上の蒸気捕集装置と略同様に形成されている。異なる
点は、流水面５を流下する水滴６を受けて保水する水滴
受け７が流水面５下端部に設けられていることである。
同上の蒸気捕集装置と略同様に形成されている。異なる
点は、流水面５を流下する水滴６を受けて保水する水滴
受け７が流水面５下端部に設けられていることである。
【００２５】水滴受け７は、流水面５周縁に内方へ略水
平に突設された平板リング状に形成されている。この水
滴受け７は、蒸気捕集装置が樹脂成形材料から形成され
ている場合には、平板部材４と一体成形によって形成す
ることが望ましい。このように形成すると、流水面５周
縁と水滴受け７との間に隙間が形成されず、隙間から水
滴６が漏れる心配がない。
平に突設された平板リング状に形成されている。この水
滴受け７は、蒸気捕集装置が樹脂成形材料から形成され
ている場合には、平板部材４と一体成形によって形成す
ることが望ましい。このように形成すると、流水面５周
縁と水滴受け７との間に隙間が形成されず、隙間から水
滴６が漏れる心配がない。
【００２６】このような流水面５下端部に設けた水滴受
け７が流水面５を流下する水滴６を受けて保水するた
め、水滴６の落下を防止し、落下した水滴６を拭き取る
手間が省ける。
け７が流水面５を流下する水滴６を受けて保水するた
め、水滴６の落下を防止し、落下した水滴６を拭き取る
手間が省ける。
【００２７】図４は、本発明の実施形態の同上と異なる
蒸気捕集装置を示す縦断面図である。
蒸気捕集装置を示す縦断面図である。
【００２８】図４に示すように、この蒸気捕集装置は、
同上の蒸気捕集装置と略同様に形成されている。異なる
点は、流水面５を一方向に下方傾斜させるとともに、水
滴受け７を着脱自在に形成していることである。
同上の蒸気捕集装置と略同様に形成されている。異なる
点は、流水面５を一方向に下方傾斜させるとともに、水
滴受け７を着脱自在に形成していることである。
【００２９】流水面５は、平板部材４の横方向に下方傾
斜し、流水面５下端部に水滴受け７が設けられている。
水滴受け７は、前後方向に長尺の上端開口の角型容器状
の容器本体８ｂと、この容器本体８ｂ上端に立設された
複数の固定ピン８ａとからなる水滴受け容器８で形成さ
れている。平板部材４における固定ピン８ａと対向する
位置にそれぞれ下方開口のピン孔１３が穿設されてい
る。そして、各ピン孔１３に対応する固定ピン８ａを根
元まで挿入保持させることによって、水滴受け７を平板
部材４に着脱自在としている。
斜し、流水面５下端部に水滴受け７が設けられている。
水滴受け７は、前後方向に長尺の上端開口の角型容器状
の容器本体８ｂと、この容器本体８ｂ上端に立設された
複数の固定ピン８ａとからなる水滴受け容器８で形成さ
れている。平板部材４における固定ピン８ａと対向する
位置にそれぞれ下方開口のピン孔１３が穿設されてい
る。そして、各ピン孔１３に対応する固定ピン８ａを根
元まで挿入保持させることによって、水滴受け７を平板
部材４に着脱自在としている。
【００３０】このような蒸気捕集装置では、一方向に下
方傾斜した流水面５を水滴６が流下して水滴受け７が貯
水し、水滴受け７を取り外して貯まった水滴６を簡単に
捨てて処理することができる。
方傾斜した流水面５を水滴６が流下して水滴受け７が貯
水し、水滴受け７を取り外して貯まった水滴６を簡単に
捨てて処理することができる。
【００３１】図５は、本発明の実施形態の同上と異なる
蒸気捕集装置を示す縦断面図である。
蒸気捕集装置を示す縦断面図である。
【００３２】図５に示すように、この蒸気捕集装置は、
同上の蒸気捕集装置と略同様に形成されている。異なる
点は、平板部材４のリビング側端部に水平保持可能に板
材を枢着し、この板材を下方へ回動して垂下したときに
リビングへ侵入する蒸気３をせき止める遮蔽板９として
いることである。
同上の蒸気捕集装置と略同様に形成されている。異なる
点は、平板部材４のリビング側端部に水平保持可能に板
材を枢着し、この板材を下方へ回動して垂下したときに
リビングへ侵入する蒸気３をせき止める遮蔽板９として
いることである。
【００３３】この場合、キッチンユニット１は、キッチ
ンスペースとリビングとを仕切る位置に設けられて対面
式のシステムキッチンを構成している。板材は、平板部
材４一辺と略同寸の横辺長さを有する横長の矩形板状に
形成され、横辺上端部が平板部材４のリビング側端部に
枢着されている。また、板材には係合部が設けられると
ともに、この係合部を係合保持する係合保持部が平板部
材４に設けられいる。そして、係合部を係合保持部に係
合させることによって、板材を水平保持可能としてい
る。
ンスペースとリビングとを仕切る位置に設けられて対面
式のシステムキッチンを構成している。板材は、平板部
材４一辺と略同寸の横辺長さを有する横長の矩形板状に
形成され、横辺上端部が平板部材４のリビング側端部に
枢着されている。また、板材には係合部が設けられると
ともに、この係合部を係合保持する係合保持部が平板部
材４に設けられいる。そして、係合部を係合保持部に係
合させることによって、板材を水平保持可能としてい
る。
【００３４】このような蒸気捕集装置では、調理器具２
から蒸気３が発生するときは、板材を下方へ回動して垂
下させてリビングへ侵入する蒸気３をせき止める遮蔽板
９として用い、蒸気３が発生しないときは、板材を平板
部材４のリビング側端部に水平保持しておくことができ
るため、必要なときだけ遮蔽板９の役目を果たし、不要
なときは遮蔽板９を納めてキッチンの外観が向上してい
る。
から蒸気３が発生するときは、板材を下方へ回動して垂
下させてリビングへ侵入する蒸気３をせき止める遮蔽板
９として用い、蒸気３が発生しないときは、板材を平板
部材４のリビング側端部に水平保持しておくことができ
るため、必要なときだけ遮蔽板９の役目を果たし、不要
なときは遮蔽板９を納めてキッチンの外観が向上してい
る。
【００３５】
【発明の効果】請求項１記載の発明では、調理器具から
発生して上昇する蒸気は、流水面に当たって結露し、水
滴となって流水面をつたって周囲方向へ流下するため、
蒸気からキッチンユニットを保護している。また、蒸気
による水滴が直接調理器具に落下しないため、水滴が調
理器具内に入ることを防止できるとともに、調理器具表
面の水滴を拭き取る手間が省ける。したがって、調理器
具に蒸気による水滴を落下させずに、蒸気からキッチン
ユニットを保護している。
発生して上昇する蒸気は、流水面に当たって結露し、水
滴となって流水面をつたって周囲方向へ流下するため、
蒸気からキッチンユニットを保護している。また、蒸気
による水滴が直接調理器具に落下しないため、水滴が調
理器具内に入ることを防止できるとともに、調理器具表
面の水滴を拭き取る手間が省ける。したがって、調理器
具に蒸気による水滴を落下させずに、蒸気からキッチン
ユニットを保護している。
【００３６】また、請求項２記載の発明では、流水面下
端部に設けた水滴受けが流水面を流下する水滴を受けて
保水するため、水滴の落下を防止し、落下した水滴を拭
き取る手間が省ける。
端部に設けた水滴受けが流水面を流下する水滴を受けて
保水するため、水滴の落下を防止し、落下した水滴を拭
き取る手間が省ける。
【００３７】また、請求項３記載の発明では、一方向に
下方傾斜した流水面を水滴が流下して水滴受けが貯水
し、水滴受けを取り外して貯まった水滴を簡単に捨てて
処理することができる。
下方傾斜した流水面を水滴が流下して水滴受けが貯水
し、水滴受けを取り外して貯まった水滴を簡単に捨てて
処理することができる。
【００３８】また、請求項４記載の発明では、調理器具
から蒸気が発生するときは、板材を下方へ回動して垂下
させてリビングへ侵入する蒸気をせき止める遮蔽板とし
て用い、蒸気が発生しないときは、板材を平板部材のリ
ビング側端部に水平保持しておくことができるため、必
要なときだけ遮蔽板の役目を果たし、不要なときは遮蔽
板を納めてキッチンの外観が向上している。
から蒸気が発生するときは、板材を下方へ回動して垂下
させてリビングへ侵入する蒸気をせき止める遮蔽板とし
て用い、蒸気が発生しないときは、板材を平板部材のリ
ビング側端部に水平保持しておくことができるため、必
要なときだけ遮蔽板の役目を果たし、不要なときは遮蔽
板を納めてキッチンの外観が向上している。
【図１】本発明の実施形態の蒸気捕集装置の使用状態を
示す要部の斜視図である。
示す要部の斜視図である。
【図２】同上の蒸気捕集装置を示し、（ａ）は斜視図、
（ｂ）は縦断面図である。
（ｂ）は縦断面図である。
【図３】本発明の実施形態の同上と異なる蒸気捕集装置
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図４】本発明の実施形態の同上と異なる蒸気捕集装置
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図５】本発明の実施形態の同上と異なる蒸気捕集装置
を示す縦断面図である。
を示す縦断面図である。
【図６】従来の蒸気捕集装置の使用状態を示す要部の斜
視図である。
視図である。
１ キッチンユニット ２ 調理器具 ３ 蒸気 ４ 平板部材 ５ 流水面 ６ 水滴 ７ 水滴受け ８ 水滴受け容器 ８ａ 固定ピン ８ｂ 容器本体 ９ 遮蔽板 １１ 打ち込み片 １１ａ 頭部 １１ｂ 脚部 １２ 固定孔 １２ａ 収納部 １２ｂ 固定孔本体 １３ ピン孔 １４ キッチンカウンタ
Claims (4)
- 【請求項１】 キッチンの上方位置に取り付けられたキ
ッチンユニット下側に取り付けられ、キッチンユニット
下方に配置された調理器具から発生して上昇する蒸気を
捕集する蒸気捕集装置であって、平板部材下面に周囲方
向へ下方傾斜した曲面を設けてなり、この曲面を傾斜に
沿って水滴が流下可能な流水面となしたことを特徴とす
る蒸気捕集装置。 - 【請求項２】 流水面を流下する水滴を受けて保水する
水滴受けを流水面下端部に設けてなることを特徴とする
請求項１記載の蒸気捕集装置。 - 【請求項３】 流水面を一方向に下方傾斜させるととも
に、水滴受けを着脱自在に形成してなることを特徴とす
る請求項２記載の蒸気捕集装置。 - 【請求項４】 平板部材のリビング側端部に水平保持可
能に板材を枢着し、この板材を下方へ回動して垂下した
ときにリビングへ侵入する蒸気をせき止める遮蔽板とし
て用いることを特徴とする請求項１乃至３記載の蒸気捕
集装置。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10339566A JP2000157356A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 蒸気捕集装置 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10339566A JP2000157356A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 蒸気捕集装置 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000157356A true JP2000157356A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18328693
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10339566A Pending JP2000157356A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | 蒸気捕集装置 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000157356A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002040154A1 (fr) | 2000-11-15 | 2002-05-23 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Catalyseurs comprenant des imides cycliques a substitution n et procedes pour la preparation de composes organiques avec lesdits catalyseurs |
| JP2002191451A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-09 | Matsukinrii:Kk | 厨房機器用フード装置 |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10339566A patent/JP2000157356A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| WO2002040154A1 (fr) | 2000-11-15 | 2002-05-23 | Daicel Chemical Industries, Ltd. | Catalyseurs comprenant des imides cycliques a substitution n et procedes pour la preparation de composes organiques avec lesdits catalyseurs |
| JP2002191451A (ja) * | 2000-12-26 | 2002-07-09 | Matsukinrii:Kk | 厨房機器用フード装置 |
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