JP2000295273A - エージェントシステム - Google Patents

エージェントシステム

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JP2000295273A
JP2000295273A JP10082999A JP10082999A JP2000295273A JP 2000295273 A JP2000295273 A JP 2000295273A JP 10082999 A JP10082999 A JP 10082999A JP 10082999 A JP10082999 A JP 10082999A JP 2000295273 A JP2000295273 A JP 2000295273A
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agent
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server
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JP10082999A
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Hiroshi Narasaki
博司 楢崎
Takashi Fukushima
高司 福島
Eiji Takahashi
英二 高橋
Naoki Tamura
直樹 田村
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Kobe Steel Ltd
Original Assignee
Kobe Steel Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 外部から電子メール以外のアクセスが不可能
なネットワーク上にあるサーバに対し,直接アクセスに
近い処理を外部から行う。 【解決手段】 メールサーバMSと同じネットワーク内
のサーバ上に,電子メールで送られてきたスクリプトに
従ってメールサーバMSに対して処理を行い,その結果
を電子メールで返送するタスクエージェント41を動作
させる。携帯端末0では,タスクエージェント41の処
理内容を記述したスクリプトを含むファイルが作成さ
れ,WAシステム2を介して固定ホスト20に送られ
る。固定ホスト20では,スクリプトを電子メールに乗
せてタスクエージェント41に送信すると共に,その結
果として送信されてきた電子メールから処理結果のファ
イルを取り出し,WAシステムを介して携帯端末0に送
信し表示する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は,例えば携帯情報端
末を用いて社内ネットワーク上のサーバから所定の情報
を取得しようとする場合などにその手助けとして働くエ
ージェントシステムに関するものである。
【0002】
【従来の技術】簡易型携帯電話(PHS)や携帯電話
(PDC)などの無線電話や携帯型情報端末(例えばミ
ニノート型パソコン)等の急激な普及により,出先や移
動中の電車の中などから自分宛の電子メールをチェック
したり,新たに送信したりすることが容易に行えるよう
になった。このようないわゆるモバイル通信等によって
電子メールを利用する場合には,インターネットサービ
スプロバイダ(以下プロバイダという)等を利用し,そ
のプロバイダ等のメールサーバ上で取得したメールアド
レスを用いるのが一般的である。ところで,最近では職
場でも各個人にメールアドレスを配布し,社員間や社外
との連絡に電子メールを利用している場合が多い。しか
しながら,通常の社内LANは,インターネットとの間
にFirewallを設置して電子メール以外の外部か
らのアクセスを禁止しているのが通常であるから,社外
から直接社内のメールサーバにアクセスして自分宛の電
子メールを見るようなことはできない。勿論,社内LA
Nのどこかにアクセスポイントを設ければ上記のような
ことも可能であるが,セキュリティの問題から許可され
ていないことが多い。従って,社内のメールアドレス宛
に届いた電子メールを出先からチェックしたい場合に
は,例えば社内のメールサーバに,自分宛のメールをプ
ロバイダ側のメールアドレス宛に自動転送するように設
定しておき,出先からはプロバイダのメールサーバにア
クセスして上記転送された電子メールをチェックすると
いうのが一般的である。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら,以上の
ような方法では,例えば次のような問題点があった。 社内宛のメールが,社内のメールサーバとプロバイ
ダのメールサーバの両方,若しくはプロバイダのメール
サーバのみに蓄積される(転送設定の内容によって異な
る)ため,管理を一本化することが不可能,若しくは非
常に手間がかかる。 数多くのメールを携帯端末等にダウンロードする必
要があるため,通信コストが高くなる。 出先からメールを送信する場合には,そのメールの
送信元がプロバイダ側のアドレスになってしまうため,
そのままでは相手から送られてくる返信メールがプロバ
イダ側に送信されてしまう。このように,出先からの電
子メールの利用は,同様のことを社内で行う場合と比べ
て非常に不便であった。
【0004】また,PHS等の無線電話装置を用いたデ
ータ通信では,上記無線電話装置が通信可能な状態であ
るか否かを例えば基地局から受信される制御信号の強度
などから判断すると共に,通信可能であると判断した場
合には自動的に発呼を行って接続を確立し,通信を行う
機能,いわゆるワイヤレスエージェント(WA)機能が
提案されている。しかしながら,上記WA機能ではファ
イルの送受信しか行えないため,WA機能を用いている
場合には,たとえ社内LAN上にアクセスポイントを設
けたとしても,社内にいるときと同様の方法で電子メー
ルを利用することはできなかった。尚,以上のような問
題点は,電子メールを利用する場合に限らず,例えば社
内のデータベースを検索するような場合にも生じる。本
発明は上記事情に鑑みてなされたものであり,その目的
とするところは,例えば外部から電子メール以外のアク
セスが不可能なネットワーク上にあるサーバに対して,
直接アクセスした場合に近い処理を上記ネットワークの
外部から行うことを可能とするエージェントシステムを
提供することであり,更に,それをファイルの送受信し
かできないWA機能を利用して実現することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に,本発明は,クライアント側装置に搭載され,所定の
処理内容が記述された処理記述データを所定の方法で送
信するクライアント手段と,サーバ側装置に搭載され,
上記クライアント手段によって送信された上記処理記述
データを受信し,該処理記述データに記述された処理を
実行すると共に,上記処理で得られた結果データを所定
の方法で上記クライアント側装置に送信するエージェン
ト手段とを具備してなるエージェントシステムとして構
成されている。ここで,上記所定の方法としては,例え
ば電子メールや,或いはそのネットワークの環境によっ
てはftpなどを用いることが可能である。また,上記
クライアント側装置は,例えば無線電話を介して互いに
ファイルの送受信を行う無線端末とホストとで構成する
ことも可能である。この場合の上記クライアント手段
は,例えば上記処理記述データを含むファイルを上記無
線端末から上記ホストに対して送信し,上記ホストにお
いて上記処理記述データを電子メールに乗せて上記エー
ジェント手段に送信すると共に,上記ホストにおいて,
上記エージェント手段から送信された上記電子メールを
受信し,該電子メールに乗せられてきた上記結果データ
を上記無線端末にファイル送信するように構成すること
ができる。この場合には,上記処理記述データと共に,
上記エージェント手段の電子メールアドレス及び上記ホ
スト上の所定の電子メールアドレスを含む制御パラメー
タを送信し,上記サーバと上記エージェント手段との間
で上記制御パラメータに基づいて電子メールの送受信を
行うようにすればよい。上記のように上記クライアント
側装置を無線端末とホストとで構成することは,上記無
線端末と上記ホストとの間のファイル送受信に際し,基
地局との間で通信可能であると判断した場合に自動的に
発呼を行い,上記ホストとの接続を確立する自動接続手
段,いわゆるワイヤレスエージェント機能を搭載する場
合に実益がある。更に,上記処理記述データに,該処理
記述データに基づく処理の実行に必要なプログラムモジ
ュールの所在場所を含む情報を付加し,上記エージェン
ト手段が,必要に応じて上記処理記述データに付加され
た情報に基づいて所定のプログラムモジュールを取得し
た上で,上記処理記述データに基づく処理を実行するよ
うに構成すれば,エージェント手段のバージョンアップ
が効率化できると共に,上記処理記述データの内容と上
記エージェント手段に組み込まれている機能とが対応し
ていないことによる処理エラーを防止できる。尚,上記
エージェント手段の処理対象としては例えば電子メール
サーバやデータベースサーバなどが考えられる。
【0006】
【作用】本発明によれば,例えば電子メールを介して上
記エージェント手段に処理内容を指示し,その処理結果
を電子メールで受け取ることが可能である。これによ
り,例えば上記サーバ側装置が外部からの直接のアクセ
スを禁止しているネットワーク上にある場合でも,その
サーバ側装置に直接アクセスした場合とほぼ同内容の処
理を上記ネットワークの外部から行うことが可能とな
る。また,上記クライアント側装置を,例えば無線電話
を介して互いにファイルの送受信を行う無線端末とホス
トとで構成し,処理記述データを含むファイルを上記無
線端末から上記ホストに対して送信し,上記ホストにお
いて上記処理記述データを電子メールに乗せて上記エー
ジェント手段に送信すると共に,上記ホストにおいて,
上記エージェント手段から送信された上記電子メールを
受信し,該電子メールに乗せられてきた上記結果データ
を上記無線端末にファイル送信するように構成すれば,
ファイルの送受信しかできないWA機能を利用して上記
機能が実現できる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下,添付図面を参照して本発明
の実施の形態及び実施例につき説明し,本発明の理解に
供する。尚,以下の実施の形態及び実施例は,本発明を
具体化した一例であって,本発明の技術的範囲を限定す
る性格のものではない。ここに,図1は本発明の実施の
形態に係るメールエージェントシステムA1の概略構成
を示すブロック図,図2は上記メールエージェントシス
テムA1による処理手順(携帯端末0→タスクエージェ
ント41)の一例を示すフローブロック図,図3は上記
メールエージェントシステムA1による処理手順(タス
クエージェント41→携帯端末0)の一例を示すフロー
ブロック図,図4は自動バージョンアップ機能を持たせ
たタスクエージェント41による処理手順を示すフロー
ブロック図,図5は内線PHS基地局を用いたネットワ
ークの概略構成を示す模式図,図6はWA機能を利用し
ないメールエージェントシステムA2の概略構成を示す
ブロック図である。本実施の形態に係るメールエージェ
ントシステムA1は,図1に示す如く,主として携帯端
末0(無線端末の一例)と,インターネットサービスプ
ロバイダのサーバ上に構築される固定ホスト20(ホス
トの一例)と,社内ネットワークLN上に構築されるサ
ーバ40とで構成されている。ここで,上記携帯端末0
と固定ホスト20とがクライアント側装置の一例,サー
バ40がサーバ側装置の一例である。
【0008】上記サーバ40の存在する上記社内ネット
ワークLNは,Firewallを介してインターネッ
トに接続されており,電子メール以外の外部からのアク
セスを阻止する構成となっている。また,上記社内ネッ
トワークLN上には,上記サーバ40と共に電子メール
サーバMSが設置されており,上記携帯端末0のユーザ
が登録されている。上記携帯端末0のユーザは,主とし
てこの電子メールサーバMS上に登録された社内メール
アドレスを用いて外部との電子メールのやり取りを行っ
ているものとする。また,上記サーバ40上には,タス
クエージェント41(エージェント手段の一例)が搭載
されている。上記タスクエージェント41は,例えばJ
ava言語によって記述されたプログラムであり,ある
ユーザから自分(タスクエージェント)宛に送られてき
た電子メールに記載された所定のスクリプト(処理記述
データの一例)に従って上記電子メールサーバMSに対
する処理を実行し,その結果を電子メールに乗せて返送
する機能を有している。
【0009】上記携帯端末0は,簡易型携帯電話(PH
S)や携帯電話などの無線電話装置(不図示)に接続さ
れたミニノート型パソコンなどで構成されており,上記
無線電話装置を介して上記固定ホスト20との間でファ
イルの送受信が可能である。また,上記携帯端末0に
は,インターフェイスソフトウェア1aや制御ソフトウ
ェア1bなどで構成される端末側モジュール1と,端末
側WA(ワイヤレスエージェント)システム2とが搭載
されている。上記インターフェイスソフトウェア1a
は,上記タスクエージェント41に対して処理内容を指
示するスクリプト等の入力を受け付けたり,或いは上記
タスクエージェント41から返送されてきた上記処理結
果を表示するユーザインターフェイスソフトウェアであ
る。また,上記制御ソフトウェア1bは,上記インター
フェイスソフトウェア1aを介して入力された上記スク
リプト等の情報に基づいて送信メッセージデータファイ
ルを作成して上記端末側WAシステム2の送信スプール
に登録すると共に,上記タスクエージェント41から返
送されてきた上記処理結果(返送メッセージデータファ
イル)を上記端末側WAシステム2の受信スプールから
取り出して上記インターフェイスソフトウェア1aを介
して表示させる。また,上記端末側WAシステム2は,
上記無線電話装置が基地局との間で通信可能な状態であ
るか否かを判断すると共に,通信可能であると判断した
場合には自動的に発呼を行い,上記固定ホスト20との
接続を確立して上記送信スプール内の送信メッセージデ
ータファイルの送信,若しくは上記固定ホスト20内の
固定側WAシステム21の送信スプールにある返送メッ
セージデータファイルの受信を行う。
【0010】また,インターネットサービスプロバイダ
のサーバ上に構築されている上記固定ホスト20には,
先に触れた固定側WAシステム21の他,インターネッ
ト電子メールサーバ22aや制御ソフトウェア22bな
どで構成される固定側モジュール22が搭載されてい
る。上記インターネット電子メールサーバ22aには,
上記携帯端末0のユーザが登録され,メールアドレスが
付与されている。このメールアドレス(以下,上記社内
メールアドレスに対して社外メールアドレスという)
は,主として上記タスクエージェント41との間で情報
の送受信を行うために使用する。上記制御ソフトウェア
22bは,上記携帯端末0から上記固定側WAシステム
21を介して受信した上記送信メッセージデータファイ
ルから上記スクリプトを取り出し,それを電子メールに
乗せて上記インターネット電子メールサーバ22aを介
して上記タスクエージェント41に送信すると共に,上
記タスクエージェント41から返送されてきた電子メー
ルを上記インターネット電子メールサーバ22aを介し
て受け取り,該電子メールから上記処理結果を取り出し
て返信メッセージデータファイルを生成し,上記固定側
WAシステム21を介して上記携帯端末0に送信する。
尚,上記携帯端末0に搭載されている端末側モジュール
1,及び上記固定ホスト20に搭載されている固定側モ
ジュールがクライアント手段の一例であり,上記携帯端
末0に搭載されている端末側WAシステムが自動接続手
段の一例である。
【0011】続いて,図2,図3に示すフローブロック
図を用いて,メールエージェントシステムA1による処
理手順を更に詳しく説明する。図2は,携帯端末0から
サーバ40のタスクエージェント41に対する指示の伝
達手順を示している。まず,ユーザは携帯端末0の画面
上で所定のアイコンをダブルクリックするなどして上記
インターフェイスソフトウェア1aを起動させる。これ
により,画面上には例えば図中101に示すような入力
画面が表示される。ユーザは,この入力画面101の各
入力エリア内に必要事項を入力する。上記必要事項は,
“SendTo”,“ReturnTo”,“Due ”,“Script”など
である。“SendTo”は,電子メールの送信先アドレスで
あり,上記タスクエージェント41のメールアドレス(E
mailAgent@x,y,z)が入力される。“ReturnTo”は,上記
タスクエージェント41からの電子メールの返送先アド
レスであり,上記固定ホスト20内のインターネット電
子メールサーバ22aに登録されている上記社外メール
アドレス(UserX@a,b,c) が入力される。“Due ”は,上
記固定ホスト20への送信メッセージファイルの送信期
限(納期)が入力される。以上が制御パラメータの一例
である。“Script”(処理記述データ)は,上記タスク
エージェント41の処理内容が所定の記述ルールに法っ
て記述される。例えば,「午後1時の時点で着信メール
スプール内に届いているメールを一括転送する」という
処理内容は,例えば“@getEmail(At:13:00) ”のように
記述される。上記処理内容としては,これ以外にも例え
ば,「電子メールのヘッダ情報のFrom: とSubject:のみ
を取り出しで返送する」,「指定した電子メールのみを
転送する」,「所定の内容の電子メールを送信する」,
「着信メールスプール内の電子メール(一部,若しくは
全部)を消去する」など,様々なものが考えられる。
【0012】ユーザによる上記必要事項の入力が完了す
ると,それらの情報は制御ソフトウェア1bに送られ,
ここで上記“Due ”を除く情報が1つの送信メッセージ
ファイル(スクリプトファイル)にまとめられる(10
2)。この送信メッセージファイルには,例えばxxxx.s
cpt などのように,特別な拡張子(scpt)を伴う固有の
ファイル名が自動的に割り振られる。この拡張子(scp
t)は,そのファイルがタスクエージェント41に対す
るスクリプトメッセージを含むものであることを示して
いる。尚,上記送信メッセージファイルには,ユーザの
ログインIDやパスワードなどの認証情報(電子メール
サーバMS等へのアクセスに必要)も付加されるが,こ
れらの認証情報は携帯端末0へのログイン時に入力され
たものを自動的に付加するようにすれば,改めて入力す
る手間が省ける。上記生成された送信メッセージファイ
ルは,端末側WAシステム2の送信スプールに,上記
“Due ”に入力された送信期限を1つのパラメータとし
て登録される。そして上記送信メッセージファイルは,
上記端末側WAシステム2により,上記無線電話装置が
基地局との間で通信可能な状態であると判断した場合に
自動的に固定ホスト20に送信される(103)。この
とき,各送信メッセージファイルの送信期限がまだ先で
あれば,通信効率を優先して通信状態が一定以上となる
まで待って送信されるが,上記送信期限が近づいたファ
イルについては納期を重視し,多少通信状態が悪くても
接続可能な状態であれば送信を行うように制御される。
以上が携帯端末0における処理である。
【0013】固定ホスト20では,固定側WAシステム
21により,上記携帯端末0から送信されてきた上記送
信メッセージファイルが受信スプール内に格納される。
制御ソフトウェア22bは,上記受信スプールから,拡
張子がscptとなっている上記送信メッセージファイルを
取り出し(104),その内容に基づいて電子メールメ
ッセージを生成する(105)。具体的には,この電子
メールメッセージにおける送信先(To:) には上記“Send
To”で指定された上記タスクエージェント41のメール
アドレス(EmailAgent@x,y,z)が,送信元(From:) には
“ReturnTo”で指定された社外メールアドレス(UserX@
a,b,c) が,電子メール本文には上記“Script”で指定
された上記タスクエージェント41の処理内容“@getEm
ail(At:13:00) ”,及びユーザのログインIDとパスワ
ードが設定される。尚,件名(Subject:)には,上記タス
クエージェント41にスクリプトを含む電子メールであ
ることを認識させるために例えば“Script”という文字
列を入力する。生成された上記電子メールメッセージ
は,SMTPプロトコルに基づいて上記インターネット
電子メールサーバ22aに送られ,上記タスクエージェ
ント41に向けて送信される。以上が固定ホスト20に
おける処理である。上記固定ホスト20から送信された
上記電子メールは社内ネットワークLN内の電子メール
サーバMSに届けられ,蓄積される。
【0014】続いて,図3に従って,上記サーバ40内
のタスクエージェント41による処理,及びその処理結
果の返送手順について説明する。タスクエージェント4
1は,電子メールサーバMSに対して,自分宛の電子メ
ールの有無を定期的(例えば10秒間隔)にチェック
し,自分宛の電子メールがあればそれを取得する。そし
て,件名(Subject:)が“Script”となっている電子メー
ルからその本文を読み出し,必要な情報を取得する。本
文から取得される情報は,具体的には,電子メールサー
バMSに対するユーザのログインIDとパスワード,及
び処理内容“@getEmail(At:13:00) ”である。更に,上
記電子メールのヘッダ情報より,送信元(From:) に設定
された社外メールアドレス(UserX@a,b,c) が,処理結果
の返送先アドレスとして取得される。続いて,上記タス
クエージェント41は,上記取得したユーザのログイン
IDとパスワードとを用いて上記電子メールサーバMS
に接続し,上記指定された処理内容“@getEmail(At:13:
00) ”に従って処理を実行する。ここでは,「午後1時
の時点で着信メールスプール内に届いている電子メール
を一括転送する」という処理内容に基づいて,午後1時
の時点でユーザ宛(上記社内メールアドレス宛)に届い
ている電子メールが全て読み出され,それら読み出され
た電子メール(これが処理結果となる)がxxxx.mail の
ように拡張子(mail)が付加された1つの返送メッセージ
データファイルにまとめられる。そして,上記返送メッ
セージデータファイルは,送信先(To:) を上記社外メー
ルアドレス(UserX@a,b,c) ,件名(Subject:)を上記返送
メッセージデータファイル名(xxxx.mail )とした電子
メールに添付され,上記電子メールサーバMSを介して
送信される。ここで,上記返送メッセージデータファイ
ル名の拡張子は,そのファイル内容によって適当なもの
が選択される。例えば,上記返送メッセージデータファ
イルの内容がHTML形式で記述されたメール本文であ
る場合には例えばその拡張子はhtmlとなり,画像ファイ
ルであればjpeg,gif,bmp等となる。これらの拡張子は,
携帯端末0でその返送メッセージデータファイルの内容
を表示させる際に参照され,適当な表示手段(例えばW
WWブラウザ,画像ビューアなど)が起動される。以上
がタスクエージェント41における処理である。
【0015】続いて,固定ホスト20では,制御ソフト
ウェア22bにより,POPプロトコルに基づいてイン
ターネット電子メールサーバ22aから電子メールが読
み出され,そこに添付されている返送メッセージデータ
ファイル(例えばxxxx.mail)が固定側WAシステム2
1の送信スプールに登録される。上記固定側WAシステ
ム21の送信スプールに登録された上記返送メッセージ
データファイルは,携帯端末0の端末側WAシステム2
による受信処理によって上記携帯端末0に転送され,上
記端末側WAシステム2の受信スプール内に格納され
る。上記端末側WAシステム2の受信スプール内に格納
された上記返送メッセージデータファイル(例えばxxx
x.mail )は,制御ソフトウェア1bにより読み出さ
れ,インターフェイスソフトウェア1a(WWWブラウ
ザ,画像ビューアなどを含む)を介して画面上に表示さ
れる。即ち,ユーザの要求どおり,午後1時の時点で社
内メールアドレス宛に届いている全ての電子メールの内
容が携帯端末0上で閲覧できる。
【0016】以上の例では,タスクエージェント41に
実行させる処理内容を,「午後1時の時点で着信メール
スプール内に届いているメールを一括転送する」として
説明したが,例えば,まず上記処理内容を「現在届いて
いるメールの送信元と件名のみを送信する」としてその
情報を受け取り,再度「X,Y番目のメールのみを転送
する」という処理を行わせれば,とりあえず必要なメー
ルのみを転送させることができ,通信トラフィックや通
信コスト等の低減が可能となる。また,上記タスクエー
ジェント41を介してメールを送信すれば,社内でメー
ルを送信する場合と全く同じ結果となり,相手方からの
返信メールが社外メールアドレス宛に届くこともない。
【0017】以上説明したように,本実施の形態に係る
メールエージェントシステムA1を用いれば,外部から
電子メール以外のアクセスが不可能なネットワーク上に
ある電子メールサーバに対して,直接アクセスした場合
とほぼ同内容の処理を上記ネットワークの外部から行う
ことが可能となる。また,これをファイルの送受信しか
できないWA機能を利用して実現することができる。
【0018】
【実施例】上記タスクエージェント41に電子メールで
送信したスクリプトを実行させるためには,上記タスク
エージェント41にそのスクリプトに対応した処理手順
をプログラムとして実装しておく必要があることは当然
である。従って,例えば,エージェントシステムの機能
強化のために新たな処理内容をスクリプトに記述できる
ようにすれば,それに応じて上記タスクエージェント4
1のプログラムも更新(バージョンアップ)する必要が
ある。しかしながら,ネットワーク上に散在するタスク
エージェント41を全て同時に更新し,新たな機能に対
応させることは難しい。このような問題点を解決するた
めには,タスクエージェント41自体に必要に応じて自
動的にバージョンアップする機能を持たせることが有効
である。以下,具体例を説明する。タスクエージェント
41は,ここではJavaプログラムで実装されている
ものとする。Javaでは,プログラムモジュール
(「クラス」と呼ばれる)をネットワークよりダウンロ
ードし,それを自分自身に結合して実行することが可能
である(詳細は,例えば「JAVAで作るインターネッ
トアプリケーション」,J.Rodly著,岩谷宏訳,
ソフトバンク社刊,等に詳しい)。図4を用いて説明す
ると,まず,携帯端末0から上記タスクエージェント4
1に対して送られるスクリプト(201)には,処理内
容やログインID,パスワードに加えて,“Class (ク
ラス名)”,“Ver (バージョン)”,“URL (クラス
ファイルの所在場所)”の情報が格納される。“Class
”,“Ver ”は,当該スクリプトで指示した処理内容
を実行するために必要なクラス名とそのバージョンであ
る。また,“URL ”は,上記クラスファイルの所在場所
である。タスクエージェント41は,上記電子メールを
介して上記スクリプトを受信すると,まずそのスクリプ
トから“Class ”,“Ver ”の情報を読み出し,自分自
身にすでにそのクラスが組み込まれているか否かをチェ
ックする。ここで,タスクエージェント41には,自分
自身にすでに組み込まれているクラスの名前とそのバー
ジョンのテーブル(202)が格納されているものとす
る。該当するクラスがすでに組み込まれていればそのま
ま上記指示された処理内容を実行するが,組み込まれて
いなければ,上記“URL ”で指定された場所から上記ク
ラスファイルをftpなどを用いてダウンロードし,自
分自身の一部としてロードした上で上記指示された処理
内容を実行する。以上のように構成することにより,タ
スクエージェント41のバージョンアップが効率化でき
ると共に,スクリプトの内容とタスクエージェント41
に組み込まれている機能とが対応していないことによる
処理エラーを防止できる。
【0019】以上説明した例では,タスクエージェント
41を外部からの直接のアクセスを禁じている社内ネッ
トワークLN内のサーバ40上に搭載し,プロバイダの
サーバ上に固定ホスト20を設置し,上記タスクエージ
ェント41に同じ社内ネットワークLN内の電子メール
サーバMSに対して処理を行わせるように構成した。本
発明は,このように外部からの直接のアクセスが禁じら
れているネットワーク内のサーバに対して,外部から所
定の処理を実行させたいような場合に最も実益があり,
その意味で上記のような構成とすることが最も好まし
い。しかしながら,それ以外の構成,例えば上記タスク
エージェント41をプロバイダのサーバ上に搭載した
り,或いは上記固定サーバ20を社内ネットワークLN
内のサーバ上に搭載する(この場合は社内ネットワーク
LN内にアクセスポイントが必要)構成としてもよい。
また,上記の例では,携帯端末0でスクリプト等を通常
のファイルの形で固定ホスト20に送信し,該固定ホス
ト20においてそれを電子メールの形に変換して送信す
るようにした(受信時はその逆)が,例えば,携帯端末
0でスクリプトを電子メールの本文として作成し,その
電子メールファイルをWA機能を用いて固定ホスト20
に送信し,固定ホスト20ではそれを単に中継するよう
にしてもよい。また,上記スクリプトの送受信には,上
記のように電子メールを用いるのが最適であるが,ネッ
トワークの環境によってはftp等を用いることも可能
である。例えば,図5に示すように,複数のPHS端末
301を内線でネットワークに接続する内線PHS基地
局302が開発されているが,このようなネットワーク
に本発明を適用した場合には上記PHS端末301とサ
ーバ303との間のスクリプトの送受信はftpなどを
用いることができる。図5の例の場合,上記実施の形態
に係るメールエージェントシステムA1における携帯端
末0が上記PHS端末301に,固定ホスト20が上記
内線PHS基地局302に,タスクエージェント41を
搭載するサーバ40及び電子メールサーバMSが上記サ
ーバ303に対応する。スクリプトの送受信にftp等
を用いる以外は,上記実施の形態に係るメールエージェ
ントシステムA1と同様である。
【0020】また,上述した各例は,全てWA機能を利
用したものであったが,WA機能を利用しない形態も考
えられる。図6を用いてその一例を説明する。図6に示
すメールエージェントシステムA2は,主として携帯端
末0′と,電子メールサーバ25を有するプロバイダP
と,電子メールサーバMSを有する社内ネットワークL
N上に構築されるサーバ40とで構成されている。ここ
で,上記社内ネットワークLN内の構成は,上記サーバ
40上に搭載されるタスクエージェント41の機能を含
めて全て上記実施の形態に係るメールエージェントシス
テムA1と同様である。また,上記プロバイダPは,従
来からある基本的な電子メールサーバ25を提供してい
るのみであり,固定ホストなどの特別な構成は搭載され
ていない。上記携帯端末0′には,電子メールプログラ
ム5が搭載されている。この電子メールプログラム5
は,電子メールの編集,送受信の機能と,上記タスクエ
ージェント41から返送されてきた電子メールの内容
(処理結果)の表示機能とが搭載されている。
【0021】上記メールエージェントシステムA2によ
る処理手順を簡単に説明すると,まず,上記電子メール
プログラム5が起動され,その編集画面が表示される。
ユーザは,上記編集画面上で,送信先(To:) に上記タス
クエージェント41のメールアドレス(EmailAgent@x,y,
z)を,送信元(From:) に上記プロバイダPにおける社外
メールアドレス(UserX@a,b,c) を,電子メール本文に上
記タスクエージェント41の処理内容(例えば“@getEm
ail(At:13:00) ”),及びユーザのログインIDとパス
ワードを入力する。また,件名(Subject:)には,上記タ
スクエージェント41にスクリプトを含む電子メールで
あることを認識させるために例えば“Script”という文
字列を入力する。ユーザによる入力が完了すると,上記
電子メールプログラム5は,上記入力された事項に基づ
いて電子メールを生成し,上記プロバイダPの電子メー
ルサーバ25に接続して送信する。ここで,携帯端末
0′から上記プロバイダPへの接続は例えばユーザによ
る手動発呼により行われる。上記送信された電子メール
が社内ネットワークLN内の電子メールサーバMSに到
着すると,上記タスクエージェント41は上記実施の形
態に係るメールエージェントシステムA1と全く同様の
手順で処理を行い(ここでは説明を省略する),処理結
果を電子メールで返送する。上記タスクエージェント4
1から電子メールが返送され,上記プロバイダPの電子
メールサーバ25に到着した後,ユーザは携帯端末0′
から上記プロバイダPに接続し,上記電子メールプログ
ラム5によって上記電子メールサーバ25から上記電子
メールを取得する。そして,その電子メールに添付され
た返送メッセージデータファイル(xxxx.mail) の内容
が,上記電子メールプログラム5の表示画面に表示され
る。以上説明したように,WA機能を利用しない場合に
は,社内ネットワークLN内のサーバ上にタスクエージ
ェント41を稼働させ,携帯端末0′上に電子メールプ
ログラム5を搭載するだけで,外部から電子メール以外
のアクセスが不可能なネットワーク上にある電子メール
サーバに対して,直接アクセスした場合とほぼ同内容の
処理を上記ネットワークの外部から行うことが可能とな
る。
【0022】尚,以上説明した各例では,タスクエージ
ェント41によって電子メールサーバに対する処理を行
わせる場合について説明したが,タスクエージェント4
1の処理対象は例えばデータベースサーバなどでもよ
い。この場合には,上記タスクエージェント41へ送信
するスクリプトに上記データベースサーバの検索命令を
記述すれば,社外の携帯端末で社内のデータベースの検
索結果を容易に取得できる。
【0023】
【発明の効果】以上説明したように,本発明は,クライ
アント側装置に搭載され,所定の処理内容が記述された
処理記述データを所定の方法で送信するクライアント手
段と,サーバ側装置に搭載され,上記クライアント手段
によって送信された上記処理記述データを受信し,該処
理記述データに記述された処理を実行すると共に,上記
処理で得られた結果データを所定の方法で上記クライア
ント側装置に送信するエージェント手段とを具備してな
るエージェントシステムとして構成されているため,例
えば上記サーバ側装置が外部からの直接のアクセスを禁
止しているネットワーク上にある場合でも,そのサーバ
側装置に直接アクセスした場合とほぼ同内容の処理(例
えば電子メールの送信,閲覧,データベースの検索等)
を上記ネットワークの外部から行うことが可能となる。
ここで,外部からのアクセスを禁止しているネットワー
クでも,通常は電子メールの送受信は可能である場合が
多いため,上記所定の方法としては,電子メールを用い
ることが最適である。また,上記クライアント側装置
は,例えば無線電話を介して互いにファイルの送受信を
行う無線端末とホストとで構成することも可能である。
この場合の上記クライアント手段は,例えば上記処理記
述データを含むファイルを上記無線端末から上記ホスト
に対して送信し,上記ホストにおいて上記処理記述デー
タを電子メールに乗せて上記エージェント手段に送信す
ると共に,上記ホストにおいて,上記エージェント手段
から送信された上記電子メールを受信し,該電子メール
に乗せられてきた上記結果データを上記無線端末にファ
イル送信するように構成することができる。この場合に
は,上記処理記述データと共に,上記エージェント手段
の電子メールアドレス及び上記ホスト上の所定の電子メ
ールアドレスを含む制御パラメータを送信し,上記サー
バと上記エージェント手段との間で上記制御パラメータ
に基づいて電子メールの送受信を行うようにすればよ
い。上記のように上記クライアント側装置を無線端末と
ホストとで構成することは,上記無線端末と上記ホスト
との間のファイル送受信に際し,基地局との間で通信可
能であると判断した場合に自動的に発呼を行い,上記ホ
ストとの接続を確立する自動接続手段,いわゆるワイヤ
レスエージェント機能を搭載する場合に実益がある。更
に,上記処理記述データに,該処理記述データに基づく
処理の実行に必要なプログラムモジュールの所在場所を
含む情報を付加し,上記エージェント手段が,必要に応
じて上記処理記述データに付加された情報に基づいて所
定のプログラムモジュールを取得した上で,上記処理記
述データに基づく処理を実行するように構成すれば,エ
ージェント手段のバージョンアップが効率化できると共
に,上記処理記述データの内容と上記エージェント手段
に組み込まれている機能とが対応していないことによる
処理エラーを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係るメールエージェン
トシステムA1の概略構成を示すブロック図。
【図2】 上記メールエージェントシステムA1による
処理手順(携帯端末0→タスクエージェント41)の一
例を示すフローブロック図。
【図3】 上記メールエージェントシステムA1による
処理手順(タスクエージェント41→携帯端末0)の一
例を示すフローブロック図。
【図4】 自動バージョンアップ機能を持たせたタスク
エージェント41による処理手順を示すフローブロック
図。
【図5】 内線PHS基地局を用いたネットワークの概
略構成を示す模式図。
【図6】 WA機能を利用しないメールエージェントシ
ステムA2の概略構成を示すブロック図。
【符号の説明】
0…携帯端末(無線無線端末の一例) 1…端末側モジュール 1a…インターフェイスソフトウェア 1b…制御ソフトウェア 2…端末側WAシステム(自動接続手段の一例) 20…固定ホスト(ホストの一例) 21…固定側WAシステム 22…固定側モジュール 22a…インターネット電子メールサーバ 22b…制御ソフトウェア 40…サーバ(サーバ側装置の一例) 41…タスクエージェント(エージェント手段の一例) MS…電子メールサーバ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 高橋 英二 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 (72)発明者 田村 直樹 兵庫県神戸市西区高塚台1丁目5番5号 株式会社神戸製鋼所神戸総合技術研究所内 Fターム(参考) 5B089 GA11 GA25 GB08 HA10 HA11 JA31 JB08 KA10 KC28 KC59 LA00 LA19 5K030 GA17 HA06 HC09 JL01 JT09 9A001 BB04 CC02 CC05 JJ12 JJ14 JJ25 JJ27 KK56

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 クライアント側装置に搭載され,所定の
    処理内容が記述された処理記述データを所定の方法で送
    信するクライアント手段と,サーバ側装置に搭載され,
    上記クライアント手段によって送信された上記処理記述
    データを受信し,該処理記述データに記述された処理を
    実行すると共に,上記処理で得られた結果データを所定
    の方法で上記クライアント側装置に送信するエージェン
    ト手段とを具備してなるエージェントシステム。
  2. 【請求項2】 上記所定の方法が電子メールを用いた送
    信方法である請求項1記載のエージェントシステム。
  3. 【請求項3】 上記クライアント側装置が,無線電話を
    介して互いにファイルの送受信を行う無線端末とホスト
    とで構成される請求項1又は2記載のエージェントシス
    テム。
  4. 【請求項4】 上記クライアント手段が,上記処理記述
    データを含むファイルを上記無線端末から上記ホストに
    対して送信し,上記ホストにおいて上記処理記述データ
    を電子メールに乗せて上記エージェント手段に送信する
    と共に,上記ホストにおいて,上記エージェント手段か
    ら送信された上記電子メールを受信し,該電子メールに
    乗せられてきた上記結果データを上記無線端末にファイ
    ル送信するように構成されてなる請求項3記載のエージ
    ェントシステム。
  5. 【請求項5】 上記処理記述データと共に,上記エージ
    ェント手段の電子メールアドレス及び上記ホスト上の所
    定の電子メールアドレスを含む制御パラメータが送信さ
    れ,上記サーバと上記エージェント手段との間で上記制
    御パラメータに基づいて電子メールの送受信が行われる
    請求項4記載のエージェントシステム。
  6. 【請求項6】 上記無線端末に,上記ホストとの間のフ
    ァイル送受信に際し,基地局との間で通信可能であると
    判断した場合に自動的に発呼を行い,上記ホストとの接
    続を確立する自動接続手段が搭載されてなる請求項3〜
    5のいずれかに記載のエージェントシステム。
  7. 【請求項7】 上記処理記述データに,該処理記述デー
    タに基づく処理の実行に必要なプログラムモジュールの
    所在場所を含む情報が付加され,上記エージェント手段
    が,必要に応じて上記処理記述データに付加された情報
    に基づいて所定のプログラムモジュールを取得した上
    で,上記処理記述データに基づく処理を実行する請求項
    1〜6のいずれかに記載のエージェントシステム。
  8. 【請求項8】 上記処理記述データに,上記サーバ側装
    置若しくはその他の装置上に構築された電子メールサー
    バに対する処理が記述され,上記エージェント手段が,
    上記処理記述データに基づいて上記電子メールサーバに
    対する処理を行う請求項1〜7のいずれかに記載のエー
    ジェントシステム。
  9. 【請求項9】 上記処理記述データに,上記サーバ側装
    置若しくはその他の装置上に構築されたデータベースサ
    ーバに対する処理が記述され,上記エージェント手段
    が,上記処理記述データに基づいて上記データベースサ
    ーバに対する処理を行う請求項1〜8のいずれかに記載
    のエージェントシステム。
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