JP2000152903A - クリーナ及びその製造方法 - Google Patents
クリーナ及びその製造方法Info
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Landscapes
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Abstract
せて容易に曲げることができ、また長期の使用において
も芯材の元の形状が保たれ、食器、鍋等を洗いやすいク
リーナの提供。 【解決手段】 芯材2をポリエステル繊維のネット材1
が覆っており、洗浄面のほぼ中央線の所定長の芯材2及
びネット材1の融着加工によって折り目3が形成され、
周縁4の芯材2及びネット材1が融着加工されている。
Description
のような芯材がネット材で覆われているクリーナ及びそ
の製造方法に関する。
タンフォーム)だけのスポンジクリーナが商品化されて
いる。しかし、軟らかいスポンジでは、食器、鍋等にこ
びりついたり焦げついた汚れを落としにくい。そのた
め、スポンジをナイロンのようなネット材で覆い、ネッ
ト材によって、こびりつき、焦げつき等の汚れもこすり
落とせるようにしたスポンジクリーナが商品化されてい
る。
断したスポンジを、一辺が開口した袋状のナイロンネッ
トに入れた後、ナイロンネットの開口部を加熱して袋を
閉じるという工程を経て製造されている。
なネット材で覆われたスポンジクリーナで、例えば食器
の縁の部分を挟んで洗うような場合、特に新品の期間は
ネット材の剛性が強く、親指と手のひらとで形作られる
アーチに沿わせて曲げることが難しくて洗いにくい。
なくなるため、使用の都度、スポンジがナイロンネット
の中で動き、しかも元の形に戻りにくくなるので、スポ
ンジが一か所に固まってしまうと洗いにくくなる。
になされたものであって、洗浄面の一部、例えばほぼ中
央線に相当する所定長の部分に、融着加工で折り目を形
成することにより、親指と手のひらとで形作られるアー
チに沿わせて容易に曲げることができ、また折り目及び
周縁の芯材及びネット材を融着加工することにより、長
期の使用においても芯材の元の形状が保たれ、食器、鍋
等を洗いやすいクリーナ及びその製造方法を目的とす
る。
芯材と、芯材を覆ったネット材とからなり、洗浄面の一
部に所定長の折り目が形成されていることを特徴とす
る。
て、折り目及び周縁の芯材及びネット材が融着加工され
ていることを特徴とする。
において、ネット材にポリエステル繊維が使用されてい
ることを特徴とする。
ネット材で覆われているクリーナを製造する方法におい
て、熱可塑性を有する2枚のネット材の間に、熱可塑性
を有する芯材を挟み、クリーナの周縁に相当する部分の
ネット材及び芯材と、クリーナの洗浄面の一部の所定長
のネット材及び芯材とを融着加工し、融着加工した、周
縁に相当する部分の外周に沿って裁断することを特徴と
する。
ばほぼ中央線に相当する所定長の部分に形成された折り
目の位置で折り曲げることができる。これにより、親指
と手のひらとで形作られるアーチに沿わせて容易に曲げ
て握ることができ、食器、鍋等を洗いやすい。
材が融着加工されている折り目及び周縁により、長期に
わたる使用において芯材の弾性が減少しても芯材の元の
形状が保たれる。
エステル繊維が使用されているので、高分子化合物から
なる繊維がもつ特殊断面形状の側面エッジングにより、
食器に付着した汚れが繊維に刻まれた溝に取り込まれ、
洗剤を使用しなくても、水だけで汚れが落ちる。
て説明する。図1は本発明のクリーナの外観斜視図、図
2はII-II 線断面図である。ウレタンフォームからなる
芯材2は、例えば東洋紡ダイヤフレッシュ(登録商標)
のようなポリエステル繊維を多数本縒り合わせた縒り糸
が、太さが異なるポリエステル繊維の縦糸及び横糸に絡
んだからなるネット材1で覆われている。
中央線に相当する所定長、本例ではクリーナの周縁のほ
ぼ際までの長さにわたって、芯材2及びネット材1を融
着加工した折り目3が形成されている。またクリーナの
周縁4の芯材2及びネット材1も融着加工されており、
融着加工された周縁4及び折り目3により芯材2が固定
され、長期間にわたる使用においても元の形状が保たれ
る。
図である。太さが異なるポリエステル繊維の縦糸及び横
糸に、多数本のポリエステル繊維を縒り合わせた縒り糸
が絡んだシート状のネット材1,1の間に、ウレタンフ
ォームからなるシート状の芯材2を挟み込む(図3(a)
)。
ネット材1,1及び芯材2と、クリーナの洗浄面の長手
方向のほぼ中央線に相当する所定長の部分、本例ではク
リーナの周縁4のほぼ際までのネット材1,1及び芯材
2とを、高周波ウェルダ(溶接機)で融着加工する(図
3(b) )。融着加工された周縁4の外周に沿って裁断し
(図3(c) )、クリーナ吊り下げ用のテープを周縁の一
か所に縫い付ける。
を挟んで洗う場合、図4に示すように、親指と手のひら
とでクリーナを掴むと、折り目3の位置でクリーナが半
分に折れ、親指と手のひらが形作るアーチにクリーナが
沿って、食器が洗いやすくなる。
繊維のような高分子化合物からなる繊維がもつ特殊断面
形状の側面エッジングにより、食器に付着した汚れは繊
維に刻まれた溝に取り込まれて食器から取り除かれ、洗
剤を使用しなくても水だけで汚れが落ちる。
合について説明したが、形状は矩形に限るものではなく
どのような形状であっても本発明と同様の効果を奏す
る。また、本例では折り目3がクリーナの洗浄面のほぼ
中央線に相当する部分に形成されている場合について説
明したが、折り目3を形成する位置はこの位置に限るも
のではない。
えばほぼ中央線に相当する所定長の部分に形成された折
り目の位置で折り曲げることができるので、親指と手の
ひらとで形作られるアーチに沿わせて容易に曲げて握る
ことができ、食器、鍋等を洗いやすいという優れた効果
を奏する。
の芯材及びネット材が融着加工されているので、長期に
わたる使用において芯材の弾性が減少しても芯材の元の
形状が保たれるという優れた効果を奏する。
エステル繊維が使用されているので、高分子化合物から
なる繊維がもつ特殊断面形状の側面エッジングにより、
食器に付着した汚れが繊維に刻まれた溝に取り込まれ、
洗剤を使用しなくても、水だけで汚れが落ちるという優
れた効果を奏する。
Claims (4)
- 【請求項1】 芯材と、芯材を覆ったネット材とからな
り、洗浄面の一部に所定長の折り目が形成されているこ
とを特徴とするクリーナ。 - 【請求項2】 折り目及び周縁の芯材及びネット材が融
着加工されている請求項1記載のクリーナ。 - 【請求項3】 ネット材にポリエステル繊維が使用され
ている請求項1又は2記載のクリーナ。 - 【請求項4】 芯材がネット材で覆われているクリーナ
を製造する方法において、 熱可塑性を有する2枚のネット材の間に、熱可塑性を有
する芯材を挟み、 クリーナの周縁に相当する部分のネット材及び芯材と、
クリーナの洗浄面の一部の所定長のネット材及び芯材と
を融着加工し、 融着加工した、周縁に相当する部分の外周に沿って裁断
することを特徴とするクリーナの製造方法。
Priority Applications (1)
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---|---|---|---|
JP10330000A JP2000152903A (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | クリーナ及びその製造方法 |
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JP10330000A Pending JP2000152903A (ja) | 1998-11-19 | 1998-11-19 | クリーナ及びその製造方法 |
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JP (1) | JP2000152903A (ja) |
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1998
- 1998-11-19 JP JP10330000A patent/JP2000152903A/ja active Pending
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