JP2000141734A - 直接記録装置 - Google Patents

直接記録装置

Info

Publication number
JP2000141734A
JP2000141734A JP32505398A JP32505398A JP2000141734A JP 2000141734 A JP2000141734 A JP 2000141734A JP 32505398 A JP32505398 A JP 32505398A JP 32505398 A JP32505398 A JP 32505398A JP 2000141734 A JP2000141734 A JP 2000141734A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
recording
toner particles
holding member
particles
substrate
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP32505398A
Other languages
English (en)
Inventor
Tokifumi Shibata
兆史 芝田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Minolta Co Ltd
Array Printers AB
Original Assignee
Minolta Co Ltd
Array Printers AB
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Minolta Co Ltd, Array Printers AB filed Critical Minolta Co Ltd
Priority to JP32505398A priority Critical patent/JP2000141734A/ja
Publication of JP2000141734A publication Critical patent/JP2000141734A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Printers Or Recording Devices Using Electromagnetic And Radiation Means (AREA)
  • Electrophotography Using Other Than Carlson'S Method (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 トナージェット式の記録装置において、基板
の孔にトナー粒子が詰まりにくくすると共に孔のクリー
ニングを容易にする。 【解決手段】 帯電したトナー粒子を保持する記録ロー
ラとこの記録ローラに対向してトナー粒子を静電的に吸
引する背面電極との間に配置された基板は、記録ローラ
上から飛翔したトナー粒子が通過できる複数の長孔56
を有している。これら長孔56の内部には、トナー粒子
が通過する飛翔領域62とトナー粒子が通過しない非飛
翔領域64とを交互に形成するように上記基板において
長孔56の周囲に飛翔制御電極58と電界遮蔽電極60
とが交互に配置されている。上記長孔56は、シート上
に同時形成される隣接する複数ドットに対応する大きさ
に形成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、記録粒子を飛翔さ
せて用紙などの記録シートに直接付着させることで記録
シート上に画像を記録する装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、米国特許第5,477,250号
には1つの記録装置が開示されている。この記録装置
は、荷電されたトナー粒子を外周面に保持する回転円筒
体のトナー保持部材と、このトナー保持部材と間隔を置
いた背面電極とを有する。背面電極は電源に電気的に接
続されており、トナー保持部材上の荷電トナー粒子を背
面電極に向けて静電的に吸引する電界を形成している。
トナー保持部材と背面電極との間には、トナー粒子が通
過可能な孔を複数設けた絶縁性のプレートが配置されて
いる。この絶縁性プレートは上記孔を囲むリング状の電
極を備えている。
【0003】上記記録装置では、リング状電極に画像デ
ータに応じた電圧を印加すると、トナー保持部材上にお
いて上記リング状電極に対向する位置にあるトナー粒子
が剥離して対応する孔に飛翔し、この孔を通過した記録
粒子が記録シートに付着してドットが形成され、このド
ットの集合により上記画像データに応じた画像が記録シ
ート上に記録されるようになっている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記記
録装置では、絶縁性プレートの孔が非常に小さい(例え
ば、内径50〜200μm)ため、孔の内部にトナー粒
子が詰まりやすかった。孔にトナー粒子が一旦詰まる
と、その詰まった孔からはトナー粒子が飛翔しなくなる
ため、記録画像に白すじの欠陥が発生することになる。
この問題の解決策として孔径を大きくしてトナー詰まり
を発生しにくくする方法が考えられるが、孔径を大きく
するとそれに応じて形成されるドット径も大きくなるた
め、記録される画像がシャープさに欠けるものになると
いう問題があった。
【0005】
【課題を解決するための手段】そこで、上記問題を解決
するため、本発明の直接記録装置は、帯電した記録粒子
を保持する保持部材と、この保持部材に対向して上記記
録粒子を静電的に吸引する背面電極と、上記保持部材と
上記背面電極との間に配置され、上記記録粒子が通過で
きる複数の長孔を有する絶縁材料からなる基板と、この
基板と上記背面電極との間を所定方向に移動し、上記基
板の長孔を通過してきた記録粒子が付着してドットが形
成される像保持部材と、上記長孔の内部に上記記録粒子
が通過する飛翔領域と上記記録粒子が通過しない非飛翔
領域とを交互に形成するように上記基板において上記長
孔の周囲に交互に配置された第1電極および第2電極
と、を備え、上記像保持部材上に同時形成される隣接す
る複数ドットに対応する大きさに上記長孔を形成し、上
記第1電極に所定の電圧を印加することにより上記保持
部材に保持されている上記記録粒子をさらに強力に静電
的に吸引して上記長孔の飛翔領域に向けて飛翔させ、上
記各飛翔領域を通過する記録粒子によって上記像保持部
材上に複数のドットを同時に形成可能にしたものであ
る。
【0006】本発明の直接記録装置では、上記長孔の両
端部を上記非飛翔領域とするように上記長孔の両端部近
傍に上記第2電極をそれぞれ配置するのが好ましい。
【0007】
【発明の効果】本発明の直接記録装置によれば、像保持
部材上に同時形成される隣接する複数ドットに対応する
大きさに基板の長孔を形成してあるため、同時には1ド
ットだけしか形成できない円形の孔に比べて孔の大きさ
が大きくなり、その結果、長孔に記録粒子が詰まりにく
くなると共に長孔のクリーニングが容易になる。また、
単純に円形の孔を大径にして孔の大きさを大きくした場
合とは異なり、記録粒子が通過する孔を長孔として形成
することによって孔の大きさを大きくしたものであるた
め、形成されるドット径が大きくなることがなく、シャ
ープな画像形成が可能である。
【0008】さらに、本発明の直接記録装置において、
長孔の両端部を非飛翔領域とするように長孔の両端部近
傍に第2電極をそれぞれ配置すれば、長孔の中央部に比
べて記録粒子の詰まりが発生しやすい長孔の両端部を記
録粒子が通過することがないので、長孔の両端部におけ
る記録粒子の詰まりを防止できる。また、長孔の両端部
を非飛翔領域とすることで、仮にこれら両端部で記録粒
子の詰まりが発生したとしても、形成される画像に全く
影響を与えない。
【0009】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て添付図面を参照して説明する。図1には、符号2で全
体を示す本発明の直接記録装置が表されている。記録装
置2は符号4で全体を示すシート供給ステーションを有
する。シート供給ステーション4はカセット6を着脱自
在に有し、そこに紙などのシート(像保持部材)8が積
層して収容されている。シート供給ローラ10はカセッ
ト6の上に配置されており、最上のシート8と接触しな
がら回転し、このシート8を記録装置2の内部に送り出
す。シート供給ローラ10の近傍には、一対のタイミン
グローラ12が配置されている。カセット6から送り出
されたシート8は、一点鎖線で示すシート通路14に沿
って所定方向に移動し、このシート8上に記録粒子から
なる像を形成する記録ステーション(全体を符号16で
示す)に供給される。記録装置2はまた、記録粒子から
なる像を永久定着するための定着ステーション18と、
記録粒子からなる像が定着されたシート8を収容するた
めの最終スタックステーション20とを有する。
【0010】図2を参照すると、記録ステーション16
は、シート通路14上に、全体を符号24で示す記録粒
子供給部を有する。記録粒子供給部24は容器26を有
し、この容器26にはシート通路14に対向する開口部
28が形成されている。開口部28の近傍には、記録ロ
ーラ(保持部材)30が矢印32方向に回転可能に支持
されている。記録ローラ30は導電性材料からなり、直
流電源34を介して電気的に接地されている。ブレード
36は、好ましくはゴム又はステンレスからなる板で作
られており、記録ローラ30に接触して配置されてい
る。なお、記録ローラ30は、直流電源34を介するこ
となく、直接接地されていてもよい。
【0011】容器26には記録粒子すなわちトナー粒子
38が収容されている。このトナー粒子38は、容器2
6内に設けた供給ローラ(図示せず)により記録ローラ
30の外周面に供給され、記録ローラ30の回転にした
がって搬送される。続いて、記録ローラ30に保持され
たトナー粒子38は、記録ローラ30とブレード36と
の接触領域に搬送され、そこでトナー粒子38はブレー
ド36と摩擦接触して所定の極性に帯電される。本実施
形態では、負極性に帯電するトナー粒子38が使用され
ている。したがって、記録ローラ30とブレード36と
の接触領域を通過した記録ローラ30の外周面は、負極
性に帯電したトナー粒子38を均一な薄層状態で担持し
ている。また、図示するように、記録ローラ30は電源
34から正極性の電圧が供給され、これにより負極性に
帯電したトナー粒子38を記録ローラ30に電気的に吸
着している。なお、記録ローラ30が直接接地されてい
る場合は、トナー粒子38は鏡像力によって記録ローラ
30に保持される。
【0012】シート通路14を越えて、記録粒子供給部
24の下には、全体を符号40で示す電極機構が配置さ
れている。この電極機構40は、絶縁材料からなるサポ
ート42と、導電材料からなる背面電極44とを有す
る。背面電極44は、これに例えば+1200ボルトの
正極性の電圧を供給する電源46に接続されており、こ
れにより記録ローラ30上の負帯電トナーが背面電極4
4に向かって静電的に吸引されるようにしてある。しか
し、電源46から背面電極44に印加する電圧は、これ
により背面電極44と記録ローラ30との間に形成され
る電界だけでは記録ローラ30に保持されているトナー
粒子38が飛翔することのない大きさとしてある。
【0013】記録粒子供給部24と電極機構40との間
でかつシート通路14の上方には、全体を符号50で示
す基板が固定されている。基板50は、厚さが約100
〜200μmの絶縁材料からなるフレキシブル印刷回路
板52で作るのが好ましい。図2と図3に示すように、
記録ローラ30が背面電極44に対向している記録領域
54に位置する基板50の部分は、記録ローラ30上か
ら飛翔したトナー粒子38が通過できる複数の長孔56
を有している。これらの孔56はシート搬送方向と直交
する主走査方向(図2および図3の紙面に垂直な方向)
に関して所定の間隔を置いて均等に配置されている。
【0014】基板50において長孔56は、図4に示す
ように、主走査方向に沿って細長く延びており、シート
8上に同時形成される主走査方向に隣接する複数(本実
施形態では3つ)のドットに対応する大きさに形成され
ている。長孔56の周囲には、複数(本実施形態では6
つ)の飛翔制御電極(第1電極)58と複数(本実施形
態では6つ)の電界遮蔽電極(第2電極)60とがそれ
ぞれ交互に配置されている。各飛翔制御電極58は図示
しない信号出力部にそれぞれ電気的に接続されている。
一方、各電界遮蔽電極60はそれぞれ接地されている。
なお、各電界遮蔽電極60には、トナー粒子38と同極
性の負極性の電圧を印加するようにしてもよい。
【0015】長孔56を挟んで対向する各2つの飛翔制
御電極58,58がそれぞれ対をなしている。以下、図
4において、左側の飛翔制御電極対を第1の飛翔制御電
極対58,58といい、中央の飛翔制御電極対を第2の
飛翔制御電極対58,58といい、右側の飛翔制御電極
対を第3の飛翔制御電極対58,58という。飛翔制御
電極対58,58には、信号出力部から画像データに応
じて電圧が同時に印加されるようになっている。この対
をなす2つの飛翔制御電極58,58の間に位置する長
孔56の内部が、トナー粒子38が通過する飛翔領域6
2にそれぞれなっている。
【0016】一方、長孔56を挟んで対向する各2つの
電界遮蔽電極60,60がそれぞれ対をなし、この対を
なす2つの電界遮蔽電極60,60の間に位置する長孔
56の内部がトナー粒子38が通過しない非飛翔領域6
4にそれぞれなっている。この対をなす電界遮蔽電極6
0,60の間の2つの非飛翔領域64は、3つの飛翔領
域62の間にそれぞれ形成されている。また、長孔56
の両端部近傍にも略コ字状の電界遮蔽電極60,60が
それぞれ配置されており、これにより長孔56の両端部
がそれぞれ非飛翔領域64,64になっている。このよ
うに、長孔56の内部には、非飛翔領域64と飛翔領域
62とが交互に形成されている。
【0017】次に、記録装置2の動作について説明す
る。記録粒子供給部24では、図2に示すように、記録
ローラ30は矢印32方向に回転する。トナー粒子38
は記録ローラ30に供給されてブレード36と記録ロー
ラ30との接触領域に運ばれ、そこでブレード36との
摩擦によりトナー粒子38に負極性の静電荷が与えられ
る。これにより、図3に示すように、上記接触領域を通
過した記録ローラ30の外周部分は帯電したトナー粒子
38を均一な薄層状態で保持している。
【0018】非作像時には、飛翔制御電極58には例え
ば−100ボルトの負極性のベース電圧がそれぞれ印加
されている。これにより、記録ローラ30上の負極性に
帯電したトナー粒子38は飛翔制御電極58に電気的に
反発し、長孔56に向けて飛翔することなく記録ローラ
30上に安定して保持されたままである。
【0019】作像時には、信号出力部から飛翔制御電極
対58,58に作像すべき画像データに応じて例えば+
300ボルトのパルス電圧が印加される。このパルス電
圧は第1、第2および第3の飛翔制御電極対58,58
に対して任意に印加可能である。上記パルス電圧が印加
された飛翔制御電極対58,58と記録ローラ30との
間に電界が形成され、この電界の作用により記録ローラ
30上に保持されている負帯電トナー粒子38が背面電
極44による吸引力と相俟って静電的にさらに強く吸引
され、図5に示すように記録ローラ30から剥離して対
応する長孔56の飛翔領域62に向けて飛翔する。
【0020】長孔56の飛翔領域62を通過したトナー
粒子38は、記録領域54に搬送されてきたシート8に
付着してドットを形成する。本実施形態では、第1、第
2および第3の飛翔制御電極対58,58のうちの2つ
または3つの飛翔制御電極対58,58にパルス電圧を
同時に印加することができるため、1つの長孔56を介
して1つのドットだけでなく2つまたは3つのドットを
同時に形成することができる。
【0021】なお、1つの長孔56で1つまたは2つの
ドットを同時に形成する場合には、パルス電圧が印加さ
れない飛翔制御電極対58,58が存在するが、各飛翔
制御電極対58,58の間には電界遮蔽電極対60,6
0を設けてあり、パルス電圧が印加された飛翔制御電極
対58,58により形成される電界が電界遮蔽電極対6
0,60の存在によって遮蔽されるため、この場合に電
圧が印加されない飛翔制御電極対58,58に対応する
飛翔領域62にトナー粒子38が飛翔することがない。
すなわち、電界遮蔽電極対60,60を設けたことによ
り、各飛翔制御電極対58,58間でのクロストークを
防止できる。
【0022】上記のように画像データに応じて形成され
たドットの集合によりシート8上に画像が記録される。
トナー粒子38による画像が形成されたシート8は定着
ステーション18に搬送され、そこでトナー粒子38が
加熱されてシート8に永久定着され、最後にスタックス
テーション20に排出される。
【0023】以上に説明したように、本実施形態の記録
装置2によれば、シート8上に同時形成される隣接する
複数ドットに対応する大きさに基板50の長孔56を形
成してあるため、同時には1ドットだけしか形成できな
い円形の孔に比べて孔の大きさが大きくなり、その結
果、トナー粒子38の詰まりが発生しにくくなる。
【0024】また、図6(b)に示すように、従来のよ
うに基板50の孔56aが非常に小さいとブラシ66で
クリーニングを行おうとしてもブラシ66の毛66aが
入らない孔56aがあったが、図6(a)に示すよう
に、長孔56に形成して孔の大きさを大きくすることに
よってブラシ66の毛66aも入りやすくなり、クリー
ニングが容易になる。なお、ブラシ以外のクリーニング
方法、例えば基板50に振動を与えて孔に詰まったトナ
ー粒子を落としたり、詰まったトナー粒子をエアで吹き
飛ばすなどの方法の場合でも、長孔56に形成して孔の
大きさを大きくすることにより詰まったトナー粒子38
が落ちやすくなり、クリーニング効果が上がる。このよ
うにして長孔56のクリーニングを行う際には、飛翔制
御電極58や電界遮蔽電極60にトナー粒子38と同極
性の負極性電圧を印加するか、あるいは、これらの電極
に振動電位を与えることによってクリーニング効果をよ
り高めることができる。
【0025】さらに、単純に円形の孔を大径にして孔の
大きさを大きくした場合とは異なり、トナー粒子38が
通過する孔を長孔56として形成することにより孔の大
きさを大きくしてあるため、形成されるドット径が大き
くなることがなく、シャープな画像形成が可能である。
【0026】さらにまた、長孔56の両端部を非飛翔領
域64とするように長孔56の両端部近傍に電界遮蔽電
極60をそれぞれ配置してあるので、長孔56の中央部
に比べてトナー粒子38の詰まりが発生しやすい長孔5
6の両端部をトナー粒子38が通過することがなく、長
孔56の両端部におけるトナー粒子38の詰まりを防止
できる。また、長孔56の両端部を非飛翔領域64とす
ることで、仮にこれら両端部でトナー粒子38の詰まり
が発生したとしても、形成される画像に全く影響を与え
ない。
【0027】ところで、上記記録装置2では、基板50
の長孔56を主走査方向に沿って形成したが、図7に示
すように、各長孔56を主走査方向に対して斜めに傾け
た状態で配列してもよいし、このような主走査方向に沿
った長孔56の列を複数設けてもよい。
【0028】また、上記記録装置2では、1つの長孔5
6で3つのドットを同時形成可能にしたが、1つの長孔
56で2つまたは4つ以上の複数ドットを同時形成可能
なようにしてもよい。
【0029】また、上記基板50において長孔56の周
囲であって飛翔制御電極58の背面電極44側に第2層
目の電極を設けてもよい。作像時に、この第2層目の電
極にトナー粒子38と同極性の負極性電圧を印加すれ
ば、長孔56の飛翔領域62を通過するトナー粒子38
の集合を電気的反発力によって収束させることができ、
これによりシート8上に輪郭のはっきりした濃いドット
を形成できる。
【0030】また、上記記録装置2において記録粒子供
給部24は上述したものに限定されるものではなく、電
子写真式画像形成装置で用いられるあらゆる形式の現像
装置が上記記録粒子供給部に代えて利用できる。
【0031】さらに、上記記録装置2では、シート8に
トナー粒子38を直接付着させて画像を記録したが、像
保持部材を例えばベルト状またはドラム状の中間転写体
として、この中間転写体上にトナー粒子38による画像
を一旦形成した後、この画像を用紙等のシートに転写す
るようにしてもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 好適な実施形態の直接記録装置の概略構成
図。
【図2】 記録ステーションの概略断面図。
【図3】 記録ローラ上にトナー粒子の薄い層が担持さ
れているときの、基板、記録ローラ、背面電極の部分拡
大図。
【図4】 基板の長孔とその周囲の電極の拡大平面図。
【図5】 記録ローラから基板の孔に向けてトナー粒子
が飛翔したときの、基板、記録ローラ、背面電極の部分
拡大図。
【図6】 (a)は基板の長孔をブラシでクリーニング
している状態を示す図、(b)は基板に形成された従来
の大きさの孔をブラシでクリーニングしている状態を示
す図。
【図7】 基板の長孔を主走査方向に対して斜めに傾け
て形成した状態を示す図。
【符号の説明】
2…直接記録装置、8…シート(像保持部材)、30…
記録ローラ(保持部材)、38…トナー粒子(記録粒
子)、44…背面電極、50…基板、56…長孔、58
…飛翔制御電極(第1電極)、60…電界遮蔽電極(第
2電極)、62…飛翔領域、64…非飛翔領域。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 芝田 兆史 大阪府大阪市中央区安土町二丁目3番13号 大阪国際ビル ミノルタ株式会社内 Fターム(参考) 2C162 AE25 AE31 AE74 AE84 AJ02 CA02 CA12 CA25 2H029 DB04

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 帯電した記録粒子を保持する保持部材
    と、 この保持部材に対向して上記記録粒子を静電的に吸引す
    る背面電極と、 上記保持部材と上記背面電極との間に配置され、上記記
    録粒子が通過できる複数の長孔を有する絶縁材料からな
    る基板と、 この基板と上記背面電極との間を所定方向に移動し、上
    記基板の長孔を通過してきた記録粒子が付着してドット
    が形成される像保持部材と、 上記長孔の内部に上記記録粒子が通過する飛翔領域と上
    記記録粒子が通過しない非飛翔領域とを交互に形成する
    ように上記基板において上記長孔の周囲に交互に配置さ
    れた第1電極および第2電極と、を備え、 上記像保持部材上に同時形成される隣接する複数ドット
    に対応する大きさに上記長孔を形成し、上記第1電極に
    所定の電圧を印加することにより上記保持部材に保持さ
    れている上記記録粒子をさらに強力に静電的に吸引して
    上記長孔の飛翔領域に向けて飛翔させ、上記各飛翔領域
    を通過する記録粒子によって上記像保持部材上に複数の
    ドットを同時に形成可能にした直接記録装置。
  2. 【請求項2】 上記長孔の両端部を上記非飛翔領域とす
    るように上記長孔の両端部近傍に上記第2電極をそれぞ
    れ配置したことを特徴とする請求項1に記載の直接記録
    装置。
JP32505398A 1998-11-16 1998-11-16 直接記録装置 Pending JP2000141734A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32505398A JP2000141734A (ja) 1998-11-16 1998-11-16 直接記録装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP32505398A JP2000141734A (ja) 1998-11-16 1998-11-16 直接記録装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000141734A true JP2000141734A (ja) 2000-05-23

Family

ID=18172632

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP32505398A Pending JP2000141734A (ja) 1998-11-16 1998-11-16 直接記録装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000141734A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
JPH0397583A (ja) 直接静電印刷方法とその装置
JPH05177866A (ja) 画像形成装置
US4949103A (en) Direct electrostatic printing apparatus and method for making labels
US4903049A (en) Wrong sign toner extraction for a direct electrostatic printer
JPH03196061A (ja) 直接式静電印刷のためのベルトドナー
JP2000141734A (ja) 直接記録装置
EP0415701B1 (en) Printing apparatus and method for forming images on a substrate
JP3462711B2 (ja) 画像形成装置
JPH10119339A (ja) 直接静電印刷装置及びトナー送出システム
JP2000141735A (ja) 直接記録装置
JP2000062240A (ja) 直接印刷装置
JP2000211177A (ja) 直接記録装置
JPH04232073A (ja) 無孔直流静電プリンタとそれによる画像形成法
JPH11254726A (ja) 記録装置
JP2000062237A (ja) 直接記録装置及びこれに使用される基板
JP2000185430A (ja) 直接記録装置
JPH11277789A (ja) 直接記録装置
JP2000141733A (ja) 直接記録装置
JPH11165427A (ja) 画像形成装置
JPH11157114A (ja) 直接印刷装置、直接印刷ヘッド及び直接印刷方法
JPH1120222A (ja) 画像形成装置
JP2000185429A (ja) 直接記録装置
JPH07290752A (ja) 画像形成装置
JPH11240195A (ja) 直接印刷装置
JPH07164669A (ja) 画像形成装置

Legal Events

Date Code Title Description
A711 Notification of change in applicant

Effective date: 20050614

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A712