JP2000146068A - 継手付きベルマウスとそのブロック体並びにハンドホール - Google Patents

継手付きベルマウスとそのブロック体並びにハンドホール

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JP2000146068A
JP2000146068A JP10322464A JP32246498A JP2000146068A JP 2000146068 A JP2000146068 A JP 2000146068A JP 10322464 A JP10322464 A JP 10322464A JP 32246498 A JP32246498 A JP 32246498A JP 2000146068 A JP2000146068 A JP 2000146068A
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handhole
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cylindrical portion
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 管体の連結に当たって、ワンタッチ的操作で
接続を完了できる継手付きベルマウス。 【解決手段】 一方の開口部がラツパ状16に拡開形成
された筒状部15の他方の開口部が、接続管体の案内筒
11と、大径筒部12とを備えたベルマウス本体Mと、
別途形成された係合リングRとからなり、リングRが、
側面視略C字形で、幅方向の一方の端面31a側の内径
が大径で奥側が小径となる案内傾斜面31と、その奥側
に形成された係止段部32とを備え、大径筒部12の内
部13に、案内傾斜面31の大径側の端面31aが入口
側に位置するように挿入されている。接続管体Pは端面
側よりも奥側が大径となる傾斜筒21と、その後面に形
成された係止段部22とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主として電線・電
話線・光ケーブル等のケーブル保護管路を地中に埋設形
成するとき、ケーブルの中継地として設置されるハンド
ホールやマンホール等の側壁に取り付けて、管路形成用
の管体を接続するために使用されるベルマウスと、これ
を用いたコンクリートブロック体と、ハンドホール及び
マンホールに関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来から、地中にケーブル管路を敷設形
成するとき、ケーブルの中継地として管路の適宜間隔毎
にハンドホールやマンホール(請求項中では複雑さを避
けるために両ホールを代表してハンドホールと呼んでい
る、以下同じ)が設置される。このハンドホールを設置
するに当たっては、周知のように、地面を所要深さに掘
削し、その掘削穴内にコンクリートを打設してハンドホ
ールの周壁体を現場形成する手段と、工場等において予
め形成したものを設置現場に運んで埋設設置する手段と
が採られている。
【0003】また、これら何れの場合にも、ハンドホー
ルの周壁形成と同時に、ケーブル管路形成用の管体を接
続連結するためのベルマウスを取り付けるのに必要な、
ハンドホールの内外に通じる貫通孔を側壁に形成してお
くのが一般的である。ただ、前者の現場形成の場合に
は、ハンドホールの形成と同時にベルマウスを周壁に取
り付けることも行われている。
【0004】而して、これら何れの場合も、ハンドホー
ルに取り付けられるベルマウスは、ハンドホールの内側
に配置されるラッパ状部分が一端側に形成されているだ
けのほぼ単純な筒体であった。
【0005】そのため、このような筒状のベルマウスに
対して管路形成用管体を接続連結するには、ハンドホー
ルから外側に突出したベルマウスの突出部に管端を差し
込むか外嵌させ、その間に止水用の硬化剤液を注入した
り、止水用のテープを巻き付けたりしていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、これら
の作業には、時間と手間がかかり、殊に、ベルマウスが
ハンドホールに対して1本だけ取り付けられている場合
は少なく、互いに隣接して横3本上下2段計6本とか、
横3本上下3段計9本とかが纏まって取り付けられてい
る場合が多く、このような場合には、全部の管体を完全
な水密状態に接続する作業が困難であることと、多大な
時間と手数を要するという課題を有するものであった。
また、他の課題として、ベルマウスに対する管体の接続
作業が終了しても、セメントモルタル等の取付け硬化剤
の完全な硬化を待たなければ、直ちには管内への電線等
の挿通作業を行うことができないという課題を有するも
のでもあった。
【0007】特に問題であったのは、従来のベルマウス
に対する管体接続手段にあっては、管路形成後に管体に
対して土圧等の外圧が作用して管軸方向への引っ張り力
が加わったとき、この引っ張り力に打ち勝ってベルマウ
スと管体との接続部分に影響が生じないように、即ち、
水密接続状態が破壊されることのないように連結するこ
とが困難で、引き抜き方向に作用する外力への対抗力を
充分には備えさせ難いものであったこと。また、何等か
の事情が生じて、管体をベルマウスから取り外す必要が
生じた場合に、取り外し作業が困難であったり、硬化剤
液を使用した接続の場合のように、ベルマウスや管体を
損傷させることなく再接続が可能な状態での取り外しが
困難である等の課題を有するものであった。
【0008】そこで、本発明は、このようなハンドホー
ル等に取り付けられたベルマウスに対する管体の接続連
結手段が有していた課題を解決しようとするものであっ
て、第1の目的は、ベルマウス自体の構造を、ベルマウ
スの成型時に、ハンドホールの外側に配置する開口部に
継手部分を一体的に備えた構造とし、このベルマウスに
対して接続する管体を、その接続端にベルマウスの継手
部分と対応する継手部分を備えているものとし、ベルマ
ウスに対する管体の連結に当たっては、管体を管軸方向
に挿入するだけの極めて簡単なワンタッチ的操作によっ
て接続を完了することができる構造としたベルマウスを
提供することであり、第2の目的は、このようなワンタ
ッチ的操作で管体を水密状態に接続することが可能なベ
ルマウスを提供することにあり、第3の目的は、もし、
必要が生じた場合には、極めて簡単な操作で、かつ、再
接続が可能な非損傷状態で、両者の接続連結を解除させ
ることができるベルマウスを提供することにある。
【0009】更に別の第1の目的は、このような性能を
備えさせたベルマウスを、ハンドホール壁に対して極め
て容易に、迅速確実に装着させる手段の提供にあり、更
なる第2の目的は、前記の性能を備えさせたベルマウス
を装着したハンドホールを所定のハンドホール設置場所
に極めて容易に、迅速確実に設置させることができる手
段を提供することにある。
【0010】
【課題を解決するための手段】該目的を達成するために
講じた本発明にいう継手付きベルマウスの第1の構成
を、実施例に対応する図面に使用した符号を用いて説明
すると、一方の開口部16がラツパ状に拡開形成された
筒状部15の他方の開口部が、接続管体の案内筒11
と、該案内筒11に続く奥部に、管軸方向の前後壁より
も大径とした大径筒部12と、該大径筒部12の一部に
形成された外向き突起14とを備えたベルマウス本体M
と、別途形成された係合リングRとからなり、該リング
Rが、側面視略C字形の非環状形で、幅方向の一方の端
面31a側の内径が大径で奥側が小径となる案内傾斜面
31と、その奥側に形成された係止段部32と、この傾
斜面31を切り欠いた複数の切欠部33…と、外周面の
一部から突出した突起34とを備え、該係合リングR
が、前記大径筒部12の内部13に、前記案内傾斜面3
1の大径側の端面31aが入口側に位置するように挿入
され、当該リングRの突起34が大径筒部12の外向き
突起14の内面凹部と嵌合させられている構成としたも
のである。
【0011】第2の構成は、一方の開口部16がラツパ
状に拡開形成された筒状部15の他方の開口部が、端面
側よりも奥側が大径となる傾斜筒21と、その後面に形
成された係止段部22と、傾斜筒21の後方に形成され
た複数の突部23…とを備えてなる構成としたものであ
る。
【0012】コンクリートブロック体の第1の構成は、
前記第1の構成を備えたベルマウスMを、一本または複
数本を同一方向に揃えた状態で、当該ラッパ状開口部1
6が特定の壁面とほぼ一致するようにして略方形状のコ
ンクリート内に埋め込まれて一体化されている構成とし
たものである。
【0013】また、コンクリートブロック体の第2の構
成は、前記第2の構成を備えたベルマウスMを、一本ま
たは複数本を同一方向に揃えた状態で、当該ラッパ状開
口部16が特定の壁面とほぼ一致するようにして略方形
状のコンクリート内に埋め込まれて一体化されている構
成としたものである。
【0014】ハンドホールの第1の構成は、前記第1の
構成を備えたベルマウスMを、一本または複数本を同一
方向に揃えた状態で、かつ、当該ラッパ状開口部16が
ハンドホールの内壁面とほぼ一致する状態でハンドホー
ルHの周壁に埋め込まれて一体化されている構成とした
ものである。
【0015】また、ハンドホールの第2の構成は、前記
第2の構成を備えたベルマウスMを、一本または複数本
を同一方向に揃えた状態で、かつ、当該ラッパ状開口部
16がハンドホールの内壁面とほぼ一致する状態でハン
ドホールHの周壁に埋め込まれて一体化されている構成
としたものである。
【0016】
【発明の実施の形態】本発明にいうところの前記第1の
構成のベルマウスを実施するに当たっては、前記リング
Rにおける切欠部33を、円周方向の片側または両側に
傾斜面33aを備えているものとしたり、ベルマウスの
前記他方の開口部、即ちハンドホールの壁外に配置する
側の開口部だけを、または内外両方の開口部を閉塞蓋が
一体的に形成されて閉塞状とされた密閉形のものとして
実施することができる。
【0017】また、前記第2の構成のベルマウスを実施
するに当たっては、前記突部23の形成部分の奥側に水
密用リング25を備えているものとしたり、該突部23
が、円周方向の片側または両側に傾斜面23aを備えて
いるものとしたり、ベルマウスの前記他方の開口部、即
ちハンドホールの壁外に配置する側の開口部だけを、ま
たは内外両方の開口部を閉塞蓋が一体的に形成されて閉
塞状とされた密閉形のものとして実施することができ
る。
【0018】本発明にいうところの前記ハンドホールを
実施するに当たっては、前記第1の構成を備えたベルマ
ウスを使用する場合も、第2の構成を備えたベルマウス
を使用する場合も、ハンドホールHの対向する二つの周
壁にベルマウスを埋め込んである構成のものとして実施
するのが好ましい。
【0019】前記のような構成としたベルマウスに対し
て、後述する実施例に記載の管体Pを接続するには、管
体を軸線方向に向けて押し込むという極めて簡単なワン
タッチ的な操作によって連結を完了させることができ
る。
【0020】また、このようにして連結させた管体を、
ベルマウスから取り外さなければならない事情が生じた
場合には、管体をベルマウスに対して少し周方向に回転
させた後、そのまま軸線方向に引き抜くという簡単な2
段操作によって、連結状態を解除させることができる。
【0021】
【実施例】以下本発明の第1の構成に関する実施例につ
いて図面に基づいて説明する。図中、図1乃至図5は、
本発明にいう第1実施例のベルマウスを示す図であり、
図6乃至図11は、同ベルマウスの使用例について示し
た図である。図1及び図2はリングを分離した状態を示
し、図3はリング装着状態を示し、図4はリングの、図
5はベルマウスのそれぞれ側面形状を示したもの。図6
はハンドホールへの取り付け状態、図7は管体を接続さ
せた状態を示し、図8は9本のベルマウスを一体的に纏
めたブロック体を示し、図9はこのブロック体のハンド
ホールへの連結前の状態を示し、図10は同連結後の状
態を示す。図11はベルマウスを埋め込んだハンドホー
ルを示す図である。
【0022】該実施例に示したベルマウス本体Mは、全
体として筒状のもので、一方の開口部、図1乃至図3に
おける右側の開口部16がラツパ状に拡開形成されてお
り、図6及び図7にみられるように、このラッパ状部分
とこれに続く筒状部15の長さLをハンドホールにおけ
るコンクリート壁Cの厚さに見合う長さに形成してあ
る。他方の開口部、図1乃至図3における左側の開口部
は、開口端に、接続管体Pの先端部を受け入れる案内筒
11が形成され、その奥部に、管軸方向の前後壁12
a,12bよりも大径とした大径筒部12を設け、該大
径筒部12の周方向の一部に、内面側に窪みができるよ
うに形成された外向き突起14が形成されている。別途
形成された係合リングRは、側面視形状が略C字形に形
成された非環状形で、幅方向の一方の端面31a側(図
1における左側)の内径が大径で奥側が小径となる案内
傾斜面31がリングRの幅の略2分の1幅に形成してあ
り、その奥側に係止段部32を形成してある。また、こ
の傾斜面31を切り欠いた切欠部33…が周方向の3カ
所に形成してあり、これらの切欠部33には、それぞれ
の両側に周方向に傾斜する傾斜面33aを形成してあ
る。また、該リングRの外周面には外方に向かって突出
する突起34が形成されている。
【0023】而して、該係合リングRは、ベルマウス本
体Mにおける前記大径筒部12の内部13に、前記案内
傾斜面31の大径側の端面31aが入口側に位置するよ
うにして、かつ、該リングRの前記外方突出突起34
が、大径筒部12に形成してある外向き突起14の内面
の窪みと嵌合するようにして挿入させてある。
【0024】ベルマウス本体Mの素材及びリングRの素
材は、特に限定されるものではないが、例えばポリエチ
レン樹脂(PE)やポリプロピレン樹脂(PP)等のポ
リオレフィン系樹脂によって形成すると耐水性・耐候性
に優れ、経時劣化が少ない点で好ましい。
【0025】而して、このような構造としたベルマウス
は、図6に示したように、ハンドホールの形成時に、そ
のラッパ状開口部16をハンドホールの内面と一致する
ようにし、他の開口部側の一部をハンドホールの外面か
ら突出するようにしてコンクリート壁Cに埋め込む。こ
のようにして、ベルマウスによって、ハンドホールのコ
ンクリート壁Cに内外に通じる開口を形成する。
【0026】このような構造としたベルマウスに対して
接続する管体Pの先端部、または管体の先端に予め連結
した継手部材の先端部は、図6及び図7に示したよう
に、その開口端に、端面側よりも奥側が大径となる傾斜
筒21が形成され、その後ろ側は一段小径の筒状部24
に形成されていて、傾斜筒21の後面が前記リングRの
係止段部32と互いに係合する係止段部22に形成され
ている。また、この傾斜筒21の後方で、前記リングR
の切欠部33…と対応する周方向位置にはそれぞれ突部
23…が形成されている。更に、前記小径筒状部24の
後方には、前後に環状リブを配してその間に形成した環
状凹溝26に、後方ほど大径となる傾斜状外周面を備え
た水密用のゴムリング25を嵌合させてあり、その外周
径を前記ベルマウス本体Mにおける開口案内筒11の内
周面に圧接密着する大きさとしてある。
【0027】該管体Pにおける前記突部23は、その形
状を棒状として示してあるが、この突部23も、前記リ
ングRの切欠部33の両側における傾斜面33a,33
aのように、そして、後述する第2構成のベルマウス本
体Mにおける突部23のように、周方向の両側に傾斜面
23a,23aを備えている形状(図12参照)として
実施することができる。この場合、前記リングRにおけ
る切欠部33の傾斜面33aは必ずしも必要なものでは
ない。
【0028】このような構造とした管体Pをベルマウス
に対して連結するには、図6に示した矢印bのように、
管体Pの開口端をベルマウスの案内筒11に向けて押し
込むだけでよい。このとき管体Pの先端部分の傾斜筒2
1がリングRの案内傾斜面31に接当し、これを周方向
に押し広げながら奥部に移行し、その係止段部22が案
内傾斜面31を通過した時点で周方向への押し広げ力が
消滅し、この押し広げ力の消滅によってパチンという音
がしてリングRが小径方向に復元し、管体Pの押し込み
操作の終了を音で知らせる。このリングRの小径方向の
復元によって、管体Pの係止段部22とリングRの案内
傾斜面31の奥側の係止段部32とが係合し管体Pの抜
け出し方向への移動を阻止する。このとき管体Pの複数
の突部23…はリングRの複数の切欠部33…と嵌合し
ていて管体Pが周方向に容易に移動しないように規制し
ている。このように、管体Pはベルマウスに対して軸線
方向に向けて押し込むだけという極めて簡単なワンタッ
チ操作によって、連結を完了することができる。
【0029】もし、何等かの必要が生じて、管体Pとベ
ルマウスとの連結を解除しなければならない場合には、
管体Pを周方向に回転させ、前記突部23…を周方向に
回転させることによって、リングRの径を周方向に拡大
させながら互いに嵌合していた突部23を前記切欠部3
3…から案内傾斜面31上に脱出させて、リングRの係
止段部32を傾斜筒21後面の係止段部22の径よりも
大径となるようにして両者の係合を解き、この状態から
管体Pを引き抜けばよい。このように、必要が生じて管
体Pをベルマウスから取り外すには、管体Pを少し周方
向に回転させた後、軸線方向に引き抜くという簡単な2
段操作によって行うことができる。
【0030】図8は、コンクリートブロック体に関する
実施例を示したもので、前記のように形成したベルマウ
スMを、横3本上下3段計9本を、互いに隣接する状態
に纏めて同一方向に揃えた状態として、かつ、それぞれ
のラッパ状開口部16…を特定の壁面f、即ち、ハンド
ホールの内面側に配置させる面(図において奥側)と一
致するようにして開口させ、他方の案内筒11と大径筒
部12とを反対側の壁面oから外側に突出するようにし
て、正方形状または長方形状のコンクリートブロック体
Cb内に埋め込んで、9本のベルマウスM…を一つのブ
ロック状に一体形成したものである。
【0031】この実施例に示したコンクリートブロック
体Cbは、その厚みをこれを取り付けるハンドホールの
壁厚とほぼ等しく、方形面の大きさはこれを取り付ける
ハンドホールに予め形成してある貫通穴hよりも少し小
形としてある。
【0032】このようにしたコンクリートブロック体C
bは、図9に示したように、箱状に形成したハンドホー
ルHの対向する二つの周壁に予め形成してある方形の貫
通穴h,hに対して、図10に示したように、セメント
モルタルや防水性シール材mのような適宜の接着材料に
よってブロック体Cbの周囲をシールさせて、9本のベ
ルマウスM…を一挙に取り付け固着できるようにしたも
のである。ここに示したブロック体Cbに埋め込んで一
体化するベルマウスMの本数は、これを取り付けるハン
ドホールHに必要な本数であればよく、場合によっては
1本であってもよいことは言うまでもない。
【0033】図11に示したものは、ハンドホールHの
形成時に、ハンドホールHの対向する二つの周壁に、そ
れぞれ横3本上下3段計9本のベルマウスM…を、互い
に隣接する状態に纏めて同一方向に揃えた状態で、か
つ、それぞれのラッパ状開口部16…がハンドホールH
の内壁面とほぼ一致する状態で開口するようにし、他方
の案内筒11側の一部がハンドホールHの外壁面側に突
出する状態として、ハンドホールHの周壁内に埋め込ん
である構造としたものである。このようにすることによ
って、予めベルマウスが所要箇所に取り付けられている
ベルマウスを備えたハンドホールHを形成したものであ
る。
【0034】ここに示したハンドホールHの周壁に埋め
込んで一体化してあるベルマウスMの本数も、ハンドホ
ールHに必要な本数だけ埋め込んであればよいのであっ
て、場合によっては1本であってもよい。また、このベ
ルマウスMを埋め込む周壁も必ずしも対向する二つの周
壁に限定されるものではなく、管路の形成方向によって
は一つの壁面のみや、交差する二つの壁面や三つまたは
四つの壁面に埋め込み形成してあるものとして実施する
ことができる。
【0035】図12は、ベルマウスMの第2実施例につ
いて示したもので、該ベルマウスMは、具体的な構造は
前記第1実施例に示した構造と変わるところがないもの
として示したが、案内筒11側の開口部と、ラッパ状開
口部16とに、それぞれの開口を閉塞する蓋体17,1
8を、切断箇所を示す目印を兼ねた薄肉部19,19を
介して一体的に連結形成させてある構造としたものであ
る。
【0036】このような構造としておくことによって、
図13に示したように、ハンドホールHのコンクリート
周壁Cへの取り付け時において、例えばラッパ状開口部
16側に形成した前記切断目印兼薄肉部19をコンクリ
ート周壁Cの内側面と一致するように配置し、案内筒1
1側は適宜の突出形態に配置すればよいが、ここでは案
内筒11側に形成した前記切断目印兼薄肉部19をコン
クリート周壁Cの外側面とほぼ一致させるか少し突出す
る程度に配置して、コンクリート周壁Cに埋設取り付け
してあるものとして示した。
【0037】このようにしておくことによって、管路形
成管体Pを接続する時点で、ハンドホールHの外側の前
記切断目印兼薄肉部19を切断することによって外側の
蓋体17を除去して開口状態とし、図12に示したよう
に、矢印aのようにリングRを内嵌した後、矢印bのよ
うに、管体Pを差し込めばよい。この場合、必要であれ
ばハンドホールHの内側の蓋体18についても薄肉部1
9に沿って切断除去すればよいが、管路内へのケーブル
等の挿通作業を直ちに行わない場合には、蓋付き状態の
ままとしておけば、管路内を清潔に保持しておくことが
できる。この内側の蓋体18の切断除去は、ケーブル等
の挿通作業時に行えばよい。
【0038】この両端閉塞ベルマウスMは、コンクリー
ト周壁Cへの取り付け埋設時において、及び、ハンドホ
ールHに取り付け埋設した後における管体Pの接続連結
時までの間において、ベルマウスM内にコンクリートが
入り込んで硬化密着することを防止し、その他の異物が
入り込むことを防止することができる。また、ハンドホ
ールHに対して必要本数の管体Pを接続する場合には、
接続本数分だけのベルマウスMの蓋体17を切除して管
体Pを接続し、予めハンドホールに取り付けられている
ベルマウスMの数が多い場合には、残余のベルマウスは
蓋付き状態のままにしておくことによって、ベルマウス
M内の保護のみならず、ベルマウスを介してハンドホー
ルH内に土砂や水が入り込むことも防止することができ
る。
【0039】図14乃至図16は、第2構成のベルマウ
スMに関する実施例を示したもので、前記第1実施例に
示したベルマウスMに連結する管体Pの先端継手構造を
該実施例のベルマウスMに形成したものである。即ち、
ハンドホールの内側に配置される側の開口部16がラツ
パ状に拡開形成されていて、ハンドホールの外側に配置
される側の開口部が、開口端側が小径で奥側が大径とな
る傾斜筒21を備え、その後ろ側が小径部24となって
いて、傾斜筒21の後面が係止段部22に形成され、こ
の傾斜筒21の後方で前記小径部24の外周面上の周方
向4カ所に、傾斜筒21と高さを同じくする突部23…
が形成され、その周方向両側に傾斜面23aが形成され
ている。また、この突部23を突出させている小径部2
4の奥側には前後に環状突出リブを形成した環状溝26
上に、水密用のゴムリング25を嵌めてあり、このゴム
リング25の外周を、該ベルマウスMに外嵌する管体P
の開口端に形成してある案内筒11の内周面に圧接する
径に形成してある。
【0040】このような構造としたベルマウスMに対し
ては、図15及び図16に示したように、先端開口部
に、前記第1実施例において示したベルマウスMにおけ
る管体Pとの接続側に形成した継手構造と同様の継手構
造、即ち、開口端に案内筒11を備え、その奥の大径筒
部12の内部13に前記リングRを内装させてある構造
とした管体Pを接続する。詳述するまでもなく、この場
合も、ベルマウスMに対して管体Pを軸線方向に移動さ
せるという簡易操作によって接続を完了することができ
ることは容易に理解できるであろう。
【0041】図示は省略するが、該実施例に示したベル
マウスMの場合も、何れか一方の開口部を、例えばベル
マウスの壁外に配置する側の開口部だけを、または内外
両方の開口部を閉塞蓋が一体的に形成されて、片側閉塞
状または密閉状に形成されているものとして実施するこ
とができることも容易に理解できるであろう。
【0042】更に、図示と詳細説明は省略するが、前記
図14に示した第2構成のベルマウスMを一本または複
数本を使用して、前記図8に示したコンクリートブロッ
ク体Cbと同様に、ベルマウスを同一方向に揃えた状態
で、当該ラッパ状開口部が特定の壁面とほぼ一致するよ
うにして略方形状のコンクリート内に埋め込まれて一体
化されている構成としたコンクリートブロック体を形成
することができる。
【0043】更にまた、同様に、前記図14に示した第
2構成のベルマウスMを一本または複数本を使用して、
前記図11に示したハンドホールHのように、一本また
は複数本のベルマウスMを同一方向に揃えた状態で、か
つ、当該ラッパ状開口部がハンドホールの内壁面とほぼ
一致する状態でハンドホールの周壁に埋め込まれて一体
化されている構成としたハンドホールを形成することが
できることも容易に理解できるであろう。本発明にいう
コンクリートブロック体やハンドホールはこのようにし
て実施することができるものである。
【0044】以上本発明の代表的と思われる実施例につ
いて説明したが、本発明は必ずしもこれらの実施例構造
のみに限定されるものではなく、例えば前記実施例に記
載のリングRを、幅方向の約半分幅だけに形成した傾斜
面31を半分幅だけでなく、幅方向の全体を奥側に向か
って傾斜する傾斜面形状として、奥側の端面を係止段部
32として利用するようにする等、本発明にいう前記の
構成要件を備え、かつ本発明にいう前記の目的を達成
し、以下にいう効果を有する範囲内において適宜改変し
て実施することができるものである。
【0045】
【発明の効果】以上の説明から既に明らかなように、本
発明にいうベルマウスは、ハンドホールの外側に配置す
る開口端に特定した管継手機構を一体的に形成してある
構造としてあるので、管端を所定の構造としてある管体
を接続するに際して、単に軸線方向に向けて押し込むだ
けというワンタッチ的な単純操作によって完了すること
ができるという顕著な効果を有し、そのため、ハンドホ
ールに対するベルマウスの取り付け間隔が隣接していて
も、何等異なることなく前記の単純操作によって完了す
ることができ、そのため、ハンドホールに対して間隔を
密に取り付けることができ、多数の管路形成を行うこと
ができ、ひいてはより多数本のケーブル配線を行うこと
が可能となるという顕著な効果を期待することが出来る
に至ったのである。
【0046】また、配管状態の管体をベルマウスから取
り外さなければならない事情が生じた場合には、ベルマ
ウスに対して管体を少し周方向に回転させた後、そのま
ま軸線方向に引き抜くという簡単な2段操作によって、
極めて迅速に連結状態を解除させることができるという
顕著な効果をも期待することが出来るものである。
【0047】また、コンクリートブロック体にあって
は、既述の構成を備えたベルマウスを一本または複数本
を同一方向に揃えた状態で、当該ラッパ状開口部が特定
の壁面とほぼ一致するようにして略方形状のコンクリー
ト内に埋め込まれて一体化されている構成としたもので
あるから、前記の効果を備えたベルマウスを、ハンドホ
ール壁に対して極めて容易に、迅速確実に装着させるこ
とができる効果を備えている。
【0048】更にまた、ハンドホールにあっては、前記
の構成を備えたベルマウスを、一本または複数本を同一
方向に揃えた状態で、かつ、当該ラッパ状開口部がハン
ドホールの内壁面とほぼ一致する状態でハンドホールの
周壁に埋め込まれて一体化されている構成としたもので
あるから、前記の効果を備えたベルマウスを装着したハ
ンドホールを所定のハンドホール設置場所に極めて容易
に、迅速確実に設置させることができるという効果を有
するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1実施例の要部を分解して示した斜視図。
【図2】同実施例の要部の一部縦断側面図。
【図3】同実施例の全体斜視図。
【図4】リングの端面形状を示す正面図。
【図5】ベルマウス本体の端面形状を示す正面図。
【図6】使用状態を示す一部縦断側面図。
【図7】管体の接続状態を示す要部の縦断面図。
【図8】ブロック体としての使用状態を示す斜視図。
【図9】ブロック体の使用前の状態を示す斜視図。
【図10】ブロック体の使用状態を示す斜視図。
【図11】ハンドホールへの使用状態を示す斜視図。
【図12】第2実施例を示す要部の一部縦断側面図。
【図13】同実施例の使用状態を示す一部縦断側面図。
【図14】第2構成の実施例を示す全体斜視図。
【図15】同実施例の使用状態を示す一部縦断側面図。
【図16】同実施例の管体接続状態を示す一部縦断側面
図。
【符号の説明】
11 開口案内筒 12 大径筒部 13 大径筒部の内部 14 外向き突起 15 筒状部 16 ラッパ状開口部 21 傾斜筒 22 係止段部 23 突部 24 小径部 25 環状パッキング 31 案内傾斜面 31a 大径側の端面 32 係止段部 33 切欠部 34 突起 M ベルマウス R リング

Claims (13)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一方の開口部(16)がラツパ状に拡開形成
    された筒状部(15)の他方の開口部が、接続管体の案内筒
    (11)と、該案内筒(11)に続く奥部に、管軸方向の前後壁
    よりも大径とした大径筒部(12)と、該大径筒部(12)の一
    部に形成された外向き突起(14)とを備えたベルマウス本
    体(M)と、別途形成された係合リング(R)とからなり、該
    リング(R)が、側面視略C字形の非環状形で、幅方向の
    一方の端面(31a)側の内径が大径で奥側が小径となる案
    内傾斜面(31)と、その奥側に形成された係止段部(32)
    と、この傾斜面(31)を切り欠いた複数の切欠部(33)…
    と、外周面の一部から突出した突起(34)とを備え、該係
    合リング(R)が、前記大径筒部(12)の内部(13)に、前記
    案内傾斜面(31)の大径側の端面(31a)が入口側に位置す
    るように挿入され、当該リング(R)の突起(34)が大径筒
    部(12)の外向き突起(14)の内面凹部と嵌合させられてい
    る継手付きベルマウス。
  2. 【請求項2】 前記リング(R)の切欠部(33)が、円周方
    向の片側または両側に傾斜面(33a)を備えている請求項
    1に記載の継手付きベルマウス。
  3. 【請求項3】 ベルマウスの前記他方の開口部または両
    方の開口部が閉塞状に形成されている請求項1または2
    に記載の継手付きベルマウス。
  4. 【請求項4】 一方の開口部(16)がラツパ状に拡開形成
    された筒状部(15)の他方の開口部が、端面側よりも奥側
    が大径となる傾斜筒(21)と、その後面に形成された係止
    段部(22)と、傾斜筒(21)の後方に形成された複数の突部
    (23)…とを備えてなる継手付きベルマウス。
  5. 【請求項5】 前記突部(23)の形成部分の奥側に水密用
    リング(25)を備えている請求項4に記載の継手付きベル
    マウス。
  6. 【請求項6】 前記突部(23)が、円周方向の片側または
    両側に傾斜面(23a)を備えている請求項4または5に記
    載の継手付きベルマウス。
  7. 【請求項7】 ベルマウスの前記他方の開口部または両
    方の開口部が閉塞状に形成されている請求項4乃至6の
    何れかに記載の継手付きベルマウス。
  8. 【請求項8】 一方の開口部(16)がラツパ状に拡開形成
    された筒状部(15)の他方の開口部が、接続管体の案内筒
    (11)と、該案内筒(11)に続く奥部に、管軸方向の前後壁
    よりも大径とした大径筒部(12)と、該大径筒部(12)の一
    部に形成された外向き突起(14)とを備えたベルマウス本
    体(M)と、別途形成された係合リング(R)とからなり、該
    リング(R)が、側面視略C字形の非環状形で、幅方向の
    一方の端面(31a)側の内径が大径で奥側が小径となる案
    内傾斜面(31)と、その奥側に形成された係止段部(32)
    と、この傾斜面(31)を切り欠いた複数の切欠部(33)…
    と、外周面の一部から突出した突起(34)とを備え、該係
    合リング(R)が、前記大径筒部(12)の内部(13)に、前記
    案内傾斜面(31)の大径側の端面(31a)が入口側に位置す
    るように挿入され、当該リング(R)の突起(34)が大径筒
    部(12)の外向き突起(14)の内面凹部と嵌合させられてい
    る継手付きベルマウスMを、一本または複数本を同一方
    向に揃えた状態で、当該ラッパ状開口部(16)が特定の壁
    面とほぼ一致するようにして略方形状のコンクリート内
    に埋め込まれて一体化されているコンクリートブロック
    体。
  9. 【請求項9】 一方の開口部(16)がラツパ状に拡開形成
    された筒状部(15)の他方の開口部が、端面側よりも奥側
    が大径となる傾斜筒(21)と、その後面に形成された係止
    段部(22)と、傾斜筒(21)の後方に形成された複数の突部
    (23)…とを備えてなる継手付きベルマウスMを、一本ま
    たは複数本を同一方向に揃えた状態で、当該ラッパ状開
    口部(16)が特定の壁面とほぼ一致するようにして略方形
    状のコンクリート内に埋め込まれて一体化されているコ
    ンクリートブロック体。
  10. 【請求項10】 一方の開口部(16)がラツパ状に拡開形
    成された筒状部(15)の他方の開口部が、接続管体の案内
    筒(11)と、該案内筒(11)に続く奥部に、管軸方向の前後
    壁よりも大径とした大径筒部(12)と、該大径筒部(12)の
    一部に形成された外向き突起(14)とを備えたベルマウス
    本体(M)と、別途形成された係合リング(R)とからなり、
    該リング(R)が、側面視略C字形の非環状形で、幅方向
    の一方の端面(31a)側の内径が大径で奥側が小径となる
    案内傾斜面(31)と、その奥側に形成された係止段部(32)
    と、この傾斜面(31)を切り欠いた複数の切欠部(33)…
    と、外周面の一部から突出した突起(34)とを備え、該係
    合リング(R)が、前記大径筒部(12)の内部(13)に、前記
    案内傾斜面(31)の大径側の端面(31a)が入口側に位置す
    るように挿入され、当該リング(R)の突起(34)が大径筒
    部(12)の外向き突起(14)の内面凹部と嵌合させられてい
    る継手付きベルマウスMを、一本または複数本を同一方
    向に揃えた状態で、かつ、当該ラッパ状開口部(16)がハ
    ンドホールの内壁面とほぼ一致する状態でハンドホール
    Hの周壁に埋め込まれて一体化されているベルマウスを
    備えたハンドホール。
  11. 【請求項11】 前記継手付きベルマウスMが、ハンド
    ホールHの対向する二つの周壁に埋め込まれている請求
    項10に記載のハンドホール。
  12. 【請求項12】 一方の開口部(16)がラツパ状に拡開形
    成された筒状部(15)の他方の開口部が、端面側よりも奥
    側が大径となる傾斜筒(21)と、その後面に形成された係
    止段部(22)と、傾斜筒(21)の後方に形成された複数の突
    部(23)…とを備えてなる継手付きベルマウスMを、一本
    または複数本を同一方向に揃えた状態で、かつ、当該ラ
    ッパ状開口部(16)がハンドホールの内壁面とほぼ一致す
    る状態でハンドホールHの周壁に埋め込まれて一体化さ
    れているベルマウスを備えたハンドホール。
  13. 【請求項13】 前記継手付きベルマウスMが、ハンド
    ホールHの対向する二つの周壁に埋め込まれている請求
    項12に記載のハンドホール。
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