JP2000144979A - 引き込み戸用壁の骨組みユニットおよび引き込み戸用壁 - Google Patents

引き込み戸用壁の骨組みユニットおよび引き込み戸用壁

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JP2000144979A
JP2000144979A JP10322104A JP32210498A JP2000144979A JP 2000144979 A JP2000144979 A JP 2000144979A JP 10322104 A JP10322104 A JP 10322104A JP 32210498 A JP32210498 A JP 32210498A JP 2000144979 A JP2000144979 A JP 2000144979A
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JP
Japan
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studs
wall
sliding door
runners
pair
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JP10322104A
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English (en)
Inventor
Minoru Omori
実 大森
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Misawa Homes Co Ltd
Original Assignee
Misawa Homes Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 開口部の引き込み部分をユニット化すること
により組み立てを容易にして、施工を簡単にするばかり
でなく、施工前の保管、運搬等の取り扱いを容易にす
る。 【解決手段】 引き込み戸用壁13の骨組みユニット2
1は、引き込み戸用壁13の上下両端を構成する一対の
ランナ22と、骨組みユニット21の幅端を構成する一
対の第1スタッド23,24と、同第1スタッド23,
24間において、両ランナ22間に立設される三本の第
2スタッド25と、骨組みユニット21を壁体11に緊
結するための補助材としての角材26とを備えている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、壁体に設けられ
る開口部に、引き込み戸を設置するための引き込み戸用
壁の骨組みユニットおよび引き込み戸用壁に関するもの
である。
【0002】
【従来の技術】従来より、住宅等の壁体の開口部に引き
込み戸を設ける場合において、壁体の厚み内に引き込み
戸を納めるときは、引き込み部分の壁体を戸の厚さ分薄
くする必要があった。(例えば、実開平5−6068号
公報)そして、引き込み戸部分の組み立てに際しては、
壁体と連続しておこなうことができず、その組み立てが
面倒であるという問題があった。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】この発明は、上記のよ
うな従来技術に存在する問題点に着目してなされたもの
である。その目的とするところは、開口部の引き込み部
分をユニット化することにより組み立てを容易にして、
施工を簡単にするばかりでなく、施工前の保管、運搬等
の取り扱いを容易にすることにある。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、請求項1に記載の引き込み戸用壁の骨組みユニッ
トの発明は、壁体の開口部に引き込み戸を設置するため
の引き込み戸用壁の骨組みにおいて、上下両端を構成す
る一対のランナと、幅端を構成するとともに前記両ラン
ナ間に組み付けられる一対の第1スタッドと、前記両第
1スタッド間で前記両ランナ間に組み付けられる複数の
第2スタッドとを備え、前記両ランナには前記第1スタ
ッドに係合して、同スタッドを移動不能に位置決めする
ための係止部を形成したことを要旨としている。
【0005】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の発明において、一対の第1スタッドのうち、一方の第
1スタッドには、壁体の柱に固定される補助材が取り付
けられたことを要旨としている。
【0006】請求項3に記載の発明は、請求項1または
請求項2に記載の発明において、係止部は、両ランナに
切り込みを設けることにより形成された切曲部であるこ
とを要旨としている。
【0007】請求項4に記載の発明は、請求項2または
請求項3に記載の発明において、一対のランナ、一対の
第1スタッド、複数の第2スタッドおよび一つの補助材
を束ねた際に、それらの全体形状が直方体状をなすよう
に前記各材の寸法が設定されていることを要旨としてい
る。
【0008】請求項5に記載の引き込み戸用壁の発明
は、請求項1〜請求項4のいずれか一つの骨組みユニッ
トの両側面にパネルを設けたことを要旨としている。請
求項6に記載の発明は、請求項5に記載の発明におい
て、一側面に引き込み戸用の収納部が形成されるように
厚みを設定したことを要旨としている。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、この発明を具体化した実施
形態について、図1〜図7に基づいて詳細に説明する。
【0010】図1および図2に示すように、壁体11の
開口部12の半部を閉塞する引き込み戸用壁13は、壁
体11より薄く形成されている。引き込み戸用壁13の
骨組みユニット21は、引き込み戸用壁13の上下両端
を構成する一対のランナ22と、骨組みユニット21の
幅端を構成する一対の第1スタッド23,24と、同第
1スタッド23,24間において、両ランナ22間に立
設される三本の第2スタッド25と、骨組みユニット2
1を壁体11に緊結するための補助材としての角材26
とを備えている。また、第1スタッド23,24、第2
スタッド25および角材26は両ランナ22間に狭持さ
れている。
【0011】図3に示すように、骨組みユニット21を
構成する前記各材22〜26は、施工前の束ねた状態に
おいて、周面に凹凸がほとんど形成されない直方体状を
なすように、それらの寸法が設定されている。
【0012】図2および図4に示すように、前記ランナ
22は、鋼板を断面コ字形に折り曲げて形成されてい
る。また、ランナ22の対向壁の自由端には、所定間隔
で一対の切り込み27を入れることにより複数位置(本
実施形態では8カ所)に係止部としての切曲部28が形
成されている。
【0013】図5に示すように、第1スタッド23,2
4および第2スタッド25は、端縁にリブを有するよう
に鋼板をコ字形に折り曲げて形成されている。骨組みユ
ニット21を壁体11に固定するための角材26は、L
VL(単板積層材)により形成されている。なお、図4
および図5に示すように、ランナ22、第1スタッド2
3,24および第2スタッド25の一部には、電気配線
のための孔40が形成されている。
【0014】ここで、骨組みユニット21の壁体11の
開口部12への取付方法を説明する。図6および図7に
示すように、角材26を釘あるいはネジ30で閉塞する
側の柱17に固定する。ランナ22を、その各開口が内
方を向くように、開口部12を構成する各水平材15,
16に各ランナ22を内面側からネジ37で固定する。
この場合、前記角材26はその上下両端が各ランナ22
の端部に嵌入される。そして、この角材26に沿って閉
塞側の第1スタッド23を、そのスリット29が開口部
12側を向くように配置して、内面側からネジ31で固
定する。続いて、三本の第2スタッド25の両端をラン
ナ22に嵌入することにより立設するとともに、開放側
の第1スタッド24の両端をランナ22に嵌入すること
により、スリット29が角材26側を向くように立設す
る。そして、各切曲部28を内方へ折り曲げることによ
り、第1スタッド23,24および第2スタッド25を
固定する。さらに、縦枠32を前記各水平材15,16
間で前記第1スタッド24に沿わせて立設し、前記第1
スタッド24の内面側からネジ31で縦枠32に固定す
る。
【0015】骨組みユニット21および縦枠32を開口
部12に閉塞固定できたら、角材26の引き込み戸14
側に縦枠35を立設固定させた後、骨組みユニット21
を挟み込むように外装材パネル33,34を引き込み戸
用壁13の両側面からそれぞれ所定位置でネジ41で固
定する。
【0016】なお、実施形態では、右方向に戸を引き込
むように引き込み戸用壁13を施工したが、構成を変更
することなく、左方向に戸を引き込むように施工するこ
とも可能である。
【0017】次に、上記実施形態によって発揮される効
果について説明する。 (1) 本実施形態では、骨組みユニット21は構成各
材を組み付けるのみで引き込み戸用壁13の骨組みが組
み立てられ、施工作業を簡略化できる。
【0018】(2) 本実施形態では、両ランナ22に
は、切曲部28が設けられている。そのため、別部品を
使用することなく簡単に各ランナ22間に第1スタッド
23,24および第2スタッド25を移動不能に位置決
め固定できる。
【0019】(3) 壁パネル13は、引き込み戸14
が壁体11の面内に納まるように厚みを設定してある。
そのため、引き込み戸14の収納スペースを容易に確保
できる。
【0020】(4) 図3に示すように、骨組みユニッ
ト21の構成部品を束ねれば、全体として直方体状をな
す。従って、骨組みユニット21を一つの荷姿で、P.
Pバンド36等によりコンパクトにまとめることがで
き、保管や運搬に便利である。
【0021】なお、前記実施形態を次のように変更して
構成することもできる。 ・ 前記実施形態では、第1スタッド23,24および
第2スタッド25をランナ22に移動不能に位置決めす
るための係合部として切曲部28を形成した。これを例
えば、係合部をランナ22と別体で設けたり、係合部と
してのネジで前記各スタッド23〜25を直接固定する
等、前記各スタッド23〜25がランナ22に移動不能
に位置決めできれば、構成を変更してもよい。
【0022】・ 前記実施形態では、ランナ22の切曲
部28は、第1スタッド23,24および第2スタッド
25に対して形成した。これを、第1スタッド23,2
4のみに対して形成し、第2スタッド25に対しては形
成せずに構成してもよい。
【0023】・ ランナ22、第1スタッド23,24
および第2スタッド25の材質を鋼製に限らず、例えば
合成樹脂製に変更する等、発明の趣旨の範囲内で変更を
加えてもよい。
【0024】以上のようにしても、前記実施形態と同様
の効果を呈する。次に、前記実施形態から把握できる技
術的思想について以下に記載する。 ・ 請求項1〜請求項4のうちいずれか一項において、
ランナまたはスタッドに配線用孔を設けた引き込み戸用
壁の骨組みユニット。このような構成とすれば、壁体内
へ電気配線等のコード類を出し入れする作業が容易にな
る。
【0025】
【発明の効果】この発明は、以上のように構成されてい
るため、次のような効果を奏する。請求項1,2および
請求項5に記載の発明によれば、引き込み戸用壁の施工
を容易におこなうことできる。
【0026】請求項3に記載の発明によれば、係止部と
しての切曲部により各スタッドを固定するため、切曲部
を折り曲げるという簡単な作業で第1,第2スタッドを
両ランナ間に移動不能に位置決めでき、しかも、固定用
のネジ等が不要になり、部品点数を少なくできる。
【0027】請求項4に記載の発明によれば、引き込み
戸用壁の骨組みユニットを構成する各部品を直方体形状
に束ねることができ、運搬、保管に便利である。請求項
6に記載の発明によれば、引き込み戸の納まりスペース
を確保でき、引き込み戸を壁体の厚み内に出っ張ること
なく納めることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施形態の引き込み戸用壁の配置状態を示
す概略図。
【図2】 同じく、骨組みユニットの配置状態を示す立
面図。
【図3】 骨組みユニットを構成する各部材の梱包状態
を示す斜視図。
【図4】 ランナを示す部分斜視図。
【図5】 スタッドを示す部分斜視図。
【図6】 引き込み戸用壁の仕上げ状態を拡大して示す
部分断面図。
【図7】 ランナの固定状態を示す部分垂直断面図。
【符号の説明】
11…壁体、12…開口部、13…引き込み戸用壁、1
4…引き込み戸、21…骨組みユニット、22…ラン
ナ、23,24…第1スタッド、25…第2スタッド、
26…補助材としての角材、27…切り込み、28…係
止部としての切曲部。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 壁体の開口部に引き込み戸を設置するた
    めの引き込み戸用壁の骨組みにおいて、上下両端を構成
    する一対のランナと、幅端を構成するとともに前記両ラ
    ンナ間に組み付けられる一対の第1スタッドと、前記両
    第1スタッド間で前記両ランナ間に組み付けられる複数
    の第2スタッドとを備え、前記両ランナには前記第1ス
    タッドに係合して、同スタッドを移動不能に位置決めす
    るための係止部を形成した引き込み戸用壁の骨組みユニ
    ット。
  2. 【請求項2】 一対の第1スタッドのうち、一方の第1
    スタッドには、壁体の柱に固定される補助材が取り付け
    られた請求項1に記載の引き込み戸用壁の骨組みユニッ
    ト。
  3. 【請求項3】 係止部は、両ランナに切り込みを設ける
    ことにより形成された切曲部である請求項1または請求
    項2に記載の引き込み戸用壁の骨組みユニット。
  4. 【請求項4】 一対のランナ、一対の第1スタッド、複
    数の第2スタッドおよび一つの補助材を束ねた際に、そ
    れらの全体形状が直方体状をなすように前記各材の寸法
    が設定されている請求項2または請求項3に記載の引き
    込み戸用壁の骨組みユニット。
  5. 【請求項5】 請求項1〜請求項4のいずれか一つの骨
    組みユニットの両側面にパネルを設けた引き込み戸用
    壁。
  6. 【請求項6】 一側面に引き込み戸用の収納部が形成さ
    れるように厚みを設定した請求項5に記載の引き込み戸
    用壁。
JP10322104A 1998-11-12 1998-11-12 引き込み戸用壁の骨組みユニットおよび引き込み戸用壁 Pending JP2000144979A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR101061044B1 (ko) 2009-12-16 2011-09-01 주식회사 유라코퍼레이션 박스용 와이어링 하네스 클램프

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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KR101061044B1 (ko) 2009-12-16 2011-09-01 주식회사 유라코퍼레이션 박스용 와이어링 하네스 클램프

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