JP3066035U - 常温ガラスコ―ティング層が形成された紙製神仏具 - Google Patents

常温ガラスコ―ティング層が形成された紙製神仏具

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JP3066035U
JP3066035U JP1999004914U JP491499U JP3066035U JP 3066035 U JP3066035 U JP 3066035U JP 1999004914 U JP1999004914 U JP 1999004914U JP 491499 U JP491499 U JP 491499U JP 3066035 U JP3066035 U JP 3066035U
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陽子 岩宮
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株式会社飾一
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】 紙製芯材の表面に、常温においてガラスコー
ティング剤を塗布して形成した常温ガラスコーティング
層を有する、剛性、撥水性、耐水性、防汚性及び耐候性
を有し、かつ軽量な、紙製の神仏具を提供する。 【解決手段】 神仏具であって、当該製品は紙製の用品
芯材からなり、該用品芯材の表面に、酸化物化(ガラス
化)に必要な触媒としてホウ素イオン及びハロゲンイオ
ンを含み、アルコールに溶融した加水分解可能な有機金
属化合物の単一組成又は複合組成の常温ガラスコーティ
ング層を形成したことを特徴とする。

Description

【考案の詳細な説明】
【0001】
【産業上の技術分野】
本考案は、剛性、撥水性、耐水性、防汚性及び耐候性を有し、かつ軽量な、紙 製の神仏具に関する。
【0002】
【従来の技術】
御幣、お札、お守り、そして絵馬等の神仏具は、従来から、紙や木材を材料と して製造されている。
【0003】
【考案が解決しようとする課題】
これらはいずれも紙や木材で製造されているため、種々の課題がある。 まず御幣は、通常は紙製であるため、剛性、耐水性、防汚製及び耐候性に課題 があり、強度不足のために容易に破れてしまったり、装飾の目的で屋外に放置す ると汚れてしまい、掃除を行ってもきれいにすることが困難で、しかも風雨にさ らされると容易に損壊してしまう。
【0004】 お札や絵馬は、通常は木製であるため、充分な剛性を有しているが、撥水性、 耐水性、防汚性及び耐候性に課題があり、また紙に比較して重いという課題があ る。このため、屋内外での保管中に汚れたり、水分が多い場所で保管等すると、 内部にまで水分が進入し、カビ等が繁殖してしまう。屋外におかれる絵馬におい ては、風雨にさらされるため、なおさらである。また運搬に際しては、木製であ るためにかさばり、かつ、重いという課題もある。
【0005】 近年は、木製のお札を合成樹脂製のホルダーに納め、前記した課題を解決しよ うとする試みもあるが、この場合、慣習に従って神社でお札を焼却する際に、ホ ルダーの材質によっては環境ホルモン(内分泌攪乱物質)や有毒なダイオキシン 等が発生しかねないという安全性の課題が生じる。
【0006】 お守りは、通常は木製又は紙製の本体を、合成繊維製の袋等に納めたものであ るため、前記したお札と同様の課題がある。
【0007】 そして、上記の課題に加え、それぞれ異なる材料で製造されるこれら神仏具は 、同一の製造施設によって機械的に量産することができないから、用品ごとに異 なる製造施設を設けたり、或いは用品毎に施設を変更して製造しなければならな いという課題もある。
【0008】 本考案は、上記従来の課題に鑑みてなされたものであり、用品芯材の表面に常 温ガラスコーティング層を形成した、安価に製造可能で、撥水性、耐水性、防汚 性及び耐候性を有し、かつ軽量で、焼却廃棄処分したとしても有害物質を発生す ることのない、安全性の高い神仏具である。
【0009】
【課題を解決するための手段】
上記目的を達成する本願請求項1に係る考案は、剛性、撥水性、耐水性、防汚 性及び耐候性を有し、かつ軽量の紙製神仏具であって、当該用品は紙製の用品芯 材からなり、該用品芯材の表面に、酸化物化(ガス化)に必要な触媒としてホウ 素イオン及びハロゲンイオンを含み、アルコールに溶融した加水分解可能な有機 金属化合物の単一組成又は複合組成の常温ガラスコーティング層を形成したこと を特徴とする。 本願請求項2に係る考案は、本願請求項1に係る神仏具において、該紙製神仏 具が御幣であることを特徴とする。 本願請求項3に係る考案は、本願請求項1に係る神仏具において、前記紙製神 仏具がお札であることを特徴とする。 本願請求項4に係る考案は、本願請求項1に係る神仏具において、前記紙製神 仏具はがお守りであることを特徴とする。 そして本願請求項5に係る考案は、本願請求項1に係る神仏具において、前記 紙製神仏具は、絵馬であることを特徴とする。
【0010】
【考案の実施の形態】
図1は、本考案の実施の形態に係る紙製神仏具の芯材と、その表面に形成され た常温ガラスコーティング層の様子を模式的に示したものである。図中、1及び 3は、神仏具に剛性、撥水性、耐水性、防汚性及び耐候性を与える常温ガラスコ ーティング層を、2は、紙製芯材を、それぞれ示す。 芯材2は、例えば樹皮の繊維を漉いたものやパルプ等の原材料から製造し、こ れを乾燥してなる紙素材である。本考案の用品は、パルプ等の原材料を、後述す る神仏具の所定形状にそれぞれ加圧形成して製造する。
【0011】 この芯材2を製造するにあたっては、洋紙、和紙(手漉高級和紙、機械抄造の 普通和紙)、また、最近、良く使用される強度を強化した不織布等を用いた繊維 等を用いることができる。不織布とは、紙繊維、布繊維等あらゆる繊維質を接着 剤などを使用して、これら繊維質を絡み合わせて作成されるものであり、接着剤 を使用しない点で、紙とは異なるものである。すなわち、紙は、植物の繊維を絡 み合わせて作成される点では、不織布と同じであるが、紙は、前記植物繊維が親 水性であることに着目して、水を接着剤の代わりにして製造されるのである。
【0012】 換言すれば、前記接着剤の代わりに水を媒介させ、これを抄いた後、該水を水 ・乾燥させて、結果的に構成される紙繊維(植物繊維)どうしを絡めさせたもの が紙であり、水の代わりに接着剤を用いて、繊維を絡み合わせたものが、不織布 である。 このような不織布を用いることにより、通常の紙材を用いるよりは、大量の水 を消費することなく、より安価に、撥水性に優れた神仏具として仕上げることが できる。
【0013】 常温ガラスコーティング層1又は3は、以下の成分からなる液剤に、芯材を噴 霧により、あるいは、刷毛により、又は、浸漬またはグラビアコーティング、オ フセット等の印刷により形成されるものである。芯材を液剤に浸漬すれば、図1 の(a)で示したように、芯材の表及び裏の両表面に常温ガラスコーティング層 を形成することができる。これとは異なり、液剤を噴霧、刷毛等すると、図1の (b)で示したように、芯材の表又は裏のいずれか所望の表面のみに常温ガラス コーティング層を形成することもできる。
【0014】 常温ガラスコーティング層を表又は裏面のいずれかの表面に形成するか、或い は表及び裏面の両面に形成するか、の選択は、神仏具の特性に応じて適宜決定す れば良い。即ち、神仏具の両面に剛性、撥水性、耐水性、防汚性及び耐候性を付 与する必要がある場合には図1の(a)のように表及び裏面の両表面に、そして 表又は裏のいずれかの表面にのみ上記特性を付与すれば良い場合には図1の(b )のように当該必要ないずれかの表面にのみ、常温ガラスコーディング層を形成 すれば良い。
【0015】 前記液剤は、珪素を含むオルガノシロキサン及びオルガノポリシロキサンを低 級アルコールで溶融した主剤と、アンモニウム塩(例えば、塩化アンモニウム( NHCl))、ホウ素イオン生成物質(例えば、トリエトキシボラン(B(E t)))と、Ti(チタン)、Sn(スズ)を含む有機金属化合物(例えば、 金属アルコキシド)を低級アルコールに溶融させた触媒とを希釈溶媒で所定割合 で溶融させたコーティング剤を使用する。
【0016】 また、この触媒は、前記アンモニウム塩に代え、フッ素化合物(例えば、フッ 化ナトリウム等)であっても良く、さらには、前記Ti(チタン)、Sn(スズ )を含む有機金属化合物は、Ti(チタン)、Sn(スズ)に代え、Zn(亜鉛 )、Al(アルミニウム)等を含む有機金属化合物であっても良い。
【0017】 この常温ガラスコーティング層1又は3の形成は、次式1に示すように、オル ガノポリシロキサンの官能基R(メチル基、フェニル基等)が、空気中の水分に よって加水分解を受けて水酸基に変化し、ついで、次式2に示すように、この反 応で生じたオルガノポリシロキサンの水酸基が前記架橋剤(官能性側鎖を有する オルガノシロキサン)の官能基によりアタックを受け、触媒の作用をも受けて脱 アルコール反応を起こし、3次元構造の高分子化合物であるポリシロキサン硬化 体で形成される。
【0018】
【式1】
【0019】
【式2】
【0020】 またこれを化学反応式で表すと次の式3、式4、式5、式6で表される。
【0021】
【式3】
【0022】
【式4】
【0023】
【式5】
【0024】
【式6】
【0025】 また、前記触媒によって、B3+とX-(ハロゲンイオン)から錯イオンBX- 4 ができ、金属を含む有機化合物(金属アルコキシド)M(OR)nのM(金属) とBX4 -のBが極めて容易に置換反応を生じさせ、錯イオンMXn+1 -ができ、つ いで、この錯イオンMXn+1 -が加水分解され、加水分解されてできたM(OH) nが脱水縮合反応を生じて、常温において金属酸化物(ガラス)が得られる。
【0026】 本考案の神仏具の製造では、まず、パルプ材と樹脂を混合した原材料を用意す る。つぎに、この原材料を、抄造機を用いて抄造して、所定大(例えば、長辺2 1cm、短辺6cm、厚さは、水分を含んでいるため、乾燥後1.0mmないし 3.5mmとなる程度)の芯材2を作成する。
【0027】 次にこの芯材2を、切断機で神仏具を製造するのに必要な大きさ(例えば、長 辺20cm、短辺5cm)にカットし、必要があればプレス機で加圧し、必要に 応じて成形し、所定の神仏具の形状に形成する。 次に、別途準備したガラスコーティング剤を入れたコーティング槽に芯材2を 浸漬して取り出す。
【0028】 そしてこの芯材2を、例えば80℃で1時間乾燥すると、およそ10ミクロン ないし13ミクロン程度の、いわゆるコーティング膜が常温ガラスコーティング 層1又は3として形成され、本考案の常温ガラスコーティング層を形成した紙製 神仏具となる。なお、前述のように、芯材2にコーティング層を形成するにあた り、コーティング剤をスプレイ容器に入れ、該スプレイ容器から芯材2に、ガラ スコーティング剤を噴霧してコーティング層1又は3を形成したり、これを刷毛 により塗布して形成したり、更にはグラビアコーティングやオフセット等の印刷 により形成して、本考案の常温ガラスコーティング層を形成した紙製神仏具とし てもよい。 また、上記説明においては、芯材2の大きさを長辺20cm、短辺5cm、厚 さ1mmないし3.5mm程度として説明したが、芯材2の大きさは神仏具の種 別等によって適宜決定されるものであり、この大きさに限定されるものではない 。
【0029】 また、上記説明においては、芯材2をカットし、プレス機により所定形状とし た後、常温ガラスコーティング層を形成するとして説明したが、まず芯材2に常 温ガラスコーティング層を形成しつつ、プレス機により所定形状の神仏具として も良い。 更に、本考案の神仏具は着色して絵画を描いたり、適当な図柄を通常のプリン ト手法によりプリントした上で前記通常ガラスコーティング層を形成することも できる。
【0030】 なお、常温ガラスコーティング層を形成した後に、芯材2をカットしない場合 は、図1の(c)に示したように、芯材2のカット端にも常温ガラスコーティン グ層が残るが、プレス機により2個以上の神仏具が連なったものを同時に製造し 、後にこれをカットして個々の用品とする等の場合で、常温ガラスコーティング 層を形成しつつ当該プレスを行う場合等には、図1の(d)に示したように、芯 材2のカット端には、芯材が露出することがある(いずれも芯材2の表及び裏の 両表面に常温ガラスコーティング層を形成する場合)。このように、常温ガラス コーティング層をどの段階、そしていかなる方法で形成するかは、最終的に製造 される神仏具においてどの部分に当該コーティング層が形成されているべきかを 検討し、適宜決定する。
【0031】 図2は、本願請求項2の御幣4を示すものである。御幣4では、表及び裏の両 表面に撥水性、耐水性、防汚性及び耐候性が求められるから、両表面に常温ガラ スコーティング層1、3を形成することが好ましい。
【0032】 図3は、本願請求項3のお札5を示すものである。お札5においても、表及び 裏の両表面に撥水性、耐水性、防汚性及び耐候性が求められるから、両表面に常 温ガラスコーティング層1、3を形成することが好ましい。また両表面に常温ガ ラスコーティング層1、3を形成することは、お札5の剛性を高める上でも効果 的である。
【0033】 図4は、本願請求項4のお守り6の外観を示すものである。本形態では外観の 袋としてのお守り6を示してあり、無地の白色としてあるが、その表面は着色し たり、文字や図柄等をプリントすることもできる。 お守り袋6の表面にのみ常温ガラスコーティング層を形成しても、撥水性、耐 水性、防汚性、耐候性の面で充分に効果的であるが、お守り袋6の内部に納める お札についても、前述したようにして常温ガラスコーティング層1、3を形成す ると、全体として、湿度の高い所に保管した場合等のカビの発生等も防止できる 。 なお、お守り袋6は、表表面のみに常温ガラスコーティング層を形成した芯材 を袋状にするのみでも良いが、両表面に形成することが、湿度の高い所に保管し た場合等のカビの発生等を防止するうえで効果的である。
【0034】 図5は、本願請求項5の絵馬7を示すものである。本形態では無地の白色とし てあるが、その表面は着色したり、図柄をプリントすることができ、また後から 油性マジック等で文字等を記入することもできる。 絵馬7においても、表及び裏の両表面に常温ガラスコーティング層を形成する と良い。
【0035】
【考案の効果】
上述するように、本考案の紙製神仏具では、パルプ等の原材料により芯材を製 造し、この芯材に、珪素を含むオルガノシロキサン及びオルガノポリシロキサン を低級アルコールで溶融した主剤と、アンモニウム塩(例えば、塩化アンモニウ ム(NHCl))、ホウ素イオン生成物質(例えば、トリエトキシボラン(B (Et)3))と、Ti(チタン)、Sn(スズ)を含む有機金属化合物(例え ば、金属アルコキシド)を低級アルコールに溶融させた触媒とを希釈溶媒で所定 割合で溶融させたコーティング剤を、芯材に塗布後乾燥させ、常温ガラスコーテ ィング層を形成してあるので、剛性、撥水性、耐水性、防汚性及び耐候性を有し 、かつ軽量である。
【0036】 これにより、本考案の御幣では、紙製のものに比較して、剛性、耐水性、防汚 製及び耐候性に優れる。この結果、容易に破れることがなく、装飾の目的で屋外 に放置しても汚れ難く、しかも風雨にさらされても損壊し難い。
【0037】 また本考案のお札や絵馬では、木製のものに比較して遜色のない剛性を達成し つつ、より優れた撥水性、耐水性、防汚性及び耐候性を有し、しかも、木製のも のに比較して軽い。このため、屋内外、特に水分が多い場所で保管等しても、内 部への水分の進入を防止でき、結果的にカビ等が繁殖し難い。また軽量であるか ら運搬が容易であり、しかもかさばらない。 本考案のお札や絵馬は、それ自体が優れた撥水性、耐水性、防汚性及び耐候性 を有しているから、従来の木製のお札等のように、これを合成樹脂製のホルダー に納める必要はない。この結果、焼却に際して、環境ホルモン(内分泌攪乱物質 )や有毒なダイオキシン等を発生することも防止できるなど、安全性の上でも効 果的である。
【0038】 また本考案のお守りでは、紙製の本体(お札)を、紙製のお守り袋に納めたも のであるから、水分が多い場所で保管等しても、内部への水分の進入を防止でき 、カビ等が繁殖し難い。更に、従来のお守りとは異なり、合成繊維製を使用して いないので、焼却に際して、環境ホルモン(内分泌攪乱物質)や有毒なダイオキ シン等を発生することも防止できるなど、安全性の上でも効果的である。
【0039】 上記効果に加え、本考案の神仏具は、多種多様のものであっても、全て同一の 素材(紙)を材料として、同様の常温ガラスコーティング層形成処理を行って製 造することができるから、同一の製造施設によって機械的に量産することが可能 であり、用品ごとに異なる製造施設を設ける必要のあった従来製品と比較して、 量産効果によって一層の価格低下を実現することも容易である。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本考案の紙製神仏具の表面に形成され
た常温ガラスコーティング層を説明するための図であ
る。
【図2】図2は、本考案の一実施の形態に係る、御幣の
外観を示す図である。
【図3】図3は、本考案の一実施の形態に係る、お札の
外観を示す図である。
【図4】図4は、本考案の一実施の形態に係る、お守り
の外観を示す図である。
【図5】図5は、本考案の一実施の形態に係る、絵馬を
示す図である。
【符号の説明】
1、3・・・常温ガラスコーティング層 2・・・芯材 4・・・御幣 5・・・お札 6・・・お守り 7・・・絵馬
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月16日(1999.9.1
6)
【手続補正1】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】実用新案登録請求の範囲
【補正方法】変更
【補正内容】
【実用新案登録請求の範囲】

Claims (5)

    【実用新案登録請求の範囲】
  1. 【請求項1】 剛性、撥水性、耐水性、防汚性及び耐候
    性を有し、かつ軽量の紙製神仏具であって、当該用品は
    紙製の用品芯材からなり、該用品芯材の表面に、酸化物
    化(ガラス化)に必要な触媒としてホウ素イオン及びハ
    ロゲンイオンを含み、アルコールに溶融した加水分解可
    能な有機金属化合物の単一組成又は複合組成の常温ガラ
    スコーティング層を形成したことを特徴とする、紙製神
    仏具。
  2. 【請求項2】 前記紙製神仏具は、御幣であることを特
    徴とする、請求項1の紙製神仏具。
  3. 【請求項3】 前記紙製神仏具は、お札であることを特
    徴とする、請求項1の紙製神仏具。
  4. 【請求項4】 前記紙製神仏具は、お守りであることを
    特徴とする、請求項1の紙製神仏具。
  5. 【請求項5】 前記紙製神仏具は、絵馬であることを特
    徴とする、請求項1の紙製神仏具。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2013064204A (ja) * 2011-09-15 2013-04-11 Hokuetsu Kishu Paper Co Ltd お札用原紙
JP5364837B1 (ja) * 2012-11-27 2013-12-11 株式会社折橋商店 プラスチック製幣帛、及びその製造方法

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