JP2000141815A - インクジェットプリンタ - Google Patents

インクジェットプリンタ

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JP2000141815A
JP2000141815A JP32082298A JP32082298A JP2000141815A JP 2000141815 A JP2000141815 A JP 2000141815A JP 32082298 A JP32082298 A JP 32082298A JP 32082298 A JP32082298 A JP 32082298A JP 2000141815 A JP2000141815 A JP 2000141815A
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nozzle
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Yoshihide Akusawa
義秀 阿久沢
Sakae Shiida
栄 椎田
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Toshiba TEC Corp
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Toshiba TEC Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ノズルヘッドと印刷面との隙間を迅速かつ正
確に確立かつ確実・安定して維持できるようにする。 【解決手段】 主走査方向に多数のインクジェットノズ
ルを有するノズルヘッド10を印刷面(5)に直交する
軸線Y方向の下方側印刷位置PPと上方側非印刷位置N
PPとの間を昇降手段40を用いて昇降可能に形成し、
静止側のヘッド印刷位置保持手段(20)で下方側印刷
位置PPに保持されたノズルヘッドから印刷面へインク
を吐出して印刷可能かつ昇降手段40側のヘッド昇降保
持手段50を介して上方側非印刷位置NPPに保持され
たノズルヘッドのメンテナンスを実行可能に形成すると
ともに、ノズルヘッドがヘッド印刷位置保持手段(2
0)で下方側印刷位置PPに保持された状態では当該ノ
ズルヘッドがヘッド昇降保持手段50から離れた自由状
態になるように形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、主走査方向に整列
配設された多数のインクジェットノズルを有するノズル
ヘッドから印刷面へインクを吐出して印刷可能なインク
ジェットプリンタに関する。
【0002】
【従来の技術】インクカセットが装着された各色用ノズ
ルヘッドを主走査方向の全長に渡って往復移動させかつ
その各往動中に印刷して1行(または、1/N行)印刷
をし、1行(または、1/N行)印刷後に印刷媒体(普
通紙,OHP用紙等)を副走査方向に1行送りしてこれ
らを繰り返すいわゆるシリアル型のインクジェットプリ
ンタに比較して、大幅な印刷高速化を図れかつ多数枚に
渡って連続印刷運転可能であるとともに、電子写真方式
のいわゆるレーザープリンタに比較して、大幅な小型化
を図れるインクジェットプリンタが本出願人から提案
(例えば、特開平10−138520号公報)されてい
る。
【0003】上記提案プリンタを示す図7において、給
紙手段81Pから送出された印刷媒体は、給送手段82
Pによって所定のタイミングでドラム5側へ給送されか
つドラム5の外周面(印刷面)に巻回される。ドラム5
は、軸線Zを中心にかつR方向(副走査方向)に、例え
ば120RPMで回転されている。
【0004】すると、多数のインクジェットノズルを有
しかつ主走査方向(紙面に垂直方向)の全長に渡って一
体型な(あるいは行方向に複数のノズルヘッド要素を並
べた一体的な)各色用ノズルヘッド10C,10Y,1
0M,10Bから各色インク(シアンC,イエローY,
マゼンタM,ブラックB)が吐出される。なお、各色用
ノズルヘッド10C,10Y,10M,10Bは、印刷
面(5)に対してそれぞれを直交させてユニット本体1
0UBPに装着されている。
【0005】ノズルユニット10UP(10C,10
Y,10M,10B)を、往復移動手段60Pによって
所定距離(例えば、インクジェットノズル間ピッチ分)
だけ主走査方向に往動させつつ回転中のドラム5つまり
印刷媒体に行印刷させるとともに、ドラム5の回転を利
用しつつ副走査方向に列印刷させることができる。つま
り、行印刷と列印刷とを、ドラム5の高速回転を利用し
て同時的に進行可能であるから、大幅な印刷高速化(例
えば、20PPM)を図れる。1ページ分が印刷終了す
ると、ノズルユニット10UPを復動させて元の位置に
戻し、その後に次ページの往動に入る。
【0006】印刷済みの印刷媒体は、ドラム5から剥離
されかつ排出手段83Pによって排出される。なお、ノ
ズルユニット10UPには、インクタンク,供給ポンプ
等を含むインク供給手段88Pから、インクが供給され
る。また、各色用ノズルヘッド10C,10Y,10
M,10Bを当該各色用インクタンクと離れた位置に配
設できるので、各色用ノズルヘッドを軽くでき行方向の
往復移動速度をより大幅に高められる点も一層の印刷高
速化を助長するとともに、各色用インクタンクの容量を
大幅に拡大できるので、例えば500枚以上の連続印刷
運転ができるわけである。
【0007】かかる多数枚の印刷媒体を連続印刷運転す
るためには、各色用ノズルヘッド10C,10Y,10
M,10Bのメンテナンス(目詰り防止等)を、例えば
3時間毎に行うことが望ましい。かくして、本体1側の
モータ,ノズルユニット10UP側のラック等を含む離
隔接近手段85Pを働かせて、ノズルユニット10UP
をユニット本体10UBPごと、ドラム5から図7でA
(左)方向の非印刷位置に離隔させ、それら間に介装可
能なメンテナンス手段(図示省略)を用いて各ノズルヘ
ッド10をメンテナンスするように形成されている。
【0008】メンテナンス終了後に、A(右)方向の印
刷位置(元の位置)に戻して、各色用ノズルヘッド10
C,10Y,10M,10Bのノズル先端と印刷面(ド
ラム5の外周面)との隙間(例えば、1mm)を確立か
つ維持可能に形成されている。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記隙間を迅
速かつ正確に確立することは難しいが印刷画質の良否に
直結することから、離隔接近手段85Pを精巧かつ高級
加工・組立てしなければならない。したがって、構造複
雑でコスト高になり易い。また、一旦確立できたとして
も、また確立後に離隔接近手段85Pをロックしたとし
ても、ノズルユニット10UP側に離隔接近手段85P
のモータの回転による振動が伝達されたり、往復移動手
段60Pのモータを含む構成要素のガタがあると、確立
された隙間を変動なく確実かつ安定して維持することが
難しい。
【0010】本発明の目的は、ノズルヘッドと印刷面と
の隙間を迅速かつ正確に確立できるとともに、確立され
た隙間を確実かつ安定して維持することのできる構造簡
単なインクジェットプリンタを提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、主走
査方向に整列配設された多数のインクジェットノズルを
有するノズルヘッドを印刷面に直交する軸線方向の下方
側印刷位置と上方側非印刷位置との間を昇降手段を用い
て昇降可能に形成し、静止側のヘッド印刷位置保持手段
で下方側印刷位置に保持されたノズルヘッドから印刷面
へインクを吐出して印刷可能かつ昇降手段側のヘッド昇
降保持手段を介して上方側非印刷位置に保持されたノズ
ルヘッドのメンテナンスを実行可能に形成するととも
に、ノズルヘッドがヘッド印刷位置保持手段で下方側印
刷位置に保持された状態では当該ノズルヘッドがヘッド
昇降保持手段から離れた自由状態になるように形成され
たインクジェットプリンタである。
【0012】かかる発明では、昇降手段側のヘッド昇降
保持手段を介して上方側非印刷位置に保持されたノズル
ヘッドのメンテナンスが終了したら、昇降手段により当
該ノズルヘッドを上方側非印刷位置から下方側印刷位置
へ降下させてヘッド印刷位置保持手段に保持させる。下
方側印刷位置に保持された状態では、当該ノズルヘッド
がヘッド昇降保持手段から離れた自由状態になる。つま
り、降下されたノズルヘッドと印刷面との隙間は、印刷
面に直交する軸線方向の関係において、ヘッド印刷位置
保持手段のみで拘束される。しかも、印刷位置が下方側
とされているので、ヘッド印刷位置保持手段を重力を利
用してノズルヘッドを安定保持可能な構造とすることが
できる。
【0013】印刷終了後に、昇降手段を上昇動作させる
と、離れていた分だけの時間遅れを持ってヘッド昇降保
持手段がノズルヘッドを保持する。その後の上昇動作に
よりノズルヘッドをヘッド印刷位置保持手段から離して
上方側非印刷位置に上昇させることができる。
【0014】したがって、ノズルヘッドと印刷面との隙
間を迅速かつ正確に確立できるとともに、確立された隙
間を確実かつ安定して維持することができる。しかも、
下方側印刷位置においてヘッド昇降保持手段がノズルヘ
ッドから離れるので、昇降手段を印刷中のノズルヘッド
側から当該昇降手段側に伝達されて来る振動を当該昇降
手段側で吸収してノズルヘッド側の上下方向変位を阻止
可能に構成しなくてもよいから、構造簡単である。
【0015】また、請求項2の発明は、前記ヘッド印刷
位置保持手段が、前記主走査方向において前記印刷面を
挟む一方側に副走査方向に位置ずれ配設された2組のノ
ズルヘッド側係合部および印刷面側係合部と,その他方
側に配設された1組のノズルヘッド側係合部および印刷
面側係合部とからなる3点支持機構から形成されている
インクジェットプリンタである。
【0016】かかる発明では、ノズルヘッドの降下によ
り副走査方向に位置ずれ配設された一方側の2組のノズ
ルヘッド側係合部が印刷面側係合部に係合しかつ他方側
に配設された1組のノズルヘッド側係合部が当該印刷面
側係合部に係合する。したがって、降下されたノズルヘ
ッドと印刷面との隙間は、印刷面に直交する軸線方向の
関係において、3点支持保持される。つまり、物体を空
間内に所定姿勢で保持可能な3点支持方式でノズルヘッ
ド側を印刷面側に保持させるので、ノズルヘッドと印刷
面との隙間をより正確に安定保持することができる。し
かも、3点支持機構は、印刷面に直交する軸線方向のみ
ならず、ノズルヘッドと印刷面との3次元的な相対姿勢
を一定に保持できるから、印刷方向への位置関係も所定
姿勢に保持できる。
【0017】したがって、請求項1の発明の場合と同様
な作用効果を奏することができることに加え、さらに3
組のノズルヘッド側係合部および印刷面側係合部を互い
に所定の相対位置を持って配設するだけでよくかつ各組
のノズルヘッド側係合部および印刷面側係合部を同一構
造にすることができるから、一段と構造簡単で一層のコ
スト低減を図れる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態について
図面を参照して説明する。本インクジェットプリンタ
は、図1〜図4に示す如く、主走査(紙面垂直)方向に
整列配設された多数のインクジェットノズルを有するノ
ズルヘッド10C,10Y,10M,10Bを印刷面
(5)に直交する軸線(Y)方向の下方側印刷位置PP
と上方側非印刷位置NPPとの間を昇降手段40を用い
て昇降可能に形成し、静止側のヘッド印刷位置保持手段
(20)で下方側印刷位置PPに保持されたノズルヘッ
ド(10)から印刷面(5)へインクを吐出して印刷可
能かつ昇降手段40側のヘッド昇降保持手段50を介し
て上方側非印刷位置NPPに保持されたノズルヘッド
(10)のメンテナンスを実行可能に形成するととも
に、ノズルヘッド(10)がヘッド印刷位置保持手段
(20)で下方側印刷位置PPに保持された状態では当
該ノズルヘッド(10)がヘッド昇降保持手段50から
離れた自由状態になるように形成されている。また、ヘ
ッド印刷位置保持手段が、3点支持機構20から形成さ
れている。
【0019】インクジェットプリンタは、前述した先提
案の場合(図7)と同様に、図1に示すインク供給手段
88から複数のインクジェットノズルを有するノズルヘ
ッド10C,10Y,10M,10Bへインクを供給し
かつ選択されたインクジェットノズルからインクを吐出
しつつドラム5に巻回されかつR方向に送られる印刷媒
体(用紙等)に印刷可能に形成されている。ノズルヘッ
ドは、この実施形態では、4色(シアン,イエロー,マ
ゼンタおよびブラック)分10C,10Y,10M,1
0Bを有し、例えばA4用紙を20PPMの高速でカラ
ー印刷可能である。
【0020】図1において、本体1の下方側には、用紙
カセット81C,手差しトレイ81T等を含む給紙手段
81および給送手段82が設けられ、左側にはインクタ
ンク89,供給ポンプ等を含むインク供給手段88が配
設されている。回転体を構成するドラム5は、軸線Zを
中心に副走査方向つまりR方向に高速回転(例えば、1
20RPM)される。ドラム5の外周面が印刷面を形成
し、印刷媒体(用紙P…印刷面)は媒体保持手段(図示
省略)でドラム外周面(印刷面)に巻回保持されかつ印
刷面と同期回転する。
【0021】本体1の右上方側に昇降手段40が配置さ
れている。この昇降手段40は、本体(静止側)1のモ
ータ41,ウオームギヤ機構45,ピニオン42,ラッ
ク部材46等を含み、連結部材47を介して連結された
ユニット本体10UB(ノズルヘッド10C,10Y,
10M,10B)を図2に示す下方側印刷位置PPと同
図(B),(C)に示す上方側非印刷位置NPPとの間
を昇降可能である。
【0022】また、昇降手段40は、下方側印刷位置P
Pおよび上方側非印刷位置NPPの他に、図2(D)に
示すメンテナンス位置MPにも、位置決めかつ停止させ
ることができる。
【0023】昇降対象であるユニット本体10UBには
ノズルユニット10Uが組込まれ、このノズルユニット
10Uには図1に示すR方向(副走査方向)に離隔する
各色用ノズルヘッド10C,10Y,10M,10Bが
装着されている。各ノズルヘッド10C,10Y,10
M,10Bは、印刷面(ドラム5の外周面)に直交す
る。また、各ノズル先端は、当該外周面に対応する円軌
跡上に揃えられている。各隙間を所定値(例えば、1m
m)に確立するためである。
【0024】図1に示すメンテナンス手段90は、ウォ
ッシングボード91を含み、図2(D)に示すメンテナ
ンス位置MPに位置決めされた各ノズルヘッド10C,
10Y,10M,10Bのメンテナンス(目詰り防止)
の際に、吐出されたインクを受けて例えば廃インクボト
ルへ排出する。この実施形態では、さらにウォッシング
ボード91と各ノズルヘッドの先端面との間に、排出途
中のインクを利用してウォッシングボード91との間に
インク流動層を形成し、各ノズルヘッドの先端面に付着
した紙粉を除去可能に形成されている。
【0025】このウォッシングボード91は、ノズルユ
ニット10Uが図2(B)に示す上方側非印刷位置NP
Pにある場合に、回動手段95によって同図(A)に示
す待機位置から回動され同図(C)に示すように、位置
決めされる。その後に、昇降手段40が、ノズルユニッ
ト10U(ノズルヘッド10C,10Y,10M,10
B)を同図(D)に示すメンテナンス位置MPに降下さ
せる。
【0026】ここにおいて、昇降手段40側のヘッド昇
降保持手段50は、図3,図4に示す如く、連結部材4
7に設けた係止穴51Hおよび係止面51Fと、ユニッ
ト本体10UB側に植設された係合ピン11Pおよび係
合ピン12Pとから形成されている。
【0027】図4に示すユニット本体10UBが上方側
非印刷位置NPPに保持されている状態では、係止穴5
1Hの内底面が係合ピン11Pに下方から係合しかつ係
止面51Fが係合ピン12Pに下方から係合する。つま
り、昇降手段40の昇降動作で、ユニット本体10UB
(ノズルヘッド10C,10Y,10M,10B)をY
軸方向に昇降させることができる。
【0028】なお、連結部材47と、係止穴51H,係
止面51Fおよび係合ピン11P,係合ピン12Pと
は、ユニット本体10UBの両側(紙面垂直方向の両
側)に設けられている。また、連結部材47側の係止穴
51Hは、図4で左右方向の位置規制をする。係止面5
1Fはそれを許容する。
【0029】図3に示すユニット本体10UBが下方側
印刷位置PPに保持されている状態では、係合ピン11
Pが係止穴51Hの内底面から上方に離れかつ係合ピン
12Pが係止面51Fから上方に離れている。つまり、
ノズルヘッド(10)がヘッド印刷位置保持手段(2
0)で下方側印刷位置PPに保持された状態では、当該
ノズルヘッド(10)がヘッド昇降保持手段50から離
れた自由状態になるように形成されている。
【0030】したがって、下方側印刷位置PPにおい
て、ヘッド昇降保持手段50が昇降手段40側の連結部
材47をノズルヘッド10C,10Y,10M,10B
(ユニット本体10UB)から離すので、昇降手段40
を、印刷中のノズルヘッド(10)側から当該昇降手段
40側に伝達されて来る振動を当該昇降手段40側で吸
収してノズルヘッド(10)側の上下方向変位を阻止可
能に構成しなくてもすむから、構造簡単である。つま
り、モータ41側の回転駆動に対応してラック部材46
を昇降許容するが、外力によるラック部材46(10)
側の昇降変位を阻止可能に、すなわち振動等によるノズ
ルヘッド(可動側)10の上下動を許さないように、構
成しなくてよいわけである。
【0031】次に、ヘッド印刷位置保持手段を形成する
3点支持機構20は、図5,図6に示す如く、図で左右
方向の主走査方向(X方向)において印刷面(ドラム
5)を挟む一方(右)側に印刷面の送り方向(R方向)
に位置ずれ配設された2組のノズルヘッド側係合部21
Nおよび印刷面側係合部21Pと,その他方側に配設さ
れた1組のノズルヘッド側係合部31Nおよび印刷面側
係合部31Pとから形成されている。
【0032】なお、図6では、図示簡略化および説明便
宜等のために、2組のノズルヘッド側係合部21Nおよ
び印刷面側係合部21Pを、図3の場合と異なり、軸線
Zに対して上下対称に表示してある。また、印刷面側と
は、図5で上下(Y軸線)方向に移動不能という意味で
ある。つまり、上下(Y軸線)方向において静止体たる
本体1側である。
【0033】ノズルヘッド側係合部21Nおよび印刷面
側係合部21Pは、各組が同一構造とされている。一層
の構造簡素化および低コスト化を達成できる。ノズルヘ
ッド側係合部21Nは、先端部がV字形状でかつ基端部
がユニット本体10UBに固定されたハンガー部材から
形成されている。
【0034】印刷面側係合部21Pは、本体1と一体的
なブラケット2に固定された支軸22と,この支軸22
にベアリング24を介してX方向に移動可能に装着され
た円筒部材23と,この円筒部材23を図5で左(復
動)方向に付勢可能として支軸22に被嵌装着されたス
プリング(付勢手段)25とからなる。26は、支軸2
2の先端に固定されたストッパーで、円筒部材23の図
5で左(復動)方向の位置規制を行う。つまり、ノズル
ユニット10UのX方向のホームポジションを規制す
る。
【0035】したがって、図6に示す往復移動手段60
の駆動ピン61でノズルユニット10Uに図5で右(往
動)方向の強制外力を加えれば、ノズルユニット10U
はスプリング(付勢手段)25の付勢力に抗して往動
し、強制外力を除去すればスプリング(付勢手段)25
の付勢力で復動されて元の位置(ホームポジション)に
戻る。
【0036】往動距離は、駆動ピン61のX方向の移動
距離に等しく、この実施形態では、印刷分解能(例え
ば、300dpi)相当ピッチとしてある。なお、各ノ
ズルヘッド10C,10Y,10M,10Bが有する各
インクジェットノズルのX方向の配設ピッチは、印刷分
解能(例えば、300dpi)相当ピッチの2倍とされ
ている。
【0037】他方側のノズルヘッド側係合部31Nも、
先端部がV字形状でかつ基端部がユニット本体10UB
に固定されたハンガー部材から形成されている。印刷面
側係合部31Pは、本体1と一体的なブラケット2に固
定された支軸32と,この支軸32にベアリング34を
介してX方向に移動可能に装着された円筒部材33と,
この円筒部材33を図5で左(復動)方向に付勢可能と
して支軸32に被嵌装着されたスプリング(付勢手段)
35とからなる。
【0038】そして、一方側の2組の印刷面側係合部2
1Pは、当該各ノズルヘッド側係合部21Nを図5で同
一高さに保持できる。他方側の印刷面側係合部31Pも
当該ノズルヘッド側係合部31Nを、2組の印刷面側係
合部21Pの場合と同じ、同一高さに保持できるように
取付けられている。したがって、下方側印刷位置PPに
おけるノズルユニット10Uと印刷面(ドラム5)との
相対位置(3次元位置)を正確に確立できかつ安定維持
できる。
【0039】かかる実施形態のインクジェットプリンタ
では、図2(D)に示すメンテナンス刷位置MPでのノ
ズルヘッド10C,10Y等のメンテナンスが終了する
と、昇降手段40がノズルユニット10Uを同図
(C),(B)に示す上方側非印刷位置NPPに上昇さ
せる。この際に、回動手段95を働かせて、メンテナン
ス手段90の一部を形成するウォッシングボード91を
図2(A)に示す待機位置に戻す。
【0040】次いで、昇降手段40を働かせ、当該ノズ
ルヘッド10C,10Y等を図2(B)に示す上方側非
印刷位置NPPから下方側印刷位置PPの方向へ降下さ
せて、ヘッド印刷位置保持手段(20)に保持させる。
下方側印刷位置PPに保持された状態では、当該ノズル
ヘッド(10)がヘッド昇降保持手段50から離れた自
由状態になる。つまり、図3に示す如く、係止穴51H
が係合ピン11Pから下方に離れかつ係止面51Fが係
合ピン12Pから下方に離れる。
【0041】すなわち、ヘッド印刷位置保持手段を形成
する3点支持機構20の副走査方向に位置ずれ配設され
た一方側の2組のノズルヘッド側係合部21Nが印刷面
側係合部21Pに係合しかつ他方側に配設された1組の
ノズルヘッド側係合部31Nが当該印刷面側係合部31
Pに係合する。このように、印刷位置PPが下方側とさ
れているので、重力を利用して、ノズルヘッド(10
U)側の3点支持機構要素(21N,21N、31N)
を印刷面(5)側の3点支持機構要素(21P,21
P、31P)に保持させることができる。
【0042】かくして、降下されたノズルヘッド(1
0)と印刷面(5)との隙間は、印刷面に直交するY軸
線方向の関係において、ヘッド印刷位置保持手段(2
0)のみで拘束される。つまり、物体(ノズルユニット
10U)を空間内に所定姿勢で保持可能な3点支持方式
でノズルヘッド側を印刷面側に保持できるから、ノズル
ヘッドと印刷面との隙間を所定値(例えば、1mm)に
迅速かつ正確に確立できる。
【0043】また、3点支持機構20は、印刷面(5)
に直交する軸線Y方向のみならず、ノズルヘッドと印刷
面との3次元的な相対姿勢を一定に保持できるから、X
方向への位置関係も所定姿勢に保持できる。すなわち、
ノズルヘッドと印刷面との隙間を迅速かつ正確に確立で
きるとともに、確立された隙間を確実かつ安定して維持
することができる。
【0044】印刷終了後に、昇降手段40を上昇動作さ
せると、係止穴51H(51F)と係合ピン11P(1
2P)とが離れていた分だけの時間遅れをもって、ヘッ
ド昇降保持手段50がノズルヘッド(10)を保持す
る。その後の上昇動作により、ノズルヘッド(10)を
ヘッド印刷位置保持手段(20)から離して上方側非印
刷位置NPP乃至メンテナンス位置MPに上昇させるこ
とができる。
【0045】しかして、この実施形態では、X方向に整
列配設された多数のインクジェットノズルを有するノズ
ルヘッド(10)を印刷面(5)に直交するY方向の下
方側印刷位置PPと上方側非印刷位置NPPとの間を昇
降手段40を用いて昇降可能に形成し、静止側(1)の
ヘッド印刷位置保持手段(20)で下方側印刷位置PP
に保持されたノズルヘッドから印刷面へインクを吐出し
て印刷可能かつ昇降手段40側のヘッド昇降保持手段5
0を介して上方側非印刷位置NPPに保持されたノズル
ヘッドのメンテナンスを実行可能に形成するとともに、
ノズルヘッドがヘッド印刷位置保持手段(20)で下方
側印刷位置PPに保持された状態では当該ノズルヘッド
(10)がヘッド昇降保持手段50から離れた自由状態
になるように形成されているので、ノズルヘッドと印刷
面との隙間を迅速かつ正確に確立できるとともに、確立
された隙間を確実かつ安定して維持することができる。
しかも、下方側印刷位置PPにおいてヘッド昇降保持手
段50がノズルヘッド(10)から離れるので、昇降手
段40を印刷中のノズルヘッド側から当該昇降手段側に
伝達されて来る振動を当該昇降手段側で吸収してノズル
ヘッド側の上下方向変位を阻止可能に構成しなくてもよ
いから、構造簡単である。
【0046】また、ヘッド印刷位置保持手段が、X方向
において印刷面(5)を挟む一方側に副走査(R)方向
に位置ずれ配設された2組のノズルヘッド側係合部21
Nおよび印刷面側係合部21Pと,その他方側に配設さ
れた1組のノズルヘッド側係合部31Nおよび印刷面側
係合部31Pとからなる3点支持機構20から形成され
ているので、3組のノズルヘッド側係合部および印刷面
側係合部を互いに所定の相対位置を持って配設するだけ
でよくかつ各組のノズルヘッド側係合部および印刷面側
係合部を同一構造にすることができるから、一段と構造
簡単で一層のコスト低減を図れる。
【0047】また、ノズルヘッド側係合部および印刷面
側係合部の各組が、強制外力が付与された場合にノズル
ヘッド10C,10Y等を印刷面(5)に対してX方向
に移動可能に形成さているから、往復移動手段60を働
かせてノズルユニット10U(ノズルヘッド10C,1
0Y等)をX方向でかつ往動(図5で右)方向の強制外
力を付与すれば、各組のノズルヘッド側係合部21N,
21N、31Nおよび印刷面側係合部(23,23、3
3)を、当該往動方向に移動させることができる。つま
り、隙間を維持しつつノズルヘッド(10)の印刷運転
用往復動を許容できるから、高画質印刷を担保できる。
【0048】しかも、各組のノズルヘッド側係合部およ
び印刷面側係合部が、印刷方向に相対変位可能な軸受け
構造(22,23,24、32,33,34)とされて
いるから、X方向の相対変位に対する抵抗を極めて小さ
くすることができる。したがって、ノズルヘッドの印刷
方向の往復移動を一段と円滑に行えかつ往復移動手段6
0の小型・省電力化を促進できる。
【0049】さらに、各軸受け構造(22,23,2
4、32,33,34)には、強制外力が除去された場
合に当該ノズルヘッドをX方向の元の位置に戻す付勢手
段(22,22、32)が設けられているので、ノズル
ヘッドを迅速に往復させることがきるから一層の印刷高
速化を図れる。
【0050】さらにまた、印刷媒体を回転体(ドラム
5)の外周面に巻回させて回転させれば、当該印刷媒体
をX方向と直交する送り(R)方向へ高速回転送りする
ことができる。すなわち、回転体(5)の回転速度を高
速化すればするほど、高速印刷を行える。
【0051】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、多数のインク
ジェットノズルを有するノズルヘッドを印刷面に直交す
る軸線方向の下方側印刷位置と上方側非印刷位置との間
を昇降手段を用いて昇降可能に形成し、下方側印刷位置
に保持されたノズルヘッドから印刷面へインクを吐出し
て印刷可能かつ上方側非印刷位置に保持されたノズルヘ
ッドのメンテナンスを実行可能に形成するとともに、ノ
ズルヘッドがヘッド印刷位置保持手段で下方側印刷位置
に保持された状態では当該ノズルヘッドがヘッド昇降保
持手段から離れた自由状態になるように形成されたイン
クジェットプリンタであるから、ノズルヘッドと印刷面
との隙間を迅速かつ正確に確立できるとともに、確立さ
れた隙間を確実かつ安定して維持することができる。し
かも、下方側印刷位置においてヘッド昇降保持手段がノ
ズルヘッドから離れるので、昇降手段を印刷中のノズル
ヘッド側から当該昇降手段側に伝達されて来る振動を当
該昇降手段側で吸収してノズルヘッド側の上下方向変位
を阻止可能に構成しなくてもよいから、構造簡単であ
る。
【0052】また、請求項2の発明によれば、ヘッド印
刷位置保持手段が副走査方向に位置ずれ配設された2組
のノズルヘッド側係合部および印刷面側係合部と,他方
側に配設された1組のノズルヘッド側係合部および印刷
面側係合部とからなる3点支持機構から形成されている
ので、請求項1の発明の場合と同様な効果を奏すること
ができることに加え、さらに3組のノズルヘッド側係合
部および印刷面側係合部を互いに所定の相対位置を持っ
て配設するだけでよくかつ各組のノズルヘッド側係合部
および印刷面側係合部を同一構造にすることができるか
ら、一段と構造簡単で一層のコスト低減を図れる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施形態を示す概略正面図である。
【図2】同じく、ノズルヘッドの下方側印刷位置および
上方側非印刷位置を説明するための図である。
【図3】同じく、ノズルヘッドがヘッド印刷位置保持手
段で下方側印刷位置に保持されている場合を説明するた
めの正面図である。
【図4】同じく、ノズルヘッドがヘッド昇降保持手段で
上方側非印刷位置に保持されている場合を説明するため
の正面図である。
【図5】同じく、ヘッド印刷位置保持手段を形成する3
点支持機構を説明するための側面図である。
【図6】同じく、ヘッド印刷位置保持手段を形成する3
点支持機構を説明するための平面図である。
【図7】先提案のインクジェットプリンタを説明するた
めの正面図である。
【符号の説明】
1 本体 2 ブラケット 5 ドラム(印刷面) 10C,10Y,10M,10B ノズルヘッド 10U ノズルユニット 10UB ユニット本体 11P 係合ピン 12P 係合ピン 20 3点支持機構(ヘッド印刷位置保持手段) 21N ノズルヘッド側係合部 21P 印刷面側係合部 31N ノズルヘッド側係合部 31P 印刷面側係合部 40 昇降手段 41 モータ 46 ラック部材 47 連結部材 50 ヘッド昇降保持手段 51H 係止穴 51F 係止面 60 往復移動手段 81 給紙手段 88 インク供給手段 90 メンテナンス手段 95 回動手段 P 用紙(印刷面) R 回転方向(副走査方向) X 主走査方向 Y 印刷面に直交する軸線 PP 下方側印刷位置 NPP 上方側非印刷位置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA01 EA20 FA12 FA14 HA08 HA60 JB15 2C064 CC02 CC04 CC05 CC11 EE02 EE05 EE18

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 主走査方向に整列配設された多数のイン
    クジェットノズルを有するノズルヘッドを印刷面に直交
    する軸線方向の下方側印刷位置と上方側非印刷位置との
    間を昇降手段を用いて昇降可能に形成し、静止側のヘッ
    ド印刷位置保持手段で下方側印刷位置に保持されたノズ
    ルヘッドから印刷面へインクを吐出して印刷可能かつ昇
    降手段側のヘッド昇降保持手段を介して上方側非印刷位
    置に保持されたノズルヘッドのメンテナンスを実行可能
    に形成するとともに、ノズルヘッドがヘッド印刷位置保
    持手段で下方側印刷位置に保持された状態では当該ノズ
    ルヘッドがヘッド昇降保持手段から離れた自由状態にな
    るように形成されているインクジェットプリンタ。
  2. 【請求項2】 前記ヘッド印刷位置保持手段が、前記主
    走査方向において前記印刷面を挟む一方側に副走査方向
    に位置ずれ配設された2組のノズルヘッド側係合部およ
    び印刷面側係合部と,その他方側に配設された1組のノ
    ズルヘッド側係合部および印刷面側係合部とからなる3
    点支持機構から形成されている請求項1記載のインクジ
    ェットプリンタ。
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