JP2000145097A - デッキ材の根太構造 - Google Patents

デッキ材の根太構造

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JP2000145097A JP10314503A JP31450398A JP2000145097A JP 2000145097 A JP2000145097 A JP 2000145097A JP 10314503 A JP10314503 A JP 10314503A JP 31450398 A JP31450398 A JP 31450398A JP 2000145097 A JP2000145097 A JP 2000145097A
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Abstract

(57)【要約】 【課 題】 中間材としての根太材を介さず、かつ下地
用根太材に特別な加工を施すことなく、低材料,加工コ
ストでの根太材の取付構造を構成し、さらに土間コンク
リート等不陸を有する下地面に対して梁材等下地棧の枠
を組むこと無く、簡易な施工形態によるデッキ材の下地
用根太構造を提供する。 【解決手段】下地用根太材1のデッキ材2の固着面と反
対面に内方に突設させた取付溝3に取付ボルト30頭部
を摺動可能に挿入させ、ナットによって根太材の長さ方
向の任意の位置に係着させて、取付ボルト30を介して
下地用根太材1の設置を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、遊歩道や公園施設
において設置されるベンチやテーブル,八ツ橋,ボード
ウォークの他、競技場観覧席、或いはベランダやテラス
の直張りタイプのデッキに仕上材として使用される樹
脂,木材製デッキ材を根太材により支持する根太材の取
り付け構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、樹脂,木材製デッキ材の根太材に
は、図5に表すようにタッピングネジの螺入が可能な樹
脂,木材製根太材9を、強度部材である鋼製等の梁材5
に付設させたうえ、それに対してタッピングネジで固定
をしてデッキ材2が支持される形態のものが知られてい
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の樹脂,木材製デッキ材の取り付け構造においては、
デッキ材をタッピングネジにより固着させるための根太
材自体は強度的に不十分なうえ変形し易く強度材として
不適切で、この根太材に沿わせた鋼製等の梁材を併せて
付設させなければならず、また根太材を梁材に固定する
際ボルトの頭部を突出させないために根太材にこのボル
トの頭部に適合する切欠孔が必要であり、あるいは樹
脂,強度材である鋼製等の梁材に対して樹脂,木材製デ
ッキ材を直接取り付けようとすると予め梁材にナットを
埋め込む等したうえで、このナットに螺入されるボルト
の頭部に適合する切欠孔を所定の寸法ピッチでデッキ材
に加工しておかなければならず、これらいずれの方法に
よっても材料および製造加工上、加工時間,加工手間,
等の点でコストが高くなるという欠点を有していた。
【0004】また、土間コンクリート等は不陸を有して
施工されているのが一般的であり、縦横に適宜間隔で下
地となる金具等に組み込まれた調節ボルト類が配設され
て、これに対し梁材が架設あるいは載置されたうえでこ
の梁材にデッキ材が取り付けられる根太材が架設される
構成となされた床構造となされるのが普通であって、土
間コンクリート等に対してデッキ材の下地用根太材を直
接的に配設させるのは不可能とされてきた。
【0005】本発明はかかる従来の問題点を解決し、樹
脂,木材製デッキ材を強度材である梁材に対してデッキ
材を固着させるための中間材としての根太材を介さない
で、デッキ材や下地用の根太材に切欠加工,ナット部の
埋め込み等特別な加工を施すことなく、低材料,加工コ
ストの工法で構成される根太材の取付構造を構成し、さ
らに土間コンクリート等不陸を有する下地面に対して調
節ボルト類の組み込まれた金具等とこれに架設あるいは
載置される梁材等下地棧の枠を組むこと無く、直接的に
配設させた下地用根太材に仕上げ用のデッキ材を取り付
ける施工形態によるデッキ材の根太構造を提供せんとす
るものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に本発明においては、歩行路,ベランダ,テラス等の仕
上床やベンチやテーブル等スツールに仕上材として用い
られる樹脂,木材製等からなるデッキ材を根太材により
支持するデッキ材の下地構造において、中空閉断面をな
す根太材のデッキ材固着面が平坦面となされるととも
に、この根太材のデッキ材固着面と反対面に、開口縁が
内方に突設されて取付ボルトの頭部が摺動可能に挿入さ
れる取付溝が形成され、その挿入された取付ボルトに対
しナットを螺入させた際根太材の長さ方向の任意の位置
で取付ボルトの係着が可能となされ、この取付ボルトを
介して下地用根太材の設置がなされるたものである。
【0007】そしてまた本発明においては、この中空閉
断面を有する根太材へのデッキ材の固着面から外周側面
にかけて樹脂製異形材によって樹脂カバーが被覆される
とともに、根太材のデッキ材固着面と反対面に樹脂カバ
ーの縁部が挿入されて止着される係止凹溝が形成され、
この係止凹溝を介して根太材に前記樹脂カバーの係止が
なされるもので、この樹脂カバーをデザインが重視され
る用途の場合には必要に応じてを化粧カバーとして付加
し、また床の歩行振動の軽減を目的とする用途の場合に
は樹脂カバーとして高発泡系の合成樹脂材料やゴム系材
料を適用され、用途に対応した使い方によって要求され
る機能,性能が発揮される。
【0008】さらにまた本発明においては、土間コンク
リート等の下地面にボルトより悄々大きい径および深さ
の埋込用下地穴が適宜間隔に設けられ、この埋込用下地
穴の間隔に適合した間隔ピッチで下地用根太材の取付溝
に取付ボルトがナットにより係着されて突設され、これ
ら埋込用下地穴に時間硬化タイプ樹脂またはモルタルコ
ンクリートが充填されて、これらの下地穴に前記下地用
の根太材に係着,突設されたボルトが差し込まれて下地
用根太材の設置がなされ、従来工法に比較して下地工事
の大幅な省力化がなされて工事費の低減がはかられる。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
について説明する。図1は本発明を適用した第一実施形
態例の置床式デッキ20を示す図面であって、同図
(a),(b)は建築物1階の屋根材4を構成する鋼板
製折板の上に簡易に2階バルコニーが設置された状態を
表している。屋根材4と置床式デッキ材とは同図(c)
の拡大図に表すように、下地用根太材1のデッキ材固着
面と反対面12にはボルトの頭部が摺動可能に挿入され
る取付溝3が形成され、取付ボルト30に対しナット3
1を螺入させた際、屋根材4を挟み込んで置床式デッキ
20の固着がなされている。また、この下地用根太材1
のデッキ材固着面11は平坦面となされデッキ材2がタ
ッピングビスによって安定して取り付けられている。
【0010】ここで、下地用根太材1のデッキ材の固着
面と反対面12に取付ボルト30の頭部が摺動可能に挿
入されるため、あらかじめ取付寸法ピッチを合わせて加
工しておく必要がなく鋼板製折板からなる屋根材4のピ
ッチ寸法に応じて施工現場で簡単に寸法調節しながら置
床式デッキ材の固着がなされる。
【0011】下地用根太材1は、鋼管を用いた引き抜き
成形や鋼板をロールフォーミングで凹凸が形成され管体
として溶接されたり、あるいはアルミ合金による押出成
形、またはガラス繊維,炭素繊維などで強化されたポリ
エステル等の樹脂製の管体が好適に使用される。ここに
おいて、下地用根太材1は中空閉断面を有する管体とな
されているため素材の反りが無く、また外力による応力
に強く耐えてたわみが少ないことから構造材として機能
する。さらに、下地用根太材1がアルミ合金による押出
成形製や強化されたポリエステル等の樹脂製の場合、セ
ルフタッピングビスによってデッキ材2を比較的簡単に
固定できるため、下地用根太材1の固定後デッキ材2を
施工現場で取り付ける際に難しい施工技術を必要とせ
ず、また前工程でデッキ材2を固定した下地用根太材1
付きの置床式デッキ20フレームを屋根材4に施工現場
で設置するのも難しい施工技術を伴うものではない。
【0012】なお特に、下地用根太材1としてアルミ合
金の押出成形材が用いられる場合、デッキ材の固定手段
として使用されるセルフタッピングビス類には、ステン
レス(SUS)410マルテンサイト系材料をベースと
してスズメッキされたもの等、固定部分における各異種
金属が直接的に接触して雨水が介在していても電蝕によ
る腐蝕の心配が少ない種類のものが用いられなければな
らない。
【0013】次に図2は、本発明を適用した第二実施形
態例の、人工池などに架け渡された八つ橋を示す図面で
あり、同図(a),(b)は池底に構築されたコンクリ
ート基礎柱50,50の上部間に下地となる梁材5が架
け渡されて、その梁材5上に本発明に係る下地用根太材
1が架設されて歩行路となるデッキ材2の固着がなされ
ている。そして同図(c)に表すように、梁材5に対し
て下地用根太材1はその取付ボルト30の頭部が摺動可
能に挿入されるデッキ材固着面と反対面12の取付溝3
に取り付けられた取付ボルト30,ナット31により固
定されている。また、この下地用根太材1の平坦面とな
されたデッキ材固着面11には、デッキ材2がタッピン
グビスによって取り付けられている。
【0014】この第二実施形態例のように、屋外,水分
の存在といった過酷な使用条件では素材の耐久性にも限
界があって一定期間毎に材料の取り替え等のメンテナン
スがなされなければならないが、本発明に係る本実施例
によればデッキ材2,下地用根太材1の部分的交換ある
いは、下地用根太材1にデッキ材2を固定してデッキユ
ニットとした半完成品設置のいずれの施工形態の場合も
取付ボルトが可動式という特長を活かして簡単に対応で
きて、現場の詳細な寸法採りがなされなくても梁材5の
架設寸法モデュールを±数センチ 程度のラフな確認を
するだけで十分で、工事に際して煩雑な材料手配をする
ことなく準備ができる。
【0015】続いて、図3は本発明を適用した第三実施
形態例のべンチを示す図面であり、ベンチやテーブル等
の意匠性を重んじるケースの例として示したものである
が、このべンチ脚部には例えば木目模様をもった樹脂製
の樹脂カバー6が被覆された下地用根太材1が使われ
て、この脚部に使用のベンチ脚部52は図3(b)中の
コーナージョイント51によってデッキ材2を固定する
ためのベンチ座部53と直角に連結されて脚フレーム5
4が構成されている。
【0016】ここで、デッキ材2が固定された下地用根
太材1のデッキ材固着面〜外周側面にかけて樹脂製の異
形材からなる樹脂カバー6が被覆されて、下地用根太材
1のデッキ材固着面と反対面に樹脂カバー6縁部が挿入
され止着される係止凹溝7が形成されて、この係止凹溝
7を介して樹脂カバー6の係止がなされるように構成さ
れ、構造材である下地用根太材1に簡易に樹脂カバー6
の着脱が可能であり、必要に応じて外観意匠が要求され
る用途に好適に使用される。なお、図3(c)において
は、下地用根太材1のデッキ材2の固着面に樹脂カバー
6が被覆された仕様として示したが、同図(b)中のべ
ンチ脚部52にのみ樹脂カバー6付きの下地用根太材を
用い、デッキ材2が固着されるベンチ座部53には樹脂
カバー6の被覆されない状態の下地用根太材1が用いら
れれば十分である。
【0017】また、このベンチの長手方向の下地棧とし
て架け渡して、各脚フレーム54を連結する連結フレー
ム55は図3(c)に示した如く、デッキ材2が固定さ
れた下地用根太材1のデッキ材固着面と反対面の取付溝
3に取付ボルト30の頭部が摺動可能に挿入されて、こ
の取付ボルトにナットを螺入して連結フレーム55を挟
み込んで組み立てがなされる。上述の部品構成により、
このベンチは部品単位で準備されていても難しい施工技
術を必要とせず簡単に組み立て可能で、よってかさばら
ずに安価な輸送コストで運搬できて輸送,組立コスト共
に低くおさえることができる。
【0018】なお、この本発明を適用した第三実施形態
例のべンチにおいて樹脂カバー6はデザイン上の化粧カ
バーとしての機能に着目して被覆されたものであるが、
後述の直接的に配設させた下地用根太材に仕上げ用のデ
ッキ材を取り付ける施工形態によるデッキ材の根太構造
等床材への展開において、歩行時の振動の軽減という視
点から下地用根太材に被覆される樹脂カバー6として高
発泡系合成樹脂材料やゴム系材料が適用された場合に
は、防振性能を具備した床の下地用根太材として床の基
本的な性能向上というきわめてきわだった性能が発揮さ
れる。
【0019】さらにまた、図4の本発明を適用した第四
実施形態例は、土間コンクリート等の下地面にボルト径
より悄々大きい径および深さの埋込用下地穴8が適宜間
隔に設けられ、この埋込用下地穴8の間隔に適合した寸
法間隔ピッチで下地用の根太材の取付溝3に取付ボルト
30,ナット31が係着,突設されたうえ、前記埋込用
下地穴8に図4(c)の80に示す時間硬化タイプ樹脂
またはモルタルコンクリートが充填されて、これら充填
物が固化前の状態で埋込用下地穴8に前記下地用根太材
1に突設された取付ボルト30が差し込まれて下地用根
太材1の設置がなされ、直接的に配設させた下地用根太
材1に仕上げ用デッキ材2を取り付ける省力化工法によ
る施工形態によるデッキ材の根太構造を示すものであ
る。
【0020】この方法により、土間コンクリート等不陸
を有する下地面に対して調節ボルト類の組み込まれた金
具等とこれに架設あるいは載置される梁材等の下地棧の
枠を組んで調節ボルト類によって高さレベルの調節がな
される従来工法に比較して、個々の取付ボルト毎に高さ
レベルの調節が不要で、埋込用下地穴8の充填物が固化
するまでの間は図4(c)中に示すように補助的に仮支
え81によって下地用根太材1の支持をさせるだけでよ
く、下地工事の省力化がなされて工事費の大幅な低減が
はかられる。
【0021】
【発明の効果】本発明においては、以上詳述のように歩
行路,ベランダ,テラス等の仕上床やベンチやテーブル
等のスツールに仕上材として用いられる樹脂,木材製等
からなるデッキ材を根太材により支持するデッキ材の下
地構造において、中空閉断面をなす根太材のデッキ材固
着面が平坦面となされるとともに、この根太材のデッキ
材固着面と反対面に、開口縁が内方に突設されて取付ボ
ルトの頭部が摺動可能に挿入される取付溝が形成され、
その挿入された取付ボルトに対してナットを螺入させた
際に根太材の長さ方向の任意の位置で取付ボルトの係着
が可能となされ、この取付ボルトを介して下地用根太材
の設置がなされるもので、下地となる根太材が中空閉断
面で曲げに強く構造材として機能し、平坦面となされた
デッキ材の固着面ゆえに安定してデッキ材を支持でき、
かつ取付溝に摺動可能に取付ボルトが挿入されて下地用
根太材の設置がなされるので、このデッキ材を設置しよ
うとする際に梁材等の寸法ピッチに対応して現場で自在
に調節して取り付けが可能なため準備が煩雑でなくまた
工事も簡単である。
【0022】そしてまた本発明においては、上記中空閉
断面を有する根太材へのデッキ材の固着面から外周側面
にかけて樹脂製異形材によって樹脂カバーが被覆される
とともに、根太材のデッキ材固着面と反対面に樹脂カバ
ーの縁部が挿入されて止着される係止凹溝が形成され、
この係止凹溝を介して根太材に前記樹脂カバーの係止が
なされた場合には、ベンチやテーブル等のスツールのよ
うにデザインが重視される用途に必要に応じて樹脂カバ
ーを化粧カバーとして付加して使用することができ、ま
た床の性能という観点から歩行振動の軽減を目的として
下地用根太材に被覆される樹脂カバーとして高発泡系の
合成樹脂材料やゴム系材料を適用して、防振性能を具備
した床の下地用根太材として床の基本的な性能向上とい
う極めてきわだった性能が発揮される。
【0023】さらにまた本発明においては、土間コンク
リート等の下地面にボルトより悄々大きい径および深さ
の埋込用下地穴が適宜間隔に設けられ、この埋込用下地
穴の間隔に適合した間隔ピッチで下地用根太材の取付溝
に取付ボルトがナットにより係着されて突設され、それ
ら埋込用下地穴に時間硬化タイプ樹脂またはモルタルコ
ンクリートが充填され、これらの下地穴に前記下地用根
太材に係着,突設されたボルトが差し込まれて下地用根
太材が設置された場合には、個々のボルト毎に高さレベ
ルの調節が不要で、埋込用下地穴の充填物が固化するま
での間補助的に仮支えを用いて下地用根太材の支持をさ
せるだけでよく、従来の工法に比較して下地工事の省力
化がなされた低コストの工事が可能となる。
【0024】
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明実施の一形態例の置床式デッキ材を示
す、(a)は斜視図,(b)は側面図,(c)は要部の
部分拡大側断面図である。
【図2】本発明実施の他の形態例の八つ橋を示す、
(a)は斜視図,(b)は側面図,(c)は要部の部分
拡大側断面図である。
【図3】本発明実施のさらに他の形態例のべンチを示
す、(a)は斜視図,(b)は側面図,(c)は要部の
部分拡大側断面図である。
【図4】本発明実施の別の形態例を示す土間へのデッキ
材下地施工法を表す、(a)は斜視図,(b)は施工側
面図,(c)は(b)のA−Aにおける要部の部分拡大
側断面図である。
【図5】従来の樹脂,木材製デッキ材とその下地の根太
材の取付構造を示す、(a)は側断面図,(b),
(c)は(a)のA−A,B−Bそれぞれにおける部分
拡大の断面図である。
【符号の説明】
1 下地用根太材 11 デッキ材固着面 12 デッキ材固着面と反対面 2 デッキ材 20 置床式デッキ 3 取付溝 30 取付ボルト 31 ナット 4 屋根材 5 梁材 50 コンクリート基礎柱 51 コーナージョイント 52 べンチ脚部 53 ベンチ座部 54 脚フレーム 55 連結フレーム 6 樹脂カバー 7 係止凹溝 8 埋込用下地穴 80 時間硬化タイプ樹脂またはモルタルコンクリート 81 仮支え 9 木材製根太材

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】歩行路,ベランダ,テラス等の仕上床やベ
    ンチやテーブル等のスツールに仕上材として用いられる
    樹脂,木材製等からなるデッキ材を根太材により支持す
    るデッキ材の下地構造において、中空閉断面をなす根太
    材のデッキ材固着面が平坦面となされるとともに、この
    根太材のデッキ材固着面と反対面に、開口縁が内方に突
    設されて取付ボルトの頭部が摺動可能に挿入される取付
    溝が形成され、その挿入された取付ボルトに対しナット
    を螺入させた際に根太材の長さ方向の任意の位置で取付
    ボルトの係着が可能となされ、この取付ボルトを介して
    下地用根太材の設置がなされることを特徴とするデッキ
    材の根太構造。
  2. 【請求項2】前記中空閉断面を有する根太材へのデッキ
    材の固着面から外周側面にかけて樹脂製異形材によって
    樹脂カバーが被覆されるとともに、根太材のデッキ材固
    着面と反対面に樹脂カバーの縁部が挿入されて止着され
    る係止凹溝が形成され、この係止凹溝を介して根太材に
    前記樹脂カバーの係止がなされることを特徴とする請求
    項1記載のデッキ材の根太構造。
  3. 【請求項3】土間コンクリート等の下地面にボルトより
    悄々大きい径および深さの埋込用下地穴が適宜間隔に設
    けられ、この埋込用下地穴の間隔に適合した間隔ピッチ
    で下地用根太材の取付溝にボルトが係着されて突設さ
    れ、前記埋込用下地穴に時間硬化タイプ樹脂またはモル
    タルコンクリートが充填され、これらの下地穴に前記根
    太材に係着,突設されたボルトが差し込まれて根太材が
    設置されることを特徴とする請求項1または2に記載の
    デッキ材の根太構造。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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CN106224345A (zh) * 2016-08-19 2016-12-14 天津市鼎鑫晟达精密机床制造有限公司 可移动部件紧固用防卡死t型锁紧螺栓结构

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