JP2000139666A - 常温ガラスコーティング紙トレイ - Google Patents

常温ガラスコーティング紙トレイ

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JP2000139666A JP10324871A JP32487198A JP2000139666A JP 2000139666 A JP2000139666 A JP 2000139666A JP 10324871 A JP10324871 A JP 10324871A JP 32487198 A JP32487198 A JP 32487198A JP 2000139666 A JP2000139666 A JP 2000139666A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 本発明は、木材繊維または綿からなる紙素材
を所定大の紙トレイに加圧形成し、常温においてガラス
コーティング剤を塗布することにより、漆器のつや、風
合いに近い美観を有し、トレイとしての使用強度と、耐
水性に優れた常温ガラスコーティング紙トレイを提供す
る。 【解決手段】 本発明の常温ガラスコーティング紙トレ
イ1は、木材繊維または綿からなる紙素材5を所定大に
カットし、これを中央部が窪んだ凹型の下部プレス9b
と、中央部突出した凸型の上部プレス9aとの間で加圧
したトレイ芯材2と、該トレイ芯材2の表面および縁部
を研磨、整形した後、その表面または縁部にウレタン塗
料を塗布して形成された下塗部3と、該下塗部3表面ま
たは縁部に、酸化物化(ガラス化)に必要な触媒として
ホウ素イオンおよびハロゲンイオンを含み、アルコール
に溶融した加水分解可能な有機金属化合物の単一組成若
しくは複合組成からなるコーティング剤をトレイ芯材2
に噴霧あるいは刷毛によりコーティング部4として塗布
した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】本発明は、食品や食器を載置する
トレイに関し、耐水性に富み、適度の強度を有し、美観
に優れた常温ガラスコーティング紙トレイに関する。
【0002】
【従来の技術】わが国では、古来より食器や盆を始めと
する漆器を親しんで使用しているが、現代においては、
例えば、会席料理での食台や盆、また来客にお茶を出す
ときの茶托等といったように、日常以外の特別な場合に
のみ使用されることがほとんどである。
【0003】漆器は、木を盆、食台、茶托等の形状に削
り、これに漆を塗布したものであり、摩擦により傷が付
いたり、水滴が付着したまま長時間放置しておくとしみ
になったり、逆に乾燥しすぎるとひび割れたりと、保管
や使用方法等、その扱いが非常にやっかいである。この
ように漆器が扱いにくいことから、最近では、ポリエチ
レン等の合成樹脂を盆、食台、茶托等の形状に形成し、
これにウレタン塗装を施したものが漆器に変わる日常品
として広く使用されている。
【0004】
【発明が解決しようとする問題点】しかしながら、前記
したように合成樹脂を、盆、食台、茶托等に形成し、ウ
レタン塗布を施した従来の盆、食台、茶托等は、樹脂製
品特有の重量感があり、本来漆器がもつ風合いを出すこ
とが困難であった。
【0005】また、合成樹脂等にウレタン塗布を行った
疑似漆器は、耐久性を持たせるために、製品が作成され
た直後は、つやを有するが、使用や時間が経過するに連
れ、そのつやが低減してしまうという欠点があった。さ
らに、近年の社会問題の1つである環境保護が唱えられ
る中、材質が樹脂である従来の盆、食台、茶托等が破損
した場合は、例えば、焼却すると、環境ホルモン(内分
泌破壊性物質)と称されるダイオキシン等が発生するこ
とから、使用することが敬遠されるといった問題が発生
している。
【0006】本発明は、上記従来の事情に鑑みてなされ
たもので、木材繊維または綿等を所定溶液に浸漬し、こ
れを積層して作成した紙素材を所定大のトレイ芯材に加
圧形成し、常温においてガラスコーティング剤を塗布す
ることにより、漆器のつや、風合いに近い美観を有し、
トレイとしての使用に耐えうる強度と、耐水性に優れた
常温ガラスコーティング紙トレイを提供することを目的
とする。
【0007】
【問題点を解決する手段】上記目的を達成するために本
願請求項1に係る発明は、常温ガラスコーティング紙ト
レイにおいて、木材繊維または綿等を所定溶液に浸漬
し、これを積層して作成した紙素材を所定大にカット
し、これを中央部が窪んだ凹型の下部プレスと、中央部
突出した凸型の上部プレスとの間で加圧したトレイ芯材
と、該トレイ芯材の表面および縁部を研磨、整形した
後、その表面または縁部にウレタン塗料を塗布して形成
された下塗部と、該下塗部表面または縁部に、酸化物化
(ガラス化)に必要な触媒としてホウ素イオンおよびハ
ロゲンイオンを含み、アルコールに溶融した加水分解可
能な有機金属化合物の単一組成若しくは複合組成からな
るコーティング剤を塗布したコーティング部と、からな
ることを特徴とする。
【0008】本願請求項2に係る発明は、常温ガラスコ
ーティング紙トレイにおいて、木材繊維または綿等を所
定溶液に浸漬し、これを積層して作成した紙素材を所定
大にカットし、これを中央部が窪んだ凹型の下部プレス
と、中央部突出した凸型の上部プレスとの間で加圧した
のち、該トレイ芯材の表面および縁部を研磨、整形した
トレイ芯材と、該下塗部表面または縁部に、酸化物化
(ガラス化)に必要な触媒としてホウ素イオンおよびハ
ロゲンイオンを含み、アルコールに溶融した加水分解可
能な有機金属化合物の単一組成若しくは複合組成からな
るコーティング剤を塗布したコーティング部と、からな
ることを特徴とする。
【0009】本願請求項3に係る発明は、前記請求項1
または前記請求項2に記載の常温ガラスコーティング紙
トレイにおいて、前記コーティング部は、前記下塗部表
面または縁部、あるいは、前記トレイ芯材表面または縁
部に、噴霧により、あるいは、刷毛、ロールにより塗布
されることを特徴とする。
【0010】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態に係る常温ガ
ラスコーティング紙トレイとして、例えば、所定大の角
トレイについて図1、図2を参照して説明する。図1
(a)は、トレイ芯材に、ガラスコーティング処理を施
した常温ガラスコーティング紙トレイ1の構成図であ
り、図1(b)は、同常温ガラスコーティング紙トレイ
1の断面図である。図1中、2は、トレイ芯材、3は、
前記常温ガラスコーティング紙トレイ1を漆器の風合い
の色となるように下塗り塗料が塗布される下塗部、4
は、詳細には後述するガラスコーティング剤が塗布され
たコーティング部である。
【0011】トレイ芯材2は、木材繊維または綿からな
る複数の紙素材を積層して、トレイ状に加圧形成された
ものである。ここで、トレイ芯材2を製造する製造工程
について説明する。図2は、トレイ芯材の製造工程の説
明図であり、5は、複数の紙素材、6は、塩化亜鉛溶液
の入った溶液槽、7は、前記溶液を脱液するための水が
入れられた脱液槽、8は、前記脱液槽で脱液された紙素
材を所定大にカットする切断機である。
【0012】なお、これら溶液槽6と脱液槽7の間には
紙送りローラ11aが、また脱液槽7と切断機8の間に
は紙送りローラ11bと紙送りローラ11cが、次の工
程へ紙を送るために、それぞれ配置されている。また、
9は、前記切断機8で所定大にカットされた紙素材をプ
レスして、トレイ芯材2に形成するプレス機、10は、
前記プレス機9により形成されたトレイ芯材2を乾燥さ
せる乾燥機である。
【0013】なお、前記プレス機9は、上部プレス板9
aと下部プレス板9bとで構成されている。上部プレス
板9aは、下方に突出した例えば金属等から成る凸状の
板であり、下部プレス板9bは、上部面の中程が窪んだ
例えば金属等から成る凹状の板で構成され、前記切断機
8で所定大にカットされた紙素材を、上部プレス板9a
と下部プレス板9bとの間に置き、上部プレス板9aと
下部プレス板9bで加圧すると、紙素材は所定形状のト
レイ状に形成される。
【0014】つぎに、このトレイ芯材2が上記工程にお
いて、形成される様子について説明する。まず、木材繊
維または綿等の複数の紙素材5を用意し、これらの紙素
材5を所定の間隔を有して重ね、塩化亜鉛溶液の入った
溶液槽6に潜らせる。塩化亜鉛溶液が付着した紙素材5
は、これらを重ねて、紙送りローラ11aで脱液槽7に
送られながら積層される。この積層された紙素材5は、
脱液槽7の中の水により、紙素材5に付着した塩化亜鉛
溶液が洗浄される。
【0015】洗浄された紙素材5は、紙送りローラ11
cにより、次の切断機8に送られる。そして、紙素材5
は、切断機8により、トレイの大きさ(例えば、縦40
0mm、横500mm、厚さは、水分を含んでいるた
め、乾燥後0.25mm〜2.00mmとなる程度)に
カットし、プレス機9で加圧して、中程が窪んだ凹状の
トレイ状に形成される。
【0016】そして、前記プレス機9で加圧され、乾燥
機10に入れて乾燥させると、本発明の常温ガラスコー
ティング紙トレイの芯となるトレイ芯材2ができる。な
お、この常温ガラスコーティング紙トレイ1の大きさ
は、ここでは縦400mm、横500mm、厚さ0.2
5〜2.00mm程度として説明するが、本発明は、こ
の大きさに限定されるものではない。
【0017】つぎに、下塗部3は、例えば「黒」のスト
ロン#800(食器等に塗布される2種類のA液とB液
を調合してなるウレタン塗料)のA液、B液をそれぞれ
2:1の割合で調合して下塗剤とし、前記トレイ芯材2
の表面に塗布、乾燥したものである。なお、前記トレイ
芯材2を作成する際に、所定の色の紙を用いれば、下塗
部3は、特に必要ではなく、前記トレイ芯材2の表面に
直接ガラスコーティング部4を形成してもよい。
【0018】ガラスコーティング部4は、Zn(亜
鉛)、Al(アルミニウム)、Ti(チタン)、Sn
(スズ)、Si(珪素)等を含む有機化合物(金属アル
コキシド)に、ホウ素イオンの存在下にハロゲンイオン
を含む硬化触媒と、架橋剤としての官能性側鎖のアルコ
キシ基、アシロキシ基、オキシム基を有するオルガノシ
ロキサンからなるコーティング剤を、対象物たるトレイ
芯材2に塗布することにより形成される層である。
【0019】この被膜形成は、次式1に示すように、オ
ルガノポリシロキサンの官能基R(メチル基、フェニル
基等)が、空気中の水分によって加水分解を受けて水酸
基に変化し、ついで、次式2に示すように、この反応で
生じたオルガノポリシロキサンの水酸基が前記架橋剤
(官能性側鎖を有するオルガノシロキサン)の官能基に
よりアタックを受け、触媒の作用をも受けて脱アルコー
ル反応を起こし、3次元構造の高分子化合物であるポリ
シロキサン硬化体が形成される。
【0020】
【式1】
【0021】
【式2】
【0022】またこれを化学反応式で表すと次の式3、
式4、式5、式6で表される。
【0023】
【式3】
【0024】
【式4】
【0025】
【式5】
【0026】
【式6】
【0027】また、前記触媒によって、B3+とX
(ハロゲンイオン)から錯イオンBX ができ、金
属を含む有機化合物(金属アルコキシド)M(OR)n
のM(金属)とBX のBが極めて容易に置換反応を
生じさせ、錯イオンMXn+1 ができ、ついで、この
錯イオンMXn+1 が加水分解され、加水分解されて
できたM(OH)nが脱水縮合反応を生じて、常温にお
いて金属酸化物(ガラス)が得られる。
【0028】つぎに、本実施の形態における常温ガラス
コーティング紙トレイ1を作成するコーティング作業に
ついて説明する。まず、前記トレイ芯材製造工程にそっ
て、所定大のトレイ芯材2を作る。トレイ芯材2は、抄
造工程や切断工程において、表面に毛羽が生じているた
め、表面や縁部をサンドペーパー(例えば、#320)
で研磨する。このトレイ芯材2の表面に前記下塗剤を塗
布して、60℃下に1時間放置して乾燥させ、下塗りを
終えたトレイ芯材2の表面を、さらにサンドペーパー
(例えば、#320)で研磨する。この場合、トレイ芯
材2に下塗りをしない場合は、サンドペーパー(例え
ば、#320)で研磨する。
【0029】ガラスコーティング剤の用意ができると、
これをスプレイ容器(図示外)に入れ、下塗りを終えた
前記トレイ芯材2を用意し、該スプレイ容器(図示外)
からガラスコーティング剤を噴霧してトレイ芯材2に塗
布する。このトレイ芯材2を、80℃で1時間乾燥する
と、およそ10ミクロン〜13ミクロン程度の、いわゆ
るコーティング膜がガラスコーティング部4として形成
され、本発明の常温ガラスコーティング紙トレイ1とな
る。
【0030】なお、上記実施の形態では、コーティング
処理を施すトレイ芯材を角トレイとしてして説明した
が、丸トレイでもよく、また、漆器に見られるように葉
形状のトレイ芯材であってもよく、その形状は特に限定
しない。また、上記実施の形態では、紙素材をプレス機
で加圧して凹状のトレイ芯材を形成したが、プレス機に
よる加圧形成の際に、凹状を形成する必要はなく、茶托
と同様の機能を有するコースター等のように平らな板状
のトレイ芯材であってもよい。
【0031】また、上記実施の形態では、木材繊維また
は綿からなる紙素材を加圧形成により、1つのトレイ芯
材を形成したが、複数の部材による例えば底部となるト
レイ芯材の縁に、別の側部となるトレイ芯材を接着して
1個のトレイ芯材を形成し、その後、本実施の形態に係
るガラスコーティング剤を塗布してもよい。なお、上記
実施の形態では、ガラスコーティング剤を塗布する方法
として、ガラスコーティング剤を入れ、スプレイ容器に
より噴霧して塗布したが、該ガラスコーティング剤を刷
毛により塗布してもよく、塗布方法は特に限定しない。
【0032】また、上記実施の形態では、下塗り用にス
トロン#800(黒)を用いたが、漆器にも見られるよ
うに、例えば、ストロン#980サンディングシーラー
といった赤の下塗り用塗料を塗布してもよく、目的に応
じていれば、その色および模様は特に限定しない。な
お、上記実施の形態では、木材繊維または綿等を紙素材
により、トレイ芯材を形成して説明したが、例えば、粉
砕したカシューナッツ殻、クルミ殻、アーモンド殻等と
樹脂により、トレイ芯材を形成してもよい。
【0033】なお、上記第1および第2の実施の形態で
は、架橋剤として、官能性側鎖のアルコキシ基、アシロ
キシ基、オキシム基を有するオルガノシロキサンを使用
したが、これは、上記式1および式2の反応を阻害する
物質が存在しない場合には、架橋剤自体の使用を省略し
ても良い。
【0034】
【発明の効果】上述するように、トレイ芯材製造工程に
そってトレイ芯材を製造し、このトレイ芯材に下塗りの
ウレタン塗料を塗布したのち、または、直接トレイ芯材
に、Zn(亜鉛)、Al(アルミニウム)、Ti(チタ
ン)、Sn(スズ)、Si(珪素)等を含む有機化合物
(金属アルコキシド)に、ホウ素イオンの存在下にハロ
ゲンイオンを含む硬化触媒と、官能性側鎖のアルコキシ
基、アシロキシ基、オキシム基を有するオルガノシロキ
サンからなるコーティング剤を、予め下塗り等の前処理
を行ったトレイ芯材に塗布後乾燥させると、耐水性に富
む常温ガラスコーティング紙トレイとすることができ
る。これにより、樹脂加工によるトレイに比し、本発明
の常温ガラスコーティング紙トレイを利用すると、本来
の漆器(いわゆる「盆」)に酷似したトレイが作成でき
る。
【0035】また、本発明の常温ガラスコーティング紙
トレイは、トレイ芯材にコーティングされる金属酸化物
ガラスが、常温において噴霧や刷毛、ロールを用いてコ
ーティング処理が行えるため、高温処理が必要なガラス
加工装置等を必要とせず、容易にコーティング処理を行
うことができる。
【0036】さらに、本発明の常温ガラスコーティング
紙トレイは、例えば破損等により、廃棄する際に、燃焼
ゴミとして焼却した場合にも、環境汚染物質が発生する
ことがなく安全に焼却処理ができるといった利点があ
る。そして、本発明の常温ガラスコーティング紙トレイ
は、紙素材をプレス機で加圧して、そのトレイ形状を形
成するため、木材繊維等の量や加圧用のプレス機の形を
替えるのみで、種々の常温ガラスコーティング紙トレイ
を容易に作成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施の形態に係る常温ガラスコー
ティング紙トレイの構成図である。
【図2】 本発明の一実施の形態に係る常温ガラスコー
ティング紙トレイの紙トレを作成するトレイ芯材製造装
置を示した説明図である。
【符号の説明】
1・・常温ガラスコーティング紙トレイ 2・・トレイ芯材 3・・下塗部 4・・コーティング部 5・・紙素材 6・・溶液槽 7・・脱液槽 8・・切断機 9・・プレス機 10・・乾燥機 11a、11b、11c・・紙送りローラ
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成10年11月19日(1998.11.
19)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】0021
【補正方法】変更
【補正内容】
【0021】
【式2】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 森実 敏倫 東京都練馬区羽沢2丁目26番12号 Fターム(参考) 3B001 AA13 AA29 CC36 CC38 3B115 AA03 BB14 DA13 EA01

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 木材繊維または綿等を所定溶液に浸漬
    し、これを積層して作成した紙素材を所定大にカット
    し、これを中央部が窪んだ凹型の下部プレスと、中央部
    突出した凸型の上部プレスとの間で加圧したトレイ芯材
    と、 該トレイ芯材の表面および縁部を研磨、整形した後、そ
    の表面または縁部にウレタン塗料を塗布して形成された
    下塗部と、 該下塗部表面または縁部に、酸化物化(ガラス化)に必
    要な触媒としてホウ素イオンおよびハロゲンイオンを含
    み、アルコールに溶融した加水分解可能な有機金属化合
    物の単一組成若しくは複合組成からなるコーティング剤
    を塗布したコーティング部と、 からなることを特徴とする常温ガラスコーティング紙ト
    レイ。
  2. 【請求項2】 木材繊維または綿等を所定溶液に浸漬
    し、これを積層して作成した紙素材を所定大にカット
    し、これを中央部が窪んだ凹型の下部プレスと、中央部
    突出した凸型の上部プレスとの間で加圧したのち、該ト
    レイ芯材の表面および縁部を研磨、整形したトレイ芯材
    と、 該下塗部表面または縁部に、酸化物化(ガラス化)に必
    要な触媒としてホウ素イオンおよびハロゲンイオンを含
    み、アルコールに溶融した加水分解可能な有機金属化合
    物の単一組成若しくは複合組成からなるコーティング剤
    を塗布したコーティング部と、 からなることを特徴とする常温ガラスコーティング紙ト
    レイ。
  3. 【請求項3】 前記コーティング部は、噴霧により、あ
    るいは、刷毛、ロールにより塗布されることを特徴とす
    る前記請求項1または前記請求項2に記載の常温ガラス
    コーティング紙トレイ。
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JP2004357863A (ja) * 2003-06-03 2004-12-24 Doshisha 食器
JP2006280721A (ja) * 2005-04-01 2006-10-19 Mizuno Kumiko 物品収納具及びその製造方法
KR200469680Y1 (ko) 2012-06-13 2013-10-31 주식회사 양지디엔피 종이 쟁반

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