JP2000139617A - 面状部品装備シート - Google Patents
面状部品装備シートInfo
- Publication number
- JP2000139617A JP2000139617A JP10316641A JP31664198A JP2000139617A JP 2000139617 A JP2000139617 A JP 2000139617A JP 10316641 A JP10316641 A JP 10316641A JP 31664198 A JP31664198 A JP 31664198A JP 2000139617 A JP2000139617 A JP 2000139617A
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- JP
- Japan
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- seat
- sheet
- component
- electric heater
- recess
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- Pending
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- Seats For Vehicles (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 所定の平面形状を有する薄板状の面状部品を
シートパッドの座面部に簡単な作業で正確に位置決めさ
せて敷き込み、また、着座面に近付けて組付け装備す
る。 【解決手段】 面状部品１の面積形状に相応する凹部２
０をシートパッド２の座部面に設け、面状部品１を凹部
２０の内のりに合わせて敷き込んで位置決め配置する。
シートパッドの座面部に簡単な作業で正確に位置決めさ
せて敷き込み、また、着座面に近付けて組付け装備す
る。 【解決手段】 面状部品１の面積形状に相応する凹部２
０をシートパッド２の座部面に設け、面状部品１を凹部
２０の内のりに合わせて敷き込んで位置決め配置する。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、所定の平面形状を
有する薄板状の面状部品を着座部に備える面状部品装備
シートに関するものである。
有する薄板状の面状部品を着座部に備える面状部品装備
シートに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】自動車用シートにおいては、図５で示す
ように面状部品１として電気ヒータ，加圧センサー，ア
ンテナ等をシートバックＢ，シートクッションＳの着座
部に備えるものがある。
ように面状部品１として電気ヒータ，加圧センサー，ア
ンテナ等をシートバックＢ，シートクッションＳの着座
部に備えるものがある。
【０００３】その面状部品装備シートでは、図６で示す
ように面状部品１をシートパッド２の座部面に敷込み配
置すると共に、ワデイング材３と積層したシートカバー
４で覆うことにより面状部品１を着座面に近付け、更
に、この面状部品１を組み付けないものと同等の着座感
が得られるよう構成することが要求される。
ように面状部品１をシートパッド２の座部面に敷込み配
置すると共に、ワデイング材３と積層したシートカバー
４で覆うことにより面状部品１を着座面に近付け、更
に、この面状部品１を組み付けないものと同等の着座感
が得られるよう構成することが要求される。
【０００４】また、面状部品によってはシートパッド２
の座面部に正確に位置決めさせて敷込み配置することが
要求されるものもある。然し、この面状部品１は薄板状
で面積があるところから、シートパッド２の座部面に正
確に敷込み配置するには手間の掛かる作業が余儀なくさ
れる。
の座面部に正確に位置決めさせて敷込み配置することが
要求されるものもある。然し、この面状部品１は薄板状
で面積があるところから、シートパッド２の座部面に正
確に敷込み配置するには手間の掛かる作業が余儀なくさ
れる。
【０００５】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、面状部品を
シートパッドの座面部に簡単な作業で正確に敷き込める
と共に、着座部に近付けて取付け可能な面状部品装備シ
ートを提供することを目的とする。
シートパッドの座面部に簡単な作業で正確に敷き込める
と共に、着座部に近付けて取付け可能な面状部品装備シ
ートを提供することを目的とする。
【０００６】また、本発明は面状部品を組み付けないも
のと同等の着座感が得られるよう構成可能な面状部品装
備シートを提供することを目的とする。
のと同等の着座感が得られるよう構成可能な面状部品装
備シートを提供することを目的とする。
【０００７】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項１に係る
面状部品装備シートにおいては、面状部品の面積形状に
相応する凹部をシートパッドの座部面に設け、面状部品
を該凹部の内のりに合わせて敷き込んで位置決め配置す
ることにより構成されている。
面状部品装備シートにおいては、面状部品の面積形状に
相応する凹部をシートパッドの座部面に設け、面状部品
を該凹部の内のりに合わせて敷き込んで位置決め配置す
ることにより構成されている。
【０００８】本発明の請求項２に係る面状部品装備シー
トにおいては、面状部品を敷込み配置する凹部の底面
に、面状部品の撓み変形を許容するスリット溝を複数本
平行に設けることにより構成されている。
トにおいては、面状部品を敷込み配置する凹部の底面
に、面状部品の撓み変形を許容するスリット溝を複数本
平行に設けることにより構成されている。
【０００９】本発明の請求項３に係る面状部品装備シー
トにおいては、面状部品を敷込み配置する凹部の底面
に、面状部品の撓み変形を許容する半球状の窪み部を複
数個点在させて設けることにより構成されている。
トにおいては、面状部品を敷込み配置する凹部の底面
に、面状部品の撓み変形を許容する半球状の窪み部を複
数個点在させて設けることにより構成されている。
【００１０】
【発明の実施の形態】以下、添付図面を参照して説明す
ると、図示実施の形態は電気ヒータ１を面状部品として
バックパッドまたはクッションパッド(以下、「シートパ
ッド２」という。)の座部面に取り付ける自動車用シート
を示す。
ると、図示実施の形態は電気ヒータ１を面状部品として
バックパッドまたはクッションパッド(以下、「シートパ
ッド２」という。)の座部面に取り付ける自動車用シート
を示す。
【００１１】シートパッド２は発泡ウレタン等のフォー
ム体でなり、座面部には図１で示すように電気ヒータ１
の面積形状に相応した凹部２０が設けられている。ま
た、その電気ヒータ１の付属品としてハーネス１ａから
カプラー１ｂを引出し収容する凹溝2１が凹部から連続
するよう設けられている。
ム体でなり、座面部には図１で示すように電気ヒータ１
の面積形状に相応した凹部２０が設けられている。ま
た、その電気ヒータ１の付属品としてハーネス１ａから
カプラー１ｂを引出し収容する凹溝2１が凹部から連続
するよう設けられている。
【００１２】それに加えて、シートパッド２には図２で
示すように電気ヒータ１を敷込み配置する凹部２０の底
面に、電気ヒータ１の撓み変形を許容するスリット溝２
２ａ，２２ｂが複数本平行に設けられている。これら凹
部２０，凹溝２１，スリット溝２２ａ，２２ｂは、シー
トパッドの発泡成形に伴って設けられるため、いずれの
面積形状も正確に付形させて形成することができる。
示すように電気ヒータ１を敷込み配置する凹部２０の底
面に、電気ヒータ１の撓み変形を許容するスリット溝２
２ａ，２２ｂが複数本平行に設けられている。これら凹
部２０，凹溝２１，スリット溝２２ａ，２２ｂは、シー
トパッドの発泡成形に伴って設けられるため、いずれの
面積形状も正確に付形させて形成することができる。
【００１３】上述した電気ヒータ１の撓み変形を許容す
るスリット溝２２ａ，２２ｂを複数本設けるのに代え
て、図３で示すように面状部品の撓み変形を許容する半
球状の窪み部２２ａ’，２２ｂ’を複数個点在させて凹
部２０の底面に設けるようにできる。
るスリット溝２２ａ，２２ｂを複数本設けるのに代え
て、図３で示すように面状部品の撓み変形を許容する半
球状の窪み部２２ａ’，２２ｂ’を複数個点在させて凹
部２０の底面に設けるようにできる。
【００１４】そのシートパッド２には、図４で示すよう
に電気ヒータ１を凹部２０の内のりに合わせて敷き込め
ば座部面に正確に位置決めさせて簡単に組付け配置する
ことができる。また、図６で示すと同様にワデイング材
と積層したシートカバーで覆うことによりシートとして
組み立てることができる。
に電気ヒータ１を凹部２０の内のりに合わせて敷き込め
ば座部面に正確に位置決めさせて簡単に組付け配置する
ことができる。また、図６で示すと同様にワデイング材
と積層したシートカバーで覆うことによりシートとして
組み立てることができる。
【００１５】このように構成する電気ヒータ装備シート
では、電気ヒータ１を着座面に近付け配置できると共
に、電気ヒータ１の撓み変形をスリット溝２２ａ，２２
ｂまたは半球状の窪み部２２ａ’，２２ｂ’で許容でき
ることから、面状ヒータ１を組み付けないものと同等の
着座感が得られる。
では、電気ヒータ１を着座面に近付け配置できると共
に、電気ヒータ１の撓み変形をスリット溝２２ａ，２２
ｂまたは半球状の窪み部２２ａ’，２２ｂ’で許容でき
ることから、面状ヒータ１を組み付けないものと同等の
着座感が得られる。
【００１６】上述した実施の形態は電気ヒータをシート
パッド２の座部面に敷込み配置する場合で説明したが、
その他各種の面状部品をシートに装備するのに適用する
ことができる。
パッド２の座部面に敷込み配置する場合で説明したが、
その他各種の面状部品をシートに装備するのに適用する
ことができる。
【００１７】
【発明の効果】以上の如く、本発明の請求項１に係る面
状部品装備シートに依れば、面状部品の面積形状に相応
する凹部をシートパッドの座部面に設け、面状部品を該
凹部の内のりに合わせて敷込み配置することにより、面
状部品をシートパッドの座面部に簡単な作業で正確に敷
き込めると共に、着座面に近付けて組付け装備すること
ができる。
状部品装備シートに依れば、面状部品の面積形状に相応
する凹部をシートパッドの座部面に設け、面状部品を該
凹部の内のりに合わせて敷込み配置することにより、面
状部品をシートパッドの座面部に簡単な作業で正確に敷
き込めると共に、着座面に近付けて組付け装備すること
ができる。
【００１８】本発明の請求項２に係る面状部品装備シー
トに依れば、面状部品を敷込み配置する凹部の底面に、
面状部品の撓み変形を許容するスリット溝を複数本平行
に設けることにより、面状部品を組み付けないものと同
等の着座感が得られる。
トに依れば、面状部品を敷込み配置する凹部の底面に、
面状部品の撓み変形を許容するスリット溝を複数本平行
に設けることにより、面状部品を組み付けないものと同
等の着座感が得られる。
【００１９】本発明の請求項３に係る面状部品装備シー
トに依れば、面状部品を敷込み配置する凹部の底面に、
面状部品の撓み変形を許容する半球状の窪み部を複数点
在させて設けることにより、面状部品を組み付けないも
のと同等の着座感が得られる。
トに依れば、面状部品を敷込み配置する凹部の底面に、
面状部品の撓み変形を許容する半球状の窪み部を複数点
在させて設けることにより、面状部品を組み付けないも
のと同等の着座感が得られる。
【図面の簡単な説明】
【図１】本発明に係る面状部品装備シートを構成する面
状部品並びにシートパッドを示す展開斜視図である。
状部品並びにシートパッドを示す展開斜視図である。
【図２】同面状部品装備シートを構成する一形態に係る
シートパッドを示す部分断面図である。
シートパッドを示す部分断面図である。
【図３】同面状部品装備シートを構成する別の形態に係
るシートパッドを示す部分断面図である。
るシートパッドを示す部分断面図である。
【図４】同面状部品を組み付けたシートパッドを断面図
である。
である。
【図５】一般例に係る面状部品を装備する自動車用シー
トを示す説明図である。
トを示す説明図である。
【図６】同自動車用シートを示す部分断面図である。
１ 面状部品 ２ シートパッド ２０ 面状部品組付け用凹部 ２２ａ，２２ｂ 面状備品撓み許容用のスリット溝 ２２ａ’，２２ｂ’ 面状備品撓み許容用の窪み部
フロントページの続き (72)発明者 直井 秀和 栃木県塩谷郡高根沢町大字太田118−１ テイ・エス テック株式会社技術センター 内 Ｆターム(参考） 3B084 JC01 JF03 3B087 DE01 DE02 DE03 DE10
Claims (3)
- 【請求項１】 所定の平面形状を有する薄板状の面状部
品を着座部に備える面状部品装備シートであって、面状
部品の面積形状に相応する凹部をシートパッドの座部面
に設け、面状部品を該凹部の内のりに合わせて敷き込ん
で位置決め配置したことを特徴とする面状部品装備シー
ト。 - 【請求項２】 上記面状部品を敷込み配置する凹部の底
面に、面状部品の撓み変形を許容するスリット溝を複数
本平行に設けたことを特徴とする請求項１に記載の面状
部品装備シート。 - 【請求項３】 上記面状部品を敷込み配置する凹部の底
面に、面状部品の撓み変形を許容する半球状の窪み部を
複数個点在させて設けたことを特徴とする請求項１に記
載の面状部品装備シート。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10316641A JP2000139617A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 面状部品装備シート |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10316641A JP2000139617A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 面状部品装備シート |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000139617A true JP2000139617A (ja) | 2000-05-23 |
Family
ID=18079299
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10316641A Pending JP2000139617A (ja) | 1998-11-06 | 1998-11-06 | 面状部品装備シート |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000139617A (ja) |
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006206024A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Kazuhide Takahashi | 車両用シートパッド |
| JP2008143471A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | クッションパッド |
| JP2011147480A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Toyota Boshoku Corp | 乗物用シート |
| JP2016196267A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート |
| JP2018144721A (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-20 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
| US11185462B2 (en) | 2017-03-08 | 2021-11-30 | Ts Tech Co., Ltd. | Conveyance seat |
| US11642134B2 (en) | 2015-06-26 | 2023-05-09 | Cilag Gmbh International | Surgical stapler with reversible polarity |
-
1998
- 1998-11-06 JP JP10316641A patent/JP2000139617A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2006206024A (ja) * | 2005-01-27 | 2006-08-10 | Kazuhide Takahashi | 車両用シートパッド |
| JP4520882B2 (ja) * | 2005-01-27 | 2010-08-11 | 東洋ゴム工業株式会社 | 車両用シートパッド |
| JP2008143471A (ja) * | 2006-12-13 | 2008-06-26 | Toyo Tire & Rubber Co Ltd | クッションパッド |
| JP2011147480A (ja) * | 2010-01-19 | 2011-08-04 | Toyota Boshoku Corp | 乗物用シート |
| JP2016196267A (ja) * | 2015-04-06 | 2016-11-24 | テイ・エス テック株式会社 | 車両用シート |
| US11642134B2 (en) | 2015-06-26 | 2023-05-09 | Cilag Gmbh International | Surgical stapler with reversible polarity |
| JP2018144721A (ja) * | 2017-03-08 | 2018-09-20 | テイ・エス テック株式会社 | 乗物用シート |
| US11185462B2 (en) | 2017-03-08 | 2021-11-30 | Ts Tech Co., Ltd. | Conveyance seat |
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Legal Events
| Date | Code | Title | Description |
|---|---|---|---|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621 Effective date: 20051031 |
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| A977 | Report on retrieval |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007 Effective date: 20080407 |
|
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Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131 Effective date: 20080507 |
|
| A02 | Decision of refusal |
Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02 Effective date: 20080930 |