JP2000147916A - 中間転写体およびこれを用いた画像形成装置 - Google Patents
中間転写体およびこれを用いた画像形成装置Info
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Abstract
体、および高画質なカラー記録画像を高速、かつ長期間
安定して形成しうる、耐久性に優れた画像形成装置を提
供する。 【解決手段】 表面に感光層が設けられたドラム状基体
と、該ドラム状基体端部に固定されたフランジと、から
なる感光体ドラムの感光層上に形成されたトナー像をベ
ルト状の中間転写体に1次転写し、さらに該中間転写体
から画像記録媒体に2次転写し、定着することにより画
像形成する画像形成装置に用いられる中間転写体であっ
て、その幅が、前記感光体ドラムの幅を超えないことを
特徴とする中間転写体、およびこれを用いた画像形成装
置。
Description
けられたドラム状基体と、該ドラム状基体端部に固定さ
れたフランジと、からなる感光体ドラムの感光層上に形
成されたトナー像をベルト状の中間転写体に1次転写
し、さらに該中間転写体から画像記録媒体に2次転写
し、定着することにより画像形成する画像形成装置に用
いられる中間転写体、およびこれを用いた画像形成装置
に関する。
画像形成装置においては、一般的に、用紙サイズ/種類
の汎用性やカラー画像での画質に対する優位性を有する
等の点から、中間転写体を用いた装置の検討が種々なさ
れている。しかしながら、中間転写体を用いた場合の問
題点が存在することも、また事実である。特に、近年で
は記録画像(ドキュメント)のカラー化の要求が高ま
り、中でも、そのカラー画像の高速記録に対する要求が
高まってきている。この要求に対し、カラー画像形成装
置の構造に関する様々な検討がなされているが、特に3
原色(B,G,R)および黒色(K)の各色を個々に画
像形成し、これらを積層してフルカラー画像を得るよう
な、電子写真方式の画像形成ユニットを複数有するタン
デム型の画像形成装置が、高速記録と高画質化を同時に
達成しうる手段として、その有用性が注目されている。
速記録を行うために中間転写体を用いて高速に搬送し、
かつ上記4色のそれぞれについて画像形成ユニットを有
して構成されているため、中間転写体は4つの画像形成
ユニットを介して、各ユニット内の感光体と高速で接触
しながら回転することとなり、中間転写体の受ける摩擦
や衝撃は大きい。現在、高画質化を目的として、中間転
写体を用いた画像形成装置が種々提案されているが、い
ずれの構造を有する装置においても中間転写体における
疲労が速く、その耐久性の改善が求められているが、特
に上述したようなタンデム型の装置に対する改善の要求
が高い。
の一例として、タンデム型の画像形成装置を挙げて具体
的に説明する。図1は、タンデム型の構成を示す装置側
面の概略断面図である。タンデム型では、イエロー
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)のそれぞれのカラートナー像を形成する電子写真
方式の画像形成ユニットが直列に配置された構造となっ
ており、各電子写真方式の画像形成ユニットは全て同様
の構造に構成され、中間転写体20は、それらユニット
内の各感光体ドラム(30Y、30M、30C、30
K)と接触し、これらの感光体ドラムとこれら感光体ド
ラムと対向して配設された転写コロトロン25Y、25
M、25C、25Kとの間を挿通するようにベルト状に
設けられている。ここで、感光体ドラムは中間転写体2
0と同一のラインスピードで、かつ中間転写体20が感
光体ドラム30Yを通過し、感光体ドラム30Kに向か
う方向、即ち、矢印Bの示す方向に順行して回転する。
上記の各感光体ドラムに各色のトナー画像が形成される
と、4色のトナー画像が順次中間転写体20上に積層し
て転写され、フルカラーのトナー画像が形成される。さ
らに、ベルト状の中間転写体20が回転し、形成された
フルカラーのトナー画像は転写ローラ24まで移動さ
れ、転写ローラ24により給紙トレイ2から供給される
画像記録媒体上に再度転写される。転写後、画像記録媒
体は定着装置5により定着され、フルカラー画像が形成
される。
るが、中間転写体は4つの感光体ドラムを介し、かつ高
速に回転されるため、中間転写体が幅方向端部にひび割
れや断裂を生じたり、蛇行やスリップ等による色ずれや
使用による中間転写体表面の摩耗、特に、感光体ドラム
表面に存在する接合部の段差や凸部が中間転写体表面の
同位置に繰り返し接触することにより生ずる部分的な摩
耗が生じたりして、長期にわたって高画質な画像を安定
して得ることができず、装置の耐久性の向上が求められ
ていた。
れており、実開平1−164461号公報では、蛇行規
制支持板に接触して生ずる中間転写体端部の浮きや剥が
れを防止し、転写時の転写タイミング不良による画質の
低下を回避するため、中間転写体に補強材を設ける技術
が提案されている。
は、補強部分により端部のひび割れを防止する技術が開
示されている。
でのひび割れや蛇行、スリップ等による色ずれは防止で
きるが、上述したようなより過酷な条件での使用により
生ずる中間転写体の幅方向端部での断裂、および中間転
写体表面における上述のような部分的な摩耗を防止する
ことにより達成される、高画質化、画質の長期安定化お
よび装置耐久性の向上等に対しては未だ解決されていな
い。
型に配置された装置の場合には、既述のように中間転写
体は一般に1個の感光体ドラムから画像記録される装置
に比べ4倍の摩耗を受けると同時に、タンデム型の優位
点である高速性を発揮させるために中間転写体を高速で
回転される。このため、中間転写体の劣化が急速に進行
することになり、この構造を採用し、同時に画質の長期
安定化、装置の耐久性の向上を図ることは難しい。
間転写体端部の断裂およびその表面の摩耗の発生原因に
ついて鋭意検討を重ねた結果、上記摩耗および断裂等は
下記要因に基づき生じていることが判明した。即ち、図
1に示すように、中間転写体と接触するものとしては、
感光体ドラム(30Y、30M、30C、30K)、
中間転写ローラ21,22、転写ローラ24、ブ
レード35の4点が挙げられ、上記〜は一般にゴム
系の弾性材料を用いるが、上記感光体ドラムについて
は高精度な寸法が要求される観点から、アルミ等の剛体
や高硬度なプラスチック等が使用されるために摩耗が生
じやすいこと、中間転写体20の幅が各感光体ドラムの
幅より広い場合には、中間転写体20はフランジ端部を
超えて存在することになり、中間転写体20がフランジ
端部のエッジに接触し、その部分のみが連続的に強く擦
られて摩耗が進行し、その摩耗部分で比較的短期間にひ
び割れや断裂を起こしてしまうこと、さらにドラム状基
体とフランジとの接合部において、その両者はほぼ同径
に作製されるものの、別々に加工されるためにどうして
も数十μmの外径差が生じ、中間転写体20がその接合
部にできた段差部のエッジに接触し、その部分のみが連
続的に強く擦られて摩耗が進行し、最終的にその摩耗部
分で断裂を起こしてしまうこと、が主たる要因であるこ
とが判明した。特に、中間転写体の幅が感光体ドラムの
幅より広く、中間転写体の両端部がフランジ端部を超え
て存在する場合に、フランジ端部のエッジによる摩耗の
進行が速く、中間転写体のひび割れや断裂を起こす。こ
れらの中間転写体の摩耗の進行に伴って、画像形成装置
の耐久性は低下し、高画質な記録画像を長期間安定して
形成することが困難となる。
ける耐摩耗性に優れた中間転写体、および高画質なカラ
ー記録画像を高速かつ長期間安定して得ることができ
る、耐久性に優れた画像形成装置を提供することを目的
とする。
ラムと接触しながら高速に回転するベルト状の中間転写
体の形状、構造等に関し鋭意検討を重ねた結果、中間転
写体の幅を感光体ドラムの幅を超えない範囲の幅とし、
さらに中間転写体の特定の位置に補強部材を設けること
により、中間転写体の耐摩耗性を向上することができ、
これを装着することにより画像形成装置の耐久性を向上
させることができることを見出し、本発明を完成するに
至った。
写体およびこれを用いた画像形成装置により達成され
る。 <1> 表面に感光層が設けられたドラム状基体と、該
ドラム状基体端部に固定されたフランジと、からなる感
光体ドラムの感光層上に形成されたトナー像をベルト状
の中間転写体に1次転写し、さらに該中間転写体から画
像記録媒体に2次転写し、定着することにより画像形成
する画像形成装置に用いられる中間転写体であって、そ
の幅が、前記感光体ドラムの幅を超えないことを特徴と
する中間転写体。 <2> その幅が、前記ドラム状基体の幅よりも広いこ
とを特徴とする上記<1>に記載の中間転写体。 <3> その幅が、前記ドラム状基体の幅よりも狭いこ
とを特徴とする上記<1>に記載の中間転写体。 <4> 補強部材が設けられていることを特徴とする上
記<1>〜<3>のいずれか1つに記載の中間転写体。 <5> 前記補強部材が、前記中間転写体の表面および
裏面の少なくとも一方の面の幅方向端部に設けられてい
ることを特徴とする上記<4>に記載の中間転写体。
状基体と、該ドラム状基体端部に固定されたフランジ
と、からなる感光体ドラムの感光層上に形成されたトナ
ー像をベルト状の中間転写体に1次転写し、さらに該中
間転写体から画像記録媒体に2次転写し、定着すること
により画像形成する画像形成装置において、前記中間転
写体が、上記<1>〜<5>のいずれか1つに記載の中
間転写体であることを特徴とする画像形成装置。 <7> 前記補強部材が、フランジと対向する部分にの
み設けられていることを特徴とする上記<6>に記載の
画像形成装置。 <8> 前記補強部材が、ドラム状基体およびフランジ
の両方と対向する部分に設けられていることを特徴とす
る上記<6>に記載の画像形成装置。 <9> 前記画像形成装置が、タンデム型の画像形成装
置であることを特徴とする上記<6>〜<8>のいずれ
か1つに記載の画像形成装置。
ば、その幅が、ドラム状基体と該ドラム状基体端部に固
定されたフランジとからなる感光体ドラムの幅を超えな
いため、中間転写体の表面が上記フランジ端部のエッジ
と接触するのを回避することができ、エッジで連続的に
強く擦られて生ずる摩耗、およびその摩耗により生ずる
断裂等を防止することができる。
ば、その幅が感光体ドラムの幅を超えず、かつドラム状
基体の幅よりも広いため、中間転写体表面がフランジ端
部のエッジと接触するのを回避することができるうえ、
さらに感光層が設けられたドラム状基体全面を画像記録
に利用することができる。
ば、その幅が感光体ドラムの幅を超えず、かつドラム状
基体とフランジとの接合部よりも狭いため、上記同様、
フランジ端部のエッジとの接触を回避することができる
だけでなく、ドラム状基体とフランジとの接合部にでき
た段差部のエッジとの接触をも回避することができるた
め、そのエッジで連続的に強く擦られて生ずる摩耗、お
よびその摩耗により生ずる断裂等を防止することができ
る。
ば、上記<1>〜<3>の中間転写体に、さらに補強部
材を設けて構成されているため、特に、ドラム状基体と
フランジの接合部にできた段差部のエッジとの接触を回
避することができ、このエッジで連続的に強く擦られて
生ずる摩耗を防止することが可能となり、この摩耗によ
り比較的短期間のうちに発生していた中間転写体の断裂
やひび割れ等を引き起こすこともない。
ば、補強部材を中間転写体の表面または裏面の少なくと
も一方の面の幅方向端部に設けて構成されるため、上記
<1>および<2>の中間転写体では、ドラム状基体に
おける画像記録に利用できる面を十分に確保しながら、
ドラム状基体とフランジの接合部にできた段差部のエッ
ジとの接触を回避することができ、このエッジで連続的
に強く擦られて生ずる摩耗を防止または抑制することが
可能となり、この摩耗により発生していた中間転写体の
断裂やひび割れ等を防止することができる。従って、こ
のように補強部材を設け、かつ補強部材がフランジと対
向する部分にのみ設けた画像形成装置を構成することに
より、ドラム状基体の画像記録面を十分に確保しなが
ら、耐久性の高い画像形成装置とすることができる。
置によれば、上記<1>〜<5>の本発明の中間転写体
が感光体ドラムとの接触に対する高い耐摩耗性を有して
いるため、この本発明の中間転写体を、感光体ドラムの
感光層上に形成されたトナー像を1次転写するベルト状
の中間転写体として使用することにより、比較的短期間
のうちに内部に装着された中間転写体が破損してしまう
ことなく、長期間安定して高画質な画像を得ることがで
きる、耐久性に優れた画像形成装置を提供することがで
きる。特に、中間転写体の摩耗の進行の速いタンデム型
に構成された装置の場合でも、短期間のうちに内部に装
着された中間転写体が破損してしまうことなく、高画質
なフルカラー画像を高速に、かつ長期間安定して得るこ
とができる、耐久性に優れた画像形成装置を提供するこ
とができる。
を用いた本発明の画像形成装置について、図1に示すタ
ンデム型の画像形成装置を一例とし、以下に詳細に説明
する。尚、図2は、表面に感光層が設けられたドラム状
基体と該ドラム状基体端部に固定されたフランジとから
なる感光体ドラムと中間転写体との配置関係を示した正
面概略断面図、図3は、図2に示すA部を示す拡大正面
図である。
(Y)、マゼンタ(M)、シアン(C)、ブラック
(K)のそれぞれの電子写真画像形成ユニット(ユニッ
トY、ユニットM、ユニットC、ユニットK)が直列に
配置されている。
の構造に構成され、例えば、上記ユニットYは、感光体
ドラム30Yと、2成分方式等のイエロートナー現像手
段31Yと、半導体レーザースキャン方式等の画像書き
込み手段32Yと、帯電コロトロン33Yと、ウレタン
等の材料からなるブレード34Yと、さらに転写コロト
ロン25Yと、から構成される。感光体ドラム30Y
は、表面に感光層が設けられたドラム状基体30aと該
ドラム状基体端部に固定されたフランジ30bとから構
成されている。
22により張架されて保持され、上記電子写真画像形成
ユニットの感光体ドラム30Y、30M、30C、30
K(以下、これらを総称して「感光体ドラム30」とい
う場合がある。)と接触し、これら感光体ドラムと、こ
れら感光体ドラムと対向して配設された転写コロトロン
25Y、25M、25C、25Kとの間を挿通してい
る。さらに、中間転写体20は、中間転写ローラ22と
それに対向して設けられた転写ローラ24との間を挿通
している。
対向するように配設されており、中間転写体20から画
像記録媒体にフルカラー画像を2次転写する場合にの
み、中間転写体20、或いは、画像記録媒体と接触、押
圧する。転写ローラ24には、任意の帯電特性のローラ
材を使用することができる。感光体ドラム30Y、30
M、30C、30Kから中間転写体20に各トナー像を
転写する過程では、転写ローラ24は中間転写体20に
とは接しない状態で保持されている。また、前記転写ロ
ーラ24に代えて、転写コロトロンを設けることも可能
であり、画像形成装置の特性に応じ、転写に最も適した
任意の構成を採ることができる。
カラー画像が画像記録媒体に転写される場合のみ中間転
写体20と押圧しながら接触し、それ以外は中間転写体
20と接しない状態で保持されている
て、ユニットKに向かう方向、即ち、図1中の矢印Bの
示す方向に、所望により選択される一定のラインスピー
ドで回転、進行する。
30Y、30M、30C、30Kと接触しながら搬送さ
れるが、中間転写体20の幅が感光体ドラム30の幅よ
りも広い場合には、中間転写体の表面がフランジ30b
端部のエッジと接触し、集中的に圧力がかかって連続的
に強く擦れることになり、この部分で集中的に摩耗が進
行し、最終的に中間転写体端部にひび割れや断裂を生
じ、使用が不可能となる。
は、それを構成するドラム状基体30aとフランジ30
bとが同径を有するように製造されるが、各々個別にか
つ異なった材料から製造されるため、これらの間で数十
μmの外径差が生じ、接合したときに段差ができる。中
間転写体20は、搬送時にこの段差部のエッジと接触
し、集中的に圧力がかかって連続的に強く擦れ、かつ1
サイクル中に4つの感光体ドラムを通過することとなる
ため、この部分で集中的に摩耗が進行し、最終的に中間
転写体の断裂を引き起こすことになる。
て説明する。図4は、ドラムとの関係における、本発明
の中間転写体の一例を示す正面概略断面図である。感光
体ドラムは、既に述べたようにドラム状基体30aの幅
方向両端部にフランジ30bが接合して構成されてい
る。本発明の中間転写体20は、図4の(I)および
(II)に示すように、その幅方向両端部がフランジ31
b上に位置するように配設することができる。このよう
に配設することによりフランジ31b端部のエッジとの
接触を回避することができる。この場合、補強部材27
を設けることにより中間転写体20の耐摩耗性をより向
上させることができる。
のように、補強部材27を中間転写体20の表面(感光
体ドラムとの接触面)に設け、かつフランジ30bにの
みに接するように設けることが、ドラム状基体31aと
フランジ30bとの接合部にできた段差部のエッジとの
接触を回避することができ、この部分での摩耗を防止す
ることができる点で好ましい。また、中間転写体20の
幅方向端部でのひび割れの防止にも有効である。補強部
材は、中間転写体の幅方向端部の最末端から、周方向に
沿って無端状に連続して、かつ幅方向左右の両端部に設
けることが好ましい。但し、フランジ30bがドラム状
基体の一方の端部にしかない等の場合には、補強部材を
一方の端部のみに設けて構成してもよい。また、補強部
材は、必ずしも中間転写体の幅方向端部の最末端から設
ける必要はなく、左端、右端のそれぞれにおいて最末端
から若干のスペースを残して設けてもよい。
(感光体ドラムと接触しない面)に設けることも可能で
あり、この場合には中間転写体20自身は摩耗すること
になるが、補強部材により断裂やひび割れ等への進行を
防止することができ、結果的に中間転写体の耐久性の向
上を図ることができる。また、表面および裏面の両面に
補強部材を設けることも可能であり、これはより効果的
な態様である。これらの場合も、上記同様に中間転写体
の幅方向端部でのひび割れの防止に有効に作用する。
うに中間転写体20の表面(感光体ドラムとの接触面)
に設け、かつドラム状基体30aおよびフランジ30b
の両方に接触するように配置してもよく、このように配
置した場合でも滑り性が高く、摩耗の少ない材料を補強
部材として使用することより中間転写体の摩耗やこの摩
耗によるひび割れや断裂等を防止することができる。上
記同様、補強部材は中間転写体の裏面、または両面に設
けてもよく、中間転写体のひび割れや断裂等への進行を
防止することができ、結果的に中間転写体の耐久性の向
上を図ることができる。
4の(I)のように、中間転写体20の端部がフランジ
31b上に位置するように配設することが好ましく、さ
らにこの中間転写体の表面(感光体ドラムとの接触面)
に補強部材27を設け、かつフランジ30bにのみに接
するように配設する態様がより好ましい。
うに、その幅をドラム状基体30aの幅よりも狭くして
使用してもよい。この場合、中間転写体20の表面がド
ラム状基体31aとフランジ30bとの接合部に接触し
ないため、この部分での集中的に生ずる摩耗を回避する
ことができ、中間転写体の断裂、破損を防止することが
できる。また、この場合においても、その中間転写体の
表面および裏面の少なくとも一方の面の端部に補強部材
を設けることができ、中間転写体の幅方向端部でのひび
割れの発生を抑制するのに有効に作用し、さらなる耐久
性の向上を図ることができる。補強部材は、表面および
裏面の両方に設けて使用してもよく、中間転写体の耐久
性の向上に有効である。但し、中間転写体の幅をドラム
状基体30aの幅よりも狭くして使用する場合は、補強
部材を表面(感光体ドラムとの接触面)に設けるとドラ
ム状基体表面の感光層を損傷することがあるため、裏面
に設ける方が好ましい。
された感光体ドラム30Y、30M、30C、30Kと
同一のラインスピードで、感光体ドラム30Yを通過
し、感光体ドラム30Kに向かう方向、即ち、図1中の
矢印Bの示す方向に進行し、中間転写ローラ21,22
を介して連続的に回転、進行する。まず、イエロートナ
ー像を形成するユニットYでは、中間転写体20の感光
層表面が帯電コロトロン33Yにより全面一様に帯電さ
れた後、画像書き込み装置32Yにより画像様に露光さ
れ、静電潜像が形成される。この静電潜像は、イエロー
トナー現像手段31Yにより現像されてイエロートナー
像を形成し、このイエロートナー像は転写コロトロン2
5Yにより中間転写体20上に転写される。転写後、感
光体ドラム30Y上に残存するイエロートナーはブレー
ド34Yにより掻き取られ、次の画像形成サイクルのた
めに、再び帯電コロトロン33Yによって帯電される。
は、上述のイエロートナー像を形成するユニットYと同
様の工程を経て感光体ドラム30M上にマゼンタトナー
像が形成された後、転写コロトロン25Mにより中間転
写体20上に既に転写されているイエロートナー像上に
積層して転写され、2色のカラートナー像が形成され
る。転写後、感光体ドラム30M上に残存するマゼンタ
トナーはブレード34Mにより掻き取られ、次の画像形
成サイクルのために、再び帯電コロトロン33Mによっ
て帯電される。
成するユニットC、ユニットKにおいても上記同様の工
程を経て、中間転写体20上に既に形成された2色のカ
ラートナー像上にシアントナー像、ブラックトナー像が
順に積層され、4色のカラートナー像が形成される。そ
の後、給紙ローラ3を介して、給紙トレイ2から紙やO
HP等の画像記録媒体が、用紙搬送路4に沿って転写ロ
ーラ24まで搬送され、中間転写体20上に形成された
カラートナー像が、帯電された転写ローラ24の放電に
より画像記録媒体に転写され、フルカラー画像が形成さ
れる。
沿って定着装置5まで搬送され、この定着装置5により
フルカラー画像が定着された後、機外に排出される。中
間転写体20に残存するトナーは、ブレード35により
掻き取られ、回収され、1サイクルの画像形成工程が終
了する。
の摩耗から生ずるひび割れや断裂等は、中間転写体の幅
が感光体ドラムの幅を超える場合に、中間転写体がフラ
ンジ端部のエッジで接触し、集中的に圧力がかかって継
続的に擦れること、また、感光体ドラムを構成するドラ
ム状基体とフランジとの接合部にできた段差部のエッジ
と接触し、集中的に圧力がかかって継続的に擦れるこ
と、が主たる要因であり、前者、後者の順に摩耗進行が
大きく、それぞれ中間転写体の短寿命化の第1、第2の
要因となっている。
因する上記2つの要因による摩耗およびその摩耗により
生ずるひび割れや断裂等を効果的に防止することがで
き、これを装着した本発明の画像形成装置は耐久性の向
上が図られ、高画質なカラー画像を高速で、かつ長期間
安定して提供することができる。
は、特に限定されるものではないが、例えば、ポリカー
ボネートやポリイミド等の樹脂を挙げることができる。
また、中間転写体の抵抗値を調整するため、中間転写体
の製造過程で、適量のカーボン等の導電性物質を含有さ
せ、中間転写体の表面抵抗値が10〜13LogΩ/
□、体積抵抗値が7〜12LogΩcmの範囲になるよ
うに調製される。従って、中間転写体にはこの調製に必
要ような量の導電性物質が適宜用いられる。
に限定されるものではないが、例えば、PET(ポリエ
チレンテフタレート) 、PC(ポリカーボネート) 、シ
リコンゴム等が使用できる。中でも、耐摩耗性の点で、
PETを用いることが好ましい。
aとフランジ30bとの接合部にできる段差を確実に回
避し、長期使用による補強部材自体の摩耗との関係か
ら、30〜500μmの範囲のものであることが好まし
く、50〜100μmの範囲のものであることがより好
ましい。
材の幅は、中間転写体の幅が感光体ドラム30の幅より
も狭く、ドラム状基体30aの幅より広い場合には、ド
ラム状基体に接触しないような幅に設定して設けること
がドラム状基体30a表面の感光層の損傷を回避できる
点で好ましいが、それ以外の場合には、特に限定される
ものではなく、中でも、3〜30mmの幅のものを用い
ることが好ましく、5〜10mmの幅のものを用いるこ
とがより好ましい。
右それぞれの最末端部から中間転写体の内側方向に、か
つ端部に沿って全周に設けることが、中間転写体の表面
を有効に利用する観点から好ましいが、左端、右端のそ
れぞれにおいて、最末端部から0〜30mmの範囲に位
置に設けることが好ましい。
としては、テープ状にした上記材料を貼付けたり、上記
材料を溶解したものを塗布、乾燥することにより設ける
ことができ、ベルト上の全周にわたり設けられる。
体は、導電性基材であり、その基体表面上に必要に応じ
て下引き層を形成し、さらにその層上に感光層が形成さ
れて構成される。上記感光層としては、従来公知のドラ
ム状基体に構成されている感光層を採用することがで
き、単層構造のもの、電荷発生層および電荷輸送層を積
層した積層構造のもの、のいずれの構成も採用すること
ができる。さらに、必要に応じて、上記感光層表面に保
護層を設けることも可能である。
は、公知の材料を使用することができ、例えば、特開平
8−314172号公報に記載の材料が使用できる。上
記感光層は、浸漬塗布法、スプレー塗布法、ビード塗布
法、ブレード塗布法、ローラー塗布法等の塗布方法によ
り形成することができる。また、塗布後の乾燥方法とし
ては、室温で風乾した後に、加熱乾燥するのが好まし
い。この場合、加熱温度は30〜200℃の範囲である
ことが好ましく、加熱乾燥する時間は、5分〜2時間の
範囲で行うことが好ましい。
に説明する。 (実施例1) <ドラム状基体の作製>幅340mm、直径Φ84mm
の円筒状アルミニウム基体(材質:JIS A105
0)を用意し、340mmの幅の基体表面をホーニング
処理により粗面化し、純水により洗浄した後、温度13
5℃の下で5分間乾燥した。その後、この基体を温度2
4℃の冷却エアーを速度10m/secで5分間吹きつ
けた。次に、ナイロン樹脂(商品名:CM8000,東
レ(株)製)を用い、上記の方法より粗面化したアルミ
ニウム基体表面上に常法により膜厚1μmの塗布膜を形
成した後、温度135℃の下で10分間乾燥し、下引き
層を形成した。
荷発生層と電荷輸送層とを順次積層した感光層を形成し
た。即ち、24℃の冷却エアーを速度10m/secで
5分間吹き付け、上記下引き層上にX型フタロシアニン
を含有する電荷発生層用の塗布液を、膜厚0.25μm
となるように塗布し、135℃の下で10分間乾燥して
電荷発生層を塗設した。さらに、形成した電荷発生層上
を24℃の冷却エアーを速度10m/secで5分間吹
き付けた後、N,N’−ジフェニル−N,N’−ビス
(m−トリル)ベンジジン(電荷輸送材料)を含有する
ポリビニルブチラール樹脂からなる電荷輸送層用の塗布
液を、膜厚24μmとなるように塗布し、温度135℃
の下で10分間乾燥して電荷輸送層を積層することによ
り感光層を形成し、アルミニウム基体表面に感光層の設
けられたドラム状基体を得た。
mm、直径Φ84mm)の両端に、図2に示すように、
幅20mm、直径Φ84mmのABS樹脂製フランジ3
0bを配設し、380mmの幅を有する感光体ドラムを
作製した。図1中の感光体ドラム30Y、30M、30
C、30Kは、全て同一の構造を有するように上記方法
により作製した。
用し、中間転写体が感光体ドラムに対し図2に示すよう
な配置関係となるよう、幅360mm、周長1200m
mからなるベルト状の本発明の中間転写体20を作製し
た。この中間転写体には、補強部材は設けなかった。
ムを図1と同様の構造を有する装置に装着し、本発明の
画像形成装置を作製した。
が感光体ドラム(30Y、30M、30C、30K)の
幅方向の中心位置と合致するように配置し、中間転写体
20を感光体ドラム(30Y、30M、30C、30
K)の回転速度と同期させ、同速度(70mm/se
c)で回転させるようにした。
装置を用いて、カラープリントのプリント耐久テストを
行い、中間転写体端部のひび割れ、またはドラム状基体
30aとフランジ30bとの接合部(つなぎめに当たる
部分)のエッジでの摩耗、若しくはフランジ30b端部
のエッジでの摩耗、により使用できなくなるまでのプリ
ント枚数を確認した。
基体30aとフランジ30bとの接合部に当たる部分で
の摩耗は若干認められたものの、10000枚まで高画
質な画像を安定して形成することができ、高い耐久性を
得ることができた。中間転写体端部でのひび割れは認め
られなかった。
20の表面(感光体ドラムに接触する面)の両端部に、
PET製補強テープ(幅8mm、厚さ30μm)を貼り
付けたこと以外、実施例1と同様にして、プリント耐久
テストを行い、使用できなくなるまでのプリント枚数を
確認した。
基体30aとフランジ30bとの接合部に当たる部分で
の摩耗は若干認められたものの、15000枚まで高画
質な画像を安定して形成することができ、高い耐久性を
得ることができた。中間転写体端部でのひび割れは認め
られなかった。
m、厚さ30μmのPET製補強テープに代えて、幅8
mm、厚さ60μmのPET製補強テープを貼り付けた
こと以外、実施例2と同様にして、プリント耐久テスト
を行い、使用できなくなるまでのプリント枚数の確認を
行った。
0枚を超えても中間転写体20に摩耗もひび割れも発生
することがなく、高い耐久性を得ることができた。
m、厚さ30μmのPET製補強テープに代えて、幅1
5mm、厚さ100μmのPET製補強テープを貼り付
けたこと以外、実施例2と同様にして、プリント耐久テ
ストを行い、使用できなくなるまでのプリント枚数を確
認した。
基体30aとフランジ30bとの接合部に当たる部分で
の摩耗は若干認められたものの、20000枚まで高画
質な画像を安定して形成することができ、高い耐久性を
得ることができた。中間転写体端部でのひび割れは認め
られなかった。
m、厚さ30μmのPET製補強テープに代えて、幅1
5mm、厚さ100μmのPET製補強テープを用い、
かつこの補強テープを裏面(感光体ドラムに接しない
面)に貼り付けたこと以外、実施例2と同様にして、プ
リント耐久テストを行い、使用できなくなるまでのプリ
ント枚数を確認した。
基体30aとフランジ30bとの接合部に当たる部分で
の若干摩耗は認められたものの、20000枚まで高画
質な画像を安定して形成することができ、高い耐久性を
得ることができた。中間転写体端部でのひび割れは認め
られなかった。
mm、周長1200mmの中間転写体に代えて、幅33
6mm、周長1200mmの中間転写体を装着したこと
以外、実施例1と同様にして、プリント耐久テストを行
い、使用できなくなるまでのプリント枚数を確認した。
体端部でのひび割れは認められたものの、12000枚
まで高画質な画像を安定して形成することができ、高い
耐久性を得ることができた。中間転写体20の幅がドラ
ム状基体30aよりも狭いため、ドラム状基体30aと
フランジ30bとの接合部に当たる部分での摩耗は認め
られなかった。
20の表面(感光体ドラムに接触する面)の両端部に、
幅15mm、厚さ100μmのPET製補強テープを貼
り付けたこと以外、実施例6と同様にして、プリント耐
久テストを行い、使用できなくなるまでのプリント枚数
を確認した。
0枚まで高画質な画像を安定して形成することができ、
高い耐久性を得ることができた。中間転写体20の幅が
ドラム状基体30aよりも狭いため、ドラム状基体30
aとフランジ30bとの接合部に当たる部分での摩耗は
なく、端部でのひび割れの発生も認められなかった。し
かし、補強テープと接触するドラム状基体30a表面に
摩耗が生じた。
20の裏面(感光体ドラムに接触しない面)の両端部
に、幅15mm、厚さ100μmのPET製補強テープ
を貼り付けたこと以外、実施例6と同様にして、プリン
ト耐久テストを行い、使用できなくなるまでのプリント
枚数の確認を行った。
0枚を超えても中間転写体20に摩耗もひび割れも発生
することがなく、高い耐久性を得ることができた。
mm、周長1200mmの中間転写体に代えて、幅39
0mm、周長1200mmの中間転写体を装着したこと
以外、実施例1と同様にして、プリント耐久テストを行
い、使用できなくなるまでのプリント枚数を確認した。
枚プリントしたところで、中間転写体20がフランジ3
0b端部のエッジと接触する部分で局部的に摩耗し、そ
の部分で折れが生じて断裂を起こしてしまった。また、
中間転写体20端部においても、ひび割れが認められ
た。
mm、周長1200mmの中間転写体に代えて、幅39
0mm、周長1200mmの中間転写体を装着し、かつ
その中間転写体の表面(感光体ドラムに接触する面)の
両端部に、幅30mm、厚さ100μmのPET製補強
テープを貼り付けたこと以外、実施例1と同様にして、
プリント耐久テストを行い、使用できなくなるまでのプ
リント枚数を確認した。
枚プリントしたあたりで、中間転写体20がフランジ3
0b端部のエッジと接触する部分で局部的に摩耗し、補
強部材27を設けたにもかかわらず、その部分で折れが
生じて断裂を起こしてしまった。また、ドラム状基体3
0aとフランジ30bとの接合部に当たる部分での摩耗
も認められた。但し、中間転写体端部でのひび割れは認
められなかった。
を感光体ドラムの幅を超えない範囲の幅とし、またはこ
の範囲の幅を有し、かつ中間転写体の特定の位置に補強
部材を設けた本発明の中間転写体を用いた実施例1〜8
の画像形成装置では高い耐久性が得られ、かつ高画質な
フルカラー画像を多数枚にわたり安定して形成すること
ができた。一方、中間転写体の幅を本発明に規定する特
定の幅としなかった比較例1〜2の画像形成装置では、
十分な耐久性を得ることができなかった。
耐摩耗性に優れており、画像形成装置の耐久性を大幅に
向上させることができる。本発明の画像形成装置によれ
ば、高画質なフルカラー画像を高速、かつ長期間安定し
て提供することができる。
断面図である。
れたフランジとからなる感光体ドラム及び中間転写体の
配置関係を示した正面概略断面図である。
面図である。
Claims (9)
- 【請求項1】 表面に感光層が設けられたドラム状基体
と、該ドラム状基体端部に固定されたフランジと、から
なる感光体ドラムの感光層上に形成されたトナー像をベ
ルト状の中間転写体に1次転写し、さらに該中間転写体
から画像記録媒体に2次転写し、定着することにより画
像形成する画像形成装置に用いられる中間転写体であっ
て、 その幅が、前記感光体ドラムの幅を超えないことを特徴
とする中間転写体。 - 【請求項2】 その幅が、前記ドラム状基体の幅よりも
広いことを特徴とする請求項1に記載の中間転写体。 - 【請求項3】 その幅が、前記ドラム状基体の幅よりも
狭いことを特徴とする請求項1に記載の中間転写体。 - 【請求項4】 補強部材が設けられていることを特徴と
する請求項1ないし3のいずれか1に記載の中間転写
体。 - 【請求項5】 前記補強部材が、前記中間転写体の表面
および裏面の少なくとも一方の面の幅方向端部に設けら
れていることを特徴とする請求項4に記載の中間転写
体。 - 【請求項6】 表面に感光層が設けられたドラム状基体
と、該ドラム状基体端部に固定されたフランジと、から
なる感光体ドラムの感光層上に形成されたトナー像をベ
ルト状の中間転写体に1次転写し、さらに該中間転写体
から画像記録媒体に2次転写し、定着することにより画
像形成する画像形成装置において、 前記中間転写体が、請求項1ないし5のいずれか1に記
載の中間転写体であることを特徴とする画像形成装置。 - 【請求項7】 前記補強部材が、フランジと対向する部
分にのみ設けられていることを特徴とする請求項6に記
載の画像形成装置。 - 【請求項8】 前記補強部材が、ドラム状基体およびフ
ランジの両方と対向する部分に設けられていることを特
徴とする請求項6に記載の画像形成装置。 - 【請求項9】 前記画像形成装置が、タンデム型の画像
形成装置であることを特徴とする請求項6ないし8のい
ずれか1に記載の画像形成装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP32211998A JP3846072B2 (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 中間転写体およびこれを用いた画像形成装置 |
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JP32211998A JP3846072B2 (ja) | 1998-11-12 | 1998-11-12 | 中間転写体およびこれを用いた画像形成装置 |
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Publication Number | Publication Date |
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JP2000147916A true JP2000147916A (ja) | 2000-05-26 |
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JP (1) | JP3846072B2 (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2003029541A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-31 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009300490A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 中間転写ベルト及び画像形成装置 |
-
1998
- 1998-11-12 JP JP32211998A patent/JP3846072B2/ja not_active Expired - Fee Related
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JP2003029541A (ja) * | 2001-07-13 | 2003-01-31 | Ricoh Co Ltd | 画像形成装置 |
JP2009300490A (ja) * | 2008-06-10 | 2009-12-24 | Konica Minolta Business Technologies Inc | 中間転写ベルト及び画像形成装置 |
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