JPH0324182Y2 - - Google Patents

Description

【考案の詳細な説明】 〔先行技術〕 金属の押圧片、殊にゲルマニウム等の突部が鋭
角の押圧片は知られている。又、腹巻の内側に袋
を設けその中に薄手の保温用自己発熱体を収納し
たものも知られている。しかし、その両者を結合
したようなものは知られていないし、複数の金属
片を腹巻の内側で自在に位置を変え得るようにし
たものも当然知られていない。

〔本考案の改良点及び構成〕

本考案は上記の問題を一気に解決したものであ
つて、帯状腹巻の後背部あるいは後背部および腹
部に巾広く袋部を設け、その上に位置を変え得る
複数のベルベツト式フアスナー片の裏側に磁性材
料が裏打ちされた緩い鈍角のゲルマニウムで被覆
されるか又はその頂部にゲルマニウムを嵌めこん
だ押圧金属片を身体側に接するように設け、該ベ
ルベツト式フアスナーにより押圧金属片を袋部に
止着し、かつ袋部中に保温用自己発熱体を収納し
てなる押圧金属片付腹巻を要旨とする。そしてこ
の腹巻に取り付けられる金属片はベルベツト式フ
アスナー片の裏側に接触され、使用者がその位置
を任意に変え得るようにしてある。又、腹巻本体
と金属片付着面との間には、袋を形成しておき、
これに薄い自己発熱性の保温体（例えば商品名ホ
カロンのごときもの）を入れ、保温も可能にでき
るようにしてある。更に押圧金属片としては表面
にゲルマニウム被覆を施こすか又は、頂部付近に
ゲルマニウムチツプを埋め込んだものであり、そ
して磁性材料で裏打ちされたものである。

〔実施例〕

本考案の実施例を図について説明する。第１図
において、１は腹巻本体、２は金属押圧片を付着
すべき後背部に縫い付けた後背部布地、３は金属
押圧片を付着すべき腹部内側に縫い付けられた腹
部布地、４は金属片を付着すべきベルベツト式フ
アスナー片、８は押圧金属片、６は使用時におけ
る腹巻固定用のベルベツト式フアスナー、そして
腹巻本体１と後背部布地３に場合によつては腹部
布地との間にも袋７が形成されており、この中に
自己発熱性保温材を収納し得る袋が形成されてい
る。

第２図は押圧金属片８とこれを取り付けるべき
ベルベツト式フアスナー片４との関係を示し、５
は金属押圧片裏側の磁性体を示している。

上記において、押圧金属片はゲルマニウムの被
覆あるいはチツプの埋込ましたものである。そし
て磁性体が裏打ちされている。又、金属片は時に
冷たい感じを与えるので、その頂部を残して他を
布で被覆しておくと（図示しない）この冷たさの
問題は解決される。

〔作用効果〕

本考案の押圧金属片付腹巻は、体型に合わせ
て、自由にしめ得るようにベルベツト式フアスナ
ー６で止められるようになつており、金属片自体
もその人のツボに合わせてそれぞれの付着布地か
ら離し、位置を変えて使用することが出来るの
で、万人向きである。更に薄い自己発熱体を袋７
に入れておくと、保温をも兼ねることができる。
更に、押圧金属片のゲルマニウムと磁性体とによ
る健康保金効果が奏せされる。

以上の通りであるから、本考案の押圧金属片付
腹巻の効果は健康上極めて大きい。

【図面の簡単な説明】

第１図は本考案腹巻の裏側、即ち身体側からみ
た展開図であり、第２図はベルベツト式フアスナ
ー片に接着された磁性体を裏打ちした金属押圧片
の断面図である。 １……腹巻本体、２……後背部布地、３……腹
部布地、４……ベルベツト式フアスナー片、５…
…磁性体、６……ベルベツト式フアスナー、７…
…袋、８……押圧金属片。

Claims (1)

【実用新案登録請求の範囲】
1. 帯状腹巻の後背部あるいは後背部および腹部に
   巾広く袋部を設け、その上に位置を変え得る複数
   のベルベツト式フアスナー片の裏側に磁性材料が
   裏打ちされた緩い鈍角のゲルマニウムで被覆され
   るか又はその頂部にゲルマニウムチツプを嵌めこ
   んだ押圧金属片を身体側に接するように設け、該
   ベルベツト式フアスナーにより押圧金属片を袋部
   に止着し、かつ袋部中に保温用自己発熱体を収納
   してなることを特徴とする押圧金属片付腹巻。