JP2000153269A - オイルスキマ― - Google Patents
オイルスキマ―Info
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- JP2000153269A JP2000153269A JP11018429A JP1842999A JP2000153269A JP 2000153269 A JP2000153269 A JP 2000153269A JP 11018429 A JP11018429 A JP 11018429A JP 1842999 A JP1842999 A JP 1842999A JP 2000153269 A JP2000153269 A JP 2000153269A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 グリーストラップ等の排水浄化装置内部に設
置することができるほどコンパクトに作製可能であり、
既設の排水浄化装置の殆ど全てのものに設置可能なオイ
ルスキマーを得る。 【解決手段】 長手軸が水面に平行に設置され下部が水
面に浮遊した浮遊油に接触する回収ロールと、この回収
ロールを長手軸に回動させる駆動モータと、回収ロール
の回動によってローラ表面に付着して水面上に引き上げ
られる浮遊油を掻き取るスクレーパと、掻き取られた浮
遊油を貯留する貯留槽とを備えたオイルスキマーであっ
て、前記モータが前記ロールに内蔵されているもの。
置することができるほどコンパクトに作製可能であり、
既設の排水浄化装置の殆ど全てのものに設置可能なオイ
ルスキマーを得る。 【解決手段】 長手軸が水面に平行に設置され下部が水
面に浮遊した浮遊油に接触する回収ロールと、この回収
ロールを長手軸に回動させる駆動モータと、回収ロール
の回動によってローラ表面に付着して水面上に引き上げ
られる浮遊油を掻き取るスクレーパと、掻き取られた浮
遊油を貯留する貯留槽とを備えたオイルスキマーであっ
て、前記モータが前記ロールに内蔵されているもの。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は例えば排水浄化装置
等に設置して、浄化槽に浮遊する浮遊油を除去するオイ
ルスキマーに関するものである。
等に設置して、浄化槽に浮遊する浮遊油を除去するオイ
ルスキマーに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、大型の下水処理場や下水配管設備
が充分に設置されていない場合に、家屋等から排出され
る生活雑排水や屎尿等を地中や河川等に排出する前に、
予め個々の家屋等からの汚水中のゴミや油分を除去する
ための小型の排水浄化装置(グリーストラップ)やゴミ
や油分を除去した後に更にこれを浄化する中型の排水浄
化装置が使用されている。
が充分に設置されていない場合に、家屋等から排出され
る生活雑排水や屎尿等を地中や河川等に排出する前に、
予め個々の家屋等からの汚水中のゴミや油分を除去する
ための小型の排水浄化装置(グリーストラップ)やゴミ
や油分を除去した後に更にこれを浄化する中型の排水浄
化装置が使用されている。
【0003】これらの小型又は中型の排水浄化装置での
汚水中のゴミや油分等の除去は、グリーストラップでお
こなわれる。図7はグリーストラップの概要を示す説明
図である。図に示す通り、生活雑排水や屎尿等の汚水は
先ずゴミ受け篭(71)で大きなゴミが取り除かれる。ゴミ
を取り除かれた汚水は第1のスライドゲート(72)の下方
から浮上槽(73)に導かれる。
汚水中のゴミや油分等の除去は、グリーストラップでお
こなわれる。図7はグリーストラップの概要を示す説明
図である。図に示す通り、生活雑排水や屎尿等の汚水は
先ずゴミ受け篭(71)で大きなゴミが取り除かれる。ゴミ
を取り除かれた汚水は第1のスライドゲート(72)の下方
から浮上槽(73)に導かれる。
【0004】この浮上槽(73)で流入された汚水の流れが
緩やかになり、汚水中の油分が浮遊油として浮上槽(73)
の水面に浮かんでくる。第2のスライドゲート(74)の下
方からVノッチ(75)を介して放流又は曝気槽へ導かれ
る。
緩やかになり、汚水中の油分が浮遊油として浮上槽(73)
の水面に浮かんでくる。第2のスライドゲート(74)の下
方からVノッチ(75)を介して放流又は曝気槽へ導かれ
る。
【0005】しかし、この装置は運転を続けていると、
浮上槽の水面に、生活雑排水等に由来する油分が大量に
溜り、これが他の汚れ成分と結びついて油泥が形成さ
れ、次第にこれが蓄積されてきて、次第に処理能力が低
下すると言う問題があった。
浮上槽の水面に、生活雑排水等に由来する油分が大量に
溜り、これが他の汚れ成分と結びついて油泥が形成さ
れ、次第にこれが蓄積されてきて、次第に処理能力が低
下すると言う問題があった。
【0006】このため、浮上槽水面に浮遊する油分を水
槽の水面に一端を浸漬したベルトを回動させつつ油分を
ベルトに吸収させ、水槽上方に設置されたベルト他端部
でベルトに吸収させた油分を絞って、これを回収する浮
遊油回収装置が提案されている。
槽の水面に一端を浸漬したベルトを回動させつつ油分を
ベルトに吸収させ、水槽上方に設置されたベルト他端部
でベルトに吸収させた油分を絞って、これを回収する浮
遊油回収装置が提案されている。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな浮遊油回収装置では、グリーストラップの上部を塞
ぐマンホールを覆うように設置するなど、グリーストラ
ップの機密性を損なって設置されなければならず、グリ
ーストラップの上部の有効利用や臭気の問題等があっ
た。
うな浮遊油回収装置では、グリーストラップの上部を塞
ぐマンホールを覆うように設置するなど、グリーストラ
ップの機密性を損なって設置されなければならず、グリ
ーストラップの上部の有効利用や臭気の問題等があっ
た。
【0008】本発明は、グリーストラップ等の排水浄化
装置内部に設置することができるほどコンパクトに作製
可能であり、既設の排水浄化装置の殆ど全てのものに設
置可能なオイルスキマーを得ることを目的とする。
装置内部に設置することができるほどコンパクトに作製
可能であり、既設の排水浄化装置の殆ど全てのものに設
置可能なオイルスキマーを得ることを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載された発
明に係るオイルスキマーは、長手軸が水面に平行に設置
され下部が水面に浮遊した浮遊油に接触する回収ロール
と、この回収ロールを長手軸に回動させる駆動モータ
と、回収ロールの回動によってローラ表面に付着して水
面上に引き上げられる浮遊油を掻き取るスクレーパと、
掻き取られた浮遊油を貯留する貯留槽とを備えたオイル
スキマーであって、前記モータが前記ロールに内蔵され
ているものである。
明に係るオイルスキマーは、長手軸が水面に平行に設置
され下部が水面に浮遊した浮遊油に接触する回収ロール
と、この回収ロールを長手軸に回動させる駆動モータ
と、回収ロールの回動によってローラ表面に付着して水
面上に引き上げられる浮遊油を掻き取るスクレーパと、
掻き取られた浮遊油を貯留する貯留槽とを備えたオイル
スキマーであって、前記モータが前記ロールに内蔵され
ているものである。
【0010】請求項2に記載された発明に係るオイルス
キマーは、請求項1に記載された回転ロールが、浮遊油
をローラ表面に付着させた後に直ぐに水面上に引き上げ
られる回転方向に駆動されるものである。
キマーは、請求項1に記載された回転ロールが、浮遊油
をローラ表面に付着させた後に直ぐに水面上に引き上げ
られる回転方向に駆動されるものである。
【0011】請求項3に記載された発明に係るオイルス
キマーは、請求項1に記載された回収ロールが、浮遊油
をローラ表面に付着させて一旦水面下に引き入れた後に
水面上に引き上げられる回転方向に駆動されるものであ
る。
キマーは、請求項1に記載された回収ロールが、浮遊油
をローラ表面に付着させて一旦水面下に引き入れた後に
水面上に引き上げられる回転方向に駆動されるものであ
る。
【0012】請求項4に記載された発明に係るオイルス
キマーは、請求項3に記載されたオイルスキマーにおい
て、前記回収ロールのローラ表面に付着させた浮遊油が
引き上げられる側の水面に前記回収ロールに向かう流れ
を発生させる攪拌手段を備えたものである。
キマーは、請求項3に記載されたオイルスキマーにおい
て、前記回収ロールのローラ表面に付着させた浮遊油が
引き上げられる側の水面に前記回収ロールに向かう流れ
を発生させる攪拌手段を備えたものである。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明においては、モータが内蔵
された回収ロールの下部表面に浮遊油を接触させ、回収
ロールの回動によってローラ表面に付着して水面上より
引き上げられる浮遊油をスクレーパで掻き取るものであ
る。このため、本発明は、排水浄化装置内部に設置する
ことができるほどコンパクトに作製可能であり、既設の
排水浄化装置の殆ど全てのものに設置可能なオイルスキ
マーを得ることができる。
された回収ロールの下部表面に浮遊油を接触させ、回収
ロールの回動によってローラ表面に付着して水面上より
引き上げられる浮遊油をスクレーパで掻き取るものであ
る。このため、本発明は、排水浄化装置内部に設置する
ことができるほどコンパクトに作製可能であり、既設の
排水浄化装置の殆ど全てのものに設置可能なオイルスキ
マーを得ることができる。
【0014】本発明に使用される回収ロールは、モータ
が内蔵されたロールであり、ロールの両端部に固定軸が
あり、この固定軸をフレーム等の部材に固定し、内蔵す
るモータによって、ロールが回動するものであり、ミニ
ベルトコンベアの駆動プーリとして使用されるものを利
用することができる。電源は固定軸の一方から供給電線
によって供給される。また、回収ロールは、好ましくは
防水シールドが施されたものを用い、より好ましくは回
転数を自在に調節可能なインバータ機能を有するものを
用いることができる。
が内蔵されたロールであり、ロールの両端部に固定軸が
あり、この固定軸をフレーム等の部材に固定し、内蔵す
るモータによって、ロールが回動するものであり、ミニ
ベルトコンベアの駆動プーリとして使用されるものを利
用することができる。電源は固定軸の一方から供給電線
によって供給される。また、回収ロールは、好ましくは
防水シールドが施されたものを用い、より好ましくは回
転数を自在に調節可能なインバータ機能を有するものを
用いることができる。
【0015】回収ロール表面は、スクレーパで掻き取る
ことのできる表面構造とし、好ましくは金属表面とす
る。より好ましくは、この金属表面に微細な溝を形成さ
せ、浮遊油の付着量を向上させてもよい。
ことのできる表面構造とし、好ましくは金属表面とす
る。より好ましくは、この金属表面に微細な溝を形成さ
せ、浮遊油の付着量を向上させてもよい。
【0016】回収ロールの下部表面を浮遊油が浮遊して
いる水面に浸した状態で回収ロールを回動することによ
り、浮遊油は回収ロール上に付着移行し、水面上より引
き上げられる。引き上げられた浮遊油は回収ロールの回
動と共に、スクレーパで掻き取られ、貯留槽に移行す
る。スクレーパで掻き取られた回収ロールは再度浮遊油
を付着する。この繰り返しにより、次第に浮遊油は減じ
られることになる。
いる水面に浸した状態で回収ロールを回動することによ
り、浮遊油は回収ロール上に付着移行し、水面上より引
き上げられる。引き上げられた浮遊油は回収ロールの回
動と共に、スクレーパで掻き取られ、貯留槽に移行す
る。スクレーパで掻き取られた回収ロールは再度浮遊油
を付着する。この繰り返しにより、次第に浮遊油は減じ
られることになる。
【0017】回収ロールの回転速度は、回転速度が速い
ほど浮遊油の浮遊水面からの減量が増す。しかしなが
ら、浮遊する油の粘度にもよるが、回転速度が速すぎる
と、浮遊油が良好に回収ロール上に付着せず、水分をも
貯留槽へ移行させることとなる。従って、回収ロールへ
の水分の付着がスクレーパまでに引き上げられない程度
に押さえる。
ほど浮遊油の浮遊水面からの減量が増す。しかしなが
ら、浮遊する油の粘度にもよるが、回転速度が速すぎる
と、浮遊油が良好に回収ロール上に付着せず、水分をも
貯留槽へ移行させることとなる。従って、回収ロールへ
の水分の付着がスクレーパまでに引き上げられない程度
に押さえる。
【0018】回収ロールの回転は、浮遊油の量にもよる
が、常時駆動する必要はほとんどない。従って、通常
は、タイマー等によって浮遊油の回収に必要な時間、駆
動源の電源を一定時間だけ導通させて回収ロールを回転
させることによって行う。
が、常時駆動する必要はほとんどない。従って、通常
は、タイマー等によって浮遊油の回収に必要な時間、駆
動源の電源を一定時間だけ導通させて回収ロールを回転
させることによって行う。
【0019】回収ロールの回転方向は、浮遊油の状態に
応じて最適な回転方向がある。例えば、浮遊油の粘度が
高いものであれば、回転ロールが、浮遊油をローラ表面
に付着させた後に直ぐに水面上に引き上げられる回転方
向に駆動されると、良好に浮遊油を回収することができ
る。
応じて最適な回転方向がある。例えば、浮遊油の粘度が
高いものであれば、回転ロールが、浮遊油をローラ表面
に付着させた後に直ぐに水面上に引き上げられる回転方
向に駆動されると、良好に浮遊油を回収することができ
る。
【0020】また、浮遊油の粘度が低いものであれば、
回収ロールが、浮遊油をローラ表面に付着させて一旦水
面下に引き入れた後に水面上に引き上げられる回転方向
に駆動されると、良好に浮遊油を回収することができ
る。特に、既設の排水浄化装置の浮上槽内に装着する場
合には、浮遊油の粘度が低いため、この方が好適であ
る。この場合、肝要なことは、オイルスキマー本体を浮
上槽の流入側壁面と対向する壁面近傍に設置することで
ある。このように設置することにより、設置された槽内
(例えば、浮上槽内)に浮かぶ浮遊油の殆ど全てを水面
下に引き入れる側のローラ表面に付着することができ
る。
回収ロールが、浮遊油をローラ表面に付着させて一旦水
面下に引き入れた後に水面上に引き上げられる回転方向
に駆動されると、良好に浮遊油を回収することができ
る。特に、既設の排水浄化装置の浮上槽内に装着する場
合には、浮遊油の粘度が低いため、この方が好適であ
る。この場合、肝要なことは、オイルスキマー本体を浮
上槽の流入側壁面と対向する壁面近傍に設置することで
ある。このように設置することにより、設置された槽内
(例えば、浮上槽内)に浮かぶ浮遊油の殆ど全てを水面
下に引き入れる側のローラ表面に付着することができ
る。
【0021】本発明のスクレーパは刃先が回収ロールの
表面に当接し、回収ロールに付着した浮遊油を掻き取
り、貯留槽に導くものであればよい。好ましくは水面に
平行に設置した回収ロールの表面上部に刃先を当接さ
せ、傾斜して貯留槽入口に導くものであればよい。
表面に当接し、回収ロールに付着した浮遊油を掻き取
り、貯留槽に導くものであればよい。好ましくは水面に
平行に設置した回収ロールの表面上部に刃先を当接さ
せ、傾斜して貯留槽入口に導くものであればよい。
【0022】本発明の貯留槽はスクレーパによって掻き
取られた浮遊油を貯留するものであればよい。好ましく
は、スクレーパの下流側に設けられた貯留槽であればよ
い。更に好ましくは、一定量の浮遊油が貯留された場合
に、浮遊油を引き抜く引き抜き手段を備えてもよい。
取られた浮遊油を貯留するものであればよい。好ましく
は、スクレーパの下流側に設けられた貯留槽であればよ
い。更に好ましくは、一定量の浮遊油が貯留された場合
に、浮遊油を引き抜く引き抜き手段を備えてもよい。
【0023】特に、回収ロールが、浮遊油をローラ表面
に付着させて一旦水面下に引き入れた後に水面上に引き
上げられる回転方向に駆動される場合には、浮遊油の付
着位置に対向する側で付着した浮遊油がローラ表面から
離脱する場合がある。そのため、好ましくは、回収ロー
ルのローラ表面に付着させた浮遊油が引き上げられる側
の水面に前記回収ロールに向かう流れを発生させる攪拌
手段を備える。
に付着させて一旦水面下に引き入れた後に水面上に引き
上げられる回転方向に駆動される場合には、浮遊油の付
着位置に対向する側で付着した浮遊油がローラ表面から
離脱する場合がある。そのため、好ましくは、回収ロー
ルのローラ表面に付着させた浮遊油が引き上げられる側
の水面に前記回収ロールに向かう流れを発生させる攪拌
手段を備える。
【0024】この攪拌手段によって発生させる流れは、
近設する回収ロールに付着した浮遊油を剥離する激しい
ものではなく、例えば回収ロールと攪拌手段との間に浮
遊する浮遊油を回収ロールの回転方向に追従して送り出
す程度の緩やかなものである。これにより、浮遊油が大
量に浮遊したり、ローラ表面から脱離しやすい浮遊油で
あって、付着した浮遊油がローラ表面から離脱する場合
があっても、回収ロールに向かう流れが発生しているた
め、回収ロールに再度浮遊油を付着させることができ、
良好に浮遊油を回収することができる。
近設する回収ロールに付着した浮遊油を剥離する激しい
ものではなく、例えば回収ロールと攪拌手段との間に浮
遊する浮遊油を回収ロールの回転方向に追従して送り出
す程度の緩やかなものである。これにより、浮遊油が大
量に浮遊したり、ローラ表面から脱離しやすい浮遊油で
あって、付着した浮遊油がローラ表面から離脱する場合
があっても、回収ロールに向かう流れが発生しているた
め、回収ロールに再度浮遊油を付着させることができ、
良好に浮遊油を回収することができる。
【0025】
【実施例】図1は本発明のオイルスキマーの一実施例の
構成を説明する説明図である。図2は図1のオイルスキ
マーの取付状態を示す説明図である。図に示す通り、本
実施例のオイルスキマー(10)は、既設の排水浄化装置の
浮上槽内に取付ボルト(11)によって取付け可能な取付ブ
ラケット(12)に両端を固定された固定軸(13)を有する回
収ロール(14)を備える。
構成を説明する説明図である。図2は図1のオイルスキ
マーの取付状態を示す説明図である。図に示す通り、本
実施例のオイルスキマー(10)は、既設の排水浄化装置の
浮上槽内に取付ボルト(11)によって取付け可能な取付ブ
ラケット(12)に両端を固定された固定軸(13)を有する回
収ロール(14)を備える。
【0026】回収ロール(14)は図示しないモータが内蔵
されたものであり、固定軸(13)の回りを回動する。回収
ロール(14)の側壁部(15)上部には、上端部が回収ロール
壁面に接し下端部が貯留槽(16)の開口部(17)に隣接する
スクレーパ(18)が取付けられている。貯留槽(16)にはス
クレーパ(18)の幅よりも広い開口部(17)と、これから貯
留槽(16)に至る傾斜板(19)とを備え、貯留槽(16)の下部
には着脱自在の濾過袋(20)に連通する連通部(21)が形成
されている。濾過袋(20)を使用しない場合には、連通部
(21)は密栓が可能である。
されたものであり、固定軸(13)の回りを回動する。回収
ロール(14)の側壁部(15)上部には、上端部が回収ロール
壁面に接し下端部が貯留槽(16)の開口部(17)に隣接する
スクレーパ(18)が取付けられている。貯留槽(16)にはス
クレーパ(18)の幅よりも広い開口部(17)と、これから貯
留槽(16)に至る傾斜板(19)とを備え、貯留槽(16)の下部
には着脱自在の濾過袋(20)に連通する連通部(21)が形成
されている。濾過袋(20)を使用しない場合には、連通部
(21)は密栓が可能である。
【0027】図3は図1に示したオイルスキマーの使用
状態を示す説明図である。図に示す通り、生活雑排水や
屎尿等の汚水は先ずゴミ受け篭(31)で大きなゴミが取り
除かれる。ゴミを取り除かれた汚水は第1のスライドゲ
ート(32)の下方から浮上槽(33)に導かれる。
状態を示す説明図である。図に示す通り、生活雑排水や
屎尿等の汚水は先ずゴミ受け篭(31)で大きなゴミが取り
除かれる。ゴミを取り除かれた汚水は第1のスライドゲ
ート(32)の下方から浮上槽(33)に導かれる。
【0028】この浮上槽(33)で流入された汚水の流れが
緩やかになり、汚水中の油分が浮遊油として浮上槽(33)
の水面に浮かんでくる。図1に示されたオイルスキマー
(10)は浮上槽(33)の水面近傍に設置される。即ち、回収
ロール(14)の下部が浮上槽(33)の水面に浸漬する位置に
設置される。
緩やかになり、汚水中の油分が浮遊油として浮上槽(33)
の水面に浮かんでくる。図1に示されたオイルスキマー
(10)は浮上槽(33)の水面近傍に設置される。即ち、回収
ロール(14)の下部が浮上槽(33)の水面に浸漬する位置に
設置される。
【0029】回収ロール(14)は、図において時計回りに
回動し、浮上槽(33)の水面に浮かんでいる浮遊油(36)を
回収ロール(14)の側壁部に付着移行させ、水面上に引き
上げる。水面上に引き上げられた浮遊油(36)はスクレー
パ(18)により掻き取られ、スクレーパ(18)上面を伝って
貯留槽(16)に流れ込む。
回動し、浮上槽(33)の水面に浮かんでいる浮遊油(36)を
回収ロール(14)の側壁部に付着移行させ、水面上に引き
上げる。水面上に引き上げられた浮遊油(36)はスクレー
パ(18)により掻き取られ、スクレーパ(18)上面を伝って
貯留槽(16)に流れ込む。
【0030】浮上槽(33)中の汚水は、第2のスライドゲ
ート(34)の下方からVノッチ(35)を介して放流又は下流
に設置される曝気槽へ導かれる。
ート(34)の下方からVノッチ(35)を介して放流又は下流
に設置される曝気槽へ導かれる。
【0031】図4は本発明のオイルスキマーの別の実施
例の構成を説明する説明図である。図5は図4のオイル
スキマーの取付状態を示す説明図である。図に示す通
り、本実施例のオイルスキマー(40)は、既設の排水浄化
装置の浮上槽内に取付ボルト(41)によって取付け可能な
取付ブラケット(42)に両端を固定された固定軸(43)を有
する回収ロール(44)を備える。
例の構成を説明する説明図である。図5は図4のオイル
スキマーの取付状態を示す説明図である。図に示す通
り、本実施例のオイルスキマー(40)は、既設の排水浄化
装置の浮上槽内に取付ボルト(41)によって取付け可能な
取付ブラケット(42)に両端を固定された固定軸(43)を有
する回収ロール(44)を備える。
【0032】回収ロール(44)は図示しないモータが内蔵
されたものであり、固定軸(43)の回りを回動する。回収
ロール(44)の側壁部(45)上部には、上端部が回収ロール
壁面に接し下端部が貯留槽(46)の開口部(47)に隣接する
スクレーパ(48)が取付けられている。貯留槽(46)にはス
クレーパ(48)の幅よりも広い開口部(47)と、これから貯
留槽(46)に至る傾斜板(49)とを備え、貯留槽(46)の下部
には栓(50)によって密栓されている。
されたものであり、固定軸(43)の回りを回動する。回収
ロール(44)の側壁部(45)上部には、上端部が回収ロール
壁面に接し下端部が貯留槽(46)の開口部(47)に隣接する
スクレーパ(48)が取付けられている。貯留槽(46)にはス
クレーパ(48)の幅よりも広い開口部(47)と、これから貯
留槽(46)に至る傾斜板(49)とを備え、貯留槽(46)の下部
には栓(50)によって密栓されている。
【0033】貯留槽(46)には、この貯留槽(46)に内接す
る内籠(図示せず)が取付けられ、回収された浮遊油を
貯留し、排除する。内籠としては、メッシュ状に多数の
貫通孔が穿設された容器であって、これを濾過袋で覆っ
て、貯留槽に取付ければ、浮遊油の排出が容易となる。
る内籠(図示せず)が取付けられ、回収された浮遊油を
貯留し、排除する。内籠としては、メッシュ状に多数の
貫通孔が穿設された容器であって、これを濾過袋で覆っ
て、貯留槽に取付ければ、浮遊油の排出が容易となる。
【0034】図6は図4に示したオイルスキマーの使用
状態を示す説明図である。図に示す通り、生活雑排水や
屎尿等の汚水は先ずゴミ受け篭(61)で大きなゴミが取り
除かれる。ゴミを取り除かれた汚水は第1のスライドゲ
ート(62)の下方から浮上槽(63)に導かれる。
状態を示す説明図である。図に示す通り、生活雑排水や
屎尿等の汚水は先ずゴミ受け篭(61)で大きなゴミが取り
除かれる。ゴミを取り除かれた汚水は第1のスライドゲ
ート(62)の下方から浮上槽(63)に導かれる。
【0035】この浮上槽(63)で流入された汚水の流れが
緩やかになり、汚水中の油分が浮遊油として浮上槽(63)
の水面に浮かんでくる。図1に示されたオイルスキマー
(40)は浮上槽(63)の流入側壁面に対向する壁面近傍であ
って水面近傍に設置される。即ち、流出側の第2のスラ
イドゲート(64)の近傍であって、回収ロール(44)の下部
が浮上槽(63)の水面に浸漬する位置に設置される。
緩やかになり、汚水中の油分が浮遊油として浮上槽(63)
の水面に浮かんでくる。図1に示されたオイルスキマー
(40)は浮上槽(63)の流入側壁面に対向する壁面近傍であ
って水面近傍に設置される。即ち、流出側の第2のスラ
イドゲート(64)の近傍であって、回収ロール(44)の下部
が浮上槽(63)の水面に浸漬する位置に設置される。
【0036】回収ロール(44)は、図において反時計回り
に回動し、浮上槽(63)の水面に浮かんでいる浮遊油(66)
を回収ロール(44)の側壁部に付着移行させ、一旦水面下
に引き入れた後に、付着位置と対抗する側で水面上に引
き上げられる。水面上に引き上げられた浮遊油(66)はス
クレーパ(48)により掻き取られ、スクレーパ(48)上面を
伝って貯留槽(46)に流れ込む。
に回動し、浮上槽(63)の水面に浮かんでいる浮遊油(66)
を回収ロール(44)の側壁部に付着移行させ、一旦水面下
に引き入れた後に、付着位置と対抗する側で水面上に引
き上げられる。水面上に引き上げられた浮遊油(66)はス
クレーパ(48)により掻き取られ、スクレーパ(48)上面を
伝って貯留槽(46)に流れ込む。
【0037】このような構成のものでは、浮遊油が大量
に浮遊したり、ローラ表面から脱離しやすい浮遊油であ
って、付着した浮遊油がローラ表面から離脱して、浮遊
油の付着位置に対向する側で付着した浮遊油がローラ表
面から離脱する場合がある。そのため、回収ロール(44)
のローラ表面に付着させた浮遊油が引き上げられる側に
攪拌手段として長手方向に2枚の攪拌羽根(51)を立設し
た攪拌ロール(52)を備える。
に浮遊したり、ローラ表面から脱離しやすい浮遊油であ
って、付着した浮遊油がローラ表面から離脱して、浮遊
油の付着位置に対向する側で付着した浮遊油がローラ表
面から離脱する場合がある。そのため、回収ロール(44)
のローラ表面に付着させた浮遊油が引き上げられる側に
攪拌手段として長手方向に2枚の攪拌羽根(51)を立設し
た攪拌ロール(52)を備える。
【0038】攪拌ロール(52)は、取付ブラケット(42)側
方に設置した複数のギヤによって回収ロール(44)の駆動
によって回転する。回転方向は、図6に示す通り、回収
ロール(44)に追従する回転方向(時計回り)である。こ
の攪拌ロール(52)によって発生させる流れは、近設する
回収ロール(44)に付着した浮遊油を剥離する激しいもの
ではなく、例えば回収ロール(44)と攪拌ロール(52)との
間に浮遊する浮遊油を回収ロール(44)の回転方向に追従
して送り出す程度の緩やかなものである。
方に設置した複数のギヤによって回収ロール(44)の駆動
によって回転する。回転方向は、図6に示す通り、回収
ロール(44)に追従する回転方向(時計回り)である。こ
の攪拌ロール(52)によって発生させる流れは、近設する
回収ロール(44)に付着した浮遊油を剥離する激しいもの
ではなく、例えば回収ロール(44)と攪拌ロール(52)との
間に浮遊する浮遊油を回収ロール(44)の回転方向に追従
して送り出す程度の緩やかなものである。
【0039】また、攪拌ロール(52)は第2のスライドゲ
ート(64)の近傍に位置しているため、回収ロールに付着
しなかった浮遊油は攪拌羽根(51)と共に攪拌ロール(52)
の下方を回って回収ロール(44)に付着するか、2枚の攪
拌羽根の両方が水面下にある間に第2のスライドゲート
(64)に当たった波と共に再度回収ロール(44)と攪拌ロー
ル(52)との間に戻り、回収ロール(44)に付着する。
ート(64)の近傍に位置しているため、回収ロールに付着
しなかった浮遊油は攪拌羽根(51)と共に攪拌ロール(52)
の下方を回って回収ロール(44)に付着するか、2枚の攪
拌羽根の両方が水面下にある間に第2のスライドゲート
(64)に当たった波と共に再度回収ロール(44)と攪拌ロー
ル(52)との間に戻り、回収ロール(44)に付着する。
【0040】これにより、浮遊油が大量に浮遊したり、
ローラ表面から脱離しやすい浮遊油であって付着した浮
遊油がローラ表面から離脱する場合があっても、回収ロ
ールに向かう流れが発生しているため、回収ロールに再
度浮遊油を付着させることができ、良好に浮遊油を回収
することができる。
ローラ表面から脱離しやすい浮遊油であって付着した浮
遊油がローラ表面から離脱する場合があっても、回収ロ
ールに向かう流れが発生しているため、回収ロールに再
度浮遊油を付着させることができ、良好に浮遊油を回収
することができる。
【0041】浮上槽(63)中の汚水は、第2のスライドゲ
ート(64)の下方からVノッチ(65)を介して放流又は下流
に設置される曝気槽へ導かれる。
ート(64)の下方からVノッチ(65)を介して放流又は下流
に設置される曝気槽へ導かれる。
【0042】
【発明の効果】本発明は以上説明した通り、排水浄化装
置内部に設置することができるほどコンパクトに作成可
能であり、既設の排水浄化装置の殆ど全てのものに設置
可能なオイルスキマーを得ることができるという効果が
ある。
置内部に設置することができるほどコンパクトに作成可
能であり、既設の排水浄化装置の殆ど全てのものに設置
可能なオイルスキマーを得ることができるという効果が
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明のオイルスキマーの一実施例の構成を説
明する説明図である。
明する説明図である。
【図2】図1のオイルスキマーの取付状態を示す説明図
である。
である。
【図3】図1に示したオイルスキマーの使用状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図4】本発明のオイルスキマーの別の実施例の構成を
説明する説明図である。
説明する説明図である。
【図5】図4のオイルスキマーの取り付け状態を示す説
明図である。
明図である。
【図6】図4に示したオイルスキマーの使用状態を示す
説明図である。
説明図である。
【図7】グリーストラップの概要を示す説明図である。
(10)(40)…オイルスキマー、 (11)(41)…取付ボルト、 (12)(42)…取付ブラケット、 (13)(43)…固定軸、 (14)(44)…回収ロール、 (15)(45)…表面、 (16)(46)…貯留槽、 (17)(47)…開口部、 (18)(48)…スクレーパ、 (19)(49)…傾斜板、 (20) …濾過袋、 (21) …連通部、 (50)…栓、 (51)…攪拌羽根、 (52)…攪拌ロール、 (31)(61)…ゴミ受け篭、 (32)(62)…第1のスライドゲート、 (33)(63)…浮上槽、 (34)(64)…第2のスライドゲート、 (35)(65)…Vノッチ、 (36)(66)…浮遊油、
Claims (4)
- 【請求項1】 長手軸が水面に平行に設置され下部が水
面に浮遊した浮遊油に接触する回収ロールと、この回収
ロールを長手軸に回動させる駆動モータと、回収ロール
の回動によってローラ表面に付着して水面上に引き上げ
られる浮遊油を掻き取るスクレーパと、掻き取られた浮
遊油を貯留する貯留槽を備えたオイルスキマーであっ
て、 前記モータが前記ロールに内蔵されていることを特徴と
するオイルスキマー。 - 【請求項2】 前記回転ロールが、浮遊油をローラ表面
に付着させた後に直ぐに水面上に引き上げられる回転方
向に駆動されることを特徴とする請求項1に記載のオイ
ルスキマー。 - 【請求項3】 前記回収ロールが、浮遊油をローラ表面
に付着させて一旦水面下に引き入れた後に水面上に引き
上げられる回転方向に駆動されることを特徴とする請求
項1に記載のオイルスキマー。 - 【請求項4】 請求項3に記載されたオイルスキマーに
おいて、 前記回収ロールのローラ表面に付着させた浮遊油が引き
上げられる側の水面に前記回収ロールに向かう流れを発
生させる攪拌手段を備えたことを特徴とするオイルスキ
マー。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11018429A JP2000153269A (ja) | 1998-09-17 | 1999-01-27 | オイルスキマ― |
Applications Claiming Priority (3)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP26291098 | 1998-09-17 | ||
JP10-262910 | 1998-09-17 | ||
JP11018429A JP2000153269A (ja) | 1998-09-17 | 1999-01-27 | オイルスキマ― |
Related Child Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP2002242924A Division JP2003080244A (ja) | 1998-09-17 | 2002-08-23 | オイルスキマー |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000153269A true JP2000153269A (ja) | 2000-06-06 |
Family
ID=26355108
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11018429A Pending JP2000153269A (ja) | 1998-09-17 | 1999-01-27 | オイルスキマ― |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000153269A (ja) |
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101409389B1 (ko) | 2012-11-14 | 2014-06-20 | 에스엠티주식회사 | 플로트를 이용한 유수분리장치 |
CN112660647A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-16 | 上海食安天天科技有限公司 | 一种垃圾袋处理及装于垃圾袋的湿垃圾收集处理装置 |
CN113106371A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-07-13 | 浙江航峰铁塔有限公司 | 一种热镀锌加工装置 |
-
1999
- 1999-01-27 JP JP11018429A patent/JP2000153269A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
KR101409389B1 (ko) | 2012-11-14 | 2014-06-20 | 에스엠티주식회사 | 플로트를 이용한 유수분리장치 |
CN112660647A (zh) * | 2020-12-24 | 2021-04-16 | 上海食安天天科技有限公司 | 一种垃圾袋处理及装于垃圾袋的湿垃圾收集处理装置 |
CN113106371A (zh) * | 2021-03-25 | 2021-07-13 | 浙江航峰铁塔有限公司 | 一种热镀锌加工装置 |
CN113106371B (zh) * | 2021-03-25 | 2022-12-23 | 浙江航峰铁塔有限公司 | 一种热镀锌加工装置 |
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