JP2000152742A - 雑草の除去装置 - Google Patents

雑草の除去装置

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Abstract

(57)【要約】 【課題】高圧電極を雑草に近づける操作が容易である装
置を提供する。 【解決手段】土壌2中に差し込まれる接地電極3と、雑
草1に接触させる高圧電極20と、高圧電極20と接地
電極2との間に電圧を印加するパルス発生装置5とによ
り構成され、高圧電極20が可動的であるとともに雑草
1に触れたときに信号Sを出力する接触センサ20Aを
備え、この接触センサ20Aから出力信号Sが発せられ
たときに接地電極3が土壌2中に差し込まれる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、土壌に生えてい
る雑草を電気的に枯らす装置に関し、特に、操作の容易
な装置に関する。
【0002】
【従来の技術】土壌に生えている雑草を除去するには、
人間が草刈り器でもって雑草の茎を刈り取る方法、ある
いは除草剤でもって雑草を根こそぎ枯らす方法などがあ
る。しかしながら、草刈り器による方法は、雑草の根が
残るので再び雑草が生えて来るという問題がある。一
方、除草剤による方法は、雑草を根こそぎ死滅させるこ
とができるが、除草剤自体が環境破壊を起こす可能性が
あるという問題がある。
【0003】環境破壊を起こすことなしに雑草を根こそ
ぎ枯らす方法として、雑草を電気的に枯らす方法があ
る。図9は、従来の雑草の除去装置の構成を示す側面図
であり、特開平3−83534号公報に記されている装
置である。走行台車34の中央にアクリルカバー32を
介して高圧電極31が土壌2に向けて取り付けられてい
る。この高圧電極31は、リード線35を介して走行台
車34に載置されているパルス発生装置5の電圧出力端
に接続されている。また、このパルス発生装置5のもう
一方の電圧出力端は、接地電極として走行台車34の車
輪34Aを介して土壌2に接地されている。土壌2から
は雑草1が生え、その根1Bが土壌2の中へ伸びている
とともに、その茎1Aが立ち上がっている。
【0004】図9において、走行台車34を移動させて
高圧電極31を雑草1へ近づげる。この状態で、パルス
発生装置5を生かすと、雑草1の茎1Aと高圧電極31
との間に放電33が発生し、地中電流Iが雑草1および
土壌2を介して流れる。この地中電流Iによって、植物
細胞が破壊され雑草1を枯らすことができる。なお、雑
草1自体のインピーダンスは数10kΩであり、土壌2
自体のインピーダンスは数100Ωであるので、印加電
圧の大部分は雑草1にかかる。ゴルフ場などは、図9の
ように芝生30と一緒に雑草1が生えている。高圧電極
31を適切な高さに設定しておけば、背の高い雑草1だ
けに放電33が発生し、生かしておきたい芝生30には
放電しないようにすることができる。図9の装置は、雑
草1を電気的に枯死させるので、環境破壊を起こすこと
なしに雑草1を根こそぎ枯らすことができ、そこからは
雑草1が再び生えることがなくなると言う利点がある。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、電気的
に雑草に枯死させる従来の装置は、高圧電極を雑草に近
づける操作が非常にやっかいであると言う問題点があ
る。すなわち、図9の装置は、高圧電極31を雑草1へ
近づける必要があるが、高圧電極31と雑草1との離隔
間隙を目視でもっていちいち設定しているために、高圧
電極31が雑草1から遠過ぎれば、放電33が発生しな
くなる。この操作は慣れないと、何回も高圧電極31の
位置を動かすことになる。したがって、この装置の操作
はやっかいであり、雑草除去の作業時間も多く必要とす
る。
【0006】また、従来の装置は、放電し忘れた雑草が
あっても、その場では直ぐに知ることができないと言う
問題点もある。すなわち、図9において、雑草1は放電
されてもその場では直ぐには枯死しない。雑草1は感電
後、早くて1日、条件によっては数日以上経たないとそ
の葉が萎れて来ない。したがって、図9の装置でもって
放電し忘れた雑草1があっても、その場では直ぐに知る
ことができないので、枯死していない雑草1が残る場合
がある。そのために、雑草1を感電させた後、数日経っ
て再度、図9の装置を作動させる場合もあり、雑草除去
の作業に無駄が生ずる。確実に雑草を感電死させる方法
があれば、非常に有効である。またさらに、従来の装置
は、土壌表面がコンクリートあるいはアスファルトなど
の舗装層でもっで覆われている場合には使用することが
できないと言う問題点もあった。
【0007】すなわち、図9の装置のような接地電極の
構成では、舗装された土壌に対してはその接地抵抗を十
分に低いものとすることができない。ゴルフ場には、舗
装された部分が非常に少ないが、一般道路では、コンク
リートあるいはアスファルトなどの割れ目から雑草が生
えている。舗装道路に生えた雑草を電気的に枯死させる
方法があれば、非常に有効である。
【0008】この発明の第1の目的は、高圧電極を雑草
に近づける操作が容易である装置を提供することにあ
る。また、この発明の第2の目的は、雑草を残らず感電
死させることのできる装置を提供することにある。また
さらに、この発明の第3の目的は、土壌が舗装されてい
る場合でも使用することのできる装置を提供することに
ある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、この発明の方法によれば、土壌中に差し込ま
れる接地電極と、土壌に生えている雑草に接触させる高
圧電極と、この高圧電極と前記接地電極との間に電圧を
印加する電源とにより構成され、前記雑草に電流を流す
ことによってその雑草を枯らす雑草の除去装置におい
て、前記高圧電極が可動的であるとともに雑草に触れた
ときに信号を出力する接触センサを備え、この接触セン
サから出力信号が発せられたときに前記接地電極が土壌
中に差し込まれるようにするとよい。それによって、高
圧電極が雑草に触れたのを接触センサが自動的に検知す
るので、何回も高圧電極の位置を動かす必要がなくな
り、装置の操作が容易になる。
【0010】また、上記第2の目的を達成するために、
この発明の方法によれば、土壌中に差し込まれる接地電
極と、土壌に生えている雑草に接触させる高圧電極と、
この高圧電極と前記接地電極との間に電圧を印加する電
源とにより構成され、前記雑草に電流を流すことによっ
てその雑草を枯らす雑草の除去装置において、前記高圧
電極が可動的であるとともに雑草の切断器を備えるよう
にするとよい。それによって、雑草を感電死させると同
時に刈り取ることができる。刈り取られた雑草には全て
地中電流が流れるので、雑草除去のし忘れがなくなると
ともに、確実に雑草を感電死させることができる。
【0011】また、かかる構成において、前記高圧電極
が雑草に触れたときに信号を出力する接触センサを備
え、この接触センサから出力信号が発せられたときに前
記接地電極が土壌中に差し込まれるようにするとよい。
それによって、その操作が容易であるとともに、雑草を
感電死させると同時に刈り取ることができる。
【0012】またさらに、上記第3の目的を達成するた
めに、土壌中に差し込まれる接地電極と、土壌に生えて
いる雑草に接触させる高圧電極と、この高圧電極と前記
接地電極との間に電圧を印加する電源とにより構成さ
れ、前記雑草に電流を流すことによってその雑草を枯ら
す雑草の除去装置において、前記接地電極がその先端部
を除いて絶縁被覆されてなるとともに、土壌表面の舗装
層の割れ目に挿入されてなるようにするとよい。それに
よって、舗装された土壌に生え出ている雑草を感電死さ
せることができる。また、かかる構成において、雑草と
接地電極との間の土壌に導電性液体を浸み込ませてなる
ようにするとよい。それによって、土壌のインピーダン
スが低下するので、雑草に流れる電流が流れ易くなる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、この発明を実施例に基づい
て説明する。図1は、この発明の実施例にかかる雑草の
除去装置の構成を示す側面図である。高圧電極20およ
び接地電極3が、自動車6に積載されたパルス発生装置
5の電圧出力端に接続されている。高圧電極20は、雑
草1に触れたときに信号Sを出力する接触センサ20A
を備えている。一方、接地電極3は、信号Sが自動車6
に設けられた接地電極駆動部3Aに入力されたときだけ
下方へ移動し、土壌2中に差し込まれるようになってい
る。
【0014】図1において、高圧電極20は可動的に構
成されてあり、高圧電極20を移動させ、その高圧電極
20が雑草1の茎1Aに触れると、接触センサ20Aが
信号Sを出力し、リード線21を介して接地電極駆動部
3Aがその信号Sを受け、この接地電極駆動部3Aによ
って、接地電極3が土壌2中に差し込まれる。それと同
時に、雑草1にパルス性の地中電流Iが、高圧電極20
から雑草1の茎1Aと根1Bと土壌2とを介して接地電
極3へ流れる。この地中電流Iによって、雑草1が感電
死して枯れてしまう。感電死した雑草1は、根1Bまで
損傷を受け、そこからは再び雑草1が生えることはな
い。図9の装置では、雑草1の茎1Aと高圧電極31と
に間隙を設け、その間隙に放電33を発生させることに
よって雑草1を感電させていたが、図1のように、雑草
1の茎1Aと高圧電極20とを直に接触させることによ
って雑草1を感電させてもよい。接触センサ20Aとし
ては、例えば、接触センサ20A自体と雑草1との間の
静電容量を検知するものが使用される。接触センサ20
Aが雑草1に触れた時に、その間の静電容量が急変する
のを捕らえて、信号Sを出力する。それによって、雑草
1を自動的に感電死させることができ、従来の装置のよ
うに何回も高圧電極の位置を動かす必要がなくなり、装
置の操作が非常に容易になる。したがって、雑草除去の
作業時間も短縮される。
【0015】図2は、この発明の異なる実施例にかかる
雑草の除去装置の構成を示す側面図である。高圧電極2
2の先端に切断器24が設けられ、この切断器24の駆
動部29に給電するための電気コード23がパルス発生
装置5から伸びている。パルス発生装置5の内部には、
高電位にある駆動部29用の図示されていない電源が収
納されている。図2のその他は、図1の構成と同じであ
る。
【0016】図3は、図2の高圧電極22の先端部分の
詳細を示す拡大側面図であり、図4は、図3の平面図で
ある。高圧電極22の中間に回転するのこぎりである切
断器24が介装され、切断器24ののこぎり刃が高圧電
極22から僅かに外周側に出ている。切断器24を回し
たままで高圧電極22を左側に押し出し、雑草の茎1A
に接触させると、茎1Aが切り取られるようになってい
る。
【0017】図2に戻り、高圧電極22は可動的であ
り、パルス発生装置5を生かした状態で切断器24を雑
草1の茎1Aに接触させる。それによって、茎1Aの上
部の部分1C(点線の部分)は除去されるが、切断器2
4より下部の茎1Aは残り、高圧電極22に必ず触れ
る。それによって、地中電流Iが、茎1Aと根1Bと土
壌2とを介して接地電極3側へ流れる。したがって、雑
草1が感電死するとともに、切断器24が茎1Aを切断
する。すなわち、雑草1全体を枯らすとともに茎1Aの
上部の部分1Cをその場で刈り取ることができる。茎1
A上部の部分1Cの刈り取られた雑草1には地中電流I
がすでに流れているので、茎1A上部の部分1Cの刈り
取られていない雑草1の有無を調べるだけで、雑草除去
のし忘れを確認することができる。したがって、従来の
ような雑草除去のし忘れがなくなり、確実に雑草1を感
電死させることができる。
【0018】図5は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる雑草の除去装置の構成を示す側面図である。高圧
電極22の先端に図2で示した切断器24が設けられる
とともに、高圧電極22側に図1で示した接触センサ2
0Aが取り付けられている。図5のその他は、図2の構
成と同じである。この図5の実施例では、図1の実施例
と同様に接触センサ20Aが雑草1を検出したとき接地
電極3が土壌2中に差し込まれる構成であるとともに、
図2の実施例と同様に切断器24が雑草1の茎1Aの上
部の部分1Cを刈り取る構成であるため、装置の操作が
容易になるとともに、茎1Aの上部の部分1Cをその場
で刈り取ることができる。
【0019】図6は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる雑草の除去装置の構成を示す側面図である。雑草
1と接地電極3との間の土壌2、すなわち、点線の範囲
25A内の土壌25に予め導電性液体を浸み込ませてあ
る。図6のその他は、図5の構成と同じである。土壌2
のインピーダンスは、通常数100Ωであるが、例えが
水道水などの導電性液体によって、土壌25のインピー
ダンスが数10Ωに低下する。それによって、雑草1に
流れる地中電流Iが流れ易くなり、パルス発生器5から
発生させるパルス電圧を水道水のない場合より低減させ
ても雑草1を感電死させることができる。したがって、
パルス発生器5の出力容量が、図5の場合より少なくて
も済む。
【0020】図7は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる雑草の除去装置の構成を示す側面図である。土壌
2の表面がコンクリートまたはアスファルトなどの舗装
層26で覆われ、舗装層26の割れ目40から雑草1の
茎1Aが立ち上がっている。雑草1の根1Bは土壌2の
中を下方へ伸びている。高圧電極20を茎1Aに接触さ
せるとともに、接地電極27がその先端部を除いて絶縁
被覆27Aでもって被覆され、舗装層26の割れ目40
に挿入されている。高圧電極20と接地電極27とは、
パルス発生装置5の電圧出力端にそれぞれ接続されてい
る。
【0021】図7において、パルス発生装置5を生かす
と、地中電流Iが高圧電極20から雑草1の茎1Aと根
1Bと土壌2とを介して接地電極27へ流れる。地中電
流Iによって雑草1が感電死する原理は、図1の場合と
同じである。ただし、図1の場合は、土壌2が舗装され
ていると接地電極3を土壌2の中に挿入することができ
ない。接地電極27を図7のように雑草1が貫通してい
る割れ目30に挿入することによって、地中電流Iを雑
草1に流すことができるようになる。なお、絶縁被覆2
7Aにより、茎1Aと接地電極27とを絶縁することに
よって、地中電流Iが根1Bを介して流れるようにな
る。それによって、根1Bを確実に感電死させることが
できる。
【0022】図8は、この発明のさらに異なる実施例に
かかる雑草の除去装置の構成を示す断面図である。雑草
1と接地電極3との間の土壌28、すなわち、点線の範
囲28Aの土壌28に予め導電性液体を浸み込ませてあ
る。図8のその他は、図7の構成と同じである。それに
よって、範囲28Aの土壌28のインピーダンスが低下
するので、雑草1の地中電流Iが流れ易くなる。したが
って、パルス発生器5から発生させるパルス電圧を導電
性液体のない場合より低減させても雑草1を感電死させ
ることができ、パルス発生器5の出力容量が少なくて済
む。なお、上述の各実施例では、高圧電極と接地電極と
の間にパルス発生器5からのパルス電圧を印加する構成
を示したが、高圧電極と接地電極との間に直流電源ある
いは交流電源を接続する構成としてもよい。
【0023】
【発明の効果】この発明は前述のように、高圧電極が可
動的であるとともに雑草に触れたときに信号を出力する
接触センサを備え、この接触センサから出力信号が発せ
られたときに接地電極が土壌中に差し込まれることによ
って、装置の操作が容易になり、雑草除去の作業時間が
短縮される。また、高圧電極が雑草の切断器を備えるこ
とによって、従来のような雑草除去のし忘れがなくな
り、確実に雑草を感電死させることができる。
【0024】また、かかる構成において、高圧電極が雑
草に触れたときに信号を出力する接触センサを備え、こ
の接触センサから出力信号が発せられたときに接地電極
が土壌中に差し込まれることによって、雑草除去の作業
時間が短縮されるとともに、確実に雑草を感電死させる
ことができる。またさらに、接地電極がその先端部を除
いて絶縁被覆されてなるとともに、土壌表面の舗装層の
割れ目に挿入されてなることによって、舗装道路に生え
出ている雑草も感電死させることができる。また、かか
る構成において、雑草と接地電極との間の土壌に導電性
液体を浸み込ませてなることによって、装置の電源容量
を減らすことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の実施例にかかる雑草の除去装置の構
成を示す側面図
【図2】この発明の異なる実施例にかかる雑草の除去装
置の構成を示す側面図
【図3】図2の高圧電極の先端部分の詳細を示す拡大側
面図
【図4】図3の平面図
【図5】この発明のさらに異なる実施例にかかる雑草の
除去装置の構成を示す側面図
【図6】この発明のさらに異なる実施例にかかる雑草の
除去装置の構成を示す側面図
【図7】この発明のさらに異なる実施例にかかる雑草の
除去装置の構成を示す側面図
【図8】この発明のさらに異なる実施例にかかる雑草の
除去装置の構成を示す側面図
【図9】従来の雑草の除去装置の構成を示す側面図
【符号の説明】
1:雑草、1A:茎、1B:根、2,25,28:土
壌、20,22:高圧電極、20A:接触センサ、3,
27:接地電極、5:パルス発生装置、24:切断器、
27A:絶縁被覆、30:芝生、I:地中電流

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】土壌中に差し込まれる接地電極と、土壌に
    生えている雑草に接触させる高圧電極と、この高圧電極
    と前記接地電極との間に電圧を印加する電源とにより構
    成され、前記雑草に電流を流すことによってその雑草を
    枯らす雑草の除去装置において、前記高圧電極が可動的
    であるとともに雑草に触れたときに信号を出力する接触
    センサを備え、この接触センサから出力信号が発せられ
    たときに前記接地電極が土壌中に差し込まれることを特
    徴とする雑草の除去装置。
  2. 【請求項2】土壌中に差し込まれる接地電極と、土壌に
    生えている雑草に接触させる高圧電極と、この高圧電極
    と前記接地電極との間に電圧を印加する電源とにより構
    成され、前記雑草に電流を流すことによってその雑草を
    枯らす雑草の除去装置において、前記高圧電極が可動的
    であるとともに雑草の切断器を備えたことを特徴とする
    雑草の除去装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の雑草の除去装置におい
    て、前記高圧電極が雑草に触れたときに信号を出力する
    接触センサを備え、この接触センサから出力信号が発せ
    られたときに前記接地電極が土壌中に差し込まれること
    を特徴とする雑草の除去装置。
  4. 【請求項4】土壌中に差し込まれる接地電極と、土壌に
    生えている雑草に接触させる高圧電極と、この高圧電極
    と前記接地電極との間に電圧を印加する電源とにより構
    成され、前記雑草に電流を流すことによってその雑草を
    枯らす雑草の除去装置において、前記接地電極がその先
    端部を除いて絶縁被覆されてなるとともに、土壌表面の
    舗装層の割れ目に挿入されてなることを特徴とする雑草
    の除去装置。
  5. 【請求項5】請求項1ないし4のいずれかに記載の雑草
    の除去装置において、雑草と接地電極との間の土壌に導
    電性液体を浸み込ませてなることを特徴とする雑草の除
    去装置。
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