JP2000157183A - ペットフ―ド - Google Patents
ペットフ―ドInfo
- Publication number
- JP2000157183A JP2000157183A JP10375856A JP37585698A JP2000157183A JP 2000157183 A JP2000157183 A JP 2000157183A JP 10375856 A JP10375856 A JP 10375856A JP 37585698 A JP37585698 A JP 37585698A JP 2000157183 A JP2000157183 A JP 2000157183A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- pet food
- lactosucrose
- weight
- pet
- green tea
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
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- Feed For Specific Animals (AREA)
- Fodder In General (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】ペットの排泄する糞尿の悪臭を効果的に消去ま
たは低減させる物質を配合したペットフードを提供す
る。 【解決手段】ペットフードに適量のラクトシュクロース
を配合した、又は、ラクトシュクロース及び、緑茶また
はその加工品を混合し、ペットフードに配合し悪臭の元
となる硫化水素、アンモニア、トリメチルアミン、メチ
ルメルカプタン等の体内での発生を抑制し、効率的に糞
尿の臭気を消去または低減させる。
たは低減させる物質を配合したペットフードを提供す
る。 【解決手段】ペットフードに適量のラクトシュクロース
を配合した、又は、ラクトシュクロース及び、緑茶また
はその加工品を混合し、ペットフードに配合し悪臭の元
となる硫化水素、アンモニア、トリメチルアミン、メチ
ルメルカプタン等の体内での発生を抑制し、効率的に糞
尿の臭気を消去または低減させる。
Description
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、ペットが排出す
る糞尿の臭いを消去または低減できるペットフードに関
するものである。 【0002】 【従来の技術】犬、猫、鳥等のペットを飼育する際、そ
の糞尿の臭いや処理は煩わしい。近年のペットブームの
中、ペット数は大幅に増加しており、それにつれて糞尿
に起因する悪臭苦情が増加している。この対策として、
ペット産業にあっては後処理等で対処していたが、抜本
的対策はたてられていないのが現状である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
は、ペットが排出する糞尿の臭気を消去または低減する
ペットフードを提供する。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、ペットへの
給餌により糞尿の臭気成分を抑制し、糞尿の臭気を消
臭、減臭させれば臭いの発生がなくなり又は、減少し好
ましいことである。 【0005】本発明は上記の目的を達成するために研究
をかさねた結果、ペットフードに適量のラクトシュクロ
ースを配合し又は、ラクトシュクロース及び、緑茶また
はその加工成分を混合し、配合したペットフードを給餌
させることにより悪臭成分である硫化水素、アンモニ
ア、トリメチルアミン、メチルメルカプタン等のペット
の体内での発生を抑制し、糞尿の悪臭を有効に消臭、減
臭させることを知見により本発明が完成した。 【0006】本発明のラクトシュクロースを配合し又
は、ラクトシュクロース及び、緑茶またはその加工品を
混合し、ペットフードに配合すことには、従来使用され
ているいかなる原材料、形態のペットフードとして利用
できる。すなわち、原材料として畜肉類、魚貝類、野菜
類、穀類、澱粉、油脂類、魚粉、食物繊維、乳製品、ビ
タミン、ミネララル、水分等の各種成分を調整したもの
で、形態が生、半生、乾燥等の各種型式のペットフード
に利用できる。 【0007】ラクトシュクロースは既知の物質であり、
本発明のペットフードは従来のペットフードにラクトシ
ュクロース又は、緑茶またはその加工品を従来の加工技
術により製造、配合することができる。配合量は、ラク
トシュクロースが0,05〜20重量%。緑茶またはそ
の加工品が0,01〜5重量%と少量の配合で効果を発
揮する。又、ラクトシュクロースと緑茶またはその加工
品を混合し、配合した方が効果は高い。配合割合は多い
ほど効果が高いが、少量でも効果は発揮する。ペットの
嗜好性に変化はほとんどなかった。 【0008】 【発明の実施の形態】 【実施例】実施例1 ペットフードに(1)ラクトシュ
クロースを0,05重量%配合しよく撹拌したもの。
(2)ラクトシュクロースを20重量%配合しよく撹拌
したもの。(3)ラクトシュクロースを0,05重量%
及び、緑茶またはその加工品を0,01重量%配合しよ
く撹拌したもの。(4)ラクトシュクロースを20重量
%及び、緑茶またはその加工品を5重量%配合しよく撹
拌したもの。以上の4例の投与試験を行った。試験の内
容は、体重12kgの雑種成犬に、上記ペットフード
を、1日800gを3回に分けて与え、期間は10日間
とした。判定の基準は、1.無臭 2.ほぼ無臭3.若
干臭い 4.臭いの判定ができる5.通常の糞尿の臭
い。の5段階評価とした。いずれも投与開始日より7日
間経過した以降の3日間の評価である。 【0009】実施例2 (1)ペットフードにラクトシ
ュクロースを0,05重量%配合しよく撹拌したものの
試験結果。 判定4.臭いの判定ができる。 【0010】実施例3 (2)ペットフードにラクトシ
ュクロースを20重量%配合しよく撹拌したものの試験
結果。 判定3.若干臭い。 【0011】実施例4 (3)ラクトシュクロースを
0,05重量%及び、緑茶またはその加工品を0,01
重量%混合し、ペットフードに配合しよく撹拌したもの
の試験結果。 判定3.若干臭い。 【0012】実施例5 (4)ラクトシュクロースを2
0重量%及び、緑茶またはその加工品を5重量%混合し
ペットフードに配合しよく撹拌したものの試験結果。 判定2.ほぼ無臭。 【0013】 【発明の効果】この発明のペットフードを給餌させるこ
とにより、ペットの排泄する糞尿の悪臭を消去または低
減させることができ、悪臭公害を少なくすることができ
る。
る糞尿の臭いを消去または低減できるペットフードに関
するものである。 【0002】 【従来の技術】犬、猫、鳥等のペットを飼育する際、そ
の糞尿の臭いや処理は煩わしい。近年のペットブームの
中、ペット数は大幅に増加しており、それにつれて糞尿
に起因する悪臭苦情が増加している。この対策として、
ペット産業にあっては後処理等で対処していたが、抜本
的対策はたてられていないのが現状である。 【0003】 【発明が解決しようとする課題】したがって、この発明
は、ペットが排出する糞尿の臭気を消去または低減する
ペットフードを提供する。 【0004】 【課題を解決するための手段】この発明は、ペットへの
給餌により糞尿の臭気成分を抑制し、糞尿の臭気を消
臭、減臭させれば臭いの発生がなくなり又は、減少し好
ましいことである。 【0005】本発明は上記の目的を達成するために研究
をかさねた結果、ペットフードに適量のラクトシュクロ
ースを配合し又は、ラクトシュクロース及び、緑茶また
はその加工成分を混合し、配合したペットフードを給餌
させることにより悪臭成分である硫化水素、アンモニ
ア、トリメチルアミン、メチルメルカプタン等のペット
の体内での発生を抑制し、糞尿の悪臭を有効に消臭、減
臭させることを知見により本発明が完成した。 【0006】本発明のラクトシュクロースを配合し又
は、ラクトシュクロース及び、緑茶またはその加工品を
混合し、ペットフードに配合すことには、従来使用され
ているいかなる原材料、形態のペットフードとして利用
できる。すなわち、原材料として畜肉類、魚貝類、野菜
類、穀類、澱粉、油脂類、魚粉、食物繊維、乳製品、ビ
タミン、ミネララル、水分等の各種成分を調整したもの
で、形態が生、半生、乾燥等の各種型式のペットフード
に利用できる。 【0007】ラクトシュクロースは既知の物質であり、
本発明のペットフードは従来のペットフードにラクトシ
ュクロース又は、緑茶またはその加工品を従来の加工技
術により製造、配合することができる。配合量は、ラク
トシュクロースが0,05〜20重量%。緑茶またはそ
の加工品が0,01〜5重量%と少量の配合で効果を発
揮する。又、ラクトシュクロースと緑茶またはその加工
品を混合し、配合した方が効果は高い。配合割合は多い
ほど効果が高いが、少量でも効果は発揮する。ペットの
嗜好性に変化はほとんどなかった。 【0008】 【発明の実施の形態】 【実施例】実施例1 ペットフードに(1)ラクトシュ
クロースを0,05重量%配合しよく撹拌したもの。
(2)ラクトシュクロースを20重量%配合しよく撹拌
したもの。(3)ラクトシュクロースを0,05重量%
及び、緑茶またはその加工品を0,01重量%配合しよ
く撹拌したもの。(4)ラクトシュクロースを20重量
%及び、緑茶またはその加工品を5重量%配合しよく撹
拌したもの。以上の4例の投与試験を行った。試験の内
容は、体重12kgの雑種成犬に、上記ペットフード
を、1日800gを3回に分けて与え、期間は10日間
とした。判定の基準は、1.無臭 2.ほぼ無臭3.若
干臭い 4.臭いの判定ができる5.通常の糞尿の臭
い。の5段階評価とした。いずれも投与開始日より7日
間経過した以降の3日間の評価である。 【0009】実施例2 (1)ペットフードにラクトシ
ュクロースを0,05重量%配合しよく撹拌したものの
試験結果。 判定4.臭いの判定ができる。 【0010】実施例3 (2)ペットフードにラクトシ
ュクロースを20重量%配合しよく撹拌したものの試験
結果。 判定3.若干臭い。 【0011】実施例4 (3)ラクトシュクロースを
0,05重量%及び、緑茶またはその加工品を0,01
重量%混合し、ペットフードに配合しよく撹拌したもの
の試験結果。 判定3.若干臭い。 【0012】実施例5 (4)ラクトシュクロースを2
0重量%及び、緑茶またはその加工品を5重量%混合し
ペットフードに配合しよく撹拌したものの試験結果。 判定2.ほぼ無臭。 【0013】 【発明の効果】この発明のペットフードを給餌させるこ
とにより、ペットの排泄する糞尿の悪臭を消去または低
減させることができ、悪臭公害を少なくすることができ
る。
Claims (1)
- 【特許請求の範囲】 【請求項目1】ラクトシュクロースを有効成分としたも
のを配合したことを特徴とするペットフード。 【請求項目2】ラクトシュクロースを有効成分としたも
の及び、緑茶またはその加工品を混合し、ペットフード
に配合したことを特徴とする。 【請求項目3】ラクトシュクロースの配合量が0,05
〜20重量%である請求項目1に記載のペットフード。 【請求項目4】ラクトシュクロースの配合量が0,05
重量%〜20重量%のもの及び、緑茶又はその加工品の
配合量が0,01〜5重量%のものを混合し、配合した
請求項目2に記載したペットフード。 【請求項目5】請求項目1又は請求項目2の成分を有す
る物質を給餌前にペットフードにふりかけることを特徴
とするペットの副食品。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10375856A JP2000157183A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | ペットフ―ド |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10375856A JP2000157183A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | ペットフ―ド |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000157183A true JP2000157183A (ja) | 2000-06-13 |
Family
ID=18506172
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10375856A Pending JP2000157183A (ja) | 1998-11-30 | 1998-11-30 | ペットフ―ド |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000157183A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1600061A1 (en) * | 2004-05-25 | 2005-11-30 | Cognis IP Management GmbH | Oral and/or topical compositions |
-
1998
- 1998-11-30 JP JP10375856A patent/JP2000157183A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
EP1600061A1 (en) * | 2004-05-25 | 2005-11-30 | Cognis IP Management GmbH | Oral and/or topical compositions |
WO2005115170A1 (en) * | 2004-05-25 | 2005-12-08 | Cognis Ip Management Gmbh | Oral and /or topical compositions |
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