JP2000155628A - 消費電流制御方法及び情報処理システムの周辺装置 - Google Patents
消費電流制御方法及び情報処理システムの周辺装置Info
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- JP2000155628A JP2000155628A JP10329260A JP32926098A JP2000155628A JP 2000155628 A JP2000155628 A JP 2000155628A JP 10329260 A JP10329260 A JP 10329260A JP 32926098 A JP32926098 A JP 32926098A JP 2000155628 A JP2000155628 A JP 2000155628A
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- Synchronisation In Digital Transmission Systems (AREA)
Abstract
作成を容易にし、消費電流制御の信頼性を向上させる。 【解決手段】 パケット判別部5は、上位装置1から受
信したパケットが同期用またはタイムスタンプ用のパケ
ットであるか否かを判別する。パケット計数部6は、同
期用またはタイムスタンプ用のパケットであるとき、こ
れをカウントし、同期用またはタイムスタンプ用のパケ
ットでないとき、カウント数をリセットする。カウント
数判別部7はカウント数が規定値に達したか否かを判別
する。給電制御部8は、カウント数が規定値に達したと
き、給電停止を指示する給電オン/オフ信号を出力す
る。制御可変給電部9は、給電オン/オフ信号に従って
消費電流を制御する。
Description
に係り、特に周辺装置の消費電流を制御する消費電流制
御方法に関するものである。
ータ環境を実現することを目的として、コンピュータ本
体及び周辺装置を省電力化する傾向があり、また、携帯
型コンピュータの普及に伴い、バッテリの消耗をできる
だけ少なく抑えることをユーザーから求められる傾向が
強まってきた。また、同様にユーザーフレンドリーなコ
ンピュータ環境を実現することを目的として、データ転
送速度が高いパケット通信を基本とする新しいインター
フェースが提供されるようになった。
電流制御方法としては、上記パケット通信を基本とする
インターフェースにおいて、消費電流制御用のデータ・
フォーマットを規定し、上位装置(コンピュータ)から
周辺装置へ消費電流制御用パケットを送信し、そのデー
タを周辺装置側で判別して、消費電流制御を行う方法が
あった。また、アプリケーション動作に必要なパケット
通信が一定時間ないことを周辺装置側で判別し、消費電
流制御を行う方法があった。
消費電流制御方法では、上位装置に周辺装置用のアプリ
ケーション・ソフトを持たせるか、あるいは上位装置の
デバイス・ドライバに消費電流制御用のパケット通信を
行わせるための機能を持たせる必要があるという問題点
があった。また、上位装置と周辺装置との間の伝送路に
おける消費電流制御用パケットのデータ化け、特に無線
通信におけるパケット紛失の影響を受けやすいという問
題点があった。本発明は、上記課題を解決するためにな
されたもので、上位装置における周辺装置用ソフトウェ
アの作成を容易にし、消費電流制御の信頼性を向上させ
ることができる消費電流制御方法及び情報処理システム
の周辺装置を提供することを目的とする。
法は、請求項1に記載のように、上位装置と上位装置か
ら給電を受ける周辺装置とがパケット通信を行う情報処
理システムにおいて、上位装置から一定時間ごとに送信
される同期用またはタイムスタンプ用のパケットを周辺
装置で受信する度に、これをカウントし、このカウント
数に応じて周辺装置の消費電流を制御するようにしたも
のである。また、請求項2に記載のように、上記周辺装
置は、上記カウント数が規定値に達したとき、内蔵する
所定の回路への給電を停止し、受信パケットが上記同期
用またはタイムスタンプ用のパケットでないとき、カウ
ント数をリセットして上記回路への給電を再開するよう
にしたものである。また、請求項3に記載のように、上
記同期用またはタイムスタンプ用のパケットは、USB
インターフェース仕様上のSOFパケットである。
置(2)は、請求項4に記載のように、上記上位装置
(1)とパケット通信を行う通信手段(3,4)と、受
信パケットが上位装置から一定時間ごとに送信される同
期用またはタイムスタンプ用のパケットであるか否かを
判別するパケット判別手段(5)と、受信パケットが同
期用またはタイムスタンプ用のパケットであると判別さ
れたとき、これをカウントし、同期用またはタイムスタ
ンプ用のパケットでないと判別されたとき、カウント数
をリセットする計数手段(6)と、上記カウント数が規
定値に達したか否かを判別するカウント数判別手段
(7)と、上記カウント数が規定値に達していないと判
別されたとき、内蔵する所定の回路への給電を行い、カ
ウント数が規定値に達したと判別されたとき、上記回路
への給電を停止する給電制御手段(8,9)とを有する
ものである。
て図面を参照して詳細に説明する。図1は本発明の実施
の形態を示す情報処理システムのブロック図である。本
実施の形態の情報処理システムは、上位装置(コンピュ
ータ)1と、上位装置1と接続され、上位装置1から給
電を受ける周辺装置2とからなる。
よるデータ通信を行うための通信用バッファ部3と、通
信用バッファ部3を制御する通信制御部4と、通信用バ
ッファ部3で受信された受信パケットPAが同期用また
はタイムスタンプ用のパケットであるか否かを判別する
パケット判別部5と、受信パケットPAが同期用または
タイムスタンプ用のパケットであると判別されたとき、
これをカウントし、同期用またはタイムスタンプ用のパ
ケットでないと判別されたとき、カウント数をリセット
するパケット計数部6と、カウント数が規定値に達した
か否かを判別するカウント数判別部7と、カウント数が
規定値に達していないと判別されたとき、給電を指示す
る給電オン/オフ信号Sを出力し、カウント数が規定値
に達したと判別されたとき、給電停止を指示する給電オ
ン/オフ信号Sを出力する給電制御部8と、給電制御部
8からの給電オン/オフ信号Sに従って、周辺装置2の
回路(不図示)へ給電したり、給電を停止したりする制
御可変給電部9とを有している。
な情報処理システムにおいて、上位装置1と周辺装置2
とがパケット通信を基本としたデータ通信を行い、ま
た、周辺装置2のアプリケーション動作/非動作に関わ
らず、上位装置1が絶えず一定の時間間隔で周辺装置2
に同期用またはタイムスタンプ用のパケットを送信し、
周辺装置2側で、同期用のパケットまたはタイムスタン
プ用のパケットをカウントすることにより消費電流を制
御するようにしたものである。
明する。上位装置1は、周辺装置2のアプリケーション
動作等に必要なパケットや同期用またはタイムスタンプ
用のパケットを周辺装置2へ送信する。周辺装置2の通
信用バッファ部3は、周辺装置2から送信されたパケッ
トを受信する。そして、通信用バッファ部3は、通信制
御部4の制御に従って、受信パケットPAをパケット判
別部5に渡す。
同期用またはタイムスタンプ用のパケットであるか否か
を判別し、その判別結果を示すパケット判別信号PDを
パケット計数部6に出力する。
Dが同期用またはタイムスタンプ用のパケットを受信し
たことを示している場合、自身が保持しているカウント
数を1カウントアップあるいは1カウントダウンする、
また、パケット計数部6は、パケット判別信号PDが同
期用またはタイムスタンプ用のパケットでないことを示
している場合、自身が保持しているカウント数をリセッ
トする。
ント数を示すカウント数信号Cをカウント数判別部7に
出力する。カウント数判別部7は、カウント数信号Cが
示す現在のカウント数が予め設定された規定値に達して
いるか否かを判別し、その判別結果を示すカウント数判
別信号CDを給電制御部8に出力する。
以外のパケットが上位装置1から送信されない場合、同
期用またはタイムスタンプ用のパケットだけが上位装置
1から連続的に送信されるので、パケット計数部6は、
カウントアップあるいはカウントダウンを継続的に行
い、上記カウント数は、やがて規定値に達する。このよ
うに、カウント数が規定値に達した場合、周辺装置2
は、アプリケーション動作に必要なパケット通信が行わ
れていないと判断することができる。
とをカウント数判別信号CDが示しているため、給電制
御部8は、不要な回路への給電をオフするために、給電
停止を指示する給電オン/オフ信号Sを制御可変給電部
9に出力する。この給電オン/オフ信号Sに従って、制
御可変給電部9は、不要な回路への給電を停止する。
ケット以外のパケットが上位装置1から送信された場
合、パケット計数部6は、自身が保持しているカウント
数をリセットする。カウント数が規定値に達していない
場合、周辺装置2は、アプリケーション動作に必要なパ
ケット通信が行われていると判断する。この場合、カウ
ント数が規定値に達していないことをカウント数判別信
号CDが示しているため、給電制御部8は、給電継続を
指示する給電オン/オフ信号Sを制御可変給電部9に出
力する。この給電オン/オフ信号Sに従って、制御可変
給電部9は、給電を継続する。
より不要な回路への給電を停止していた状態で、カウン
ト数がリセットされた場合、周辺装置2は、アプリケー
ション動作に必要なパケット通信が再開されたと判断す
ることができる。この場合にも、カウント数が規定値に
達していないことをカウント数判別信号CDが示すた
め、給電制御部8は、給電再開を指示する給電オン/オ
フ信号Sを制御可変給電部9に出力する。この給電オン
/オフ信号Sに従って、制御可変給電部9は、給電を停
止していた回路に対して給電を再開する。
た場合、パケット計数部6は、カウント数を更にカウン
トアップしたり、カウントダウンしたりする必要はな
く、リセットされるまで、カウント数を規定値のままに
しておいても構わない。
動作をより具体的に説明する。図2、図3は、周辺装置
2の動作を説明するためのフローチャート図であり、図
2は、パケット計数部6がカウント数をカウントアップ
し、リセット時にはカウント数を0にリセットする場合
の動作を示し、図3は、パケット計数部6がカウント数
をカウントダウンし、リセット時にはカウント数をM
(Mは0より大きい整数)にリセットする場合の動作を
示している。
説明すると、初期時(例えば、周辺装置2の電源投入
時)において、パケット計数部6は、カウント数nを0
にリセットする(ステップ101)。この場合、制御可
変給電部9は、回路への給電を行う(ステップ10
2)。続いて、パケット判別部5は、受信パケットPA
が同期用またはタイムスタンプ用のパケットであるか否
かを判別し(ステップ104)、パケット計数部6は、
受信パケットPAが同期用またはタイムスタンプ用のパ
ケットであると判別されたとき、カウント数nを1カウ
ントアップする(ステップ105)。
nが規定値N(Nは0より大きい整数)に達しているか
否かを判別し(ステップ106)、カウント数nが規定
値Nに達したと判別されたとき、給電制御部8は、給電
停止を指示する給電オン/オフ信号Sを出力する。これ
により、制御可変給電部9は、不要な回路への給電を停
止する(ステップ107)。
ないと判別されたとき、給電制御部8は、給電継続を指
示する給電オン/オフ信号Sを出力する。これにより、
制御可変給電部9は、給電を継続する(ステップ10
2)。さらに、ステップ104において、受信パケット
PAが同期用またはタイムスタンプ用のパケットでない
と判別されたとき、パケット計数部6は、カウント数n
を0にリセットする(ステップ101)。これにより、
制御可変給電部9は、給電を停止していた回路に対して
給電を再開する(ステップ102)。
を説明すると、初期時において、パケット計数部6は、
カウント数mをMにリセットする(ステップ201)。
これにより、回路への給電が行われる(ステップ20
2)。続いて、パケット判別部5は、受信パケットPA
が同期用またはタイムスタンプ用のパケットであるか否
かを判別し(ステップ204)、パケット計数部6は、
受信パケットPAが同期用またはタイムスタンプ用のパ
ケットであると判別されたとき、カウント数nを1カウ
ントダウンする(ステップ205)。
mが規定値0に達しているか否かを判別し(ステップ2
06)、カウント数mが規定値0に達したと判別された
とき、給電制御部8は、給電停止を指示する給電オン/
オフ信号Sを出力する。これにより、不要な回路への給
電が停止される(ステップ207)。
ないと判別されたとき、給電制御部8は、給電継続を指
示する給電オン/オフ信号Sを出力する。これにより、
制御可変給電部9は、給電を継続する(ステップ20
2)。さらに、ステップ204において、受信パケット
PAが同期用またはタイムスタンプ用のパケットでない
と判別されたとき、パケット計数部6は、カウント数m
をMにリセットする(ステップ201)。これにより、
制御可変給電部9は、給電を停止していた回路に対して
給電を再開する(ステップ202)。
周辺装置2との間の通信インターフェース仕様として
は、例えばUSB(ユニバーサル・シリアル・バス)イン
ターフェースがあり、同期用またはタイムスタンプ用の
パケットとしては、例えばUSBインターフェース仕様
上のSOF(スタート・オブ・フレーム)パケットがあ
る。この場合、上位装置1と周辺装置2との間でのコン
フィグレーション後(システム構成の設定後)、上位装
置1からのSOFパケットをカウントすることにより、
周辺装置2の消費電流を制御することができる。
に、上位装置から一定時間ごとに送信される同期用また
はタイムスタンプ用のパケットを周辺装置で受信する度
に、これをカウントすることにより、アプリケーション
動作に必要なパケット通信が行われているか否かを周辺
装置で判別することができ、その判別結果に応じて周辺
装置の消費電流を制御することができる。その結果、上
位装置における周辺装置用のアプリケーション・ソフト
あるいはデバイス・ドライバの作成を容易にすることが
できる。その理由は、アプリケーション動作に必要なパ
ケット通信が行われているか否かを周辺装置で判別し
て、その判別結果に応じて消費電流を制御するため、消
費電流制御用のデータ・フォーマットを規定して上位装
置から周辺装置へ消費電流制御用パケットを送信する必
要がなくなるからである。また、従来の消費電流制御方
法よりも、消費電流制御の信頼性を向上させることがで
きる。その理由は、上位装置から一定時間ごとに送信さ
れる同期用またはタイムスタンプ用のパケットを消費電
流制御に利用するので、上位装置と周辺装置との間の伝
送路におけるパケットのデータ化けの影響を受け難くな
るからである。
のブロック図である。
ーチャート図である。
ーチャート図である。
4…通信制御部、5…パケット判別部、6…パケット計
数部、7…カウント数判別部、8…給電制御部、9…制
御可変給電部。
Claims (4)
- 【請求項1】 上位装置と上位装置から給電を受ける周
辺装置とがパケット通信を行う情報処理システムにおい
て、 上位装置から一定時間ごとに送信される同期用またはタ
イムスタンプ用のパケットを周辺装置で受信する度に、
これをカウントし、このカウント数に応じて周辺装置の
消費電流を制御することを特徴とする消費電流制御方
法。 - 【請求項2】 請求項1記載の消費電流制御方法におい
て、 前記周辺装置は、前記カウント数が規定値に達したと
き、内蔵する所定の回路への給電を停止し、受信パケッ
トが前記同期用またはタイムスタンプ用のパケットでな
いとき、カウント数をリセットして前記回路への給電を
再開することを特徴とする消費電流制御方法。 - 【請求項3】 請求項1記載の消費電流制御方法におい
て、 前記同期用またはタイムスタンプ用のパケットは、US
Bインターフェース仕様上のSOFパケットであること
を特徴とする消費電流制御方法。 - 【請求項4】 上位装置と上位装置から給電を受ける周
辺装置とがパケット通信を行う情報処理システムにおい
て、 前記周辺装置は、前記上位装置とパケット通信を行う通
信手段と、 受信パケットが上位装置から一定時間ごとに送信される
同期用またはタイムスタンプ用のパケットであるか否か
を判別するパケット判別手段と、 受信パケットが同期用またはタイムスタンプ用のパケッ
トであると判別されたとき、これをカウントし、同期用
またはタイムスタンプ用のパケットでないと判別された
とき、カウント数をリセットする計数手段と、 前記カウント数が規定値に達したか否かを判別するカウ
ント数判別手段と、 前記カウント数が規定値に達していないと判別されたと
き、内蔵する所定の回路への給電を行い、カウント数が
規定値に達したと判別されたとき、前記回路への給電を
停止する給電制御手段とを有することを特徴とする情報
処理システムの周辺装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32926098A JP3405234B2 (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | 消費電流制御方法及び情報処理システムの周辺装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32926098A JP3405234B2 (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | 消費電流制御方法及び情報処理システムの周辺装置 |
Publications (2)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000155628A true JP2000155628A (ja) | 2000-06-06 |
JP3405234B2 JP3405234B2 (ja) | 2003-05-12 |
Family
ID=18219466
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32926098A Expired - Lifetime JP3405234B2 (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | 消費電流制御方法及び情報処理システムの周辺装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP3405234B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008257690A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-10-23 | Nec Corp | Usb通信制御方法及び装置 |
JP2010511868A (ja) * | 2006-11-30 | 2010-04-15 | エレクトロ サイエンティフィック インダストリーズ インコーポレーテッド | 試験計器の同期制御 |
-
1998
- 1998-11-19 JP JP32926098A patent/JP3405234B2/ja not_active Expired - Lifetime
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2010511868A (ja) * | 2006-11-30 | 2010-04-15 | エレクトロ サイエンティフィック インダストリーズ インコーポレーテッド | 試験計器の同期制御 |
JP2008257690A (ja) * | 2007-03-09 | 2008-10-23 | Nec Corp | Usb通信制御方法及び装置 |
JP4730381B2 (ja) * | 2007-03-09 | 2011-07-20 | 日本電気株式会社 | Usb通信制御方法及び装置 |
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Publication number | Publication date |
---|---|
JP3405234B2 (ja) | 2003-05-12 |
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