JP2000144535A - 単錘駆動モータ給電システム - Google Patents
単錘駆動モータ給電システムInfo
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- JP2000144535A JP2000144535A JP10320835A JP32083598A JP2000144535A JP 2000144535 A JP2000144535 A JP 2000144535A JP 10320835 A JP10320835 A JP 10320835A JP 32083598 A JP32083598 A JP 32083598A JP 2000144535 A JP2000144535 A JP 2000144535A
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- D01—NATURAL OR MAN-MADE THREADS OR FIBRES; SPINNING
- D01H—SPINNING OR TWISTING
- D01H1/00—Spinning or twisting machines in which the product is wound-up continuously
- D01H1/14—Details
- D01H1/20—Driving or stopping arrangements
- D01H1/24—Driving or stopping arrangements for twisting or spinning arrangements, e.g. spindles
- D01H1/244—Driving or stopping arrangements for twisting or spinning arrangements, e.g. spindles each spindle driven by an electric motor
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ドラフトモータおよびそのドラフトモー
タ駆動用のドラフトインバータに汎用品を使用すること
ができるようにし、設備費を低減した単錘駆動モータ給
電システムを提供する。 【解決手段】 複数のスピンドルを個々に駆動するスピ
ンドルモータ６およびドラフトローラを駆動するドラフ
トモータ３を具備した繊維機械において、複数のスピン
ドルモータのチョッパ電源１が交流電源から得られる交
流電流を整流するコンバータ部８およびコンバータ部で
整流された直流電流の出力電圧を調整するチョッパ部４
からなり、各スピンドルモータのモータドライバ５には
チョッパ部の電源出力を供給するとともに、ドラフトモ
ータのドラフトインバータにはチョッパ電源のコンバー
タ部の電源出力を供給する。
タ駆動用のドラフトインバータに汎用品を使用すること
ができるようにし、設備費を低減した単錘駆動モータ給
電システムを提供する。 【解決手段】 複数のスピンドルを個々に駆動するスピ
ンドルモータ６およびドラフトローラを駆動するドラフ
トモータ３を具備した繊維機械において、複数のスピン
ドルモータのチョッパ電源１が交流電源から得られる交
流電流を整流するコンバータ部８およびコンバータ部で
整流された直流電流の出力電圧を調整するチョッパ部４
からなり、各スピンドルモータのモータドライバ５には
チョッパ部の電源出力を供給するとともに、ドラフトモ
ータのドラフトインバータにはチョッパ電源のコンバー
タ部の電源出力を供給する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は単錘駆動モータ給電
システムに関する。より詳しくは、本発明は、スピンド
ル駆動精紡機のように、複数のスピンドルおよび多数の
ドラフトローラを具備した繊維機械において、複数のス
ピンドルを個々に駆動するスピンドルモータを具備した
単錘駆動型の繊維機械の給電システムに関する。
システムに関する。より詳しくは、本発明は、スピンド
ル駆動精紡機のように、複数のスピンドルおよび多数の
ドラフトローラを具備した繊維機械において、複数のス
ピンドルを個々に駆動するスピンドルモータを具備した
単錘駆動型の繊維機械の給電システムに関する。
【０００２】
【従来の技術】上述したような単錘駆動タイプの繊維機
械においては、スピンドル駆動とドラフト駆動に分か
れ、複数のスピンドルを単錘駆動するものとして直流
（ＤＣ）ブラシレスモータ等の個別ドライブモータで構
成するとともにドラフトモータをインバータやサーボモ
ータで構成することが多い。
械においては、スピンドル駆動とドラフト駆動に分か
れ、複数のスピンドルを単錘駆動するものとして直流
（ＤＣ）ブラシレスモータ等の個別ドライブモータで構
成するとともにドラフトモータをインバータやサーボモ
ータで構成することが多い。
【０００３】スピンドル駆動をＤＣブラシレスモータな
どの個別ドライブモータで構成した場合について、ドラ
フトモータとスピンドルモータの両方に共通のチョッパ
電源で低圧化した直流（ＤＣ）電源を供給することが特
開平４−２０７９９８号に提案されている。
どの個別ドライブモータで構成した場合について、ドラ
フトモータとスピンドルモータの両方に共通のチョッパ
電源で低圧化した直流（ＤＣ）電源を供給することが特
開平４−２０７９９８号に提案されている。
【０００４】しかし、このようにチョッパ電源で低圧化
された電源をドラフトモータに供給するようにした場合
には、ドラフトモータの供給電源はＤＣ１５０Ｖ程度と
低電圧となり、このためドラフトモータとして汎用イン
バータまたは汎用サーボモータが使えないという問題が
ある。
された電源をドラフトモータに供給するようにした場合
には、ドラフトモータの供給電源はＤＣ１５０Ｖ程度と
低電圧となり、このためドラフトモータとして汎用イン
バータまたは汎用サーボモータが使えないという問題が
ある。
【０００５】すなわち、図１に示すように従来の回路に
おいては、３相３８０〜４６０Ｖの商用ＡＣ電源をチョ
ッパ電源１０で直流化し、この直流化した直流電源をド
ラフトモータ３０のドラフトインバータ２０に供給する
とともに、チョッパ電源１０の直流電源を多数のモータ
ドライバ４０を介して個々のスピンドルモータ５０に供
給している。
おいては、３相３８０〜４６０Ｖの商用ＡＣ電源をチョ
ッパ電源１０で直流化し、この直流化した直流電源をド
ラフトモータ３０のドラフトインバータ２０に供給する
とともに、チョッパ電源１０の直流電源を多数のモータ
ドライバ４０を介して個々のスピンドルモータ５０に供
給している。
【０００６】このため、例えば、ＡＣ電源として３相４
００Ｖクラスの電源入力をドラフトモータ３０およびス
ピンドルモータ５０の共通のチョッパ電源１０に入力す
ると、チョッパ電源１０の直流出力がドラフトモータ３
０のドラフトインバータ２０およびＤＣブラシレスモー
タなどの個別スピンドルドライブモータ５０の各ドライ
バ４０に入力される。
００Ｖクラスの電源入力をドラフトモータ３０およびス
ピンドルモータ５０の共通のチョッパ電源１０に入力す
ると、チョッパ電源１０の直流出力がドラフトモータ３
０のドラフトインバータ２０およびＤＣブラシレスモー
タなどの個別スピンドルドライブモータ５０の各ドライ
バ４０に入力される。
【０００７】スピンドルモータ５０は小容量であり、モ
ータ耐圧の問題やドライバのパワー素子が高耐圧品だと
高価であるため、チョッパ電源１０からの出力される直
流電圧はチョッパにより低電圧としている。このため、
ドラフトインバータ２０に供給される直流電源は極めて
低電圧となる。
ータ耐圧の問題やドライバのパワー素子が高耐圧品だと
高価であるため、チョッパ電源１０からの出力される直
流電圧はチョッパにより低電圧としている。このため、
ドラフトインバータ２０に供給される直流電源は極めて
低電圧となる。
【０００８】
【発明が解決しようとする課題】スピンドルモータ５０
は、その仕様上、専用モータであって、汎用モータが使
用されることは殆どない。従って、スピンドルモータ５
０は、このような特殊なモータとしても価格が高くなる
ことの心配はない。一方、ドラフトモータ３０およびそ
のドラフトインバータ２０は本来仕様としては汎用品で
対応可能である。しかし、上述のように直流入力をチョ
ッパ電源１０で低電圧化しているため、このような低電
圧化された状態では汎用品を使うことができない。この
ためドラフトインバータ２０およびドラフトモータ３０
も特殊仕様品となり、このため非常に高価なものとなっ
ている。
は、その仕様上、専用モータであって、汎用モータが使
用されることは殆どない。従って、スピンドルモータ５
０は、このような特殊なモータとしても価格が高くなる
ことの心配はない。一方、ドラフトモータ３０およびそ
のドラフトインバータ２０は本来仕様としては汎用品で
対応可能である。しかし、上述のように直流入力をチョ
ッパ電源１０で低電圧化しているため、このような低電
圧化された状態では汎用品を使うことができない。この
ためドラフトインバータ２０およびドラフトモータ３０
も特殊仕様品となり、このため非常に高価なものとなっ
ている。
【０００９】
【発明の目的】本発明は上述したような従来技術に付随
する問題点に鑑みて、ドラフトモータおよびそのドラフ
トモータ駆動用のドラフトインバータに汎用品を使用す
ることができるようにし、設備費を低減した単錘駆動モ
ータ給電システムを提供することを目的とする。
する問題点に鑑みて、ドラフトモータおよびそのドラフ
トモータ駆動用のドラフトインバータに汎用品を使用す
ることができるようにし、設備費を低減した単錘駆動モ
ータ給電システムを提供することを目的とする。
【００１０】
【課題を解決するための手段】本発明においては、請求
項１に記載のように、複数のスピンドルを個々に駆動す
るスピンドルモータおよびドラフトローラを駆動するド
ラフトモータを具備した繊維機械において、前記複数の
スピンドルモータのチョッパ電源が、交流電源から得ら
れる交流電流を整流するコンバータ部および該コンバー
タ部で整流された直流電流の出力電圧を調整するチョッ
パ部からなり、前記各スピンドルモータのモータドライ
バには該チョッパ部の電源出力を供給するとともに、前
記ドラフトモータのドラフトインバータには前記チョッ
パ電源のコンバータ部の電源出力を供給することを特徴
とする単錘駆動モータ給電システムにより、上述の目的
を達成する。
項１に記載のように、複数のスピンドルを個々に駆動す
るスピンドルモータおよびドラフトローラを駆動するド
ラフトモータを具備した繊維機械において、前記複数の
スピンドルモータのチョッパ電源が、交流電源から得ら
れる交流電流を整流するコンバータ部および該コンバー
タ部で整流された直流電流の出力電圧を調整するチョッ
パ部からなり、前記各スピンドルモータのモータドライ
バには該チョッパ部の電源出力を供給するとともに、前
記ドラフトモータのドラフトインバータには前記チョッ
パ電源のコンバータ部の電源出力を供給することを特徴
とする単錘駆動モータ給電システムにより、上述の目的
を達成する。
【００１１】この場合に、請求項２に記載のように、前
記チョッパ部が定常運転時に作動する降圧チョッパおよ
び回生機能時に作動する昇圧チョッパからなり、負荷の
状態を検出するコントローラにより降圧チョッパおよび
昇圧チョッパを切換えるようにすることが好ましい。
記チョッパ部が定常運転時に作動する降圧チョッパおよ
び回生機能時に作動する昇圧チョッパからなり、負荷の
状態を検出するコントローラにより降圧チョッパおよび
昇圧チョッパを切換えるようにすることが好ましい。
【００１２】他の方法として、本発明は、請求項３に記
載するように、複数のスピンドルを個々に駆動するスピ
ンドルモータとドラフトローラを駆動するドラフトモー
タを具備した繊維機械において、前記複数のスピンドル
モータの電源を交流電源から得られる交流電流を整流す
るコンバータ部および該コンバータ部で整流された直流
電流の出力電圧を調整するチョッパ部で構成し、交流電
源から給電された電源を該コンバータ部および該チョッ
パ部を経て各スピンドルモータのモータドライバに供給
するとともに、前記ドラフトモータは前記交流電源から
別のコンバータ部およびドラフトインバータ部を経て給
電されるようにしたことを特徴とする単錘駆動モータ給
電システムとすることもできる。
載するように、複数のスピンドルを個々に駆動するスピ
ンドルモータとドラフトローラを駆動するドラフトモー
タを具備した繊維機械において、前記複数のスピンドル
モータの電源を交流電源から得られる交流電流を整流す
るコンバータ部および該コンバータ部で整流された直流
電流の出力電圧を調整するチョッパ部で構成し、交流電
源から給電された電源を該コンバータ部および該チョッ
パ部を経て各スピンドルモータのモータドライバに供給
するとともに、前記ドラフトモータは前記交流電源から
別のコンバータ部およびドラフトインバータ部を経て給
電されるようにしたことを特徴とする単錘駆動モータ給
電システムとすることもできる。
【００１３】
【実施例】以下、添付図面を参照して本発明の実施例を
説明する。図２は本発明に係る給電システムの回路構成
図を示す。例えば、３相３８０〜４６０Ｖの商用ＡＣ電
源は、チョッパ電源１に接続されている。チョッパ電源
１は、交流電源から得られる交流電流を直流電源に整流
するコンバータ部８およびコンバータ部で整流された直
流電流の出力電圧を調整するチョッパ部４からなってい
る。
説明する。図２は本発明に係る給電システムの回路構成
図を示す。例えば、３相３８０〜４６０Ｖの商用ＡＣ電
源は、チョッパ電源１に接続されている。チョッパ電源
１は、交流電源から得られる交流電流を直流電源に整流
するコンバータ部８およびコンバータ部で整流された直
流電流の出力電圧を調整するチョッパ部４からなってい
る。
【００１４】この実施例においては、チョッパ４は定常
運転時においてはコンバータ部８で整流された直流電源
を降圧する降圧チョッパとなっている。チョッパ電源１
のチョッパ部４は個々のモータドライバ５を経て個々の
スピンドルモータ６に接続している。更に、上述したチ
ョッパ部４には降圧チョッパと並列に昇圧チョッパ４′
が各モータドライバとの間に設けられている。
運転時においてはコンバータ部８で整流された直流電源
を降圧する降圧チョッパとなっている。チョッパ電源１
のチョッパ部４は個々のモータドライバ５を経て個々の
スピンドルモータ６に接続している。更に、上述したチ
ョッパ部４には降圧チョッパと並列に昇圧チョッパ４′
が各モータドライバとの間に設けられている。
【００１５】降圧チョッパ４および昇圧チョッパ４′
は、力行時には負荷側の電圧が下がろうとすることによ
り降圧チョッパ４が作動し、回生時には負荷側の電圧が
上がろうとすることにより昇圧チョッパ４′が作動する
ようにコントローラ９が制御する。
は、力行時には負荷側の電圧が下がろうとすることによ
り降圧チョッパ４が作動し、回生時には負荷側の電圧が
上がろうとすることにより昇圧チョッパ４′が作動する
ようにコントローラ９が制御する。
【００１６】一方、チョッパ電源１のコンバータ部８と
チョッパ４の間から取出された直流電源は、ドラフトイ
ンバータ２を介してドラフトモータ３に供給されるよう
になっている。
チョッパ４の間から取出された直流電源は、ドラフトイ
ンバータ２を介してドラフトモータ３に供給されるよう
になっている。
【００１７】この実施例においては、交流電源が供給さ
れたチョッパ電源１はコンバータ部８により整流され、
このコンバータ部８の直流成分を取出してドラフトモー
タインバータ２に給電している。従って、ドラフトモー
タ３およびドラフトインバータ２は交流電源に対応し
た、例えば４００Ｖ（または２００Ｖ〔入力交流電圧が
２００〜２２０Ｖの場合に可能〕）級の汎用品を使用す
ることが可能となり、ドラフトモータ３およびドラフト
インバータ２の価格を極めて低減することができる。
れたチョッパ電源１はコンバータ部８により整流され、
このコンバータ部８の直流成分を取出してドラフトモー
タインバータ２に給電している。従って、ドラフトモー
タ３およびドラフトインバータ２は交流電源に対応し
た、例えば４００Ｖ（または２００Ｖ〔入力交流電圧が
２００〜２２０Ｖの場合に可能〕）級の汎用品を使用す
ることが可能となり、ドラフトモータ３およびドラフト
インバータ２の価格を極めて低減することができる。
【００１８】一方、単錘駆動の各スピンドルの各ドライ
バ５にはチョッパ電源１のチョッパ部４から低電圧化し
た直流電源を供給している。上述したように、スピンド
ルモータ６は特注品で専用モータであるため、このよう
な低電圧化したＤＣ電源を用いたとしても、それにより
価格高騰を気にする必要がない。なお、チョッパ部４か
ら低電圧化した直流電源を余り下げ過ぎると供給電流が
増大して供給線径が大きくなる。このため、ＤＣ２５０
Ｖ耐圧のパス素子が使用可能なＤＣ１５０Ｖ位の電源を
供給することが適切である。
バ５にはチョッパ電源１のチョッパ部４から低電圧化し
た直流電源を供給している。上述したように、スピンド
ルモータ６は特注品で専用モータであるため、このよう
な低電圧化したＤＣ電源を用いたとしても、それにより
価格高騰を気にする必要がない。なお、チョッパ部４か
ら低電圧化した直流電源を余り下げ過ぎると供給電流が
増大して供給線径が大きくなる。このため、ＤＣ２５０
Ｖ耐圧のパス素子が使用可能なＤＣ１５０Ｖ位の電源を
供給することが適切である。
【００１９】また、上述したように、チョッパ部４とし
て降圧チョッパ４と並列に昇圧チョッパ４′を設けて、
停止時にスピンドルモータ６からの回生エネルギをコン
バータ部８へ回収できるようにすることにより、停電時
にスピンドルモータ６に連結したスピンドルを適切な減
速勾配で停止させることができ、また、スピンドルモー
タによって回生エネルギを発生させることによってドラ
フトモータのエネルギを枯渇することなくドラフトロー
ラをスピンドルと同期して停止させることが可能とな
る。
て降圧チョッパ４と並列に昇圧チョッパ４′を設けて、
停止時にスピンドルモータ６からの回生エネルギをコン
バータ部８へ回収できるようにすることにより、停電時
にスピンドルモータ６に連結したスピンドルを適切な減
速勾配で停止させることができ、また、スピンドルモー
タによって回生エネルギを発生させることによってドラ
フトモータのエネルギを枯渇することなくドラフトロー
ラをスピンドルと同期して停止させることが可能とな
る。
【００２０】他の実施例を図３に基き説明する。この図
３に示した実施例においては、ドラフトモータ３へはコ
ンバータ８′およびドラフトインバータ２を介して交流
電源が供給されるようにしている。また、各単錘駆動ス
ピンドルモータ６は交流電源からコンバータ部８および
チョッパ部４からなるチョッパ電源１を経て、更にモー
タドライバ５を経て駆動されるようになっている。チョ
ッパ部は前述した実施例と同様、降圧チョッパ４および
昇圧チョッパ４′を具備していることが好ましい。
３に示した実施例においては、ドラフトモータ３へはコ
ンバータ８′およびドラフトインバータ２を介して交流
電源が供給されるようにしている。また、各単錘駆動ス
ピンドルモータ６は交流電源からコンバータ部８および
チョッパ部４からなるチョッパ電源１を経て、更にモー
タドライバ５を経て駆動されるようになっている。チョ
ッパ部は前述した実施例と同様、降圧チョッパ４および
昇圧チョッパ４′を具備していることが好ましい。
【００２１】ここに、スピンドルモータ６はコンバータ
部８は１つとし、チョッパ部４は幾つかのスピンドルモ
ータ６をグループとし、グループごとにチョッパ部４を
設けるようにすることが好ましい。
部８は１つとし、チョッパ部４は幾つかのスピンドルモ
ータ６をグループとし、グループごとにチョッパ部４を
設けるようにすることが好ましい。
【００２２】この実施例においても、ドラフトインバー
タ２およびドラフトモータ３には、交流電源の電圧が供
給されるため、ドラフトインバータ２およびドラフトモ
ータ３は汎用品を使用することが可能となり特注品とな
らないため、その価格が高騰化することを防止すること
ができる。
タ２およびドラフトモータ３には、交流電源の電圧が供
給されるため、ドラフトインバータ２およびドラフトモ
ータ３は汎用品を使用することが可能となり特注品とな
らないため、その価格が高騰化することを防止すること
ができる。
【００２３】
【発明の効果】本発明によれば、個別ドライバを持つＤ
Ｃブラシレスモータなどの単錘駆動モータで単錘駆動す
るようにした繊維機械において、ドラフトモータを駆動
するドラフトインバータおよびドラフトモータにはスピ
ンドル駆動用に低電圧化した電源を供給するのではな
く、商用交流電源に対応した電源を供給するようにした
ので、ドラフトモータおよびドラフトインバータに供給
する電源は過度に低電圧化されておらず、ドラフトモー
タおよびドラフトインバータを安価な汎用品を使用する
ことができる。従って、繊維機械の設備費を低減するこ
とができる。
Ｃブラシレスモータなどの単錘駆動モータで単錘駆動す
るようにした繊維機械において、ドラフトモータを駆動
するドラフトインバータおよびドラフトモータにはスピ
ンドル駆動用に低電圧化した電源を供給するのではな
く、商用交流電源に対応した電源を供給するようにした
ので、ドラフトモータおよびドラフトインバータに供給
する電源は過度に低電圧化されておらず、ドラフトモー
タおよびドラフトインバータを安価な汎用品を使用する
ことができる。従って、繊維機械の設備費を低減するこ
とができる。
【００２４】また、本発明においてはスピンドルモータ
のチョッパ電源に回生機能を設けることにより、スピン
ドル駆動モータとドラフトモータとの間で異電圧のシス
テムとしているにも拘らず従来の同期停止方法を採用す
ることができる。
のチョッパ電源に回生機能を設けることにより、スピン
ドル駆動モータとドラフトモータとの間で異電圧のシス
テムとしているにも拘らず従来の同期停止方法を採用す
ることができる。
【図１】従来の給電システムの回路構成図である。
【図２】本発明に係る給電システムの回路構成図であ
る。
る。
【図３】本発明の給電システムの他の実施例の回路構成
図である。
図である。
１ チョッパ電源 ２ ドラフトインバータ ３ ドラフトモータ ４ 降圧チョッパ部 ４′ 昇圧チョッパ ５ モータドライバ ６ スピンドルモータ ８ コンバータ部 ９ コントローラ
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 上松 辰哉 愛知県刈谷市豊田町２丁目１番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 (72)発明者 大立 泰治 愛知県刈谷市豊田町２丁目１番地 株式会 社豊田自動織機製作所内 Ｆターム(参考） 4L056 AA02 BD01 DA24 DA28 DA33 DA52 EA19 EB18 EC70 EC78 EC85 5H572 AA04 BB10 CC05 CC10 DD09 FF05 HB07 HC07 MM13
Claims (3)
- 【請求項１】 複数のスピンドルを個々に駆動するスピ
ンドルモータおよびドラフトローラを駆動するドラフト
モータを具備した繊維機械において、前記複数のスピン
ドルモータのチョツパ電源が、交流電源から得られる交
流電流を整流するコンバータ部および該コンバータ部で
整流された直流電流の出力電圧を調整するチョッパ部か
らなり、前記各スピンドルモータのモータドライバには
該チョッパ部の電源出力を供給するとともに、前記ドラ
フトモータのドラフトインバータには前記チョッパ電源
のコンバータ部の電源出力を供給することを特徴とする
単錘駆動モータ給電システム。 - 【請求項２】 前記チョッパ部が定常運転時に作動する
降圧チョッパおよび回生機能時に作動する昇圧チョッパ
からなり、負荷の状態を検出するコントローラにより降
圧チョッパおよび昇圧チョッパを切換えるようにしたこ
とを特徴とする請求項１に記載の単錘駆動モータ給電シ
ステム。 - 【請求項３】 複数のスピンドルを個々に駆動するスピ
ンドルモータとドラフトローラを駆動するドラフトモー
タを具備した繊維機械において、前記複数のスピンドル
モータの電源を交流電源から得られる交流電流を整流す
るコンバータ部および該コンバータ部で整流された直流
電流の出力電圧を調整するチョッパ部で構成し、交流電
源から給電された電源出力を該コンバータ部および該チ
ョッパ部を経て各スピンドルモータのモータドライバに
供給するとともに、前記ドラフトモータは前記交流電源
から別のコンバータ部およびドラフトインバータ部を経
て給電されるようにしたことを特徴とする単錘駆動モー
タ給電システム。
Priority Applications (3)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10320835A JP2000144535A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 単錘駆動モータ給電システム |
| EP99117968A EP1001060A3 (en) | 1998-11-11 | 1999-09-16 | System for feeding electric power to motors for use in textile machine |
| CN 99123555 CN1253412A (zh) | 1998-11-11 | 1999-11-11 | 对用于纺织机械的电机供电的系统 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10320835A JP2000144535A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 単錘駆動モータ給電システム |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000144535A true JP2000144535A (ja) | 2000-05-26 |
Family
ID=18125779
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10320835A Pending JP2000144535A (ja) | 1998-11-11 | 1998-11-11 | 単錘駆動モータ給電システム |
Country Status (3)
| Country | Link |
|---|---|
| EP (1) | EP1001060A3 (ja) |
| JP (1) | JP2000144535A (ja) |
| CN (1) | CN1253412A (ja) |
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007168177A (ja) * | 2005-12-20 | 2007-07-05 | Japan Steel Works Ltd:The | 電動射出成形機のサーボ電源装置及び電動射出成形機のサーボ電源装置の制御方法 |
| JP2014003741A (ja) * | 2012-06-15 | 2014-01-09 | Toshiba Mitsubishi-Electric Industrial System Corp | インバータの共通電源装置 |
Families Citing this family (4)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
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