JP2000143027A - 原稿搬送装置 - Google Patents
原稿搬送装置Info
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- JP2000143027A JP2000143027A JP10343600A JP34360098A JP2000143027A JP 2000143027 A JP2000143027 A JP 2000143027A JP 10343600 A JP10343600 A JP 10343600A JP 34360098 A JP34360098 A JP 34360098A JP 2000143027 A JP2000143027 A JP 2000143027A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 原稿を平坦面との間に挟んで搬送するための
搬送ベルトを有する原稿搬送装置における搬送抵抗によ
る原稿の寄りをなくす。 【解決手段】 搬送ベルト30を、表面にコーティング
を施していないゴムベルトとする。原稿Sと接する側の
表面に、多数のシボ31と、それによる溝32を形成す
る。シボ31と溝32からなるパターン33は、搬送ベ
ルト30の進行方向Yの略中央部を境にして角度を付け
て中央で1回曲折させた山形の対称パターンをなす。中
央対称模様であるために搬送ベルト30を寄せようとす
る分力が打ち消しあって、搬送する原稿Sに寄りが生じ
なくなる。
搬送ベルトを有する原稿搬送装置における搬送抵抗によ
る原稿の寄りをなくす。 【解決手段】 搬送ベルト30を、表面にコーティング
を施していないゴムベルトとする。原稿Sと接する側の
表面に、多数のシボ31と、それによる溝32を形成す
る。シボ31と溝32からなるパターン33は、搬送ベ
ルト30の進行方向Yの略中央部を境にして角度を付け
て中央で1回曲折させた山形の対称パターンをなす。中
央対称模様であるために搬送ベルト30を寄せようとす
る分力が打ち消しあって、搬送する原稿Sに寄りが生じ
なくなる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像形成装置等に用
いる原稿搬送装置に関し、特に原稿を搬送するベルトに
ついて改良したものに関する。
いる原稿搬送装置に関し、特に原稿を搬送するベルトに
ついて改良したものに関する。
【0002】
【従来の技術】図1は公知の原稿搬送装置の構造を示す
概略断面図である。この原稿搬送装置では、原稿Sの画
像面を上向きにして原稿テーブル1上にセットし、原稿
Sの先端を原稿セットストッパ2により規制する。複写
機等の画像形成装置本体3の図示せぬコピースタートボ
タンの押下等により、原稿セットストッパ2が解除さ
れ、図示せぬ給紙モータの正転駆動により呼び出しコロ
4、給紙コロ5及びプルアウトローラ7aが順回転し、
リバースコロ6が逆回転すると、原稿テーブル1にセッ
トした原稿Sの束から、呼び出しコロ4の正転により最
上位の原稿Sが給紙され、給紙コロ5とリバースコロ6
とにより構成する分離部に搬送される。
概略断面図である。この原稿搬送装置では、原稿Sの画
像面を上向きにして原稿テーブル1上にセットし、原稿
Sの先端を原稿セットストッパ2により規制する。複写
機等の画像形成装置本体3の図示せぬコピースタートボ
タンの押下等により、原稿セットストッパ2が解除さ
れ、図示せぬ給紙モータの正転駆動により呼び出しコロ
4、給紙コロ5及びプルアウトローラ7aが順回転し、
リバースコロ6が逆回転すると、原稿テーブル1にセッ
トした原稿Sの束から、呼び出しコロ4の正転により最
上位の原稿Sが給紙され、給紙コロ5とリバースコロ6
とにより構成する分離部に搬送される。
【0003】原稿搬送方向に順回転する給紙コロ5と逆
回転するリバースコロ6とにより、給紙された原稿Sは
1枚ごとに分離され、プルアウトローラ対7a、7bに
より分離部より引き抜かれる。プルアウトローラ対7
a、7bの原稿搬送方向下流に配置したレジストセンサ
8が原稿Sの先端を検知すると、図示せぬ給紙モータが
正転から逆転に駆動方向が切り替わり、呼び出しコロ4
と給紙コロ5が停止し、プルアウトローラ7aが正転
し、リバースコロ6が反転するようになり、次原稿の分
離部への進入を阻止し、搬送中の原稿Sをプルアウトロ
ーラ対7a、7bにより給紙部から搬送部へと搬送す
る。
回転するリバースコロ6とにより、給紙された原稿Sは
1枚ごとに分離され、プルアウトローラ対7a、7bに
より分離部より引き抜かれる。プルアウトローラ対7
a、7bの原稿搬送方向下流に配置したレジストセンサ
8が原稿Sの先端を検知すると、図示せぬ給紙モータが
正転から逆転に駆動方向が切り替わり、呼び出しコロ4
と給紙コロ5が停止し、プルアウトローラ7aが正転
し、リバースコロ6が反転するようになり、次原稿の分
離部への進入を阻止し、搬送中の原稿Sをプルアウトロ
ーラ対7a、7bにより給紙部から搬送部へと搬送す
る。
【0004】給紙モータの逆転と同時に図示せぬ搬送モ
ータが正転し、原稿Sは搬送ベルト9によりコンタクト
ガラス10上に搬送され、コンタクトガラス10上の所
定の位置に停止する。レジストセンサ8が搬送ベルト9
により搬送される原稿Sの後端を検知した後、搬送モー
タにより原稿Sを所定パルス数だけ搬送した後に搬送モ
ータを停止させることにより、原稿Sをコンタクトガラ
ス10上の所定位置に停止させている。図中15は原稿
スケールである。
ータが正転し、原稿Sは搬送ベルト9によりコンタクト
ガラス10上に搬送され、コンタクトガラス10上の所
定の位置に停止する。レジストセンサ8が搬送ベルト9
により搬送される原稿Sの後端を検知した後、搬送モー
タにより原稿Sを所定パルス数だけ搬送した後に搬送モ
ータを停止させることにより、原稿Sをコンタクトガラ
ス10上の所定位置に停止させている。図中15は原稿
スケールである。
【0005】給紙モータ、搬送モータが停止した後、給
紙モータが再び正転し、原稿テーブル1にセットされた
次原稿が分離、給紙され、レジストセンサ8が次原稿の
先端を検知した後、所定のパルス数だけ次原稿を搬送し
たところで、給紙モータを停止させ、原稿の先出し動作
を終了する(原稿の停止位置は給紙部内である)。
紙モータが再び正転し、原稿テーブル1にセットされた
次原稿が分離、給紙され、レジストセンサ8が次原稿の
先端を検知した後、所定のパルス数だけ次原稿を搬送し
たところで、給紙モータを停止させ、原稿の先出し動作
を終了する(原稿の停止位置は給紙部内である)。
【0006】一方、コンタクトガラス10上の原稿は、
複写機本体3の露光動作終了後、搬送モータが正転し、
搬送ベルト9により排紙部へ搬送される。片面の複写モ
ードの時は、切換爪11は上に待避した位置(ホームポ
ジション)しており、切換爪11の下側が排紙トレイ1
2への原稿のガイドとなっている。図1では切換爪11
が下降した位置となっている。搬送モータの正転と同時
に、図示せぬ反転排紙モータが正転し、反転排紙部へ搬
送されてきた原稿Sは、反転駆動コロ13と排紙従動コ
ロ14からなるコロ対により、排紙トレイ12へ排紙さ
れる。また両面原稿モードの場合は、切換爪11の位置
が切り替わり、原稿Sは排紙トレイ12には排出されず
に反転ターン部16に搬送される。
複写機本体3の露光動作終了後、搬送モータが正転し、
搬送ベルト9により排紙部へ搬送される。片面の複写モ
ードの時は、切換爪11は上に待避した位置(ホームポ
ジション)しており、切換爪11の下側が排紙トレイ1
2への原稿のガイドとなっている。図1では切換爪11
が下降した位置となっている。搬送モータの正転と同時
に、図示せぬ反転排紙モータが正転し、反転排紙部へ搬
送されてきた原稿Sは、反転駆動コロ13と排紙従動コ
ロ14からなるコロ対により、排紙トレイ12へ排紙さ
れる。また両面原稿モードの場合は、切換爪11の位置
が切り替わり、原稿Sは排紙トレイ12には排出されず
に反転ターン部16に搬送される。
【0007】図2は、搬送ベルト9とコンタクトガラス
10、原稿スケール15の位置関係を上方から見た状態
を示す平面図で、原稿Sは搬送ベルト9の進行方向Yに
沿ってコンタクトガラス10上を搬送される。原稿Sの
後端が原稿スケール15を抜けるまで送り込んだ後、搬
送ベルト9が逆転し、原稿Sの後端は搬送ベルト9の進
行方向Yとは逆方向Y’に戻されて原稿スケール15に
突き当てられ、原稿Sは所定位置に停止する。
10、原稿スケール15の位置関係を上方から見た状態
を示す平面図で、原稿Sは搬送ベルト9の進行方向Yに
沿ってコンタクトガラス10上を搬送される。原稿Sの
後端が原稿スケール15を抜けるまで送り込んだ後、搬
送ベルト9が逆転し、原稿Sの後端は搬送ベルト9の進
行方向Yとは逆方向Y’に戻されて原稿スケール15に
突き当てられ、原稿Sは所定位置に停止する。
【0008】搬送ベルト9のコンタクトガラス10側の
面、すなわちコンタクトガラス10との間で原稿Sを挟
む面には、図3に示すように斜めの凹凸パターン20が
形成してある。この凹凸パターン20は、多数のシボ
(突起)の形成によりそれらの間に溝が形成されるよう
にしたもので、溝は搬送ベルト9の移動方向Yあるいは
Y’に対して一直線状に傾斜している。
面、すなわちコンタクトガラス10との間で原稿Sを挟
む面には、図3に示すように斜めの凹凸パターン20が
形成してある。この凹凸パターン20は、多数のシボ
(突起)の形成によりそれらの間に溝が形成されるよう
にしたもので、溝は搬送ベルト9の移動方向Yあるいは
Y’に対して一直線状に傾斜している。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】ところがこの従来の搬
送ベルト9のような凹凸パターン20では、コンタクト
ガラス10あるいは原稿Sとの摩擦によって搬送ベルト
9が受ける抗力Rにより、図4に示すように移動方向Y
あるいはY’に対して直行する方向への分力Xが生じ、
その方向がすべてほぼ同じ方向を向くため、搬送ベルト
9のその方向(図では左側)への寄りが発生してくる。
このような寄りが発生すると、搬送ベルト9の端部と他
部品との当たりが発生し、搬送ベルト9の端部に損傷が
生じたり、搬送ベルト9の駆動負荷が増大したり、ひい
ては原稿ジャムが生じることがある。
送ベルト9のような凹凸パターン20では、コンタクト
ガラス10あるいは原稿Sとの摩擦によって搬送ベルト
9が受ける抗力Rにより、図4に示すように移動方向Y
あるいはY’に対して直行する方向への分力Xが生じ、
その方向がすべてほぼ同じ方向を向くため、搬送ベルト
9のその方向(図では左側)への寄りが発生してくる。
このような寄りが発生すると、搬送ベルト9の端部と他
部品との当たりが発生し、搬送ベルト9の端部に損傷が
生じたり、搬送ベルト9の駆動負荷が増大したり、ひい
ては原稿ジャムが生じることがある。
【0010】特開平6−144655号公報に開示の原
稿搬送装置のように、原稿の所定停止位置での停止位置
誤差及びスキューを搬送ベルトのコンタクトガラスとは
反対側で、所定停止位置に近い方のプーリに近接した部
分を押圧するベルト部材とこのベルト押圧部材を適時に
動作させる押圧部材駆動手段を設けた技術があるが、こ
れでは上述の問題の解決はできなかった。
稿搬送装置のように、原稿の所定停止位置での停止位置
誤差及びスキューを搬送ベルトのコンタクトガラスとは
反対側で、所定停止位置に近い方のプーリに近接した部
分を押圧するベルト部材とこのベルト押圧部材を適時に
動作させる押圧部材駆動手段を設けた技術があるが、こ
れでは上述の問題の解決はできなかった。
【0011】本発明は上記従来の問題点にかんがみ、搬
送ベルトが駆動されているときに原稿の搬送方向に対し
て直交方向への搬送ベルトや原稿の寄り発生を防止する
こと及び搬送ベルトによる原稿の搬送性を向上させるこ
とを図った原稿搬送装置を提供することを目的とする。
送ベルトが駆動されているときに原稿の搬送方向に対し
て直交方向への搬送ベルトや原稿の寄り発生を防止する
こと及び搬送ベルトによる原稿の搬送性を向上させるこ
とを図った原稿搬送装置を提供することを目的とする。
【0012】
【課題を解決するための手段】本発明の原稿搬送装置の
うち請求項1に係るものは、上記目的を達成するため
に、原稿を平坦面との間に挟んで搬送するための搬送ベ
ルトを有する原稿搬送装置において、上記搬送ベルトの
上記原稿と接する面に設ける連続する凹凸パターンを、
上記搬送ベルトの移動方向略中央部を境に対称化してな
ることを特徴とする。
うち請求項1に係るものは、上記目的を達成するため
に、原稿を平坦面との間に挟んで搬送するための搬送ベ
ルトを有する原稿搬送装置において、上記搬送ベルトの
上記原稿と接する面に設ける連続する凹凸パターンを、
上記搬送ベルトの移動方向略中央部を境に対称化してな
ることを特徴とする。
【0013】同請求項2に係るものは、上記対称化して
なるパターンが曲折し、かつ上記搬送ベルトの移動方向
に対して斜めにほぼ直線状をなすことを特徴とする。
なるパターンが曲折し、かつ上記搬送ベルトの移動方向
に対して斜めにほぼ直線状をなすことを特徴とする。
【0014】同請求項3に係るものは、上記対称化して
なるパターンが1回曲折して山形をなすことを特徴とす
る。
なるパターンが1回曲折して山形をなすことを特徴とす
る。
【0015】同請求項4に係るものは、上記対称化して
なるパターンが奇数回曲折して多頭の山形をなすことを
特徴とする。
なるパターンが奇数回曲折して多頭の山形をなすことを
特徴とする。
【0016】同請求項5に係るものは、上記搬送ベルト
が表面のコーティング無しのゴムベルトであることを特
徴とする。
が表面のコーティング無しのゴムベルトであることを特
徴とする。
【0017】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付すにとどめ重複する説明は省略す
る。図5は本発明に係る原稿搬送装置の一実施形態の要
部を示す平面図(A)と搬送ベルトの拡大断面図(B)
である。本実施形態の搬送ベルト30は、表面にコーテ
ィングを施していないゴムベルトで、原稿Sと接する側
の表面に、従来の例と同様に多数のシボ31と、それに
よる溝32を形成してなるものである。ただし、本実施
形態のシボ31と溝32からなる凹凸パターン33は、
搬送ベルト30の進行方向Yの略中央部を境にして角度
を付けて中央で1回曲折させた山形の対称パターンに配
設してある。従来のようにパターンが搬送ベルトの表面
において均一であると、上述のようにコンタクトガラス
10等との摩擦で搬送ベルトが寄ってしまうが、本実施
形態のように中央対称模様とすると、搬送ベルト30を
寄せようとする分力が打ち消しあって、寄りが生じなく
なる。特に原稿Sを原稿スケール15に突き当てるとき
の搬送状態が良好になり、スキューを補正させることが
できるようになる。
参照して説明する。なお以下では従来と共通する部分に
は共通する符号を付すにとどめ重複する説明は省略す
る。図5は本発明に係る原稿搬送装置の一実施形態の要
部を示す平面図(A)と搬送ベルトの拡大断面図(B)
である。本実施形態の搬送ベルト30は、表面にコーテ
ィングを施していないゴムベルトで、原稿Sと接する側
の表面に、従来の例と同様に多数のシボ31と、それに
よる溝32を形成してなるものである。ただし、本実施
形態のシボ31と溝32からなる凹凸パターン33は、
搬送ベルト30の進行方向Yの略中央部を境にして角度
を付けて中央で1回曲折させた山形の対称パターンに配
設してある。従来のようにパターンが搬送ベルトの表面
において均一であると、上述のようにコンタクトガラス
10等との摩擦で搬送ベルトが寄ってしまうが、本実施
形態のように中央対称模様とすると、搬送ベルト30を
寄せようとする分力が打ち消しあって、寄りが生じなく
なる。特に原稿Sを原稿スケール15に突き当てるとき
の搬送状態が良好になり、スキューを補正させることが
できるようになる。
【0018】図6は本発明に係る原稿搬送装置の他の実
施形態の要部を示す平面図である。本実施形態の搬送ベ
ルト40は、先の実施形態と同様に多数のシボ31と、
それによる溝32を形成し、中央及びその両側で3回曲
折させ、多頭の山形で対称形をなす凹凸パターン41を
形成するように配設したものである。
施形態の要部を示す平面図である。本実施形態の搬送ベ
ルト40は、先の実施形態と同様に多数のシボ31と、
それによる溝32を形成し、中央及びその両側で3回曲
折させ、多頭の山形で対称形をなす凹凸パターン41を
形成するように配設したものである。
【0019】もちろん本発明における凹凸パターンの形
態は、ベルト進行方向の中央を中心に対称となるもので
あれば直線的に傾斜するものではなく、曲線的なもので
あってもよいが、直線的なものにすると清掃がやりやす
いという利点がある。また曲折回数は同じくベルト進行
方向の中央を中心に対称となれば3回より多い奇数回と
してもよい。また直線的な曲折と曲線的な曲折とを組み
合わせることも可能である。
態は、ベルト進行方向の中央を中心に対称となるもので
あれば直線的に傾斜するものではなく、曲線的なもので
あってもよいが、直線的なものにすると清掃がやりやす
いという利点がある。また曲折回数は同じくベルト進行
方向の中央を中心に対称となれば3回より多い奇数回と
してもよい。また直線的な曲折と曲線的な曲折とを組み
合わせることも可能である。
【0020】
【発明の効果】請求項1に係る原稿搬送装置は、以上説
明してきたように、搬送ベルトの原稿と接する面に設け
る連続する凹凸パターンを、移動方向略中央部を境にし
て対称化してなるので、搬送ベルトの移動時に受ける抵
抗が移動方向両側でバランスし、搬送ベルトの寄りがな
くなるという効果がある。
明してきたように、搬送ベルトの原稿と接する面に設け
る連続する凹凸パターンを、移動方向略中央部を境にし
て対称化してなるので、搬送ベルトの移動時に受ける抵
抗が移動方向両側でバランスし、搬送ベルトの寄りがな
くなるという効果がある。
【0021】請求項2ないし4に係る原稿搬送装置にお
いては、対称化してなるパターンが曲折し、かつ搬送ベ
ルトの移動方向に対して斜めにほぼ直線状をなすので、
上記共通の効果に加え、シボや溝に沿って汚れをふき取
ることが容易になり、清掃性が向上するという効果があ
る。
いては、対称化してなるパターンが曲折し、かつ搬送ベ
ルトの移動方向に対して斜めにほぼ直線状をなすので、
上記共通の効果に加え、シボや溝に沿って汚れをふき取
ることが容易になり、清掃性が向上するという効果があ
る。
【0022】請求項5に係る原稿搬送装置においては、
搬送ベルトが表面のコーティング無しのゴムベルトなの
で、上記共通の効果に加え、表面にあるシボや溝が汚れ
ても直接アルコール拭きが可能になり、清掃性がさらに
向上するという効果がある。
搬送ベルトが表面のコーティング無しのゴムベルトなの
で、上記共通の効果に加え、表面にあるシボや溝が汚れ
ても直接アルコール拭きが可能になり、清掃性がさらに
向上するという効果がある。
【図1】公知の原稿搬送装置の構造を示す概略断面図で
ある。
ある。
【図2】図1の原稿搬送装置の搬送ベルト、コンタクト
ガラス、原稿スケールの位置関係を上方から見た状態を
示す平面図である。
ガラス、原稿スケールの位置関係を上方から見た状態を
示す平面図である。
【図3】図1の原稿搬送装置の搬送ベルトに形成した凹
凸パターンとコンタクトガラス、原稿スケールの位置関
係を上方から見た状態を示す平面図である。
凸パターンとコンタクトガラス、原稿スケールの位置関
係を上方から見た状態を示す平面図である。
【図4】図1の原稿搬送装置の搬送ベルトに形成した図
3の凹凸パターンによる原稿の寄りの発生理由を示す平
面図である。
3の凹凸パターンによる原稿の寄りの発生理由を示す平
面図である。
【図5】本発明に係る原稿搬送装置の一実施形態の要部
を示す平面図(A)と搬送ベルトの拡大断面図(B)で
ある。
を示す平面図(A)と搬送ベルトの拡大断面図(B)で
ある。
【図6】本発明に係る原稿搬送装置の他の実施形態の要
部を示す平面図である。
部を示す平面図である。
1 原稿テーブル 2 原稿セットストッパ 3 画像形成装置本体 4 呼び出しコロ 5 給紙コロ 6 リバースコロ 7a、7b プルアウトローラ対 8 レジストセンサ 9 搬送ベルト 10 コンタクトガラス 11 切換爪 12 排紙トレイ 13 反転駆動コロ 14 排紙従動コロ 15 原稿スケール 20、33、41 凹凸パターン 30 搬送ベルト 31 シボ 32 溝 40 搬送ベルト S 原稿 Y 搬送ベルトの進行方向
Claims (5)
- 【請求項1】 原稿を平坦面との間に挟んで搬送するた
めの搬送ベルトを有する原稿搬送装置において、上記搬
送ベルトの上記原稿と接する面に設ける連続する凹凸パ
ターンを、上記搬送ベルトの移動方向略中央部を境に対
称化してなることを特徴とする原稿搬送装置。 - 【請求項2】 上記対称化してなるパターンが曲折し、
かつ上記搬送ベルトの移動方向に対して斜めにほぼ直線
状をなすことを特徴とする請求項1の原稿搬送装置。 - 【請求項3】 上記対称化してなるパターンが1回曲折
して山形をなすことを特徴とする請求項2の原稿搬送装
置。 - 【請求項4】 上記対称化してなるパターンが奇数回曲
折して多頭の山形をなすことを特徴とする請求項2の原
稿搬送装置。 - 【請求項5】 上記搬送ベルトが表面のコーティング無
しのゴムベルトであることを特徴とする請求項1ないし
4のいずれかの原稿搬送装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343600A JP2000143027A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 原稿搬送装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10343600A JP2000143027A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 原稿搬送装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000143027A true JP2000143027A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18362793
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10343600A Pending JP2000143027A (ja) | 1998-11-16 | 1998-11-16 | 原稿搬送装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000143027A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2008024497A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Ricoh Co Ltd | シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 |
US7992858B2 (en) | 2006-04-19 | 2011-08-09 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet conveying apparatus, image scanning apparatus, and image forming apparatus |
-
1998
- 1998-11-16 JP JP10343600A patent/JP2000143027A/ja active Pending
Cited By (3)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
US7992858B2 (en) | 2006-04-19 | 2011-08-09 | Ricoh Company, Ltd. | Sheet conveying apparatus, image scanning apparatus, and image forming apparatus |
JP2008024497A (ja) * | 2006-07-25 | 2008-02-07 | Ricoh Co Ltd | シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 |
JP4621176B2 (ja) * | 2006-07-25 | 2011-01-26 | 株式会社リコー | シート搬送装置、画像読取装置および画像形成装置 |
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