JP2000148637A - 通信方法、携帯端末装置及び計算機装置 - Google Patents

通信方法、携帯端末装置及び計算機装置

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JP2000148637A
JP2000148637A JP10319572A JP31957298A JP2000148637A JP 2000148637 A JP2000148637 A JP 2000148637A JP 10319572 A JP10319572 A JP 10319572A JP 31957298 A JP31957298 A JP 31957298A JP 2000148637 A JP2000148637 A JP 2000148637A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 アプリケーションプログラムを実行する機能
を有するが、筐体の小ささゆえにユーザインタフェース
の操作性が良好でない携帯端末装置において、当該ユー
ザインタフェースの操作性をより良好にしあるいは煩雑
な操作自体を省くことを可能とした携帯端末装置の通信
方法を提供すること。 【解決手段】 ローカルネットワークを介して少なくと
も1つの計算機と接続し、自装置上で動作するアプリケ
ーションプログラムに供するための所定の情報を、該接
続した計算機の全部または一部から取得し、取得した情
報の少なくとも一部を、そのまま、または自装置上で動
作するアプリケーションプログラムおよび/または自装
置のユーザインタフェースに適合する形式に変換して、
当該アプリケーションプログラムに供するための所定の
記憶領域に格納する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、アプリケーション
プログラム実行機能を有する携帯端末装置、計算機装置
及びそれらの通信方法に関し、特に、無線電話網、無線
基地局、ゲートウェイサーバを経由して第1のコンピュ
ータネットワークに接続し、データ通信を行うととも
に、近接の計算機装置と構築する第2のコンピュータネ
ットワークに接続し、データ通信を行うことが可能な携
帯端末装置、該第2のネットワークで該携帯端末装置と
通信する計算機装置及びそれらの通信方法に関する。
【0002】
【従来の技術】携帯電話(セルラー電話)やPHS(P
ersonal Handyphone Syste
m)端末の普及により、無線通信システムを利用した、
通信サービスが広く行われるようになってきた。これら
の携帯電話(セルラー電話)やPHS端末は、無線基地
局との間で無線による通信を行い、その基地局から有線
通信網に多数接続されて、通信サービスを行っている。
【0003】一方、世界的なコンピュータネットワーク
「インターネット(Internet)」の利用が普及
したことにより、様々なインターネット上の情報サービ
スが展開されている。
【0004】特に、従来の電話網に比較して通信コスト
が極めて低い利点を利用して、電話の音声データをIP
パケット化し、インターネットを介して通信するインタ
ーネット電話(IP電話)が注目を集めている。典型的
には、図23のように音声電話網3とインターネット網
4との間を中継するインターネット電話ゲートウェイ2
06を例えば電話局内に設置し、これらゲートウェイ2
06間をインターネット4経由で通信することで、長距
離通話であっても、最寄りの電話局(またはインターネ
ット電話ゲートウェイの設置箇所)までの料金のみで実
行することが可能になる。
【0005】また、セルラ電話やPHS端末をIP(イ
ンターネット)通信の端末ノードとして、つまり無線携
帯インターネット端末として運用することも容易に拡張
できる。例えば、図24に示すように、複数の無線基地
局202を管理するルータ装置205を設け、このルー
タ装置205がインターネット網4とのゲートウェイと
して働いて、インターネット網4とのデータ交換を行う
ようなIP通信システムが実現できる。
【0006】以上のような通信システムを構築すること
で、音声電話やその他の様々な形式のマルチメディアデ
ータを転送することが可能である。特に、インターネッ
トではTCP/IPという標準プロトコルに従って、例
えば、音声、静止画像、動画像、特定のアプリケーショ
ンのデータファイルなどをIPパケット化して転送でき
るし、既存のインターネットアプリケーション(例え
ば、Web Browserなど)を無線携帯端末で動
作させることが可能になる。
【0007】さて、このような環境で様々なアプリケー
ションを無線携帯端末上で使用する場合、一般に本体自
体が小型もしくは超小型である無線携帯端末では、アプ
リケーションの構成(コンフィグレーション)データの
設定や、入力データ(例えば、WebのURL)の入力
といったデータ入力インタフェースの使用感・操作性が
良くないという、小型もしくは超小型ゆえの問題があ
る。もちろん、通常の計算機(PC)と同様のキーボー
ドや、ポインティングデバイス(マウスなど)はサポー
トできない。これをカバーするために、例えば携帯電話
ではジョグダイアルなど独自のユーザインタフェースを
サポートし、小型の端末をキー操作なしに片手で操作で
きるような工夫がなされている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】以上述べたように、無
線携帯端末を使ってインターネット電話やマルチメディ
アデータなどを扱うインターネットサービスを受けるた
めにインターネット電話、Webブラウザ、電子メール
などのアプリケーションを利用したり、ワードプロセッ
サなどの他のアプリケーションを利用したりする場合、
一般に小型である無線携帯電話を端末として使用する
際、キーボードなどの入力インタフェースの操作性が悪
いため、例えばインターネットホームページのアドレス
(URL)情報や各種設定情報、あるいはワードプロセ
ッサのオプション設定情報といったデータ入力・設定な
どのための入力・設定操作が非常に困難を伴うものであ
った。また、特に場所を移動して利用するため、移動箇
所でネットワークパラメータなどの情報を更新すること
が必要になることがあるが、これらの作業に関しても、
キーボードやマウスを自由に使用できないため、操作性
が悪く設定が非常に困難であった。
【0009】また、無線携帯端末上で動作するアプリケ
ーションは、固定的に設置された計算機や携帯されるノ
ート計算機上の標準アプリケーションに比べ、ディスプ
レイのサイズや解像度などのリソースに制約があるた
め、独自のパラメータ設定を行うことがある。このた
め、通常の計算機上の標準的なアプリケーションを利用
しているユーザが無線携帯端末用のアプリケーションに
移行する際には、従来の利用環境にできる限り似通った
設定を行いたいと考えるが、そのまま設定情報をコピー
して使用してスムーズにプラットフォーム間の移行をす
る、ということができない場合があった。
【0010】本発明は、上記事情を考慮してなされたも
ので、所定のコンピュータネットワークへの接続機能と
アプリケーションプログラム(特に、該所定のコンピュ
ータネットワークへ接続して使用するもの)実行機能と
を有するが、筐体が小型もしくは超小型であるがゆえに
ユーザインタフェースの操作性が良好でない携帯端末装
置において、当該ユーザインタフェースの操作性をより
良好にしあるいは煩雑な操作自体を省くことを可能とし
た携帯端末装置及びその通信方法を提供することを目的
とする。
【0011】また、本発明は、アプリケーションプログ
ラムを実行する機能を有するが、筐体が小型もしくは超
小型であるがゆえにユーザインタフェースの操作性が良
好でない携帯端末装置において、当該ユーザインタフェ
ースの操作性をより良好にしあるいは煩雑な操作自体を
省くことを可能とするために該携帯端末装置をサポート
するためのの計算機装置及びその通信方法を提供するこ
とを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明は、アプリケーシ
ョンプログラム実行機能を有する携帯端末装置の通信方
法であって、ローカルネットワークを介して少なくとも
1つの計算機装置と接続し、自装置上で動作するアプリ
ケーション(例えば、Webブラウザ、インターネット
電話、電子メール、ワードプロセッサなど、およそあら
ゆるものがこれに該当する)プログラムに供するための
所定の情報(例えば、アプリケーションプログラムの起
動や設定などのために、必要なもしくはあると好ましい
情報、もしくはそのもととなる情報(例えば、利用する
ためにはデータ形式などの変換などが必要な情報);よ
り具体的には、例えば、ネットワーク接続に関するオプ
ションデータ、プロキシサーバに関するオプションデー
タ、インターネット電話の番号、電子メールアドレス、
URLのBookmark、ワードプロセッサなどのオ
プションデータなど、種々のものが、これに該当する)
を、前記接続した計算機装置の全部または一部から取得
し、取得した情報の少なくとも一部を前記アプリケーシ
ョンプログラムに供するための所定の処理を行う(例え
ば、該情報をそのまま所定の記憶領域(例えば、該当す
るパラメータに対応する記憶領域)に格納する処理、あ
るいは該情報を変換した上で所定の記憶領域に格納する
処理など)ことを特徴とする。
【0013】本発明(請求項1)は、アプリケーション
プログラム実行機能と所定のコンピュータネットワーク
(例えば、インターネット)への接続機能を有する携帯
端末装置の通信方法であって、ローカルネットワークを
介して少なくとも1つの計算機装置と接続し、自装置上
で動作し前記所定のコンピュータネットワークに接続し
て使用するアプリケーション(例えば、Webブラウ
ザ、インターネット電話、電子メール、ワードプロセッ
サなど)プログラムの動作に必要なもしくは該動作のた
めに利用可能な、該所定のコンピュータネットワークに
関係する所定の情報(例えば、ネットワーク接続に関す
るオプションデータ、プロキシサーバに関するオプショ
ンデータ、インターネット電話の番号、電子メールアド
レス、URLのBookmark)を、前記接続した計
算機装置の全部または一部から取得し、取得した情報の
少なくとも一部に基づいて前記アプリケーションプログ
ラムの前記所定のコンピュータネットワークに関係する
所定の設定(例えば、プロキシサーバに関するオプショ
ンデータの設定や、URLのBookmarkの設定な
ど)を行うことを特徴とする。
【0014】なお、上記のローカルネットワークは、前
記所定のコンピュータネットワークとは別のネットワー
クであってもよいし、前記所定のコンピュータネットワ
ークの一部であってもよい。
【0015】好ましくは、前記所定の設定は、前記取得
した情報の少なくとも一部を、そのまま、または自装置
上で動作するアプリケーションプログラム(例えば、デ
ータ形式など)および/または自装置のユーザインタフ
ェース(例えば、入力形式、ユーザインタフェースな
ど)に適合する形式に変換して、前記アプリケーション
プログラムに供するための所定の記憶領域に格納するも
のであるようにしてもよい。
【0016】本発明(請求項3)は、アプリケーション
プログラム実行機能を有する携帯端末装置の通信方法で
あって、ローカルネットワークを介して接続した少なく
とも1つの計算機装置へ、指定の種類のアプリケーショ
ンプログラムであって該計算機装置内に存在するものを
特定するための情報の取得要求を送信し、前記ローカル
ネットワークを介して、前記計算機装置から、前記指定
の種類のアプリケーションプログラムであって該計算機
装置内に存在するものを特定するための情報を含む応答
を受信し、受信した応答の内容に基づいて、前記ローカ
ルネットワークを介して、前記計算機装置へ、前記指定
の種類のアプリケーションプログラムであって該計算機
装置内に存在するものに関係する、指定の種類の情報の
取得要求を送信し、前記ローカルネットワークを介し
て、前記計算機装置から、前記指定の種類のアプリケー
ションプログラムであって該計算機装置内に存在するも
のに関係する、指定の種類の情報を受信し、受信した情
報の少なくとも一部を自装置内の前記指定の種類のアプ
リケーションプログラムに供するための所定の処理を行
うことを特徴とする。
【0017】好ましくは、前記所定の処理は、前記取得
した情報の少なくとも一部を、そのまま、または自装置
上で動作するアプリケーションプログラム(例えば、デ
ータ形式など)および/または自装置のユーザインタフ
ェース(例えば、入力形式、ユーザインタフェースな
ど)に適合する形式に変換して、前記アプリケーション
プログラムに供するための所定の記憶領域に格納するも
のであるようにしてもよい。
【0018】本発明(請求項5)は、携帯端末装置とロ
ーカルネットワークにより通信可能な計算機装置の通信
方法であって、ローカルネットワークを介して接続した
携帯端末装置からの要求に応じて、指定された種類のア
プリケーションプログラムであって自装置内に存在する
ものを特定するための情報または該アプリケーションプ
ログラムに関係する指定の種類の情報を含む応答を返信
することを特徴とする。
【0019】本発明(請求項6)は、携帯端末装置とロ
ーカルネットワークにより通信可能な計算機装置の通信
方法であって、ローカルネットワークを介して接続した
携帯端末装置から、指定の種類のアプリケーションプロ
グラムであって自装置内に存在するものを特定するため
の情報の取得要求を受信し、前記ローカルネットワーク
を介して、前記携帯端末装置に、前記指定された種類の
アプリケーションプログラムであって自装置内に存在す
るものを特定するための情報を含む応答を返信し、前記
ローカルネットワークを介して、前記携帯端末装置か
ら、指定の種類のアプリケーションプログラムであって
自装置内に存在するものに関係する、指定の種類の情報
の取得要求を受信し、前記ローカルネットワークを介し
て、前記携帯端末装置に、前記指定の種類のアプリケー
ションプログラムであって自装置内に存在するものに関
係する、指定の種類の情報を含む応答を返信することを
特徴とする。
【0020】好ましくは、前記ローカルネットワーク
は、無線LAN、ポイント間無線デバイス(例えば、B
luetooth)または赤外線(IrDA)を媒体と
して、前記携帯端末装置と前記計算機装置との間のデー
タ交換を可能としたものであるようにしてもよい。
【0021】好ましくは、前記ローカルネットワーク上
でのデータ交換を、予め定められた相互認証手続きによ
り認証された携帯端末装置と計算機装置との間でのみ行
われるようにしてもよい。
【0022】好ましくは、前記携帯端末装置は、自装置
の起動時に、複数のアプリケーションプログラムについ
て、各アプリケーションプログラムに供するための所定
の情報を前記ローカルネットワークを介して前記計算機
装置から取得するための手続きを行うようにしてもよ
い。
【0023】また、好ましくは、前記携帯端末装置は、
アプリケーションプログラムの起動時に、該アプリケー
ションプログラムに供するための所定の情報を前記ロー
カルネットワークを介して前記計算機装置から取得する
ための手続きを行うようにしてもよい。
【0024】好ましくは、前記携帯端末装置は、前記ロ
ーカルネットワークを介して第1の計算機装置から取得
した情報(例えば、アプリケーションプログラム設定、
入力情報など)を、前記ローカルネットワークに接続さ
れた第2の計算機装置に転送するようにしてもよい。
【0025】好ましくは、前記携帯端末装置は、通信に
よりまたはユーザ入力により獲得した所定の情報(例え
ば、アプリケーションプログラム設定、入力情報など)
を、前記ローカルネットワークに接続された1または複
数の計算機装置に転送するようにしてもよい。
【0026】好ましくは、前記携帯端末装置は、無線基
地局を介して通信する機能を有する無線携帯端末装置で
あるようにしてもよい。
【0027】本発明(請求項14)は、アプリケーショ
ンプログラム実行機能を有する携帯端末装置の通信方法
であって、所定のコンピュータネットワークに接続する
ための手段と、他の計算機装置とローカルに構築するロ
ーカルネットワークに接続するための手段と、自装置上
で動作し前記所定のコンピュータネットワークに接続し
て使用するアプリケーションプログラムの動作に必要
な、該所定のコンピュータネットワークに関係する所定
の情報を、前記ローカルネットワークを介して接続した
計算機装置の全部または一部から取得するための手段
と、取得した情報の少なくとも一部に基づいて前記アプ
リケーションプログラムの前記所定のコンピュータネッ
トワークに関係する所定の設定を行うための手段とを具
備したことを特徴とする。
【0028】本発明(請求項15)は、アプリケーショ
ンプログラム実行機能を有する携帯端末装置であって、
他の計算機装置とローカルに構築するローカルネットワ
ークに接続するための手段と、前記ローカルネットワー
クを介して接続した少なくとも1つの計算機装置へ、指
定の種類のアプリケーションプログラムであって該計算
機装置内に存在するものを特定するための情報の取得要
求を送信するための手段と、前記ローカルネットワーク
を介して、前記計算機装置から、前記指定の種類のアプ
リケーションプログラムであって該計算機装置内に存在
するものを特定するための情報を含む応答を受信するた
めの手段と、受信した応答の内容に基づいて、前記ロー
カルネットワークを介して、前記計算機装置へ、前記指
定の種類のアプリケーションプログラムであって該計算
機装置内に存在するものに関係する、指定の種類の情報
の取得要求を送信するための手段と、前記ローカルネッ
トワークを介して、前記計算機装置から、前記指定の種
類のアプリケーションプログラムであって該計算機装置
内に存在するものに関係する、指定の種類の情報を受信
するための手段と、受信した情報の少なくとも一部を自
装置内の前記指定の種類のアプリケーションプログラム
に供するための所定の処理を行うための手段とを具備し
たことを特徴とする。
【0029】本発明(請求項16)は、携帯端末装置と
ローカルに構築するローカルネットワークに接続するた
めの手段と、前記ローカルネットワークを介して接続し
た携帯端末装置からの要求に応じて、指定された種類の
アプリケーションプログラムであって自装置内に存在す
るものを特定するための情報または該アプリケーション
プログラムに関係する指定の種類の情報を含む応答を返
信するための手段とを具備したことを特徴とする。
【0030】本発明(請求項17)は、携帯端末装置と
ローカルに構築するローカルネットワークに接続するた
めの手段と、前記ローカルネットワークを介して接続し
た携帯端末装置から、指定の種類のアプリケーションプ
ログラムであって自装置内に存在するものを特定するた
めの情報の取得要求を受信するための手段と、前記ロー
カルネットワークを介して、前記携帯端末装置に、前記
指定された種類のアプリケーションプログラムであって
自装置内に存在するものを特定するための情報を含む応
答を返信するための手段と、前記ローカルネットワーク
を介して、前記携帯端末装置から、指定の種類のアプリ
ケーションプログラムであって自装置内に存在するもの
に関係する、指定の種類の情報の取得要求を受信するた
めの手段と、前記ローカルネットワークを介して、前記
携帯端末装置に、前記指定の種類のアプリケーションプ
ログラムであって自装置内に存在するものに関係する、
指定の種類の情報を含む応答を返信するための手段とを
具備したことを特徴とする。
【0031】なお、装置に係る本発明は方法に係る発明
としても成立し、方法に係る本発明は装置に係る発明と
しても成立する。
【0032】また、装置または方法に係る本発明は、コ
ンピュータに当該発明に相当する手順を実行させるため
の(あるいはコンピュータを当該発明に相当する手段と
して機能させるための、あるいはコンピュータに当該発
明に相当する機能を実現させるための)プログラムを記
録したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても成立
する。
【0033】本発明によれば、携帯端末装置に対して計
算機装置を連携させることにより、携帯端末装置のユー
ザインタフェースの操作性をより良好にしあるいは煩雑
な操作自体を省くことができる。
【0034】また、本発明によれば、(無線)携帯端末
装置に、近接の計算機装置にローカルネットワーク(例
えば、無線/赤外線などの通信手段)で接続するための
手段(例えば、通信ポート)を設け、この(無線)携帯
端末装置が起動する際に、あるいはこの(無線)携帯端
末装置で動作するアプリケーションプログラムが起動す
る際に、該アプリケーションプログラムに関するデータ
もしくはコマンドをローカルネットワーク経由で近接計
算機に送り、該近接計算機はその上で動作する指定され
たアプリケーション(もしくはそれに類似の動作を行う
アプリケーション)の識別情報、入力データ情報などを
返信し、これを受けた(無線)携帯端末装置は、受信し
たデータをそのままもしくは必要に応じて自身のアプリ
ケーションプログラム用に加工して自動的に設定するこ
となどにより、キーボード、マウスといった入力インタ
フェースを設けることができない小型もしくは超小型の
(無線)携帯端末装置であっても、近接計算機との協調
によりスムーズな操作を可能にする。
【0035】また、本発明によれば、例えば携帯してい
るノート型計算機内に格納されたURLデータを随時、
(無線)携帯端末装置にアップロードして独自Webブ
ラウザのアドレスレジスタにキャッシュして操作するな
ど、(無線)携帯端末装置のユーザインタフェースをよ
りユーザフレンドリに行うこともできる。
【0036】また、本発明によれば、例えば2つの(固
定)計算機間での設定データの受け渡しのために、一
旦、第1の計算機から(無線)携帯端末装置にローカル
ネットワーク経由でデータを渡し、これを第2の計算機
に同様にローカルネットワーク経由で渡すように行うこ
ともできる。
【0037】また、本発明によれば、アプリケーション
プログラムのインストール情報を保持した(無線)携帯
端末装置をシステム管理者が持ち歩き、各部屋の計算機
に必要なプログラムをローカルネットワーク経由でイン
ストールしていく、といった応用にも適用可能である。
【0038】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら発明の
実施の形態を説明する。
【0039】最初に、図22を参照しながら、本実施形
態の基本的な構成について説明する。
【0040】図22は、本実施形態で想定するネットワ
ーク構成の一例と、本実施形態に係る無線携帯端末の利
用形態を示すものである。なお、図22において、無線
携帯端末1が図示しない通信相手と何らかの通信を行う
場合を考える。
【0041】無線携帯端末1は、単独で通信その他の処
理を行う機能を有するが、本実施形態では、これに加え
て、別の計算機を利用してユーザ・インタフェースをサ
ポートする機能をも有する。連携する別の計算機は、例
えば、本無線携帯端末1を持つユーザが同時に携帯して
いるノートPC(ラップトップPCあるいはデスクトッ
プPCでも構わない)や、移動先の家庭、オフィス、公
共の場所等に設置されたノートPCや、ラップトップP
CあるいはデスクトップPCである。無線携帯端末とP
Cとは、例えば無線LANや、ポイント間無線デバイス
(例えば、Bluetooth)、あるいは赤外線(I
rDA)といった媒体を使ったローカル通信が可能であ
る。また、IP通信によることも可能である。
【0042】この無線携帯端末1は、スムーズな操作を
可能にするように、自装置上で動作するアプリケーショ
ンの設定、構成を行うために、近接のPCとローカル通
信網を介して、各種アプリケーションの設定情報を交換
する。ただし、一般に通常のPCで動作するアプリケー
ションと無線携帯端末で動作するアプリケーションでは
設定情報の形式が異なっていたり、無線携帯端末独自の
ユーザインタフェースに合致させるために、交換したデ
ータをさらに加工する。例えば、以下のように、近接の
PCとの間で所定の手続きを行い、入手した情報を利用
して所定の設定や構成のための処理を行う。 (1)連携するPCとの間で、相互に認証を行う。 (2)連携するPCに、使用したいアプリケーションの
種別を通知する。 (3)連携するPCから送信された、通知したアプリケ
ーション種別に応じた、該PC上の標準アプリケーショ
ンの設定データ、アドレスリストなどアプリケーション
起動に必要なデータ一式を受信する。 (4)受信した、設定データ、アドレスリストなどのア
プリケーション起動情報を、自身の設定方式、インタフ
ェースなどに合致した形式に変換し、自動的に設定する
制御を行う。
【0043】これによって、無線携帯端末の操作性を補
うことができる。特に、無線携帯端末に特有の入出力デ
バイスを最大限に活用した、良好な操作性を提供するこ
とができる。
【0044】以下、より詳しく本発明の実施形態につい
て説明する。
【0045】図1に、本発明の一実施形態に係るネット
ワークの基本構成例を示す。
【0046】無線ネットワークは、一般に無線通信事業
者などにより運用され、無線基地局2(図1の2a〜2
m)により無線携帯端末(図1の1a〜1n)を収容
し、無線携帯端末1同士の通話をサービスし、また無線
携帯端末1と電話網3に収容される電話機(図示せず)
との通話をサービスするとともに、ルータ装置5が設置
され、このルータ装置5によって無線携帯端末1から送
信される音声データやその他のマルチメディアデータを
含むパケットのIPネットワーク(例えばインターネッ
ト)4への転送や、IPネットワーク(例えばインター
ネット)4から無線携帯端末1へのパケット転送をサー
ビスする。
【0047】一方、電話網3は、一般に通信事業者など
により運用され、図示しない電話機を収容し、電話機同
士の通話や、電話機と無線携帯端末1との通話をサービ
スする。また、電話網3には、インターネット電話ゲー
トウェイ(図示せず)が設置される場合があり、その場
合、インターネット電話ゲートウェイによって、音声電
話データをIPネットワーク経由で転送するインターネ
ット電話サービスが提供される。
【0048】ユーザは、無線携帯端末1とともに1台ま
たは複数台の連携可能なノートPC(図1の8a〜8
k)を携帯しているものとする。また、移動先に連携可
能な1台または複数台のPCが存在することもある。も
ちろん、ユーザがノートPCを携帯せず、移動先のPC
を利用することも可能である(ユーザ携帯のPCと移動
先のPCとの間で動作上の差異はない;ユーザ携帯のP
Cはそのユーザについてカスタマイズされ、移動先のP
Cはその移動先についてカスタマイズされることがある
点が相違する)。
【0049】なお、電話網3を介しての通信は、従来の
無線携帯電話による通信と基本的に同じものである。
【0050】次に、本実施形態に係る無線携帯端末の構
成について説明する。
【0051】図2に、本実施形態の無線携帯端末の内部
構成例を示す。
【0052】この無線携帯端末は、無線通信部11、ロ
ーカル網通信部12、音声形式処理部13、TCP/I
P処理部14、A/D−D/A変換部15、音声入出力
処理部16、ディスプレイ17、その他、図示しない入
出力装置、メモリなどを備えている。また、通常の無線
電話や計算機の持つ機能を必要に応じて備えている。
【0053】無線通信部11は、通常の無線電話と同
様、いずれかの(例えば電波強度で選択された)無線基
地局2a〜2mを介し無線電話網と通信するための入出
力ユニットである。一方、ローカル網通信部12は、無
線もしくは赤外線(IrDAなど)を使って、この無線
携帯端末1のユーザが同時に携帯しているPC8a〜8
k(あるいは移動先のPC)と通信するためのインタフ
ェースである。
【0054】音声形式処理部13は、音声電話データの
処理を行う。無線電話網から受けた音声電話データはこ
こで処理されて音声入出力処理部16に送られる。
【0055】一方、IPネットワーク4から直接受信し
た音声パケットデータは、TCP/IP処理部14から
受信後、A/D−D/A変換部15でアナログデータに
変換されて、音声入出力処理部16に送られる。また、
音声以外のデータ、例えば画像データなどは、IPネッ
トッワーク4から受信されると、TCP/IP処理部1
4で適当な専用アプリケーションで処理されて、必要に
応じてディスプレイ17に出力される。
【0056】ディスプレイ17は、無線携帯端末装置本
体に附属するものであり、出力サイズ、解像度などが、
他のデスクトップPCやノートPCに比べ劣っている。
【0057】ところで、前述したように、本実施形態で
は、ユーザは、無線携帯端末1とともに1または複数の
PC群8a〜8kを同時に携帯しているものとしてい
る。ここで、無線/赤外線網で接続されたからと言っ
て、むやみに通信を行うとセキュリティ上の問題が発生
することがある。そこで、無線携帯端末1とPC8が無
線LAN、ポイント間無線デバイスまたは赤外線を用い
たローカルネットワークにより相互にデータを交換する
前に、お互いに暗号手法に基づいて相互認証を行い、認
証された通信路を確立した上で、通信を行うことが望ま
しい。このためには、例えば、「一方のAが自身のID
を自分の秘密鍵で暗号化して送信し、受信した側Bがこ
れをAの公開鍵で復号する。これを反対にBの秘密鍵で
暗号化してAに送り、これをAはBの公開鍵で復号し、
元のIDであることを確認する。」という手法で可能に
なる。複数のPCとローカルネットワークを使って通信
する場合は、同様の認証プロセスを各PCに対して実行
し、認証された通信路をPCの数だけ生成してから、必
要なデータ交換を開始する。この点は、無線携帯端末が
移動先のPCと連携を取る場合も同様である。
【0058】以下では、無線携帯端末1が近接のPCを
どのように利用していくかなどについて、いくつかの具
体例をもとに説明していく。
【0059】さて、IPネットワーク4経由の通信で
は、従来インターネット、イントラネット用に開発され
た各種のアプリケーションプログラム(以下、アプリケ
ーションと略す)を無線携帯端末装置1上で稼働でき
る。例えば、Webブラウザやファイル転送プログラム
などがそのまま使用できる。ただし、一般に小型である
無線携帯端末1では、パラメータ、データの入出力を行
う入出力機器(例えば、マウスやキーボード、ディスプ
レイ)に十分なリソースを割り当てることができないの
で、一般のPC用のアプリケーションで、キーボードや
マウスを使って行う情報の設定、入力が困難なものにな
ることがある。
【0060】本実施形態では、これら、入力が困難な情
報の設定を、近隣のPCもしくはPC群からのデータ通
信で補完することを考える。
【0061】まず、Webブラウザで利用するURLを
PC8から入力・設定する例について説明する。、図3
に、典型的なWebブラウザの表示例を示す。
【0062】Webブラウザでは、URLフィールド
(図中31)にWWWのアドレスを指定すると、インタ
ーネットにhttpプロトコルの要求メッセージを送出
し、応答されるページ情報を表示する(図中32)。こ
のURLアドレスの入力を行うためには、英数字の入力
手段が必要であるが、小型である無線携帯端末1では入
力操作の操作性が良くない。これに対し、頻繁にアクセ
スするURLのリストを保持するBookmarkとい
うデータがある。このBookmarkデータについて
も、標準のWebブラウザでは、マウスを使いメニュー
から選択するようなインタフェースになっている(図中
33)。
【0063】さて、入出力デバイスの操作性に制約のあ
る無線携帯携帯1においては、このBookmarkデ
ータを近隣のPC8から受け取って、これを小型端末特
有のインタフェースに合致する形式でメモり内に格納し
て使用することが可能である。
【0064】例えば、図4のような操作環境を持つ無線
携帯端末(装置本体)35を考える。これは、回転式の
ダイアル36と押しボタン37の組み合わせにより、
(1)押しボタン37によるURL選択モードの選択、
(2)回転ダイアル36による近隣PCから受け取った
Bookmarkデータの液晶ディスプレイ38への表
示(例えば、回転ダイアル36を少し回すごとに1つず
つURLが切り替わる)、(3)再度、押しボタン37
によるBookmarkからのURL選択、という操作
を可能とするものである。
【0065】ここで、Bookmarkデータは、無線
携帯端末1側で、通信する近接PC8上で動作するWe
bブラウザの種別を判断し、それに応じて無線携帯端末
1側の所定の形式に変換することが必要である。このた
めメッセージ変換のシーケンスの一例を図5に示す。
【0066】最初に、無線携帯端末1・近接PC8間で
所定の認証手続きを行う。
【0067】次に、認証手続きに成功したならば、無線
携帯端末1は、近接PC8上でのWebブラウザのプロ
グラム種別を獲得する。このために、例えば、Get−
Web−Browser−Nameコマンドを送信する
(なお、各コマンド種別については後述する)。
【0068】これに対し近接PC8は、自身が稼働する
Webブラウザプログラム名を添付したReply−W
eb−Browser−Nameコマンドを返信する。
例えば、○○○ブラウザ Ver.3.0というプログ
ラム名のWebブラウザを使用していることが通知され
る。
【0069】Webブラウザプログラム名を含む応答を
得た無線携帯端末1は、次に、Get−Web−Bro
wser−Bookmarkコマンドを送信する。
【0070】これに対し近接PC8は、当該Webブラ
ウザ(例えば、○○○ブラウザ Ver.3.0)の所
定の形式でBookmarkデータを添付したRepl
y−Web−Browser−Bookmarkコマン
ドを返信する。
【0071】無線携帯端末1は、このReply−We
b−Browser−Bookmarkコマンドに添付
されたURLデータを取り出し、自身の回転式ダイアル
インタフェースで使用できる形式に変換して、所定のメ
モリに格納する。すなわち、近接のPC8上で動作する
Webブラウザで設定されたBookmarkデータを
アップロードして、使用することが可能になる。
【0072】これは、例えば、ユーザが、無線携帯端末
1とともに通常使用しているノートPCを携帯している
ような状況で便利である。
【0073】なお、上記手順において、近接PC8は、
Webブラウザが存在しなければ、その旨を示す情報を
含むReply−Web−Browser−Nameコ
マンドを返信する。また、Webブラウザが存在しない
旨を示す情報を含むReply−Web−Browse
r−Nameコマンドを受信した場合には、手続きを終
了する(例えば、他の近接PCがある場合には、そのP
Cに対して上記手順を行う)。
【0074】さて、これらの無線携帯端末1〜近接PC
8間のコマンドメッセージ形式は、必要な動作に応じて
適宜定義すればよい。本実施形態で用いるメッセージの
一般形式の一例を図6〜図8に示す。
【0075】図6(a)は、無線携帯端末1側からの問
い合わせコマンドの一般形式と、コマンドフィールド値
の一覧である。
【0076】これに対する近接PC8からの応答コマン
ドの形式を図6(b)に示す。この拡張部フィールド
は、コマンド依存の形式であり適宜定義して構わない。
【0077】図7(a)と(b)は、それぞれ、後に説
明する一括設定時のアプリケーションリスト通知コマン
ド(無線携帯端末→近接PC)と、それに対するアプリ
ケーションリスト応答コマンド(近接PC→無線携帯端
末)の形式である。応答コマンドは、後述のように、も
し該当するアプリケーションを搭載していない場合は、
NULLを返す。
【0078】これに続いて交換される、パラメータリス
ト要求コマンド(無線携帯端末→近接PC)、パラメー
タリスト応答コマンド(近接PC→無線携帯端末)の形
式を、それぞれ、図8(a)と(b)に示す。
【0079】続いて、Webブラウザで設定する動作パ
ラメータをPC8から入力・設定する例について説明す
る。、図9に、典型的なWebブラウザのインターネッ
ト接続のための情報設定例を示す。
【0080】この例のオプション設定画面41では、P
roxyサーバのDNS名や、どのURLに対しPro
xyサーバ経由で接続するか、といったWebブラウザ
の動作パラメータが設定される。これらのデータ入力を
行うためにも入力手段が必要であり、小型である無線携
帯端末1では設定操作の操作性が良くない。
【0081】さて、本実施形態では、これらWebブラ
ウザの設定パラメータを、近隣PCから受け取って、こ
れを小型端末のブラウザに合致する形式で格納すること
でブラウザのパラメータ設定を行うことが可能である。
このためのメッセージ交換のシーケンスを図10に示
す。
【0082】最初に、無線携帯端末1・近接PC8間で
所定の認証手続きを行う。
【0083】次に、認証手続きに成功したならば、無線
携帯端末1は、近接PC8上でのWebブラウザのプロ
グラム種別を獲得するためのGet−Web−Brow
ser−Nameコマンドを送信し、近接PC8から自
身が稼働するWebブラウザプログラム名を添付したR
eply−Web−Browser−Nameコマンド
を受信する。例えば、○○○ブラウザ Ver.3.0
というプログラム名のWebブラウザを使用しているこ
とが通知される。
【0084】この応答を得た無線携帯端末1は、次に、
Get−Web−Browser−Setupコマンド
を送信する。
【0085】これに対し近接PC8は、当該Webブラ
ウザ(例えば、○○○ブラウザ Ver.3.0)の所
定の形式でブラウザの設定データを添付したReply
−Web−Browser−Setupコマンドを返信
する。
【0086】無線携帯端末1は、このReply−We
b−Browser−Setupコマンドに添付された
設定パラメータを取り出し、自身のブラウザの設定デー
タメモリに格納する。ここで、全てのデータが1対1に
対応するとは限らないが、少なくとも現在の移動箇所で
のネットワーク属性に依存するパラメータについては、
何らかの形で無線携帯端末1のセットアップに反映され
ることが望ましい。すなわち、近接のPC8上で動作す
るWebブラウザのセットアップデータをアップロード
して、使用することが可能になる。
【0087】これは、例えば、無線携帯端末1が移動先
のネットワーク(例えば支社)で、そのネットワークに
設定されたPCと同じセットアップデータを使用したい
場合に便利な機能である。
【0088】なお、先の例と同様、上記手順において、
近接PC8は、Webブラウザが存在しなければ、その
旨を示す情報を含むReply−Web−Browse
r−Nameコマンドを返信する。また、Webブラウ
ザが存在しない旨を示す情報を含むReply−Web
−Browser−Nameコマンドを受信した場合に
は、手続きを終了する(例えば、他の近接PCがある場
合には、そのPCに対して上記手順を行う)。
【0089】以上では、インターネットアプリケーショ
ンを例にとって説明したが、もちろん、本発明は、一般
のアプリケーションについて適用可能である。
【0090】続いては、ワードプロセッサで設定するオ
プション設定データをPC8から入力する例について説
明する。
【0091】図11に、標準PCで使われているワード
プロセッサのオプション設定例を示す。
【0092】この例のオプション設定画面46では、文
字体裁、編集記号の表示の有無、ステータスバーやスク
ロールバーの表示の有無等、多くのオプション設定が可
能である。これらのデータ入力を行うためにも入力手段
が必要であり、小型である無線携帯端末1では設定操作
の操作性が良くない。
【0093】さて、本実施形態では、これらワードプロ
セッサのオプション設定パラメータを、近隣PCから受
け取って、これを小型端末のワードプロセッサに合致す
る形式で格納することでワードプロセッサのオプション
・パラメータ設定を行うことが可能である。このための
メッセージ交換のシーケンスは基本的には図10と同様
である。
【0094】最初に、無線携帯端末1・近接PC8間で
所定の認証手続きを行う。
【0095】次に、認証手続きに成功したならば、無線
携帯端末1は、近接PC8上でのワードプロセッサのプ
ログラム種別を獲得する。このために、例えば、Get
−Word−Processor−Nameコマンドを
送信する。
【0096】これに対し近接PC8は、自身が稼働する
ワードプロセッサープログラム名を添付したReply
−Word−Processor−Nameコマンドを
返信する。例えば、○○○ワープロ Ver.8.0と
いうプログラム名のワードプロセッサを使用しているこ
とが通知される。
【0097】この応答を得た無線携帯端末1は、次に、
Get−Word−Processor−option
コマンドを送信する。
【0098】これに対し近接PC8は、当該ワードプロ
セッサ(例えば、○○○ワープロVer.8.0)の所
定の形式でオプション・データを添付したReply−
Word−Processor−optionコマンド
を返信する。
【0099】無線携帯端末1は、このReply−Wo
rd−Processor−optionコマンドに添
付されたオプション・データを取り出し、自身のワード
プロセッサの設定データメモリに格納する。なお、無線
携帯端末1のオプション・データとPCのオプション・
データの項目が1対1に対応しない場合には、対応する
ものだけを反映させてもよいし、変換可能なものは変換
して反映させるようにしてもよい。
【0100】このように、アプリケーション特有の設定
データを、近接PC8からのアップロードで無線携帯端
末1側で入力することにより、容易に動作モードの設定
が可能になる。
【0101】これは、例えば、ユーザが、無線携帯端末
1とともに通常使用しているノートPCを携帯している
ような状況で便利である。
【0102】なお、先の例と同様、上記手順において、
近接PC8は、ワードプロセッサが存在しなければ、そ
の旨を示す情報を含むReply−Word−Proc
essor−Nameコマンドを返信する。また、We
bブラウザが存在しない旨を示す情報を含むReply
−Word−Processor−Nameコマンドを
受信した場合には、手続きを終了する(例えば、他の近
接PCがある場合には、そのPCに対して上記手順を行
う)。
【0103】続いて、インターネット電話の電話番号を
近接PCに格納されている電話番号データで検索する例
について説明する。
【0104】この場合のメッセージ交換のシーケンスの
一例を図12に示す。
【0105】最初に、無線携帯端末1・近接PC8間で
所定の認証手続きを行う。
【0106】次に、認証手続きに成功したならば、無線
携帯端末1は、近接PC8上でのインターネット電話の
プログラム種別を獲得する。このために、例えば、Ge
t−IPtel−Nameコマンドを送信する。
【0107】これに対し近接PC8は、自身が稼働する
インターネット電話プログラム名を添付したReply
−IPtel−Nameコマンドを返信する。
【0108】この応答を得た無線携帯端末1は、次に、
Get−IPtel−numbersコマンドを送信す
る。
【0109】これに対し近接PC8は、インターネット
電話の電話番号を添付したReply−IPtel−n
umbersコマンドを返信する。
【0110】無線携帯端末1は、このReply−IP
tel−numbersコマンドに添付されたインター
ネット電話の電話番号を取り出し、自身のインターネッ
ト電話の設定データメモリに格納する。
【0111】このように、無線携帯端末と近接PC間の
ローカル量、入出力デバイスの操作性の制約を補完し
た、快適な利用環境を提供することができる。
【0112】なお、先の例と同様、上記手順において、
近接PC8は、インターネット電話が存在しなければ、
その旨を示す情報を含むReply−IPtel−Na
meコマンドを返信する。また、Webブラウザが存在
しない旨を示す情報を含むReply−IPtel−N
ameコマンドを受信した場合には、手続きを終了する
(例えば、他の近接PCがある場合には、そのPCに対
して上記手順を行う)。
【0113】続いて、電子メールのメールアドレスを近
接PC内のデータから検索する例について説明する。
【0114】この場合のメッセージ交換のシーケンスの
一例を図13に示す。
【0115】最初に、無線携帯端末1・近接PC8間で
所定の認証手続きを行う。
【0116】次に、認証手続きに成功したならば、無線
携帯端末1は、近接PC8上での電子メールのプログラ
ム種別を獲得する。このために、例えば、Get−Ma
iler−Nameコマンドを送信する。
【0117】これに対し近接PC8は、自身が稼働する
電子メールプログラム名を添付したReply−Mai
ler−Nameコマンドを返信する。
【0118】この応答を得た無線携帯端末1は、次に、
Get−Mailer−addressesコマンドを
送信する。
【0119】これに対し近接PC8は、電子メールのメ
ールアドレスを添付したReply−Mailer−a
ddressesコマンドを返信する。
【0120】無線携帯端末1は、このReply−Ma
iler−addressesコマンドに添付された電
子メールのメールアドレスを取り出し、自身のインター
ネット電話の設定データメモリに格納する。
【0121】このように、無線携帯端末と近接PC間の
ローカル量、入出力デバイスの操作性の制約を補完し
た、快適な利用環境を提供することができる。
【0122】なお、先の例と同様、上記手順において、
近接PC8は、電子メールが存在しなければ、その旨を
示す情報を含むReply−Mailer−Nameコ
マンドを返信する。また、Webブラウザが存在しない
旨を示す情報を含むReply−Mailer−Nam
eコマンドを受信した場合には、手続きを終了する(例
えば、他の近接PCがある場合には、そのPCに対して
上記手順を行う)。
【0123】ここで、以上の各手続きにおいて、無線携
帯端末1は、近接PC8からReply−…−Name
コマンドを受信した場合に、近接PC8から通知された
プログラム名のアプリケーションに関する情報が自装置
で利用可能か否かを判断し、その情報を取得しても自装
置では利用できないならば、それ以降の手続きうち切る
ようにしてもよい。
【0124】また、以上の各手続きにおいて、近接PC
8は、該当するアプリケーションが存在しない場合であ
っても、類似のアプリケーションが存在する場合には、
この類似のアプリケーションプログラム名を通知するよ
うにしてもよい。この場合、無線携帯端末1は、通知さ
れたプログラム名のアプリケーションに関する情報が自
装置で利用可能か否かを判断し、情報を取得しても、自
装置では利用できないならば、それ以降の手続きうち切
るようにすればよい。
【0125】また、以上の各手続きにおいて、無線携帯
端末1から近接PC8へ送信するGet−…コマンド
に、指定のアプリケーションプログラム名を含め、近接
PC8は、このアプリケーションプログラム名に該当す
るものが存在するか否か示す情報を含む応答を返送する
ようにしてもよい。また、この場合も、近接PC8は、
該当するアプリケーションプラグ名に該当するものが存
在しない場合であっても、類似のアプリケーションが存
在する場合には、上記の該当するものが存在するか否か
示す情報に加えてこの類似のアプリケーションプログラ
ム名を返送するようにしてもよい(以降は、上記と同様
である)。
【0126】また、上記の近接PC8は該当するアプリ
ケーションが存在しない場合であっても類似のアプリケ
ーションが存在する場合において、その類似のアプリケ
ーションプログラムに関する情報が要求元の無線携帯端
末1で利用可能か否かを予め登録したおいた情報に基づ
いて判断し、利用可能な場合にのみ、通知を行うように
してもよい。
【0127】その他にも、上記手続きについて種々のバ
リエーションが考えられる。
【0128】次に、以下では、無線携帯端末に、近接の
PCを利用可能な複数のアプリケーションが存在する場
合について説明する。
【0129】2以上のアプリケーションの設定等を近接
のPCを利用して自動的に行う場合には、PCとのやり
取りなどに関し、基本的に次の2つの方法が考えられ
る。 (1)無線携帯端末を起動した時点で、搭載する全て
(または一部の複数の)のアプリケーションデータを近
接PCから獲得する。 (2)無線携帯端末が起動された後、各個別のアプリケ
ーションが起動された時点で、そのアプリケーションに
関するデータを近接PCから獲得する。
【0130】まず、後者について説明する。
【0131】アプリケーション起動時に必要なデータを
獲得する方式は、基本的には図5や図10などに示した
メッセージ交換を、無線携帯端末1に搭載され、近接P
C8からのデータのアップロードが必要なアプリケーシ
ョンについて、個別に行うということである。すなわ
ち、各アプリケーションに対し、以下のステップでメッ
セージの交換、データの獲得を行っていく。
【0132】(Step1)無線携帯端末と近接PC間
で相互の認証メッセージの交換を行う。 (Step2)無線携帯端末から、近接PC上で動作し
ているアプリケーション名、バージョンを問い合わせ、
応答を得る。 (Step3)必要な設定データ、入力データを近接P
Cに問い合わせ、応答データを獲得する。 (Step4)応答データから必要な情報を抽出し、所
定のメモリ箇所に設定する。
【0133】なお、この手続きの対象とするアプリケー
ションの選択方法として、プログラム無線携帯端末1
に、近接PCを利用して設定すべきアプリケーションプ
ログラムと各アプリケーションプログラムで近接PCを
利用して設定すべき情報を予め一覧情報として登録して
おくようにしてもよい。あるいは、上記の登録は行わず
に、無線携帯端末1に搭載されているすべてのアプリケ
ーションを対象としてもよい。
【0134】この方式は、 ・扱うアプリケーションの種類が多い ・1つのアプリケーションで設定するデータ量が多い といった場合に有効である(ただし、個々のアプリケー
ションの起動時にメッセージ交換手続きが入ることにな
る)。
【0135】次に、無線携帯端末を起動した時点で、複
数のアプリケーションデータを近接PCから獲得する場
合について説明する。
【0136】もし各無線携帯端末1に搭載されるアプリ
ケーション数が限られたものであるなら、無線携帯端末
1を起動した時点で全てのアプリケーションの設定デー
タを近接PCから獲得し、セットしてしまうという方法
も考えられる。
【0137】ここでは、無線携帯端末1がWebブラウ
ザとメールクライアントのみを搭載する(もしくは、こ
の2つのみ近接PCを利用する)と仮定し、そのような
場合のメッセージ交換方法の一例を図14に示す。
【0138】なお、この手続きの対象とするアプリケー
ションの選択方法として、プログラム無線携帯端末1
に、起動時に近接PCを利用して設定すべきアプリケー
ションプログラムと各アプリケーションプログラムで近
接PCを利用して設定すべき情報を予め一覧情報として
登録しておくようにしてもよい。本例では、Webブラ
ウザとメールクライアントが登録され、Webブラウザ
については設定パラメータとURLリストが登録され、
メールクライアントについてはメールアドレスリストが
登録される。
【0139】あるいは、上記の登録は行わずに、無線携
帯端末1に搭載されているすべてのアプリケーションを
対象としてもよい。
【0140】無線携帯端末1が起動されると、まず、図
5や図10等の場合と同様に認証フェーズに入る。
【0141】近接PC8との認証が完了したら、無線携
帯端末1は、まず自身の稼働するアプリケーションのリ
ストを近接PC8に通知するため、Notify−Ap
plication−Listコマンドを送信する。
【0142】これに対し、近接PC8からは、各アプリ
ケーションに対応する自身が稼働するプログラム名とバ
ージョン番号を添付したReply−Applicat
ion−Listコマンドを受信する。例えば、○○○
ブラウザ Ver.3.0と、○○○メールが通知され
る。
【0143】ここで、もし該当するアプリケーションを
搭載していない場合には、NULLフィールドを代入し
て返す。このNULLフィールドに対するエラー処理の
詳細は、各システム依存で定義される。
【0144】応答を得た無線携帯端末1は、次に、Ge
t−Parameter−Listコマンドを送信す
る。
【0145】これに対し近接PC8は、当該Webブラ
ウザと当該メールクライアント(例えば、○○○ブラウ
ザ Ver.3.0と、○○○メール)の所定形式で、
ブラウザの設定データ、URLリスト、メールアドレス
リストを添付したReply−Parameter−L
istコマンドを返信する。
【0146】無線携帯端末1は、このReply−Pa
rameter−Listコマンドに添付された設定パ
ラメータ、URLリスト、メールアドレスリストを取り
出し、自身のブラウザ、メールクライアントの設定デー
タメモリに格納する。
【0147】このようなシーケンスは、ある程度の少な
い種類のアプリケーションに関して限定された設定デー
タ、入力データのみをアップロードする場合、無線携帯
端末1の起動時に一回のみアップロードを行って、後は
メッセージ交換を行うことなく、アプリケーションを起
動できるので有効である。
【0148】なお、上記の(1)無線携帯端末を起動し
た時点で、複数のアプリケーションデータについて上記
手続きを行う方法と、(2)各個別のアプリケーション
が起動された時点で、そのアプリケーションについて上
記手続きを行う方法を併用し、ある1または複数のアプ
リケーションプログラムについては無線携帯端末が起動
した時点で上記手続きを行い、別の1または複数のアプ
リケーションプログラムについては当該アプリケーショ
ンプログラムが起動した時点で上記手続きを行うように
してもよい。
【0149】また、ユーザが、所望のアプリケーション
プログラムの所望の情報を近接PCから取得する手続き
を、マニュアルで起動できるようにしてもよい。
【0150】さて、これまでは1台の近接PCとの連携
を想定して説明をしたが、一般に複数台の近接PCと無
線携帯端末がローカルリンク(無線/赤外線)経由で通
信できる場合もある。このような場合の適用例を図15
に示す。
【0151】この例では、PC#1〜#3が無線LAN
経由で無線携帯端末1と通信できるものとする。各PC
と無線携帯端末1との認証プロセスは既に完了している
ものと仮定する。
【0152】この場合に、例えば図10に示すように、
Webブラウザの設定パラメータ、の問い合わせ/受信
/設定を行うと仮定する。この場合のシーケンスの一例
を図16に示す。
【0153】その場合、例えば複数の近接PCに対し、
ブロードキャストでGet−Web−Browser−
Nameコマンドを送信し、各PCからのReply−
Web−Browser−Nameコマンドを受信す
る。そして、各応答を見て、無線携帯端末1上のWeb
ブラウザの設定データに近い情報を提供できるWebブ
ラウザを搭載したPCを選択し(この例では、PC#
2)、以降、このPCとGet/Reply−Web−
Browser−Setupコマンドを交換すればよ
い。
【0154】一方、図5に示すようなWebのBook
markデータを問い合わせるような場合であれば、図
17に例示するように、実際にBookmarkデータ
を受け取るまでをブロードキャストで問い合わせし、所
望のURLデータを含むBookmarkデータを応答
したPCを選択すればよい。
【0155】また、図14のような一括設定の場合は、
図18に例示するように、同様にNotify−App
lication−listコマンドをブロードキャス
トで送信し、これに対するReply−Applica
tion−listコマンドを各PCから受信する。こ
の時点で、最も無線携帯端末1に搭載されるアプリケー
ション群に近いものを搭載するPC(この例では、PC
#2)、以降、このPCとメッセージ交換を行う、とい
う方法が考えられる。
【0156】もしくは、図18に例示するように、応答
されたReply−Application−list
コマンドの内容を見て、複数のPC(この例では、PC
#1とPC#2)から望ましいパラメータデータを個別
に問い合わせすることも可能である。
【0157】また、複数の近接PC間に優先度を設け、
これを使って選択すべきパラメータを選ぶように制御す
ることも可能である。
【0158】以上は、無線携帯端末1へのアプリケーシ
ョン設定データ、入力データの転送を主な目的とする実
施形態であるが、本発明は、別の目的での無線携帯端末
1と近接PC8との連携についても適用することができ
る。
【0159】以下、そのいくつかの応用例について説明
する。
【0160】例えば、図20のように、無線LAN、ポ
イント間無線デバイスまたは赤外線ネットワークで接続
されたPC(#1)上のアプリケーション設定データを
一旦、これまで説明したような手順を利用して無線携帯
端末1にアップロードし、この無線携帯端末1を別の場
所に移動して、無線LAN、ポイント間無線デバイスま
たは赤外線ネットワークで接続されたPC(#2)に該
アプリケーション設定データ(そのままのものもしくは
これを加工したもの)を転送する、ということが可能で
ある。これは特に、PC(#1)またはPC(#2)が
ローカルネットワーク以外にネットワーク接続されてい
ないような状況で有効である。
【0161】なお、この無線携帯端末1からPC(#
2)への転送には、どのような手続きを用いても構わな
いが、前述したコマンドを利用することも可能である。
【0162】例えば、図9/図10の例を使って説明す
ると、図10の手続きによってPC(#1)から設定デ
ータを取得した無線携帯端末1は、最初に、無線携帯端
末1・PC(#2)間で所定の認証手続きを行う。
【0163】次に、認証手続きに成功したならば、無線
携帯端末1は、PC(#2)上でのWebブラウザのプ
ログラム種別を獲得するためのGet−Web−Bro
wser−Nameコマンドを送信し、PC(#2)か
らReply−Web−Browser−Nameコマ
ンドを受信する。
【0164】次に、無線携帯端末1は、このコマンド
に、先に自装置が取得した設定データに対するWebブ
ラウザプログラム名と同じプログラム名が添付されてい
たならば、所定のコマンド(例えば、Upload−W
eb−Browser−Setup)に当該設定データ
を添付して、PC(#2)に送信する。この場合、#1
と#2との間のデータ転送が主目的であることが予め分
かっているから、端末上のブラウザにパラメータをセッ
トする必要はない。
【0165】また、例えば、図21に示すように、本無
線携帯端末1を用いてアプリケーションのインストール
/セットアップ情報を各PC8に配布するようにした構
成も可能である。この場合、無線携帯端末1に何らかの
ネットワーク(例えば、無線LAN、ポイント間無線デ
バイスまたは赤外線ネットワーク等のローカルネットワ
ークあるいはインターネットなど)、または当該無線携
帯端末1の入力装置を介して(例えば、手入力によ
り)、アプリケーションのインストールデータやそのセ
ットアップ情報を格納し、これをローカルネットワーク
経由で、移動した近隣にあるPC群にインストール、セ
ットアップしていく、という応用も考えられる。
【0166】このように、本実施形態によれば、入力イ
ンタフェースの操作性の良くない小型もしくは超小型の
無線携帯端末であっても、各移動箇所の近接PCとのロ
ーカルネットワーク経由のデータ交換を有効に利用して
アプリケーションの設定データや入力データの設定を容
易に行うことが可能になる。また、無線携帯端末上に格
納されたデータを各近接PCに配布したり、無線携帯端
末を一時格納と利用して近接PC間のデータの受け渡し
を容易に行うことができる。例えば、アプリケーション
のインストール情報を保持した無線携帯端末をシステム
管理者が持ち歩き、各部屋のPCに必要なプログラムを
ローカルネットワーク経由でインストールしていく、と
いった応用も可能である。
【0167】なお、以上の各機能は、ソフトウェアとし
ても実現可能である。
【0168】また、本実施形態は、コンピュータに所定
の手段を実行させるための(あるいはコンピュータを所
定の手段として機能させるための、あるいはコンピュー
タに所定の機能を実現させるための)プログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体としても実施す
ることもできる。
【0169】本発明は、上述した実施の形態に限定され
るものではなく、その技術的範囲において種々変形して
実施することができる。
【0170】
【発明の効果】本発明によれば、携帯端末装置に対して
計算機装置を連携させることにより、携帯端末装置のユ
ーザインタフェースの操作性をより良好にしあるいは煩
雑な操作自体を省くことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態に係るネットワークの基本
構成例を示す図
【図2】無線携帯端末の内部構成例を示す図
【図3】典型的なWebブラウザの表示例を示す図
【図4】携帯端末装置の入力インタフェースの一例を示
す図
【図5】Bookmarkデータの取得のためのメッセ
ージ交換のシーケンスの一例を示す図
【図6】交換メッセージの一般形式およびコマンドフィ
ールド値の一例を示す図
【図7】交換メッセージの一般形式およびコマンドフィ
ールド値の一例を示す図
【図8】交換メッセージの一般形式およびコマンドフィ
ールド値の一例を示す図
【図9】典型的なWebブラウザのインターネット接続
のための情報設定例を示す図
【図10】Webブラウザの設定データの取得のための
メッセージ交換のシーケンスの一例を示す図
【図11】ワードプロセッサのオプション設定例を示す
【図12】インターネット電話の電話番号データを取得
するためのメッセージ交換のシーケンスの一例を示す図
【図13】電子メールのメールアドレスを取得するため
のメッセージ交換のシーケンスの一例を示す図
【図14】複数のアプリケーション用データを一括取得
するためのメッセージ交換のシーケンスの一例を示す図
【図15】近隣の複数のPCとメッセージ交換を行う場
合の一例を説明するための図
【図16】近隣の複数のPCとメッセージ交換を行う場
合のシーケンスの一例を示す図
【図17】近隣の複数のPCとメッセージ交換を行う場
合のシーケンスの他の例を示す図
【図18】近隣の複数のPCとメッセージ交換を行う場
合のシーケンスのさらに他の例を示す図
【図19】近隣の複数のPCとメッセージ交換を行う場
合のシーケンスのさらに他の例を示す図
【図20】2つのPC間で無線携帯端末がメッセージの
転送を行う例について説明するための図
【図21】無線携帯端末が複数のPCにメッセージの転
送を行う例について説明するための図
【図22】無線携帯端末と別の計算機との連携を説明す
るための図
【図23】従来のインターネット電話網を説明するため
の図
【図24】従来のインターネット無線電話網を説明する
ための図
【符号の説明】
1,1a〜1n…無線携帯端末 2,2a〜2m…無線基地局 3…電話網 4…IPネットワーク 5…ルータ装置 6…インターネット電話ゲートウェイ 7,8,8a〜8k…PC 11…無線通信部 12…ローカル網通信部 13…音声形式処理部 14…TCP/IP処理部 15…A/D−D/A変換部 16…音声入出力処理部 17…ディスプレイ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B089 GA25 GB01 HA06 HA11 JA22 JA31 JA40 JB07 JB22 KA01 KB10 KC44 KC53 KC58 KE03 KH04 KH30 MB01 5K051 AA08 CC02 CC07 DD15 JJ16 KK05 5K067 AA34 BB04 BB21 CC08 DD11 EE02 HH05 HH23 KK00 5K101 KK15 LL02 LL12 NN21 UU19

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】アプリケーションプログラム実行機能と所
    定のコンピュータネットワークへの接続機能を有する携
    帯端末装置の通信方法であって、 ローカルネットワークを介して少なくとも1つの計算機
    装置と接続し、 自装置上で動作し前記所定のコンピュータネットワーク
    に接続して使用するアプリケーションプログラムの動作
    に必要なもしくは該動作のために利用可能な、該所定の
    コンピュータネットワークに関係する所定の情報を、前
    記接続した計算機装置の全部または一部から取得し、 取得した情報の少なくとも一部に基づいて前記アプリケ
    ーションプログラムの前記所定のコンピュータネットワ
    ークに関係する所定の設定を行うことを特徴とする通信
    方法。
  2. 【請求項2】前記所定の設定は、前記取得した情報の少
    なくとも一部を、そのまま、または自装置上で動作する
    アプリケーションプログラムおよび/または自装置のユ
    ーザインタフェースに適合する形式に変換して、前記ア
    プリケーションプログラムに供するための所定の記憶領
    域に格納するものであることを特徴とする請求項1に記
    載の通信方法。
  3. 【請求項3】アプリケーションプログラム実行機能を有
    する携帯端末装置の通信方法であって、 ローカルネットワークを介して接続した少なくとも1つ
    の計算機装置へ、指定の種類のアプリケーションプログ
    ラムであって該計算機装置内に存在するものを特定する
    ための情報の取得要求を送信し、 前記ローカルネットワークを介して、前記計算機装置か
    ら、前記指定の種類のアプリケーションプログラムであ
    って該計算機装置内に存在するものを特定するための情
    報を含む応答を受信し、 受信した応答の内容に基づいて、前記ローカルネットワ
    ークを介して、前記計算機装置へ、前記指定の種類のア
    プリケーションプログラムであって該計算機装置内に存
    在するものに関係する、指定の種類の情報の取得要求を
    送信し、 前記ローカルネットワークを介して、前記計算機装置か
    ら、前記指定の種類のアプリケーションプログラムであ
    って該計算機装置内に存在するものに関係する、指定の
    種類の情報を受信し、 受信した情報の少なくとも一部を自装置内の前記指定の
    種類のアプリケーションプログラムに供するための所定
    の処理を行うことを特徴とする通信方法。
  4. 【請求項4】前記所定の処理は、前記取得した情報の少
    なくとも一部を、そのまま、または自装置上で動作する
    アプリケーションプログラムおよび/または自装置のユ
    ーザインタフェースに適合する形式に変換して、前記ア
    プリケーションプログラムに供するための所定の記憶領
    域に格納するものであることを特徴とする請求項3に記
    載の通信方法。
  5. 【請求項5】携帯端末装置とローカルネットワークによ
    り通信可能な計算機装置の通信方法であって、 ローカルネットワークを介して接続した携帯端末装置か
    らの要求に応じて、指定された種類のアプリケーション
    プログラムであって自装置内に存在するものを特定する
    ための情報または該アプリケーションプログラムに関係
    する指定の種類の情報を含む応答を返信することを特徴
    とする通信方法。
  6. 【請求項6】携帯端末装置とローカルネットワークによ
    り通信可能な計算機装置の通信方法であって、 ローカルネットワークを介して接続した携帯端末装置か
    ら、指定の種類のアプリケーションプログラムであって
    自装置内に存在するものを特定するための情報の取得要
    求を受信し、 前記ローカルネットワークを介して、前記携帯端末装置
    に、前記指定された種類のアプリケーションプログラム
    であって自装置内に存在するものを特定するための情報
    を含む応答を返信し、 前記ローカルネットワークを介して、前記携帯端末装置
    から、指定の種類のアプリケーションプログラムであっ
    て自装置内に存在するものに関係する、指定の種類の情
    報の取得要求を受信し、 前記ローカルネットワークを介して、前記携帯端末装置
    に、前記指定の種類のアプリケーションプログラムであ
    って自装置内に存在するものに関係する、指定の種類の
    情報を含む応答を返信することを特徴とする通信方法。
  7. 【請求項7】前記ローカルネットワークは、無線LA
    N、ポイント間無線デバイスまたは赤外線を媒体とし
    て、前記携帯端末装置と前記計算機装置との間のデータ
    交換を可能としたものであることを特徴とする請求項1
    ないし6のいずれか1項に記載の通信方法。
  8. 【請求項8】前記ローカルネットワーク上でのデータ交
    換を、予め定められた相互認証手続きにより認証された
    携帯端末装置と計算機装置との間でのみ行われるように
    したことを特徴とする請求項1ないし7のいずれか1項
    に記載の通信方法。
  9. 【請求項9】前記携帯端末装置は、自装置の起動時に、
    複数のアプリケーションプログラムについて、各アプリ
    ケーションプログラムに供するための所定の情報を前記
    ローカルネットワークを介して前記計算機装置から取得
    するための手続きを行うことを特徴とする請求項1ない
    し8のいずれか1項に記載の通信方法。
  10. 【請求項10】前記携帯端末装置は、アプリケーション
    プログラムの起動時に、該アプリケーションプログラム
    に供するための所定の情報を前記ローカルネットワーク
    を介して前記計算機装置から取得するための手続きを行
    うことを特徴とする請求項1ないし9のいずれか1項に
    記載の通信方法。
  11. 【請求項11】前記携帯端末装置は、前記ローカルネッ
    トワークを介して第1の計算機装置から取得した情報
    を、前記ローカルネットワークに接続された第2の計算
    機装置に転送することを特徴とする請求項1ないし10
    のいずれか1項に記載の通信方法。
  12. 【請求項12】前記携帯端末装置は、通信によりまたは
    ユーザ入力により獲得した所定の情報を、前記ローカル
    ネットワークに接続された1または複数の計算機装置に
    転送することを特徴とする請求項1ないし11のいずれ
    か1項に記載の通信方法。
  13. 【請求項13】前記携帯端末装置は、無線基地局を介し
    て通信する機能を有する無線携帯端末装置であることを
    特徴とする請求項1ないし12のいずれか1項に記載の
    通信方法。
  14. 【請求項14】アプリケーションプログラム実行機能を
    有する携帯端末装置の通信方法であって、 所定のコンピュータネットワークに接続するための手段
    と、 他の計算機装置とローカルに構築するローカルネットワ
    ークに接続するための手段と、 自装置上で動作し前記所定のコンピュータネットワーク
    に接続して使用するアプリケーションプログラムの動作
    に必要な、該所定のコンピュータネットワークに関係す
    る所定の情報を、前記ローカルネットワークを介して接
    続した計算機装置の全部または一部から取得するための
    手段と、 取得した情報の少なくとも一部に基づいて前記アプリケ
    ーションプログラムの前記所定のコンピュータネットワ
    ークに関係する所定の設定を行うための手段とを具備し
    たことを特徴とする携帯端末装置。
  15. 【請求項15】アプリケーションプログラム実行機能を
    有する携帯端末装置であって、 他の計算機装置とローカルに構築するローカルネットワ
    ークに接続するための手段と、 前記ローカルネットワークを介して接続した少なくとも
    1つの計算機装置へ、指定の種類のアプリケーションプ
    ログラムであって該計算機装置内に存在するものを特定
    するための情報の取得要求を送信するための手段と、 前記ローカルネットワークを介して、前記計算機装置か
    ら、前記指定の種類のアプリケーションプログラムであ
    って該計算機装置内に存在するものを特定するための情
    報を含む応答を受信するための手段と、 受信した応答の内容に基づいて、前記ローカルネットワ
    ークを介して、前記計算機装置へ、前記指定の種類のア
    プリケーションプログラムであって該計算機装置内に存
    在するものに関係する、指定の種類の情報の取得要求を
    送信するための手段と、 前記ローカルネットワークを介して、前記計算機装置か
    ら、前記指定の種類のアプリケーションプログラムであ
    って該計算機装置内に存在するものに関係する、指定の
    種類の情報を受信するための手段と、 受信した情報の少なくとも一部を自装置内の前記指定の
    種類のアプリケーションプログラムに供するための所定
    の処理を行うための手段とを具備したことを特徴とする
    携帯端末装置。
  16. 【請求項16】携帯端末装置とローカルに構築するロー
    カルネットワークに接続するための手段と、 前記ローカルネットワークを介して接続した携帯端末装
    置からの要求に応じて、指定された種類のアプリケーシ
    ョンプログラムであって自装置内に存在するものを特定
    するための情報または該アプリケーションプログラムに
    関係する指定の種類の情報を含む応答を返信するための
    手段とを具備したことを特徴とする計算機装置。
  17. 【請求項17】携帯端末装置とローカルに構築するロー
    カルネットワークに接続するための手段と、 前記ローカルネットワークを介して接続した携帯端末装
    置から、指定の種類のアプリケーションプログラムであ
    って自装置内に存在するものを特定するための情報の取
    得要求を受信するための手段と、 前記ローカルネットワークを介して、前記携帯端末装置
    に、前記指定された種類のアプリケーションプログラム
    であって自装置内に存在するものを特定するための情報
    を含む応答を返信するための手段と、 前記ローカルネットワークを介して、前記携帯端末装置
    から、指定の種類のアプリケーションプログラムであっ
    て自装置内に存在するものに関係する、指定の種類の情
    報の取得要求を受信するための手段と、 前記ローカルネットワークを介して、前記携帯端末装置
    に、前記指定の種類のアプリケーションプログラムであ
    って自装置内に存在するものに関係する、指定の種類の
    情報を含む応答を返信するための手段とを具備したこと
    を特徴とする計算機装置。
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