JP2000138952A - 解像力測定装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体 - Google Patents

解像力測定装置、方法及びコンピュータ読み取り可能な記憶媒体

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JP2000138952A
JP2000138952A JP31132998A JP31132998A JP2000138952A JP 2000138952 A JP2000138952 A JP 2000138952A JP 31132998 A JP31132998 A JP 31132998A JP 31132998 A JP31132998 A JP 31132998A JP 2000138952 A JP2000138952 A JP 2000138952A
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function
spatial frequency
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swrf
image
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JP31132998A
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Makoto Nokita
真 野北
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 解像力チャートを用いて画像の解像力を自動
的に測定する。 【解決手段】 解像力チャート画像をそのヒストグラム
又はピクセル値の閾値に対する判別により各空間周波数
部分に分解する正規化部分空間周波数分解手段210及
び空間周波数分解手段230と、隣画素とのピクセル値
の違いを判別することにより上記分解された各空間周波
数部分からコントラストを導出する正規化部分コントラ
スト解析手段220及びコントラスト解析手段240
と、上記コントラストからSWRFを導出するSWRF
導出手段250と、導出されたSWRFからMTFを導
出し、劣化関数を求めて画像処理パラメータを取得する
画像処理パラメータ抽出手段260とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像の解像力を自
動測定する解像力測定装置、方法及びそれらに用いられ
るコンピュータ読み取り可能な記憶媒体に関し、特に矩
形波チャートを撮影した画像に基づいて解像力を自動測
定する場合に用いて好適なものである。
【0002】
【従来の技術】近年のデジタル技術の進歩によりX線画
像をデジタル画像信号に変換し、このデジタル画像信号
を画像処理した後、CRT等に表示、あるいはプリント
する装置の開発が行われている。
【0003】このような装置の物理的な評価指標の1つ
としての画像の解像力を測定するために、矩形波状のチ
ャートを撮影し、その矩形波信号のレスポンスを測定す
る方法が行われている。これは、SWRF(Squar
e Wave Response Function)
といい、矩形波の各空間周波数のコントラストを測定す
ることによって得られる。つまりSWRFは、矩形波信
号のX線量に比例したレスポンスを表わしている。従っ
て、画像の解像力はSWRFによって評価できる。
【0004】SWRFの測定は次のように行われる。ま
ず、SWRFのための空間周波数の正規化部分に対応す
る凸の値H0、凹の値L0を求め、そのコントラストC
0=(H0−L0)/(H0+L0)を求める。次に、
各空間周波数の凸の値Hi,凹の値Liを求め、Ci=
(Hi−Li)/(Hi+Li)を求める。このときC
i/C0は、各空間周波数のSWRFを表わす。
【0005】この矩形波チャートを用いた解像力測定
は、スリットチャートのように光源に対するアライメン
トはあまり必要でなく、簡単に画像データを得ることが
できる。しかし、従来のフィルム/スクリーン系では、
銀塩フィルムに撮影されたチャートの濃度をデンシトメ
ータでデジタル化し、さらに銀塩フィルムの特性曲線で
相対X線量に変換して矩形波信号のレスポンスを測定し
ていた。その際、上記H0,L0やHi,Liの値は人
為的にサンプリングされていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】フィルム/スクリーン
系においては、人為的に解析データを作成し、解析する
ので、測定結果導出までに時間がかかるという問題があ
った。そのため、装置の物理的な性質について、測定の
面倒さは物理的な評価指標の認識の欠如につながるとい
う問題があった。また、色々な撮影方法の違いによる画
像の解像力の違いをすぐに確認することが困難であると
いう問題があった。さらに、例えばX線診断画像の場合
には拡大撮影法でX線管球の焦点の大きさによる幾何学
的ボケの評価もすぐには判別できないので、デジタル画
像でその幾何学的ボケを画像処理により自動的に補正す
ることができないという問題があった。
【0007】本発明は、上記の問題を解決するために成
されたもので、画像の解像力を自動的に測定できるよう
にすることを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明による解像力測定装置においては、解像力
チャート画像を画像のヒストグラム又はピクセル値の閾
値に対する判別により各空間周波数部分に分解する分解
手段と、上記分解された各空間周波数部分から隣画素と
のピクセル値の違いを判別することによりコントラスト
を導出する解析手段と、上記導出されたコントラストか
らSWRFを導出するSWRF導出手段とを設けてい
る。
【0009】また、本発明による解像力測定方法におい
ては、解像力チャート画像を画像のヒストグラム又はピ
クセル値の閾値に対する判別により各空間周波数部分に
分解する分解手順と、上記分解された各空間周波数部分
から隣画素とのピクセル値の違いを判別することにより
コントラストを導出する解析手順と、上記導出されたコ
ントラストからSWRFを導出するSWRF導出手順と
を設けている。
【0010】また、本発明による記憶媒体においては、
解像力チャート画像を画像のヒストグラム又はピクセル
値の閾値に対する判別により各空間周波数部分に分解す
る分解処理と、上記分解された各空間周波数部分から隣
画素とのピクセル値の違いを判別することによりコント
ラストを導出する解析処理と、上記導出されたコントラ
ストからSWRFを導出するSWRF導出処理とを実行
するためのプログラムを記憶している。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
と共に説明する。図1は、本発明の第1の実施の形態に
よる解像力自動測定装置の構成を示すブロック図であ
る。図1において、X線管110から解像力チャート1
20ヘX線が照射され、解像力チャート120のX線像
がX線撮像装置130へ入射する。解像力チャート12
0のX線像はA/D変換部140でデジタル画像として
取得される。取得された解像力チャートのデジタル画像
は、撮影操作部131により解像力チャートの撮影が選
択されている場合に、チャート画像解析部150と画像
処理部170とに入力される。
【0012】解像力チャートのデジタル画像は、解像力
チャートとX線の素抜けの部分から構成されているの
で、チャート画像解析部150で解像力チャートを抽出
する。データ処理部160では、抽出された解像力チャ
ートより装置のレスポンスを表わすコントラストを解析
し、SWRFを出力する。データ処理部160からの測
定結果と画像処理部170からの解像力チャートのデジ
タル画像を表示装置180に表示する。
【0013】図2は、図1のデータ処理部160での処
理の流れを示している。データ処理部160は、正規化
部分空間周波数分解手段210及び正規化部分コントラ
スト解析手段220と、空間周波数分解手段230及び
コントラスト解析手段240とに分かれて処理される。
【0014】正規化部分空間周波数分解手段210、空
間周波数分解手段230では、チャート画像解析部15
0より抽出された解像力チャートのレスポンスを各空間
周波数部分に分解する。次に、正規化部分コントラスト
解析手段220、コントラスト解析手段240で、各空
間周波数に分解されたレスポンスからコントラストを求
め、SWRF導出手段240でSWRFを導出する。導
出されたSWRFデータは、180の表示装置に出力さ
れると共に、画像処理パラメータ抽出手段260に入力
される。
【0015】以下、他の図も参照しながら図2に沿って
データ処理部160の処理を説明する。図3は、図1の
チャート画像解析部150より抽出された解像力チャー
トの図である。この抽出された解像力チャートの画像
は、例えば画像の2値化等の方法で抽出された画像であ
る。この抽出画像が正規化部分空間周波数分解手段21
0、空間周波数分解手段230へ入力される。通常、解
像力チャートは図3に示すように、空間周波数の正規化
部分とその他の段階的に変わる高空間周波数部分とから
構成されている。
【0016】正規化部分空間周波数分解手段210と空
間周波数分解手段230は、それぞれ図3に示す解像力
チャートの空間周波数の正規化部分とその他の高空間周
波数部分とを識別することを目的とする。
【0017】以下、正規化部分空間周波数分解手段21
0について説明する。図3の解像力チャートのヒストグ
ラムをとると図4のようになる。このヒストグラムにお
いて、H1は図3の解像力チャートの遮光(または遮
蔽)された低信号部分を示し、H2は図3の空間周波数
の正規化部分の高信号部分を示す。このヒストグラムの
ヒストグラム解析より、H1,H2の頂点のピクセル値
P1,P2を求める。
【0018】撮影時に解像力チャートは、図1のX線撮
像装置130に対して、通常、主走査方向と副走査方向
にそれぞれ略平行になるように設定される。解像力チャ
ートの設定に従って、図3のように主走査方向又は副走
査方向に線分L1をとる。こ線分L1は、抽出された解
像力チャートの幅のほぼ中点を通るように決められる。
【0019】次に、抽出された解像力チャートのデジタ
ル画像におけるL1に沿った配列のピクセル値を、空間
周波数の正規化部分の方から順にプロットすると図5の
ようになる。上記で求めたピクセル値P1,P2に対応
するのが図5のQ1,Q2である。
【0020】図5より判るように、解像力チャートの矩
形波の空間周波数が高くなるにつれて、矩形波のレスポ
ンスは(Q1+Q2)/2に近づいていく。従って、各
空間周波数部分の識別には、K(0<K<1)をある定
数としてK×Q1+(1−K)×Q2を閾値として、図
5の配列のピクセル値を2値化するのが有効である。
【0021】図6は、K=0.5のときの図5の配列の
ピクセル値を2値化した配列をプロットしたものであ
る。まず、空間周波数の正規化部分に対応する部分は、
図6の配列で1が最も連続する部分と、そのすぐ次に0
が連続で続く部分である。これで図6の配列上で解像力
チャートの空間周波数の正規化部分の識別ができたこと
になる。
【0022】正規化部分空間周波数分解手段210から
の図6の配列の識別情報が、正規化部分コントラスト解
析手段220への入力となる。正規化部分コントラスト
解析手段220は、解像力チャートの空間周波数正規化
部分のコントラストを求めることを目的とする。
【0023】以下、正規化部分コントラスト解析手段2
20について説明する。図6の配列の識別情報より、今
空間周波数の正規化部分に対応する部分の一部から、図
5のH0,L0に対応する平均値が求められる。これよ
り目的の、空間周波数の正規化部分のコントラストC0
=(H0−L0)/(H0+L0)が求められる。この
H0,L0は、空間周波数分解手段230への入力とな
る。また、正規化部分空間周波数分解手段210で、図
4のヒストグラムより求めたH1,H2の頂点のピクセ
ル値P1,P2も空間周波数分解手段230への入力と
なる。
【0024】空間周波数分解手段230は、解像力チャ
ートの正規化部分以外の各空間周波数部分を識別するこ
とを目的とする。
【0025】次に、空間周波数分解手段230について
説明する。空間周波数正規化部分以外の空間周波数部分
の識別には、図4のヒストグラムより求めたH1,H2
の頂点のピクセル値P1,P2を使って2値化した図6
の配列を用いてもよいが、正規化部分コントラスト解析
手段220で求めたH0,L0を使って、K(0<K<
1)をある定数としてK×H0+(1−K)×L0を閾
値として、図5の配列を2値化した配列を用いた方がよ
り確実に識別できる。この2値化の配列も図6の配列と
ほぼ同様になるので、以下の説明も図6を用いることに
する。
【0026】まず、図6の0,1の2値化の配列から、
0が連続する個数と1が連続する個数とその連続部分の
図6の配列上の位置とをセットにして求めておく。0が
連続する部分と1が連続する部分とは交互に現れてい
て、0が連続する個数からその前後の1が連続する個数
との差をとると、その差が大きい所が波形の空間周波数
が切り替わるところである。
【0027】正規化部分空間周波数分解手段210よ
り、空間周波数正規化部分の範囲が判っているので、そ
の後に続く空間周波数部分は、上記で説明した空間周波
数の切り替わりで認識できる。各空間周波数部分は、以
下同様に認識できた空間周波数部分を利用して判別でき
る。各空間周波数部分を判別する場合に、図6のような
2値化配列を作るとき、その判別する空間周波数部分の
手前にある空間周波数部分の図5に示すような上下波形
のピクセル値を使って2値化した方が、より確実な識別
ができる。
【0028】この各空間周波数部分の識別情報がコント
ラスト解析手段240への入力となる。このコントラス
ト解析手段240は、各空間周波数部分のコントラスト
を求めることを目的とする。
【0029】次に、コントラスト解析手段240につい
て説明する。空間周波数分解手段230により、図6の
2値化配列上で各空間周波数部分iの範囲Wiが判って
いるので、その範囲内で図6の2値化配列に見られるよ
うな上下する矩形波がいくつあるかが判る。今この数を
kiとする。
【0030】次に、図5の配列に対して、右隣のピクセ
ル値より小さいとき1、大きいとき0となる配列を作
る。この配列から判るように、正規化部分以外では1か
ら0に切り替わる位置では、図5の波形の凸の頂点に対
応し、0から1に切り替わる位置では、図5の波形の凹
の頂点に対応している。
【0031】ある空間周波数の部分でこの凸がki個存
在すれば、このそれぞれの頂点に対応する図5のピクセ
ル値P凸と、その隣の凹の頂点に当たるピクセル値P凹
を得ることで、2ki−2個のコントラスト(P凸一P
凹)/(P凸十P凹)を得ることができる。
【0032】上記2ki−2個のコントラストを平均す
るか、又はその中の最大値をとることにより、その空間
周波数部分に対応するコントラストCiが得られる。解
像力チャートの空間周波数が予め判っている場合は、そ
の値を利用すればよいが、解像力チャートを拡大して撮
影した場合等は、上記のP凸、P凹の図5の配列上の位
置とサンプリングピッチから、解像力チャートの空間周
波数が得られる。
【0033】正規化部分コントラスト解析手段220、
コントラスト解析手段240から得られた各空間周波数
のコントラストは、SWRF導出手段250に入力され
る。このSWRF導出手段250は、SWRFを導出す
ることを目的とする。
【0034】以下、SWRF導出手段250について説
明する。正規化部分のコントラストC0と各空間周波数
Ciの比Ci/COより、各空間周波数のSWRFが得
られる。図7は各空間周波数でのSWRFを表わしてい
る。
【0035】さらに、空間周波数分解手段230からコ
ントラスト解析手段240までの処理を、図3の線分L
1上の配列だけでなく、数本のラインに沿った線分で行
い、各空間周波数部分で得られたP凸、P凹をそれぞれ
線分間で比較して、P凸の場合は、その線分間での最大
値を求め、P凹の場合は、その線分間での最小値を求め
て、2k−2個のコントラスト(P凸一P凹)/(P凸
十P凹)の平均値を求めてもよい。
【0036】上記方法で求められたSWRFは、Pre
samplingMTF(参考資料1:Med.Phy
s.,11(3),278−295,(1984)。参
考資料2:畑川他、矩形波チャートを用いたディジタル
系のMTF測定の検討、日本放射線技術学会雑誌第53
巻第11号)と同様にサンプリングピッチによる影響を
取り除いたPresamp1ingSWRFを表わす。
【0037】図8の折れ線で結んだグラフは、図5のあ
る空間周波数部分Wiを抜き出したグラフである。折れ
線で結んでないグラフは、図5の解像力チャートをさら
に解像力チャートの空間周波数よりも細かくサンプリン
グしたグラフである。
【0038】上記2つのグラフを比べると、折れ線で結
んだグラフから最大値のコントラスト(P凸一P凹)/
(P凸十P凹)を求めることは、データのサンプリング
ピッチによる影響を取り除く効果がある。さらに、最大
値のコントラストでその空間周波数部分Wi内の図3の
数本のラインで平均をとることは、コントラストのノイ
ズによる影響を取り除く効果がある。
【0039】次に、画像処理パラメータ抽出手段260
において、上記のようにして得られたSWRF(Pre
samp1ingSWRFも含む)のデータを使って解
像力の劣化を復元する画像処理のためのパラメータを取
得する方法について説明する。よく知られているよう
に、画像の劣化関数をh(x,y)とし、劣化画像をg
(x,y)、原画像をf(x,y)、ノイズ成分をn
(x,y)とすると、これらには次の関係がある。 g(x,y)=∬h(x−x′,y−y′)f(x′,
y′)dx′dy′+n(x,y)
【0040】h(x,y)に関して、hx (x)×hy
(y)(ここで、∫hx (x)dx=∫hy (y)dy
=1)と近似できるとすると、h(x,y)のh(x)
とh(y)は、それぞれSWRF導出手段250から得
られた主走査方向、副走査右向のSWRFより求めるこ
とができる。ここでhx (x)とhy (y)はLSF
(Line Spread Function)を表わ
している。
【0041】h(x,y)が求まれば、劣化画像g
(x,y)から原画像f(x,γ)を復元することがで
きる(高木、鳥脇、田村編「画像処理アルゴリズムの最
新動向」:新技術コミュニケーションズ)。
【0042】また、hr (√(x2 +y2 ))=h
r (r)、つまり劣化関数が等方的な場合は主走査方
向、副走査方向のどちらかのSWRFよりh(x,y)
を求め、劣化画像g(x,y)から原画像f(x,y)
を復元することができる。
【0043】劣化画像g(x,y)から原画像f(x,
y)を復元する方法として、例えば、劣化画像g(x,
y)から原画像f(x,y)への復元フィルタで、h
(x,y)の具体的な形を使ったものとして、ウィナー
フィルタ等がある。
【0044】次に、SWRFのデータよりh(x,y)
=hx (x)×hy (y)(ここで、h(x,y)=h
r (r)の場合も含む)を求める方法を述べる。まず、
x (x),hy (y)を、それぞれ次の関数モデルで
表わす。
【0045】
【数3】
【0046】ここで、Nは1以上の整数で、Rk ,Ck
はフィッティングパラメータである。また、
【0047】
【数4】
【0048】という条件を満たすものとすると、MTF
(Moduration Transfer Func
tion)は、次式で表わされる。
【0049】
【数5】
【0050】ここでF(ω、Ck )は、f(x,Ck
のフーリエ変換を表わし、次式で表わされる。
【0051】
【数6】
【0052】ただし、ωは空間周波数である。
【0053】一方、図7に示すSWRF(ω)は、MT
F(ω)により次のように表わされる。
【0054】
【数7】
【0055】即ち、式によって、式を通じて図7に
示すSWRF(ω)をRk ,Ck のパラメータを使っ
て、パラメータフィツテインクさせることができる。モ
デル関数のパラメータフィッティングの方法としては、
Levenberg−Marquardt法等がある。
【0056】パラメータフィッティングよりRk ,Ck
(k=1〜N)が求まれば、式の劣化関数より劣化関
数h(x,y)=hx (x)×hy (y)を求めること
ができる。この劣化関数の結果は画像処理部170に画
像処理のためのパラメータとして入力される。
【0057】式を実際に使用する場合は、MTF
(ω)の空間周波数成分の非常に高いときの値は、SW
RF(ω)にあまり影響を与えないので、式の最初の
数項を使用する。
【0058】以下、式の近似関数の具体例について説
明する。式は、次の条件を満たしている。
【0059】
【数8】
【0060】式はLSFのフーリエ変換より導出され
るMTFが0空間周波数で1になるという性質を表わし
ている。さらに、このモデルでは、 f(x,Ck )→δ(x);Ck →0のとき・・・・・ (δ(x)はデルタ関数である。)または、 f(x,Ck )→0;Ck ≠0かつx→±∞のとき・・・・・’ という性質をもつf(x,Ck )がかなり有効である。
具体的なf(x,Ck )の例として次の表6に示すもの
がある。
【0061】
【表6】
【0062】ここで、rect(x,Ck )は、−Ck
/2≦x≦Ck /2のとき1/Ck 、それ以外で0にな
る関数の場合、F(ω、Ck )のMはM=1である。
【0063】また、−Ck ≦x≦Ck のとき1/Ck
|x|/Ck 2 、それ以外で0になる関数の場合、F
(ω、Ck )のMはM=2である。
【0064】式でのf(x,Ck )の使用に際して
は、表1の1〜4のf(x,Ck )を別々に使うばかり
でなく、1〜4のf(x,Ck )の組み合わせでもよ
い。
【0065】次に、これらのモデル関数を使用する利点
を説明する。デジタル画像の場合、データのサンプリン
グピッチから、上記の解像力チャートより得られたSW
RF(ω)のデータは、データ点数は少なく、またナイ
キスト以上の空間周波数のデータは持たない。このデー
タを多項式近似等でフィッティングする場合、式に現
れる高空間周波数成分の扱いが困難になってくる。
【0066】しかし上記表1の関数を使ってパラメータ
フィッティングさせると、LSFのモデルを設定してる
ことになるので、式において高空間周波数成分の扱い
が容易になる。また、低空間周波数を補間処理等で点数
を増やし、パラメータフィッティングすることで、デジ
タル画像特有の高空間周波数成分のエリアシングの影響
も取り除くことができる。
【0067】次に、第2の実施の形態について説明す
る。本実施の形態は、上記第1の実施形態における画像
処理パラメータ抽出手段260において、式の関数f
(x,Ck )のいくつかを、関数f(x,Ck )のM−
1個の重畳積分で表わしたものである。このとき、第1
の実施形態の式で、M−1個の重畳積分で表わした関
数は、F(ω、Ck )のM個の積に置き換わる。
【0068】例えば、M=3のとき式の変更した関数
f(x,Ck )の具体的な形は、以下の式のようにな
る。ここで積分区間は−∞から∞までである。 ∬f(X,C1 )f(X−Y,C2 )f(Y−x,C3 )dXdY・・・
【0069】このとき式に対応するF(ω、Ck )は
具体的には以下の式のようになる。
【0070】
【数9】
【0071】次に、第3の実施の形態について説明す
る。本実施の形態は、第1、第2の実施の形態におい
て、入力画像が矩形波チャートの画像ではなく、スリッ
トチャートの画像を用いた場合である。この場合、スリ
ットチャートの画像は、第1の実施の形態で説明したL
SFに相当し、解像力測定は第1、第2どちらかの実施
の形態の式を用い、パラメータフィッティングされ
る。
【0072】次に、本発明の他の実施の形態としての記
憶媒体について説明する。図1、図2の各ブロックから
成るシステムを、CPU及びメモリを含むコンピュータ
システムで構成する場合、上記メモリは本発明による記
憶媒体を構成する。この記憶媒体には、前述した各実施
の形態の動作を制御するための処理手順を実行するため
のプログラムが記憶される。
【0073】また、この記憶媒体としては、ROM、R
AM等の半導体メモリ、光ディスク、光磁気ディスク、
磁気媒体等を用いてよく、これらをCD−ROM、フロ
ッピィディスク、磁気媒体、磁気カード、不揮発性メモ
リカード等に構成して用いてよい。
【0074】従って、この記憶媒体を上記図1、図2に
示したシステムや装置以外の他のシステムや装置で用
い、そのシステムあるいはコンピュータがこの記憶媒体
に格納されたプログラムコードを読み出し、実行するこ
とによっても、前述した各実施の形態と同等の機能を実
現できると共に、同等の効果を得ることができ、本発明
の目的を達成することができる。
【0075】また、コンピュータ上で稼働しているOS
等が処理の一部又は全部を行う場合、あるいは、記憶媒
体から読み出されたプログラムコードが、コンピュータ
に挿入された拡張機能ボードやコンピュータに接続され
た拡張機能ユニットに備わるメモリに書き込まれた後、
そのプログラムコードの指示に基づいて、上記拡張機能
ボードや拡張機能ユニットに備わるCPU等が処理の一
部又は全部を行う場合にも、各実施の形態と同等の機能
を実現できると共に、同等の効果を得ることができ、本
発明の目的を達成することができる。
【0076】
【発明の効果】以上説明したように、本発明の請求項
1、7、11記載の発明によれば、従来手間のかかって
いた撮影装置の解像力の自動測定が容易に行えるように
なり、撮影方法の違いによる解像力の測定が容易に行え
るという効果がある。
【0077】例えば、撮像装置本体の解像力特性は大し
て変化しないが、画像の光源(放射線画像で言えば、X
線管球の焦点)の大きさが変化することによる幾何学的
解像力の劣化が懸念される。特に、拡大撮影法による解
像力の劣化は、拡大率を上げることに顕著に現れる。こ
の解像力の劣化は、放射線医療画像においては診断にか
なり悪影響を及ぼす。そこで、解像力の測定を即座に容
易に行えることにより、撮影方法の違いによる解像力の
違いの認識を容易にユーザに持たせることができる等の
効果がある。
【0078】放射線医療画像に特に骨などの診断におい
て拡大撮影法は、撮影装置の解像度上げる点で有効であ
る。しかし、実際の医療の現場において実行するために
は、拡大撮影用のかなり小さな焦点を持つX線管が必要
なことと、X線管の焦点の大きさを補うために、X線管
と撮像装置との距離をある程度とることが必要である。
【0079】小さな焦点をもつX線管は、X線出力の面
とX線管球の耐久性の面で胸部撮影等の通常撮影に不向
きであり、あまり多くの病院には設置されていない。ま
た、大部分の病院のX線室は、X線管と撮像装置の距離
を広くとることは通常不可能である。このため拡大撮影
法はあまり頻繁に行われていない。
【0080】そこで、請求項2、8、12記載の発明に
よれば、例えば拡大撮影による幾何学的解像力の劣化を
画像処理で改善し、拡大撮影を行うのに設備の面で適し
ていない病院においても拡大撮影ができ、画像の解像度
を上げることが可能になる等の効果がある。
【0081】また、請求項3、9、13記載の発明によ
れば、SWRF(ω)の導出に際して、式よりMTF
(ω)の高空間周波数成分の値が使われるが、劣化関数
のモデル関数によりMTF(ω)の高空間周波数成分の
フィッティングのための仮の値が存在するので、SWR
F(ω)のより正確な近似曲線を導出することができる
等の効果がある。
【0082】また、SWRF(ω)の低空間周波数の少
ないデータ点数に対し、SWRF(ω)の高空間周波数
まで滑らかな近似曲線を導出することができる等の効果
がある。
【0083】また、請求項4、10、14記載の発明に
よれば、SWRF(ω)の近似曲線のパラメータフィッ
ティングを行う際に、表1記載の関数f(x,Ck )を
使用する場合、f(x,Ck )とそのフーリエ変換F
(ω、Ck )が初等関数の組み合わせによる連続関数と
して得られているので、式の連続関数によるパラメー
タフィッティングを可能にする等の効果がある。
【0084】また、SWRF(ω)の近似曲線のパラメ
ータフィッティングによって決定したRk ,Ck (k=
1〜N)等のパラメータのみから、劣化関数の連続なモ
デル関数と連続なフーリエ変換が得られるので、画像処
理により、画像の解像力改善処理を行う際に扱いが容易
等の効果がある。
【0085】さらに、劣化関数のモデル関数の面積が、
k ,Ck (k=1〜N)等のパラメータの値に関わら
ず1になっていること、Ck (k=1〜N)等を0に近
づけたとき、劣化関数のモデル関数が理想的な点像(イ
ンパルスもしくはデルタ関数)に近づくことは、劣化関
数の物理的性質をよく表現している等の効果がある。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1、第2、第3の実施の形態による
解像力測定装置の構成を示すブロック図である。
【図2】第1、第2の実施の形態の処理手順を示すフロ
ーチャートである。
【図3】抽出された解像力チャートを示す構成図であ
る。
【図4】抽出された解像力チャートのヒストグラムを示
す特性図である。
【図5】抽出された解像力チャートの断面を示す特性図
である。
【図6】抽出された解像力チャートの断面を閾値により
2値化した特性図である。
【図7】SWRF(ω)を示す特性図である。
【図8】解像力チャートのコントラストのサンプリング
ピッチによる影響を示した特性図である。
【符号の説明】
120 解像力チャート 130 X線撮像装置 131 撮影操作部 150 チャート画像解析部 160 データ処理部 170 画像処理部 210 正規化部分空間周波数分解手段 220 正規化部分コントラスト解析手段 230 空間周波数分解手段 240 コントラスト解析手段 250 SWRF導出手段 260 画像処理パラメータ抽出手段

Claims (18)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 解像力チャート画像を画像のヒストグラ
    ム又はピクセル値の閾値に対する判別により各空間周波
    数部分に分解する分解手段と、 上記分解された各空間周波数部分から隣画素とのピクセ
    ル値の違いを判別することによりコントラストを導出す
    る解析手段と、 上記導出されたコントラストからSWRFを導出するS
    WRF導出手段とを設けたことを特徴とする解像力測定
    装置。
  2. 【請求項2】 上記SWRF導出手段により導出された
    SWRFからMTFを導出し、劣化関数を求めて画像処
    理パラメータを取得する画像処理パラメータ抽出手段を
    設けたことを特徴とする請求項1記載の解像力測定装
    置。
  3. 【請求項3】 上記画像処理パラメータ抽出手段は、上
    記導出されたSWRFをパラメータフィッティングする
    のに劣化関数のモデル関数を使ってパラメータフィッテ
    ィングし、劣化関数を求めることを特徴とする請求項2
    記載の解像力測定装置。
  4. 【請求項4】 上記劣化関数のモデル関数に、表1に記
    載した関数を使うことを特徴とする請求項3記載の解像
    力測定装置。 【表1】
  5. 【請求項5】 上記分解手段は、正規化部分空間周波数
    分解手段と空間周波数分解手段とからなることを特徴と
    する請求項1記載の解像力測定装置。
  6. 【請求項6】 上記解析手段は、正規化部分コントラス
    ト解析手段とコントラスト解析手段とからなることを特
    徴とする請求項1記載の解像力測定装置。
  7. 【請求項7】 解像力チャート画像を画像のヒストグラ
    ム又はピクセル値の閾値に対する判別により各空間周波
    数部分に分解する分解手順と、 上記分解された各空間周波数部分から隣画素とのピクセ
    ル値の違いを判別することによりコントラストを導出す
    る解析手順と、 上記導出されたコントラストからSWRFを導出するS
    WRF導出手順を設けたことを特徴とする解像力測定方
    法。
  8. 【請求項8】 上記導出されたSWRFからMTFを導
    出し、劣化関数を求めて画像処理パラメータを取得する
    画像処理パラメータ抽出手順を設けたことを特徴とする
    請求項7記載の解像力測定方法。
  9. 【請求項9】 上記画像処理パラメータ抽出手順は、上
    記導出されたSWRFをパラメータフィッティングする
    のに劣化関数のモデル関数を使ってパラメータフィッテ
    ィングし、劣化関数を求めることを特徴とする請求項8
    記載の解像力測定方法。
  10. 【請求項10】 上記劣化関数のモデル関数に、表2に
    記載した関数を使うことを特徴とする請求項9記載の解
    像力測定方法。 【表2】
  11. 【請求項11】 解像力チャート画像を画像のヒストグ
    ラム又はピクセル値の閾値に対する判別により各空間周
    波数部分に分解する分解処理と、 上記分解された各空間周波数部分から隣画素とのピクセ
    ル値の違いを判別することによりコントラストを導出す
    る解析処理と、 上記導出されたコントラストからSWRFを導出するS
    WRF導出処理とを実行するためのプログラムを記憶し
    たコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  12. 【請求項12】 上記導出されたSWRFからMTFを
    導出し、劣化関数を求めて画像処理パラメータを取得す
    る画像処理パラメータ抽出処理を上記プログラムに設け
    たことを特徴とする請求項11記載のコンピュータ読み
    取り可能な記憶媒体。
  13. 【請求項13】 上記画像処理パラメータ抽出処理は、
    上記導出されたSWRFをパラメータフィッティングす
    るのに劣化関数のモデル関数を使ってパラメータフィッ
    ティングし、劣化関数を求めることを特徴とする請求項
    12記載のコンピュータ読み取り可能な記憶媒体。
  14. 【請求項14】 上記劣化関数のモデル関数に、表3に
    記載した関数を使うことを特徴とする請求項13記載の
    コンピュータ読み取り可能な記憶媒体。 【表3】
  15. 【請求項15】 MTFまたは劣化関数の導出におい
    て、 【数1】 とf(x,Ck )→0;Ck ≠0かつx→±∞のときの
    条件を満たすモデル関数の線形和を使用することを特徴
    とする請求項3記載の解像力測定装置。
  16. 【請求項16】 上記モデル関数に表4に記載した関数
    を使用することを特徴とする請求項3記載の解像力測定
    装置。 【表4】
  17. 【請求項17】 MTFまたは劣化関数の導出におい
    て、 【数2】 とf(x,Ck )→0;Ck ≠0かつx→±∞のときの
    条件を満たすモデル関数の線形和を使用することを特徴
    とする請求項9記載の解像力測定方法。
  18. 【請求項18】 上記モデル関数に表5に記載した関数
    を使用することを特徴とする請求項9記載の解像力測定
    方法。 【表5】
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