JP2001258460A - 雑草駆除装置 - Google Patents

雑草駆除装置

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JP2001258460A
JP2001258460A JP2000076189A JP2000076189A JP2001258460A JP 2001258460 A JP2001258460 A JP 2001258460A JP 2000076189 A JP2000076189 A JP 2000076189A JP 2000076189 A JP2000076189 A JP 2000076189A JP 2001258460 A JP2001258460 A JP 2001258460A
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JP
Japan
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weed
electrodes
electrode
weeds
present
Prior art date
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Pending
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JP2000076189A
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English (en)
Inventor
Keiichi Sato
圭一 佐藤
Motonari Hirota
泉生 弘田
Hideki Omori
英樹 大森
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Panasonic Holdings Corp
Original Assignee
Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来の雑草駆除装置は、作業者が高電圧電極
と接地電極の間に位置した場合には感電する可能性があ
るという課題を有している。 【解決手段】 高電圧発生装置17に接続した正負の電
極12を、握り部15に接続した支持部11に所定の間
隔で固定して、電極12間の距離は一定としており、更
に手で操作する握り部15に接続した支持部11に電極
12を固定するようにしているため、作業者が電極12
の間に位置することがなく、安全に雑草を駆除できる雑
草駆除装置としている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、庭や農耕地や公園
の雑草を駆除するために使用する雑草駆除装置に関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】従来、庭や農耕地や、公園などの非農耕
地等の雑草は、除草剤を散布したり、回転刃などを備え
た草刈機によって駆除しているものである。しかし、除
草剤等の散布は土壌汚染等につながるものであり、また
人体にも悪影響を及ぼす恐れがある。また草刈機は、取
り扱いに注意しないと、回転刃によって怪我するおそれ
があり、またガソリン等の燃料を使用したときには、大
気汚染につながったりすることもある。
【0003】そこで、前記したような環境に対する影響
のない、また効率的な雑草の駆除方法が、登録番号第2
019519号の登録公報に示されている。図7は、個
々に示されている装置の概要と、装置の使い方を説明す
る説明図である。この装置は、高電圧発生装置4に高電
圧電極1と、接地電極3に接続し、接地電極3は土壌2
に接地しておいて、高電圧電極1を持ち運ぶ構成となっ
ている。従って、高電圧電極1の先端から発生する火花
放電によって、雑草5と大地との間に放電電流が流れる
ものである。この放電電流によって雑草の細胞が破壊さ
れて、水分等の養分を吸収するための経路が破壊されて
雑草5は枯死するものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の雑草駆除装
置は、作業者が高電圧電極と接地電極の間に位置した場
合には、感電する可能性があるものである。すなわち、
高電圧電極1から雑草5と土壌2を経由して作業者に電
流が流れる経路が考えられるものである。このため、従
来の装置を使用するときは、安全装置等が別途必要にな
るものである。
【0005】あるいはまた、接地電極3と高電圧電極1
との間の距離が長くなると、電極間のインピーダンスが
大きくなって、雑草5に十分な放電電流が流れないた
め、効果が減少するものである。
【0006】
【課題を解決する手段】本発明は、高電圧発生装置に接
続した正負の電極を、握り部に接続した支持部に所定の
間隔で固定して、電極間の距離は一定としており、更
に、手で操作する握り部に接続した支持部に電極を固定
するようにしているため、作業者が電極の間に位置する
ことがなく、安全に雑草を駆除できる雑草駆除装置とし
ている。
【0007】
【発明の実施の形態】請求項1に記載した発明は、高電
圧発生装置に接続した正負の電極を、握り部に接続した
支持部に所定の間隔で固定して、電極間の距離は一定と
しており、更に手で操作する握り部に接続した支持部に
電極を固定するようにしているため、作業者が電極の間
に位置することがなく、安全に雑草を駆除できる雑草駆
除装置としている。
【0008】請求項2に記載した発明は、電極を平板で
構成することで、雑草との対向面積が大きくなり、雑草
と電極との間の放電が生じやすくなって、効率よく雑草
を駆除できる雑草駆除装置としている。
【0009】請求項3に記載した発明は、電極を球状と
して、雑草と電極との距離が最短となる箇所が電極のあ
らゆる角度において増え、放電が容易に生じて、効率よ
く雑草を駆除できる雑草駆除装置としている。
【0010】請求項4に記載した発明は、電極を先端部
が尖った形状として、雑草との間で放電が容易に生じ
て、効率よく雑草を駆除できる雑草駆除装置としてい
る。
【0011】
【実施例】(実施例1)以下、本発明の第1の実施例に
ついて説明する。図1は、本実施例の構成と取り扱いを
説明する説明図である。本実施例の雑草除去装置は、握
り部15と、握り部15に固定している本体部14と、
本体部14に接続している支持部11と、支持部11に
回動自在に接続している固定部16と、固定部16に所
定の間隔で取り付けている正負一対の電極12によって
構成している。
【0012】本体部14には、前記一対の電極12に高
電圧を供給する高電圧発生装置17を設けている。高電
圧発生装置17と、一対の電極12との間を接続する接
続線は絶縁体で構成している前記支持部12の内部に収
容している。
【0013】また、前記一対の電極12の間の距離は本
実施例では、10cm〜15cmとしているが、特に限
定する必要はないものである。
【0014】以下、本実施例の動作について説明する。
図1に示しているように、にぎりぶ15を握って、握り
部15に設けている図示していないスイッチをオンする
と、高電圧発生装置17が動作して、正負一対の電極1
2間に高電圧を供給する。この高電圧は10kV〜30
0kVとしているが、状況に応じて自由に設定して支障
はないものである。こうして一対の電極12間には高電
圧が供給された状態となっている。使用者が握り部15
を使用して、支持部11に固定している固定部16を雑
草13に近づけると、雑草13との間で放電が発生す
る。このため、雑草13には放電電流が流れて、雑草1
3の水分等の養分を窮する経路となっている細胞が破壊
されるものである。このため、雑草13は枯死に至るも
のである。図2は独立して植生している複数の雑草を駆
除する動作を説明する説明図である。つまり第一の雑草
15と第二の雑草16とは、地下茎などで繋がってはお
らず、独立した状態で植生している。このような場合
は、作業者は一対の電極12を第一の雑草15と第二の
雑草16とに対向するように、握り部15によって固定
部16の位置を調整して、第一の雑草15と第二の雑草
16と一対の電極12との間に火花放電を起こさせるも
のである。この状態では、放電電流は、図2に示してい
るように、電極→第一の雑草の葉→第一の雑草の茎→第
一の雑草の根→土壌→第二の雑草の根→第二の雑草の茎
→第二の雑草の葉→電極という経路で流れるものであ
る。このため、前記しているように第一の雑草15と第
二の雑草16の細胞は破壊されて、やがて枯死するもの
である。
【0015】また図3は、地下茎で繋がって植生してい
る複数の雑草を駆除する場合を示す説明図である。第一
の雑草15と第二の雑草16とは地下茎で繋がって植生
しているものであり、多年生雑草によく見られるもので
ある。この場合の放電電流の流れる経路は、電極→第一
の雑草の葉→第一の雑草の茎→第一の雑草の根→地下茎
→第二の雑草の根→第二の雑草の茎→第二の雑草の葉→
電極となるものである。つまり、図2に示したものと比
べると、土壌の替わりに地下茎を経由して放電電流が流
れるものである。このため、駆除が難しいとされる多年
生雑草も一度に効果的に駆除することが出来るものであ
る。
【0016】以上のように本実施例によれば、高電圧発
生装置17に接続した正負の電極12を、握り部15に
接続した支持部11に回動自在に接続している固定部1
6に所定の間隔で固定した構成として、土壌を汚染した
り、あるいは大気を汚染したりすることなく、効果的に
雑草を駆除できる雑草駆除装置を実現できるものであ
る。
【0017】また本実施例によれば、一対の電極12を
固定部16に所定の間隔で固定するようにしているた
め、雑草に対する放電を常時一定の条件で行うことがで
き、性能の安定した雑草駆除装置を実現できるものであ
る。
【0018】また、一対の電極12を握り部15の先端
に固定しているため、一対の電極12は使用者の移動に
応じて移動することになり、使用者が一対の電極12の
間に位置したりして高電圧に感電したりするおそれは全
くないものである。すなわち、安全に使用できる雑草駆
除装置を実現するものである。
【0019】(実施例2)続いて本発明の第2の実施例
について説明する。図4は本実施例で使用している電極
の形状を説明する斜視図である。本実施例では、一対の
電極12を平板によって構成しているものである。この
ため雑草13との対向面積が大きくなり、雑草13の葉
のいずれかの部分と一対の電極12との距離が放電距離
以下となる箇所が増加する。すなわち、実施例1で説明
した放電現象が容易に起きるものである。
【0020】従って本実施例によれば、雑草を効率よく
駆除できる雑草駆除装置を実現するものである。
【0021】(実施例3)続いて本発明の第3の実施例
について説明する。図5は本実施例で使用している電極
の形状を説明する斜視図である。本実施例では、一対の
電極12に球状部を設けている。このとき球状部を複数
個設けるようにすると一層効果的となるものである。こ
のため、雑草13と電極12との距離が放電距離以下と
なる箇所が電極12のあらゆる角度において増加するも
のである。すなわち、実施例1で説明した放電現象が容
易に起きるものである。
【0022】従って本実施例によれば、雑草を効率よく
駆除できる雑草駆除装置を実現するものである。
【0023】(実施例4)続いて本発明の第4の実施例
について説明する。図6は本実施例で使用している電極
12の形状を説明する斜視図である。本実施例では、電
極12は例えば円錐型となっている。つまり、先端部の
曲率半径が小さい尖った形状となっているものである。
このため、実施例1で説明した放電現象は、先端部から
発生しやすいものである。従って本実施例によれば、葉
が土壌に張り付いて植生しているような種類の雑草や、
尖った部分が少なく広く大きな葉を持つ雑草に特に有効
なものとなっている。つまり本実施例によれば、雑草を
効率よく駆除できる雑草駆除装置を実現できるものであ
る。
【0024】
【発明の効果】請求項1に記載した発明は、高電圧発生
装置に接続した正負の電極を、握り部に接続した支持部
に、所定の間隔で固定した構成として、作業者が電極の
間に位置することがなく、安全に使用できる雑草駆除装
置を実現するものである。
【0025】請求項2に記載した発明は、電極は平板で
構成して、雑草との対向面積が大きくなり、雑草と電極
との間の放電が生じやすくなって、効率よく雑草を駆除
できる雑草駆除装置を実現するものである。
【0026】請求項3に記載した発明は、電極は、球状
とした構成として、雑草と電極との距離が最短となる箇
所が電極のあらゆる角度において増え、放電が容易に生
じて、効率よく雑草を駆除できる雑草駆除装置を実現す
るものである。
【0027】請求項4に記載した発明は、電極は、先端
部が尖った形状として、葉が土壌に接しているような雑
草であっても放電が容易に生じて、効率よく雑草を駆除
できる雑草駆除装置を実現するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施例である雑草駆除装置の構
成と取り扱いを説明する説明図
【図2】同、取り扱いを説明する説明図
【図3】同、取り扱いを説明する説明図
【図4】本発明の第2の実施例の雑草駆除装置に使用し
ている電極の形状を説明する斜視図
【図5】本発明の第3の実施例である雑草駆除装置に使
用している電極の形状を説明する斜視図
【図6】本発明の第4の実施例である雑草駆除装置に使
用している電極の形状を説明する斜視図
【図7】従来例である雑草駆除装置の構成と取り扱いを
説明する説明図
【符号の説明】
11 支持部 12 一対の電極 16 固定部 17 高電圧発生装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 大森 英樹 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 2B121 AA19 DA02 DA10 EA21 EA25 FA02 FA15

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 高電圧発生装置に接続した正負の電極
    を、握り部に接続した支持部に、所定の間隔で固定した
    雑草駆除装置。
  2. 【請求項2】 電極は、平板で構成した請求項1に記載
    した雑草駆除装置。
  3. 【請求項3】 電極は、球状とした請求項1に記載した
    雑草駆除装置。
  4. 【請求項4】 電極は、先端部が尖った形状とした請求
    項1に記載した雑草駆除装置。
JP2000076189A 2000-03-17 2000-03-17 雑草駆除装置 Pending JP2001258460A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013090627A (ja) * 2011-10-07 2013-05-16 Yushin Koki Kk 放電装置

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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