JP2000139994A - 加温具 - Google Patents

加温具

Info

Publication number
JP2000139994A
JP2000139994A JP10318876A JP31887698A JP2000139994A JP 2000139994 A JP2000139994 A JP 2000139994A JP 10318876 A JP10318876 A JP 10318876A JP 31887698 A JP31887698 A JP 31887698A JP 2000139994 A JP2000139994 A JP 2000139994A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
sheet
heating
heating element
sheets
side edge
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP10318876A
Other languages
English (en)
Inventor
Ayako Makino
綾子 牧野
Toshiyasu Tanaami
俊安 店網
Tetsuyuki Kigata
哲行 木賀田
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Kao Corp
Original Assignee
Kao Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Kao Corp filed Critical Kao Corp
Priority to JP10318876A priority Critical patent/JP2000139994A/ja
Publication of JP2000139994A publication Critical patent/JP2000139994A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Thermotherapy And Cooling Therapy Devices (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 装着中に、ズレたり、脱落したりすることが
ない加温具を提供すること。 【解決手段】 第1のシート2と、該第1のシート2に
連設された第2のシート3とからなり、該第1のシート
2と該第2のシート3とにより、衣類を狭持して装着す
る加温具であって、第1及び第2のシート2,3は、そ
れらの少なくともいずれか一方は発熱体6を含有する発
熱体シート10であり、互いに離隔された2つの連接部
8,8において連続しており、2つの該連接部8,8間
における第1のシート2の側縁部21及び第2のシート
3の側縁部31は、第1のシ−ト2と第2のシート3と
の間に開口部9が形成されるように、それぞれ離隔され
ている本実施形態の加温具1。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、装着時におけるズ
レや脱落が少ない加温具に関する。
【0002】
【従来の技術及び発明が解決しようとする課題】加温具
としては、裏面側に接着剤が塗布されており、扁平形状
で、衣類に貼り付けて使用するタイプのものが種々提案
されている。
【0003】しかし、このような形態の加温具は、単に
粘着部を介して、衣類に装着して用いるものであり、装
着中に、ズレたり、脱落したりするという問題があっ
た。
【0004】従って、本発明の目的は、装着中に、ズレ
たり、脱落したりすることがない加温具を提供すること
にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、第1のシート
と、該第1のシートに連設された第2のシートとからな
り、該第1のシートと該第2のシートとにより、衣類を
狭持して装着する加温具であって、上記の第1及び第2
のシートは、それらの少なくともいずれか一方は発熱体
を備えた発熱体シートであり、互いに離隔された2つの
連接部において連続しており、2つの該連接部間におけ
る該第1のシートの側縁部と該第2のシートの側縁部と
は、該第1のシ−トと該第2のシートとの間に開口部が
形成されるように、それぞれ離隔されている加温具を提
供することにより、上記目的を達成したものである。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、本発明の加温具の好ましい
1実施形態について説明する。本実施形態の加温具1
は、図1及び図2に示すように、第1のシート2と、該
第1のシート2に連設された第2のシート3とからな
り、該第1のシート2と該第2のシート3とにより、衣
類を狭持して装着する加温具である。そして、第1及び
第2のシート2,3は、それらの少なくともいずれか一
方は発熱体6を含有する発熱体シート10であり、互い
に離隔された2つの連接部8,8において連続してお
り、2つの該連接部8,8間における第1のシート2の
側縁部21及び第2のシート3の側縁部31は、第1の
シ−ト2と第2のシート3との間に開口部9が形成され
るように、それぞれ離隔されている。
【0007】更に詳述すると、本実施形態においては、
第1のシート2の側縁部21及び第2のシート3の側縁
部31は、それぞれ湾曲形成されている。第1のシート
2及び第2のシート3は、何れも、発熱体を備えた発熱
体シート10であり、両者共に、基材シート5と、該基
材シート5上に載置された発熱体6と、該発熱体6の周
縁を覆い、該周縁において基材シート5に固定されてい
る表面シート4とからなる。また、第1及び第2のシー
ト2,3の裏面側には、それぞれ、粘着剤が塗布されて
形成された粘着部7が設けられている。尚、粘着部7
は、保存時には、剥離紙(図示せず)が剥離自在に貼り
付けられて保護されている。第1のシート2は、3角形
様の形状であり、そのほぼ中央部に発熱体6が位置する
ようになされている。第2のシート3は、左右両側に2
つの凸部32,32を有し、中央部33が凹んだ形状と
なされており、この2つの凸部32,32にそれぞれ発
熱体6が位置するようになされている。そして、図3に
示すように、装着時には、第1のシート2と第2のシー
ト3とを折り重ねて衣類を狭持した際に、横一列に3つ
の発熱体6,6,6が並列するようになされている。
【0008】連接部8,8間における第1及び第2のシ
ート2,3の側縁部21,31の曲率半径は、それぞ
れ、第1のシートと第2のシートとの間に間隔が開くの
であれば、使用する部位(腹部や肩等の装着部位)に応
じて任意であり、4cm〜30cmとするのが好まし
い。ここで、曲率半径は、下記のように測定される。湾
曲の2点で交わる様に直線を引き、湾曲と直線の交点を
結ぶ距離をhとしたとき、hの中央から(つまりh/
2)より湾曲へ垂直に直線を引き、hの中央と湾曲の交
点との距離sを測定し、曲率半径r={(h/2)2+s
2 }/2sで測定される。
【0009】また、連接部8の幅Wは、狭い方が好まし
く、2〜30mmとするのが好ましい。
【0010】次に、上述した各部材の形成材料について
説明する。表面シート4及び基材シート5の形成材料と
しては、ポリエチレン、ポリプロピレン、ポリエチレン
テレフタレート、ナイロンあるいはこれらを2種以上組
み合わせた複合繊維等の不織布と発熱温度、発熱時間を
調整するための通気シートから成る多層シート等が挙げ
られる。発熱体6としては、鉄粉を主成分とするもので
あれば、特に限定されない。粘着剤としては、通常、使
い捨てカイロ等に用いることができるものであれば、特
に制限なく用いることができる。
【0011】上記加温具1は、専ら腹部を加温するため
に用いられるもので、図3に示すように、第1のシート
2と第2のシート3とによりショーツA等の下着を挟ん
で用いられる。そして、本形態の加温具1は、このよう
にして衣類に装着して使用することができるため、使用
中にカイロがズレたり、外れて脱落することがなく、好
適に使用できるものである。また、第1のシート2の側
縁部21と第2のシートの側縁部31とが、それぞれ湾
曲されているので、装着時における衣類の湾曲形状(シ
ョーツの腹側側縁部、襟首等の湾曲形状)との釣り合い
が良く、装着感にも優れるものである。このため、本形
態の加温具は、特に、女性の生理痛緩和用の加温具等と
して用いることができる。
【0012】本形態の加温具は、表面シートの連続体と
基材シートの連続体とで、所定形状の発熱体を挟持し、
次いで、図1に示すような加温具の形状となるように、
発熱体の周縁部を切り欠く等して得ることができる。
尚、通常は、発熱体が発熱しないように、更に袋詰めし
て密封して使い捨て用として販売される。
【0013】尚、平面形状は上述の実施形態に制限され
ず、長方形状等種々の形状とすることが可能である。使
用箇所も、下腹部に制限されず、肩部、襟首の背中側等
種々の箇所に適用可能である。上記実施形態において
は、第1のシートと第2のシートとが、1枚の発熱体シ
ートから形成されたものを例示して説明したが、別体の
シートを連接部において連結(接着等)して第1及び第
2のシートを形成しても良い。第1のシート2の側縁部
21と第2のシート3の側縁部31とは湾曲形成しなく
てもよく、開口部9が長方形状となるように両側縁部を
形成する等してもよい。
【0014】
【発明の効果】本発明の加温具は、装着中に、ズレた
り、脱落したりすることがないものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の加温具の1実施形態を示す平
面図である。
【図2】図2は、図1のII-II 断面図である。
【図3】図3は、図1に示す加温具の使用態様図であ
る。
【符号の説明】
1 加温具 10 発熱体シート 2 第1のシート 21 側縁部 3 第2のシート 31 側縁部 4 表面シート 5 基材シート 6 発熱体 7 粘着部 8 連接部 9 開口部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 木賀田 哲行 栃木県芳賀郡市貝町赤羽2606 花王株式会 社研究所内 Fターム(参考) 4C099 AA01 CA09 EA08 GA03 GA30 HA02 JA03 JA04 LA11 NA05

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 第1のシートと、該第1のシートに連設
    された第2のシートとからなり、該第1のシートと該第
    2のシートとにより、衣類を狭持して装着する加温具で
    あって、 上記の第1及び第2のシートは、それらの少なくともい
    ずれか一方は発熱体を備えた発熱体シートであり、互い
    に離隔された2つの連接部において連続しており、2つ
    の該連接部間における該第1のシートの側縁部と該第2
    のシートの側縁部とは、該第1のシ−トと該第2のシー
    トとの間に開口部が形成されるように、それぞれ離隔さ
    れている加温具。
  2. 【請求項2】 上記の第1及び第2のシートは、何れ
    も、発熱体を備えた発熱体シートであり、 上記の第1のシートは、三角形様の形状であり、そのほ
    ぼ中央部に発熱体が位置するようになされており、 上記の第2のシートは、左右両側に2つの発熱体が位置
    するようになされており、 装着時には、横一列に3つの発熱体が並列するようにな
    された請求項1記載の加温具。
  3. 【請求項3】 上記の第1及び第2のシートの側縁部
    は、それぞれ湾曲形成されている請求項1記載の加温
    具。
JP10318876A 1998-11-10 1998-11-10 加温具 Pending JP2000139994A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10318876A JP2000139994A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 加温具

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP10318876A JP2000139994A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 加温具

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000139994A true JP2000139994A (ja) 2000-05-23

Family

ID=18103959

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP10318876A Pending JP2000139994A (ja) 1998-11-10 1998-11-10 加温具

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000139994A (ja)

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4795399A (en) Brassiere shoulder strap bearing pad
US4622698A (en) Disposable bib
US4416025A (en) Bib having segmented neck-aperture perimetric edge
KR0182249B1 (ko) 등벨트
US6247184B1 (en) Conformable pair of underwear
JP3652535B2 (ja) 使い捨てのトランクス型パンツ
US6128780A (en) Bib having an improved pocket structure
JP3971595B2 (ja) 体液吸収性物品をアンダーガーメントに取り付けるための手段
US5822792A (en) Bib having an improved neck opening
US5715542A (en) Bib having an improved fastener
KR20000049173A (ko) 오목한 측면 에지를 갖는 일회용 턱받이
US6599278B1 (en) Urinary bag supporting device
JP2000139994A (ja) 加温具
JP3957377B2 (ja) 携帯用カイロ
JP2007159788A (ja) マスク
JP2002511532A (ja) 伸張性のある首開口部を有する使い捨てよだれかけ
JP3597715B2 (ja) 使い捨ての着用物品
KR20100042546A (ko) 일회용 앞치마
WO2001003527A1 (fr) Vetement jetable
JP2000170004A (ja) トランクス型着用物品の製造方法
JP2008220527A (ja) 発熱具
JPH0211062Y2 (ja)
AU742073B2 (en) Bib having an improved fastener
JP3957026B2 (ja) 加温具
JPH0324182Y2 (ja)