JP2000149282A - フォーカスサーボ回路 - Google Patents

フォーカスサーボ回路

Info

Publication number
JP2000149282A
JP2000149282A JP10321882A JP32188298A JP2000149282A JP 2000149282 A JP2000149282 A JP 2000149282A JP 10321882 A JP10321882 A JP 10321882A JP 32188298 A JP32188298 A JP 32188298A JP 2000149282 A JP2000149282 A JP 2000149282A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
value
jitter
optimum
focus bias
focus
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10321882A
Other languages
English (en)
Inventor
Akira Inoue
明 井上
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Faurecia Clarion Electronics Co Ltd
Original Assignee
Clarion Co Ltd
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Clarion Co Ltd filed Critical Clarion Co Ltd
Priority to JP10321882A priority Critical patent/JP2000149282A/ja
Publication of JP2000149282A publication Critical patent/JP2000149282A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Optical Recording Or Reproduction (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 不良ジッター値が発生することで、精度よく
最適フォーカスバイアス値を設定することができない。 【解決手段】 所定のフォーカスバイアス値に対応する
所定個のジッター値を順次測定するジッター値測定回路
16と、所定個のジッター値の平均値を算出して最適ジ
ッター値とし、少なくとも3点のフォーカスバイアス値
に対応する最適ジッター値を算出し、最適ジッター値に
基づいて最適フォーカスバイアス値FBzを設定するコ
ントローラ22を有し、コントローラ22は、各フォー
カスバイアス値に対応する最適ジッター値を算出する前
に、所定フォーカスバイアス値に対応する所定周期内で
所定個のジッター値を順次測定し、これら所定個のジッ
ター値の平均値を基準ジッター値Jsaとし、基準ジッ
ター値Jsaに基づいて、ジッター値測定回路16にて
測定されジッター値が不良ジッター値であるか否かを判
定するようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばCDプレー
ヤやMDプレーヤ等の光学的ディスクプレーヤのサーボ
系に用いられ、特に最適フォーカスバイアス値を自動設
定することができるフォーカスサーボ回路に関する。
【0002】
【従来の技術】このような最適フォーカスバイアス値を
自動設定するフォーカスサーボ回路としては、特開平6
−231477号公報や特開平10−83543号公報
に開示されており、ディスクのRF信号から得られる最
小ジッタ値に基づいて最適フォーカスバイアス値を設定
するようにしてある。
【0003】例えば特開平10−83543号公報に開
示されたフォーカスサーボ回路によれば、適当なフォー
カスバイアス値の最小ジッター値を検出し、この最小ジ
ッター値から所定閾値を加算したレベルまでフォーカス
バイアス値を正負両方向に漸次変えて、このレベルにま
で達した時点の正負両側の各ジッター値間の中間点(1
/2)にあるジッター値に相当するフォーカスバイアス
値を最適フォーカスバイアス値とするものである。
【0004】しかしながら、このようなフォーカスサー
ボ回路によれば、ディスクの偏心によってトラッキング
アクチュエータ(トラッキングコイル)の制御で対物レ
ンズがトラッキング方向に揺動してしまうと、レーザ光
源/受光素子及び対物レンズ間のトラッキング方向の相
対位置が変化してしまうので、安定したRF信号やジッ
ター値が得られない。
【0005】また、このようなフォーカスサーボ回路に
よれば、ディスクの面ブレによって対物レンズがフォー
カス方向に揺動してしまうと、この揺動によってもレー
ザー光源/受光素子及び対物レンズ間のフォーカス方向
がねじれて、やはり安定したRF信号やジッター値が得
られない。
【0006】そこで、例えばディスクの1回転分の周期
内で複数ポイントのジッター値をそれぞれ測定し、これ
ら複数ポイントのジッター値の平均値をとることでジッ
ター値を正確に算出すれば、ディスクに偏心や面ブレが
あったとしても、最適フォーカスバイアス値を自動設定
することができる。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た特開平10−83543号公報に開示されたフォーカ
スサーボ回路では、まずフォーカスバイアスを適当に振
ってジッターのボトム値の概略をつかみ、これに所定の
閾値を加算したレベルまで、そのジッターが増加するま
でバイアスを正負両方向に漸次変え、上記閾値に達した
時点での2つのジッター値の中間値に相当するバイアス
値を最適フォーカスバイアス値とするので、前述した方
法を当該フォーカスサーボ回路に適用した場合、すなわ
ちジッター1ポイントの検知のために複数ポイントのジ
ッター値の平均値をとる手法を採用した場合、最適フォ
ーカスバイアス検知の為の処理時間が長くなってしまう
といった問題点があった。
【0008】また、前述した特開平10−83543号
公報に開示されたフォーカスサーボ回路にディスクの1
回転分の周期内で複数ポイントの最適フォーカスバイア
ス値を測定して平均値を算出する方法を採用したとして
も、例えばディスク表面のキズや埃等で正常なポイント
と比較しても著しく高いジッター値、つまり不良ジッタ
ー値が測定されてしまい、この不良ジッター値を含めた
まま、その平均値をとろうとすると、最適フォーカスバ
イアス値の設定精度が悪くなってしまうといった問題点
があった。
【0009】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
のであり、その目的とするところは、製造コストをあげ
ることなく、正確、かつ短時間で最適フォーカスバイア
ス値を設定することができるフォーカスサーボ回路を提
供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明における請求項1記載のフォーカスサーボ回路
は、所定のフォーカスバイアス値に対応する所定個のジ
ッター値を順次測定するジッター測定手段と、これら順
次測定された所定個のジッター値の平均値を算出するこ
とで、この平均値をフォーカスバイアス値に対応する最
適ジッター値とする最適ジッター値算出手段と、少なく
とも3点のフォーカスバイアス値に対応する最適ジッタ
ー値を算出し、これら最適ジッター値に基づいて最適フ
ォーカスバイアス値を設定する最適フォーカスバイアス
値設定手段とを有するフォーカスサーボ回路であって、
各フォーカスバイアス値に対応する最適ジッター値を算
出する前に、所定フォーカスバイアス値に対応する所定
個のジッター値を順次測定する処理前ジッター測定手段
と、これら順次測定された所定個のジッター値の平均値
を算出することで、この平均値を所定フォーカスバイア
ス値に対応する基準ジッター値とする基準ジッター値算
出手段と、この基準ジッター値に基づいて、前記ジッタ
ー測定手段にて測定されジッター値が不良ジッター値で
あるか否かを判定する不良ジッター判定手段とを有する
ことを特徴とする。
【0011】前記ジッター測定手段は、例えばフォーカ
スバイアス値に対応するディスク1回転分の周期、例え
ば128msec内で所定個、例えば64個のジッター
値を順次測定するジッター値測定回路に相当するもので
ある。
【0012】前記最適ジッター値算出手段は、前記ジッ
ター測定手段にて順次測定された所定個、例えば64個
のジッター値の平均値を算出することで、この平均値を
フォーカスバイアス値に対応する最適ジッター値とす
る、例えばコントローラの一機能に相当するものであ
る。
【0013】前記フォーカスバイアス値設定手段は、少
なくとも3点のフォーカスバイアス値に対応する最適ジ
ッター値を算出し、これら最適ジッター値に基づいて最
適フォーカスバイアス値を設定する、例えばコントロー
ラの一機能に相当するものである。
【0014】前記処理前ジッター測定処理手段とは、各
フォーカスバイアス値に対応する最適ジッター値を算出
する前に、所定フォーカスバイアス値に対応するディス
ク1回転分の周期内で所定個のジッター値を順次測定す
るジッター値測定回路に相当ものである。
【0015】前記基準ジッター値算出手段とは、この処
理ジッター値測定処理手段にて順次測定された所定個の
ジッター値の平均値を算出することで、この平均値を所
定フォーカスバイアス値に対応する基準ジッター値とす
る、例えばコントローラの一機能に相当するものであ
る。尚、この基準ジッター値とは、例えば、これから再
生すべきディスクにおいて測定されたジッター値が正常
値又は不良値であるかを識別するためのジッター値に相
当するものである。
【0016】前記不良ジッター判定手段は、この基準ジ
ッター値に基づいて、前記ジッター測定手段にて測定さ
れジッター値が不良ジッター値であるか否かを判定す
る、例えばコントローラの一機能に相当するものであ
る。尚、不良ジッター値とは、例えばディスクの信号面
にキズや埃等に比較してジッター値が正常値よりも著し
く大きくなったときの値である。
【0017】従って、本発明における請求項1記載のフ
ォーカスサーボ回路によれば、各フォーカスバイアス値
に対応する最適ジッター値を算出する前に、所定フォー
カスバイアス値に対応する所定個のジッター値を順次測
定し、これら順次測定された所定個のジッター値の平均
値を算出することで、この平均値を所定フォーカスバイ
アス値に対応する基準ジッター値とし、この基準ジッタ
ー値に基づいて、ジッター測定手段にて測定されジッタ
ー値が不良ジッター値であるか否かを判定するようにし
たので、例えばディスク表面のキズや埃等でジッター値
測定中に不良ジッターが発生したとしても、フォーカス
サーボ回路側で不良ジッターの発生を認識することがで
きる。
【0018】つまり、この不良ジッター値を認識するこ
とで、最適ジッター値の検出精度を良好にすることがで
きると共に、ひいては精度の良い最適フォーカスバイア
ス値を正確、かつ短時間に設定することができる。
【0019】また、本発明における請求項2記載のフォ
ーカスサーボ回路は、上記請求項1記載の構成に加え
て、前記不良ジッター判定手段は、前記ジッター測定手
段にて測定されたジッター値が基準ジッター値よりも所
定値以上となると、このジッター測定手段にて測定され
たジッター値を不良ジッター値であると判定することを
特徴とする。
【0020】従って、本発明における請求項2記載のフ
ォーカスサーボ回路によれば、上記請求項1記載の効果
に加えて、ジッター測定手段にて測定されたジッター値
が基準ジッター値よりも所定値以上となると、このジッ
ター測定手段にて測定されたジッター値を不良ジッター
値であると判定するようにしたので、より精巧に不良ジ
ッター値を認識することができる。
【0021】また、本発明における請求項3記載のフォ
ーカスサーボ回路は、上記請求項1又は2記載の構成に
加えて、前記不良ジッター判定手段にて、前記ジッター
測定手段にて測定されたジッター値が不良ジッター値で
あると判定されると、この不良ジッター値に関わるジッ
ター値を修正するジッター修正手段を有することを特徴
とする。
【0022】前記ジッター修正手段は、不良ジッター判
定手段にて、ジッター測定手段にて測定されたジッター
値が不良ジッター値であると判定されると、この不良ジ
ッター値に関わるジッター値を修正する、例えばコント
ローラの一機能に相当するものである。
【0023】従って、本発明における請求項3記載のフ
ォーカスサーボ回路によれば、上記請求項1又は2記載
の効果に加えて、不良ジッター判定手段にて、前記ジッ
ター測定手段にて測定されたジッター値が不良ジッター
値であると判定されると、この不良ジッター値に関わる
ジッター値を修正するようにしたので、より精度よく、
各フォーカスバイアス値に対応する最適ジッター値を算
出することでき、ひいては、より精度よく、最適フォー
カスバイアス値を算出することができる。
【0024】また、本発明における請求項4記載のフォ
ーカスサーボ回路によれば、上記請求項3記載の構成に
加えて、前記ジッター修正手段は、この不良ジッター値
に関わるジッター値を直前に測定された不良ジッター値
以外のジッター値に修正することを特徴とする。
【0025】従って、本発明における請求項4記載のフ
ォーカスサーボ回路によれば、上記請求項3記載の効果
に加えて、この不良ジッター値に関わるジッター値を直
前に測定された不良ジッター値以外のジッター値、すな
わち正常なジッター値に修正するようにしたので、より
精度よく、各フォーカスバイアス値に対応する最適ジッ
ター値を算出することできる。
【0026】また、本発明における請求項5記載のフォ
ーカスサーボ回路は、上記請求項3記載の構成に加え
て、ジッター修正手段は、この不良ジッター値に関わる
ジッター値を、この不良ジッター値の測定前後のジッタ
ー値の平均値に修正することを特徴とする。
【0027】従って、本発明における請求項5記載のフ
ォーカスサーボ回路によれば、上記請求項3記載の効果
に加えて、ジッター修正手段は、この不良ジッター値に
関わるジッター値を、この不良ジッター値の測定前後の
ジッター値の平均値に修正するようにしたので、より一
層精度よく、各フォーカスバイアス値に対応する最適ジ
ッター値を算出することできる。
【0028】また、本発明における請求項6記載のフォ
ーカスサーボ回路は、上記請求項1又は2記載の構成に
加えて、前記不良ジッター判定手段にて、前記ジッター
測定手段にて測定されたジッター値が不良ジッター値で
あると判定されると、この不良ジッター値に関わるジッ
ター値を採用しないことを特徴とする。
【0029】従って、本発明における請求項6記載のフ
ォーカスサーボ回路によれば、上記請求項1又は2記載
の効果に加えて、不良ジッター判定手段にて、前記ジッ
ター測定手段にて測定されたジッター値が不良ジッター
値であると判定されると、この不良ジッター値に関わる
ジッター値を採用しないようにしたので、より一層精度
よく、各フォーカスバイアス値に対応する最適ジッター
値を算出することできる。
【0030】また、本発明における請求項7記載のフォ
ーカスサーボ回路は、上記請求項1又は2記載の構成に
加えて、前記不良ジッター判定手段にて、前記ジッター
測定手段にて測定されたジッター値が不良ジッター値で
あると判定されると、前記最適ジッター値算出手段は、
この不良ジッター値に関わるジッター値を除いた分だけ
で平均値を算出し、この平均値をフォーカスバイアス値
に対応する最適ジッター値とすることを特徴とする。
【0031】従って、本発明における請求項7記載のフ
ォーカスサーボ回路によれば、上記請求項1又は2記載
の効果に加えて、不良ジッター判定手段にて、前記ジッ
ター測定手段にて測定されたジッター値が不良ジッター
値であると判定されると、前記最適ジッター値算出手段
は、この不良ジッター値に関わるジッター値を除いた分
だけで平均値を算出し、この平均値をフォーカスバイア
ス値に対応する最適ジッター値とするようにしたので、
より一層精度よく、各フォーカスバイアス値に対応する
最適ジッター値を算出することできる。
【0032】また、本発明における請求項8記載のフォ
ーカスサーボ回路は、フォーカスバイアス値に対応す
る、所定個のジッター値を順次測定するジッター測定手
段と、これら順次測定された所定個のジッター値の平均
値を算出することで、この平均値をフォーカスバイアス
値に対応する最適ジッター値とする最適ジッター値算出
手段と、少なくとも3点のフォーカスバイアス値に対応
する最適ジッター値を算出し、これら最適ジッター値に
基づいて最適フォーカスバイアス値を設定する最適フォ
ーカスバイアス値設定手段とを有するフォーカスサーボ
回路であって、前記最適フォーカスバイアス値設定手段
にて設定された最適フォーカスバイアス値を記憶する記
憶手段を備え、前記最適フォーカスバイアス値設定手段
は、最適ジッター値算出のためのフォーカスバイアス値
の振り幅を小さくすることを特徴とする。尚、本発明に
おける請求項1記載の構成と重複する説明については省
略する。
【0033】前記記憶手段は、前回の最適フォーカスバ
イアス値設定手段にて設定された最適フォーカスバイア
ス値を記憶する、例えばコントローラの一機能に相当す
るものである。
【0034】尚、前記最適フォーカスバイアス値は基本
的にディスクを交換しない限り、1度設定するとあまり
変わらない。しかしながら、この最適フォーカスバイア
ス値は経時変化や環境変化等に応じて変化する場合もあ
るので、ディスク交換時でなくても、ディスク再生時に
おいても最適ジッター値の算出処理を実行して、最適フ
ォーカスバイアス値を設定するようにした。
【0035】従って、本発明における請求項8記載のフ
ォーカスサーボ回路によれば、前回の最適フォーカスバ
イアス値設定手段にて設定された最適フォーカスバイア
ス値が記憶されていると、最適ジッター値算出のための
フォーカスバイアス値の振り幅を小さくするようにした
ので、最適フォーカスバイアス値の検出精度を著しく良
好にすることができる。
【0036】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の実
施の形態を示すCDプレーヤのフォーカスサーボ回路に
ついて説明する。図1は本実施の形態に示すCDプレー
ヤのフォーカスサーボ回路内部の概略構成を示すブロッ
ク図である。
【0037】図1においてCDプレーヤ10は、例えば
ディジタルオーディオ信号がピット列として記録されて
いる光ディスク11を一定線速度で回転するスピンドル
モータ12と、この光ディスク11の信号面に照射され
たレーザビームの反射ビームを4分割フォトディテクタ
で検出し、A,B,C,Dの4種類の検出信号を得る光
ピックアップ13と、これら4種類の検出信号に演算処
理を施してRF信号、2値化RF信号、フォーカスエラ
ー信号等を生成するRFアンプ14と、前記2値化RF
信号からオーディオデータを復調するディジタル信号処
理回路15と、前記2値化RF信号からRF信号のジッ
ター値を測定するジッター値測定回路16と、バイアス
電圧を発生するバイアス電圧発生回路17と、前記RF
アンプ14からのフォーカスエラー信号に、前記バイア
ス電圧発生回路17にて発生されたバイアス電圧を印加
してフォーカスバイアス電圧を生成する加算器18と、
このフォーカスバイアス電圧を位相補償する位相補償回
路19と、この位相補償回路19にて位相補償されたフ
ォーカスバイアス電圧に基づいて光ピックアップ13内
のフォーカスアクチュエータ20を駆動制御するフォー
カスドライバ21と、これらフォーカスサーボ系を制御
するコントローラ22とを有している。
【0038】前記RFアンプ14は、光ピックアップ1
3からの4種類の検出信号に対して(A+B+C+D)
の演算処理を行ってRF信号を生成するRF信号演算回
路23と、このRF信号を波形整形して2値化RF信号
に変換する波形整形回路24と、(A+C)−(B+
D)の演算処理でフォーカスエラー信号を生成するフォ
ーカスエラー信号演算回路25とを有している。
【0039】前記光ピックアップ12、フォーカスエラ
ー信号演算回路25、位相補償回路19、フォーカスア
クチュエータ20及びフォーカスドライバ21でフォー
カスサーボ回路30が構成されるものである。
【0040】前記フォーカスドライバ21は、光ピック
アップ13内のフォーカスアクチュエータ20を駆動し
て対物レンズを光ディスク11の信号面に対して垂直方
向に移動し、レーザビームを合焦状態に保つようにして
ある。
【0041】前記コントローラ22は、バイアス電圧発
生回路17の出力電圧を可変制御するものであり、例え
ばマイクロコンピュータにより構成できる。
【0042】また、このコントローラ22においては、
例えばディスク1回転分の周期、例えば128msec
内で2msec毎に64ポイントのジッター値を前記ジ
ッター値測定回路16にて順次測定し、これら64ポイ
ント分のジッター値から平均値を算出し、この平均値を
そのときのフォーカスバイアス値に対応した最適ジッタ
ー値(ディスクの面ぶれや偏心による影響の少ないジッ
ター値)とするものである。
【0043】この64ポイント分のジッター値内に光デ
ィスク11の信号面にキズ及び埃による不良ジッター値
が検出された場合には、この不良ジッター値を採用しな
いようにしてある。
【0044】尚、後述するがジッター値Jmの測定処理
において、初回(m=1)の場合には不良ジッター値で
あるジッター値Jmが測定されると、この不良ジッター
値を採用することなく正常値が得られるまで測定を実行
し、2回目(m=2)以降の場合には不良ジッター値が
測定されると、この不良ジッター値の代わりに直前に測
定された正常値のジッター値Jmを記憶するようにし
た。
【0045】また、このコントローラ22においては、
後述する第1、第2及び第3フォーカスバイアス値FB
1,FB2,FB3に対応した各最適ジッター値、つま
り第1、第2及び第3最適ジッター値Ja1,Ja2,
Ja3に基づいて最適フォーカスバイアス値FBzを算
出し、この最適フォーカスバイアス値FBzがフォーカ
スドライバ21に供給できるようにバイアス電圧発生回
路17の出力電圧を可変制御するものである。
【0046】では、次に本実施の形態に示すCDプレー
ヤ10のフォーカスサーボ回路30の動作について説明
する。図2、図7乃至図10は本実施の形態の最適フォ
ーカスバイアス値検出処理におけるフォーカスサーボ回
路30の処理動作を示すフローチャートである。
【0047】この最適フォーカスバイアス値検出処理と
は、第1フォーカスバイアス値FB1を適当に選択し、
このフォーカスバイアス値FB1に対応した、後述する
第1最適ジッター値Ja1を算出(検出)し、さらに、
この第1フォーカスバイアス値FB1に基づいて第2フ
ォーカスバイアス値FB2を設定し、この第2フォーカ
スバイアス値FB2に対応した第2最適ジッター値Ja
2を算出(検出)し、これら第1最適ジッター値Ja1
及び第2最適ジッター値Ja2に基づいて第3フォーカ
スバイアス値FB3を設定し、この第3フォーカスバイ
アス値FB3に対応する第3最適ジッター値Ja3を算
出(検出)し、これら第1、第2及び第3最適ジッター
値Ja1,Ja2,Ja3に基づいて最適フォーカスバ
イアス値FBzを決定すると共に、これらの処理に先立
って、所定フォーカスバイアス値に対応する最適ジッタ
ー値を測定し、この最適ジッター値を基準ジッター値J
saとし、この基準ジッター値Jsaに基づいて、光デ
ィスク11のキズや埃等で発生する不良ジッター値を検
知することで、精度良く、第1、第2及び第3最適ジッ
ター値Ja1,Ja2,Ja3を測定することができる
処理である。
【0048】図2においてフォーカスサーボ回路30
は、このCDプレーヤ10内に光ディスク11が挿入さ
れたか否かを判定する(ステップS11)。この光ディ
スク11が挿入されたのであれば、初めての光ディスク
11であると判断して、現在記憶中の最適フォーカスバ
イアス値FBz及び基準ジッター値Jsaを全てクリア
にし(ステップS12)、初期フォーカスバイアス値F
B0を"0"ボルトにセットし(ステップS13)、周期
内ジッター測定カウント値(以下、単に測定カウント値
と称する)mを初回として"1"にセットする(ステップ
S14)。
【0049】尚、この測定カウント値mとは、ディスク
1回転分の周期内で行うべきジッター測定回数に相当す
るものであり、本実施の形態の場合には、図5に示すよ
うにディスク1回転分の周期T内、例えば128mse
c内で2msec毎にジッター値を測定し、計64個の
ジッター値を測定するものである。
【0050】1回のジッター値測定時間(2msec)
を計時する周期内ジッター測定タイマ(以下、単に測定
タイマと称する)がスタートすると(ステップS1
5)、この測定タイミングのフォーカスバイアス値に対
応するジッター値Jmを測定し(ステップS16)、こ
のジッター値Jmを記憶し(ステップS17)、測定カ
ウント値mが所定回数M、例えば64回に達したか否か
を判定する(ステップS18)。
【0051】この測定カウント値mが所定回数Mに達し
たのでなければ、ステップS15にてスタートした測定
タイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップ
S19)。測定タイマがタイムアップしたのであれば、
測定カウント値mを+1インクリメントし(ステップS
20)、ステップS15に移行する。
【0052】また、ステップS18にて測定カウント値
mが所定回数Mに達したのであれば、このディスク1回
転分の1周期内で得られた64個分の全ジッター値の平
均値として基準ジッター値Jsaを算出し(ステップS
21)、この基準ジッター値Jsaを記憶し(ステップ
S22)、特定フォーカスバイアス値に対応するジッタ
ー平均値を最適ジッター値として算出する、後述する最
適ジッター値演算処理を実行した後(ステップS3
0)、この最適ジッター値演算処理にて算出された第1
フォーカスバイアス値FB1に対応する第1最適ジッタ
ー値Ja1を記憶し(ステップS24)、図5に示すM
1に移行する。
【0053】また、ステップS11にてCDプレーヤ1
0に光ディスク11が挿入されたのでなければ、この光
ディスク11を再生するための再生キーがONされたか
否かを判定する(ステップS25)。この再生キーがO
Nされたのであれば、この光ディスク11に対応する最
適フォーカスバイアス値FBzが記憶されているか否か
を判定する(ステップS26)。
【0054】この前回の最適フォーカスバイアス値FB
zが記憶されているのであれば、この最適フォーカスバ
イアス値FBzを初期フォーカスバイアス値FB0とし
てセットし(ステップS27)、この光ディスク11に
対応する前回の基準ジッター値Jsaが記憶されている
か否かを判定する(ステップS28)。尚、ステップS
28を省略し、ステップS27の処理後にステップS13
に移行するするようにしても良い。
【0055】この前回の基準ジッター値Jsaが記憶さ
れているのであれば、ステップS22の処理後にある、
第1フォーカスバイアス値FB1に対応する第1最適ジ
ッター値Ja1を算出するためのステップS30の最適
ジッター値演算処理を実行する。
【0056】また、ステップS25にて再生キーがON
されたのでなければ、この最適フォーカスバイアス値検
出処理を終了する。
【0057】また、ステップS26にて前回の最適フォ
ーカスバイアス値FBzが記憶されているのでなけれ
ば、又はステップS28にて前回の基準ジッター値Js
aが記憶されているのでなければ、ステップS13に移
行する。
【0058】では、ここで前述したステップS30の最
適ジッター値演算処理について説明する。図3及び図4
は最適ジッター値演算処理におけるフォーカスサーボ回
路30の処理動作を示すフローチャートである。
【0059】この最適ジッター値演算処理とは、指定し
たフォーカスバイアス値に対応するディスク1回転分の
周期(128msec)内で2msec毎にジッター値
を測定し、64個分のジッター値の全ジッター平均値と
して最適ジッター値を算出し、この最適ジッター値を指
定フォーカスバイアス値に対応するジッター値とする処
理である。
【0060】図3において指定フォーカスバイアス値を
初期フォーカスバイアス値FB0として設定する(ステ
ップS31)。尚、この実施形態においては、指定フォ
ーカスバイアス値としては前述した第1フォーカスバイ
アスFB1、後述する第2フォーカスバイアス値FB
2、第3フォーカスバイアス値FB3があり、前述した
図2に示すステップS22の処理後における最適ジッタ
ー値演算処理の場合には指定フォーカスバイアス値を第
1フォーカスバイアス値FB1としている。
【0061】ステップS31にて指定フォーカスバイア
ス値を初期フォーカスバイアス値FB0とすると、この
測定動作を初回であることを示すように、測定カウント
値mを"1"とし(ステップS32)、この測定タイマ
(2msec)をスタートし(ステップS33)、この
測定タイミングでジッター値Jmを測定し(ステップS
34)、このジッター値Jmが不良ジッター識別値(J
sa+X)よりも大きいか否かを判定する(ステップS
35)。
【0062】尚、前記不良ジッター識別値とは、図6に
示すように基準ジッター値Jsaに付加値Xを加算した
値に相当するものであり、光ディスク11の信号面のキ
ズや埃等でジッター値が正常値と比較して著しく大きく
なった不良ジッター値を検知するものである。
【0063】このジッター値Jmが不良ジッター識別値
よりも大きくないと判定されると、このジッター値Jm
が正常な値であると判別されて、このジッター値Jmを
記憶し(ステップS36)、ステップS33にてスター
トした測定タイマがタイムアップしたか否かを判定する
(ステップS37)。この測定タイマがタイムアップし
たのであれば、図4に示すM5に移行する。
【0064】また、ステップS35にてジッター値Jm
が不良ジッター値よりも大きいと判定されると、このジ
ッター値Jmが不良ジッター値であると判別されて、ス
テップS32に移行する。
【0065】図4に示すM5においては測定カウント値
mを+1インクリメントし(ステップS41)、この測
定タイマをスタートして(ステップS42)、このジッ
ター値Jmを測定し(ステップS43)、この測定され
たジッター値Jmが不良ジッター識別値(Jsa+X)
よりも大きいか否かを判定する(ステップS44)。こ
のジッター値Jmが不良ジッター識別値よりも大きくな
いと判定されると、このジッター値Jmは正常値である
と判別されて、このジッター値Jmを記憶し(ステップ
S45)、測定カウント値mが所定回数M(64)に達
したか否かを判定する(ステップS46)。
【0066】この測定カウント値mが所定回数Mに満た
ないのであれば、ステップS42にてスタートした測定
タイマがタイムアップしたか否かを判定する(ステップ
S47)。この測定タイマがタイムアップしたのであれ
ば、次のジッター値を測定するためにステップS41に
移行する。
【0067】また、ステップS44にてジッター値Jm
が不良ジッター識別値よりも大きいと判定されると、こ
のジッター値Jmが不良ジッター値であると判別され
て、このジッター値Jmの代わりに直前の測定タイミン
グで測定されたジッター値Jmを記憶し(ステップS4
8)、ステップS46に移行する。
【0068】ステップS46にて測定カウント値mが所
定回数Mに達したのであれば、これら記憶中の全ジッタ
ー値Jmの平均値を最適ジッター値として算出し、この
最適ジッター値を指定フォーカスバイアス値に対応する
ジッター値とし(ステップS49)、この最適ジッター
値演算処理の処理動作を終了する。
【0069】この最適ジッター値演算処理によれば、指
定フォーカスバイアス値に対応したディスク1回転分の
周期内で測定される64個分のジッター値の平均値を、
この指定フォーカスバイアス値に対応した最適ジッター
値として算出するようにしたので、精度良く、指定フォ
ーカスバイアス値に対応した最適ジッター値を算出する
ことができる。
【0070】さらに、この最適ジッター値演算処理によ
れば、ディスク1回転分の周期内で測定されたジッター
値内に不良ジッター値があったとしても、この不良ジッ
ター値の代わりに直前の測定タイミングのジッター値を
取り入れるようにしたので、その精度をより精巧にする
ことができる。
【0071】図2においてステップS22の処理後に、
このような最適ジッター値演算処理(ステップS30)
にて第1フォーカスバイアス値FB1に対応する第1最
適ジッター値Ja1を算出し、ステップS24にて第1
最適ジッター値Ja1を記憶し、図7に示すM1に移行
する。
【0072】図7に示すM1において現在の光ディスク
11に対応する前回の最適フォーカスバイアス値FBz
が記憶されているか否かを判定する(ステップS5
1)。
【0073】この前回の最適フォーカスバイアス値FB
zが記憶されていなければ、第1フォーカスバイアス値
FB1に相当する位置から、"+0.5μm"の位置に相
当するバイアス値を第2フォーカスバイアス値FB2と
する(ステップS52)。
【0074】尚、図11乃至図13でも示すようにフォ
ーカスバイアス値は電圧値であるが、ここでは便宜
上、"μm"単位の長さで表しており、この移動分だけフ
ォーカスアクチュエータ20が移動するための印加電圧
に相当するものである。
【0075】第2フォーカスバイアス値FB2を指定フ
ォーカスバイアス値としてステップS30の最適ジッタ
ー値演算処理を実行した後、この最適ジッター値演算処
理にて算出された第2フォーカスバイアス値FB2に対
応する第2最適ジッター値Ja2を記憶し(ステップS
54)、現在記憶中の第1フォーカスバイアス値FB1
に対応する第1最適ジッター値Ja1が第2フォーカス
バイアス値FB2に対応する第2最適ジッター値Ja2
とほぼ同一値であるか否かを判定する(ステップS5
5)。第1最適ジッター値Ja1が第2最適ジッター値
Ja2とほぼ同一値であれば、図12に示すように、第
1フォーカスバイアス値FB1に相当する位置から"+
1.0μm"の位置に相当するバイアス値を第3フォー
カスバイアス値FB3とするBパターンであると認識し
て(ステップS56)、前回の最適フォーカスバイアス
値FBzが記憶されているか否かを判定する(ステップ
S57)。
【0076】前回の最適フォーカスバイアス値FBzが
記憶されているのであれば、第1フォーカスバイアス値
FB1に相当する位置から"+0.5μm"の位置に相当
するバイアス値を第3フォーカスバイアス値FB3を設
定し(ステップS58)、この第3フォーカスバイアス
値FB3を指定フォーカスバイアス値とするステップS
30の最適ジッター値演算処理に移行し、この最適ジッ
ター値演算処理にて第3フォーカスバイアス値FB3に
対応する第3最適ジッター値Ja3を算出し、この第3
最適ジッター値Ja3を記憶して(ステップS60)、
図8に示すM2に移行する。
【0077】また、ステップS57にて前回の最適フォ
ーカスバイアス値FBzが記憶されているのでなけれ
ば、第1フォーカスバイアス値FB1に相当する位置か
ら"+1.0μm"の位置に相当するバイアス値を第
3フォーカスバイアス値FB3とし(ステップS6
1)、ステップS30に移行する。
【0078】また、ステップS55にて第1最適ジッタ
ー値Ja1が第2最適ジッター値Ja2とほぼ同一値で
なければ、第1最適ジッター値Ja1が第2最適ジッタ
ー値Ja2よりも大きいか否かを判定する(ステップS
62)。第1最適ジッター値Ja1が第2最適ジッター
値Ja2よりも大きいと判定されたのであれば、図11
に示すように、第1フォーカスバイアス値FB1に相当
する位置から"+1.5μm"の位置に相当するバイアス
値を第3フォーカスバイアス値FB3とするAパターン
として認識し(ステップS63)、前回の最適フォーカ
スバイアス値FBzが記憶されているか否かを判定する
(ステップS64)。
【0079】前回の最適フォーカスバイアス値FBzが
記憶されているのであれば、第1フォーカスバイアス値
FB1に相当する位置から"+0.75μm"の位置に相
当するバイアス値を第3フォーカスバイアス値FB3と
し(ステップS65)、ステップS30に移行する。
【0080】また、ステップS64にて前回の最適フォ
ーカスバイアス値FBzが記憶されているのでなけれ
ば、第1フォーカスバイアス値FB1に相当する位置か
ら"+1.5μm"に相当するバイアス値を第3フォ
ーカスバイアス値FB3とし(ステップS66)、ステ
ップS30に移行する。
【0081】また、ステップS62にて第1最適ジッタ
ー値Ja1が第2最適ジッター値Ja2よりも大きくな
いと判定されたのであれば、図13に示すように、第1
フォーカスバイアス値FB1に相当する位置から"−
1.0μm"の位置に相当するバイアス値を第3フォー
カスバイアス値FB3とするCパターンとして認識し
(ステップS67)、前回の最適フォーカスバイアス値
FBzが記憶されているか否かを判定する(ステップS
68)。
【0082】前回の最適フォーカスバイアス値FBzが
記憶されているのであれば、第1フォーカスバイアス値
FB1に相当する位置から"−0.5μm"の位置に相当
するバイアス値を第3フォーカスバイアス値FB3とし
(ステップS69)、ステップS30に移行する。
【0083】また、ステップS68にて前回の最適フォ
ーカスバイアス値FBzが記憶されているのでなけれ
ば、第1フォーカスバイアス値FB1に相当する位置か
ら"−1.0μm"の位置に相当するバイアス値を第
3フォーカスバイアス値FB3とし(ステップS7
0)、ステップS30に移行する。
【0084】また、第1最適ジッター値Ja1の測定後
に、ステップS51にて前回の最適フォーカスバイアス
値FBzが記憶されているのであれば、第1フォーカス
バイアス値FB1に相当する位置から"+0.25μm"
に相当するバイアス値を第2フォーカスバイアス値FB
2に設定し(ステップS71)、この第2フォーカスバ
イアス値FB2に対応する第2最適ジッター値Ja2を
算出するためのステップS30の最適ジッター値演算処
理に移行する。
【0085】図8に示すM2において第1フォーカスバ
イアス値FB1に対応する第1最適ジッター値Ja1が
第2フォーカスバイアス値FB2に対応する第2最適ジ
ッター値Ja2とほぼ同一値であるか否かを判定する
(ステップS81)。
【0086】第1最適ジッター値Ja1が第2最適ジッ
ター値Ja2とほぼ同一値であれば、図12に示すBパ
ターンとして認識し(ステップS82)、第1最適ジッ
ター値Ja1が第3最適ジッター値Ja3とほぼ同一値
であれば、図12(a)に示すB−1パターンとして認
識し、最適フォーカスバイアス値FBzを第2フォーカ
スバイアス値FB2とし(ステップS85)、この最適
フォーカスバイアス値検出処理の処理動作を終了する。
【0087】また、ステップS83にて第1最適ジッタ
ー値Ja1が第3最適ジッター値Ja3とほぼ同一値で
なければ、第1最適ジッター値Ja1が第3最適ジッタ
ー値Ja3よりも大きいか否かを判定する(ステップS
86)。第1最適ジッター値Ja1が第3最適ジッター
値Ja3よりも大きいと判定されたのであれば、図12
(b)に示すようにB−0パターンとして認識し(ステ
ップS87)、最適フォーカスバイアス値FBzを第3
フォーカスバイアス値FB3とし(ステップS88)、
この処理動作を終了する。
【0088】また、ステップS86にて第1最適ジッタ
ー値Ja1が第3最適ジッター値Ja3よりも大きいと
判定されたのでなければ、図12(c)に示すようにB
−2パターンとして認識し(ステップS89)、最適フ
ォーカスバイアス値FBzを第1フォーカスバイアス値
FB1とし(ステップS90)、この処理動作を終了す
る。
【0089】また、ステップS81にて第1最適ジッタ
ー値Ja1が第2最適ジッター値Ja2とほぼ同一値で
なければ、第1最適ジッター値Ja1が第2最適ジッタ
ー値Ja2よりも大きいか否かを判定する(ステップS
91)。第1最適ジッター値Ja1が第2最適ジッター
値Ja2よりも大きいと判定されたのであれば、図11
に示すようにAパターンとして認識し(ステップS9
2)、図9に示すM3に移行する。
【0090】ステップS91にて第1最適ジッター値J
a1が第2最適ジッター値Ja2よりも大きいと判定さ
れたのでなければ、図13に示すようにCパターンとし
て認識し(ステップS93)、図10に示すM4に移行
する。
【0091】ステップS92にてAパターンとして認識
されると、図9に示すM3において第1最適ジッター値
Ja1が第3最適ジッター値Ja3とほぼ同一値である
か否かを判定する(ステップS101)。第1最適ジッ
ター値Ja1が第3最適ジッター値Ja3とほぼ同一値
であると判定されると、図11(b)に示すA−1パタ
ーンとして認識し(ステップS102)、最適フォーカ
スバイアス値FBzを第2フォーカスバイアス値FB2
及び第3フォーカスバイアス値FB3の中間点((FB
2+FB3)/2)とし(ステップS103)、この最
適フォーカスバイアス値検出処理の処理動作を終了す
る。
【0092】ステップS101にて第1最適ジッター値
Ja1が第3最適ジッター値Ja3とほぼ同一値である
と判定されたのでなければ、第1最適ジッター値Ja1
が第3最適ジッター値Ja3よりも大きいか否かを判定
する(ステップS104)。第1最適ジッター値Ja1
が第3最適ジッター値Ja3よりも大きいと判定された
のであれば、図11(a)に示すA−0パターンとして
認識し(ステップS105)、最適フォーカスバイアス
値FBzを第2フォーカスバイアス値FB2及び第3フ
ォーカスバイアス値FB3の中間点((FB2+FB
3)/2)とし(ステップS106)、この処理動作を
終了する。
【0093】また、ステップS104にて第1最適ジッ
ター値Ja1が第3最適ジッター値Ja3よりも大きい
と判定されたのでなければ、図11(c)に示すA−2
パターンとして認識し(ステップS107)、最適フォ
ーカスバイアス値FBzを第2フォーカスバイアス値F
B2とし(ステップS108)、この処理動作を終了す
る。
【0094】また、図8に示すステップS93にてCパ
ターンとして認識されると、図10に示すM4において
第1最適ジッター値Ja1が第3最適ジッター値Ja3
とほぼ同一値であるか否かを判定する(ステップS11
1)。第1最適ジッター値Ja1が第3最適ジッター値
Ja3とほぼ同一値であると判定されると、図13
(b)に示すC−1パターンとして認識し(ステップS
112)、最適フォーカスバイアス値FBzを第2フォ
ーカスバイアス値FB1及び第3フォーカスバイアス値
FB3の中間点((FB1+FB3)/2)とし(ステ
ップS113)、この最適フォーカスバイアス値検出処
理の処理動作を終了する。
【0095】ステップS111にて第1最適ジッター値
Ja1が第3最適ジッター値Ja3とほぼ同一値である
と判定されたのでなければ、第1最適ジッター値Ja1
が第3最適ジッター値Ja3よりも大きいか否かを判定
する(ステップS114)。
【0096】第1最適ジッター値Ja1が第3最適ジッ
ター値Ja3よりも大きいと判定されたのであれば、図
13(a)に示すC−0パターンとして認識し(ステッ
プS115)、最適フォーカスバイアス値FBzを第3
フォーカスバイアス値FB3とし(ステップS11
6)、この処理動作を終了する。
【0097】また、ステップS114にて第1最適ジッ
ター値Ja1が第3最適ジッター値Ja3よりも大きい
と判定されたのでなければ、図13(c)に示すC−2
パターンとして認識し(ステップS117)、最適フォ
ーカスバイアス値FBzを第1フォーカスバイアス値F
B1とし(ステップS118)、この処理動作を終了す
る。
【0098】本実施の形態によれば、第1フォーカスバ
イアス値FB1を適当に選択し、このフォーカスバイア
ス値FB1に対応した第1最適ジッター値Ja1を算出
(検出)し、さらに、この第1フォーカスバイアス値F
B1に基づいて第2フォーカスバイアス値FB2を設定
し、この第2フォーカスバイアス値FB2に対応した第
2最適ジッター値Ja2を算出(検出)し、これら第1
最適ジッター値Ja1及び第2最適ジッター値Ja2に
基づいて第3フォーカスバイアス値FB3を設定し、こ
の第3フォーカスバイアス値FB3に対応する第3最適
ジッター値Ja3を算出(検出)し、これら第1、第2
及び第3最適ジッター値Ja1,Ja2,Ja3を各パ
ターンに基づいて最適フォーカスバイアス値FBzを決
定するようにしたので、製造コストをあげることなく、
光ディスク11の面ブレや偏心に十分対処した最適フォ
ーカスバイアス値を正確に、かつ短時間で設定すること
ができる。
【0099】また、本実施の形態によれば、第1、第2
及び第3最適ジッター値Ja1,Ja2,Ja3を算出
する処理に先立って、所定フォーカスバイアス値に対応
する最適ジッター値を測定し、この最適ジッター値を基
準ジッター値Jsaとし、この基準ジッター値Jsaに
基づいて、光ディスク11のキズや埃等で発生する不良
ジッター値を検知することで、精度良く、第1、第2及
び第3最適ジッター値Ja1,Ja2,Ja3を測定す
ることができる。
【0100】さらに、本実施の形態によれば、前回の最
適フォーカスバイアス値及び基準ジッター値を記憶して
おき、ディスク交換を伴わぬディスク再生時においては
前回の最適フォーカスバイアス値に基づいて最適ジッタ
ー値を算出し、この最適ジッター値に基づいて今回の最
適フォーカスバイアス値を算出設定するようにしたの
で、例えば経時変化や環境変化等によって最適フォーカ
スバイアス値が変化したとしても、この経時変化及び環
境変化等に対応した最適フォーカスバイアス値を正確
に、かつ短時間で設定することができる。
【0101】また、この場合、通常よりも半分のフォー
カスバイアス値の設定範囲で最適ジッター値を算出する
ようにしたので、検出精度の良好な最適フォーカスバイ
アス値を設定することができる。
【0102】尚、上記実施の形態においては、ジッター
値測定回路16にて2値化RF信号からRF信号のジッ
ター値を測定するようにしたが、例えば2値化RF信号
に同期したクロックのエッジと、この2値化RF信号の
変化点との間の時間差を測定し、この時間差が基準時間
以上となることを検出し、この検出回数をジッター値に
置き換えるようにしても良い。
【0103】また、上記実施の形態においては、図4に
示すステップS44にてジッター値Jmが不良ジッター
値であると判定されると、この不良ジッター値の代わり
に直前に測定されたジッター値をステップS48にて記
憶するようにしたが、この不良ジッター値の直前及び直
後のジッター値の平均値を不良ジッター値の代わりに記
憶するようにしても良い。
【0104】また、図4に示すステップS44にてジッ
ター値Jmが不良ジッター値であると判定されると、ス
テップS48の代わりに、この不良ジッター値を記憶せ
ず、ステップS49にて記憶しなかった回数を減じた個
数のジッター値の平均をとることで最適ジッター値を算
出するようにしても良い。
【0105】さらに、当該フォーカスバイアス値検出処
理は、電源オン時、或いは再生中におけるフォーカス落
ちに起因する再生停止後等の場合に行うようにしても良
い。
【0106】
【発明の効果】上記のように構成された本発明のフォー
カスサーボ回路によれば、各点のフォーカスバイアス値
に対応する最適ジッター値を算出する前に、所定フォー
カスバイアス値に対応する所定個のジッター値を順次測
定し、これら順次測定された所定個のジッター値の平均
値を算出することで、この平均値を所定フォーカスバイ
アス値に対応する基準ジッター値とし、この基準ジッタ
ー値に基づいて、ジッター測定手段にて測定されジッタ
ー値が不良ジッター値であるか否かを判定するようにし
たので、例えばディスク表面のキズや埃等でジッター値
測定中に不良ジッターが発生したとしても、フォーカス
サーボ回路側で不良ジッターの発生を認識することがで
きる。
【0107】つまり、この不良ジッター値を認識するこ
とで、最適ジッター値の検出精度を良好にすることがで
きると共に、ひいては精度の良い最適フォーカスバイア
ス値を正確、かつ短時間に設定することができる。
【0108】また、本発明のフォーカスサーボ回路によ
れば、前回の最適フォーカスバイアス値設定手段にて設
定された最適フォーカスバイアス値が記憶されている
と、最適ジッター値算出のためのフォーカスバイアスの
振り幅を小さくするようにしたので、最適フォーカスバ
イアス値の検出精度を著しく良好にすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態を示すCDプレーヤのフォ
ーカスサーボ回路内部の概略構成を示すブロック図であ
る。
【図2】本実施の形態の最適フォーカスバイアス値検出
処理におけるフォーカスサーボ回路の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図3】本実施の形態の最適ジッター値測定処理におけ
るフォーカスサーボ回路の処理動作を示すフローチャー
トである。
【図4】本実施の形態の最適ジッター値測定処理におけ
るフォーカスサーボ回路の処理動作を示すフローチャー
トである。
【図5】本実施の形態の最適ジッター値測定処理の1周
期の処理動作を示す説明図である。
【図6】本実施の形態の最適ジッター値測定処理の不良
ジッター値の検出動作を示す説明図である。
【図7】本実施の形態の最適フォーカスバイアス値検出
処理におけるフォーカスサーボ回路の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図8】本実施の形態の最適フォーカスバイアス値検出
処理におけるフォーカスサーボ回路の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図9】本実施の形態の最適フォーカスバイアス値検出
処理におけるフォーカスサーボ回路の処理動作を示すフ
ローチャートである。
【図10】本実施の形態の最適フォーカスバイアス値検
出処理におけるフォーカスサーボ回路の処理動作を示す
フローチャートである。
【図11】本実施の形態における最適フォーカスバイア
ス値検出処理のAパターンの一例を示す説明図である。 a)A−0パターン b)A−1パターン c)A−2パターン
【図12】本実施の形態における最適フォーカスバイア
ス値検出処理のBパターンの一例を示す説明図である。 a)B−0パターン b)B−1パターン c)B−2パターン
【図13】本実施の形態における最適フォーカスバイア
ス値検出処理のCパターンの一例を示す説明図である。 a)C−0パターン b)C−1パターン c)C−2パターン
【符号の説明】
16 ジッター値測定回路(ジッター測定手段、処理前
ジッター測定手段) 22 コントローラ(最適ジッター値算出手段、最適フ
ォーカスバイアス値設定手段、基準ジッター値算出手
段、不良ジッター判定手段、ジッター修正手段、記憶手
段) 30 フォーカスサーボ回路

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 所定のフォーカスバイアス値に対応する
    所定個のジッター値を順次測定するジッター測定手段
    と、 これら順次測定された所定個のジッター値の平均値を算
    出することで、この平均値をフォーカスバイアス値に対
    応する最適ジッター値とする最適ジッター値算出手段
    と、 少なくとも3点のフォーカスバイアス値に対応する最適
    ジッター値を算出し、これら最適ジッター値に基づいて
    最適フォーカスバイアス値を設定する最適フォーカスバ
    イアス値設定手段とを有するフォーカスサーボ回路であ
    って、 各フォーカスバイアス値に対応する最適ジッター値を算
    出する前に、所定フォーカスバイアス値に対応する所定
    個のジッター値を順次測定する処理前ジッター測定手段
    と、 これら順次測定された所定個のジッター値の平均値を算
    出することで、この平均値を所定フォーカスバイアス値
    に対応する基準ジッター値とする基準ジッター値算出手
    段と、 この基準ジッター値に基づいて、前記ジッター測定手段
    にて測定されジッター値が不良ジッター値であるか否か
    を判定する不良ジッター判定手段とを有することを特徴
    とするフォーカスサーボ回路。
  2. 【請求項2】 前記不良ジッター判定手段は、前記ジッ
    ター測定手段にて測定されたジッター値が基準ジッター
    値よりも所定値以上となると、このジッター測定手段に
    て測定されたジッター値を不良ジッター値であると判定
    することを特徴とする請求項1記載のフォーカスサーボ
    回路。
  3. 【請求項3】 前記不良ジッター判定手段にて、前記ジ
    ッター測定手段にて測定されたジッター値が不良ジッタ
    ー値であると判定されると、この不良ジッター値に関わ
    るジッター値を修正するジッター修正手段を有すること
    を特徴とする請求項1又は2記載のフォーカスサーボ回
    路。
  4. 【請求項4】 前記ジッター修正手段は、この不良ジッ
    ター値に関わるジッター値を直前に測定された不良ジッ
    ター値以外のジッター値に修正することを特徴とする請
    求項3記載のフォーカスサーボ回路。
  5. 【請求項5】 前記ジッター修正手段は、この不良ジッ
    ター値に関わるジッター値を、この不良ジッター値の測
    定前後のジッター値の平均値に修正することを特徴とす
    る請求項3記載のフォーカスサーボ回路。
  6. 【請求項6】 前記不良ジッター判定手段にて、前記ジ
    ッター測定手段にて測定されたジッター値が不良ジッタ
    ー値であると判定されると、この不良ジッター値に関わ
    るジッター値を採用しないことを特徴とする請求項1又
    は2記載のフォーカスサーボ回路。
  7. 【請求項7】 前記不良ジッター判定手段にて、前記ジ
    ッター測定手段にて測定されたジッター値が不良ジッタ
    ー値であると判定されると、 前記最適ジッター値算出手段は、この不良ジッター値に
    関わるジッター値を除いた分だけで平均値を算出し、こ
    の平均値をフォーカスバイアス値に対応する最適ジッタ
    ー値とすることを特徴とする請求項1又は2記載のフォ
    ーカスサーボ回路。
  8. 【請求項8】 フォーカスバイアス値に対応する、所定
    個のジッター値を順次測定するジッター測定手段と、 これら順次測定された所定個のジッター値の平均値を算
    出することで、この平均値をフォーカスバイアス値に対
    応する最適ジッター値とする最適ジッター値算出手段
    と、 少なくとも3点のフォーカスバイアス値に対応する最適
    ジッター値を算出し、これら最適ジッター値に基づいて
    最適フォーカスバイアス値を設定する最適フォーカスバ
    イアス値設定手段とを有するフォーカスサーボ回路であ
    って、 前記最適フォーカスバイアス値設定手段にて設定された
    最適フォーカスバイアス値を記憶する記憶手段を備え、 前記最適フォーカスバイアス値設定手段は、最適ジッタ
    ー算出のためのフォーカスバイアス値の振り幅を小さく
    することを特徴とするフォーカスサーボ回路。
JP10321882A 1998-11-12 1998-11-12 フォーカスサーボ回路 Pending JP2000149282A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10321882A JP2000149282A (ja) 1998-11-12 1998-11-12 フォーカスサーボ回路

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10321882A JP2000149282A (ja) 1998-11-12 1998-11-12 フォーカスサーボ回路

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000149282A true JP2000149282A (ja) 2000-05-30

Family

ID=18137468

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10321882A Pending JP2000149282A (ja) 1998-11-12 1998-11-12 フォーカスサーボ回路

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000149282A (ja)

Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002035535A2 (en) * 2000-10-23 2002-05-02 Sony Computer Entertainment Inc. Optical pickup position control method
EP1217618A1 (en) * 2000-12-20 2002-06-26 Sony Computer Entertainment Inc. Optical disc apparatus and method for adjusting a servo of same
JP2007004899A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Clarion Co Ltd 光ディスクプレーヤ
WO2008044503A1 (fr) * 2006-10-05 2008-04-17 Panasonic Corporation Dispositif de commande de disque optique et procédé de commande de disque optique

Cited By (7)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2002035535A2 (en) * 2000-10-23 2002-05-02 Sony Computer Entertainment Inc. Optical pickup position control method
WO2002035535A3 (en) * 2000-10-23 2002-08-08 Sony Computer Entertainment Inc Optical pickup position control method
US6845067B2 (en) 2000-10-23 2005-01-18 Sony Computer Entertainment Inc. Optical pickup position control method
EP1217618A1 (en) * 2000-12-20 2002-06-26 Sony Computer Entertainment Inc. Optical disc apparatus and method for adjusting a servo of same
US6928034B2 (en) 2000-12-20 2005-08-09 Sony Computer Entertainment Inc. Optical disc apparatus and method for adjusting a servo of same
JP2007004899A (ja) * 2005-06-23 2007-01-11 Clarion Co Ltd 光ディスクプレーヤ
WO2008044503A1 (fr) * 2006-10-05 2008-04-17 Panasonic Corporation Dispositif de commande de disque optique et procédé de commande de disque optique

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US5502698A (en) Automatic attitude correcting system for optical disc device
US20050180276A1 (en) Optical information recording and reproducing apparatus
JP2000298861A (ja) チルトサーボ装置及び制御方法
US6414921B1 (en) Servo control apparatus and method for compensating for axial vibration of an optical disk
US8000194B2 (en) Optical disc apparatus, method of adjusting focus offset for optical disc apparatus, and program for executing focus offset adjustment
JP2000149282A (ja) フォーカスサーボ回路
KR100722588B1 (ko) 광디스크 장치에서의 포커스 오프셋 조정방법
KR100805764B1 (ko) 광 픽업 틸트 보정 제어 장치 및 틸트 보정 방법
JP3148590B2 (ja) フォーカスサーボの自動調整方法
JP3678509B2 (ja) フォーカスサーボ回路
KR100722591B1 (ko) 광픽업에서의 광축 틀어짐 보상방법
KR100305731B1 (ko) 광디스크의편심량을보상하는서보제어방법
JP3212415B2 (ja) 光記録装置の制御方法
US7319642B2 (en) Method for adjusting focus bias in optical disk device
US7558160B2 (en) Demodulation of a focusing error signal during a focus search for a lens focusing control in an optical disc system
JP3465747B2 (ja) フォーカスサーボ回路
JP4304504B2 (ja) 最適化されたトラッキング方法
US20090168615A1 (en) Parameter adjusting method and data recording/reproducing device
KR20060114687A (ko) 디스크 드라이브 장치와, 씨디 및 디브이디를 인식하는방법
JP2001331950A (ja) フォーカスジャンプ制御方法および光ディスク装置
JP2000030260A (ja) 光ディスク装置
JP3481527B2 (ja) 光学式ディスク装置
KR19980050480A (ko) 포커스 바이어스 자동 조정 방법
JP2001195750A (ja) 光ディスク装置
JP2004310938A (ja) 光ディスク装置における制御方法および制御装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20051107

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20061120

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20061128

A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20070327