JP2000152916A - 耳孔式体温計 - Google Patents

耳孔式体温計

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JP2000152916A JP10330679A JP33067998A JP2000152916A JP 2000152916 A JP2000152916 A JP 2000152916A JP 10330679 A JP10330679 A JP 10330679A JP 33067998 A JP33067998 A JP 33067998A JP 2000152916 A JP2000152916 A JP 2000152916A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の構成の耳孔式体温計は、測定結果を表
示する表示部が見にくいという課題を有している。 【解決手段】 温度換算手段5の信号を受けて電気的な
音声信号を発生する音声合成手段6と、音声合成手段6
の出力する音声信号を増幅してスピーカ10を駆動する
音声信号増幅手段8とを備えて、音声によって測定結果
を知ることのできる耳孔式体温計としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は非接触で耳孔内部の
温度を検出する耳孔式体温計に関するものである。
【0002】
【従来の技術】非接触で耳孔内部の温度を検出する耳孔
式体温計に、耳孔内部から放射された赤外線を導波管や
集光レンズを用いて焦電型赤外線検出素子や複数の微少
な熱電対を組み合わせたサーモパイル素子等の受光面に
導いて、耳孔内部から放射された赤外線の強度を検出
し、この赤外線の強度を温度に換算して表示する構成の
ものがある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の構成の耳孔
式体温計は、測定結果を表示する表示部が見にくいとい
う課題を有している。つまり、表示部を筐体部分に配置
しているため、測定結果を知るためには毎回耳孔式体温
計を耳から抜いて目の前に持ってきて確認する必要があ
るものである。このことは、例えば、朝目覚めた直後に
体温を測りたい等の場合には、周囲が暗いため使い勝手
の悪さを感じるものである。
【0004】
【課題を解決するための手段】本発明は、測定値または
動作状態を報知する音声合成手段を設け、スピーカより
測定値や動作状態を音声で通知することによって、耳孔
内部の温度を容易に簡単に測定できる耳孔式体温計とし
ている。
【0005】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、温度
換算手段の信号を受けて電気的な音声信号を発生する音
声合成手段と、音声合成手段の出力する音声信号を増幅
してスピーカを駆動する音声信号増幅手段とを備えて、
音声によって測定結果を知ることのできる耳孔式体温計
としている。
【0006】請求項2に記載した発明は、プローブが、
スピーカが発生する音を耳孔に案内する導波孔を有する
ものとして、プローブを耳孔に挿したまま測定値を知る
ことのできる耳孔式体温計としている。
【0007】請求項3に記載した発明は、プローブ先端
につけた電極と、体温計の筐体の外側につけ電極との間
の抵抗値を検出することによって、体温計の操作者と被
測定者が別人であるかどうかを判別し、別人であれば体
温計の外部に音を放射するように取り付けたスピーカか
ら音声で測定値を通知するようにして、容易に他人の耳
孔内部の温度を測定できる耳孔式体温計としている。
【0008】請求項4に記載した発明は、プローブ先端
につけた電極と、体温計の筐体の外側につけた電極との
間の抵抗値を検出することによって、体温計の操作者と
被測定者とが別人であるかどうかを判別し、体温計の操
作者が被測定者本人である場合にはプローブの先端から
音を発生してプローブを耳に入れたまま測定値を知るこ
とのできる耳孔式体温計としている。
【0009】請求項5に記載した発明は、外部からの光
を受け取るように体温計の筐体に受光部を設け、受光部
の出力を暗状態検出手段によって検出して、暗状態のと
きに限って、音声によって測定値を報知する耳孔式体温
計としている。
【0010】請求項6に記載した発明は、赤外線検出器
と温度検出器が動作中には音声合成手段が単一周波数の
音声信号を発生してスピーカを駆動し、測定者が、この
音が一番大きく聞こえる方向にプローブを向けることに
よって、最も正確な測定が出来る耳孔式体温計としてい
る。
【0011】請求項7に記載した発明は、温度測定中に
は一定時間毎に、それまでに得られたデータから測定値
を音声で通知するようにして、プローブの方向の修正が
容易で正しい測定が容易にできる耳孔式体温計としてい
る。
【0012】請求項8に記載した発明は、測定不良検出
手段によってプローブの方向が適切でないことを検出し
たときに、音声で測定不良を通知できる耳孔式体温計と
している。
【0013】請求項9に記載した発明は、高温検出手段
によって耳孔式体温計を保管していた場所の温度が高す
ぎた場合、あるいは手で長く耳孔式体温計を持ちすぎて
高温状態となっていることを検出した場合には、音声に
よって測定をしばらく待つように伝えることのできる耳
孔式体温計としている。
【0014】請求項10に記載した発明は、温度不安定
検出手段によって赤外線検出器の温度が高温状態である
ことを検出した場合には、測定を少し待つように指示で
き、より正確な測定ができる耳孔式体温計としている。
【0015】請求項11に記載した発明は、温度差検出
手段がプローブ先端の温度を検出する第二の温度検出器
の信号と、赤外線検出器の温度を検出する第一の温度検
出器の信号とを比較し、この温度差があらかじめ決めら
れた値よりも大きい場合には、再測定を促す音声による
報知ができる耳孔式体温計としている。
【0016】請求項12に記載した発明は、体温計の筐
体の外側に設けている第一の電極と第二の電極との間に
抵抗値測定手段を接続し、導通検出手段が抵抗値測定手
段の測定結果が導通状態であるときにはタイマーが所定
時間のカウントを開始して、所定時間のカウントを終了
した段階で、音声合成手段が測定者に再測定を促す報知
をして、測定不良状態となるおそれがある場合に、測定
者に再測定を促す報知をして、正確な体温測定が出来る
耳孔式体温計としている。
【0017】
【実施例】(実施例1)以下本発明の第1の実施例を図
1を参照しながら説明する。図1は本実施例の耳孔体温
計の構成を示すブロック図である。13は測定対象物で
ある耳孔内の鼓膜を示している。耳孔内に挿入して使用
するプローブ11は、鼓膜13から発生する赤外線を凹
面鏡によって構成した集光手段12に案内している。集
光手段12は、前記赤外線を赤外線検出器1に集光して
いる。赤外線検出器1は、前記集光された赤外線を遮光
板14を介して検出している。遮光板14は、モータ1
5とモータ15の回転運動を往復直線運動に変換する図
示していないクランク機構によって、ストッパ17によ
って決定される位置で往復運動をしている。従って、赤
外線検出器1は、遮光板14が所定の位置にある間連続
して鼓膜13から放射される赤外線を検出するものであ
る。また前記モータ15は、制御手段18によって制御
されている。2は赤外線検出器1のハウジングに取り付
けている温度検出器で、赤外線検出器1自体の温度を検
出し、この信号をAD変換器4に伝達している。また赤
外線検出器1の信号は、増幅器3によって増幅され、同
様にAD変換器4に伝達されている。AD変換器4は、
伝達されたアナログ信号をディジタル信号に変換して温
度換算手段5に伝達している。温度換算手段5は、赤外
線検出器1から受けた温度データと、温度検出器2から
受けた温度データとを所定の演算式によって演算するこ
とによって、鼓膜13の温度を演算し、この信号を音声
合成手段6と測定値表示手段7に伝達して報知と表示と
を行っている。赤外線検出器1の出力は、遮光板14の
往復直線運動によって交流波形となっている。鼓膜13
の温度は、前記赤外線検出器1が検知している信号の振
幅と、温度検出器2が検出する赤外線検出器1自体の温
度の差の4乗に比例する。前記温度換算手段5が備えて
いる演算式は、この関係に基づいて設定しているもので
ある。
【0018】音声合成手段6は、温度換算手段5の出力
に基づいて数値等の単語の音声信号を出力する。音声合
成手段6から出された音声信号は音声信号増幅手段8で
スピーカ10を駆動するに十分な大きさの電気信号に増
幅されスピーカ10から音声として放射される。
【0019】以下本実施例の動作について説明する。使
用者がプローブ11を耳孔に挿入し、図示していないス
イッチをオンすると、制御手段18が作動してモータ1
5が回転し、遮光板14が往復直線運動を行う。鼓膜1
3から放射される赤外線は、プローブ11から集光手段
12・遮光板14を介して赤外線検出器1に伝達され
る。この赤外線は、人体の中枢部に連絡されているた
め、人体の温度を最も正確に表しているものである。赤
外線検出器1は、この人体の温度を示す赤外線信号をア
ナログ信号として増幅器3に伝達し、更に増幅器3から
AD変換器4に伝達する。AD変換器4はこの信号と、
赤外線検出器1自体の温度を検出する温度検出器2の信
号とをディジタル信号に変換して、温度換算手段5に伝
達している。温度換算手段5は例えばマイコンを使用し
ており、この二つの信号から人体温度を演算し、この信
号を発音手段6と測定値表示手段7に伝達している。
【0020】音声合成手段6は、温度換算手段5の換算
信号を受けて、測定値に相当する単語を電気信号として
出力する。たとえば測定値が36.5℃であった場合に
は「さんじゅう」という単語と「ろく」という単語と
「てん」という単語と「ご」という単語と「ど」という
合計5つの単語の音声信号を連続的に出力する。この音
声信号は、音声信号増幅部8で増幅され、スピーカ10
から測定者に聞こえるように発音される。
【0021】以上のように本実施例によれば、温度換算
手段5の信号を受けて電気的な音声信号を発生する音声
合成手段6と、音声合成手段6の出力する音声信号を増
幅してスピーカ10を駆動する音声信号増幅手段8とを
備えて、音声によって測定結果を知ることのできる耳孔
式体温計を実現するものである。
【0022】(実施例2)続いて本発明の第2の実施例
について説明する。図2は本実施例の構成を示す耳孔式
体温計の構成を示している。(a)は側面から見た断面
図であり、(b)は正面から見た断面図である。20は
センサユニットで、実施例1で説明した集光手段12と
遮光板14と赤外線検出器1と温度検出器2とモータ1
5とストッパ17の各部品を内部に持っている。21は
耳孔式体温計の筐体で、内部には、実施例1で説明して
いる温度換算手段5とAD変換器4と増幅器3と音声合
成手段6と音声信号増幅手段8と測定値表示手段7など
の機能を有している電子部品が実装されている回路基板
22を収容している。23はセンサユニット20が赤外
線を受け取る受光窓であり、シリコンガラス材によって
構成している。受光窓23から入射した赤外線は集光手
段12に当たって、赤外線検出器1に集光される。24
は、センサユニット20の受光窓23が正しくプローブ
11の中心位置に来るように位置を固定するための保持
部である。前記保持部24は、導波孔25を備えてい
る。導波孔25は、回路基板22の近くに配置されてい
るスピーカ10からの音波が測定者の耳孔に容易に到達
する目的で設けているものである。
【0023】従って、実施例1で説明した、音声合成手
段6が合成した音声信号は、導波孔25から測定者の耳
孔に容易に届くものである。
【0024】以上のように本実施例によれば、プローブ
11を保持する保持部24が、スピーカ10が発生する
音を耳孔に案内する導波孔25を有するものとして、プ
ローブを耳孔に挿したまま測定値を知ることができるも
のである。また本実施例によれば、被測定者の耳に測定
結果が直接聞こえるため、測定結果を周囲の人に知られ
ることがなく、また、暗がりでも簡単に測定が出来るも
のである。さらに、音声は耳孔内部にしか伝わらないた
め、音は大きくする必要が無く、音声信号増幅手段8の
増幅度は比較的低い値で良い。
【0025】(実施例3)続いて本発明の第3の実施例
について説明する。図3は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例では、第一の電極26は、プロー
ブ11の外側に設けており、プローブ11を耳孔に挿入
したときに耳孔内の皮膚に触れるようになっている。ま
た、27は耳孔式体温計の筐体の表面に配置している第
二の電極である。第二の電極27は前記したように筐体
の表面に配置しているため、測定中に測定者の手の平が
確実に触れるものてある。前記第一の電極26と第二の
電極27との間には、第一の電極26と第二の電極27
間の電器抵抗値を測る抵抗値測定手段28を設けてい
る。この抵抗値測定手段28の出力信号は、非導通検出
手段29に伝達されている。非導通検出手段29は抵抗
値測定手段28が測定した第一の電極26と第二の電極
27との間の抵抗値が、たとえば1MΩ以上であれば非
導通であると判断する非導通検出手段である。
【0026】以下本実施例の動作について説明する。前
記しているように、第一の電極26はプローブ11を測
定者の耳孔に挿入したときに、測定者の耳孔内の皮膚に
触れている。また第二の電極27は耳孔式体温計の筐体
を握る人の手のひらの皮膚に触れている。
【0027】例えば、母親が乳幼児等の子供の体温を測
定している場合を考えたときに、抵抗値測定手段28が
測定する抵抗値は、当然非常に高いものとなっている。
つまり、抵抗値測定手段28が測定した第一の電極26
と第二の電極27との間の抵抗は1MΩ以上となる。こ
のため非導通検出手段29は、非道通状態であることを
検出する。つまり、測定者と被測定者が別人物であるこ
とを認識するものである。本実施例ではこの場合には、
スピーカ10は体温計の外部に音を放射するものであ
る。従って、母親は容易に子供の体温を知ることが出来
るものである。
【0028】以上のように本実施例によれば、プローブ
11の先端につけた第一の電極26と、体温計の筐体の
外側につけ第二の電極27との間の抵抗値を検出するこ
とによって、体温計の操作者と被測定者が別人であるか
どうかを判別し、別人であれば体温計の外部に音を放射
するように取り付けたスピーカ10から音声で測定値を
通知するようにして、容易に他人の耳孔内部の温度を測
定できる耳孔式体温計ように取り付けたスピーカから音
声で測定値を通知するようにして、容易に他人の耳孔内
部の温度を測定できる耳孔式体温計を実現するものであ
る。
【0029】(実施例4)続いて本発明の第4の実施例
について説明する。図4は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例では、抵抗値測定手段28が測定
した第一の電極26と第二の電極27との間の抵抗値が
たとえば1MΩ以下であれば導通であると判断する導通
検出手段30を使用している。
【0030】以上の構成で、導通検出手段30が測定者
と被測定者が同一人物であることを検出した場合には、
スピーカ10は図2で説明している導波孔5を通じて被
測定者の耳孔内に測定結果を音声で伝達するものであ
る。従って本実施例ではプローブ11を耳に入れたまま
測定値を知ることのできる耳孔式体温計を実現するもの
であり、周囲が暗い環境であっても測定結果を簡単に知
ることのできる耳孔式体温計となっているものである。
【0031】(実施例5)続いて本発明の第5の実施例
について説明する。図5は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例では、受光部32と暗状態検出手
段33を備えている。受光部32は光センサによって構
成しており、耳孔式体温計の筐体の外部の明るさを検出
している。受光部32の出力は暗状態検出手段33に伝
達されており、暗状態検出手段33は内蔵している基準
値と比較して周囲が明るいか暗いかを判断し、この出力
を音声合成手段6に伝達している。
【0032】以下本実施例の動作について説明する。暗
状態検出手段33が周囲の状態が暗いと判断する信号を
音声合成手段6に伝達すると、音声合成手段6は温度換
算手段5が出力した測定値を音声合成によって音声信号
化して、音声信号増幅手段8からスビーカ10に伝達す
る。従ってスピーカ10は、音声によって体温の測定デ
ータを周囲に伝達する。また、暗状態検出手段33が周
囲の状態が明るいと判断したときには、音声合成手段6
は作動しないものである。つまり、周囲の状態が明るい
ときは、測定値表示手段7だけによって測定結果を表示
するようにしている。
【0033】(実施例6)続いて本発明の第6の実施例
について説明する。図6は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例では、図2に示している音声合成
手段6に代えて、単一周波数発生手段34を使用してい
る。単一周波数発生手段34は、単一の周波数音を発生
する発信回路によって構成している。
【0034】耳孔内部は通常曲がっており、慣れない場
合、プローブ先端は耳孔内部の奥を向かずに壁に突き当
たっていることが多い。本実施例では単一周波数発生手
段34が、測定中に、たとえば「ピー」という単一の周
波数音を発生し続けている。この音が小さいときは、プ
ローブ11の先端が耳孔内の壁に突き当たっていると判
断できる。つまり測定者が、単一周波数発生手段34が
発生する音が、一番大きく聞こえる方向にプローブ11
の向きを変えていくことで、耳孔内の壁に当たることを
避け、人体の内部につながる鼓膜から発生する赤外線を
正確に検知できる耳孔式体温計とすることが出来るもの
である。
【0035】以上のように本実施例によれば、赤外線検
出器1と温度検出器2が動作中には単一周波数発生手段
34がスピーカ10を駆動し、測定者が、この音が一番
大きく聞こえる方向にプローブを向けることによって、
最も正確な測定が出来る耳孔式体温計を実現できるもの
である。
【0036】(実施例7)次に本発明の第7の実施例に
ついて説明する。図7は本実施例の構成を示すブロック
図である。本実施例では温度換算手段5にタイマー35
を接続している。タイマー35は一定時間毎に、たとえ
ば1秒毎に信号を出力している。このタイマー35から
信号が出力される毎に、温度換算手段5はそれまでに得
られたデータから測定値を算出し出力する。また音声合
成手段6はその測定値に相当する単語となる音声信号を
出力する。このため測定者はプローブ11を耳から抜く
こと無く、1秒毎に測定値を耳で聞くことができる。
【0037】以上のように本実施例によれば、測定値を
常に聞きながら一番高い温度を報知する方向を探すこと
ができ、正確に耳孔内部の温度を測定できるものであ
る。
【0038】(実施例8)続いて本発明の第8の実施例
について説明する。図8は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例では温度換算手段5に測定不良検
出手段36を接続している。測定不良検出手段36は、
内蔵している基準値に比べて温度換算手段5の出力値が
低すぎないかどうかを判定している。測定不良検出手段
36の出力信号が測定不良である場合には、本実施例の
音声合成手段6は、測定があまり正しくなかったとし
て、再度、測り直すことを表わす言葉を発生する。
【0039】以上の構成とすることによって、常に正し
い測定が出来る耳孔式体温計を実現できるものである。
【0040】(実施例9)続いて本発明の第9の実施例
について説明する。図9は本実施例の構成を示すブロッ
ク図である。本実施例では、高温検出手段40を音声合
成手段6に接続している。高温検出手段40は、温度検
出器2の温度を測定し、基準値よりも高くなっているか
どうかを検知して、この結果を音声合成手段6に伝達し
ている。
【0041】温度検出器2の温度が高くなりすぎると、
赤外線検出器1の出力する信号の信号レベルが低くなっ
て、信号対雑音比が低下する。つまり、正確な温度測定
が困難となるものである。音声合成手段6は、高温検出
手段40から温度検出器2の温度が基準値よりも高くな
っている信号を受けると、赤外線検出器1の温度が冷え
るまで待つように音声で測定者に連絡するものである。
温度検出器2の温度が基準値よりも高くなる原因には、
体温計を保管していた場所の温度が高すぎた場合や、手
で長く耳孔式体温計を持ちすぎた場合等が考えられる。
【0042】以上のように本実施例によれば、高温検出
手段40によって耳孔式体温計を保管していた場所の温
度が高すぎた場合、あるいは手で長く耳孔式体温計を持
ちすぎて高温状態となっていることを検出した場合に
は、音声によって測定をしばらく待つように伝えること
のできる耳孔式体温計を実現するものである。
【0043】(実施例10)続いて本発明の第10の実
施例について説明する。図10は本実施例の構成を示す
ブロック図である。本実施例では、音声合成手段6に温
度変化検出手段41と温度不安定検出手段42とを接続
している。温度変化検出手段41は、温度検出器2の温
度の変化を検出している。温度不安定検出手段42は、
温度検出器2の出力を時間で微分して、温度の時間的変
化の度合いを調べ、この値が基準値よりも大きいか小さ
いかを判別してこの結果を音声合成手段6に伝達してい
る。
【0044】赤外線検出器1は温度が安定していないと
出力する信号の大きさが時々刻々変化していくものであ
る。つまり、冷所に保管していた耳孔体温計を暖かい部
屋に持ってきた場合などは、前記赤外線検出器1の温度
が不安定状態となっているものである。本実施例では、
温度変化検出手段41と温度不安定検出手段42とによ
って赤外線検出器1の温度が不安定状態となっているこ
とを検出した場合には、音声合成手段6は測定を少し待
つように報知するものである。
【0045】以上のように本実施例によれば、温度不安
定検出手段42によって赤外線検出器1の温度が不安定
であることを検出した場合には、測定を少し待つように
指示でき、より正確な測定ができる耳孔式体温計を実現
するものである。
【0046】(実施例11)続いて本発明の第11の実
施例について説明する。図11は本実施例の構成を示す
ブロック図である。本実施例では、赤外線検出器1に第
一の温度検出器2を、プローブ11の先端に第二の温度
検出器43を設けており、また第一の温度検出器2の検
出温度と第二の温度検出器43の温度差を、温度差検出
手段44によって検出している。前記温度差検出手段4
4の出力信号は、音声合成手段6に伝達されている。
【0047】通常、耳孔内の温度に比べて温度検出器2
の温度が低い場合には、プローブ11を耳孔に挿入する
と、表面に結露が発生する可能性がある。このため、測
定値が不安定となって、正確な体温測定が困難となる。
本実施例では、前記したように温度差検出手段44が第
二の温度検出器43の検出温度と第一の温度検出器2と
の温度差を検出して、この温度差が所定値よりも大きく
なっている間は、音声合成手段6から測定を少し待つよ
うに指示でき、より正確な測定ができる耳孔式体温計を
実現するものである。
【0048】(実施例12)続いて本発明の第12の実
施例について説明する。図12は本実施例の構成を示す
ブロック図である。本実施例では、耳孔式体温計の筐体
の外側に第一の電極51と第二の電極52とを配置して
いる。また、前記第一の電極51と第二の電極52との
間に、抵抗値測定手段53を設けており、前記電極間の
抵抗値を測定している。抵抗値測定手段53の出力は、
導通検出手段54に接続されている。導通検出手段54
は、抵抗値測定手段53が検出した抵抗値があらかじめ
決められた抵抗値よりも小さい場合には、導通状態であ
るとしてタイマー56にカウント動作を開始させる。タ
イマー56は、所定時間のカウントを終了すると、音声
合成手段6に耳孔式体温計の筐体から手を離すように報
知させる。
【0049】以下本実施例の動作について説明する。抵
抗値測定手段53は、筐体の外側に配置している第一の
電極51と第二の電極52との間の抵抗値を測定してい
る。つまり、測定者が筐体を握ることによって、前記電
極間の抵抗値が低下する状態を検出しているものであ
る。この抵抗値が、導通検出手段54によって基準値よ
りも低下していると認識されたときには、導通検出手段
54はタイマー56に時間のカウントを開始させてい
る。たいまー56が所定時間のカウントを終了すると、
音声合成手段6が耳孔式体温計の筐体から手を離すよう
に報知するものである。つまり、測定をやり直すように
報知するものである。すなわち、耳孔式体温計の筐体を
持ち続けると、体温によって赤外線検出器1の温度も上
昇してくるものである。このため、前記実施例10ある
いは実施例11で説明したように、正確な測定が困難と
なるものである。
【0050】以上のように本実施例によれば、一般に体
温計を手で長く持っていると内部の回路を始め、赤外線
検出器1の温度が高くなりすぎると、赤外線検出器1の
出力信号レベルが小さくなり、より正確な測定が行いに
くくなる。本発明では上記した構成により、音声合成手
段6がタイマー55の出力により体温計を長く持ち過ぎ
ていることを使用者に音声で通知することができ、赤外
線検出器1の温度上昇を防ぐことができ、より正確な測
定が可能になる。
【0051】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、耳孔から発
生する赤外線を集光手段に案内するプローブと、集光手
段が集光した赤外線量を検出する赤外線検出器と、赤外
線検出器の出力信号を増幅する増幅器と、前記赤外線検
出器の温度を検出しこの温度に応じた信号を出力する温
度検出器と、温度検出器の出力信号と前記増幅器の出力
信号をAD変換するAD変換器と、AD変換器の信号を
受けて被測定物の温度に応じた信号を出力する温度換算
手段と温度換算手段の温度換算結果と動作状態を表示す
る測定値表示手段と、前記温度換算手段の信号を受けて
電気的な音声信号を発生する音声合成手段と、音声合成
手段の出力する音声信号を増幅する音声信号増幅手段
と、音声信号増幅手段によって音を発生するスピーカと
を備えた構成として、音声によって測定結果を知ること
のできる耳孔式体温計を実現するものである。
【0052】請求項2に記載した発明は、プローブは、
スピーカが発生する音を耳孔に案内する導波孔を有する
構成として、プローブを耳孔に挿したまま測定値を知る
ことのできる耳孔式体温計を実現するものである。
【0053】請求項3に記載した発明は、耳孔から発生
する赤外線を集光手段に案内するプローブと、集光手段
が集光した赤外線量を検出する赤外線検出器と、赤外線
検出器の出力信号を増幅する増幅器と、前記赤外線検出
器の温度を検出しこの温度に応じた信号を出力する温度
検出器と、温度検出器の出力信号と前記増幅器の出力信
号をAD変換するAD変換器と、AD変換器の信号を受
けて被測定物の温度に応じた信号を出力する温度換算手
段と温度換算手段の温度換算結果と動作状態を表示する
測定値表示手段と、前記温度換算手段の信号を受けて電
気的な音声信号を発生する音声合成手段と、音声合成手
段の出力する音声信号を増幅する音声信号増幅手段と、
音声信号増幅手段によって音を発生するスピーカと、前
記プローブの先端に設けた第一の電極と、筐体の表面に
設けた第二の電極と、前記第一の電極と第二の電極との
間の電気的抵抗を検出する抵抗値測定手段とを備え、前
記抵抗値測定手段が高抵抗を検出した場合にはスピーカ
が発生する音を外部に案内する構成として、容易に他人
の耳孔内部の温度を測定できる耳孔式体温計を実現する
ものである。
【0054】請求項4に記載した発明は、判定手段は、
抵抗値測定手段の出力が予め決められた範囲を超えたと
きにスピーカを駆動する構成として、体温計の操作者が
被測定者本人である場合にはプローブの先端から音を発
生してプローブを耳に入れたまま測定値を知ることので
きる耳孔式体温計を実現するものである。
【0055】請求項5に記載した発明は、耳孔から発生
する赤外線を集光手段に案内するプローブと、集光手段
が集光した赤外線量を検出する赤外線検出器と、赤外線
検出器の出力信号を増幅する増幅器と、前記赤外線検出
器の温度を検出しこの温度に応じた信号を出力する温度
検出器と、温度検出器の出力信号と前記増幅器の出力信
号をAD変換するAD変換器と、AD変換器の信号を受
けて被測定物の温度に応じた信号を出力する温度換算手
段と温度換算手段の温度換算結果と動作状態を表示する
測定値表示手段と、前記温度換算手段の信号を受けて電
気的な音声信号を発生する音声合成手段と、音声合成手
段の出力する音声信号を増幅する音声信号増幅手段と、
音声信号増幅手段によって音を発生するスピーカと、体
温計の筐体に取り付けた外部からの光を受ける受光部
と、受光部の出力を検出する暗状態検出手段とを有し、
前記暗状態検出手段が受光部の受光量が予め決められた
値よりも少ない場合は前記スピーカを駆動する構成とし
て、周囲が暗状態のときに限って、音声によって測定値
を報知できる耳孔式体温計を実現するものである。
【0056】請求項6に記載した発明は、音声合成手段
は、赤外線検出器および温度検出器の両方が動作中は単
一周波数の音声信号を出力する構成として、測定者が、
前記音声信号が一番大きく聞こえる方向にプローブを向
けることによって、最も正確な測定が出来る耳孔式体温
計を実現するものである。
【0057】請求項7に記載した発明は、耳孔から発生
する赤外線を集光手段に案内するプローブと、集光手段
が集光した赤外線量を検出する赤外線検出器と、赤外線
検出器の出力信号を増幅する増幅器と、前記赤外線検出
器の温度を検出しこの温度に応じた信号を出力する温度
検出器と、温度検出器の出力信号と前記増幅器の出力信
号をAD変換するAD変換器と、AD変換器の信号を受
けて被測定物の温度に応じた信号を出力する温度換算手
段と温度換算手段の温度換算結果と動作状態を表示する
測定値表示手段と、前記温度換算手段の信号を受けて電
気的な音声信号を発生する音声合成手段と、一定時間毎
に信号を出力するタイマーと、音声合成手段の出力する
音声信号を増幅する音声信号増幅手段と、音声信号増幅
手段によって音を発生するスピーカとを備え、前記タイ
マーの出力信号を受ける毎にそれまでに得られたデータ
から測定値を演算して音声で通知する構成として、プロ
ーブの方向の修正が容易で正しい測定が容易にできる耳
孔式体温計を実現するものである。
【0058】請求項8に記載した発明は、耳孔から発生
する赤外線を集光手段に案内するプローブと、集光手段
が集光した赤外線量を検出する赤外線検出器と、赤外線
検出器の出力信号を増幅する増幅器と、前記赤外線検出
器の温度を検出しこの温度に応じた信号を出力する温度
検出器と、温度検出器の出力信号と前記増幅器の出力信
号をAD変換するAD変換器と、AD変換器の信号を受
けて被測定物の温度に応じた信号を出力する温度換算手
段と温度換算手段の温度換算結果と動作状態を表示する
測定値表示手段と、前記温度換算手段の信号を受けて電
気的な音声信号を発生する音声合成手段と、音声合成手
段の出力する音声信号を増幅する音声信号増幅手段と、
音声信号増幅手段によって音を発生するスピーカと、前
記温度換算手段の出力を受け測定値があらかじめ決めら
れた値よりも小さいことを検出した場合には前記スピー
カを駆動して測定不良であることを報知する測定不良検
出手段とを備えた構成として、プローブの方向が適切で
ない場合には音声で測定不良を通知できる耳孔式体温計
を実現するものである。
【0059】請求項9に記載した発明は、耳孔から発生
する赤外線を集光手段に案内するプローブと、集光手段
が集光した赤外線量を検出する赤外線検出器と、赤外線
検出器の出力信号を増幅する増幅器と、前記赤外線検出
器の温度を検出しこの温度に応じた信号を出力する温度
検出器と、温度検出器の出力信号と前記増幅器の出力信
号をAD変換するAD変換器と、AD変換器の信号を受
けて被測定物の温度に応じた信号を出力する温度換算手
段と温度換算手段の温度換算結果と動作状態を表示する
測定値表示手段と、前記温度換算手段の信号を受けて電
気的な音声信号を発生する音声合成手段と、音声合成手
段の出力する音声信号を増幅する音声信号増幅手段と、
音声信号増幅手段によって音を発生するスピーカと、温
度検出器の出力を受けて温度検出器の温度があらかじめ
決められた温度よりも高いことを検出した場合には、前
記スピーカを駆動して測定不良であることを報知する高
温検出手段とを備えた構成として、耳孔式体温計を保管
していた場所の温度が高すぎた場合、あるいは手で長く
耳孔式体温計を持ちすぎて高温状態となっていることを
検出した場合には、音声によって測定をしばらく待つよ
うに伝えることのできる耳孔式体温計を実現するもので
ある。
【0060】請求項10に記載した発明は、耳孔から発
生する赤外線を集光手段に案内するプローブと、集光手
段が集光した赤外線量を検出する赤外線検出器と、赤外
線検出器の出力信号を増幅する増幅器と、前記赤外線検
出器の温度を検出しこの温度に応じた信号を出力する温
度検出器と、温度検出器の出力信号と前記増幅器の出力
信号をAD変換するAD変換器と、AD変換器の信号を
受けて被測定物の温度に応じた信号を出力する温度換算
手段と温度換算手段の温度換算結果と動作状態を表示す
る測定値表示手段と、前記温度換算手段の信号を受けて
電気的な音声信号を発生する音声合成手段と、音声合成
手段の出力する音声信号を増幅する音声信号増幅手段
と、音声信号増幅手段によって音を発生するスピーカ
と、温度検出器の出力を時間で微分する温度変化検出手
段と、温度変化検出手段の出力があらかじめ決められた
時間的温度変化よりも大きい場合には前記スピーカを駆
動して不安定状態であることを報知する温度不安定検出
手段とを備えた構成として、赤外線検出器の温度が高温
状態であることを検出した場合には、測定を少し待つよ
うに指示でき、より正確な測定ができる耳孔式体温計を
実現するものである。
【0061】請求項11に記載した発明は、耳孔から発
生する赤外線を集光手段に案内するプローブと、集光手
段が集光した赤外線量を検出する赤外線検出器と、赤外
線検出器の出力信号を増幅する増幅器と、前記赤外線検
出器の温度を検出しこの温度に応じた信号を出力する温
度検出器と、温度検出器の出力信号と前記増幅器の出力
信号をAD変換するAD変換器と、AD変換器の信号を
受けて被測定物の温度に応じた信号を出力する温度換算
手段と、温度換算手段の温度換算結果と動作状態を表示
する測定値表示手段と、前記温度換算手段の信号を受け
て電気的な音声信号を発生する音声合成手段と、音声合
成手段の出力する音声信号を増幅する音声信号増幅手段
と、音声信号増幅手段によって音を発生するスピーカ
と、赤外線検出器の温度を検出しこの温度に応じた信号
を出力する第一の温度検出器と、プローブ先端の温度を
検出しこの温度に応じた信号を出力する第二の温度検出
器と、前記第一の温度検出器の温度と第二の温度検出器
の温度とを比較し、この温度差があらかじめ決められた
値よりも大きいこ場合には再測定を促す信号を前記音声
合成手段に伝達する温度差検出手段とを有する構成とし
て、温度差があらかじめ決められた値よりも大きい場合
には、再測定を促す音声による報知ができる耳孔式体温
計を実現するものである。
【0062】請求項12に記載した発明は、耳孔から発
生する赤外線を集光手段に案内するプローブと、集光手
段が集光した赤外線量を検出する赤外線検出器と、赤外
線検出器の出力信号を増幅する増幅器と、前記赤外線検
出器の温度を検出しこの温度に応じた信号を出力する温
度検出器と、温度検出器の出力信号と前記増幅器の出力
信号をAD変換するAD変換器と、AD変換器の信号を
受けて被測定物の温度に応じた信号を出力する温度換算
手段と、温度換算手段の温度換算結果と動作状態を表示
する測定値表示手段と、前記温度換算手段の信号を受け
て電気的な音声信号を発生する音声合成手段と、音声合
成手段の出力する音声信号を増幅する音声信号増幅手段
と、音声信号増幅手段によって音を発生するスピーカ
と、体温計を収容する筐体の外側に設けた第一の電極及
び第二の電極と、前記第一の電極と第二の電極との間の
抵抗値を検出する抵抗値測定手段と、抵抗値測定手段の
出力を受けて抵抗値があらかじめ決められた値よりも小
さいことを検出する導通検出手段と、導通検出手段の出
力を受けて時間のカウントを始めカウント値があらかじ
め決められた値を超えると前記音声合成手段に再計測を
促す信号を出力する構成として、測定不良状態となるお
それがある場合に、測定者に再測定を促す報知をして、
正確な体温測定が出来る耳孔式体温計を実現するもので
ある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である耳孔式体温計の構
成を示すブロック図
【図2】(a)本発明の第2の実施例である耳孔式体温
計の構成を示す側断面図 (b)同、正面図
【図3】本発明の第3の実施例である耳孔式体温計の構
成を示すブロック図
【図4】本発明の第4の実施例である耳孔式体温計の構
成を示すブロック図
【図5】本発明の第5の実施例である耳孔式体温計の構
成を示すブロック図
【図6】本発明の第6の実施例である耳孔式体温計の構
成を示すブロック図
【図7】本発明の第7の実施例である耳孔式体温計の構
成を示すブロック図
【図8】本発明の第8の実施例である耳孔式体温計の構
成を示すブロック図
【図9】本発明の第9の実施例である耳孔式体温計の構
成を示すブロック図
【図10】本発明の第10の実施例である耳孔式体温計
の構成を示すブロック図
【図11】本発明の第11の実施例である耳孔式体温計
の構成を示すブロック図
【図12】本発明の第12の実施例である耳孔式体温計
の構成を示すブロック図
【符号の説明】
1 赤外線検出器 2 温度検出器 3 増幅器 4 AD変換器 5 温度換算手段 6 音声合成手段 7 測定値表示手段 8 音声信号増幅手段 10 スピーカ 11 プローブ 12 集光手段 13 鼓膜 20 センサユニット 22 回路基板 23 受光窓 24 保持部 25 導波孔 26 第一の電極 27 第二の電極 28 抵抗値測定手段 29 非導通検出手段 30 導通検出手段 32 受光部 33 暗状態検出手段 34 単一周波数発生手段 35 タイマー 36 測定不良検出手段 40 高温検出手段 41 温度変化検出手段 42 温度不安定検出手段 44 温度差検出手段 51 第一の電極 52 第二の電極 53 抵抗値測定手段 54 導通検出手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 野田 桂子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 (72)発明者 粟屋 加寿子 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2F056 CL08 2G066 AA20 AC13 BA01 BA08 BA09 BA34 BB11 BC07 CA15

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 耳孔から発生する赤外線を集光手段に案
    内するプローブと、集光手段が集光した赤外線量を検出
    する赤外線検出器と、赤外線検出器の出力信号を増幅す
    る増幅器と、前記赤外線検出器の温度を検出しこの温度
    に応じた信号を出力する温度検出器と、温度検出器の出
    力信号と前記増幅器の出力信号をAD変換するAD変換
    器と、AD変換器の信号を受けて被測定物の温度に応じ
    た信号を出力する温度換算手段と温度換算手段の温度換
    算結果と動作状態を表示する測定値表示手段と、前記温
    度換算手段の信号を受けて電気的な音声信号を発生する
    音声合成手段と、音声合成手段の出力する音声信号を増
    幅する音声信号増幅手段と、音声信号増幅手段によって
    音を発生するスピーカとを備えた耳孔式体温計。
  2. 【請求項2】 プローブは、スピーカが発生する音を耳
    孔に案内する導波孔を有する請求項1に記載した耳孔式
    体温計。
  3. 【請求項3】 耳孔から発生する赤外線を集光手段に案
    内するプローブと、集光手段が集光した赤外線量を検出
    する赤外線検出器と、赤外線検出器の出力信号を増幅す
    る増幅器と、前記赤外線検出器の温度を検出しこの温度
    に応じた信号を出力する温度検出器と、温度検出器の出
    力信号と前記増幅器の出力信号をAD変換するAD変換
    器と、AD変換器の信号を受けて被測定物の温度に応じ
    た信号を出力する温度換算手段と温度換算手段の温度換
    算結果と動作状態を表示する測定値表示手段と、前記温
    度換算手段の信号を受けて電気的な音声信号を発生する
    音声合成手段と、音声合成手段の出力する音声信号を増
    幅する音声信号増幅手段と、音声信号増幅手段によって
    音を発生するスピーカと、前記プローブの先端に設けた
    第一の電極と、筐体の表面に設けた第二の電極と、前記
    第一の電極と第二の電極との間の電気的抵抗を検出する
    抵抗値測定手段とを備え、前記抵抗値測定手段が高抵抗
    を検出した場合にはスピーカが発生する音を外部に案内
    する耳孔式体温計。
  4. 【請求項4】 判定手段は、抵抗値測定手段の出力が予
    め決められた範囲を超えたときにスピーカを駆動する請
    求項3に記載した耳孔式体温計。
  5. 【請求項5】 耳孔から発生する赤外線を集光手段に案
    内するプローブと、集光手段が集光した赤外線量を検出
    する赤外線検出器と、赤外線検出器の出力信号を増幅す
    る増幅器と、前記赤外線検出器の温度を検出しこの温度
    に応じた信号を出力する温度検出器と、温度検出器の出
    力信号と前記増幅器の出力信号をAD変換するAD変換
    器と、AD変換器の信号を受けて被測定物の温度に応じ
    た信号を出力する温度換算手段と温度換算手段の温度換
    算結果と動作状態を表示する測定値表示手段と、前記温
    度換算手段の信号を受けて電気的な音声信号を発生する
    音声合成手段と、音声合成手段の出力する音声信号を増
    幅する音声信号増幅手段と、音声信号増幅手段によって
    音を発生するスピーカと、体温計の筐体に取り付けた外
    部からの光を受ける受光部と、受光部の出力を検出する
    暗状態検出手段とを有し、前記暗状態検出手段が受光部
    の受光量が予め決められた値よりも少ない場合は前記ス
    ピーカを駆動する耳孔式体温計。
  6. 【請求項6】 音声合成手段は、赤外線検出器および温
    度検出器の両方が動作中は単一周波数の音声信号を出力
    する請求項1から5のいずれか1項に記載した耳孔式体
    温計。
  7. 【請求項7】 耳孔から発生する赤外線を集光手段に案
    内するプローブと、集光手段が集光した赤外線量を検出
    する赤外線検出器と、赤外線検出器の出力信号を増幅す
    る増幅器と、前記赤外線検出器の温度を検出しこの温度
    に応じた信号を出力する温度検出器と、温度検出器の出
    力信号と前記増幅器の出力信号をAD変換するAD変換
    器と、AD変換器の信号を受けて被測定物の温度に応じ
    た信号を出力する温度換算手段と温度換算手段の温度換
    算結果と動作状態を表示する測定値表示手段と、前記温
    度換算手段の信号を受けて電気的な音声信号を発生する
    音声合成手段と、一定時間毎に信号を出力するタイマー
    と、音声合成手段の出力する音声信号を増幅する音声信
    号増幅手段と、音声信号増幅手段によって音を発生する
    スピーカとを備え、前記タイマーの出力信号を受ける毎
    にそれまでに得られたデータから測定値を演算して音声
    で通知する耳孔式体温計。
  8. 【請求項8】 耳孔から発生する赤外線を集光手段に案
    内するプローブと、集光手段が集光した赤外線量を検出
    する赤外線検出器と、赤外線検出器の出力信号を増幅す
    る増幅器と、前記赤外線検出器の温度を検出しこの温度
    に応じた信号を出力する温度検出器と、温度検出器の出
    力信号と前記増幅器の出力信号をAD変換するAD変換
    器と、AD変換器の信号を受けて被測定物の温度に応じ
    た信号を出力する温度換算手段と温度換算手段の温度換
    算結果と動作状態を表示する測定値表示手段と、前記温
    度換算手段の信号を受けて電気的な音声信号を発生する
    音声合成手段と、音声合成手段の出力する音声信号を増
    幅する音声信号増幅手段と、音声信号増幅手段によって
    音を発生するスピーカと、前記温度換算手段の出力を受
    け測定値があらかじめ決められた値よりも小さいことを
    検出した場合には前記スピーカを駆動して測定不良であ
    ることを報知する測定不良検出手段とを備えた耳孔式体
    温計。
  9. 【請求項9】 耳孔から発生する赤外線を集光手段に案
    内するプローブと、集光手段が集光した赤外線量を検出
    する赤外線検出器と、赤外線検出器の出力信号を増幅す
    る増幅器と、前記赤外線検出器の温度を検出しこの温度
    に応じた信号を出力する温度検出器と、温度検出器の出
    力信号と前記増幅器の出力信号をAD変換するAD変換
    器と、AD変換器の信号を受けて被測定物の温度に応じ
    た信号を出力する温度換算手段と温度換算手段の温度換
    算結果と動作状態を表示する測定値表示手段と、前記温
    度換算手段の信号を受けて電気的な音声信号を発生する
    音声合成手段と、音声合成手段の出力する音声信号を増
    幅する音声信号増幅手段と、音声信号増幅手段によって
    音を発生するスピーカと、温度検出器の出力を受けて温
    度検出器の温度があらかじめ決められた温度よりも高い
    ことを検出した場合には、前記スピーカを駆動して測定
    不良であることを報知する高温検出手段とを備えた耳孔
    式体温計。
  10. 【請求項10】 耳孔から発生する赤外線を集光手段に
    案内するプローブと、集光手段が集光した赤外線量を検
    出する赤外線検出器と、赤外線検出器の出力信号を増幅
    する増幅器と、前記赤外線検出器の温度を検出しこの温
    度に応じた信号を出力する温度検出器と、温度検出器の
    出力信号と前記増幅器の出力信号をAD変換するAD変
    換器と、AD変換器の信号を受けて被測定物の温度に応
    じた信号を出力する温度換算手段と温度換算手段の温度
    換算結果と動作状態を表示する測定値表示手段と、前記
    温度換算手段の信号を受けて電気的な音声信号を発生す
    る音声合成手段と、音声合成手段の出力する音声信号を
    増幅する音声信号増幅手段と、音声信号増幅手段によっ
    て音を発生するスピーカと、温度検出器の出力を時間で
    微分する温度変化検出手段と、温度変化検出手段の出力
    があらかじめ決められた時間的温度変化よりも大きい場
    合には前記スピーカを駆動して不安定状態であることを
    報知する温度不安定検出手段とを備えた耳孔式体温計。
  11. 【請求項11】 耳孔から発生する赤外線を集光手段に
    案内するプローブと、集光手段が集光した赤外線量を検
    出する赤外線検出器と、赤外線検出器の出力信号を増幅
    する増幅器と、前記赤外線検出器の温度を検出しこの温
    度に応じた信号を出力する温度検出器と、温度検出器の
    出力信号と前記増幅器の出力信号をAD変換するAD変
    換器と、AD変換器の信号を受けて被測定物の温度に応
    じた信号を出力する温度換算手段と、温度換算手段の温
    度換算結果と動作状態を表示する測定値表示手段と、前
    記温度換算手段の信号を受けて電気的な音声信号を発生
    する音声合成手段と、音声合成手段の出力する音声信号
    を増幅する音声信号増幅手段と、音声信号増幅手段によ
    って音を発生するスピーカと、赤外線検出器の温度を検
    出しこの温度に応じた信号を出力する第一の温度検出器
    と、プローブ先端の温度を検出しこの温度に応じた信号
    を出力する第二の温度検出器と、前記第一の温度検出器
    の温度と第二の温度検出器の温度とを比較し、この温度
    差があらかじめ決められた値よりも大きいこ場合には再
    測定を促す信号を前記音声合成手段に伝達する温度差検
    出手段とを有する耳孔式体温計。
  12. 【請求項12】 耳孔から発生する赤外線を集光手段に
    案内するプローブと、集光手段が集光した赤外線量を検
    出する赤外線検出器と、赤外線検出器の出力信号を増幅
    する増幅器と、前記赤外線検出器の温度を検出しこの温
    度に応じた信号を出力する温度検出器と、温度検出器の
    出力信号と前記増幅器の出力信号をAD変換するAD変
    換器と、AD変換器の信号を受けて被測定物の温度に応
    じた信号を出力する温度換算手段と、温度換算手段の温
    度換算結果と動作状態を表示する測定値表示手段と、前
    記温度換算手段の信号を受けて電気的な音声信号を発生
    する音声合成手段と、音声合成手段の出力する音声信号
    を増幅する音声信号増幅手段と、音声信号増幅手段によ
    って音を発生するスピーカと、体温計を収容する筐体の
    外側に設けた第一の電極及び第二の電極と、前記第一の
    電極と第二の電極との間の抵抗値を検出する抵抗値測定
    手段と、抵抗値測定手段の出力を受けて抵抗値があらか
    じめ決められた値よりも小さいことを検出する導通検出
    手段と、導通検出手段の出力を受けて時間のカウントを
    始めカウント値があらかじめ決められた値を超えると前
    記音声合成手段に再計測を促す信号を出力する耳孔式体
    温計。
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