JP2541991Y2 - なべぶた用ラック - Google Patents

なべぶた用ラック

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JP2541991Y2
JP2541991Y2 JP1993053303U JP5330393U JP2541991Y2 JP 2541991 Y2 JP2541991 Y2 JP 2541991Y2 JP 1993053303 U JP1993053303 U JP 1993053303U JP 5330393 U JP5330393 U JP 5330393U JP 2541991 Y2 JP2541991 Y2 JP 2541991Y2
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JP
Japan
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pan
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rack
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holder
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Application number
JP1993053303U
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English (en)
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JPH0716746U (ja
Inventor
浩嗣 霜鳥
Original Assignee
株式会社霜鳥製作所
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Publication date
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  • Devices For Warming Or Keeping Food Or Tableware Hot (AREA)

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本考案は、なべぶた用ラックの分
野に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、受け皿付きなべぶた収納器とし
て、実開昭59−141955号公開公報が、壁面ハン
ガーとして、実開昭59−98846号公開公報が開示
されていた。
【0003】しかし、前記実開昭59−141955号
公開公報のものは、なべぶたのつまみを嵌挿する切り込
み部が、壁面に近接する基板のため、なべぶたの嵌挿
と、取出し作業がやりにくい面がある。
【0004】さらに前記開示の実開昭59−98846
号公開公報のものは、壁面ハンガーで、なべぶたを嵌挿
できる構造ではなかった。
【0005】
【本考案が解決しようとする課題】しかるに本考案は、
なべぶたのつまみ部を嵌挿するなべぶた保持体の前方支
持部を左側支持杆に対し外側方へ傾斜せしめた形状にし
て、前記なべぶたの嵌挿作業と、取出し作業とがスムー
ズにできるようにした。さらに本考案は、受け皿の凹部
を構成する外側周縁の表面部に突子を形成して、載置し
た箸の落下を防止せしめた。また本考案は、調理時にお
いて手が届き易いレンジ廻りの側壁面部の所定個所に吸
着状態に吊り下げ、しかもちょい掛けしたなべぶたから
滴下しる煮汁や水滴を確実に受け止め、確実に貯めてお
くようにして、レンジ廻りを汚損せしめないようにする
と共に、煮汁や水滴を貯める受け皿を吊り下げ部材より
容易に離脱せしめることができるようにして洗滌し、常
時衛生状態を確保できるようにしたすぐれた利点を併有
するものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本考案は、線材を折曲形
成した左右両側支持杆の下方を水平状に延設する挿入支
持部を形成し、前記両支持杆の上方を結線し引掛け部を
形成し、前記両支持杆の間に取着した固定杆に、稍垂直
状に嵌挿したなべぶたが落下しない形状の下方支持部
と、なべぶたが前方への飛出を阻止し、且なべぶたのつ
まみ部とその周辺部とが飛出する形状の前記下方支持部
と接続する前方支持部とを有するなべぶた保持体を取着
すると共に、内側には凹部を取着し、裏面部には水平状
挿入支持部を嵌挿する挿入部とを有する受け皿を別設
し、前記水平状挿入支持部に受皿の挿入部を嵌挿し、引
掛け部に吸着体を嵌挿して組立てたなべぶた用ラック
おいて、
【0007】前記なべぶた保持体を、前記下方支持部に
対し、上方に行くに従って外側方へ傾斜せしめ、前記受
け皿の凹部を構成する外側周縁の表面部に、突子を複数
形成 せしめたなべぶた用ラックである。
【0008】
【作用】本考案の作用を説明すると以下のとおりであ
る。
【0009】本考案のなべぶた用ラックを構成する引掛
け部に、吸着体の首部を引掛けてやる。しかる後、壁面
部の所定個所に吸着体先端の吸着部分を当て押圧する
と、ラックは確実に壁面部に取着される。
【0010】そして水平状の挿入支持部を受け皿の挿入
部に嵌挿すると、受け皿が確実に組立てられる。
【0011】ガスレンジに煮炊きのためなべがかけら
れ、調味料を添加したり、あるいは他に具等を挿入した
り、さらに煮こぼれを防止するためになべぶたのつまみ
をつかみ、ちょい掛けするときは、受け皿の上方に位置
しているなべぶた保持体を構成する前方支持部と中間に
位置する仕切り部との間か、あるいは前方支持部と後方
の固定杆との間に、なべぶたを垂直状にして挿入する
と、なべの下方の外周縁部が、下方支持部に係止し落下
が阻止される。さらにつまみ部とその周辺のふたの一部
とが前方支持部の間から飛出している。
【0012】上述のように、なべぶたが引掛けられる
と、垂直状態になっているので、なべぶたの下方端部か
らは、煮汁や水滴が滴下し、受け皿の凹部内に貯溜す
る。
【0013】さらに、受け皿の凹部におたまや受け皿の
上面に箸類を載せておいてもよい。その結果おたまが飛
出したりしないし、箸は受け皿の表面部に突設する突子
によって係止されているので飛出しない。
【0014】本考案の場合、なべぶた保持体の前方支持
部を前方に前倒し状態にすることによって、なべぶたの
つまみ部周辺が大きく膨れあがっているときでも十分対
応してスムーズになべぶたを引掛けておくことができ
る。
【0015】また本考案のラックを構成するなべぶた保
持体を構成する固定杆の左右両端部を後方向に、吸着体
が壁面部に吸着して、壁面部と両側支持杆との間が同一
幅員を保持することができる程度の長さに折曲する。以
上のように固定杆を折曲することによって、吸着体の吸
着力を均一に保持せしめることができる。従って長時間
ラックを壁面部に吸着せしめておくことができる。
【0016】さらに、受け皿は、上方に軽く持ち上げる
と、水平状の挿入支持部と受け皿側の挿入部とが離脱し
容易に分離させることができる。そして受け皿を洗滌し
再度、組立てゝやる。
【0017】以上のようにすることによって、常時衛生
状態を確保することができる。
【0018】またなべぶた保持体を構成する前方支持部
と固定杆との間に、固定杆等と平行状に取着した仕切り
部によって、引掛けたなべぶたを下方の受け皿の中央部
に常時位置し、煮汁や水滴が受け皿の外側に滴下させな
いようにしている。
【0019】
【実施例】本考案の実施例を説明すると以下のとおりで
ある。
【0020】Aは本考案なべぶた用ラックであり、以下
の構成部材から形成されている。
【0021】本考案のラックAは、線材を折曲加工した
構成部材と合成樹脂製受け皿aとから組み立てられてい
る。
【0022】1は線材を折曲形成した左側支持杆、2は
同じく右側支持杆であり、両支持杆1、2は所定の間隔
を設け且平行状である。そして両杆1、2の下方を水平
状に延設して挿入支持部3を形成する。また前記両支持
杆1、2の上方を結線し通常2個所引掛け部4を形成す
る。5は前記両支持杆1、2の間に取着した固定杆であ
る。6はなべぶたbを支持する保持体であり、以下の構
成から形成されている。稍垂直状に嵌挿したなべぶたb
が落下しない形状の下方支持部7と、なべぶたbが前方
へ飛出しようとするのを阻止し、且なべぶたbのつまみ
部8とその周辺部とを飛出させる形状となっている前記
下方支持部7と接続する前方支持部9から構成されてい
る。そして前記保持体6は、前方支持部9を左側支持杆
1に対し、外側方へ傾斜させ展開しておくものである。
10は固定杆5に取着した線材の仕切り部であり、この
仕切り部10の下方端部は、下方支持部7に接着してい
る。つぎに受け皿aの構成を説明すると、内側に単数も
しくは複数の凹部11を形成し、裏面部12には水平状
挿入支持部を嵌挿する挿入部13を形成する。14は受
け皿bの後方部の中、左右両側部に形成した切欠部であ
る。15は受け皿aの表面部に突設した突子であり、複
数形成する。16は吸着体cを構成する頭部、17は吸
着部である。18は頭部16と吸着部17とを接続する
接続杆である。以上の構成からなる吸着体cは、引掛け
部4に引掛け、壁面部19に吸着する。20はおたま、
21は箸である。22はガスレンジ、23はなべであ
る。
【0023】
【効果】本考案は以下に示す効果を奏する。
【0024】本考案は上述のとおり、なべぶた保持体を
構成する前方支持部を、下方支持部より左側支持杆に対
し外側方へ傾斜展開せしめたので、なべぶたのつまみ部
をつかんでのなべぶたの嵌挿作業と、取出し作業がきわ
めてスムーズに行うことができる。
【0025】さらに受け皿の凹部を構成する外側周縁の
表面部に複数の突子を形成したので、箸を確実に保持す
ることができると共に、落下防止にもなる利点を併有し
ている。
【図面の簡単な説明】
【図1】本考案なべぶた用ラックの斜面図である。
【図2】同ラックの使用状態を示す斜面図である。
【図3】同ラックの側面図である。
【図4】同使用状態を示す斜視図である。
【符号の説明】
A・・・なべぶた用ラック a・・・受け皿 b・
・・なべぶた c・・・吸着体 1・・・左側支持杆 2・・・右
側支持杆 3・・・挿入支持部 4・・・引掛け部 5・・・
固定杆 6・・・保持体 7・・・下方支持部 8・・・つ
まみ部 9・・・前方支持部 10・・・仕切り部 11・
・・凹部 12・・・裏面部 13・・・挿入部 14・・・
切欠部 15・・・突子 16・・・頭部 17・・・吸着
部 18・・・接続杆 19・・・壁面部 20・・・おたま 21・・・
箸 22・・・ガスレンジ 23・・・なべ

Claims (1)

    (57)【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】線材を折曲形成した左右両側支持杆の下方
    を水平状に延設する挿入支持部を形成し、前記両支持杆
    の上方を結線し引掛け部を形成し、前記両支持杆の間に
    取着した固定杆に、稍垂直状に嵌挿したなべぶたが落下
    しない形状の下方支持部と、なべぶたが前方への飛出を
    阻止し、且なべぶたのつまみ部とその周辺部とが飛出す
    る形状の前記下方支持部と接続する前方支持部とを有す
    るなべぶた保持体を取着すると共に、内側には凹部を取
    着し、裏面部には水平状挿入支持部を嵌挿する挿入部と
    を有する受け皿を別設し、前記水平状挿入支持部に受皿
    の挿入部を嵌挿し、引掛け部に吸着体を嵌挿して組立て
    たなべぶた用ラックにおいて、 前記なべぶた保持体を、前記下方支持部に対し、上方に
    行くに従って外側方へ傾斜せしめ、前記受け皿の凹部を
    構成する外側周縁の表面部に、突子を複数形成せしめた
    ことを特徴とするなべぶた用ラック。
JP1993053303U 1993-09-06 1993-09-06 なべぶた用ラック Expired - Lifetime JP2541991Y2 (ja)

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JPH0716746U JPH0716746U (ja) 1995-03-20
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JP6035070B2 (ja) * 2012-07-24 2016-11-30 タカラスタンダード株式会社 板状部材の保持装置および保持方法

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JPS5838527A (ja) * 1981-08-31 1983-03-07 松下電工株式会社 電気掃除機

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