JP2000152213A - 圧縮画像のセキュリティ装置および方法 - Google Patents
圧縮画像のセキュリティ装置および方法Info
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- JP2000152213A JP2000152213A JP32730898A JP32730898A JP2000152213A JP 2000152213 A JP2000152213 A JP 2000152213A JP 32730898 A JP32730898 A JP 32730898A JP 32730898 A JP32730898 A JP 32730898A JP 2000152213 A JP2000152213 A JP 2000152213A
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- JP
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- Two-Way Televisions, Distribution Of Moving Picture Or The Like (AREA)
- Compression Of Band Width Or Redundancy In Fax (AREA)
- Compression, Expansion, Code Conversion, And Decoders (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 不正に電子画像データを見ることを困難にす
るセキュリティ装置および方法を提供する。 【解決手段】 電子画像の画素データを周波数成分デー
タに変換する変換部3と、周波数成分データを指定の量
子化マトリックス10を使用して量子化する量子化処理
部4と、量子化されたデータを圧縮する符号化部8とを
有する圧縮装置と、圧縮されたデータを伸張する復号化
部12と、伸張されたデータを指定の量子化マトリック
ス10を使用して逆量子化し、周波数成分データを生成
する逆量子化処理部13と、逆量子化された周波数成分
データを画素データに逆変換する逆変換部14とを有す
る復元装置とから構成される圧縮画像のセキュリティ装
置において、指定の量子化マトリックス10は、量子化
処理部4において、周波数成分データ中の低周波成分を
増減させるように構成した。
るセキュリティ装置および方法を提供する。 【解決手段】 電子画像の画素データを周波数成分デー
タに変換する変換部3と、周波数成分データを指定の量
子化マトリックス10を使用して量子化する量子化処理
部4と、量子化されたデータを圧縮する符号化部8とを
有する圧縮装置と、圧縮されたデータを伸張する復号化
部12と、伸張されたデータを指定の量子化マトリック
ス10を使用して逆量子化し、周波数成分データを生成
する逆量子化処理部13と、逆量子化された周波数成分
データを画素データに逆変換する逆変換部14とを有す
る復元装置とから構成される圧縮画像のセキュリティ装
置において、指定の量子化マトリックス10は、量子化
処理部4において、周波数成分データ中の低周波成分を
増減させるように構成した。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子画像データの
不正コピーを防止するためのセキュリティ装置および方
法に関する。
不正コピーを防止するためのセキュリティ装置および方
法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、圧縮処理された動画や静止画など
の電子画像データは、一般的なアプリケーションを利用
して伸張処理すれば、誰にでも簡単に見る事ができた。
このため、不正にコピーされた画像データであっても、
誰もが見ることが可能であり、このような画像データが
不正に出回ってしまうことがあった。このため、画像デ
ータを不正に見ることができないように、圧縮ファイル
のヘッダ部分にパスワードを付加することが行われてい
た。
の電子画像データは、一般的なアプリケーションを利用
して伸張処理すれば、誰にでも簡単に見る事ができた。
このため、不正にコピーされた画像データであっても、
誰もが見ることが可能であり、このような画像データが
不正に出回ってしまうことがあった。このため、画像デ
ータを不正に見ることができないように、圧縮ファイル
のヘッダ部分にパスワードを付加することが行われてい
た。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
には、次のような問題があった。すなわち、圧縮ファイ
ルの中から画像データのみを取り出して伸張すれば、元
の画像を容易に見る事ができてしまう。
には、次のような問題があった。すなわち、圧縮ファイ
ルの中から画像データのみを取り出して伸張すれば、元
の画像を容易に見る事ができてしまう。
【0004】本発明は、上記の問題を解決するためにな
されたもので、不正に画像データを見ることを困難にす
るセキュリティ装置および方法を提供するものである。
されたもので、不正に画像データを見ることを困難にす
るセキュリティ装置および方法を提供するものである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明
は、電子画像の画素データを周波数成分データに変換す
る変換部と、前記周波数成分データを指定の量子化マト
リックスを使用して量子化する量子化処理部と、前記量
子化されたデータを圧縮する符号化部とを有する圧縮装
置と、前記圧縮されたデータを伸張する復号化部と、前
記伸張されたデータを前記指定の量子化マトリックスを
使用して逆量子化し、周波数成分データを生成する逆量
子化処理部と、前記逆量子化された周波数成分データを
画素データに逆変換する逆変換部とを有する復元装置と
から構成される圧縮画像のセキュリティ装置において、
前記指定の量子化マトリックスは、前記量子化処理部に
おいて、前記周波数成分データ中の低周波成分を増減さ
せることを特徴とする圧縮画像のセキュリティ装置であ
る。
は、電子画像の画素データを周波数成分データに変換す
る変換部と、前記周波数成分データを指定の量子化マト
リックスを使用して量子化する量子化処理部と、前記量
子化されたデータを圧縮する符号化部とを有する圧縮装
置と、前記圧縮されたデータを伸張する復号化部と、前
記伸張されたデータを前記指定の量子化マトリックスを
使用して逆量子化し、周波数成分データを生成する逆量
子化処理部と、前記逆量子化された周波数成分データを
画素データに逆変換する逆変換部とを有する復元装置と
から構成される圧縮画像のセキュリティ装置において、
前記指定の量子化マトリックスは、前記量子化処理部に
おいて、前記周波数成分データ中の低周波成分を増減さ
せることを特徴とする圧縮画像のセキュリティ装置であ
る。
【0006】請求項2に記載の発明は、前記符号化部に
おいて、圧縮したデータに前記指定の量子化マトリック
スおよびパスワードを付加し、前記逆量子化処理部にパ
スワードを入力するパスワード入力部を設け、このパス
ワード入力部に入力されたパスワードと、前記伸張され
たデータに付加されていたパスワードとを比較し、両者
が一致していることを条件として、やはり前記伸張され
たデータに付加されていた指定の量子化マトリックスを
逆量子化に使用することを可能とすることを特徴とする
請求項1に記載の圧縮画像のセキュリティ装置である。
おいて、圧縮したデータに前記指定の量子化マトリック
スおよびパスワードを付加し、前記逆量子化処理部にパ
スワードを入力するパスワード入力部を設け、このパス
ワード入力部に入力されたパスワードと、前記伸張され
たデータに付加されていたパスワードとを比較し、両者
が一致していることを条件として、やはり前記伸張され
たデータに付加されていた指定の量子化マトリックスを
逆量子化に使用することを可能とすることを特徴とする
請求項1に記載の圧縮画像のセキュリティ装置である。
【0007】請求項3に記載の発明は、電子画像の画素
データを周波数成分データに変換し、変換された周波数
成分データを指定の量子化マトリックスを使用して量子
化し、量子化されたデータを圧縮する画像データの圧縮
方法と、前記圧縮されたデータを伸張し、伸張されたデ
ータを前記指定の量子化マトリックスを使用して逆量子
化して周波数成分データを生成し、逆量子化された周波
数成分データを逆変換して画素データを生成する画像デ
ータの復元方法とから成る圧縮画像のセキュリティ方法
において、前記指定の量子化マトリックスは、前記量子
化において、前記周波数成分データ中の低周波成分を増
減させることを特徴とする圧縮画像のセキュリティ方法
である。
データを周波数成分データに変換し、変換された周波数
成分データを指定の量子化マトリックスを使用して量子
化し、量子化されたデータを圧縮する画像データの圧縮
方法と、前記圧縮されたデータを伸張し、伸張されたデ
ータを前記指定の量子化マトリックスを使用して逆量子
化して周波数成分データを生成し、逆量子化された周波
数成分データを逆変換して画素データを生成する画像デ
ータの復元方法とから成る圧縮画像のセキュリティ方法
において、前記指定の量子化マトリックスは、前記量子
化において、前記周波数成分データ中の低周波成分を増
減させることを特徴とする圧縮画像のセキュリティ方法
である。
【0008】
【発明の実施の形態】本発明の一実施形態であるセキュ
リティ装置の構成を図1に示す。まず、画像データを圧
縮する装置について説明する。図1には示していないサ
ンプリング部1から取り込まれた元絵の画像データは、
やはり図1には示していないブロック分割部2を経て、
DCT変換部3に入力される。このDCT変換部3の出
力は、指定の量子化マトリックス10により量子化を行
う量子化処理部4に入力される。
リティ装置の構成を図1に示す。まず、画像データを圧
縮する装置について説明する。図1には示していないサ
ンプリング部1から取り込まれた元絵の画像データは、
やはり図1には示していないブロック分割部2を経て、
DCT変換部3に入力される。このDCT変換部3の出
力は、指定の量子化マトリックス10により量子化を行
う量子化処理部4に入力される。
【0009】量子化処理部4では、DCT変換されたデ
ータを、指定の量子化マトリックス10で割り算する。
通常、量子化マトリックスによる割り算は、画像データ
の、人間の目では見えない高周波成分を切り落とし、デ
ータ量の削減を行うために行われる。しかし、ここで用
いられる量子化マトリックス10は、通常使用されるも
のとは異なり、人間の目に見える低周波成分の値を増減
させるようにしたものである。従って、後述する画像の
伸張において、ここで使用した量子化マトリックス10
を使用して逆量子化を行わないと、元絵とは色の濃さや
輝度が全く異なる画像になってしまう。この量子化処理
部4の出力は、符号化部8に入力される。
ータを、指定の量子化マトリックス10で割り算する。
通常、量子化マトリックスによる割り算は、画像データ
の、人間の目では見えない高周波成分を切り落とし、デ
ータ量の削減を行うために行われる。しかし、ここで用
いられる量子化マトリックス10は、通常使用されるも
のとは異なり、人間の目に見える低周波成分の値を増減
させるようにしたものである。従って、後述する画像の
伸張において、ここで使用した量子化マトリックス10
を使用して逆量子化を行わないと、元絵とは色の濃さや
輝度が全く異なる画像になってしまう。この量子化処理
部4の出力は、符号化部8に入力される。
【0010】符号化部8には、図1には示していないジ
グザグ走査部5、RunLength部6、Haffm
anCode部7が内蔵されている。符号化部8では、
前記量子化処理部4から入力された画像データを圧縮
し、この圧縮したデータに前記指定の量子化マトリック
ス10とパスワード11を付加する。符号化部8から
は、圧縮データ9が出力される。
グザグ走査部5、RunLength部6、Haffm
anCode部7が内蔵されている。符号化部8では、
前記量子化処理部4から入力された画像データを圧縮
し、この圧縮したデータに前記指定の量子化マトリック
ス10とパスワード11を付加する。符号化部8から
は、圧縮データ9が出力される。
【0011】次に、圧縮されたデータを復元する装置に
ついて説明する。圧縮データ9は復号化部12に入力さ
れる。復号化部12では、圧縮データ9を伸張し、量子
化データに変換する。この量子化データは、逆量子化処
理部13に送られる。
ついて説明する。圧縮データ9は復号化部12に入力さ
れる。復号化部12では、圧縮データ9を伸張し、量子
化データに変換する。この量子化データは、逆量子化処
理部13に送られる。
【0012】逆量子化処理部13には、不図示のパスワ
ードを入力するためのパスワード入力部が設けられてお
り、このパスワード入力部に操作者によってパスワード
が入力される。そして、入力されたパスワードと、前記
圧縮データ9に付加されていたパスワード11との比較
が行われ、両者が一致していれば、やはり圧縮データ9
に付加されていた量子化マトリックス10によって逆量
子化が行われる。不一致の場合には、通常使用される量
子化マトリックスによって逆量子化が行われる。逆量子
化されたデータは、逆DCT変換部14に送られ、画像
が復元される。
ードを入力するためのパスワード入力部が設けられてお
り、このパスワード入力部に操作者によってパスワード
が入力される。そして、入力されたパスワードと、前記
圧縮データ9に付加されていたパスワード11との比較
が行われ、両者が一致していれば、やはり圧縮データ9
に付加されていた量子化マトリックス10によって逆量
子化が行われる。不一致の場合には、通常使用される量
子化マトリックスによって逆量子化が行われる。逆量子
化されたデータは、逆DCT変換部14に送られ、画像
が復元される。
【0013】次に、本実施形態の動作を図2を参照して
説明する。サンプリング部1では、元絵から画像データ
を取り込み、RGBからY(輝度)CrCb(色差)へ
の色変換を行う。ブロック分割部2では、サンプリング
された画像データを8×8の正方画素ブロックに分割す
る。
説明する。サンプリング部1では、元絵から画像データ
を取り込み、RGBからY(輝度)CrCb(色差)へ
の色変換を行う。ブロック分割部2では、サンプリング
された画像データを8×8の正方画素ブロックに分割す
る。
【0014】DCT変換部3は、分割されたデータを、
DCT(離散コサイン)変換し、周波数成分で構成され
たマトリックスデータに変換する。変換されたマトリッ
クスデータは、マトリックスの左上側に人間の目に見え
やすい低周波成分が分布され、右下へ行くに従って人間
の目に見えにくい高周波成分が分布されるようになって
いる。
DCT(離散コサイン)変換し、周波数成分で構成され
たマトリックスデータに変換する。変換されたマトリッ
クスデータは、マトリックスの左上側に人間の目に見え
やすい低周波成分が分布され、右下へ行くに従って人間
の目に見えにくい高周波成分が分布されるようになって
いる。
【0015】量子化処理部4では、前記DCT変換され
たマトリックスデータが、通常使用されるものとは異な
る、特別に指定された量子化マトリックス10で割り算
され、量子化される。この量子化マトリックス10は、
人間の目に見えやすい低周波成分の値を増減させるよう
なものである。
たマトリックスデータが、通常使用されるものとは異な
る、特別に指定された量子化マトリックス10で割り算
され、量子化される。この量子化マトリックス10は、
人間の目に見えやすい低周波成分の値を増減させるよう
なものである。
【0016】符号化部8に内蔵されたジグザグ走査部5
では、量子化処理部4で量子化されたデータを、低周波
成分から高周波成分へジグザグにサンプリングする。ま
た、符号化部8に内蔵されたRunLength部6で
は、ジグザグ走査したデータがRunLength C
ode化され、データの圧縮が行われる。さらに、符号
化部8に内蔵されたHaffmanCode部7は、デ
ータの出現率の偏りを利用し、さらなるデータの圧縮を
行い、圧縮データ9を出力する。このように、符号化部
8では、画像データが圧縮されるとともに、この圧縮さ
れたデータに前記指定の量子化マトリックス10とパス
ワード11が付加される。
では、量子化処理部4で量子化されたデータを、低周波
成分から高周波成分へジグザグにサンプリングする。ま
た、符号化部8に内蔵されたRunLength部6で
は、ジグザグ走査したデータがRunLength C
ode化され、データの圧縮が行われる。さらに、符号
化部8に内蔵されたHaffmanCode部7は、デ
ータの出現率の偏りを利用し、さらなるデータの圧縮を
行い、圧縮データ9を出力する。このように、符号化部
8では、画像データが圧縮されるとともに、この圧縮さ
れたデータに前記指定の量子化マトリックス10とパス
ワード11が付加される。
【0017】圧縮データ9を伸張する時には、上記の逆
の処理が行われる。圧縮データ9は、復号化部12に送
られ、符号化部8と逆の処理が行われる。復号化部12
で伸張されたデータは、逆量子化処理部13に送られ、
量子化処理部4と逆の処理が行われる。
の処理が行われる。圧縮データ9は、復号化部12に送
られ、符号化部8と逆の処理が行われる。復号化部12
で伸張されたデータは、逆量子化処理部13に送られ、
量子化処理部4と逆の処理が行われる。
【0018】このとき、逆量子化処理部13に設けられ
たパスワード入力部に、操作者によってパスワードが入
力される。入力されたパスワードが、圧縮データ9に付
加されていたパスワード11と一致すれば、やはり圧縮
データ9に付加されていた指定の量子化マトリックス1
0により逆量子化が行われる。パスワードが不一致の場
合には、通常使用される量子化マトリックスにより逆量
子化が行われる。
たパスワード入力部に、操作者によってパスワードが入
力される。入力されたパスワードが、圧縮データ9に付
加されていたパスワード11と一致すれば、やはり圧縮
データ9に付加されていた指定の量子化マトリックス1
0により逆量子化が行われる。パスワードが不一致の場
合には、通常使用される量子化マトリックスにより逆量
子化が行われる。
【0019】逆量子化されたデータは、逆DCT変換部
14に送られ、画像が復元される。このとき、逆量子化
処理部13においてパスワードが一致し、量子化処理部
4で使用された指定の量子化マトリックス10を使用し
て逆量子化が行われた場合には、元絵の画像データが復
元され、この画像を見ることができる。パスワードが一
致せず、通常使用される量子化マトリックスにより逆量
子化が行われた場合には、元絵とは色の濃さや輝度が全
く異なる画像になるので、元絵を見ることはできない。
14に送られ、画像が復元される。このとき、逆量子化
処理部13においてパスワードが一致し、量子化処理部
4で使用された指定の量子化マトリックス10を使用し
て逆量子化が行われた場合には、元絵の画像データが復
元され、この画像を見ることができる。パスワードが一
致せず、通常使用される量子化マトリックスにより逆量
子化が行われた場合には、元絵とは色の濃さや輝度が全
く異なる画像になるので、元絵を見ることはできない。
【0020】本装置の復元装置を使用せずに、一般に使
用されている伸張処理装置を使用した場合も、通常使用
される量子化マトリックスにより逆量子化が行われるの
で、元絵とは全く異なる画像になり、元絵を見ることは
できない。
用されている伸張処理装置を使用した場合も、通常使用
される量子化マトリックスにより逆量子化が行われるの
で、元絵とは全く異なる画像になり、元絵を見ることは
できない。
【0021】なお、上記実施形態における逆量子化処理
部13を独立したコンバータとし、このコンバータと、
一般に使用されている伸張処理装置あるいは伸張アプリ
ケーションとを組み合わせて使用するように構成するこ
とも可能である。また、上記セキュリティ装置あるいは
コンバータをインターネット上のアプリケーション等に
組み込み、ホームページ等に貼り付けられた画像の不正
コピーを防止することも可能である。
部13を独立したコンバータとし、このコンバータと、
一般に使用されている伸張処理装置あるいは伸張アプリ
ケーションとを組み合わせて使用するように構成するこ
とも可能である。また、上記セキュリティ装置あるいは
コンバータをインターネット上のアプリケーション等に
組み込み、ホームページ等に貼り付けられた画像の不正
コピーを防止することも可能である。
【0022】
【発明の効果】本発明によれば、圧縮データに含まれる
画像データそのものに、従来とは異なる量子化処理が施
されているので、圧縮データの中から画像データのみを
取り出して伸張したとしても、容易に元絵を見る事はで
きず、これにより、画像の不正コピーを防止することが
できる。また、キーワードを組み合わせて使用すれば、
二重のセキュリティが掛かり、不正に元絵を見る事をさ
らに困難にすることができる。
画像データそのものに、従来とは異なる量子化処理が施
されているので、圧縮データの中から画像データのみを
取り出して伸張したとしても、容易に元絵を見る事はで
きず、これにより、画像の不正コピーを防止することが
できる。また、キーワードを組み合わせて使用すれば、
二重のセキュリティが掛かり、不正に元絵を見る事をさ
らに困難にすることができる。
【図1】 本発明の一実施形態であるセキュリティ装置
の構成図。
の構成図。
【図2】 本発明の一実施形態であるセキュリティ装置
の動作を説明するための図。
の動作を説明するための図。
1 サンプリング部 2 ブロック分
割部 3 DCT変換部(変換部) 4 量子化処理
部 5 ジグザグ走査部 6 RunLe
ngth部 7 HaffmanCode部 8 符号化部 9 圧縮データ 10 指定の量
子化マトリックス 11 パスワード 12 復号化部 13 逆量子化処理部 14 逆DCT
変換部(逆変換部)
割部 3 DCT変換部(変換部) 4 量子化処理
部 5 ジグザグ走査部 6 RunLe
ngth部 7 HaffmanCode部 8 符号化部 9 圧縮データ 10 指定の量
子化マトリックス 11 パスワード 12 復号化部 13 逆量子化処理部 14 逆DCT
変換部(逆変換部)
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H04N 7/30 H04L 9/00 673A 9A001 // H03M 7/30 675Z H04N 7/133 Z Fターム(参考) 5C059 KK43 MA23 MC14 MC26 MC32 ME02 ME05 RC35 SS12 UA02 UA05 5C064 CA14 CB01 CC04 5C078 AA04 BA57 CA00 DA00 DA01 DA02 DB07 5J064 AA00 BA13 BA16 BC02 BC16 BC18 BD03 5J104 AA05 AA07 AA13 HA05 KA01 NA05 9A001 EE02 EE03 EE05 GG03 HH27 LL03
Claims (3)
- 【請求項1】 電子画像の画素データを周波数成分デー
タに変換する変換部と、 前記周波数成分データを指定の量子化マトリックスを使
用して量子化する量子化処理部と、 前記量子化されたデータを圧縮する符号化部とを有する
圧縮装置と、 前記圧縮されたデータを伸張する復号化部と、 前記伸張されたデータを前記指定の量子化マトリックス
を使用して逆量子化し、周波数成分データを生成する逆
量子化処理部と、 前記逆量子化された周波数成分データを画素データに逆
変換する逆変換部とを有する復元装置とから構成される
圧縮画像のセキュリティ装置において、 前記指定の量子化マトリックスは、前記量子化処理部に
おいて、前記周波数成分データ中の低周波成分を増減さ
せることを特徴とする圧縮画像のセキュリティ装置。 - 【請求項2】 前記符号化部において、圧縮したデータ
に前記指定の量子化マトリックスおよびパスワードを付
加し、 前記逆量子化処理部にパスワードを入力するパスワード
入力部を設け、このパスワード入力部に入力されたパス
ワードと、前記伸張されたデータに付加されていたパス
ワードとを比較し、両者が一致していることを条件とし
て、やはり前記伸張されたデータに付加されていた指定
の量子化マトリックスを逆量子化に使用することを可能
とすることを特徴とする請求項1に記載の圧縮画像のセ
キュリティ装置。 - 【請求項3】 電子画像の画素データを周波数成分デー
タに変換し、 変換された周波数成分データを指定の量子化マトリック
スを使用して量子化し、 量子化されたデータを圧縮する画像データの圧縮方法
と、 前記圧縮されたデータを伸張し、 伸張されたデータを前記指定の量子化マトリックスを使
用して逆量子化して周波数成分データを生成し、 逆量子化された周波数成分データを逆変換して画素デー
タを生成する画像データの復元方法とから成る圧縮画像
のセキュリティ方法において、 前記指定の量子化マトリックスは、前記量子化におい
て、前記周波数成分データ中の低周波成分を増減させる
ことを特徴とする圧縮画像のセキュリティ方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32730898A JP2000152213A (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 圧縮画像のセキュリティ装置および方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32730898A JP2000152213A (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 圧縮画像のセキュリティ装置および方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000152213A true JP2000152213A (ja) | 2000-05-30 |
Family
ID=18197692
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP32730898A Pending JP2000152213A (ja) | 1998-11-17 | 1998-11-17 | 圧縮画像のセキュリティ装置および方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000152213A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006215449A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Sony Corp | 符号化装置および方法、再生装置および方法、プログラム、記録媒体、並びにデータ処理システム |
CN107509077A (zh) * | 2011-02-10 | 2017-12-22 | 威勒斯媒体国际有限公司 | 图像处理设备和图像处理方法 |
-
1998
- 1998-11-17 JP JP32730898A patent/JP2000152213A/ja active Pending
Cited By (4)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2006215449A (ja) * | 2005-02-07 | 2006-08-17 | Sony Corp | 符号化装置および方法、再生装置および方法、プログラム、記録媒体、並びにデータ処理システム |
JP4622558B2 (ja) * | 2005-02-07 | 2011-02-02 | ソニー株式会社 | 符号化装置および方法、プログラム、記録媒体、並びにデータ処理システム |
CN107509077A (zh) * | 2011-02-10 | 2017-12-22 | 威勒斯媒体国际有限公司 | 图像处理设备和图像处理方法 |
CN107509077B (zh) * | 2011-02-10 | 2020-08-07 | 威勒斯媒体国际有限公司 | 图像处理设备和图像处理方法 |
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