JP2000154531A - 地盤改良機械 - Google Patents

地盤改良機械

Info

Publication number
JP2000154531A
JP2000154531A JP2000003338A JP2000003338A JP2000154531A JP 2000154531 A JP2000154531 A JP 2000154531A JP 2000003338 A JP2000003338 A JP 2000003338A JP 2000003338 A JP2000003338 A JP 2000003338A JP 2000154531 A JP2000154531 A JP 2000154531A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
chain
solidified material
ground improvement
sprocket
improvement machine
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP2000003338A
Other languages
English (en)
Inventor
Masaki Makino
昌己 牧野
Katsuo Kanai
勝夫 金井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
KANAI JUKI KOGYO KK
Kato Construction Co Ltd
Original Assignee
KANAI JUKI KOGYO KK
Kato Construction Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by KANAI JUKI KOGYO KK, Kato Construction Co Ltd filed Critical KANAI JUKI KOGYO KK
Priority to JP2000003338A priority Critical patent/JP2000154531A/ja
Publication of JP2000154531A publication Critical patent/JP2000154531A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Consolidation Of Soil By Introduction Of Solidifying Substances Into Soil (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】地盤改良処理時に固化材と改良対処土との攪拌
混合性及び処理品質の向上を図り、チェインや固化材圧
送管の破損を防止すること。 【解決手段】駆動モータ17が駆動軸16を回動して駆
動スプロケット19が回動され、チェイン24が回動さ
れ、異物防止カバー26及び第二の異物防止カバー28
により、転石や砂利の進入が防止される。フィルタ装置
により、濾過された固化材が吐出口から処理土中に吐出
される。攪拌翼25の裏側には、突起板が設けられるの
で、チェイン24の内側に未処理土が付着することがな
い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、構築物などの基礎
を造るため掘削しながら土壌と粉体又はミルクなどの固
化材とを攪拌混合して地盤を改良する地盤改良機械に関
するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、地盤改良機械としては、図20に
示すように、ベースマシン201のアーム202の先端
にトレンチャ203を取り付けたものが知られている。
この地盤改良機械200は、図21に示すように、トレ
ンチャ203の左側板203aと右側板203b間にモ
ータ204により回転駆動される駆動軸205が軸架さ
れ、当該駆動軸205に一対の駆動スプロケット206
が装着され、前記左側板203a及び右側板203bの
下端側に左右一対の支持枠207が取り付けられてい
る。この一対の支持枠207の下端部には、回転軸20
8が各々軸架され、当該回転軸208には、各々従動ス
プロケット209が装着されている。
【0003】図22に示すように、前記駆動スプロケッ
ト206と従動スプロケット209間には、無端状のチ
ェイン210が各々巻装されている。また、図23に示
すチェイン210の部分拡大図ののように、前記チェイ
ン210には多数の撹拌翼211が列設され、モータの
204の回転駆動により、駆動スプロケット206が回
転され、チェイン210が回動され、多数の撹拌翼21
1が地盤を掘削撹拌するように構成されている。
【0004】さらに、図21に示すように、前記トレン
チャ203の右側板203bに沿って、固化材圧送管2
12が配設され、固化材圧送管212の先端部は、図2
1及び図24に示すよう逆T字状に形成された突出ノズ
ル213となっており、この突出ノズル213には固化
材が吐出される吐出口215が多数形成されている。ま
た、固化材圧送管212の先端部の形状は、図25に示
すように、水平状に形成された水平型突出ノズル214
の場合もある。この場合も、水平突出ノズル214に
は、吐出口216が多数形成されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の地盤改良機械200では、トレンチャ203の駆動
スプロケット206とチェイン210の間や、従動スプ
ロケット209とチェイン210の間に転石や小砂利等
が絡みチェイン210の破損もしくは、チェイン210
が外れるという問題があった。
【0006】また、上記従来の地盤改良機械200で
は、図22に示すように、チェイン210の支持部21
7は、リジッドに固定されているため、チェイン210
の破損もしくは、チェイン210が外れやすいという問
題点もあった。
【0007】さらに、前記チェイン210内部には、地
盤改良の施工時に固化材が撹拌されていない未処理土等
が付着し、作業中にその付着土が剥離して、処理土中に
未処理土が残るという問題があった。
【0008】さらに、従来の地盤改良機械200では、
含水比が低く、粘着性の高い土質を混合すると、トレン
チャ203の撹拌翼211が接触する部分だけが削ら
れ、他の土の部分は、土塊状に残り、固化材と土とが混
合不良を起こすという問題点があった。
【0009】また、従来の地盤改良機械200では、図
20に示す供給機(図示しない)から圧送ホース219
を介して、突出ノズル213に固化材が供給されるが、
圧送ホース219内において固結した固化材が突出ノズ
ル213の吐出口215において目詰まりし、品質のバ
ラツキや作業ロスを生じる原因になっていた。さらに、
深層改良等においては、長時間貫入しているため上記同
様に固化材が突出ノズル213の吐出口215を完全に
閉塞し、圧送ホース219の破裂を生じることがあっ
た。
【0010】そこで、本発明は、スプロケットとチェイ
ンとの間に転石や小砂利等が絡むのを防止するために異
物防止カバーを取り付け、チェインの破損及びチェイン
の外れを防止することを目的とする。
【0011】また、本発明は、チェインを常に張った状
態に保ち、チェインが外れないようにすることを目的と
する。
【0012】さらに、本発明は、地盤改良の施工時に未
処理土が混入しないように、チェインの内部に未処理土
が付着しないようにすることを目的とする。
【0013】また、本発明は、いかなる土質に対しても
撹拌効果を高めることを目的とする。
【0014】さらに、本発明は、突出ノズルから吐出さ
れる固化材の品質を安定させ、固化材と処理土との撹拌
の効率を高め、また、吐出口の目詰まりを防止し、圧送
ホースの破裂防止を図ることを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載の発明は、フレームの上部に設けら
れ、モータにより回転される駆動スプロケットと、フレ
ームの下部に回転自在に設けられた従動スプロケット
と、駆動スプロケットと従動スプロケットとの間に巻装
され、複数の撹拌翼を取着されたチェインと、チェイン
に張力を付与するために駆動スプロケットと従動スプロ
ケットとの間においてフレームの前面側及び背面側に各
々設けられたチェインテンショナと、各チェインテンシ
ョナは、チェインの回動に従動して回動する複数のアイ
ドラと、そのアイドラを軸支する板ばねとを含むこと
と、板ばねは、複数のアイドラを介して複数箇所でチェ
インに張力を付与することと、従動スプロケットの近傍
に設けられた固化材吐出口と、従動スプロケットの近傍
に設けられ、転石や砂利が従動輪とチェインとの間に進
入することを防止する異物防止カバーとを備えたことを
趣旨とする。
【0016】上記構成によれば、モータにより駆動スプ
ロケットが回転駆動され、この駆動スプロケットの回転
により駆動スプロケットと従動スプロケットとの間に巻
装されたチェインが回動され複数の撹拌翼が改良対象土
を撹拌し、固化材吐出口から吐出された固化材が改良対
象土中に撹拌される。ここで、異物防止カバーにより、
従動スプロケットとチェインとの間、或いは、アイドラ
とチェインとの間に転石や砂利が進入したり絡んだりす
ることが防止される。又、フレームの前面側及び背面側
に各々設けられたチェインテンショナにより、チェイン
には各々外側に向けて張力が付与される。チェインテン
ショナが板ばねで構成されることから、チェインが常に
張った状態で保たれ、微調整も容易となる。複数のアイ
ドラを介して複数箇所でチェインに張力が付与されるこ
とから、チェインに確実に張力が付与され、チェインの
緩みを確実に防止することができる。
【0017】上記目的を達成するために、請求項2に記
載の発明は、請求項1に記載の発明において、トレンチ
ャは、駆動スプロケットの近傍に設けられ、転石や砂利
が駆動スプロケットとチェインとの間に進入することを
防止する第2の異物防止カバーを備えたことを趣旨とす
る。
【0018】上記構成によれば、請求項1に記載の発明
の作用に加え、第2の異物防止カバーにより、駆動スプ
ロケットとチェインとの間への転石や砂利の進入が防止
される。
【0019】上記目的を達成するために、請求項3に記
載の発明によれば、請求項1又は請求項2に記載の発明
において、撹拌翼の裏側に設けられた突起部材を備えた
ことを趣旨とする。
【0020】上記構成によれば、請求項1又は請求項2
に記載の発明の作用に加え、攪拌翼の裏側に設けられた
突起部材により、チェインの内側に付着した未処理土が
排除される。
【0021】上記目的を達成するために、請求項4に記
載の発明は、請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載
の発明において、チェインは、左右一対設けられてお
り、各xチェインには、各々撹拌翼の間に平板の切削羽
根を備えたことを趣旨とする。
【0022】上記構成によれば、請求項1乃至請求項3
の何れか一つに記載の発明の作用に加え、固化材吐出口
から吐出された固化材が攪拌翼により改良対象土中に撹
拌されるときに、切削羽根により、改良対象土を更に撹
拌されるので、粘着性の高い土質の改良対象土に対して
固化材の混合性が向上する。
【0023】上記目的を達成するために、請求項5に記
載の発明は、請求項4に記載の発明において、各チェイ
ンに設けられた切削羽根は、交互に各々ハの字形状又は
逆ハの字形状になるように対向して配置されていること
を趣旨とする。
【0024】上記構成によれば、請求項4に記載の発明
の作用に加え、チェインに直交する方向において、改良
対象土の内寄せ、外寄せが交互に行われる。
【0025】上記目的を達成するために、請求項6に記
載の発明は、深層の地盤改良に用いられ、固化材吐出口
と、その固化材吐出口へ固化材を供給する固化材圧送管
とを備えた地盤改機械において、固化材吐出口へ供給さ
れる固化材から固結したものを濾過するフィルタ装置を
備えたことを趣旨とする。
【0026】上記構成によれば、地盤改良機械により深
層の地盤改良が行われる際に、固結した固化材がフィル
タ装置により濾過され、その濾過された固化材が詰まる
ことなく固化材吐出口から処理土中に吐出される。
【0027】上記目的を達成するために、請求項7に記
載の発明は、請求項6に記載の発明において、フィルタ
装置は、着脱自在なフィルタを備えたことを趣旨とす
る。
【0028】上記構成によれば、請求項6に記載の発明
の作用に加え、フィルタ装置においてフィルタが着脱さ
れる。
【0029】
【発明の実施の形態】次に、本発明の一実施の形態であ
る地盤改良機械について図面を参照して説明する。
【0030】図1は、地盤を掘削しつつ固化材を地盤
(改良対象土)中に、撹拌混合する地盤改良機械1の全
体構成を示す図面である。
【0031】図1に示すように、地盤改良機械1は、ク
ローラ5により自走可能な改良機本体(バックホー)2
から回動自在なアーム3が延出され、当該アーム3の先
端にトレンチャ4が取着されている。なお、固化材とし
ては、セメント、石灰等が用いられ、これらの粉粒状又
はミルク状のものが用いられる。
【0032】次に、トレンチャ4の構造について、図2
及び図3を参照して説明する。図2は、トレンチャ4の
正面図であり、図3は、トレンチャ4の左側面図であ
る。
【0033】図2に示すように、トレンチャ4は、フレ
ーム6の右側板7と左側板8との間に横杆9,10,1
1が横架され、当該横杆9,10,11に縦杆12,1
3が吊下され、更に、縦杆12,13の下端部には横杆
14,15が横架され、右側板7と左側板8との間の横
杆9の上方には、駆動軸16が右側板7及び左側板8に
垂直に軸架されている。
【0034】また、左側板8の上部には前記駆動軸16
を回転駆動する駆動モータ17が装着され、当該駆動モ
ータ17の駆動軸は駆動軸16の左端部に接続されてい
る。
【0035】さらに、前記駆動軸16には、一対の駆動
スプロケット18,19が固着され、前記縦杆12,1
3の下端部には、前記駆動スプロケットに対向するよう
に、回動自在な従動スプロケット20,21が、各々軸
着されている。
【0036】前記トレンチャ4の右側板7の近傍には、
右側板7に沿うように、固化材圧送管22が配設され、
当該固化材圧送管22は、右側板7の下端部に対向する
位置から屈曲し、縦杆12と縦杆13との間に延設され
ている。また、固化材圧送管22の下端部には、水平に
設けられた突出ノズル23が取着されている。
【0037】さらに、上記駆動スプロケット19と従動
スプロケット21との間には、図3に示すように、無端
状のチェイン24が巻装され、駆動スプロケット18,
19と従動スプロケット20,21との間にもチェイン
24と同様の無端状のチェイン(図示外)が巻装されて
いる。本実施の形態では、従動スプロケット20,21
を用いているが、従動スプロケット20,21の代わり
に、歯のない従動アイドラを用いてもよく、また、一方
を従動スプロケットとし、他方を従動アイドラをしても
よい。
【0038】該各チェイン24及び図示外のチェインの
外周面には、図3に示すように、撹拌翼25が多数列設
されている。撹拌翼25の構造については、後述する。
【0039】また、図3に示すように、縦杆12の下端
部には、従動スプロケット21とチェイン24との間に
転石や砂利の進入を防止する異物防止カバー26が配設
されている。この異物防止カバー26は、下部が、従動
スプロケット21の外周面に沿うように円弧状に形成さ
れ、異物防止カバー26の両端部には、従動スプロケッ
ト21とチェイン24との間に異物の進入を防止する平
板状の異物進入防止版26a,26bがチェイン24に
沿うように各々固着されている。また、前記縦杆13の
下端部にも、図2に示すように、前記異物防止カバー2
6と同様の異物防止カバー27が配設されている。
【0040】さらに、図3に示すように、縦杆12の上
端部には、駆動スプロケット19とチェイン24との間
に転石や砂利の進入を防止する第二の異物防止カバー2
8が配設されている。この第二の異物防止カバー28
は、上部が、駆動スプロケット19の外周面に沿うよう
に円弧状に形成されている。また、前記縦杆13の上端
部にも、図2に示すように、前記第二の異物防止カバー
28と同様の第二の異物防止カバー29が配設されてい
る。
【0041】また、図3に示すように、前記縦杆12の
前側(図3における右側)には、チェインテンショナ3
0が配設され、また、前記縦杆12の後側(図3におけ
る左側)にも、チェインテンショナ30と対称形のチェ
インテンショナ31が配設されている。このチェインテ
ンショナ30,31について、図4を参照して説明す
る。
【0042】図4は、チェインテンショナ30の拡大図
である。図4に示すように、チェインテンショナ30
は、長さの異なる4枚の板ばね32a,32b,32
c,33dを緊結部材33により緊結して一体にしてい
る。また、この緊結部材33は、図5に示すように、チ
ェイン24の回動に従動して回動するアドラー34,3
5を軸支する保持部36を板バネ32a〜32dと一体
で緊結している。
【0043】ここで、図5は、保持部36及びアイドラ
34,35を図4における右方向から見たときの正面図
である。この保持部36により、アイドラ34,35が
回転自在に保持されている。
【0044】また、図4に示すように、最も長い板ばね
32aの上端部は巻回されて、支軸37により軸支さ
れ、かつ、板ばね32a,32b,33cの下端部は、
縦杆12の下端部に設けられているホルダ38のスリッ
ト38aに揺動可能に保持されされている。
【0045】次に、緊結部材33について、図6を参照
して説明する。図6は、緊結部材33の断面図である。
緊結部材33は、断面略U字型の板ばね受け部材33a
と、平板状の蓋部材33bとをボルト39a,39b,
39c,39dにより緊結することにより、板ばね32
a,32b,32c,32dを一体として固定してい
る。
【0046】図7は、アイドラ35を図4に示す下方か
ら見た図である。アイドラ35は、保持部36に設けら
れた軸部40により回動自在に軸支されている。
【0047】図8は、図7に示すアイドラ35の断面図
である。図8に示すように、軸部40により軸支されて
いるが、軸部40とアイドラ35間には、ベアリング4
1が設けられている。尚、他のアイドラ34等について
も同様の構造である。
【0048】また、チェインテンショナ31も上記チェ
インテンショナ30と対称形に形成されているだけで、
構造は、上記チェインテンショナ30と同様であるので
説明は省略する。
【0049】ここで、前記トレンチャ4の上端部には、
図2に示すように、バックホー2の下端部に固定するた
めの取付部42が固着されている。
【0050】尚、図9に示すように、チェインテンショ
ナ30に板ばねを用いるのではなく、コイルばね43を
用いてもよい。
【0051】次に、図10,図11,図12,図13,
図14を用いて撹拌翼25の構成について説明する。
【0052】図10は、撹拌翼25が固着されているチ
ェイン24を正面から見た図である。図11は、撹拌翼
25をチェイン24の長手方向から見た図である。ま
た、図12は、撹拌翼25の斜視図である。
【0053】図10〜図12に示すように、撹拌翼25
は、チェイン24上にチェイン24の長手方向に直行す
るように多数固着されている。図12に示すように撹拌
翼25は、平板25aの両端部に垂直に立ち上げて垂直
版25bを各々形成し、断面略U字型に形成されてい
る。この撹拌翼25は鋼板により形成されている。
【0054】次に、図12に示すように撹拌翼25の裏
面には、チェイン24の内側に付着した未処理土を掻き
出すため、左右一対の突起板44が、撹拌翼25の長手
方向と平行に固着されている。
【0055】次に、切削羽根13について、図13及び
図14を参照して説明する。図13は、左右一対のチェ
イン24,24上に、撹拌翼25及び切削羽根45が交
互に列設されている様子を示す図であり、図14は、切
削羽根45の斜視図である。
【0056】本実施の形態では、図10に示すように撹
拌翼25を複数列設したものについて説明したが、図1
3に示す撹拌翼の変形例のように、撹拌翼25の間に、
切削羽根45を設けるようにしてもよい。
【0057】図14に示すように、切削羽根45は、前
記チェイン24の長手方向と直行する方向に固着された
平板46上に、当該チェイン24の長手方向に対して、
傾斜した角度を有する平板として固着されて形成されて
いる。
【0058】この切削羽根45は、図13に示すよう
に、チェイン24の長手方向に対して、前記撹拌翼25
と交互に配設されている。また、この切削羽根45は、
左右一対平行に設けられたチェイン24,24上に左右
一対対向するように配設されており、羽根の傾斜角度
は、対向する左右で、対称的になるように構成されてお
り、ハの字状、または、逆ハの字状に交互に配設されて
いる。
【0059】次に、図1及び図15乃至図19を用い
て、フィルタ装置47について詳述する。図1に示すよ
うに、トレンチャ4の上方には、フィルタ装置47が設
けられている。
【0060】このフィルタ装置47について、図15及
び図16を参照して説明する。図15はフィルタ装置4
7の斜視図であり、図16はフィルタ装置47の分解斜
視図である。
【0061】図15及び図16に示すように、フィルタ
装置47は、円筒状のハウジング48の底部にろうと状
の底部49が固着され、ろうと状の底部49の中心部に
は固化材圧送管22が固着されている。また、前記ハウ
ジング48の上部には、着脱可能な円盤状の蓋部50が
配設され、当該蓋部50の中心部には、固化材圧送管2
2が固着されている。また、前記ハウジング48内部に
は、金網で円筒状に形成されたフィルタ51が着脱可能
に内臓されている。このフィルタ51の目の大きさは、
固結した固化材を除去できるように選択されている。即
ち、フィルタ51の目を突出ノズルの吐出口より小さく
しておけば、固結した固化材による吐出口の目詰まりを
防止することができる。
【0062】尚、フィルタ装置47を、トレンチャ4の
近傍に設けた場合は、トレンチャ4の内部に設けた場合
やトレンチャ4から離れた位置に設けた場合と比べて、
常に垂直に保持され、地盤改良作業の邪魔にならず、ま
た、破損等も防止できる。また、フィルタ装置47を、
改良機本体(バックホー)2やその付近に設けた場合
も、同様であり、常に垂直に保持され、地盤改良作業の
邪魔にならず、また、破損等も防止できる。
【0063】次に、図17を参照して、フィルタ装置の
変形例について説明する。図17に示すフィルタ装置5
2は、円筒状のハウジング53に着脱可能な上蓋54及
び底蓋55が設けられ、ハウジング53内に平板状の金
網56が設けられ、ハウジング53の側面には、金網5
6を挟むように固化材圧送管22,22が各々固着され
ている。
【0064】次に、図18及び図19を参照して、深層
に固化材を混合する深層処理の場合のフィルタ装置47
について説明する。
【0065】図18に示すように、深層処理の場合は、
フィルタ装置47の下方にスイベル57を設けている。
このスイベル57は、固化材圧送管22の絡まりを防止
するものであり、固定軸57aに対して回転軸57bが
自由に回転できるように構成され、回転軸57bの回転
に伴う固化材圧送管22の絡まりを防止している。すな
わち、フィルタ装置47の下方には、固化材圧送管22
の絡みを防止するスイベル57を備えているので、深層
の地盤改良の場合でも、スイベル57により、固化材圧
送管22のねじれを防止することができる。
【0066】具体的には、図19に示すように、フィル
タ装置47及びスイベル57は、長い深層用固化材圧送
管58の上部に設けられている。尚、フィルタ装置47
の上方にスイベル57を設けても、同様である。
【0067】次に、本実施の形態の地盤改良機械1の作
用について説明する。
【0068】固化材を地盤改良処理の対象である改良対
象土に撹拌混合する時には、まず、図1に示すように地
盤改良機械1のベースマシンを構成するバックホー2
は、クローラ5を回動させて改良対象土59の位置まで
移動する。バックホー2のアーム3の下端部に吊下され
たトレンチャ4は、改良対象土59に下端部から、チェ
イン24を回動させながら挿入される。このとき、図2
に示す駆動モータ17が駆動軸16を回動して駆動スプ
ロケット18,19が回動され、駆動スプロケット1
8,19と従動スプロケット20,21間に各々巻回さ
れているチェイン24が回動される。
【0069】ここで、従動スプロケット20,21とチ
ェイン24,24との間には、異物防止カバー26,2
7が各々設けられているので、従動スプロケット20,
21とチェイン24,24との間に、転石や砂利が絡み
込むことがない。従って、チェイン24,24の破損も
しくはチェイン24,24の外れを防止することができ
る。
【0070】また、駆動スプロケット18,19とチェ
イン24,24との間にも、第二の異物防止カバー2
8,29が各々設けられているので、駆動スプロケット
18,19とチェイン24との間に、転石や砂利が絡み
込むことがない。従って、チェイン24,24の破損も
しくはチェイン24,24の外れを防止することができ
る。
【0071】さらに、粉粒状又はミルク状のセメント、
石灰等の固化材は供給機(図示しない)から、固化材圧
送管22を介して、突出ノズル23に供給されるが、図
2に示すように、トレンチャ4の近傍の固化材圧送管2
2には、フィルタ装置47が設けられているので、固化
材圧送管22内で固結した固化材が濾過される。従っ
て、固化材の品質の向上が図れ、突出ノズル23の吐出
口の目詰まりが防止でき、作業効率の向上と、固化材圧
送管22の破裂が防止できる。また、フィルタ装置47
のフィルタ51は、着脱式カートリッジとなっているの
で、フィルタ51の掃除及び交換も容易である。また、
図17に示すフィルタ装置52の場合でも、金網56が
着脱可能なので、清掃及び交換が容易である。
【0072】フィルタ装置47により、濾過された固化
材は、突出ノズル23の吐出口から改良対象土中に吐出
される。
【0073】このとき、チェイン24の外表面には、複
数の撹拌翼25及び切削羽根45が交互に複数列設され
ており、この撹拌翼25の垂直板25bと、切削羽根4
5がチェイン24の回動に伴って、改良対象土を撹拌す
ることにより、固化材と改良対象土が撹拌混合される。
ここで、撹拌翼25の裏側には、突起板44が一対設け
られているので、チェイン24の回動に伴って、チェイ
ン24の内側で突起板44が回動することになるので、
チェイン24の内側に未処理土が付着することがない。
従って、地盤改良作業中に、チェイン24の内側に付着
した未処理土が剥離して、処理土中に未処理土が残るこ
とがない。
【0074】また、切削羽根45は、図13に示すよう
に、チェイン24の長手方向に対して、前記撹拌翼25
と交互に配設されている。また、この切削羽根45は、
左右一対平行に設けられたチェイン24,24上に左右
一対対向するように配設されており、羽根の傾斜角度
は、対向する左右で、対称的になるように構成されてお
り、ハの字状、または、逆ハの字状に交互に配設されて
いる。従って、チェイン24の回動に伴って、図13に
示す矢印のように改良対象土がチェイン24の長手方向
に直交する方向で、中寄せ及び外寄せされるので、粘着
性の高い土に対しても、固化材と改良対象土の混合不良
を起こすことがなく、混合効率を高くすることができ
る。
【0075】さらに、チェイン24は、板ばね32a,
32b,32c,32dからなるチェインテンショナ3
0,31を備えているので、地盤改良の作業中もチェイ
ン24に対して常に張力を付与することができる。ま
た、チェインテンショナ30,31は縦杆12,13の
両側に各々設けられているので、チェイン24,24に
確実に張力を付与することができる。また、図4に示す
ように、チェインテンショナ30,31は、板ばね32
a上端部が支軸37により軸支されて揺動可能なので、
チェイン24の変形に十分追従することができる。ま
た、チェインテンショナ30,31は、アイドラ34,
35を各々備えているので、チェイン24を確実に保持
し、張力を付与することができる。
【0076】また、図19に示すように、深層の地盤改
良処理の場合には、フィルタ装置47の下方にスイベル
57を設けているので、深層用の固化材圧送管58の回
転に伴う固化材圧送管58の絡まりを防止することがで
きる。
【0077】尚、本発明は、上記の実施の形態及び変形
例に限られず、各種の変形が可能なことはいうまでもな
い。
【0078】例えば、上記の実施の形態では、チェイン
24は左右一対設けているが、チェイン24は、1本の
場合でも3本以上設けた場合でも、本発明を適用できる
ことはいうまでもない。
【0079】また、固化材の材質等についても、セメン
トや石灰に限られず各種の材質を使用できることはいう
までもない。
【0080】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、異物防
止カバーにより、従動スプロケットとチェインとの間、
或いは、アイドラとチェインとの間に転石や砂利が進入
したり絡んだりすることが防止されるので、チェインの
破損もしくはチェインの外れを防止することができる。
また、フレームの前面側及び背面側に各々設けられたチ
ェインテンショナにより、チェインに各々外側に向けて
張力が付与されるので、チェインを常に張った状態に保
つことができ、チェインの緩みや外れを防止することが
でき、微調整も可能になる。また、チェインテンショナ
が板ばねから構成されるので、構造が単純かつ堅牢で耐
久性を向上することができる。また、複数のアイドラを
介して複数箇所でチェインに張力が付与されるので、チ
ェインに確実に張力が付与され、チェインの緩みを確実
に防止することができる。
【0081】請求項2に記載の発明によれば、第2の異
物防止カバーにより、駆動スプロケットとチェインとの
間への転石や砂利の進入が防止されるので、請求項1に
記載の発明の効果に加え、チェインの破損もしくは外れ
防止の効果を高めることができる。
【0082】請求項3に記載の発明によれば、突起部材
によりチェインの内側に付着した未処理土が排除される
ので、請求項1又は請求項2に記載の発明の効果に加
え、地盤改良作業中に未処理土がチェインの裏側から剥
離して、処理土中に残ることを防止することができる。
【0083】請求項4に記載の発明によれば、地盤改良
作業時に撹拌翼に加えて切削羽根が更に改良対象土を撹
拌するので、請求項1乃至請求項3の何れか一つに記載
の発明の効果に加え、粘着性の高い土質の処理土に対し
て固化材の混合性を向上させることができる。
【0084】請求項5に記載の発明によれば、チェイン
に直交する方向において、改良対象土の内寄せ、外寄せ
が交互に行われるので、粘着性の高い土質に対して、よ
り撹拌効率を向上させることができる。
【0085】請求項6に記載の発明によれば、地盤改良
機械により深層の地盤改良が行われる際に、フィルタ装
置により濾過された固化材が詰まることなく固化材吐出
口から処理土中に吐出されるので、深層地盤改良処理に
おいて、吐出口の目詰まりや固化材圧送管の破裂を防ぐ
ことができる。特に、固化材吐出口の付近、地盤改良機
械本体又はその付近にフィルタ装置を備えたときには、
フィルタ装置が地盤改良作業の邪魔になったり、破損し
たりすることがない。
【0086】請求項7に記載の発明によれば、フィルタ
装置においてフィルタが着脱されるので、請求項6に記
載の発明の効果に加え、フィルタの掃除や交換を容易に
行うことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施の形態の地盤改良機械の全体構
成図である。
【図2】本発明の一実施の形態の地盤改良機械に使用さ
れるトレンチャの正面図である。
【図3】本発明の一実施の形態の地盤改良機械に使用さ
れるトレンチャの左側面図である。
【図4】本発明の一実施の形態の地盤改良機械に使用さ
れるトレンチャに使用されるチェインテンショナの拡大
図である。
【図5】上記チェインテンショナの保持部の正面図であ
る。
【図6】上記チェインテンショナの緊結部材の断面図で
ある。
【図7】上記チェインテンショナのアイドラを下方から
見た図である。
【図8】上記アイドラの断面図である。
【図9】チェインテンショナの変形例を示す図である。
【図10】本発明の一実施の形態の地盤改良機械のチェ
インに固着される撹拌翼の正面図である。
【図11】上記撹拌翼をチェインの長手方向から見た図
である。
【図12】上記撹拌翼の斜視図である。
【図13】撹拌翼の変形例を示す正面図である。
【図14】本発明の一実施の形態の地盤改良機械のチェ
インに固着される切削翼の斜視図である。
【図15】本発明の一実施の形態の地盤改良機械のフィ
ルタ装置の斜視図である。
【図16】上記のフィルタ装置の分解斜視図である。
【図17】上記のフィルタ装置の変形例を示す斜視図で
ある。
【図18】本発明の他の実施の形態である深層用地盤改
良機械に使用されるスイベルの正面図である。
【図19】本発明の他の実施の形態である深層用地盤改
良機械を示す図である。
【図20】従来の地盤改良機械の側面図である。
【図21】従来の地盤改良機械のトレンチャの正面図で
ある。
【図22】従来の地盤改良機械のトレンチャの側面図で
ある。
【図23】従来の地盤改良機械のチェインの拡大図であ
る。
【図24】従来の地盤改良機械の突出ノズルの正面図で
ある。
【図25】従来の地盤改良機械の突出ノズルの他の例を
示す正面図である。
【符号の説明】
4 トレンチャ 6 フレーム 7 右側板 8 左側板 17 駆動モータ 18 駆動スプロケット 19 駆動スプロケット 20 従動スプロケット 21 従動スプロケット 22 固化材圧送管 23 突出ノズル 24 チェイン 25 撹拌翼 26,27 異物防止カバー 28,29 第二の異物防止カバ
ー 30,31 チェインテンショナ 32a,32b,32c,33d 板ばね 34,35 アイドラ 44 突起板 45 切削羽根 47 フィルタ装置 51 フィルタ 56 金網 57 スイベル

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 フレームの上部に設けられ、モータによ
    り回転される駆動スプロケットと、 前記フレームの下部に回転自在に設けられた従動スプロ
    ケットと、 前記駆動スプロケットと前記従動スプロケットとの間に
    巻装され、複数の撹拌翼を取着されたチェインと、 前記チェインに張力を付与するために前記駆動スプロケ
    ットと前記従動スプロケットとの間において前記フレー
    ムの前面側及び背面側に各々設けられたチェインテンシ
    ョナと、 前記各チェインテンショナは、前記チェインの回動に従
    動して回動する複数のアイドラと、そのアイドラを軸支
    する板ばねとを含むことと、 前記板ばねは、前記複数のアイドラを介して複数箇所で
    前記チェインに張力を付与することと、 前記従動スプロケットの近傍に設けられた固化材吐出口
    と、 前記従動スプロケットの近傍に設けられ、転石や砂利が
    前記従動輪と前記チェインとの間に進入することを防止
    する異物防止カバーとを備えたことを特徴とするトレン
    チャを有する地盤改良機械。
  2. 【請求項2】 前記トレンチャは、前記駆動スプロケッ
    トの近傍に設けられ、転石や砂利が前記駆動スプロケッ
    トと前記チェインとの間に進入することを防止する第2
    の異物防止カバーを備えたことを特徴とする請求項1に
    記載の地盤改良機械。
  3. 【請求項3】 前記撹拌翼の裏側に設けられた突起部材
    を備えたことを特徴とする請求項1又は請求項2に記載
    の地盤改良機械。
  4. 【請求項4】 前記チェインは、左右一対設けられてお
    り、前記各チェインには、各々前記撹拌翼の間に平板の
    切削羽根を備えたことを特徴とする請求項1乃至請求項
    3の何れか一つに記載の地盤改良機械。
  5. 【請求項5】 前記各チェインに設けられた前記切削羽
    根は、交互に各々ハの字形状又は逆ハの字形状になるよ
    うに対向して配置されていることを特徴とする請求項4
    に記載の地盤改良機械。
  6. 【請求項6】 深層の地盤改良に用いられ、固化材吐出
    口と、その固化材吐出口へ固化材を供給する固化材圧送
    管とを備えた地盤改機械において、 前記固化材吐出口へ供給される固化材から固結したもの
    を濾過するフィルタ装置を備えたことを特徴とする地盤
    改良機械。
  7. 【請求項7】 前記フィルタ装置は、着脱自在なフィル
    タを備えたことを特徴とする請求項6に記載の地盤改良
    機械。
JP2000003338A 2000-01-01 2000-01-12 地盤改良機械 Pending JP2000154531A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000003338A JP2000154531A (ja) 2000-01-01 2000-01-12 地盤改良機械

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP2000003338A JP2000154531A (ja) 2000-01-01 2000-01-12 地盤改良機械

Related Parent Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09321128A Division JP3090637B2 (ja) 1997-11-21 1997-11-21 地盤改良機械

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000154531A true JP2000154531A (ja) 2000-06-06

Family

ID=18532300

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP2000003338A Pending JP2000154531A (ja) 2000-01-01 2000-01-12 地盤改良機械

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000154531A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JP3709654B2 (ja) 掘削手段を備えた土質改良機械
CN210352090U (zh) 一种用于农业种植的小麦拌种装置
JP2021518500A (ja) 土壌内に切削トレンチを作製するためのトレンチカッタおよび方法
US6564878B2 (en) Vertical rotating tiller
JP3090637B2 (ja) 地盤改良機械
JP2000154531A (ja) 地盤改良機械
JP2000354830A (ja) 篩い分け機
JPH0752176Y2 (ja) 撹拌混合処理装置
JP3879090B2 (ja) 連続式土砂攪拌装置
JP3375577B2 (ja) 土質改良機械の土砂ホッパ及び自走式土質改良機械
JPH09316868A (ja) ロータリー式固化材吐出装置
JP3357027B2 (ja) 地盤改良装置
JP2759869B2 (ja) 掘削機械のバケット
CN216905864U (zh) 一种水稻种子育苗前的拌种装置
JP3054675B1 (ja) 岩石分別装置
JP3258289B2 (ja) 混合供給装置
JP3657926B2 (ja) 地盤改良装置
JP2001317078A (ja) 土質改良機械
JP4001798B2 (ja) 汚染土壌の浄化処理方法および浄化処理装置
JP2006063792A (ja) 改質材添加装置
JP3096019B2 (ja) 地盤改良機械用トレンチャ
JP2004339798A (ja) 地盤攪拌混合処理装置
JPH07177808A (ja) 根菜作物掘取機
JPH0144016Y2 (ja)
JPH02153126A (ja) 浚渫装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040915

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20060110

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20060627