JP2000148341A - 表示方法及び表示装置 - Google Patents

表示方法及び表示装置

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JP2000148341A
JP2000148341A JP32343598A JP32343598A JP2000148341A JP 2000148341 A JP2000148341 A JP 2000148341A JP 32343598 A JP32343598 A JP 32343598A JP 32343598 A JP32343598 A JP 32343598A JP 2000148341 A JP2000148341 A JP 2000148341A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 従来は、表示画像にグラフィック画像が含ま
れているため、表示データが大きく、また拡大範囲内に
文字画像が納まらないことが多く、更に、複数の文字画
像が重なり合うことが多く、読み取りが困難であること
がある。 【解決手段】 マウスポインタ53の周囲の検索範囲5
4内にテキスト52bの原点が存在する状態となると、
テキスト52bの文字「TEXT2」が55で示すよう
に拡大表示される。この拡大表示は、検索範囲54内に
ある画像だけをルーペ式に行うのではなく、検索範囲5
4内に原点が存在するテキスト52bの文字全体につい
て行う。従って、検索範囲54に文字全体が入らなくて
も文字全体の拡大表示ができ、またグラフィックデータ
を含まずテキスト情報のみを拡大するために、従来に比
べて表示データを削減できる。また、拡大表示は、マウ
スポインタ53に最も近いテキスト1つを対象としてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は表示方法及び表示装
置に係り、特にレイアウトエディタ及び回路図エディタ
において、テキスト(TEXT)情報の確認を可能にす
る表示方法及び表示装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、CAD、レイアウトエディ
タ、回路図エディタなどの図形処理装置では、作成した
文字や図形等の画像を表示装置の画面に表示する一方、
マウスやデジタイザなどのポインティング・デバイスを
用いて任意の画像を選択することが行われる。この場
合、画面に表示されている画像を編集し易い大きさに拡
大する表示装置が従来より種々提案されている(特開平
6−4607号公報、特開平7−325930号公報、
特開平10−133639号公報など)。
【0003】例えば、特開平6−4607号公報記載の
従来の第1の表示装置では、マウスカーソルを画面エリ
アに移動すると、所定の大きさのルーペ表示エリアが表
示され、その内部にはマウスカーソルの先端の位置を中
心とした編集対象データを拡大表示する構成である。こ
の従来装置によれば、例えば、図8(A)に示す「TE
XT」という文字画像(テキスト情報)81を拡大表示
する場合は、マウスポインタ(マウスカーソル)82を
文字画像81の表示位置方向へ移動し、同図(B)に示
すように文字画像81の表示位置に至ると、マウスポイ
ンタ82の周囲の拡大領域83にある文字画像81の一
部が拡大表示される。なお、マウスポインタ82を中心
とする小さな領域84はグラフィック取得範囲である。
更に、マウスポインタ82を移動すると、それに伴い拡
大領域83も移動し、図8(C)に示すように、「TE
XT」の文字画像81の別の文字部分がルーペ式に拡大
表示される。
【0004】上記の特開平7−325930号公報及び
特開平10−133639号公報各記載の表示装置も、
上記の特開平6−4607号公報記載の表示装置と同様
に、マウスカーソルの示す位置の一定範囲の画像を拡大
するようになされている。
【0005】また、文字画像を拡大表示する従来の第2
の表示装置として、すべての文字画像を一律に拡大表示
する構成のものが知られている。この従来の第2の表示
装置では、例えば図9(A)に示すように、グラフィッ
ク画像91a〜91cと文字画像92a〜92cが画面
に表示されている場合に、所定の操作によりすべての文
字画像92a〜92cを図9(B)に93a〜93cで
示すように、一律に拡大表示するものである。拡大表示
した文字画像93a〜93cは、同図(C)に92a〜
92cに示すように、所定の操作により元の大きさに戻
すことができる。
【0006】また、文字画像を拡大表示する従来の第3
の表示装置として、対象とする文字画像及びその周辺の
範囲を指定し、その範囲内の画像を拡大表示させる構成
のものが知られている。この従来の第3の表示装置で
は、例えば図10(A)に示すように、グラフィック画
像11及び12(ここではレイアウトエディタ等におけ
るレイアウト図形)と端子名などである「TEXT」と
いう文字画像13とが混在して表示されている画像に対
して、範囲14を指定した場合、同図(B)に示すよう
に、範囲14内のグラフィック画像11、12がそれぞ
れ11a及び12aで、また文字画像13が13aで示
すように所望の表示倍率で拡大表示される。また、範囲
14内の拡大画像は、所定の操作により図10(C)に
示すように、元の表示倍率に戻すことにより、同図
(A)と同じ元の画像を得ることができる。
【0007】更に、文字画像を拡大表示する従来の第4
の表示装置として、文字画像の表示倍率をコマンドで指
定し、拡大対象とする文字画像をマウスで選択して拡大
表示させる表示装置も知られている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかるに、上記の従来
の第1の表示装置では、表示画像にグラフィック画像が
含まれているため、表示データが大きくなってしまうと
いう第1の問題があり、またマウスポインタ周辺の画像
のみを拡大表示するため、拡大範囲内に文字画像が納ま
らないことが多く、その場合は、文字画像全体を拡大表
示できないという第2の問題がある。
【0009】また、上記の従来の第2の表示装置では、
すべての文字画像を一律に拡大表示しているため、図9
(B)に示したように、複数の文字画像が重なり合うこ
とが多く、その場合は読み取りが困難であるという第3
の問題が生じる。
【0010】また、上記の従来の第3の表示装置では、
拡大画像には図10(B)に示したようにグラフィック
画像も含まれるために、上記の第1の表示装置と同様に
表示データが大きくなってしまうという第1の問題、及
び文字画像全体を拡大表示できないという第2の問題が
ある。
【0011】更に、上記の従来の第4の表示装置では、
文字画像の情報を変更するため、一度拡大した文字画像
は拡大されたままになってしまい、元の大きさに戻らな
いという第4の問題があり、また、拡大するためのコマ
ンドを実行するためには、対象となる文字画像の特定が
必要であるため、対象となる文字画像を選択する操作が
必要となり、操作性が悪いという第5の問題がある。
【0012】本発明は、以上の点に鑑みなされたもの
で、全体表示の倍率を変えずに文字画像を拡大し得る表
示方法及び表示装置を提供することを目的とする。
【0013】また、本発明の他の目的は、文字画像情報
の変更をすることなく、文字画像を漏れなく拡大表示し
得る表示方法及び表示装置を提供することにある。
【0014】更に、本発明の他の目的は、拡大した文字
画像を読み取り易い状態で表示し得る表示方法及び表示
装置を提供することにある。
【0015】また、本発明の更に他の目的は、コマンド
等の入力をせずに文字画像情報の確認を可能にする表示
方法及び表示装置を提供することにある。
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の表示方法は、原点がそれぞれ存在するテキ
スト画像が図形画像と混在して表示されている画面上
に、移動自在のマウスポインタの周囲に任意に設定した
大きさの検索範囲を設け、検索範囲に原点が存在するか
どうか検索し、検索範囲内に原点が一つ存在するときは
その原点に対応したテキスト画像を、原点が複数存在す
るときはマウスポインタに最も近い原点に対応したテキ
スト画像を、所望の表示倍率で拡大表示することを特徴
とする。
【0017】また、上記の目的を達成するため、本発明
の表示装置は、少なくとも画面上のマウスポインタを任
意方向に移動させる入力装置と、任意に設定される検索
範囲を記憶している検索範囲記憶部と、任意に設定され
るテキスト拡大倍率を記憶している拡大倍率記憶部と、
画面上の各テキスト画像にそれぞれ設けられている原点
の座標を記憶しているテキスト原点記憶部と、画面上の
テキスト画像の情報を記憶しているテキスト情報記憶部
と、検索範囲記憶部から検索範囲を読み出し、画面上に
おいてマウスポインタを中心とする検索範囲内にあるテ
キスト画像の原点を検索し、検索範囲内に複数のテキス
ト画像の原点が存在するときはマウスポインタに最も近
い一つの原点を検索するテキスト検索手段と、テキスト
検索手段によって検索された原点に対応するテキストの
情報を、テキスト情報記憶部から読み出し、そのテキス
ト情報による画像を拡大倍率記憶部から読み出した拡大
倍率で表示させるための表示データを出力するテキスト
拡大手段と、テキスト拡大手段からの表示データに基づ
き、テキスト検索手段により検索された原点に対応する
テキストの画像を画面に表示する出力装置とを有する構
成としたものである。
【0018】本発明では、マウスポインタの周囲に任意
に設定した大きさの検索範囲に存在する一つの原点に対
応したテキスト画像を、所望の表示倍率で拡大表示する
ようにできる。
【0019】また、本発明は、マウスポインタの移動に
より、検索範囲の外に拡大表示されているテキスト画像
の原点が存在することを検出したときは、その拡大表示
されているテキスト画像を、元の表示倍率に戻して表示
することを特徴とする。
【0020】更に、本発明は、検索範囲に原点と共に図
形画像が存在するときは、原点に対応したテキスト画像
だけを所望の表示倍率で拡大表示することを特徴とす
る。
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明表示方法の一実施
の形態の説明図を示す。レイアウトエディタ又は回路図
エディタにおいて、図1(A)に示すように、レイアウ
ト図形51a〜51cとそのノード名又は端子名を表わ
す「TEXT1」、「TEXT2」、「TEXT3」と
いう文字画像(以下、テキストともいう)52a、52
b、52cとが混在して表示されている画面上、検索範
囲54の中心にあるマウスポインタ53の位置座標を取
得し、その一座標から検索範囲54内にテキスト52a
〜52cの原点が存在するかどうかを検索する。
【0022】検索するテキスト52a〜52cの原点
は、マウスポインタ53に最も近いもの1つを対象とす
る。マウスポインタ53を移動させると、その移動に伴
って検索範囲54も同様に移動し、図1(B)に示すよ
うに、検索範囲54内にテキスト52bの原点が存在す
る状態となると、テキスト52bの文字「TEXT2」
が図1(B)に55で示すように、拡大表示される。こ
の拡大表示は、検索範囲53内にある画像だけをルーペ
式に行うのではなく、図1(B)に55で示すように、
検索範囲54内に原点が存在するテキスト52bの文字
「TEXT2」全体について行う。従って、検索範囲5
4に文字全体が入らなくても文字全体の拡大表示ができ
る。
【0023】また、図1(B)に示すように、検索範囲
54内にレイアウト図形51bの一部が含まれても、拡
大表示されるのは、検索範囲54内に原点が存在するテ
キスト52bの文字「TEXT2」だけである。従っ
て、グラフィックデータを含まずテキスト情報のみを拡
大するために、従来に比べて表示データを削減できると
共に、エディタの表示倍率を変更することなくテキスト
の内容を確認できる。また、拡大表示は、マウスポイン
タ53に最も近いテキスト1つを対象としているので、
他のテキスト情報と重なり合った状態で拡大表示が行わ
れることはなく、容易にテキスト情報の内容を確認でき
ると共に、テキスト情報を漏れなく確認できる。
【0024】その後、マウスポインタ53を更に移動さ
せ、その移動に伴って検索範囲54も同様に移動し、図
1(C)に示すように、検索範囲54内にテキスト52
bの原点が存在しない状態となると、テキスト52bの
文字「TEXT2」が図1(C)に52bで示すよう
に、元の表示倍率に戻る。このようにして、本実施の形
態によれば、エディタの表示状態を変えることなく、ま
たコマンド等の入力をせずにテキスト情報の確認を容易
にできる。
【0025】ここで、レイアウトデータ及び回路図デー
タにおいては、端子名又はノード名を表わすために、テ
キストを付加しているので、端子名又はノード名として
使用しているテキストの原点は、実際に端子又はノード
に相当するデータ上に存在する必要があるため、テキス
トの原点は重要である。本実施の形態では、マウスポイ
ンタ53の近くにあるテキストのうち、検索範囲54内
に原点があるテキストが拡大表示されるため、どのテキ
ストの原点かを容易に確認できる。
【0026】次に、上記の本発明方法を具現化する本発
明になる表示装置について説明する。図2は本発明にな
る表示装置の一実施の形態のブロック図を示す。同図に
示すように、表示装置は、キーボード、マウス等の入力
装置1と、プログラム制御により動作するコンピュータ
(中央処理装置)2と、情報を記憶する記憶装置3と、
ディスプレイ装置等の出力装置4から構成されている。
入力装置1は、少なくとも画面上のマウスポインタを任
意方向に移動させる。
【0027】中央処理装置2は、テキスト検索手段21
とテキスト拡大手段22を有する。記憶装置3は検索範
囲記憶部31、拡大倍率記憶部32、テキスト原点記憶
部33及びテキスト情報記憶部34からなる。検索範囲
記憶部31は、テキスト検索範囲を記憶している。検索
範囲は、ユーザが決定する。拡大倍率記憶部32は、テ
キスト拡大倍率を記憶している。拡大倍率は、ユーザが
決定する。テキスト原点記憶部33は、テキスト検索手
段21によって検索されたテキストの原点座標を記憶し
ている。テキスト情報記憶部34は、各テキストの情報
を記憶している。
【0028】テキスト検索手段21は、検索範囲記憶部
31から検索範囲を読み出し、検索範囲内にあるテキス
トの原点を検索する。検索するテキストの原点はマウス
ポインタの位置座標に最も近いもの1つを検索する。テ
キスト拡大手段22は、テキスト検索手段21によって
検索されたテキストを、拡大倍率記憶部32から読み出
した拡大倍率で、かつ、テキスト情報記憶部34から読
み出したテキスト情報で表示させるために拡大する。
【0029】次に、図2の表示装置の動作について、図
3及び図4のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、テキストを拡大表示するための拡大倍率Nを設定す
る(図3のステップ101)。設定した拡大倍率は、拡
大倍率記憶部32に格納される。この場合、拡大倍率の
代わりに、フォントサイズ、拡大サイズを設定する方法
もある。また、マウス周辺の検索範囲Aを設定する(図
3のステップ102)。設定した検索範囲は、検索範囲
記憶部31に格納される。なお、上記の拡大倍率Nと検
索範囲Aの設定は、入力装置1あるいは別の手段を用い
て任意に行うことができる。
【0030】その後、入力装置1により、画面上でマウ
スポインタを移動させている間、テキスト検索手段21
は、常にマウスポインタの位置座標を取得し、取得した
マウスポインタの位置座標を中心とした、検索範囲記憶
部31から読み出した検索範囲に、テキストの原点があ
るかどうか検索し(図3のステップ103)、検索範囲
に原点が一つ存在するときはその原点座標を、原点が複
数存在するときは最もマウスポインタの位置座標に近い
一つの原点座標を、その原点のテキストデータと共に取
得し(図3のステップ104)、原点座標をテキスト原
点記憶部33に記憶し、テキストデータはテキスト情報
記憶部34に記憶する。
【0031】続いて、取得した上記のマウスポインタの
位置座標に最も近い原点座標が変化したかどうか常に監
視し(図3のステップ105)、変化していない場合
は、テキスト拡大手段22は、テキスト情報記憶部34
から読み出したテキストデータを、テキスト検索手段2
1を介して拡大倍率記憶部32から読み出した拡大倍率
Nで出力装置4に出力し、画面に拡大表示させる(図3
のステップ107)。
【0032】一方、ステップ104で取得した上記のマ
ウスポインタの位置座標に最も近い原点座標が前回取得
した原点座標と異なるときは(マウスポインタの位置座
標が変化したが原点座標が得られなくなったときも含
む)、テキスト拡大手段22は、テキスト情報記憶部3
4から読み出した前回の原点座標に対応するテキストデ
ータを出力装置4に出力し、画面に元の倍率で表示させ
る(図3のステップ106)。
【0033】続いて、テキスト拡大表示が終了したかど
うか判定し(図3のステップ108)、終了していない
場合は再度ステップ103の処理に戻る。以下、上記の
ステップ103〜107の処理が拡大表示の終了まで繰
り返される。
【0034】図2のテキスト拡大手段22による、図3
のステップ107におけるテキストの拡大表示の動作
は、図4に示すように、テキスト×拡大倍率でテキスト
を拡大し(ステップ201)、テキストの原点にあわせ
て表示する(ステップ202)ことで行われる。
【0035】次に、具体例を用いて説明する。図1
(A)に示すように、マウスポインタ53の周辺に検索
領域54を設ける。図1(A)のように、検索範囲54
内にテキストの原点が存在しない場合は、テキストの拡
大表示は行わない。マウスポインタ53を移動させ、図
1(B)のように、検索範囲54内にテキスト「TEX
T2」の原点が存在した場合には、そのテキスト「TE
XT2」を55で示すように拡大表示させる(ステップ
103〜105、107)。
【0036】その後、マウスポインタを移動させて、図
1(C)のように、検索範囲54外にテキストの原点が
外れたときは、図3のステップ103を経由してステッ
プ105でマウスポインタの位置座標が変化したが原点
座標が得られなくなったため、原点座標が前回取得した
原点座標から変化したと判定されるため、ステップ10
6で前回のテキスト「TEXT2」の拡大表示は中止さ
れ、図1(C)に示すように元の表示倍率に戻される。
【0037】表示テキストイメージは、通常の表示状態
では図7(A)に示されるものである時、拡大表示時は
図7(B)のようにテキストのみが拡大表示される。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態について
図面を参照して説明する。この第2の実施の形態の表示
装置の構成は、図2の第1の実施の形態と同じである
が、テキスト表示方法が図3とは異なる。この第2の実
施の形態の動作について、図3、図5のフローチャート
及び、図7を参照して説明する。
【0039】この実施の形態の動作は、図3のフローチ
ャートと略同様にして行われるが、図3のステップ10
7の代わりに図5のフローチャートによる動作が行われ
る。すなわち、まず、ステップ101で設定した倍率N
にテキストを拡大する(図5のステップ301)。続い
て、テキスト情報を表示するための表示領域を確保する
(図5のステップ302)。さらに、テキストの原点に
あわせて、反転表示する(図5のステップ303)。こ
れにより、表示テキストは、図7(C)に示すようなも
のになる。
【0040】次に、本発明の第3の実施の形態について
図面を参照して説明する。この実施の形態の動作は、図
3のフローチャートと略同様にして行われるが、図3の
ステップ107の代わりに図6のフローチャートによる
動作が行われる。すなわち、まず、ステップ101で設
定した倍率Nにテキストを拡大する(図6のステップ4
01)。続いて、テキストの原点にあわせて表示する
(図6のステップ402)。続いて、テキスト情報を音
声出力する(図6のステップ403)。これにより、表
示テキストは、図7(D)に示すようなものになる。ま
た、表示と同時にテキスト情報の音声出力がなされる。
【0041】次に、本発明の第4の実施の形態について
図面を参照して説明する。この実施の形態の動作は、図
3のフローチャートと略同様にして行われるが、図3の
ステップ105で最も近い原点座標が変化したと判定さ
れたときの表示がステップ106による元の表示に戻す
のではなく、ユーザ側の指定により拡大表示を維持させ
るものである。これにより、表示イメージは、図1
(B)に55で示したテキストの拡大表示の状態が、図
1(C)に示すように、マウスポインタ53とその検索
範囲54がテキスト52bの原点の外に移動してもその
まま拡大表示され続ける。
【0042】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
以下の種々の特長を有するものである。
【0043】(1)テキスト情報のみを拡大表示するた
め、エディタ全体の表示倍率を変更することなく、テキ
ストの内容を確認できる。
【0044】(2)テキスト情報の内容を参照して拡大
表示させるため、拡大表示するテキスト情報を変更しな
いようにでき、また、拡大表示しているテキスト情報の
原点がマウスポインタの検索範囲外になったときは、テ
キスト情報を元の表示倍率に戻すことができる。
【0045】(3)検索範囲にテキスト全体が入らなく
てもテキスト全体の拡大表示ができるため、テキスト情
報を漏れなく確認できる。
【0046】(4)検索範囲内に図形の一部が含まれて
も、拡大表示されるのは、検索範囲内のテキスト情報だ
けであるため、グラフィックデータを含まず、従来に比
べて表示データを削減できる。
【0047】(5)拡大表示は、マウスポインタに最も
近いテキスト1つを対象としているので、他のテキスト
情報と重なり合った状態で拡大表示が行われることはな
く、容易にテキスト情報の内容を確認できる。
【0048】(6)マウスポインタの位置からテキスト
情報の検索を行うようにしているため、コマンド入力、
マウスなどの選択作業を行う必要がなく、作業性を向上
できる。
【0049】(7)マウスポインタの近くにあるテキス
トのうち、検索範囲内に原点があるテキストが拡大表示
されるため、どのテキストの原点かを容易に確認でき
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明になる表示方法の一実施の形態の表示説
明図である。
【図2】本発明になる表示装置の一実施の形態のブロッ
ク図である。
【図3】本発明の第1の実施の形態の動作説明用フロー
チャートである。
【図4】本発明の第2の実施の形態の要部のフローチャ
ートである。
【図5】本発明の第3の実施の形態の要部のフローチャ
ートである。
【図6】本発明の第4の実施の形態の要部のフローチャ
ートである。
【図7】本発明の表示イメージの各例を示す図である。
【図8】従来装置によるマウスポインタ周辺の画像デー
タをルーペ式に拡大表示させることを説明する図であ
る。
【図9】従来装置によるすべてのテキストの一律拡大表
示説明図である。
【図10】従来装置においてテキスト及びその周辺の範
囲の指定による拡大表示説明図である。
【符号の説明】
1 入力装置 2 中央処理装置(CPU) 3 記憶装置 4 出力装置 21 テキスト検索手段 22 テキスト拡大手段 31 検索範囲記憶部 32 拡大倍率記憶部 33 テキスト原点記憶部 34 テキスト情報記憶部 51a〜51c レイアウト図形画像 52a〜52c 文字画像(テキスト画像) 53 マウスポインタ 54 検索範囲 55 拡大テキスト画像
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年10月25日(1999.10.
25)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】特許請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【特許請求の範囲】
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0016
【補正方法】変更
【補正内容】
【0016】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明の表示方法は、原点を有するテキスト画像
図形画像と混在して表示されている画面上に、移動自
在のマウスポインタの周囲に任意に設定した大きさの検
索範囲を設け、検索範囲テキスト画像の原点が存在
するかどうか検索し、検索範囲内に原点が一つ存在する
ときはその原点に対応したテキスト画像を、原点が複数
存在するときはマウスポインタの位置に最も近い原点に
対応したテキスト画像を、所望の表示倍率で拡大表示す
ることを特徴とする。
【手続補正3】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0017
【補正方法】変更
【補正内容】
【0017】 また、上記の目的を達成するため、本発
明の表示装置は、少なくとも画面上のマウスポインタを
任意方向に移動させる入力装置と、任意に設定される検
索範囲を記憶している検索範囲記憶部と、任意に設定さ
れるテキスト拡大倍率を記憶している拡大倍率記憶部
と、画面上の各テキスト画像にそれぞれ設けられている
原点の座標を記憶しているテキスト原点記憶部と、画面
上のテキスト画像の情報を記憶しているテキスト情報記
憶部と、検索範囲記憶部から検索範囲を読み出し、画面
上においてマウスポインタを中心とする検索範囲内にあ
るテキスト画像の原点を検索し、原点が一つ存在すると
きはその原点を検索し、検索範囲内に複数のテキスト画
像の原点が存在するときはマウスポインタに最も近い一
つの原点を検索するテキスト検索手段と、テキスト検索
手段によって検索された原点に対応するテキストの情報
を、テキスト情報記憶部から読み出し、そのテキスト情
報による画像を拡大倍率記憶部から読み出した拡大倍率
で表示させるための表示データを出力するテキスト拡大
手段と、テキスト拡大手段からの表示データに基づき、
テキスト検索手段により検索された原点に対応するテキ
ストの画像を画面に表示する出力装置とを有する構成と
したものである。
【手続補正4】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態につい
て図面と共に説明する。図1は本発明表示方法の一実施
の形態の説明図を示す。レイアウトエディタ又は回路図
エディタにおいて、図1(A)に示すように、レイアウ
ト図形51a〜51cとそのノード名又は端子名を表わ
す「TEXT1」、「TEXT2」、「TEXT3」と
いう文字画像(以下、テキストともいう)52a、52
b、52cとが混在して表示されている画面上、検索範
囲54の中心にあるマウスポインタ53の位置座標を取
得し、その位置座標から検索範囲54内にテキスト52
a〜52cの原点が存在するかどうかを検索する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09G 5/40 G06F 15/62 322B Fターム(参考) 5B046 FA02 5B050 BA18 BA20 CA07 EA12 FA02 5C082 BA02 BA12 BA27 CA03 CA33 CA51 CA54 CB01 CB06 MM09 5E501 AA01 AC09 BA03 CA02 CB09 EA03 EA12 FA02 FA13 FB04

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原点がそれぞれ存在するテキスト画像が
    図形画像と混在して表示されている画面上に、移動自在
    のマウスポインタの周囲に任意に設定した大きさの検索
    範囲を設け、該検索範囲に前記原点が存在するかどうか
    検索し、該検索範囲内に前記原点が一つ存在するときは
    その原点に対応したテキスト画像を、前記原点が複数存
    在するときは前記マウスポインタに最も近い原点に対応
    したテキスト画像を、所望の表示倍率で拡大表示するこ
    とを特徴とする表示方法。
  2. 【請求項2】 前記マウスポインタの移動により、前記
    検索範囲の外に拡大表示されているテキスト画像の原点
    が存在することを検出したときは、その拡大表示されて
    いるテキスト画像を、元の表示倍率に戻して表示するこ
    とを特徴とする請求項1記載の表示方法。
  3. 【請求項3】 前記検索範囲に前記原点と共に前記図形
    画像が存在するときは、該原点に対応したテキスト画像
    だけを所望の表示倍率で拡大表示することを特徴とする
    請求項1又は2記載の表示方法。
  4. 【請求項4】 少なくとも画面上のマウスポインタを任
    意方向に移動させる入力装置と、 任意に設定される検索範囲を記憶している検索範囲記憶
    部と、 任意に設定されるテキスト拡大倍率を記憶している拡大
    倍率記憶部と、 画面上の各テキスト画像にそれぞれ設けられている原点
    の座標を記憶しているテキスト原点記憶部と、 前記画面上のテキスト画像の情報を記憶しているテキス
    ト情報記憶部と、 前記検索範囲記憶部から検索範囲を読み出し、前記画面
    上において前記マウスポインタを中心とする該検索範囲
    内にあるテキスト画像の原点を検索し、該検索範囲内に
    複数のテキスト画像の原点が存在するときは該マウスポ
    インタに最も近い一つの原点を検索するテキスト検索手
    段と、 前記テキスト検索手段によって検索された原点に対応す
    るテキストの情報を、前記テキスト情報記憶部から読み
    出し、そのテキスト情報による画像を前記拡大倍率記憶
    部から読み出した拡大倍率で表示させるための表示デー
    タを出力するテキスト拡大手段と、 前記テキスト拡大手段からの表示データに基づき、前記
    テキスト検索手段により検索された原点に対応するテキ
    ストの画像を画面に表示する出力装置とを有することを
    特徴とする表示装置。
  5. 【請求項5】 前記テキスト拡大手段は、前記マウスポ
    インタの移動により、前記テキスト検索手段から入力さ
    れる、検索していた原点の座標が変化したとき、又は原
    点が検索範囲の外に移動して原点座標が得られなくなっ
    たときは、それまで拡大表示されているテキスト画像
    を、元の表示倍率に戻して表示する表示データを出力す
    ることを特徴とする請求項4記載の表示装置。
  6. 【請求項6】 前記テキスト拡大手段は、前記検索範囲
    に前記原点と共に前記図形画像が存在するときは、該原
    点に対応したテキスト画像だけを所望の表示倍率で拡大
    表示する表示データを出力することを特徴とする請求項
    4又は5記載の表示装置。
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