JP2000146529A - 非接触式ブレード磨耗量測定装置 - Google Patents
非接触式ブレード磨耗量測定装置Info
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Abstract
器具を被測定ブレードに接触させずに、かつ被測定ブレ
ードを測定器具に対して相対的に移動させることを必要
としないようにする。 【解決手段】 使用前の研削ブレードの刄縁部で光束の
一部を遮断して回折光を発生させる。この回折光を含む
光を受光して使用前の研削ブレードの回折光受光強度分
布図を作成し、次に使用後の研削ブレードの刄縁部で同
一位置に於いて同一光束の一部を遮断して回折光を発生
させ、この回折光を含む光を受光して使用後の研削ブレ
ードの回折光受光強度分布図を作成し、使用前の研削ブ
レードの回折光受光強度分布図と比較し、そのずれを該
研削ブレードの磨耗量とする。
Description
定装置に関するものであって、とくに、使用前のブレー
ドと使用後のブレードを、それぞれ刄縁部で光束の一部
を遮断して回折光を発生させ、回折光の強度分布をデジ
タル化して比較してブレードの磨耗量を求める非接触式
ブレード磨耗量測定装置に関するものである。
切断するダイシング工程があり、この工程は薄い研削ブ
レードを高速回転させて行う。この際に、研削ブレード
が磨耗すると、切込みの深さが変化し、この工程を正確
に行うことができなくなる問題が起きる。この問題を解
消する方法として、例えば予め磨耗経験値を磨耗自動補
正量として切断装置に入力しておくいわゆる経験値法
や、所定量の切断作業を終えた後にブレードの刄縁部を
測定器具で直接測定するいわゆる接触法がある。ところ
が、前者の場合では、経験値はすべての作業条件に適用
できるとは限らないので、結果は不正確であるという問
題がある。後者の場合では、ブレードの刄縁部を測定器
具に当てて測定するので測定器具が損傷するという問題
がある。
の刄縁部磨耗量を、測定器具をブレードに接触させず
に、正確に測定できるようにしたブレード磨耗量測定装
置の従来装置として、EPA0532933A号に開示
されたものがある。この従来の測定装置は、図4に示す
ように、1対のプリズム2、3を所定間隔をおいて互に
対向させて配置し、発光ダイオード4から発射された光
を光学レンズ系5及びプリズム2により光束11を形成
し、図5(A)に示すようにブレード1の刄縁部を徐々
にZ軸(下向き)方向に移動させてブレード1で光束1
1を遮断してゆく。ここで、光束11の全光量を受光し
た時の電圧信号V0を1とし、その半分であるV0/2
をしきい値とすると、その位置はブレード1の刄縁部が
光束11の中央部である横座標上のZcの位置(実際に
はやや越えた位置となる)に対応した位置で全光量の半
数がブレード1の刄縁部で遮断されたことになる。ま
た、図5(B)に示すように、ZのZcの位置で遮光量
に対応する電圧信号の遮光位置に対する変化の割合を表
わす△V/△Z値は最大となる。この従来装置による
と、ブレード1の刄縁部が移動してゆく間に、光量読出
し装置10A及びZ軸移動量読出し装置10が、それぞ
れ光ダイオード7で受光したブレード1の刄縁部によっ
て遮断されていない部分の光量、及びブレード1のZ軸
移動量を読出す。そして、コンパレータ10Cが光ダイ
オード7で受光した光の量が予め貯存された設定しきい
値と一致した時に、C−設定信号を出力してブレード1
の刄縁の位置を決めてこれを規準点とし、次に磨耗した
ブレードについて同様の手順でブレードの刄縁の位置を
求め、これを上記基準点と比較して磨耗量を求めるよう
に構成されている。
を発射し、受光した測定光を変換・増幅するとともに、
干渉光やノイズを除去してバッファ・アンプで連続して
信号を出力するためのアナログ制御回路である。9はウ
エハを載置して切断加工を行う加工台である。
従来の装置では、測定法が非接触式であるので、ブレー
ド1の刄部を測定器具にあてる必要はないものの、ブレ
ードの移動量はブレードが測定用光束を遮断する割合と
関連があるために、受光量の変化に基づく信号形態はア
ナログ信号である。さらに、環境の空気汚染、温湿度、
経時変化、部材特性等外部要因の影響を受けて光束の品
質が変化し誤差を生じ易い問題がある。例えば、光路を
形成する双方のプリズムの表面がダスト、または微粒子
を含むミストで汚染されると、光束の光の分布が不均一
となり、図6に示すように、しきい値V0/2に対応す
る差△V/△Z値が横座標上の位置Zcからはずれてし
まうことになる。そのために、光路における検知センサ
としての光学プリズム系等の汚染程度及び付着ミストに
よる不安定状態を識別する必要があるとともに、安定性
を維持するためにそれらに対処する手段をも必要とす
る。例えば、光源の調節手段、干渉光やノイズの影響を
解消する手段、光学系を水や空気で洗浄する手段、適性
状態が得られるまでの準備作業を必要とする。
に、測定速度が遅いという欠点がある。さらに光源と被
測定ブレードを相対的に移動しながら測定を行うので時
間が掛り、移動用の設備が必要であると言う問題もあっ
た。
なされたもので、使用前及び使用後のブレードの刄縁部
で光束の一部分を遮断して回折光を発生させ、この回折
光の強度分布を測定してそれぞれの回折光強度分布図を
作成し、それぞれの回折光強度分布図のズレによって使
用前と使用後のブレードの刄縁の位置のズレを求めてブ
レード刄の磨耗量を決める非接触式ブレード磨耗量測定
装置と測定方法を提供することを目的とする。又、この
発明は、測定手順が簡単で、誤差の少ない非接触式ブレ
ードの磨耗量測定装置と測定方法を提供することを目的
とする。さらに、この発明は、ブレードを移動すること
なく、例えばウエハのダイシング機に取り付けた状態で
短時間で磨耗量を測定できる非接触式ブレード磨耗量測
定装置と測定方法を提供することを目的とする。
の非接触式ブレード磨耗量測定装置は、光束を発生する
光源装置と、この光源装置から発生される光束を集光す
る第1のレンズと、この第1のレンズを通って集光され
た光束を偏向させる第1のプリズムと、第1のプリズム
との間に測定されるブレードを設置するための空間を置
いて第1のプリズムと対向して設けられ、第1のプリズ
ムから偏向された光束を受光してさらに偏向させる第2
のプリズムと、この第2のプリズムから偏向された光束
を拡散させる第2のレンズと、この第2のレンズを通っ
て拡散された光を受光して所定の受光範囲内の受光強度
分布を検知して受光強度分布状態を電気信号に変更して
出力する受光強度分布検知手段と、この受光強度分布検
知手段の出力を入力してデジタル解析を行ってコンピュ
ータへデジタルを出力するデジタル解析回路とを備え、
使用前のブレードの刄縁部で前記第1のプリズムから前
記第2のプリズムへ照射される光束を遮断して発生され
る回折光を含む光の受光強度分布図を求め、これを使用
後のブレードの刄縁部で同一の一で前記第1のプリズム
から前記第2のプリズムへ照射される光束を遮断して発
生される回折光を含む光の受光強度分布図と比較してそ
のずれから前記使用後のブレードの使用前のブレードに
対する磨耗量を求めることを特徴とする。
ド磨耗量測定装置は、請求項1に記載の装置に於いて、
前記第1のプリズムと第2のプリズムを、前記第1のプ
リズムから第2のプリズムへ照射される光束の光軸が、
固定されるブレードのブレードの回転中心線と平行にな
るように設置される。請求項3に記載の本発明の非接触
式ブレード磨耗量測定装置は、請求項1に記載の装置に
於いて、前記光源装置をレーザダイオードとした。請求
項4に記載の本発明の非接触式ブレード磨耗量測定装置
は、請求項1に記載の装置に於いて、前記第1の光処理
手段を凸レンズとし、前記第2の光処理手段を凹レンズ
とした。請求項5に記載の本発明の非接触式ブレード磨
耗量測定装置は、請求項1に記載の装置に於いて、前記
受光強度分布検知手段を電荷結合素子からなる構成とし
た。
ド磨耗量測定装置は、使用前のブレードを所定の測定位
置に設定して該ブレードの刄縁部で、該ブレードの中心
線と平行に照射される光束の一部を遮断して第1の回折
光を発生させ、この第1の回折光含む光を受光して該ブ
レードの半径方向に対応する方向の受光強度分布を測定
して第1の受光強度分布図を所定の座標に作成し、次に
使用後のブレードを前記測定位置と同一の測定位置に設
定して該使用後のブレードの刄縁部で同一光束の一部を
遮断して第2の回折光を発生させ、この第2の回折光含
む光を受光して該使用後のブレードの半径方向に対応す
る方向の受光強度分布を測定して第2の受光強度分布図
を同一座標に作成し、該座標に於ける第1の受光強度分
布図と第2の受光強度分布図との間のずれによって使用
前のブレードと使用後のブレードの刄縁位置のズレを求
めて該ブレードの磨耗量とする手順からなる。
ドである被測定ブレードの刄縁部に一部が遮断されて回
折光を発生し、この回折光を含む光束は受光強度分布検
知手段に受光され、被測定ブレードの半径方向に対応す
る受光光束の強度分布状態を電気信号に変換され、さら
にデジタル化されてコンピュータで処理されて所定の座
標図に表示される。次に使用後のブレードを同様に測定
してその受光強度分布状態を同一座標図に表示して、使
用前と使用後のブレードによる回折光を含む光束の受光
強度分布曲線のズレを求めてそれをブレードの磨耗量と
する。
施例を模式的に示す構成図である。図に於いて、4は光
束を発生する光源装置、12は光源装置4からの光束を
集光するための第1の光学処理手段としての凸レンズ、
2は凸レンズ12からの光束を受光して偏光させるため
の第1のプリズム、3は、第1のプリズム2との間に、
測定されるブレードを設置するための空間を置いて第1
のプリズムと対向して設けられた第2のプリズムで、第
1 のプリズムからの光束を受光してそれをさらに偏向さ
せる。13は第2のプリズムからの光束を増幅すべく拡
散させるための第2の光学処理手段としての凹レンズで
ある。14は前記凹レンズを通って来た光束を受光して
受光強度分布状態を電気信号に変換して出力する受光強
度分布検知手段としての電荷結合素子からなる受光強度
分布検知装置である。15は前記受光強度分布検知装置
の出力信号をさらにコンピュータへ入力するためのデジ
タルデータに変換するデジタル解析回路である。
の解析能を説明するための模式図である。図2におい
て、12は第1の光処理手段としての凸レンズ、13は
第2の光処理手段としての凹レンズをそれぞれ示すもの
で、説明の便宜上プリズム装置を省略し、これらのレン
ズ12、13を同一光学軸上に或いは間隔を隔てて水平
に配置して説明することにする。ここで、図2に示すよ
うに、凸レンズ12の焦点からブレード1が光束を遮断
する位置、即ち測定位置までの光束軸上の距離をL1 、
ブレードの刄縁部から光軸までの仮想物像の大きさをy
1とすれば、測定位置における物像y1から距離L2 を
距てた凹レンズ13では、物像がy2に拡大され、さら
に、ここから距離L3 を隔てた投影面では、物像がL3
の大きさまで拡大されることになる。よって、水平方向
の拡大倍率ms=y2 /y1 =(L 1 +L2 )/L1 と
なる。また、凹レンズ13により、測定面としての投影
面(位置解析検知手段14である電荷結合デバイスの測
定平面に相当する)における拡大倍率mL=y3 /y2
=(1fol+L3 )/1fol=1+L3 /1fol
となる。ここで、foは像間の焦点距離である。ここで
は凹レンズを用いるので、fo<0であるから、拡大倍
率M=msmL=(1+L2 /L1 )(1+L3 /1f
ol)となる。従って、L1 =5cm、L2 =5cm、L3
=9cm、fo=−1cmである場合には、拡大倍率M=
(1+5/5)(1+9/1−11)=20となる。そ
して、各画素の間隔が14μmであるリニア電荷結合デ
バイスでは、全体のレンズ系の拡大倍率が20倍である
ときの位置解析能は14μm/20=0.7μmとなる。
このように拡大倍率か高い程位置解析能力も大きくなる
ので、L1 、L2 、L3 のパラメータを設定することに
より容易に所望の解析度を得ることができる。
ブレード磨耗量測定装置の作用原理を説明する。先ず図
1に示すように、被測定ブレード1の中の中心軸T
0 に、第1のプリズム2から第2のプリズム3へ照射さ
れる光束の光軸C0 が平行になるように本発明の装置を
設定し、本装置を、光束C0 の一部がブレード1の刄縁
部によって遮断されるよう設置する。
する場合を示す。図に於いて使用前のブレードCT
0 は、その刄縁部が光束Bの一部S1 を遮断している位
置Tに設定される。この状態で、使用前のブレードCT
0 と光束Bの相対位置(TとCの距離)は一定にしてい
る。この位置で使用前のブレードの刄縁の位置をE0 で
表す。使用前のブレードCT0 の刄縁部が光束の一部を
遮断することによって回折光が発生し、それは第2のプ
リズム3(図1)で偏向され、さらに凹レンズ13で拡
大されて受光強度分布検知装置14に受光される。ここ
で、受光された回折光の、ブレードCT0 の半径方向の
軸線T0 −Hに沿った方向に対応する受光強度分布状態
を検知して電気信号に変換して、デジタル解析回路15
へ出力し、デジタル解析回路15は上記の電気信号をデ
ジタルに変換して図示しないコンピュータへ出力する。
このデジタルデータは図3の曲線16で表される。
の上記ブレードCT0 半径方向の軸線T0 −Hに相当す
る軸線上の位置で、起点0.0から右の領域は遮断されて
いない領域、左は遮断された領域を示す縦座標は光束が
ブレードに遮断されていない場合の受光強度を1とした
相対受光強度を表す。次に使用後のブレードCTw を上
記の図3Aの場合と同一の位置Tに於いて、同一光束B
で測定した場合を図3Bに示す。この場合は、使用後の
ブレードCT w は磨耗しているので、刄縁の位置はEw
にずれて、回折光もそれに応じて位置ずれが表われ、そ
の受光強度分布状態を上記の場合と同様に上記の座標図
に表示すると、図3の曲線17が得られる。曲線17
の、曲線16に対するずれ量をコンピュータで計算する
ことによって、使用前のブレードCT0 の刄縁の位置E
0 と使用後のブレードCTw の刄縁部Ew の位置のずれ
が算出され、それがブレードの磨耗量となる。図3の例
では0.35mmの磨耗量が測定されている。
量測定装置を被測定ブレードに対して一定位置に設定し
た状態で測定を行うことができるので、ブレードを使用
しながら連続して測定を行うことができる。請求項2に
よる発明は、第1のプリズムから第2のプリズムへ通る
光束の光軸をブレードの中心線と平行になるようにした
ので、光源装置と受光強度分布検知装置を被測定ブレー
ドから離れた位置に設置することができて、測定場所の
制限に対して自由に設置することができる。請求項3に
よる発明は、光源装置をレーザダイオードとしたので、
装置を小形にすることができる。
を凸レンズとし、第2の光処理手段を凹レンズとしたの
で受光強度分布状態の解析度が高くなり、測定精度を一
層高くすることができる。請求項5による発明は、受光
強度分布検知手段を電荷結合素子からなる構成としたの
で装置が小形になり、測定精度も高くなる。請求項6に
よる発明は、使用前と使用後のブレードの回折光を含む
光束の受光強度分布状態を比較してブレードの磨耗量を
求めるようにしたので、ブレードの大きさには関係な
く、正確に測定を行うことができる。
定装置は、半導体装置の製造工程に於けるウエハ基板の
ダイシングなどに使用される研削ブレードの磨耗量を測
定するのに好適に利用てされる。
磨耗量測定装置の一例を模式的に示す構成図である。
解析能を説明するための模式図である。
装置で測定した測定位置に於ける光の相対強度の分布を
示す図である。
ドを測定する状態を示す図。
ドを測定する状態を示す図。
に示す構成図である。
測定部の光路が汚染されないときの測定信号の変化を示
す分布図である。
測定部の光路が汚染されたときの測定信号の変化を示す
分布図である。
Claims (6)
- 【請求項1】光束を発生する光源装置と、この光源から
発生される光束を集光する第1の光処理手段と、この第
1の光処理手段を通って集光された光束を偏させる第1
のプリズムと、第1のプリズムとの間に測定されるブレ
ードを設置するための空間を置いて前記第1のプリズム
から偏された光束を受光してさらに偏向させる第2のプ
リズムと、この第2のプリズムから偏向された光束を拡
散させる第2の光処理手段と、この第2の光処理手段を
通って拡散された光を受光して所定の受光範囲内の受光
強度分布を検知して受光強度分布状態を電気信号に変換
して出力受光強度分布検知手段と、この受光強度分布検
知手段の出力してデジタル解析を行ってコンピュータへ
デジタルデータを出力するデジタル解析回路とを備え、
使用前のブレードの刄縁部で前記第1のプリズムから前
記第2のプリズムへ照射される光束を遮断して発生され
る回折光を含む光の受光強度分布図を求め、これを使用
後のブレードの刄縁部で同一の位置で前記第1のプリズ
ムから前記第2のプリズムへ照射される光束を遮断して
発生される回折光を含む光の受光強度分布図と比較して
そのずれから前記使用後のブレードの使用前のブレード
に対する磨耗量を求めることを特徴とする非接触式ブレ
ード磨耗量測定装置。 - 【請求項2】前記第1のプリズムと第2のプリズムを、
前記第1のプリズムから前記第2のプリズムへ照射され
る光束の光軸が、測定されるブレードの回転中心線と平
行になるように設置されたことを特徴とする、請求項1
に記載の非接触式ブレード磨耗量測定装置。 - 【請求項3】前記光源装置はレーザダイオードであるこ
とを特徴とする請求項1に記載の非接触式ブレード磨耗
量測定装置。 - 【請求項4】前記第1の光処理手段は凸レンズ、前記第
2の光処理手段は凹レンズであることを特徴とする請求
項1に記載の非接触式ブレード磨耗量測定装置。 - 【請求項5】前記受光強度分布検知手段を電荷結合素子
からなる構成としたことを特徴とする請求項1に記載の
非接触式ブレード磨耗量測定装置。 - 【請求項6】使用前のブレードを所定の測定位置に設定
して該ブレードの刄縁部で、該ブレードの中心線と平行
に照射される光束の一部を遮蔽して第1の回折光を発生
させ、この第1の回折光含む光を受光して該ブレードの
半径方向に対応する方向の受光強度分布を測定して第1
の受光強度分布図を所定の座標に作成し、次に使用後の
ブレードを前記測定位置と同一の測定位置に設定して該
使用後のブレードの刄縁部で同一光束の一部を遮断して
第2の回折光を発生させ、この第2の回折光含む光を受
光して該使用後のブレードの半径方向に対応する方向の
受光強度分布を測定して第2の受光強度分布図を同一座
標に作成し、該座標に於ける第1の受光強度分布図と第
2の受光強度分布図との間のずれによって使用前のブレ
ードと使用後のブレードの刄縁位置のズレを求めて該ブ
レードの磨耗量とする手順を含む、非接触式ブレード磨
耗量測定方法。
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Family
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Family Applications (1)
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