JP2000152197A - 通信システムと、この通信システムで使用される符号化装置および多重化送信装置 - Google Patents

通信システムと、この通信システムで使用される符号化装置および多重化送信装置

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JP2000152197A
JP2000152197A JP31818298A JP31818298A JP2000152197A JP 2000152197 A JP2000152197 A JP 2000152197A JP 31818298 A JP31818298 A JP 31818298A JP 31818298 A JP31818298 A JP 31818298A JP 2000152197 A JP2000152197 A JP 2000152197A
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Akira Iribe
彰 入部
Nobuhiro Inoue
信浩 井上
Yoshihiro Kataoka
好広 片岡
Hirokazu Kawakatsu
裕和 川勝
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Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 映像情報に、無線チャネルの変更がなされた
ことに起因して誤りや欠落が生じた場合でも、その後速
やかに受信側で正しい映像を再生できるようにする。 【解決手段】 PHS基地局9は、PHSマルチメディ
ア通信端末装置5やPHS端末装置7との間に形成して
いる無線チャネルの変更の必要が生じた場合に予告通知
を、またチャネル変更が終了した場合に完了通知を、そ
の無線チャネルを介して伝送される映像情報の符号化を
行っている装置に対して行う。通知を受けた装置では、
チャネル変更が終了したのちに、フレーム内符号化した
映像情報を送信することで、チャネル変更の影響を受け
た映像情報に拘わらずに映像再生を行えるようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、PHS網や携帯電
話網などのように、無線を用いて通信を行う網を介して
映像情報の伝送を行う通信システムと、この通信システ
ムで使用される符号化装置および多重化送信装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ITU−T(International Telecommun
ication Union-Telecommunication sector)のH.26
1やH.263、ISO(International Organization
for Standardization)のMPEG−4などの映像符号
化方式では、映像情報は、フレーム内符号化(空間的な
圧縮)処理だけでなく、動き補償フレーム間予測(時間
的な圧縮)処理も利用して符号化される。
【0003】以下、例えば横176ピクセル×縦144
ピクセルで構成されるQCIF(Quarter Common Inter
mediate Format)の画面を符号化する例により映像符号
化を具体的に説明する。
【0004】映像符号化の際には、左上の角のピクセル
から16ピクセル×16ピクセル毎に切り出されるマク
ロブロック毎に符号化処理を行う。
【0005】QCIFの画面の場合は、図25に示すよ
うに横11個、縦9個のマクロブロックで構成され、映
像の符号化は左上の角のマクロブロックから右下の角ま
で、図に矢印で示す順序で処理され、1つの映像フレー
ムの情報が生成される。
【0006】各マクロブロックに対する符号化処理は、 (1) 符号化を行わない(送信を行わない)。 (2) 同一映像フレーム内の情報だけを使って符号化を行
うフレーム内符号化で処理する。 (3) 前の映像フレームの情報も参照して符号化を行うフ
レーム間符号化で処理する。 の3つの方法がある。
【0007】そして、映像フレームには全てのマクロブ
ロックに対してフレーム内符号化処理したフレーム内符
号化フレーム(以下、Iピクチャと称する)と、上記の
3つの方法をマクロブロック毎に選択的に適用してなる
フレーム間符号化フレーム(以下、Pピクチャと称す
る)がある。特にPピクチャは、符号化しないマクロブ
ロック、フレーム内符号化処理したマクロブロック、あ
るいはフレーム間符号化処理をしたマクロブロックを混
在させることが可能なので、マクロブロック毎により効
率よく圧縮することができ、情報量の少ない映像フレー
ムを作成すること可能である。
【0008】実際の符号化では、送信するフレームをI
ピクチャにするか、Pピクチャにするかの選択や、フレ
ーム間符号化フレーム内で、各マクロブロックに対する
符号化処理の組み合わせにより、応用に応じた符号化を
行う。
【0009】さて、PHS網や携帯電話網などでは、チ
ャネル切り替え処理やハンドオーバ処理などによって、
使用中の無線チャネルの変更が行われることがあり、そ
のときに伝送データの誤りや欠落が生じるおそれがあ
る。
【0010】上述のようにフレーム間符号化も用いて符
号化された映像情報の場合、誤りや欠落が生じると、そ
れが以降の映像の復号処理にも影響することになり、再
生画像が乱れ続けることになってしまう。
【0011】なお、通常は一定期間毎に全マクロブロッ
クに対してフレーム内符号化で符号化した符号化映像情
報を伝送することとなっているので、そのIピクチャが
到来したのちには正しい画像を再生することが可能とな
るが、Iピクチャが到達するまでの間には画像が乱れて
しまうことを防止できなかった。
【0012】また、マルチメディア通信を実現するため
に、上述のように符号化された映像情報は、例えばIT
U−TのH.223に従った多重方式で、音声やデータ
などの他の情報と多重され、その結果得られるH.22
3多重化フレーム(以下、MUX PDU: Multiplex
Layer Protocol Data Unitと称する)、さらに8ビット
もしくは16ビットのフラグが付加された状態で伝送さ
れる。
【0013】そしてこのような伝送データがPHS無線
回線を伝送される場合、MUX PDUのフレームとは
無関係な通信回線の伝送フレーム(以下、通信回線伝送
フレームと称する)の割り当てられた情報フィールドを
利用して伝送される。
【0014】図26は、PHS回線伝送フレーム上にI
TU−TのH.223のAnnexBに記載される方式
のMUX PDUを送信した場合の関係を示す図であ
る。
【0015】この図に示すように、1つのMUX PD
Uが複数の通信回線伝送フレームにわたって送信され
る。
【0016】このため、チャネルの変更により、1つの
PHS回線伝送フレームのみについて消失や誤りなどの
不具合が発生しただけであっても、その時点で送信して
いるデータが破壊され、このPHS回線伝送フレームに
関連したMUX PDUの全てが無効となる。
【0017】ITU−TのH.223のAnnexBで
は、約250バイト以上の長さのMUX PDUを構成
することが可能であり、このMUX PDU長で伝送し
ていた場合、1つのPHS回線伝送フレームの消失によ
り、125以上ものPHS回線伝送フレームの伝送が無
効データとなってしまう。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】以上のように従来は、
フレーム間符号化のような時間的相関を利用した符号化
方式により符号化された映像情報を伝送中に無線回線の
チャネルの変更がなされたことに起因して映像情報の誤
りや欠落が生じると、その後しばらくの間は受信側で正
しい映像を再生することができず、映像が乱れてしまう
という不具合があった。
【0019】また、MUX PDUのような論理伝送フ
レームがPHS回線伝送フレームのような物理伝送フレ
ームよりも長くなっていると、無線回線のチャネルの変
更がなされたことに起因しての少しの伝送データの誤り
や欠落によって1つの論理伝送フレームの全てが無効に
なってしまうという不具合があった。
【0020】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たものであり、その目的とするところは、第1に、映像
情報に、無線回線のチャネルの変更がなされたことに起
因して映像情報の誤りや欠落が生じた場合でも、その後
速やかに受信側で正しい映像を再生できる状態に復帰さ
せることができる通信システムと、この通信システムで
使用される符号化装置を提供することにある。
【0021】また本発明の目的とするところは第2に、
無線回線のチャネルの変更がなされたことに起因しての
伝送データの誤りや欠落が生じた場合に無効となってし
まう情報量を最低限に抑えることができる通信システム
と、この通信システムで使用される多重化送信装置を提
供することにある。
【0022】
【課題を解決するための手段】前記第1の目的を達成す
るために本発明は、所定の通信網中を少なくとも一部で
無線チャネルを介して、所定の符号化装置により例えば
フレーム間符号化方式などの所定の符号化方式で符号化
された映像情報を伝送するもので、かつ前記無線チャネ
ルの変更を、例えばハンドオーバ処理やチャネル切り替
え処理の際などに必要に応じて行う通信システムにおい
て、例えばPHS基地局や各種のPHS通信端末装置な
どに、前記無線チャネルの変更が行われる場合に、その
変更の行われるタイミングを示す例えば予告通知や完了
通知などの所定のタイミング通知を、変更が行われる無
線チャネルを含む通信パス上を伝送される映像情報の符
号化を行っている前記符号化装置に対して行う変更タイ
ミング通知手段を備えた。
【0023】また前記符号化装置に、前記変更タイミン
グ通知手段により通知されたタイミングに基づく所定の
タイミングで、チャネルの変更の完了後における前記映
像情報の復号を、チャネルの変更が行われている際に伝
送された映像情報に拘わらずに行うことを可能とするべ
く前記符号化の処理を制御する符号化制御手段を備え
た。
【0024】なお、具体的に符号化制御手段は、無線チ
ャネルの変更が行われている期間に前記第1符号化方式
または前記第2符号化方式での符号化が行われたマクロ
ブロックについては、無線チャネルの変更の終了後に優
先して、映像の空間的相関を利用した第2符号化方式で
符号化するよう符号化処理を制御する。
【0025】あるいは、無線チャネルの変更が行われて
いる期間に前記第1符号化方式または前記第2符号化方
式での符号化が行われたマクロブロックのうちで、所定
の重要領域を含むマクロブロックについての前記第2符
号化方式で符号化を最優先し、その後に前記所定の重要
領域を含まないマクロブロックについての前記第2符号
化方式で符号化するように符号化処理を制御する。
【0026】あるいは無線チャネルの変更の終了後に優
先して前記第2符号化方式で符号化するマクロブロック
を、無線チャネルの変更が行われている期間に前記第1
符号化方式または前記第2符号化方式での符号化が行わ
れたマクロブロックのうちで所定の重要領域を含むマク
ロブロックのみに限定する。
【0027】このような手段を講じたことにより、無線
チャネルの変更の終了後に、例えば映像の時間的相関を
用いていない符号化方式で符号化された映像情報を伝送
するなどの手法によって、受信側では無線チャネルの変
更の影響を受けた映像情報に拘わらずに映像の再生を行
うことが可能とされる。
【0028】また前記第2の目的を達成するために本発
明は、所定の符号化方式で符号化された映像情報とその
他の任意のデータとを任意の論理伝送フレーム長を持つ
所定の論理伝送フレーム構成で多重化するとともに、所
定の付加情報を付加することで多重化送信装置で得られ
た伝送データを、一定の物理伝送フレーム長を持つ所定
の物理伝送フレーム構成にフレーム化した状態で、所定
の通信網中を少なくとも一部で無線回線を介して伝送す
るもので、かつ前記無線チャネルの変更を必要に応じて
行う通信システムにおいて、前記無線チャネルの変更が
行われる場合に、その変更の行われるタイミングを示す
所定のタイミング通知を、変更が行われる無線チャネル
を含む通信パス上を伝送される映像情報の符号化を行っ
ている前記多重化送信装置に対して行う変更タイミング
通知手段を備えた。
【0029】また前記多重化送信装置に、前記変更タイ
ミング通知手段により通知されたタイミングに基づく所
定の期間に、あるいは常時、前記映像情報と多重化する
データに複数の論理伝送フレームに分割できない所定の
分割不可情報が含まれていなければ、前記論理伝送フレ
ーム長と前記付加情報の長さとの合計を前記物理伝送フ
レーム長以下とし、また前記映像情報と多重化するデー
タに前記分割不可情報が含まれているならば、前記論理
伝送フレーム長と前記付加情報の長さとの合計を、前記
分割不可情報の長さと前記付加情報の長さとの合計以上
で、かつ前記物理伝送フレームの長さの整数倍の長さの
うちで前記分割不可情報の長さよりも大きくて最小であ
る長さ以下の所定の長さとするよう前記多重化を制御す
る多重化制御手段を備えた。
【0030】このような手段を講じたことにより、1つ
の論理伝送フレームのうちで1つの物理伝送フレームか
らはみ出す量が少量である状態となるように論理伝送フ
レームが形成され、この論理伝送フレーム構成の映像情
報が伝送される。
【0031】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態につき説明する。 図1は、本発明の通信シス
テムを適用して構成されたマルチメディア通信システム
の全体構成を示す図である。 このマルチメディア通信
システムは、PHS網1、ISDN網2および他ネット
ワーク3などをゲートウェイ装置(GW)4を介して接
続して通信ネットワークを構成し、この通信ネットワー
クを介して、PHSマルチメディア通信端末装置5、I
SDNマルチメディア通信端末装置6および標準のPH
S端末装置7に接続されたマルチメディア端末装置8の
間でマルチメディア通信を行えるようにしたものであ
る。
【0032】なお、PHSマルチメディア通信端末装置
5やPHS端末装置7は、PHS網1に収容されたPH
S基地局9との間で無線チャネルを使用して通信を行う
ことで、PHS網1に接続される。
【0033】ここでゲートウェイ装置4は、PHS網
1、ISDN網2および他ネットワーク3のそれぞれの
間における伝送速度や伝送誤り率の違いや、通信中にお
ける通信回線経路の変更(PHS網でのチャネル切り替
えやハンドオーバ)といった網自体の特質の有無などの
不整合を吸収し、PHSマルチメディア通信端末装置5
およびマルチメディア端末装置8とISDNマルチメデ
ィア通信端末装置6との間でのマルチメディア通信を実
現するものである。
【0034】またPHS基地局9は、PHS網1を構成
する装置の一つであり、PHSマルチメディア通信端末
装置5やPHS端末装置7をPHS網1に接続するため
の装置である。PHS網1に接続された有線回線とPH
Sマルチメディア通信端末装置5やPHS端末装置7と
接続するための無線チャネルの間での通信データの交換
を行うとともに、帰属しているPHSマルチメディア通
信端末装置5やPHS端末装置7の状態などを管理し、
PHS網1に管理情報を伝達する。
【0035】図2は図1中のPHS基地局9の要部構成
を示すブロック図である。
【0036】この図に示すようにPHS基地局9は、P
HS通信ユニット11、信号処理ユニット12および基
地局制御ユニット13を有している。
【0037】PHS通信ユニット11は、例えば無線送
受信部、変復調部あるいはPHS信号処理部などを有し
た周知の構成のものであり、PHSマルチメディア通信
端末装置5やPHS端末装置7との間でPHS方式での
無線通信を行うため各種の処理を行う。
【0038】信号処理ユニット12は、PHS網1の中
枢部との間で、PHSマルチメディア通信端末装置5や
PHS端末装置7が授受するトラヒックデータや基地局
制御ユニット13が授受する制御データなどの送受信を
行う。
【0039】基地局制御ユニット13は、PHS通信ユ
ニット11および信号処理ユニット12の動作を制御す
るとともに、PHSマルチメディア通信端末装置5やP
HS端末装置7およびPHS網1の中枢部との間で制御
データの授受を行うことでPHSマルチメディア通信端
末装置5やPHS端末装置7による通信を可能とする。
【0040】この基地局制御ユニット13は、CPU、
ROMおよびRAM等を有してなるものであり、各種の
機能を実現するための処理手段をソフトウェア処理によ
り実現する。基地局制御ユニット13が有する処理手段
は、PHS基地局9における周知の一般的な機能を実現
するための処理手段に加えて、自装置を介して通信中で
あるPHS端末が使用中の無線チャネルの変更(チャネ
ル切り替え処理やハンドオーバ処理)を行う必要が生じ
た場合に、その旨を当該無線チャネルを含む通信パスを
介して通信中の両端末に対して通知するための予告通知
をそれぞれ行う機能と、無線チャネルの変更が完了した
場合に、その旨を当該無線チャネルを含む通信パスを介
して通信中の両端末に対して通知するための完了通知を
それぞれ行う機能とを実現するための処理手段を有して
いる。
【0041】図3は、図1中のPHSマルチメディア通
信端末装置5の要部構成を示すブロック図である。 こ
の図に示すように、本実施形態に係るPHSマルチメデ
ィア通信端末装置5は、端末制御部21、映像コーデッ
ク22、LCDインタフェース部(LCD IF部)2
3、LCD(液晶表示器)24、カメラ部25、カメラ
インタフェース部(カメラIF部)26、多重分離部2
7、PHS回線インタフェース部(PHS回線IF部)
28、アンテナ29、音声コーデック30、マイク3
1、マイクインタフェース部(マイクIF部)32、ス
ピーカインタフェース部(スピーカIF部)33、スピ
ーカ34、操作部35および操作入力制御回路部36を
有している。
【0042】このうち、端末制御部21、映像コーデッ
ク22、LCDインタフェース部23、カメラインタフ
ェース部26、多重分離部27、PHS回線インタフェ
ース部28、音声コーデック30および操作入力制御回
路部36は、主バス37を介して互いに接続されてい
る。また、多重分離部27は、映像コーデック22、P
HS回線インタフェース部28および音声コーデック3
0と、同期バス38,39,40を介してそれぞれ接続
されている。
【0043】端末制御部21はCPU、ROMおよびR
AM等を有してなるものであり、本PHSマルチメディ
ア通信端末装置5の各部を統括制御することでPHSマ
ルチメディア通信端末装置5としての動作を実現するも
のである。この端末制御部21は、各種の機能を実現す
るための処理手段をソフトウェア処理により実現する。
【0044】この端末制御部21が有する処理手段は、
PHSマルチメディア通信端末装置5における周知の一
般的な機能を実現する処理手段に加えて、PHS基地局
9から与えられる予告通知および完了通知を受け、予告
通知が到来してから完了通知が到来するまでのチャネル
変更期間には映像コーデック22、多重分離部27およ
びPHS回線インタフェース部28の動作モードをそれ
ぞれ変更中処理モードとし、完了通知の到来後に映像コ
ーデック22の動作モードを変更後処理モードに設定す
るための処理手段を含んでいる。
【0045】映像コーデック22は、符号化映像情報の
デコードを行い、再生した映像情報をLCDインタフェ
ース部23に与える。また映像コーデック22は、カメ
ラ部25からカメラインタフェース部26を介して与え
られる映像情報を所定の映像符号化方式(例えば、IT
U−TのH.263や、ISOのMPEG−4等)でエ
ンコードして符号化映像情報を得る。
【0046】なおこの映像コーデック22は、周知の一
般的な手順による映像情報の符号化を行う通常モードの
ほかに、後述する変更中処理モードおよび変更後処理モ
ードを有している。
【0047】LCDインタフェース部23は、与えられ
た映像情報をLCD24で処理可能な信号形式に変換し
た上でLCD24に与える。LCD24は、MPEG−
4等の動映像を表示するのに十分な表示能力(解像度な
ど)を有したカラーもしくはモノクロの表示器であり、
LCDインタフェース部23から与えられ映像情報に基
づいて映像を表示する。
【0048】カメラ部25は、CCDカメラなどを用い
たものであり、映像情報を生成し、カメラインタフェー
ス部26に与える。カメラインタフェース部26は、カ
メラ部25から与えられる映像情報を映像コーデック2
2で処理可能な信号形式に変換した上で映像コーデック
22に与える。カメラインタフェース部26はまた、端
末制御部21から撮影禁止解除コマンドが与えられた場
合に、その撮影禁止解除コマンドをカメラ部25に転送
する。
【0049】多重分離部27は、映像コーデック22か
ら同期バス38を介して与えられる符号化映像情報、音
声コーデック30から同期バス40を介して与えられる
符号化音声情報および端末制御部21から主バスを介し
て与えられる他データを所定の多重化方式(例えば、I
TU−T勧告H.223等)で多重化し、これにより得
られる伝送データをPHS回線インタフェース部28へ
と同期バス39を介して与える。また、多重分離部27
はPHS回線インタフェース部28から同期バス39を
介して与えられる伝送データから符号化映像情報、符号
化音声情報および他データをそれぞれ分離し、これらの
各データを映像コーデック22、音声コーデック30お
よび端末制御部21のそれぞれへと同期バス38,40
および主バス37を介して与える。
【0050】なおこの多重分離部27は、周知の一般的
な手順による情報の多重化を行う通常モードのほかに、
後述する変更中処理モードを有している。
【0051】PHS回線インタフェース部28は、アン
テナ29を介して無線によりPHS網に接続可能で、P
HS網を介しての通信を行うための各種の呼処理を行う
とともに、PHS網上に設定された通信パスを介してデ
ータの送受信を行う。
【0052】なおこのPHS回線インタフェース部28
は、周知の一般的な手順による通信処理を行う通常モー
ドのほかに、後述する変更中処理モードを有している。
【0053】音声コーデック30は、マイク31から出
力され、マイクインタフェース部32を介して与えられ
る音声信号をディジタル化するとともに所定の音声符号
化方式(例えばITU−TのG.723.1やG.72
9等)でエンコードして符号化音声情報を得る。音声コ
ーデック30は、この符号化音声情報を、同期バス40
を介して多重分離部27へ与える。また、音声コーデッ
ク30は、多重分離部27から与えられる符号化音声情
報をデコードするととともにアナログ化して音声信号を
得て、この音声信号をスピーカインタフェース部33に
与える。
【0054】マイク31は、周囲の音声を音声信号に変
換してマイクインタフェース部32に与える。マイクイ
ンタフェース部32は、マイク31から与えられた音声
信号を音声コーデック30で処理可能な信号形式に変換
した上で音声コーデック30に与える。
【0055】スピーカインタフェース部33は、音声コ
ーデック30から与えられる音声信号をスピーカ34で
処理可能な信号形式に変換した上でスピーカ34に与え
る。スピーカ34は、スピーカインタフェース部33か
ら与えられる音声信号を音声として出力する。
【0056】操作部35は、使用者による端末制御部2
1に対する各種の指示入力を受け付けるためのものであ
り、各種の機能の指定を受け付ける操作ボタン群、電話
番号や各種の数値の指定を受け付けるためのダイヤルボ
タン群、あるいは本装置の動作のON/OFFの指定を
受け付けるための電源スイッチなどを有している。操作
入力制御回路部36は、操作部35での指示操作の内容
を認識し、それを端末制御部21に通知する。
【0057】なお、図示は省略しているが、本装置の構
成要素として、上述した各部を動作させるための電力を
供給する電源部が存在する。
【0058】次に、以上のように構成されたマルチメデ
ィア通信システムの動作につき説明する。
【0059】なお本実施形態のマルチメディア通信シス
テムにおいて、上記の構成のPHSマルチメディア通信
端末装置5どうしがマルチメディア通信を行う場合の通
常の動作は周知の通りであるのでここでは説明を省略す
る。そしてここでは、上記の構成のPHSマルチメディ
ア通信端末装置5どうしがマルチメディア通信を行って
いる最中に、一方のPHSマルチメディア通信端末装置
5が使用している無線チャネルの変更が発生したときの
動作につき説明する。
【0060】PHS基地局9では、自己を介して2つの
PHSマルチメディア通信端末装置5が通常のマルチメ
ディア通信処理(図4中のS1)を行っているとき、そ
のマルチメディア通信のために使用されている無線チャ
ネルの変更の要否を基地局制御ユニット13が監視して
いる。
【0061】そして無線チャネルの変更の必要が発生し
たならば、その無線チャネルの変更を行う側のPHS基
地局9(以下、チャネル変更側基地局と称する)は基地
局制御ユニット13の制御の下に、変更する無線チャネ
ルを使用しているPHSマルチメディア通信端末装置5
(以下、チャネル変更側端末と称する)に対して予告通
知を行う(図4中のS2)。またチャネル変更側基地局
は基地局制御ユニット13の制御の下に、チャネル変更
側端末の通信相手であるPHSマルチメディア通信端末
装置5(以下、非チャネル変更側端末と称する)に対し
ても予告通知をを行う(図4中のS3)。
【0062】PHSマルチメディア通信端末装置5は、
予告通知を受信すると、チャネル変更期間になったと判
定し、映像コーデック22および多重分離部27の動作
モードをそれぞれ変更中処理モードに設定する。
【0063】このように動作モードが変更中処理モード
に設定されている場合に映像コーデック22では、内蔵
されたエンコーダ22a(図5参照)は通常通りの映像
符号化を行う。すなわち、マクロブロック毎に、 (1) 符号化を行わない(送信を行わない)。 (2) 同一映像フレーム内の情報だけを使って符号化を行
うフレーム内符号化で処理する。 (3) 前の映像フレームの情報も参照して符号化を行うフ
レーム間符号化で処理する。 の3つの方法を選択し、映像符号化を施す。この際、映
像情報は、複数のPピクチャで送信してもよい。
【0064】しかし変更中処理モードにおいては、エン
コーダ22aでの処理状態に基づき、各マクロブロック
に関して、送信を行ったか否かを示す例えば図5に示す
ような送信マクロブロック履歴を、フラグテーブル22
b内に作成する処理を行う。
【0065】一方、動作モードが変更中処理モードに設
定されている場合に多重分離部27では、MUX PD
Uに先だって配置するフラグ(F)とMUX PDUを
あわせた長さをPHS回線伝送フレームのタイムスロッ
トの長さ(20バイト)とする。また動作モードが変更
中処理モードに設定されている場合にPHS回線インタ
フェース部28は、多重分離部27から与えられるフラ
グを、PHS回線伝送フレームのうちで自端末に割り当
てられているタイムスロットの先頭に、図6に示すよう
に合わせる。
【0066】具体的には、符号化速度8kb/sである
ITU−TのG.729の音声とMPEG−4の映像と
をITU−TのH.223で多重してPHS回線で送信
する場合、フレーム構造は例えば図7に示すようなもの
とする。
【0067】すなわち、ITU−TのG.729では、
10ms毎に10バイトのデータが発生する。これをI
TU−TのH.223で多重して伝送するためには、1
バイトの付加情報が必要となる。従って、10ms毎、
つまりPHS回線伝送フレームの2回に1回は、音声情
報として11バイトを伝送する必要がある。
【0068】そこで、MUX PDUには2回に1回の
割合で、音声情報が挿入される。この音声情報を含む場
合のMUX PDUは、フラグ、ヘッダを差し引くと、
映像やその他のデータなどに最大5バイトを伝送可能で
あり、この分の映像情報を挿入している。MUX PD
Uの2回に1回は、音声情報を挿入する必要が無く、こ
の音声情報を含まないMUX PDUは、フラグ、ヘッ
ダを差し引くと、映像やその他のデータなどに最大16
バイトを伝送可能であり、この分の映像情報を挿入して
いる。
【0069】かくしてこの例では、2つのMUX PD
Uで21バイトの映像情報が挿入されることになってお
り、16.8kb/sで映像情報を送ることが可能であ
る。
【0070】ただし、音声情報および映像情報以外のデ
ータをも多重化する場合には、映像情報を減らす必要が
ある。
【0071】なお、1つのMUX PDUに挿入するべ
き映像情報がMUX PDUの空き容量に満たない場合
には、図8に示すようにダミーデータを挿入すること
で、MUX PDUの長さをPHS回線伝送フレームの
長さに合わせ、同一のPHS回線伝送フレーム内で、次
のMUX PDUと混在しないようにする。
【0072】さて、ITU−TのG.729の音声情報
であれば、上述のようにPHS回線伝送フレーム内に納
めることが可能であるが、例えばITU−TのG.72
3.1の音声情報の場合には、1つのPHS回線伝送フ
レーム内に納まらない。
【0073】すなわち、符号化速度が6.3kb/sも
しくは5.3kb/sであるITU−TのG.723.
1では、6.3Kb/sモードを利用した場合、30m
s毎に24バイトのデータが発生する。これをITU−
TのH.223で多重して伝送するためには、1バイト
の付加情報が必要となり、30ms毎、つまりPHS回
線伝送フレーム6回の間に、25バイトの音声情報を伝
送する必要がある。加えて、音声情報は分割不可情報と
定義されており、2つのMUX PDUに分割して伝送
することができない。よって、ITU−TのG.72
3.1をPHS回線伝送フレームで伝送する場合、必然
的に、PHS回線伝送フレームの2フレーム分におよぶ
MUX PDUとなる。
【0074】そこでこのような場合には、音声情報を含
むMUX PDUには、映像情報や他の情報、あるいは
ダミー情報を11オクテット付加することで、MUX
PDUの長さを図9に示すようにPHS回線伝送フレー
ムで伝送可能なバイト数の2倍とし、同一のPHS通信
回線伝送フレーム内で、次のMUX PDUと混在しな
いようにする。
【0075】具体的には、符号化速度6.3Kb/sで
あるITU−TのG.723.1の音声とMPEG−4
の映像とをITU−TのH.223で多重してPHS回
線で送信する場合、フレーム構造は例えば図10に示す
ようなものとする。
【0076】すなわち、ITU−TのG.723.1で
は符号化速度を6.3Kb/sとした場合、30ms
毎、つまりPHS回線伝送フレーム6回の間に、25バ
イトの音声情報を伝送する必要がある。
【0077】PHS回線伝送フレームの6フレームにつ
き連続する2フレームの期間には、フラグ、ヘッダおよ
び25バイトの音声情報のほかに、11オクテットの映
像情報を付加してMUX PDUを構成する。PHS回
線伝送フレームの6フレームにつき残りの4フレームに
関しては、音声情報を挿入する必要が無いから、16バ
イトの映像情報を挿入して、PHS回線伝送フレームと
同じ長さのMUX PDUを4つ構成する。
【0078】つまり、分割不可情報が通信回線伝送フレ
ームの1フレームで伝送可能なバイト数よりも大きくな
る場合は、フラグのバイト数、ヘッダのバイト数、およ
び分割不可情報のバイト数の和を通信回線伝送フレーム
の1フレームで伝送可能なバイト数で割った際の余りの
バイト数を、通信回線伝送フレームの1フレームで伝送
可能なバイト数から引いたバイト数だけ、映像情報など
の他の情報やダミー情報を付加することで、最小限の数
の通信回線伝送フレームの長さと同じ長さで1つのMU
X PDUを構成させることができる。
【0079】このようにして、MUX PDUの長さを
PHS回線伝送フレームの整数倍で、かつ分割不可情報
を収容可能な最小の長さ(分割不可情報がなければPH
S回線伝送フレームと同じ長さ)にし、PHS回線伝送
フレームに合わせることによって、無線チャネルの変更
によって通信回線伝送フレームの欠落、誤りが発生して
も、その影響を最小限に抑制することが可能となる。
【0080】この結果、映像の乱れを最低限に抑えるこ
とができる。また、発生した誤りが映像符号化方式が有
している誤り耐性の範囲に収まれば、映像を全く乱すこ
とが無くなる。
【0081】また、このようにMUX PDUの長さを
制限する処理は、チャネル変更期間中に限定しているの
で、無線チャネルの変更が行われない通常時には伝送す
べき情報に応じた適切な長さのMUX PDUを使用し
て効率の良い情報伝送が行える。
【0082】以上のような状態でチャネル変更期間中の
マルチメディア通信処理が行われる(図4中のS4)。
【0083】そして無線チャネルの変更が終了したなら
ば、チャネル変更側基地局は基地局制御ユニット13の
制御の下に、チャネル変更側端末に対して完了通知を行
う(図4中のS5)。またチャネル変更側基地局は基地
局制御ユニット13の制御の下に、非チャネル変更側端
末に対しても完了通知を行う(図4中のS6)。
【0084】PHSマルチメディア通信端末装置5は、
完了通知を受信すると、チャネル変更期間が終了したと
判定し、映像コーデック22の動作モードを変更後処理
モードに、また多重分離部27の動作モードを通常モー
ドにそれぞれ設定する。
【0085】このように動作モードが変更後処理モード
に設定されると映像コーデック22は、まず送信マクロ
ブロック履歴の記録を停止する。そして、映像コーデッ
ク22でエンコーダ22aは、この送信マクロブロック
履歴に基づいて、チャネル変更期間に送信が行われたマ
クロブロックを判定する。そしてチャネル変更期間に送
信が行われたマクロブロックについて優先してフレーム
内符号化を施し、これにより得られる映像情報を送信す
る。
【0086】以上のような状態が、チャネル変更完了後
のマルチメディア通信処理である(図4中のS7)。
【0087】そして、送信マクロブロック履歴に基づく
符号化・送信が一巡したならば、映像コーデック22は
動作モードを通常モードに移行し、3つの符号化方式を
マクロブロック毎に選択的に使用して得た映像情報を伝
送する通常のマルチメディア通信処理を実行する(図4
中のS8)。
【0088】このように、チャネル変更期間に映像情報
の伝送が行われたマクロブロック、すなわち無線チャネ
ルの変更の影響で欠落や誤りが生じた映像情報が伝わっ
たおそれのあるマクロブロックについては、無線チャネ
ルの変更が完了したのちに速やかに、フレーム内符号化
により得られる映像情報が伝送される。
【0089】従って、無線チャネルの変更の影響で欠落
や誤りが生じて映像の乱れが生じたとしても、無線チャ
ネルの変更が完了すれば、正しい映像が速やかに再生さ
れるようになり、映像が乱れている期間を最低限に抑え
ることが可能となる。
【0090】また本実施形態によれば、無線チャネルの
変更完了後にフレーム内符号化により得られる映像情報
を無条件に送信するのは、チャネル変更期間に映像情報
の伝送が行われたマクロブロックのみとしているので、
Iピクチャを送信する場合に比べて伝送情報量を最小限
に抑えることができ、伝送効率を高めることができる。
【0091】なお、以上のような処理を行う場合、チャ
ネル変更期間中における復号処理は無線チャネルの変更
完了後における復号処理には影響しないので、チャネル
変更期間中には映像コーデック22での復号を停止する
ようにしても良い。
【0092】あるいは、チャネル変更期間中において映
像コーデック22での復号を停止するのは、映像符号化
方式が持つ誤り耐性以上の伝送誤りを検出した場合のみ
としても良い。
【0093】なお、本発明は上記実施形態に限定される
ものではなく、以下のような種々の変形実施が可能であ
る。
【0094】(本発明の符号化装置および多重化送信装
置の適用先の第1変形例)本発明の符号化装置および多
重化送信装置は、ISDNマルチメディア通信端末装置
6に適用可能である。
【0095】この場合、例えば図13に示すように、図
3に示したPHSマルチメディア通信端末装置5の構成
におけるPHS回線インタフェース部28に代えて、I
SDN網2に収容されたISDN回線Lを接続するため
のISDN回線インタフェース部(ISDN回線IF
部)41を設けることで実現できる。
【0096】なお、ISDN回線インタフェース部41
は、ISDN回線Lを介しての通信を行うための各種の
呼処理を行うとともに、ISDN網2上に設定された通
信パスを介してデータの送受信を行う。
【0097】(本発明の符号化装置および多重化送信装
置の適用先の第2変形例)本発明の符号化装置および多
重化送信装置は、マルチメディア端末装置8に適用可能
である。
【0098】この場合例えば図14に示すように、図3
に示したPHSマルチメディア通信端末装置5の構成に
おけるPHS回線インタフェース部28に代えて、PH
S端末装置7のデータ通信ポートを接続するためのPH
Sデータ通信ポートインタフェース部(PHSデータ通
信ポートIF部)42を設けることで実現できる。
【0099】なお、PHSデータ通信ポートインタフェ
ース部42は、PHS端末装置7の通信機能を利用し
て、PHS網1上に設定された通信パスを介してのデー
タの送受信を行う。
【0100】(本発明の符号化装置および多重化送信装
置の適用先の第3変形例)本発明の符号化装置および多
重化送信装置は、ゲートウェイ装置4に適用可能であ
る。
【0101】この場合のゲートウェイ装置4の要部構成
を図15に示す。
【0102】この図に示すようにゲートウェイ装置4
は、ISDNインタフェース部(ISDN IF部)5
1、分離部52、映像デコーダ53、映像エンコーダ5
4、音声デコーダ55、音声エンコーダ56、多重部5
7、PHSインタフェース部(PHS IF部)58、
分離部59、映像デコーダ60、映像エンコーダ61、
音声デコーダ62、音声エンコーダ63、多重部64お
よびゲートウェイ制御部65を有している。
【0103】ISDNインタフェース部51は、ISD
N網2を介してデータ伝送を行うための周知の各種の処
理を行うものである。そしてISDN網2を介して到来
した伝送データは、このISDNインタフェース部51
によって取り込まれ、分離部52に与えられる。またI
SDNインタフェース部51は、多重部64から与えら
れる伝送データをISDN網2へと送出する。
【0104】分離部52は、ISDN網2を介して到来
した伝送データに多重化されている符号化映像情報、符
号化音声情報および、制御情報や他のデータ情報をそれ
ぞれ分離する。
【0105】映像デコーダ53は、分離部52から与え
られる符号化映像情報を復号して映像情報を再生し、こ
の再生した映像情報を映像エンコーダ54に与える。
【0106】映像エンコーダ54は、映像デコーダ53
から与えられる映像情報を、PHS網1側の事情に合わ
せた状態で再度符号化する。この映像エンコーダ54
は、本発明に係る符号化装置を適用して構成されるもの
であって、周知の一般的な手順による映像情報の符号化
を行う通常モードのほかに、それぞれ前記実施形態にお
ける映像コーデック22と同様な処理を行う変更中処理
モードおよび変更後処理モードを有している。
【0107】音声デコーダ55は、分離部52から与え
られる符号化音声情報を復号して音声情報を再生し、こ
の再生した音声情報を音声エンコーダ56に与える。
【0108】音声エンコーダ56は、音声デコーダ55
から与えられる音声情報を、PHS網1側の事情に合わ
せた状態で再度符号化する。
【0109】多重部57は、映像エンコーダ54から与
えられる符号化映像情報、音声エンコーダ56から与え
られる符号化音声情報、ならびに分離部52から与えら
れる制御情報およびその他のデータ情報を、PHS網1
側の事情に応じた状態で多重化してPHS網1を伝送す
るための伝送データを得、この伝送データをPHSイン
タフェース部58に与える。この多重部57は、本発明
に係る多重化送信装置を適用して構成されるものであっ
て、周知の一般的な手順による情報の多重化を行う通常
モードのほかに、前記実施形態における多重分離部27
と同様な処理を行う変更中処理モードを有している。
【0110】PHSインタフェース部58は、PHS網
1を介してデータ伝送を行うための周知の各種の処理を
行うものである。そして多重部57から与えられた伝送
データは、このPHSインタフェース部58によってP
HS網1へと送出される。またPHS網1を介して到来
した伝送データは、このPHSインタフェース部58に
よって取り込まれ、分離部59に与えられる。
【0111】分離部59は、PHS網1を介して到来し
た伝送データに多重化されている符号化映像情報、符号
化音声情報および、制御情報や他のデータ情報をそれぞ
れ分離する。
【0112】映像デコーダ60は、分離部59から与え
られる符号化映像情報を復号して映像情報を再生し、こ
の再生した映像情報を映像エンコーダ61に与える。
【0113】映像エンコーダ61は、映像デコーダ60
から与えられる映像情報を、ISDN網2側の事情に合
わせた状態で再度符号化する。
【0114】音声デコーダ62は、分離部59から与え
られる符号化音声情報を復号して音声情報を再生し、こ
の再生した音声情報を音声エンコーダ63に与える。
【0115】音声エンコーダ63は、音声デコーダ62
から与えられる音声情報を、ISDN網2側の事情に合
わせた状態で再度符号化する。
【0116】多重部64は、映像エンコーダ61から与
えられる符号化映像情報、音声エンコーダ63から与え
られる符号化音声情報、ならびに分離部59から与えら
れる制御情報およびその他のデータ情報を、ISDN網
2側の事情に応じた状態で多重化してISDN網2を伝
送するための伝送データを得、この伝送データをISD
Nインタフェース部51に与える。
【0117】ゲートウェイ制御部65は、PHS網1か
ら到来する信号をPHSインタフェース部58を介して
受け、予告通知および完了通知の到来を監視する。そし
てゲートウェイ制御部65は、予告通知到来後、完了通
知が到来するまでの間に、映像エンコーダ54および多
重部57の動作モードを変更中処理モードに設定すると
ともに、完了通知が到来したことに応じて映像エンコー
ダ54の動作モードを変更後処理モードに設定する。
【0118】なお、音声デコーダ55、音声エンコーダ
56、音声デコーダ62および音声エンコーダ63を有
していないゲートウェイ装置も存在するが、そのような
ゲートウェイ装置でも、上記と同様にして本発明を適用
できる。
【0119】また、映像デコーダ53、映像エンコーダ
54、音声デコーダ55、音声エンコーダ56、映像デ
コーダ60、映像エンコーダ61、音声デコーダ62お
よび音声エンコーダ63を有していないゲートウェイ装
置も存在するが、そのようなゲートウェイ装置でも、多
重部57に本発明の多重化送信装置を適用したものとし
て実現することができる。
【0120】(符号化処理の第1変形例)チャネル変更
期間中は、エンコーダ22aでの映像符号化/送信を停
止し、無線チャネルの変更が完了したならば、チャネル
変更期間に入る前の状態からの続きとしての映像符号化
処理を開始する。
【0121】このようにすれば、受信側での受信映像が
一時的に停止してしまうものの、映像コーデック22で
の処理を簡略化することが可能となる。
【0122】(符号化処理の第2変形例)無線チャネル
の変更完了後に、フレーム内符号化により得られる映像
情報だけで構成されるIピクチャを送信する。
【0123】このようにすれば、伝送情報量が増大して
伝送効率は低下してしまうものの、映像コーデック22
での処理を簡略化することが可能となる。
【0124】(符号化処理の第3変形例)図11に示す
ように、映像コーデック22内に重要領域検出部22c
を設け、ここで例えば顔が写っている領域などの重要領
域を検出する。そしてマクロブロックのそれぞれについ
て、重要領域を含んでいるか否かを示すフラグが設定さ
れた重要領域マクロブロック指定レジスタ22dのフラ
グを、重要領域検出部22cでの検出結果に基づいて設
定しておく。
【0125】無線チャネルの変更完了後には、AND回
路22eにより送信マクロブロック履歴と重要領域マク
ロブロック指定レジスタ22dのフラグとのAND論理
を取った結果に基づき、チャネル変更期間中に映像情報
の送信を行っており、かつ重要領域を含んでいるマクロ
ブロックに関してのみフレーム内符号化により得られる
映像情報を送信するようにする。
【0126】このようにすることにより、フレーム内符
号化により得られる映像情報を無条件に送信するマクロ
ブロック数をさらに減少することができ、伝送効率をさ
らに高めることができる。
【0127】ただし、非重要領域については画像が乱れ
る期間が長くなってしまうが、非重要領域は背景部分な
どであって、画像の乱れはあまり問題とならない。
【0128】(符号化処理の第4変形例)図11に示す
ように、映像コーデック22内に重要領域検出部22c
を設け、ここで例えば顔が写っている領域などの重要領
域を検出する。そしてマクロブロックのそれぞれについ
て、重要領域を含んでいるか否かを示すフラグが設定さ
れた重要領域マクロブロック指定レジスタ22dのフラ
グを、重要領域検出部22cでの検出結果に基づいて設
定しておく。
【0129】無線チャネルの変更完了後には、まずAN
D回路22eにより送信マクロブロック履歴と重要領域
マクロブロック指定レジスタ22dのフラグとのAND
論理を取った結果に基づき、チャネル変更期間中に映像
情報の送信を行っており、かつ重要領域を含んでいるマ
クロブロックを判定し、そのマクロブロックに関してフ
レーム内符号化により得られる映像情報を送信する。
【0130】そして続いて、NOT回路22fにより重
要領域マクロブロック指定レジスタ22dのフラグの論
理を反転したデータと、送信マクロブロック履歴とのA
ND論理をAND回路22gにより取った結果に基づ
き、チャネル変更期間中に映像情報の送信を行ってお
り、かつ重要領域を含んでいないマクロブロックを判定
し、そのマクロブロックに関してフレーム内符号化によ
り得られる映像情報を送信する。
【0131】このようにすることにより、フレーム内符
号化により得られる映像情報を無条件に送信するマクロ
ブロック数は前記実施形態と同じとなるが、画面中の重
要領域を優先して良好な画像に戻すことができる。
【0132】なお、この変形例および前記符号化処理の
第3変形例では、重要領域を映像から検出することとし
ているが、通常は画面中央が重要領域になる場合が多い
ので、このような重要領域となる確率が多い領域を重要
領域として固定的に定めておくことによって、構成を簡
略化することもできる。
【0133】(符号化処理の第5変形例)前記実施形態
にて、チャネル変更期間中は、フレーム間符号化で送信
すべきと判断されたマクロブロックのみをフレーム内符
号化で符号化する。これにより、送信する映像の情報量
を削減できる。
【0134】(符号化処理の第6変形例)図12に示す
ように、映像コーデック22内に重要領域検出部22c
を設け、ここで例えば顔が写っている領域などの重要領
域と、それ以外の非重要領域とに区別する。そしてエン
コーダ22aではチャネル変更期間中に、非重要領域の
マクロブロックのみを対象として3つの符号化方式を選
択的に適用して映像符号化し、送信する。このときの送
信結果を送信マクロブロック履歴に記録する。チャネル
変更完了後には、送信マクロブロック履歴に基づき、チ
ャネル変更期間中に送信されたマクロブロックに付い
て、フレーム内符号化により得られる映像情報を優先し
て送信する。
【0135】(符号化処理の第7変形例)前記符号化処
理の第6変形例にて、チャネル変更期間中は、送信すべ
きマクロブロックに関する映像符号化を、フレーム内符
号化に限定する。
【0136】(符号化処理の第8変形例)前記符号化処
理の第6変形例にて、チャネル変更期間中は、送信すべ
きマクロブロックに関する映像符号化を、フレーム間符
号化に限定する。
【0137】(符号化処理の第9変形例)図12に示す
ように、映像コーデック22内に重要領域検出部22c
を設け、ここで例えば顔が写っている領域などの重要領
域と、それ以外の非重要領域とに区別する。そしてエン
コーダ22aではチャネル変更期間中に、重要領域のマ
クロブロックのみを対象として3つの符号化方式を選択
的に適用して映像符号化し、送信する。このときの送信
結果を送信マクロブロック履歴に記録する。チャネル変
更完了後には、送信マクロブロック履歴に基づき、チャ
ネル変更期間中に送信されたマクロブロックに付いて、
フレーム内符号化により得られる映像情報を優先して送
信する。
【0138】(符号化処理の第10変形例)前記符号化
処理の第9変形例にて、チャネル変更期間中は、送信す
べきマクロブロックに関する映像符号化を、フレーム内
符号化に限定する。
【0139】(符号化処理の第11変形例)前記符号化
処理の第9変形例にて、チャネル変更期間中は、送信す
べきマクロブロックに関する映像符号化を、フレーム間
符号化に限定する。
【0140】(符号化処理の第12変形例)前記実施形
態および前記各変形例にて、送信される映像情報を、複
数のPピクチャに分割して送信する。
【0141】このように、1つの映像フレームの情報量
を小さくして送信することにより、チャネル変更期間中
の伝送誤りを要因とした、受信側での通信回線の伝送フ
レーム、マルチメディア伝送を実現するために映像情
報、音声情報、制御情報およびデータ情報を多重するI
TU−TのH.223の伝送フレームのフレーム構成の
破壊/誤認識による映像フレームの破壊/誤認識を最低
限に抑えることができる。
【0142】(符号化処理の第13変形例)チャネル変
更期間中は、非重要領域のマクロブロックのみフレーム
内符号化で符号化して送り、完了後に、重要領域と送信
履歴にある非重要領域のマクロブロックを優先してフレ
ーム内符号化で符号化して送信する。
【0143】(符号化処理の第14変形例)チャネル変
更期間中は、非重要領域のマクロブロックのみフレーム
間符号化で符号化して送り、完了後に、重要領域と送信
履歴にある非重要領域のマクロブロックを優先してフレ
ーム内符号化で符号化して送信する。
【0144】(予告通知および完了通知の第1変形例)
図16に示すシーケンスは、チャネル変更側基地局が、
チャネル変更側PHSマルチメディア通信端末装置に対
する予告通知S2および完了通知S5のみを行い、この
予告通知S2および完了通知S5を受けたチャネル変更
側端末が、非チャネル変更側端末へと予告通知S11お
よび完了通知S12を行うようにしたものである。
【0145】(予告通知および完了通知の第2変形例)
図17は、PHSマルチメディア通信端末装置5と図1
3に示す構成のISDNマルチメディア通信端末装置6
との間でのマルチメディア通信が行われる場合のシーケ
ンスを示している。
【0146】このケースでチャネル変更側基地局は、チ
ャネル変更側PHSマルチメディア通信端末装置に対す
る予告通知S2および完了通知S5を行うとともに、I
SDNマルチメディア通信端末装置6に対しても予告通
知S21および完了通知S22を行う。
【0147】(予告通知および完了通知の第3変形例)
図18は、図17と同様にPHSマルチメディア通信端
末装置5と図13に示す構成のISDNマルチメディア
通信端末装置6との間でのマルチメディア通信が行われ
る場合のシーケンスを示している。
【0148】ただしこのシーケンスは、チャネル変更側
基地局が、チャネル変更側PHSマルチメディア通信端
末装置に対する予告通知S2および完了通知S5のみを
行い、この予告通知S2および完了通知S5を受けたチ
ャネル変更側端末が、ISDNマルチメディア通信端末
装置6へと予告通知S31および完了通知S32を行う
ようにしたものである。
【0149】(予告通知および完了通知の第4変形例)
図19は、PHSマルチメディア通信端末装置5と図1
4に示す構成のマルチメディア端末装置8との間でのマ
ルチメディア通信が行われる場合のシーケンスを示して
いる。
【0150】このケースでチャネル変更側基地局は、チ
ャネル変更側PHSマルチメディア通信端末装置に対す
る予告通知S2および完了通知S5を行うとともに、マ
ルチメディア端末装置8が接続されたPHS端末装置7
(非チャネル変更側PHS端末)に対しても予告通知S
41および完了通知S42を行う。
【0151】PHS端末装置7は、予告通知S41およ
び完了通知S43を受けたことに応じて、接続されたマ
ルチメディア端末装置8に対して予告通知S42および
完了通知S44を行う。
【0152】(予告通知および完了通知の第5変形例)
図20は、図19と同様にPHSマルチメディア通信端
末装置5と図14に示す構成のマルチメディア端末装置
8との間でのマルチメディア通信が行われる場合のシー
ケンスを示している。
【0153】ただしこのシーケンスは、チャネル変更側
基地局が、チャネル変更側PHSマルチメディア通信端
末装置に対する予告通知S2および完了通知S5のみを
行い、この予告通知S2および完了通知S5を受けたチ
ャネル変更側端末が、非チャネル変更側PHS端末へと
予告通知S51および完了通知S52を行うようにした
ものである。
【0154】(予告通知および完了通知の第6変形例)
図21は、PHSマルチメディア通信端末装置5とIS
DNマルチメディア通信端末装置6との間でのマルチメ
ディア通信が行われる場合で、かつその通信パス中に介
在しているゲートウェイ装置4が図15に示す構成のも
のである場合のシーケンスを示している。
【0155】このケースでは、チャネル変更側端末との
マルチメディア通信処理S1は実質的にはゲートウェイ
装置4との間で行われ、これと並行してISDNマルチ
メディア通信端末装置6とゲートウェイ装置4との間で
マルチメディア通信処理S61が行われることとなる。
【0156】そしてこの場合においてチャネル変更側基
地局は、チャネル変更側PHSマルチメディア通信端末
装置に対する予告通知S2および完了通知S5を行うと
ともに、ゲートウェイ装置4に対しても予告通知S62
および完了通知S63を行う。
【0157】またチャネル変更中のマルチメディア通信
処理S4およびチャネル変更後のマルチメディア通信処
理S7は、チャネル変更側端末とゲートウェイ装置4と
の間で行われ、それらの処理が行われている際にISD
Nマルチメディア通信端末装置6とゲートウェイ装置4
との間では、通常のマルチメディア通信処理S61が継
続して行われる。
【0158】(予告通知および完了通知の第7変形例)
図22は、図21と同様にPHSマルチメディア通信端
末装置5とISDNマルチメディア通信端末装置6との
間でのマルチメディア通信が行われる場合で、かつその
通信パス中に介在しているゲートウェイ装置4が図15
に示す構成のものである場合のシーケンスを示してい
る。
【0159】ただしこのシーケンスは、チャネル変更側
基地局が、チャネル変更側PHSマルチメディア通信端
末装置に対する予告通知S2および完了通知S5のみを
行い、この予告通知S2および完了通知S5を受けたチ
ャネル変更側端末が、ゲートウェイ装置4へと予告通知
S71および完了通知S72を行うようにしたものであ
る。
【0160】(予告通知および完了通知の第8変形例)
図23は、PHSマルチメディア通信端末装置5と図1
4に示す構成のマルチメディア端末装置8との間でのマ
ルチメディア通信が行われる場合であり、かつマルチメ
ディア端末装置8が接続されたPHS端末装置7が使用
している無線チャネルに関するチャネル変更が行われる
場合のシーケンスを示している。
【0161】このケースでは、チャネル変更の必要が生
じたことに応じてチャネル変更側基地局が、チャネル変
更側であるPHS端末装置7に対して予告通知S81を
行うとともに、非チャネル変更側であるPHSマルチメ
ディア通信端末装置5に対しても予告通知S82を行
う。PHS端末装置7は予告通知S81を受けると、接
続されているマルチメディア端末装置8に対して予告通
知S83を行う。
【0162】また無線チャネルの変更が完了したなら
ば、チャネル変更側基地局が、チャネル変更側であるP
HS端末装置7に対して完了通知S84を行うととも
に、非チャネル変更側であるPHSマルチメディア通信
端末装置5に対しても完了通知S84を行う。PHS端
末装置7は完了通知S84を受けると、接続されている
マルチメディア端末装置8に対して完了通知S86を行
う。
【0163】(予告通知および完了通知の第9変形例)
図24は、図23と同様にPHSマルチメディア通信端
末装置5と図14に示す構成のマルチメディア端末装置
8との間でのマルチメディア通信が行われる場合であ
り、かつマルチメディア端末装置8が接続されたPHS
端末装置7が使用している無線チャネルに関するチャネ
ル変更が行われる場合のシーケンスを示している。
【0164】ただしこのシーケンスは、チャネル変更側
基地局が、チャネル変更側であるPHS端末装置7に対
する予告通知S81および完了通知S84のみを行う。
そして、この予告通知S81および完了通知S84に応
じての予告通知S83および完了通知S86がなされた
ことに応じてチャネル変更側のマルチメディア端末装置
8が、非チャネル変更側であるPHSマルチメディア通
信端末装置5へと予告通知S91および完了通知S92
を行うようにしたものである。
【0165】(予告通知および完了通知の第10変形
例)非チャネル変更側のPHSマルチメディア通信端末
装置5、PHS端末装置7やマルチメディア端末装置8
への予告通知や完了通知は、一旦、チャネル変更側基地
局から非チャネル変更側基地局へと予告通知や完了通知
を行い、これ応じて非チャネル変更側基地局が、非チャ
ネル変更側のPHSマルチメディア通信端末装置5、P
HS端末装置7やマルチメディア端末装置8への予告通
知や完了通知を行うようにする。このとき、チャネル変
更側基地局から非チャネル変更側基地局への予告通知や
完了通知は、例えばユーザ・ユーザ間情報通知やパケッ
ト通信などのPHS基地局9間もしくはPHS基地局9
−ゲートウェイ装置4間の通信手段を用いて行えばよ
い。また非チャネル変更側基地局から、非チャネル変更
側のPHSマルチメディア通信端末装置5、PHS端末
装置7やマルチメディア端末装置8への予告通知や完了
通知は、無線管理や位置登録などのプロトコルで利用す
る制御チャネルを利用して中継すればよい。
【0166】(予告通知および完了通知の第11変形
例)PHSマルチメディア通信端末装置5やPHS端末
装置7がチャネル変更の要否を判定し、相手端末側に向
けて自律的に予告通知や完了通知を行うようにする。
【0167】(予告通知および完了通知の第11変形
例)網側からの予告通知および完了通知は、PHS基地
局9が行うものとしているが、各PHS端末の位置管理
を行う管理センタなどのような別の場所から予告通知お
よび完了通知を行うようにしても良い。
【0168】(他の変形例)上記実施形態では、無線通
信網としてPHS網で説明したが、これに限定されず、
他の無線通信網に対しても適用できる。
【0169】また、映像、音声の多重方式にITU−T
のH.223の多重方式で説明しているが、これについ
ても、H.223の多重方式に限定されず、ITU−T
のH.221や他の多重方式を利用したマルチメディア
通信端末に対しても適用できる。
【0170】また上記実施形態では、MUX PDUの
ヘッダを2バイト、音声を送るために必要な付加情報を
1バイトとしたが、これはオプションの設定により、そ
れぞれ3バイト、2バイトに設定することが可能であ
る。
【0171】また、ダミー情報の具体的な挿入の方法と
しては、 (1) 有効なユーザ情報がないMUX PDUを付加す
る。 (2) 無効データとして破棄される多重テーブル設定で、
MUX PDUを構築する。 (3) 映像情報、音声情報、データ情報、制御情報などの
ユーザ情報の中に、無効データを付加し、上位の処理部
で無効データとして破棄させる。 などの変形例が考えられる。
【0172】また上記実施形態では、予告通知と完了通
知の両方を行うようにしているが、予告通知のみを行
い、完了通知を行わないようにしても良い。この場合、
予告通知がなされた時点からの一定時間をチャネル変更
中として判定することで、チャネル変更中の処理やチャ
ネル変更後の処理をそれぞれ行うことが可能である。ま
た符号化処理の第2変形例のように、チャネル変更中の
処理を行わないのであれば、完了通知のみを行うように
しても良い。
【0173】また上記実施形態では、MUX PDUの
フレーム長をPHS回線伝送フレームに合わせる処理を
チャネル変更期間中にのみ行うようにしているが、チャ
ネル変更期間中だけでなく、常に行うようにしても良
い。
【0174】また上記実施形態では、PHS回線伝送フ
レームのうちで、自端末に割り当てられているタイムス
ロットの先頭に、MUX PDUに先だって配置するフ
ラグの先頭のタイミングを合致させるようにしている
が、この処理は行わなくても良い。
【0175】また上記実施形態では、符号化の制御と多
重化の制御との双方を行うものとしているが、いずれか
一方のみを行うものとしても良い。
【0176】このほか、本発明の要旨を逸脱しない範囲
で種々の変形実施が可能である。
【0177】
【発明の効果】本発明は、所定の通信網中を少なくとも
一部で無線チャネルを介して、所定の符号化装置により
例えばフレーム間符号化方式などの所定の符号化方式で
符号化された映像情報を伝送するもので、かつ前記無線
チャネルの変更を、例えばハンドオーバ処理やチャネル
切り替え処理の際などに必要に応じて行う通信システム
において、例えばPHS基地局や各種のPHS通信端末
装置などに、前記無線チャネルの変更が行われる場合
に、その変更の行われるタイミングを示す例えば予告通
知や完了通知などの所定のタイミング通知を、変更が行
われる無線チャネルを含む通信パス上を伝送される映像
情報の符号化を行っている前記符号化装置に対して行う
変更タイミング通知手段を備えた。
【0178】また前記符号化装置に、前記変更タイミン
グ通知手段により通知されたタイミングに基づく所定の
タイミングで、チャネルの変更の完了後における前記映
像情報の復号を、チャネルの変更が行われている際に伝
送された映像情報に拘わらずに行うことを可能とするべ
く前記符号化の処理を制御する符号化制御手段を備え
た。
【0179】これにより、無線チャネルの変更の終了後
に、例えば映像の時間的相関を用いていない符号化方式
で符号化された映像情報を伝送するなどの手法によっ
て、受信側では無線チャネルの変更の影響を受けた映像
情報に拘わらずに映像の再生を行うことが可能とされ、
時間的相関を利用した符号化方式により符号化された映
像情報に、無線回線のチャネルの変更がなされたことに
起因して映像情報の誤りや欠落が生じた場合でも、その
後速やかに受信側で正しい映像を再生できる状態に復帰
させることができ、画像の乱れを最低限の抑えることが
可能となる。
【0180】また本発明は、所定の符号化方式で符号化
された映像情報とその他の任意のデータとを任意の論理
伝送フレーム長を持つ所定の論理伝送フレーム構成で多
重化するとともに、所定の付加情報を付加することで多
重化送信装置で得られた伝送データを、一定の物理伝送
フレーム長を持つ所定の物理伝送フレーム構成にフレー
ム化した状態で、所定の通信網中を少なくとも一部で無
線回線を介して伝送するもので、かつ前記無線チャネル
の変更を必要に応じて行う通信システムにおいて、前記
無線チャネルの変更が行われる場合に、その変更の行わ
れるタイミングを示す所定のタイミング通知を、変更が
行われる無線チャネルを含む通信パス上を伝送される映
像情報の符号化を行っている前記多重化送信装置に対し
て行う変更タイミング通知手段を備えた。
【0181】また前記多重化送信装置に、前記変更タイ
ミング通知手段により通知されたタイミングに基づく所
定の期間に、あるいは常時、前記映像情報と多重化する
データに複数の論理伝送フレームに分割できない所定の
分割不可情報が含まれていなければ、前記論理伝送フレ
ーム長と前記付加情報の長さとの合計を前記物理伝送フ
レーム長以下とし、また前記映像情報と多重化するデー
タに前記分割不可情報が含まれているならば、前記論理
伝送フレーム長と前記付加情報の長さとの合計を、前記
分割不可情報の長さと前記付加情報の長さとの合計以上
で、かつ前記物理伝送フレームの長さの整数倍の長さの
うちで前記分割不可情報の長さよりも大きくて最小であ
る長さ以下の所定の長さとするよう前記多重化を制御す
る多重化制御手段を備えた。
【0182】これにより、1つの論理伝送フレームのう
ちで1つの物理伝送フレームからはみ出す量が少量であ
る状態となるように論理伝送フレームが形成され、この
論理伝送フレーム構成の映像情報が伝送されるので、無
線回線のチャネルの変更がなされたことに起因して物理
伝送フレームが無効になっても、その無効となった物理
伝送フレームから他の物理伝送フレームに渡って位置し
ているために、正しく伝送された物理伝送フレームに含
まれる情報で無効となってしまう情報は少なく、この結
果、無線回線のチャネルの変更がなされたことに起因し
ての伝送データの誤りや欠落が生じた場合に無効となっ
てしまう情報量を最低限に抑えることが可能となる。
【0183】また、符号化方式は上記実施形態に挙げた
ものには限定されない。
【0184】また上記実施形態では、映像情報と多重化
するデータに分割不可情報が含まれている場合と、含ま
れていない場合との両方があり得るものとして説明して
いるが、いずれか一方のみに対応するようにすることも
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の通信システムを適用して構成されたマ
ルチメディア通信システムの全体構成を示す図。
【図2】図1中のPHS基地局9の要部構成を示すブロ
ック図。
【図3】図1中のPHSマルチメディア通信端末装置5
の要部構成を示すブロック図。
【図4】PHSマルチメディア通信端末装置5どうしの
間でのマルチメディア通信が行われる場合で、かつ各P
HSマルチメディア通信端末装置5への予告通知および
完了通知をチャネル変更側基地局が行う場合のシーケン
スを示す図。
【図5】図3中の映像コーデック22にて映像符号化を
行う部分の要部構成を示す図。
【図6】チャネル変更期間中でのMUX PDUとPH
S回線伝送フレームとの関係を示す図。
【図7】符号化速度8kb/sであるITU−TのG.
729の音声とMPEG−4の映像とをITU−Tの
H.223で多重してPHS回線で送信する場合のフレ
ーム構造を示す図。
【図8】ダミーデータによるMUX PDUの長さの調
整の様子を示す図。
【図9】チャネル変更期間中での音声情報を含むMUX
PDUとPHS回線伝送フレームとの関係を示す図。
【図10】符号化速度6.3Kb/sであるITU−T
のG.723.1の音声とMPEG−4の映像とをIT
U−TのH.223で多重してPHS回線で送信する場
合のフレーム構造を示す図。
【図11】図3中の映像コーデック22にて映像符号化
を行う部分の、符号化処理の第4変形例を実現するため
の構成を示す図。
【図12】図3中の映像コーデック22にて映像符号化
を行う部分の、符号化処理の第6変形例や符号化処理の
第9変形例を実現するための構成を示す図。
【図13】本発明の符号化装置および多重化送信装置を
適用して構成されたISDNマルチメディア通信端末装
置6の要部構成を示すブロック図。
【図14】本発明の符号化装置および多重化送信装置を
適用して構成されたマルチメディア端末装置8の要部構
成を示すブロック図。
【図15】本発明の符号化装置および多重化送信装置を
適用して構成されたゲートウェイ装置4の要部構成を示
すブロック図。
【図16】予告通知および完了通知の第1変形例におけ
るシーケンスを示す図。
【図17】予告通知および完了通知の第2変形例におけ
るシーケンスを示す図。
【図18】予告通知および完了通知の第3変形例におけ
るシーケンスを示す図。
【図19】予告通知および完了通知の第4変形例におけ
るシーケンスを示す図。
【図20】予告通知および完了通知の第5変形例におけ
るシーケンスを示す図。
【図21】予告通知および完了通知の第6変形例におけ
るシーケンスを示す図。
【図22】予告通知および完了通知の第7変形例におけ
るシーケンスを示す図。
【図23】予告通知および完了通知の第8変形例におけ
るシーケンスを示す図。
【図24】予告通知および完了通知の第9変形例におけ
るシーケンスを示す図。
【図25】QCIFの画面におけるマクロブロックへの
分割状況と、各マクロブロックの処理順序を示す図。
【図26】PHS回線伝送フレーム上にITU−Tの
H.223のAnnexBに記載される方式のMUX
PDUを送信した場合の関係を示す図。
【符号の説明】
1…PHS網 2…ISDN網 3…他ネットワーク 4…ゲートウェイ装置 5…PHSマルチメディア通信端末装置 6…ISDNマルチメディア通信端末装置 7…PHS端末装置 8…マルチメディア端末装置 9…PHS基地局 11…PHS通信ユニット 12…信号処理ユニット 13…基地局制御ユニット 21…端末制御部 22…映像コーデック 22a…エンコーダ 22b…フラグテーブル 22c…重要領域検出部 22d…重要領域マクロブロック指定レジスタ 22e,22g…AND回路 22f…NOT回路 23…LCDインタフェース部(LCD IF部) 25…カメラ部 26…カメラインタフェース部(カメラIF部) 27…多重分離部 28…PHS回線インタフェース部(PHS回線IF
部) 29…アンテナ 30…音声コーデック 31…マイク 32…マイクインタフェース部(マイクIF部) 33…スピーカインタフェース部(スピーカIF部) 34…スピーカ 35…操作部 36…操作入力制御回路部 37…主バス 38,39,40…同期バス 41…ISDN回線インタフェース部(ISDN回線I
F部) 42…PHSデータ通信ポートインタフェース部(PH
Sデータ通信IF部) 51…ISDNインタフェース部(ISDN IF部) 52…分離部 映像エンコーダ54 53…映像デコーダ 54…映像エンコーダ 55…音声デコーダ 56…音声エンコーダ 57…多重部 58…PHSインタフェース部(PHS IF部) 59…分離部 60…映像デコーダ 61…映像エンコーダ 62…音声デコーダ 63…音声エンコーダ 64…多重部 65…ゲートウェイ制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 片岡 好広 東京都日野市旭が丘3丁目1番地の1 株 式会社東芝日野工場内 (72)発明者 川勝 裕和 神奈川県川崎市幸区柳町70番地 株式会社 東芝柳町工場内 Fターム(参考) 5C059 KK01 PP05 PP06 RA04 RB19 SS10 5C063 AB03 AB07 AC01 AC05 CA11 CA12 CA20 CA23 CA40 5K101 KK04 LL12 MM01 NN06 NN18 TT06 VV04

Claims (30)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定の通信網中を少なくとも一部で無線
    チャネルを介して、所定の符号化装置により所定の符号
    化方式で符号化された映像情報を伝送するもので、かつ
    前記無線チャネルの変更を必要に応じて行う通信システ
    ムにおいて、 前記無線チャネルの変更が行われる場合に、その変更の
    行われるタイミングを示す所定のタイミング通知を、変
    更が行われる無線チャネルを含む通信パス上を伝送され
    る映像情報の符号化を行っている前記符号化装置に対し
    て行う変更タイミング通知手段と、 前記符号化装置に設けられ、前記変更タイミング通知手
    段により通知されたタイミングに基づく所定のタイミン
    グで、チャネルの変更の完了後における前記映像情報の
    復号を、チャネルの変更が行われている際に伝送された
    映像情報に拘わらずに行うことを可能とするべく前記符
    号化の処理を制御する符号化制御手段とを具備したこと
    を特徴とする通信システム。
  2. 【請求項2】 所定の符号化方式で符号化された映像情
    報とその他の任意のデータとを任意の論理伝送フレーム
    長を持つ所定の論理伝送フレーム構成で多重化するとと
    もに、所定の付加情報を付加して多重化送信装置で得ら
    れた伝送データを、一定の物理伝送フレーム長を持つ所
    定の物理伝送フレーム構成にフレーム化した状態で、所
    定の通信網中を少なくとも一部で無線回線を介して伝送
    するもので、かつ前記無線チャネルの変更を必要に応じ
    て行う通信システムにおいて、 前記無線チャネルの変更が行われる場合に、その変更の
    行われるタイミングを示す所定のタイミング通知を、変
    更が行われる無線チャネルを含む通信パス上を伝送され
    る映像情報の符号化を行っている前記多重化送信装置に
    対して行う変更タイミング通知手段と、 前記多重化送信装置に設けられ、前記変更タイミング通
    知手段により通知されたタイミングに基づく所定の期間
    に、前記映像情報と多重化するデータに複数の論理伝送
    フレームに分割できない所定の分割不可情報が含まれて
    いなければ、前記論理伝送フレーム長と前記付加情報の
    長さとの合計を前記物理伝送フレーム長以下とし、また
    前記映像情報と多重化するデータに前記分割不可情報が
    含まれているならば、前記論理伝送フレーム長と前記付
    加情報の長さとの合計を、前記分割不可情報の長さと前
    記付加情報の長さとの合計以上で、かつ前記物理伝送フ
    レームの長さの整数倍の長さのうちで前記分割不可情報
    の長さよりも大きくて最小である長さ以下の所定の長さ
    とするよう前記多重化を制御する多重化制御手段とを具
    備したことを特徴とする通信システム。
  3. 【請求項3】 所定の符号化方式で符号化された映像情
    報とその他の任意のデータとを任意の論理伝送フレーム
    長を持つ所定の論理伝送フレーム構成で多重化するとと
    もに、所定の付加情報を付加して多重化送信装置で得ら
    れた伝送データを、一定の物理伝送フレーム長を持つ所
    定の物理伝送フレーム構成にフレーム化した状態で、所
    定の通信網中を少なくとも一部で無線回線を介して伝送
    するもので、かつ前記無線チャネルの変更を必要に応じ
    て行う通信システムにおいて、 前記無線チャネルの変更が行われる場合に、その変更の
    行われるタイミングを示す所定のタイミング通知を、変
    更が行われる無線チャネルを含む通信パス上を伝送され
    る映像情報の符号化を行っている前記多重化送信装置に
    対して行う変更タイミング通知手段と、 前記多重化送信装置に設けられ、前記変更タイミング通
    知手段により通知されたタイミングに基づく所定の期間
    に、前記論理伝送フレーム長と前記付加情報の長さとの
    合計を前記物理伝送フレーム長以下とするよう前記多重
    化を制御する多重化制御手段とを具備したことを特徴と
    する通信システム。
  4. 【請求項4】 所定の符号化方式で符号化された映像情
    報とその他の任意のデータとを任意の論理伝送フレーム
    長を持つ所定の論理伝送フレーム構成で多重化するとと
    もに、所定の付加情報を付加して多重化送信装置で得ら
    れた伝送データを、一定の物理伝送フレーム長を持つ所
    定の物理伝送フレーム構成にフレーム化した状態で、所
    定の通信網中を少なくとも一部で無線回線を介して伝送
    するもので、かつ前記無線チャネルの変更を必要に応じ
    て行う通信システムにおいて、 前記無線チャネルの変更が行われる場合に、その変更の
    行われるタイミングを示す所定のタイミング通知を、変
    更が行われる無線チャネルを含む通信パス上を伝送され
    る映像情報の符号化を行っている前記多重化送信装置に
    対して行う変更タイミング通知手段と、 前記多重化送信装置に設けられ、前記変更タイミング通
    知手段により通知されたタイミングに基づく所定の期間
    に、前記論理伝送フレーム長と前記付加情報の長さとの
    合計を、前記分割不可情報の長さと前記付加情報の長さ
    との合計以上で、かつ前記物理伝送フレームの長さの整
    数倍の長さのうちで前記分割不可情報の長さよりも大き
    くて最小である長さ以下の所定の長さとするよう前記多
    重化を制御する多重化制御手段とを具備したことを特徴
    とする通信システム。
  5. 【請求項5】 前記変更タイミング通知手段は、前記無
    線チャネルの変更を行う必要が生じたことに応じて、そ
    の旨を示す予告通知を前記符号化装置または前記多重化
    送信装置に対して行うものであることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信システム。
  6. 【請求項6】 前記変更タイミング通知手段は、前記無
    線チャネルの変更が完了したことに応じて、その旨を示
    す完了通知を前記符号化装置または前記多重化送信装置
    に与えるものであることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の通信システム。
  7. 【請求項7】 前記変更タイミング通知手段は、前記通
    信網中に設けられることを特徴とする請求項1乃至請求
    項4のいずれかに記載の通信システム。
  8. 【請求項8】 前記通信網中で前記変更タイミング通知
    手段が設けられるのは、所定の無線通信装置を前記無線
    チャネルを介して前記通信網に接続するための無線基地
    局であることを特徴とする請求項7に記載の通信システ
    ム。
  9. 【請求項9】 前記変更タイミング通知手段は、前記無
    線チャネルを介して前記通信網に接続される無線通信装
    置に設けられることを特徴とする請求項1乃至請求項4
    のいずれかに記載の通信システム。
  10. 【請求項10】 前記変更タイミング通知手段は、自己
    が設けられた前記無線通信装置に対して前記通信網を介
    して接続された通信相手に対して前記タイミング通知を
    行うことを特徴とする請求項9に記載の通信システム。
  11. 【請求項11】 前記変更タイミング通知手段は、自己
    が設けられた前記無線通信装置に直接的に接続された所
    定の端末装置に対して前記タイミング通知を行うことを
    特徴とする請求項9に記載の通信システム。
  12. 【請求項12】 前記変更タイミング通知手段は、前記
    無線チャネルの変更が行われるタイミングを自己判定し
    て前記タイミング通知を行うことを特徴とする請求項請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信システム。
  13. 【請求項13】 前記変更タイミング通知手段は、前記
    無線チャネルの変更が行われるタイミングの通知を外部
    から受けたことに応じて前記タイミング通知を行うこと
    を特徴とする請求項請求項1乃至請求項4のいずれかに
    記載の通信システム。
  14. 【請求項14】 前記符号化装置または前記多重化送信
    装置は、前記無線チャネルを介して前記通信網に接続さ
    れる無線通信端末装置に設けられることを特徴とする請
    求項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信システム。
  15. 【請求項15】 前記符号化装置または前記多重化送信
    装置は、所定の有線回線を介して前記通信網に接続され
    る有線通信端末装置に設けられることを特徴とする請求
    項1乃至請求項4のいずれかに記載の通信システム。
  16. 【請求項16】 前記符号化装置または前記多重化送信
    装置は、前記無線チャネルまたは所定の有線回線を介し
    て前記通信網に接続される通信装置に接続され、その通
    信装置を介して映像伝送を行う端末装置に設けられるこ
    とを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記載
    の通信システム。
  17. 【請求項17】 前記符号化装置または前記多重化送信
    装置は、前記通信網中のゲートウェイ装置に設けられる
    ことを特徴とする請求項1乃至請求項4のいずれかに記
    載の通信システム。
  18. 【請求項18】 少なくとも一部で無線チャネルを介し
    て情報伝送が行われる所定の通信網で情報伝送を行うも
    ので、前記無線チャネルの変更が行われる場合に、その
    変更の行われるタイミングを示す所定のタイミング通知
    を、変更が行われる無線チャネルを含む通信パス上を伝
    送される映像情報の符号化を行っている符号化装置に対
    して行う変更タイミング通知手段を備えた通信システム
    にて用いられるもので、 前記通信網を伝送するために、映像情報を所定の符号化
    方式で符号化する符号化装置であって、 前記変更タイミング通知手段により通知されたタイミン
    グに基づく所定のタイミングで、チャネルの変更の完了
    後における前記映像情報の復号を、チャネルの変更が行
    われている際に伝送された映像情報に拘わらずに行うこ
    とを可能とするべく前記符号化の処理を制御する符号化
    制御手段を備えたことを特徴とする符号化装置。
  19. 【請求項19】 符号化装置は、一画面分の映像情報を
    複数のマクロブロックに分割して、これらのマクロブロ
    ックそれぞれについて、 (1) 映像の時間的相関を利用した第1符号化方式で符号
    化。 (2) 映像の空間的相関を利用した第2符号化方式で符号
    化。 (3) 伝送しない。 なる処理形態を選択的に適用するものであり、かつ前記
    符号化制御手段は、無線チャネルの変更が行われている
    期間に前記第1符号化方式または前記第2符号化方式で
    の符号化が行われたマクロブロックについては、無線チ
    ャネルの変更の終了後に優先して前記第2符号化方式で
    符号化するよう符号化処理を制御することを特徴とする
    請求項18に記載の符号化装置。
  20. 【請求項20】 前記符号化制御手段は、無線チャネル
    の変更が行われている期間に前記第1符号化方式または
    前記第2符号化方式での符号化が行われたマクロブロッ
    クのうちで、所定の重要領域を含むマクロブロックにつ
    いての前記第2符号化方式で符号化を最優先し、その後
    に前記所定の重要領域を含まないマクロブロックについ
    ての前記第2符号化方式で符号化するように符号化処理
    を制御することを特徴とする請求項19に記載の符号化
    装置。
  21. 【請求項21】 前記符号化制御手段は、無線チャネル
    の変更の終了後に優先して前記第2符号化方式で符号化
    するマクロブロックを、無線チャネルの変更が行われて
    いる期間に前記第1符号化方式または前記第2符号化方
    式での符号化が行われたマクロブロックのうちで所定の
    重要領域を含むマクロブロックのみに限定することを特
    徴とする請求項19に記載の符号化装置。
  22. 【請求項22】 伝送データを、一定の物理伝送フレー
    ム長を持つ所定の物理伝送フレーム構成にフレーム化し
    た状態で、所定の通信網中を少なくとも一部で無線回線
    を介して伝送するもので、かつ前記無線チャネルの変更
    を必要に応じて行うもので、かつ前記無線チャネルの変
    更が行われる場合に、その変更の行われるタイミングを
    示す所定のタイミング通知を、変更が行われる無線チャ
    ネルを含む通信パス上を伝送される映像情報の符号化を
    行っている多重化送信装置に対して行う変更タイミング
    通知手段を備えた通信システムにおいて用いられ、 所定の符号化方式で符号化された映像情報とその他の任
    意のデータとを任意の論理伝送フレーム長を持つ所定の
    論理伝送フレーム構成で多重化するとともに、所定の付
    加情報を付加することで前記通信システムで伝送する伝
    送データを生成する多重化送信装置であって、 前記変更タイミング通知手段により通知されたタイミン
    グに基づく所定の期間に、前記映像情報と多重化するデ
    ータに複数の論理伝送フレームに分割できない所定の分
    割不可情報が含まれていなければ、前記論理伝送フレー
    ム長と前記付加情報の長さとの合計を前記物理伝送フレ
    ーム長以下とし、また前記映像情報と多重化するデータ
    に前記分割不可情報が含まれているならば、前記論理伝
    送フレーム長と前記付加情報の長さとの合計を、前記分
    割不可情報の長さと前記付加情報の長さとの合計以上
    で、かつ前記物理伝送フレームの長さの整数倍の長さの
    うちで前記分割不可情報の長さよりも大きくて最小であ
    る長さ以下の所定の長さとするよう前記多重化を制御す
    る多重化制御手段を備えたことを特徴とする多重化送信
    装置。
  23. 【請求項23】 伝送データを、一定の物理伝送フレー
    ム長を持つ所定の物理伝送フレーム構成にフレーム化し
    た状態で、所定の通信網中を少なくとも一部で無線回線
    を介して伝送するもので、かつ前記無線チャネルの変更
    を必要に応じて行うもので、かつ前記無線チャネルの変
    更が行われる場合に、その変更の行われるタイミングを
    示す所定のタイミング通知を、変更が行われる無線チャ
    ネルを含む通信パス上を伝送される映像情報の符号化を
    行っている多重化送信装置に対して行う変更タイミング
    通知手段を備えた通信システムにおいて用いられ、 所定の符号化方式で符号化された映像情報とその他の任
    意のデータとを任意の論理伝送フレーム長を持つ所定の
    論理伝送フレーム構成で多重化するとともに、所定の付
    加情報を付加することで前記通信システムで伝送する伝
    送データを生成する多重化送信装置であって、 前記変更タイミング通知手段により通知されたタイミン
    グに基づく所定の期間に、前記論理伝送フレーム長と前
    記付加情報の長さとの合計を前記物理伝送フレーム長以
    下とするよう前記多重化を制御する多重化制御手段を備
    えたことを特徴とする多重化送信装置。
  24. 【請求項24】 伝送データを、一定の物理伝送フレー
    ム長を持つ所定の物理伝送フレーム構成にフレーム化し
    た状態で、所定の通信網中を少なくとも一部で無線回線
    を介して伝送するもので、かつ前記無線チャネルの変更
    を必要に応じて行うもので、かつ前記無線チャネルの変
    更が行われる場合に、その変更の行われるタイミングを
    示す所定のタイミング通知を、変更が行われる無線チャ
    ネルを含む通信パス上を伝送される映像情報の符号化を
    行っている多重化送信装置に対して行う変更タイミング
    通知手段を備えた通信システムにおいて用いられ、 所定の符号化方式で符号化された映像情報とその他の任
    意のデータとを任意の論理伝送フレーム長を持つ所定の
    論理伝送フレーム構成で多重化するとともに、所定の付
    加情報を付加することで前記通信システムで伝送する伝
    送データを生成する多重化送信装置であって、 前記変更タイミング通知手段により通知されたタイミン
    グに基づく所定の期間に、前記論理伝送フレーム長と前
    記付加情報の長さとの合計を、前記分割不可情報の長さ
    と前記付加情報の長さとの合計以上で、かつ前記物理伝
    送フレームの長さの整数倍の長さのうちで前記分割不可
    情報の長さよりも大きくて最小である長さ以下の所定の
    長さとするよう前記多重化を制御する多重化制御手段を
    備えたことを特徴とする多重化送信装置。
  25. 【請求項25】 伝送データを、一定の物理伝送フレー
    ム長を持つ所定の物理伝送フレーム構成にフレーム化し
    た状態で、所定の通信網中を少なくとも一部で無線回線
    を介して伝送するもので、かつ前記無線チャネルの変更
    を必要に応じて行う通信システムにおいて用いられ、 所定の符号化方式で符号化された映像情報とその他の任
    意のデータとを任意の論理伝送フレーム長を持つ所定の
    論理伝送フレーム構成で多重化するとともに、所定の付
    加情報を付加することで前記通信システムで伝送する伝
    送データを生成する多重化送信装置であって、 前記映像情報と多重化するデータに複数の論理伝送フレ
    ームに分割できない所定の分割不可情報が含まれていな
    ければ、前記論理伝送フレーム長と前記付加情報の長さ
    との合計を前記物理伝送フレーム長以下とし、また前記
    映像情報と多重化するデータに前記分割不可情報が含ま
    れているならば、前記論理伝送フレーム長と前記付加情
    報の長さとの合計を、前記分割不可情報の長さと前記付
    加情報の長さとの合計以上で、かつ前記物理伝送フレー
    ムの長さの整数倍の長さのうちで前記分割不可情報の長
    さよりも大きくて最小である長さ以下の所定の長さとす
    るよう前記多重化を制御する多重化制御手段を備えたこ
    とを特徴とする多重化送信装置。
  26. 【請求項26】 伝送データを、一定の物理伝送フレー
    ム長を持つ所定の物理伝送フレーム構成にフレーム化し
    た状態で、所定の通信網中を少なくとも一部で無線回線
    を介して伝送するもので、かつ前記無線チャネルの変更
    を必要に応じて行う通信システムにおいて用いられ、 所定の符号化方式で符号化された映像情報とその他の任
    意のデータとを任意の論理伝送フレーム長を持つ所定の
    論理伝送フレーム構成で多重化するとともに、所定の付
    加情報を付加することで前記通信システムで伝送する伝
    送データを生成する多重化送信装置であって、 前記論理伝送フレーム長と前記付加情報の長さとの合計
    を前記物理伝送フレーム長以下とするよう前記多重化を
    制御する多重化制御手段を備えたことを特徴とする多重
    化送信装置。
  27. 【請求項27】 伝送データを、一定の物理伝送フレー
    ム長を持つ所定の物理伝送フレーム構成にフレーム化し
    た状態で、所定の通信網中を少なくとも一部で無線回線
    を介して伝送するもので、かつ前記無線チャネルの変更
    を必要に応じて行う通信システムにおいて用いられ、 所定の符号化方式で符号化された映像情報とその他の任
    意のデータとを任意の論理伝送フレーム長を持つ所定の
    論理伝送フレーム構成で多重化するとともに、所定の付
    加情報を付加することで前記通信システムで伝送する伝
    送データを生成する多重化送信装置であって、 前記論理伝送フレーム長と前記付加情報の長さとの合計
    を、前記分割不可情報の長さと前記付加情報の長さとの
    合計以上で、かつ前記物理伝送フレームの長さの整数倍
    の長さのうちで前記分割不可情報の長さよりも大きくて
    最小である長さ以下の所定の長さとするよう前記多重化
    を制御する多重化制御手段を備えたことを特徴とする多
    重化送信装置。
  28. 【請求項28】 前記伝送データを前記無線チャネルに
    送出する際に、1つの論理伝送フレームとその論理伝送
    フレームに対する付加情報とが、その論理伝送フレーム
    の長さとその付加情報の長さとの合計を前記物理伝送フ
    レーム長で割った数の小数点以下を繰り上げた数と同数
    の物理伝送フレーム中に収まるように前記伝送データの
    送出タイミングを制御する送出タイミング制御手段を備
    えたことを特徴とする請求項22乃至請求項27のいず
    れかに記載の多重化送信装置。
  29. 【請求項29】 前記多重化制御手段は、前記映像情報
    と多重化するデータに複数の論理伝送フレームに分割で
    きない所定の分割不可情報が含まれていなければ、前記
    論理伝送フレーム長と前記付加情報の長さとの合計を前
    記物理伝送フレーム長と同じにすることを特徴とする請
    求項22乃至請求項27のいずれかに記載の多重化送信
    装置。
  30. 【請求項30】 前記多重化制御手段は、前記映像情報
    と多重化するデータに前記分割不可情報が含まれている
    ならば、前記論理伝送フレーム長と前記付加情報の長さ
    との合計を、前記物理伝送フレームの長さの整数倍の長
    さのうちで前記分割不可情報の長さよりも大きくて最小
    である長さとすることを特徴とする請求項22乃至請求
    項27のいずれかに記載の多重化送信装置。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2003041408A1 (fr) * 2001-11-05 2003-05-15 Matsushita Electric Industrial Co., Ltd. Terminal utilise dans un systeme de transmission video
JP2015522968A (ja) * 2012-05-10 2015-08-06 サムスン エレクトロニクス カンパニー リミテッド デジタルビデオブロードキャスティングシステムにおけるデータストリームを送受信する方法及び装置
JP2015216648A (ja) * 2005-08-24 2015-12-03 クゥアルコム・インコーポレイテッドQualcomm Incorporated 物理層パケットにおける多重化プロトコルデータユニットの送信

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