JP2000140991A - コネクタボルト及びその製造方法 - Google Patents

コネクタボルト及びその製造方法

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JP2000140991A JP10313056A JP31305698A JP2000140991A JP 2000140991 A JP2000140991 A JP 2000140991A JP 10313056 A JP10313056 A JP 10313056A JP 31305698 A JP31305698 A JP 31305698A JP 2000140991 A JP2000140991 A JP 2000140991A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ホース嵌合部のシール性が高く、かつ強度の
高いコネクタボルトの製造方法を提供する 【解決手段】 このコネクタボルトの製造方法において
は、パイプ材1に冷間鍛造絞り加工を施して、一方の端
部側に薄肉円筒部3を形成する一方、他方の端部側に厚
肉円筒部4を形成する。そして、厚肉円筒部4に冷間鍛
造据え込み加工を施してねじ締付部5を形成する。次
に、この薄肉円筒部3にバルジ加工を施してホース抜け
止め部6を形成する。さらに、厚肉円筒部4に雄ねじ7
を形成し、この後表面処理を施してコネクタボルトCを
完成させる。かくして、ホース嵌合部3のシール性が高
く、かつ強度の高いコネクタボルトCが得られる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ホース嵌合部のシ
ール性が高くかつ強度が高い一体式のコネクタボルト及
びその製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】一般に、伸縮性ないしは可撓性を有する
ホース(例えば、ゴムホース等)を、箱状あるいは壁状
の硬い部材(以下、これを「相手部材」という)に形成
された流体通路(例えば、エンジンのウォータジャケッ
ト等)に接続する場合は、コネクタボルトが用いられ
る。かかるコネクタボルトにおいては、普通、該コネク
タボルトをコネクタボルト軸線方向に貫通する管路(流
体通路)が設けられる一方、コネクタボルト軸線方向に
みて一方の端部側にホースを外嵌するためのホース嵌合
部が設けられ、他方の端部側に該コネクタボルトを相手
部材に螺入するためのねじ部が設けられる。また、ホー
ス嵌合部とねじ部との間には、工具を用いて該コネクタ
ボルトを相手部材に螺入する際に、該工具と係合させる
ためのねじ締付部が設けられる。
【0003】かかるコネクタボルトとしては、単一の材
料から冷間鍛造及び切削加工により製作される一体式の
コネクタボルトと、互いに別部材であるパイプ部材とね
じ部材とを接合(嵌合)することにより製作される組立
式のコネクタボルトとが、従来より知られている。そし
て、従来の一体式のコネクタボルトは、例えば次のよう
な手順で製作されている。
【0004】すなわち、図4(a)に示すように、まず
金属材料からなる中実丸棒素材に複数工程からなる冷間
鍛造加工を施し、内部に中空部100(管路の一部)が
形成された第1円柱部101と、第2円柱部102と、
両円柱部101、102間に位置するねじ締付部103
とを備えたコネクタボルト中間体を形成する。なお、冷
間鍛造工程において、図4(a)に示す形状のコネクタ
ボルト中間体を得ようとすれば、通常は4工程の冷間鍛
造が必要であるが、かかる工程の詳細は一般に知られて
いるので、その説明を省略する。
【0005】続いて、図4(b)に示すように、第1円
柱部101の外周部に切削加工を施して斜線部分101
aを除去し、ホース抜け止め部104と直管部105と
を備えた所定の形状のホース嵌合部106を形成する。
次に、図4(c)に示すように、転造加工により、第2
円柱部102の外周部に雄ねじ107を形成する。
【0006】さらに、図4(d)に示すように、切削加
工により、ねじ側端面(右側端面)から第2円柱部10
2とねじ締付部103とホース嵌合部106の一部とを
コネクタボルト軸線方向に貫通して中空部100と連通
する穴部108を形成して管路を完成させる。これによ
り、一体式のコネクタボルトが完成する。
【0007】また、従来の組立式のコネクタボルトは、
例えば図5に示すように、ホース抜け止め部110と直
管部111と中空部112と備えたパイプ部材113を
製作する一方、雄ねじ114とねじ締付部115と穴部
116とを備えたねじ部材117を製作し、パイプ部材
113の端部とねじ部材117の端部とをろう付け、溶
接等により接合することにより製作されている。ここ
で、パイプ部材113はホースを外嵌するためのホース
嵌合部となる。なお、パイプ部材113ないしはホース
嵌合部の先端部近傍に形成されるホース抜け止め部11
0(ホース抜け防止隆起)はバルジ加工で形成される。
【0008】なお、組立式のコネクタボルトは、例えば
図6に示すように、ホース抜け止め部120と直管部1
21と中空部122と備えたパイプ部材123を製作す
る一方、雄ねじ124とねじ締付部125と穴部126
とを備えたねじ部材127を製作し、パイプ部材123
をねじ部材127の穴部126に挿入した後、パイプ部
材123の端面にフレア加工(口広げ加工)を施し、相
手部材とのシール面を形成するとともに、パイプ部材1
23とねじ部材127とを接合するといった手法によっ
ても製作されている。
【0009】図7に示すように、このフレア加工による
組立式のコネクタボルトの場合は、相手部材130にコ
ネクタボルトを螺入する(締め付ける)ことにより、パ
イプ部材123の口広げ部のシール面と相手部材130
のシール面とを密着させて流体の漏れを防止するととも
に、該コネクタボルトを相手部材130に締結するよう
にしている。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、例えば
図4(a)〜(d)に示すような手順で製作される従来
の一体式のコネクタボルトでは、シール性が要求される
ホース嵌合部106が切削加工で形成されるので、その
外周部(シール部)に生じる螺旋状のツールマーク(切
削疵)により、そのシール性が低下するといった問題が
ある。
【0011】また、例えば図5に示すような従来の組立
式のコネクタボルトでは、パイプ部材113とねじ部材
117とを、ろう付け、溶接等で接合している関係上、
接合部(嵌合部)の強度が不足するといった問題や、接
合欠陥(漏れ)が生じることがあるといった問題があ
る。また、ろう付け、溶接等を行う際に、その熱の影響
(熱変形)により、コネクタボルトのパイプ部材(ホー
ス嵌合部)の真円度が低下して、シール性が悪くなると
いった問題もある。
【0012】さらに、例えば図6ないし図7に示すよう
な、フレア加工による従来の組立式のコネクタボルトで
は、パイプ部材123(ホース嵌合部)に外嵌したホー
ス等から伝達される振動により、シール部界面に摩耗、
変形等が生じ、液体の漏れが発生することがあるといっ
た問題がある。
【0013】本発明は、上記従来の問題を解決するため
になされたものであって、ホース嵌合部のシール性が高
く、かつ強度の高いコネクタボルトないしはその製造方
法を提供することを解決すべき課題とする。
【0014】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めになされた本発明にかかるコネクタボルトの製造方法
は、(a)コネクタボルト軸線方向に伸び両端がそれぞ
れ外部に開口する管路と、コネクタボルト軸線方向にみ
て一方の端部側に位置しホースを外嵌することができる
薄肉のホース嵌合部と、他方の端部側に位置し外周部に
雄ねじが形成された厚肉のねじ部と、ホース嵌合部とね
じ部との間に位置し該ねじ部よりも大径のねじ締付部と
が設けられているコネクタボルトの製造方法であって、
(b)鍛造可能な材料からなる円筒形のパイプ材に鍛造
絞り加工を施して、パイプ軸線方向にみて一方の端部側
に位置しホース嵌合部をなす薄肉円筒部と、他方の端部
側に位置する厚肉円筒部とを形成し、(c)厚肉円筒部
に鍛造据え込み加工を施して、厚肉円筒部の、薄肉円筒
部との境界部近傍に、該厚肉円筒部よりも大径のねじ締
付部を形成し、(d)厚肉円筒部の外周部に転造加工を
施して雄ねじを形成し、ねじ部を形成するようにしたこ
とを特徴とするものである。
【0015】このコネクタボルトの製造方法において
は、切削加工ではなく鍛造絞り加工によりホース嵌合部
が形成されるので、ホース嵌合部の外周部に螺旋状のツ
ールマーク(切削疵)が発生せず、したがって外周面が
平滑面となる。このため、ホースとホース嵌合部との間
のシール性が大幅に高められる。また、コネクタボルト
が一体成形により製作されるので、その強度ないし耐久
性が大幅に高められる。なお、ろう付け、溶接等の接合
が不要であるので、接合欠陥による漏れ、熱変形等が生
じないのはもちろんである。
【0016】このコネクタボルトの製造方法において
は、ホースとホース嵌合部との間の嵌合性ないしはシー
ル性を一層高めるために、かつホースの抜け落ちを防止
するために、薄肉円筒部の先端部近傍に、バルジ加工を
施して該薄肉円筒部よりも大径のホース抜け止め部(隆
起部)を形成するのが好ましい。なお、鍛造は、冷間鍛
造で行うのが好ましい。
【0017】また、本発明にかかるパイプから一体成形
されたコネクタボルトは、(a)コネクタボルト軸線方
向に伸び両端がそれぞれ外部に開口する管路と、(b)
コネクタボルト軸線方向にみて一方の端部側に位置し、
その外周面が平滑面であり、ホースを外嵌することがで
きる略円筒形の薄肉のホース嵌合部と、(c)他方の端
部側に位置し、外周部に雄ねじが形成された略円筒形の
厚肉のねじ部と、(d)ホース嵌合部とねじ部との間に
位置し、径方向外向きに膨出する屈曲部を備えた、ねじ
部よりも大径の角柱形のねじ締付部とが設けられている
ことを特徴とするものである。
【0018】このコネクタボルトにおいては、ホース嵌
合部の外周面が平滑面であるので、ホースとホース嵌合
部との間のシール性が大幅に高められる。また、コネク
タボルトが一体成形されているので、その強度が大幅に
高められる。なお、ろう付け、溶接等による接合部が存
在しないので、接合欠陥による漏れ、熱変形等が生じな
いのはもちろんである。
【0019】このコネクタボルトにおいては、ホースと
ホース嵌合部との間の嵌合性ないしはシール性を一層高
めるために、かつホースの抜け落ちを防止するために、
ホース嵌合部の先端部近傍に、該ホース嵌合部の直管部
よりも大径のホース抜け止め部(隆起部)が形成されて
いるのが好ましい。また、ホースをホース嵌合部に嵌合
させる際に、ホースの位置決めを容易にするために、ホ
ース嵌合部のコネクタボルト軸線方向の所定の部位に、
該ホース嵌合部の直管部よりも大径のホース位置決め部
(隆起部)が形成されているのがより好ましい。
【0020】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を具体
的に説明する。以下、図1(a)〜(e)を参照しつ
つ、本発明にかかる一体式のコネクタボルトの製造方法
を説明する。なお、以下では便宜上、図1(a)〜
(e)中の位置関係(左右方向)でもって、コネクタボ
ルトないしはその中間体(コネクタボルト中間体)の位
置ないしは部位をあらわすことにする。
【0021】図1(a)に示すように、このコネクタボ
ルトの製造工程においては、まず冷間鍛造が可能な金属
材料からなる円筒形のパイプ材1(コネクタボルト中間
体1)が、コネクタボルトの素材として製作(準備)さ
れる。このパイプ材1には、これをパイプ軸線方向(コ
ネクタボルト軸線方向)に貫通する円柱形の中空部2が
形成されている。このパイプ材1は、コイル状のパイプ
を矯正切断したもの、直管パイプを定尺切断したもの、
あるいは中実棒材(コイル状)から冷間鍛造で定尺パイ
プを成形したものなどを用いることができる。
【0022】続いて、図1(b)に示すように、パイプ
材1に冷間鍛造絞り加工を施して、パイプ軸線方向(図
1(b)では左右方向)にみて左側の部分に、肉厚が比
較的薄い薄肉円筒部3(シール部)を形成する。この薄
肉円筒部3は最終的には、ホース8(図2参照)を外嵌
するホース嵌合部3となる。ここで、パイプ材1の右側
の部分はとくには変形せず、厚肉円筒部4となる(すな
わち、厚肉円筒部4が形成される)。なお、薄肉円筒部
3の外径は厚肉円筒部4の外径よりも小さい。この冷間
鍛造絞り加工においては、パイプ材1の中空部2に、こ
れと係合する芯金(図示せず)を挿入して成形を行うよ
うにしているので、冷間鍛造絞り加工後も、中空部2の
内径(直径)は、ほとんど寸法変化を生じない。
【0023】次に、図1(c)に示すように、厚肉円筒
部4に、冷間鍛造据え込み加工を施して、該厚肉円筒部
4の、薄肉円筒部3との境界部近傍に、該厚肉円筒部4
よりも大径の異形部5を形成する。つまり、薄肉円筒部
3(ホース嵌合部)と厚肉円筒部4(ねじ転造前におけ
るねじ部)との間に、この後の工程で形成されるべきね
じ部4よりも大きな径の異形部5を形成する。なお、異
形部5を形成する際には、厚肉円筒部4の肉部を径方向
外向きに膨出させつつ据え込むので、屈曲部5aが形成
される。この異形部5は、冷間鍛造据え込み加工時に、
又は後加工により、その外形が六角形あるいは四角形に
成形されてねじ締付部5となる。このねじ締付部5は、
コネクタボルト完成後において、該コネクタボルトを工
具を用いて相手部材9(図2参照)に締め付ける際に工
具と係合する。
【0024】さらに、図1(d)に示すように、薄肉円
筒部3の左端部近傍に、バルジ加工を施して該薄肉円筒
部3の直管部よりも大径のホース抜け止め部6を形成す
る。これにより、薄肉円筒部3はホース嵌合部3とな
る。このホース抜け止め部6は、ホース8(図2参照)
をホース嵌合部3に外嵌した後、ホース8がホース嵌合
部3から抜け落ちるのを防止するとともに、ホース8と
ホース嵌合部3(コネクタボルト)との間のシール性を
向上させるために設けられる。なお、必要がなければ、
ホース抜け止め部6の形成を省いてもよい。
【0025】この後、図1(e)に示すように、厚肉円
筒部4の外周部に転造加工を施して雄ねじ7を形成す
る。これにより、厚肉円筒部4はねじ部4となる。最後
に、該コネクタボルト中間体1の外周面に腐食防止用の
表面処理を施す。これにより、コネクタボルトCが完成
する。なお、必要がなければ、この表面処理は省いても
よい。
【0026】図1から明らかなとおり、このようにして
製造されたコネクタボルトCは、コネクタボルト軸線方
向(左右方向)に伸び、左右の両端がそれぞれ外部に開
口する管路2(中空部2)と、左側に位置し、その外周
面が平滑面であり、ホース8(図2参照)を外嵌するこ
とができる略円筒形の薄肉のホース嵌合部3と、右側に
位置し、外周部に雄ねじ7が形成された略円筒形の厚肉
のねじ部4と、ホース嵌合部3とねじ部4との間に位置
し該ねじ部4よりも大径の角柱形(例えば、六角形、四
角形等)のねじ締付部5とが一体形成されてなり、かつ
ホース嵌合部3の左端部近傍に、該ホース嵌合部3の直
管部よりも大径のホース抜け止め部6が形成されている
一体式の(一体成形された)コネクタボルトである。
【0027】このコネクタボルトCの製造方法において
は、切削加工ではなく鍛造加工によりホース嵌合部3が
形成されるので、ホース嵌合部3の外周部に螺旋状のツ
ールマーク(切削疵)が発生せず、したがって外周面が
平滑面となる。このため、ホース8(図2参照)とホー
ス嵌合部3との間のシール性が大幅に高められる。ま
た、コネクタボルトCが一体成形により製作されるの
で、その強度ないしは耐久性が大幅に高められる。つま
り、組立式のコネクタボルトに生じる接合部の割れ、剥
離、摩耗変形等が発生しない。
【0028】図2に示すように、このコネクタボルトC
は、例えば、ホース8と相手部材9に形成された流体通
路10とを接続するために用いられる。このように、ホ
ース8と流体通路10とをコネクタホースCで接続する
場合、まずスパナ等の工具(図示せず)をねじ締付部5
に係合させ、該工具でコネクタボルトCを回転させ、コ
ネクタボルトCのねじ部4の雄ねじ7を、相手部材9の
雌ねじ11に螺入することになる。このとき、ねじ締付
部5と相手部材9との間にワッシャ12をはさみ込み、
コネクタボルトCと相手部材9との間のシール性を高め
る。なお、必要がなければ、ワッシャ12は省いてもよ
い。かくして、コネクタボルトCが相手部材9に強固に
取り付けられる。次に、ホース8をコネクタボルトCの
ホース嵌合部3に外嵌する。これにより、ホース8と相
手部材9の流体通路10とが、コネクタボルトCの管路
2を介して接続される。
【0029】なお、図3に示すように、ホース8をホー
ス嵌合部3に外嵌する際に該ホース8の位置決めを容易
にするために、ホース嵌合部3(薄肉円筒部3)の、ホ
ース8の右端部が位置すべき部位に、バルジ加工を施し
て該ホース嵌合部3(直管部)よりも大径のホース位置
決め部13を形成してもよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】 (a)〜(d)は、それぞれ、本発明にかか
るコネクタボルトの製造工程の途中におけるコネクタボ
ルト中間体の側面図であり、(e)は完成後におけるコ
ネクタボルトの一部断面側面図である。
【図2】 相手部材に取り付けられた状態における本発
明にかかるコネクタボルトの側面断面図である。
【図3】 ホース位置決め部を備えたコネクタボルトの
一部断面側面図である。
【図4】 (a)〜(c)は、それぞれ、従来の一体式
コネクタボルトの製造工程の途中におけるコネクタボル
ト中間体の側面図であり、(d)は完成後におけるコネ
クタボルトの一部断面側面図である。
【図5】 従来の組立式コネクタボルトの一部断面側面
図である。
【図6】 従来の組立式コネクタボルトの一部断面側面
図である。
【図7】 相手部材に取り付けられた状態における図6
に示すコネクタボルトの側面断面図である。
【符号の説明】
C…コネクタボルト、1…パイプ材(コネクタボルト中
間体)、2…管路(中空部)、3…ホース嵌合部(薄肉
円筒部)、4…ねじ部(厚肉円筒部)、5…ねじ締付部
(異形部)、5a…屈曲部、6…ホース抜け止め部、7…
雄ねじ、8…ホース、9…相手部材、10…流体通路、
11…雌ねじ、12…ワッシャ、13…ホース位置決め
部。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F16L 33/24 F16L 33/24 // F16B 35/00 F16B 35/00 P 35/04 35/04 F (72)発明者 横田 浩一 広島県安芸郡音戸町波多見1丁目34番28号 松本重工業株式会社内 Fターム(参考) 3H017 KA02 4E087 CA23 CA31 CA41 CB03 CC06 HA54

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コネクタボルト軸線方向に伸び両端がそ
    れぞれ外部に開口する管路と、コネクタボルト軸線方向
    にみて一方の端部側に位置しホースを外嵌することがで
    きる薄肉のホース嵌合部と、他方の端部側に位置し外周
    部に雄ねじが形成された厚肉のねじ部と、上記ホース嵌
    合部と上記ねじ部との間に位置し該ねじ部よりも大径の
    ねじ締付部とが設けられているコネクタボルトの製造方
    法であって、 鍛造可能な材料からなる円筒形のパイプ材に鍛造絞り加
    工を施して、パイプ軸線方向にみて一方の端部側に位置
    し上記ホース嵌合部をなす薄肉円筒部と、他方の端部側
    に位置する厚肉円筒部とを形成し、 上記厚肉円筒部に鍛造据え込み加工を施して、上記厚肉
    円筒部の、上記薄肉円筒部との境界部近傍に、該厚肉円
    筒部よりも大径の上記ねじ締付部を形成し、 上記厚肉円筒部の外周部に転造加工を施して雄ねじを形
    成し、上記ねじ部を形成するようにしたことを特徴とす
    るコネクタボルトの製造方法。
  2. 【請求項2】 上記薄肉円筒部の先端部近傍に、バルジ
    加工を施して該薄肉円筒部よりも大径のホース抜け止め
    部を形成するようにしたことを特徴とする請求項1に記
    載のコネクタボルトの製造方法。
  3. 【請求項3】 上記鍛造を冷間鍛造で行うようにしたこ
    とを特徴とする請求項1又は2に記載のコネクタボルト
    の製造方法。
  4. 【請求項4】 コネクタボルト軸線方向に伸び両端がそ
    れぞれ外部に開口する管路と、 コネクタボルト軸線方向にみて一方の端部側に位置し、
    その外周面が平滑面であり、ホースを外嵌することがで
    きる略円筒形の薄肉のホース嵌合部と、 他方の端部側に位置し、外周部に雄ねじが形成された略
    円筒形の厚肉のねじ部と、 上記ホース嵌合部と上記ねじ部との間に位置し、径方向
    外向きに膨出する屈曲部を備えた、上記ねじ部よりも大
    径の角柱形のねじ締付部とが設けられていることを特徴
    とする、パイプから一体成形されたコネクタボルト。
  5. 【請求項5】 上記ホース嵌合部の先端部近傍に、該ホ
    ース嵌合部の直管部よりも大径のホース抜け止め部が形
    成されていることを特徴とする請求項4に記載のコネク
    タボルト。
  6. 【請求項6】 上記ホース嵌合部のコネクタボルト軸線
    方向の所定の部位に、該ホース嵌合部の直管部よりも大
    径のホース位置決め部が形成されていることを特徴とす
    る請求項4又は5に記載のコネクタボルト。
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