JP2000150934A - 光起電力素子及びその製造方法 - Google Patents

光起電力素子及びその製造方法

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JP2000150934A
JP2000150934A JP10325714A JP32571498A JP2000150934A JP 2000150934 A JP2000150934 A JP 2000150934A JP 10325714 A JP10325714 A JP 10325714A JP 32571498 A JP32571498 A JP 32571498A JP 2000150934 A JP2000150934 A JP 2000150934A
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layer
photoelectric conversion
concentration
impurity
weight
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JP10325714A
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English (en)
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Takeshi Nakajima
武 中島
Eiji Maruyama
英治 丸山
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 光電変換層との間での良好な接合と、高い光
透過率とを同時に実現する拡散防止層を有する光電変換
素子を提供する。 【解決手段】 光電変換層3と反射金属層5との間に設
けたZnOからなる拡散防止層4は、不純物組成が均一
ではなく、不純物の濃度もしくは材料が異なる複数の層
構成を有するか、または、グレーデッドな不純物濃度分
布を有する。光電変換層3側では光電変換層3と良好な
接合が得られるように不純物の濃度が高く、反射金属層
5側では高い光透過率を得て大きな電流を取り出せるよ
うに不純物の濃度が低い。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、光起電力素子及び
その製造方法に関し、特に、光電変換層と反射金属層と
の間に設ける拡散防止層に関する。
【0002】
【従来の技術】図14は、従来の光起電力素子の構成図
である。図14において、41はガラス製の透光性基板
であり、透光性基板41上には、例えば酸化錫(SnO
2 )からなる透明導電膜42、p型非晶質シリコン(a
−Si)層43a,i型a−Si層43b及びn型a−
Si層43cの積層体からなる光電変換層43、酸化亜
鉛(ZnO)からなる拡散防止層44、並びに、銀(A
g)またはアルミニウム(Al)からなる反射金属層4
5が、この順に積層形成されている。
【0003】拡散防止層44は、光電変換層43と反射
金属層45との間に生じる構成元素の相互拡散を防止す
るための層であり、この拡散防止層44の存在によって
反射金属層45の合金化が抑制されて高反射性が損なわ
れず、高い光電変換効率を維持できる(特公昭60−4
1878号公報)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】拡散防止層としてZn
Oを用いる場合、光電変換層との間で良好な接合を取り
難いという問題があった。そこで、導電性を高めるため
にAlまたはガリウム(Ga)の不純物を含んだZnO
を拡散防止層に用いることが知られている。しかしなが
ら、ZnOに不純物を含有させると、拡散防止層の光透
過率が減少し、光電変換効率が劣化するという問題が発
生する。このように、光電変換層との間での良好な接合
と、高い光透過率とはトレードオフの関係にあり、両者
を同時に実現することは困難であった。なお、この不純
物を含有させたZnOからなる拡散防止層の組成は均一
であった。
【0005】本発明は斯かる事情に鑑みてなされたもの
であり、拡散防止層の組成を均一ではなく、つまり、含
有される不純物の濃度もしくは種類が各層で異なる複層
構造とするか、または、含有される不純物の濃度を除々
に変化させることにより、光電変換層との間での良好な
接合と、高い光透過率とを同時に実現することができ、
光電変換特性の向上を図れる光電変換素子及びその製造
方法を提供することを目的とする。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る光電変換
素子は、光電変換層と反射金属層との間に、不純物を含
有した酸化亜鉛からなる拡散防止層を備えた光起電力素
子において、前記拡散防止層が複層構造を有することを
特徴とする。
【0007】ZnOに不純物を含有させて構成する拡散
防止層にあって、光電変換層側では、良好な接合を得る
ための層を構成し、反射金属層側では、高い光透過率が
得られるような層を構成することにより、光電変換層と
の間での良好な接合と、高い光透過率とを同時に実現で
きる。この結果、大きな電流を取り出せて、光電変換特
性が向上する。
【0008】請求項2に係る光電変換素子は、請求項1
において、前記拡散防止層は、含有される不純物の濃度
が各層で異なる複層構造を有しており、前記光電変換層
側の層が前記反射金属層側の層より不純物の濃度が高い
ことを特徴とする。
【0009】ZnOを主成分とする拡散防止層におい
て、このような不純物の濃度分布とすることにより、光
電変換層との間で良好な接合が得られ、また、光透過率
も高くなる。
【0010】請求項3に係る光電変換素子は、請求項2
において、含有される不純物がアルミニウムであり、そ
の濃度は0〜3重量%であることを特徴とする。
【0011】ZnOに含有されるアルミニウムの不純物
濃度を0〜3重量%とすることにより、光電変換層との
間での良好な接合と、高い光透過率とを同時に実現す
る。
【0012】請求項4に係る光電変換素子は、請求項3
において、前記光電変換層に接する層のアルミニウム濃
度が1〜3重量%であることを特徴とする。
【0013】光電変換層と接する部分のアルミニウムの
不純物濃度を1〜3重量%とすることにより、光電変換
層との間でより良好な接合が得られる。
【0014】請求項5に係る光電変換素子は、請求項2
において、含有される不純物がガリウムであり、その濃
度は0〜6重量%であることを特徴とする。
【0015】ZnOに含有されるガリウムの不純物濃度
を0〜6重量%とすることにより、光電変換層との間で
の良好な接合と、高い光透過率とを同時に実現する。
【0016】請求項6に係る光電変換素子は、請求項5
において、前記光電変換層に接する層のガリウム濃度が
3〜6重量%であることを特徴とする。
【0017】光電変換層と接する部分のガリウムの不純
物濃度を3〜6重量%とすることにより、光電変換層と
の間でより良好な接合が得られる。
【0018】請求項7に係る光電変換素子は、請求項1
において、前記拡散防止層は、含有される不純物の種類
が各層で異なる複層構造を有していることを特徴とす
る。
【0019】光電変換層側と反射金属層側とで不純物の
種類を異ならせることにより、光電変換層との間で良好
な接合が得られ、また、光透過率も高くなる。
【0020】請求項8に係る光電変換素子は、請求項7
において、前記拡散防止層は、不純物としてガリウムを
含有する、前記光電変換層側の第1層と、不純物として
アルミニウムを含有する、前記反射金属層側の第2層と
を有することを特徴とする。
【0021】光電変換層側には不純物としてガリウムを
含有させ、反射金属層側には不純物としてアルミニウム
を含有させることにより、光電変換層との間での良好な
接合と、高い光透過率とを容易に同時に実現できる。
【0022】請求項9に係る光電変換素子は、請求項8
において、前記第1層のガリウム濃度が3〜6重量%で
あり、前記第2層のアルミニウム濃度が0〜3重量%で
あることを特徴とする。
【0023】光電変換層に接する部分のガリウム濃度を
3〜6重量%とすることにより、光電変換層との間でよ
り良好な接合が得られ、また、アルミニウム濃度が0〜
3重量%とすることにより、より高い光透過率が得られ
る。
【0024】請求項10に係る光電変換素子は、請求項
1〜9の何れかにおいて、前記拡散防止層の厚さが50
0〜1500Åであることを特徴とする。
【0025】拡散防止層の膜厚を500〜1500Åと
することにより、拡散防止効果を発揮できると共に、拡
散防止層での光吸収を抑制できる。
【0026】請求項11に係る光電変換素子は、請求項
10において、前記光電変換層に接する層の厚さが、拡
散防止層全体の厚さの2/5以下であって、しかも30
0Å以下であることを特徴とする。
【0027】光電変換層に接する層の膜厚は拡散防止層
全体の膜厚の2/5以下であって、しかも300Å以下
とすることにより、高い光透過率が得られる。
【0028】請求項12に係る光電変換素子は、光電変
換層と反射金属層との間に、不純物を含有した酸化亜鉛
からなる拡散防止層を備えた光起電力素子において、前
記拡散防止層は、前記光電変換層側で高く、前記反射金
属層側で低いように除々に変化する前記不純物の濃度分
布を有することを特徴とする。
【0029】拡散防止層における不純物濃度を、光電変
換層との界面で最も高く、反射金属層側に向かうにつれ
て除々に低くなって反射金属層との界面で最も低くなる
ようにすることにより、光電変換層との間での良好な接
合と高い光透過率とを共に実現できる。
【0030】請求項13に係る光電変換素子の製造方法
は、請求項12記載の光起電力素子を、スパッタリング
法を用いて製造する方法であって、不純物濃度が異なる
複数の酸化亜鉛ターゲットを、スパッタリング反応室内
に、不純物濃度が高い順に列状に配置し、前記拡散防止
層を成膜すべき被成膜物を、前記スパッタリング反応室
内で、不純物濃度が高いターゲットから順に対向するよ
うに移送させることを特徴とする。
【0031】不純物濃度が異なる複数のターゲットを不
純物濃度が高い順に列状に設け、被成膜物をその列に沿
って不純物濃度が高いターゲットの方から不純物濃度が
低いターゲットの方へ移送させ、スパッタリング法によ
って成膜する。よって、グレーデッドな不純物濃度分布
を有する拡散防止層を簡便に形成できる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明をその実施の形態を
示す図面を参照して具体的に説明する。
【0033】図1は、本発明の光起電力素子の構成図で
ある。図1において、1はガラス製の透光性基板であ
り、透光性基板1上には、例えば酸化錫(SnO2 )か
らなる透明導電膜2、p型a−Si層3a,i型a−S
i層3b及びn型a−Si層3cの積層体からなる光電
変換層3、酸化亜鉛(ZnO)にアルミニウム(Al)
またはガリウム(Ga)の不純物を含有させてなる拡散
防止層4、並びに、銀(Ag)またはアルミニウム(A
l)からなる反射金属層5が、この順に積層形成されて
いる。
【0034】本発明の拡散防止層4にあっては、その膜
組成が従来例のように均一ではなく、その膜厚方向にお
いて、不純物濃度または不純物材料を異ならせている。
即ち、光電変換層3側では、光電変換層3と接合を取る
ことを目的とした組成とし、反射金属層5側では、光透
過率が高くなることを目的とした組成とする。
【0035】次に、本発明の拡散防止層4の構成例につ
いて説明する。最適な拡散防止層4の構成を決定するた
めに以下のような実験を行った。
【0036】まず、不純物としてアルミニウムを用いて
その不純物濃度(アルミニウム濃度)を変化させた単層
構成の拡散防止層4を有する複数の光起電力素子を製造
して、それらのシリーズ抵抗を測定した。その測定結果
を図2に示す。図2から、アルミニウム濃度が1〜3重
量%である場合にシリーズ抵抗が最小となることが分か
る。よって、不純物としてアルミニウムを用いる場合、
光電変換層3に接する部分の拡散防止層4では、その不
純物濃度(アルミニウム濃度)は1〜3重量%であるこ
とが好ましい。
【0037】また、不純物としてガリウムを用いてその
不純物濃度(ガリウム濃度)を変化させた単層構成の拡
散防止層4を有する複数の光起電力素子を製造して、そ
れらのシリーズ抵抗を測定した。その測定結果を図3に
示す。図3から、ガリウム濃度が3〜6重量%である場
合にシリーズ抵抗が最小となることが分かる。よって、
不純物としてガリウムを用いる場合、光電変換層3に接
する部分の拡散防止層4では、その不純物濃度(ガリウ
ム濃度)は3〜6重量%であることが好ましい。
【0038】図2,図3の結果を比較すると、不純物と
してガリウムを用いた場合の方がアルミニウムを用いた
場合より、シリーズ抵抗が小さくなっている。よって、
拡散防止層4に含有する不純物として2種類の材料(ア
ルミニウム,ガリウム)を使用する場合、光電変換層3
側ではガリウムを不純物とし、反射金属層5側ではアル
ミニウムを不純物とすることが好ましい。
【0039】また、拡散防止層4(全体厚さ:1000
Å)を2層構成とし、光電変換層3側の第1層部分(厚
さ:100Å)での不純物であるアルミニウムの濃度を
2重量%で固定し、反射金属層5側の第2層部分(厚
さ:900Å)の不純物の種類または濃度を変化させ
た、複数の光起電力素子を製造して、それらの短絡電流
を測定した。その測定結果を表1に示す。この第2層部
分として、全く不純物を含まないノンドープ、アルミニ
ウム濃度が1重量%、アルミニウム濃度が5重量%、ガ
リウム濃度が1重量%、ガリウム濃度が5重量%である
夫々の場合について、短絡電流を測定した。なお、表1
に示す数値は、アルミニウム濃度が2重量%の単層で拡
散防止層4を構成した場合の短絡電流に対する規格値を
表す。
【0040】
【表1】
【0041】更に、拡散防止層4(全体厚さ:1000
Å)を2層構成とし、光電変換層3側の第1層部分(厚
さ:100Å)での不純物であるガリウムの濃度を5重
量%で固定し、反射金属層5側の第2層部分(厚さ:9
00Å)の不純物の種類または濃度を変化させた、複数
の光起電力素子を製造して、それらの短絡電流を測定し
た。その測定結果を表2に示す。この第2層部分とし
て、全く不純物を含まないノンドープ、ガリウム濃度が
2重量%、ガリウム濃度が8重量%、アルミニウム濃度
が2重量%である夫々の場合について、短絡電流を測定
した。なお、表2に示す数値は、ガリウム濃度が5重量
%の単層で拡散防止層4を構成した場合の短絡電流に対
する規格値を表す。
【0042】
【表2】
【0043】表1,表2に示す結果から、反射金属層5
側の不純物濃度(アルミニウム濃度またはガリウム濃
度)が光電変換層3側の不純物濃度より低い場合に、よ
り多くの電流を取り出せることが分かる。これは、不純
物濃度が低い方が、光透過率は高くなって、光電変換層
3を透過した後に反射金属層5で反射して再び光電変換
層3に入射する光の割合が大きいことに起因している。
よって、光電変換層3側では不純物濃度を高くし、反射
金属層5側では不純物濃度を低くすることが好ましい。
【0044】なお、拡散防止層4はあまり薄いと、拡散
防止という機能を果たせず、一方、それが厚すぎると、
そこで光吸収が発生して光電変換効率が低下する。不純
物としてガリウム(5重量%)を含有させ、その厚さを
変化させた単層構成の拡散防止層4を有する複数の光起
電力素子を製造して、それらの変換効率を測定した。そ
の測定結果を図4に示す。なお、図4中の変換効率の数
値は、拡散防止層4の厚さを500Åとした場合の光起
電力素子の光電変換効率に対して規格化した値である。
図4の結果から、厚さが500〜1500Åである場合
において光電変換効率が優れており、拡散防止層4の厚
さは500Å以上1500Å以下であることが好まし
い。
【0045】また、光電変換層3側の層を5重量%ガリ
ウムを含有させたZnO層、反射金属層5側の層を2重
量%アルミニウムを含有させたZnO層とし、全体の厚
さに対する光電変換層3側の層の厚さを変化させた2層
構成の拡散防止層4を有する複数の光起電力素子を製造
して、それらの変換効率を測定した。その測定結果を図
5に示す。なお、拡散防止層4の全体の厚さは、500
Å(○),750Å(△),1000Å(□),150
0Å(×)の4種類に設定した。図5中の変換効率の数
値は、2重量%アルミニウムを含有させたZnO単層構
成(5重量%ガリウムを含有させたZnO層の割合が0
のとき)の拡散防止層4を有する光起電力素子の光電変
換効率に対して規格化した値である。図5の結果から、
拡散防止層4を不純物の種類または濃度の違いによって
複数構成とする場合に、光電変換層3に接する部分の層
の厚さは、拡散防止層4の全体の厚さの2/5以下であ
ってしかも300Åを超えないことが好ましいことが分
かる。
【0046】以上のような実験結果及び考察に基づく、
本発明の拡散防止層4の具体例について、図6〜図10
を参照して説明する。
【0047】(第1実施の形態)図6に示す例では、全
体の厚さが1000Åである拡散防止層4を、光電変換
層3側の第1層4a(厚さ:100Å)と反射金属層5
側の第2層4b(厚さ:900Å)とに分割し、その第
1層4aは1〜3重量%のAlを不純物としてZnOに
含有させた材料とし、その第2層4bは不純物を全く含
まないZnOを材料としている。
【0048】(第2実施の形態)図7に示す例では、全
体の厚さが1000Åである拡散防止層4を、光電変換
層3側の第1層4a(厚さ:100Å)と反射金属層5
側の第2層4b(厚さ:900Å)とに分割し、その第
1層4aは3〜6重量%のGaを不純物としてZnOに
含有させた材料とし、その第2層4bは不純物を全く含
まないZnOを材料としている。
【0049】(第3実施の形態)図8に示す例では、全
体の厚さが1000Åである拡散防止層4を、光電変換
層3側の第1層4a(厚さ:100Å)と反射金属層5
側の第2層4b(厚さ:900Å)とに分割し、その第
1層4aは3〜6重量%のGaを不純物としてZnOに
含有させた材料とし、その第2層4bは3重量%以下の
Alを不純物としてZnOに含有させた材料としてい
る。
【0050】(第4実施の形態)図9に示す例では、全
体の厚さが1000Åである拡散防止層4において、Z
nOにおける不純物としてのAlの濃度がその厚さ方向
に除々に変化している。即ち、光電変換層3との界面で
はAl濃度が最も高く(1〜3重量%)、反射金属層5
側へ向かうにつれて除々にAl濃度が低下し、反射金属
層5との界面ではAl濃度が最低(0重量%:ノンドー
プ)となっている。
【0051】(第5実施の形態)図10に示す例では、
全体の厚さが1000Åである拡散防止層4において、
ZnOにおける不純物としてのGaの濃度がその厚さ方
向に除々に変化している。即ち、光電変換層3との界面
ではGa濃度が最も高く(3〜6重量%)、反射金属層
5側へ向かうにつれて除々にGa濃度が低下し、反射金
属層5との界面ではGa濃度が最低(0重量%:ノンド
ープ)となっている。
【0052】なお、上述した第1,2実施の形態では、
不純物濃度が異なる2つの層にて拡散防止層4を構成す
る場合について説明したが、光電変換層3側で不純物濃
度が高く、反射金属層5側で不純物濃度が低いことを満
足すれば、不純物濃度が異なる構成層の層数は、2層に
限らず、3層以上でも良いことは勿論である。
【0053】また、第1,2実施の形態と第3実施の形
態とを組み合わせた実施の形態も可能である。例えば、
第3実施の形態における第1層4a(Gaドープ層)を
第2実施の形態のようにGa濃度が異なる複数の層で更
に分割構成するか、及び/または、第3実施の形態にお
ける第2層4b(Alドープ層)を第1実施の形態のよ
うにAl濃度が異なる複数の層で更に分割構成するよう
にしても良い。
【0054】また、第1,2,3実施の形態と第4,5
実施の形態とを組み合わせた実施の形態も可能である。
即ち、第4,5実施の形態に示したような不純物濃度の
グレーデッド構成を、第1,2,3実施の形態の第1層
4a及び/または第2層4bに適用するようにしても良
い。
【0055】次に、このような構成の本発明の光起電力
素子の製造方法について説明する。
【0056】(第1製造例)まず、第1,2実施の形態
に述べたような不純物濃度が異なる複数の層にて構成さ
れる拡散防止層4を有する光起電力素子の製造手順につ
いて説明する。まず、ガラス製の透光性基板1に、Sn
Cl4 ガス,O2 ガス等を材料ガスとして、熱CVD法
により、SnO2 からなる透明導電膜2を形成する。次
に、B2 6,SiH4 ,H2 の混合ガス、SiH4
ス、PH3 ,SiH4 ,H2 の混合ガスを夫々用いて、
プラズマCVD法により、p型a−Si層3a、i型a
−Si層3b、n型a−Si層3cを、透明導電膜2の
上に順次形成する。
【0057】次に、光電変換層3(n型a−Si層3
c)の上に、スパッタリング法により不純物濃度が異な
る第1層4a,第2層4bからなる拡散防止層4を形成
する。図11は、この拡散防止層4の形成工程の実施状
態を示す模式図である。図11において、11は減圧状
態を実現できるスパッタリング反応室であり、スパッタ
リング反応室11には、成膜対象のサンプル(透光性基
板1に透明導電膜2及び光電変換層3が積層されたも
の)12を載置する、接地されている可動式の電極13
が設けられている。
【0058】また、この電極13と対向する態様で、2
つの固定式の電極14,15が設けられており、電極1
4には不純物(AlまたはGa)を含むZnOターゲッ
ト16が載置され、電極15には不純物をを含まないZ
nOターゲット17が載置されている。各電極14,1
5は、高周波電源18,19に接続されている。
【0059】スパッタリング反応室11には、スパッタ
リングガスを供給するためのガス供給管20が連通され
ている。ガス供給管20は、Arガス供給源(図示せ
ず)に接続されており、スパッタリングガスとしてAr
ガスをスパッタリング反応室11内に導入する。
【0060】そして、スパッタリング反応室11内を3
×10-3程度の減圧状態にして、サンプル12の温度を
室温〜200℃とし、Arガス供給量を10sccmと
し、サンプル12を載置した電極13を不純物を含むZ
nOターゲット16を載置した電極14に対向する位置
まで移送させて、高周波電源18のパワーを300〜8
00Wとして電極14に高周波電圧を印加すると、プラ
ズマが発生して、不純物を含むZnOがサンプル12に
付着されて、不純物を含む光電変換層3側の第1層4a
が形成される。
【0061】次に、サンプル12を載置した電極13を
不純物を含まないZnOターゲット17を載置した電極
15に対向する位置まで移送させて、高周波電源19の
パワーを300〜800Wとして電極15に高周波電圧
を印加すると、プラズマが発生して、不純物を含まない
ZnOがサンプル12に付着されて、不純物を含まない
ノンドープの反射金属層5側の第2層4bが形成され
る。
【0062】最後に、スパッタリング法にて、拡散防止
層4上にAgまたはAlからなる反射金属層5を形成す
る。
【0063】(第2製造例)次に、第3実施の形態に述
べたような不純物の種類が異なる複数の層にて構成され
る拡散防止層4を有する光起電力素の製造手順について
説明する。なお、透明導電膜2,光電変換層3及び反射
金属層5の形成方法は、第1製造例と同様であるので、
その説明は省略する。
【0064】光電変換層3(n型a−Si層3c)の上
に、スパッタリング法により不純物の種類が異なる第1
層4a,第2層4bからなる拡散防止層4を形成する。
図12は、この拡散防止層4の形成工程の実施状態を示
す模式図である。図12において、図11と同一部分に
は同一番号を付してそれらの説明を省略する。電極14
には不純物としてGaを含むZnOターゲット26が載
置され、電極15には不純物としてAlを含むZnOタ
ーゲット27が載置されている。
【0065】そして、第1製造例と同様のスパッタリン
グ条件にて、まず、サンプル12を載置した電極13を
不純物としてGaを含むZnOターゲット26を載置し
た電極14に対向する位置まで移送させて、GaをZn
Oに含有させた光電変換層3側の第1層4aを形成し、
次に、サンプル12を載置した電極13を不純物として
Alを含むZnOターゲット27を載置した電極15に
対向する位置まで移送させて、GaをZnOに含有させ
た反射金属層5側の第2層4bを形成する。
【0066】(第3製造例)次に、第4,5実施の形態
に述べたような不純物濃度分布がグレーデッドである拡
散防止層4を有する光起電力素の製造手順について説明
する。なお、透明導電膜2,光電変換層3及び反射金属
層5の形成方法は、第1製造例と同様であるので、その
説明は省略する。
【0067】光電変換層3(n型a−Si層3c)の上
に、スパッタリング法によりグレーデッドな不純物濃度
(Al濃度またはGa濃度)分布を有する拡散防止層4
を形成する。図13は、この拡散防止層4の形成工程の
実施状態を示す模式図である。図13において、図11
と同一部分には同一番号を付してそれらの説明を省略す
る。電極14には不純物濃度が高いZnOターゲット3
6が載置され、電極15には不純物濃度が低いZnOタ
ーゲット37が載置されている。
【0068】そして、サンプル12が、電極13に載置
されてスパッタリング反応室11内を移送される。この
際、高周波電源18,19により、電極14,15の何
れにも高周波電圧を印加する。なお、スパッタリング条
件は、第1製造例と同様である。サンプル12の移送に
伴って、不純物を含むZnOがサンプル12に付着され
て、グレーデッドな不純物濃度分布を持つ拡散防止層4
が形成される。移送方向の上流側には不純物濃度が高い
ZnOターゲット36が置かれ、その下流側に不純物濃
度が低いZnOターゲット37が置かれているので、光
電変換層3側では不純物濃度が高くなり、反射金属層5
側では不純物濃度が低くなるように不純物濃度が除々に
変化する拡散防止層4を容易に形成できる。
【0069】なお、第3製造例において、不純物濃度が
異なる2個のZnOターゲットを使用する場合について
説明したが、不純物濃度が高いZnOターゲットを上流
側に、不純物濃度が低いZnOターゲットを下流側に設
けるようにすれば、不純物濃度が異なる3個以上のZn
Oターゲットを使用するようにしても、グレーデッドな
不純物濃度分布を有する拡散防止層4を同様に形成でき
ることは勿論である。
【0070】なお、第1〜第3製造例において、拡散防
止層4の形成と反射金属層5の形成とを、異なる反応室
内で行っても良いし、また、同じ反応室内で連続的に行
うようにしても良い。
【0071】
【発明の効果】以上のように本発明の光起電力素子で
は、拡散防止層が、不純物の濃度もしくは種類が異なる
複数の層構成を有するか、または、グレーデッドな不純
物濃度分布を有するようにしたので、光電変換層との間
で良好な接合が得られると共に、大きな電流を取り出す
ことが可能となり、光電変換特性の向上に寄与できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の光起電力素子の構成図である。
【図2】拡散防止層における不純物濃度(Al濃度)と
シリーズ抵抗との関係を示すグラフである。
【図3】拡散防止層における不純物濃度(Ga濃度)と
シリーズ抵抗との関係を示すグラフである。
【図4】拡散防止層の厚さと変換効率との関係を示すグ
ラフである。
【図5】光電変換層側の層の厚さの割合と変換効率との
関係を示すグラフである。
【図6】本発明の光起電力素子における拡散防止層の一
具体例を示す図である。
【図7】本発明の光起電力素子における拡散防止層の他
の具体例を示す図である。
【図8】本発明の光起電力素子における拡散防止層の更
に他の具体例を示す図である。
【図9】本発明の光起電力素子における拡散防止層の更
に他の具体例を示す図である。
【図10】本発明の光起電力素子における拡散防止層の
更に他の具体例を示す図である。
【図11】拡散防止層の形成工程の一実施状態を示す図
である。
【図12】拡散防止層の形成工程の他の実施状態を示す
図である。
【図13】拡散防止層の形成工程の更に他の実施状態を
示す図である。
【図14】従来の光起電力素子の構成図である。
【符号の説明】
1 透光性基板 2 透明導電膜 3 光電変換層 4 拡散防止層 4a 第1層 4b 第2層 5 反射金属層 11 スパッタリング反応室 36 不純物濃度が高いZnOターゲット 37 不純物濃度が低いZnOターゲット

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 光電変換層と反射金属層との間に、不純
    物を含有した酸化亜鉛からなる拡散防止層を備えた光起
    電力素子において、前記拡散防止層が複層構造を有する
    ことを特徴とする光起電力素子。
  2. 【請求項2】 前記拡散防止層は、含有される不純物の
    濃度が各層で異なる複層構造を有しており、前記光電変
    換層側の層が前記反射金属層側の層より不純物の濃度が
    高い請求項1記載の光起電力素子。
  3. 【請求項3】 含有される不純物がアルミニウムであ
    り、その濃度は0〜3重量%である請求項2記載の光起
    電力素子。
  4. 【請求項4】 前記光電変換層に接する層のアルミニウ
    ム濃度が1〜3重量%である請求項3記載の光起電力素
    子。
  5. 【請求項5】 含有される不純物がガリウムであり、そ
    の濃度は0〜6重量%である請求項2記載の光起電力素
    子。
  6. 【請求項6】 前記光電変換層に接する層のガリウム濃
    度が3〜6重量%である請求項5記載の光起電力素子。
  7. 【請求項7】 前記拡散防止層は、含有される不純物の
    種類が各層で異なる複層構造を有している請求項1記載
    の光起電力素子。
  8. 【請求項8】 前記拡散防止層は、不純物としてガリウ
    ムを含有する、前記光電変換層側の第1層と、不純物と
    してアルミニウムを含有する、前記反射金属層側の第2
    層とを有する請求項7記載の光起電力素子。
  9. 【請求項9】 前記第1層のガリウム濃度が3〜6重量
    %であり、前記第2層のアルミニウム濃度が0〜3重量
    %である請求項8記載の光起電力素子。
  10. 【請求項10】 前記拡散防止層の厚さが500〜15
    00Åである請求項1〜9の何れかに記載の光起電力素
    子。
  11. 【請求項11】 前記光電変換層に接する層の厚さが、
    拡散防止層全体の厚さの2/5以下であって、しかも3
    00Å以下である請求項10記載の光起電力素子。
  12. 【請求項12】 光電変換層と反射金属層との間に、不
    純物を含有した酸化亜鉛からなる拡散防止層を備えた光
    起電力素子において、前記拡散防止層は、前記光電変換
    層側で高く、前記反射金属層側で低いように除々に変化
    する前記不純物の濃度分布を有することを特徴とする光
    起電力素子。
  13. 【請求項13】 請求項12記載の光起電力素子を、ス
    パッタリング法を用いて製造する方法であって、不純物
    濃度が異なる複数の酸化亜鉛ターゲットを、スパッタリ
    ング反応室内に、不純物濃度が高い順に列状に配置し、
    前記拡散防止層を成膜すべき被成膜物を、前記スパッタ
    リング反応室内で、不純物濃度が高いターゲットから順
    に対向するように移送させることを特徴とする光起電力
    素子の製造方法。
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