JP2000138228A - ヘテロ接合型バイポーラトランジスタとその製造方法 - Google Patents
ヘテロ接合型バイポーラトランジスタとその製造方法Info
- Publication number
- JP2000138228A JP2000138228A JP10311234A JP31123498A JP2000138228A JP 2000138228 A JP2000138228 A JP 2000138228A JP 10311234 A JP10311234 A JP 10311234A JP 31123498 A JP31123498 A JP 31123498A JP 2000138228 A JP2000138228 A JP 2000138228A
- Authority
- JP
- Japan
- Prior art keywords
- layer
- collector
- collector layer
- compound semiconductor
- base
- Prior art date
- Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
- Pending
Links
Landscapes
- Bipolar Transistors (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 ベース・コレクタ間の接合容量Cbcを低減さ
せ、高速動作特性の向上を図った簡易な素子構造のヘテ
ロ接合型バイポーラトランジスタを提供する。 【解決手段】 化合物半導体基板10上に形成されたコ
レクタ層14と、このコレクタ層よりも低誘電率のAl
を含む半導体材料12からなり、前記コレクタ層の周囲
に該コレクタ層を埋め込んで設けられて選択酸化されて
形成される絶縁体19と、コレクタ層の上面を含む前記
絶縁体上に形成されたベース層14と、このベース層よ
りも広いバンドギャップを有し、前記コレクタ層の上方
にメサをなして形成されたエミッタ層17とを備え、ベ
ース電極Bの直下領域を低誘電率の絶縁体とすることで
ベース・コレクタ間の接合容量Cbcを低減する。
せ、高速動作特性の向上を図った簡易な素子構造のヘテ
ロ接合型バイポーラトランジスタを提供する。 【解決手段】 化合物半導体基板10上に形成されたコ
レクタ層14と、このコレクタ層よりも低誘電率のAl
を含む半導体材料12からなり、前記コレクタ層の周囲
に該コレクタ層を埋め込んで設けられて選択酸化されて
形成される絶縁体19と、コレクタ層の上面を含む前記
絶縁体上に形成されたベース層14と、このベース層よ
りも広いバンドギャップを有し、前記コレクタ層の上方
にメサをなして形成されたエミッタ層17とを備え、ベ
ース電極Bの直下領域を低誘電率の絶縁体とすることで
ベース・コレクタ間の接合容量Cbcを低減する。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばIII-V族化
合物半導体からなり、高速動作特性(高周波特性)に優
れたヘテロ接合型バイポーラトランジスタとその製造方
法に関する。
合物半導体からなり、高速動作特性(高周波特性)に優
れたヘテロ接合型バイポーラトランジスタとその製造方
法に関する。
【0002】
【関連する背景技術】III-V族化合物半導体からなるヘ
テロ接合型バイポーラトランジスタは、そのエミッタ層
にベース層よりもバンドギャップの広い材料を用いるこ
とで、ホールのエミッタ層への逆注入を阻止し、これに
よって電流注入効率を高めたもので高出力電子デバイス
として注目されている。またこの種のヘテロ接合型バイ
ポーラトランジスタは、コレクタ層に注入されたホール
と電子とのバリスティックな伝導を用いることで、マイ
クロ波領域や超高速光通信における超高速電子デバイス
として十分に機能し得ることも知られている。
テロ接合型バイポーラトランジスタは、そのエミッタ層
にベース層よりもバンドギャップの広い材料を用いるこ
とで、ホールのエミッタ層への逆注入を阻止し、これに
よって電流注入効率を高めたもので高出力電子デバイス
として注目されている。またこの種のヘテロ接合型バイ
ポーラトランジスタは、コレクタ層に注入されたホール
と電子とのバリスティックな伝導を用いることで、マイ
クロ波領域や超高速光通信における超高速電子デバイス
として十分に機能し得ることも知られている。
【0003】ところでヘテロ接合型バイポーラトランジ
スタの高速動作特性を確保するには、エピタキシャル成
長により実現される素子構造を最適化設計することは勿
論のこと、高速化の為の微細化と、その微細化に伴う寄
生成分(CR時定数)の低減を図ることが重要である。
ちなみに高速動作特性の指標の1つである最大発振周波
数(電力利得が[1]となる周波数)fmaxは、 fmax =(fT/8πRb・Cbc)1/2 …(1) で示される。但し、fTは電流利得が[1]となるトラ
ンジション周波数(遮断周波数)、Rbはベースに寄生
する抵抗、そしてCbcはベース・コレクタ間に寄生する
接合容量である。従って最大発振周波数fmaxを高める
には、特に上記接合容量Cbcを低減することが重要とな
る。
スタの高速動作特性を確保するには、エピタキシャル成
長により実現される素子構造を最適化設計することは勿
論のこと、高速化の為の微細化と、その微細化に伴う寄
生成分(CR時定数)の低減を図ることが重要である。
ちなみに高速動作特性の指標の1つである最大発振周波
数(電力利得が[1]となる周波数)fmaxは、 fmax =(fT/8πRb・Cbc)1/2 …(1) で示される。但し、fTは電流利得が[1]となるトラ
ンジション周波数(遮断周波数)、Rbはベースに寄生
する抵抗、そしてCbcはベース・コレクタ間に寄生する
接合容量である。従って最大発振周波数fmaxを高める
には、特に上記接合容量Cbcを低減することが重要とな
る。
【0004】そこで従来一般的なGaAs系のヘテロ接合
型バイポーラトランジスタにあっては、例えば図3に示
すようにメサ型のエミッタ層の直下を除く外部ベース領
域下のコレクタ層およびサブコレクタ層に酸素または水
素を領域選択的にイオン注入し、そのイオン注入領域を
半絶縁化(高抵抗化)することで前記接合容量Cbcの低
減を図っている。
型バイポーラトランジスタにあっては、例えば図3に示
すようにメサ型のエミッタ層の直下を除く外部ベース領
域下のコレクタ層およびサブコレクタ層に酸素または水
素を領域選択的にイオン注入し、そのイオン注入領域を
半絶縁化(高抵抗化)することで前記接合容量Cbcの低
減を図っている。
【0005】即ち、ヘテロ接合型バイポーラトランジス
タは、例えば図3に示すようにGaAs基板1上にn-Ga
Asサブコレクタ層2、真性のGaAsコレクタ層3、そ
してp++-GaAsベース層4を順にエピタキシャル成長
させ、更にその上に上記p++-GaAsベース層4よりも
バンドギャップが広いn-InGaPエミッタ層5および
n-GaAs/InGaAsキャップ層6を順に成長させ、且
つこれらのエミッタ層5およびキャップ層6をメサ形状
に加工した素子構造を有する。そして前記キャップ層6
上にエミッタ電極Eを、またメサをなすエミッタの側部
の前記ベース層4上にベース電極Bを、そして前記サブ
コレクタ層2上にコレクタ電極Cをそれぞれ設けて構成
される。
タは、例えば図3に示すようにGaAs基板1上にn-Ga
Asサブコレクタ層2、真性のGaAsコレクタ層3、そ
してp++-GaAsベース層4を順にエピタキシャル成長
させ、更にその上に上記p++-GaAsベース層4よりも
バンドギャップが広いn-InGaPエミッタ層5および
n-GaAs/InGaAsキャップ層6を順に成長させ、且
つこれらのエミッタ層5およびキャップ層6をメサ形状
に加工した素子構造を有する。そして前記キャップ層6
上にエミッタ電極Eを、またメサをなすエミッタの側部
の前記ベース層4上にベース電極Bを、そして前記サブ
コレクタ層2上にコレクタ電極Cをそれぞれ設けて構成
される。
【0006】しかして前述した接合容量Cbcは、該ヘテ
ロ接合型バイポーラトランジスタをエミッタ接地で駆動
した場合に逆バイアスされるベース・コレクタ間の容
量、即ち、真性のコレクタ層3が空乏化されたときに平
行平板コンデンサとして作用するp型ベース層4とn型
サブコレクタ層2との間の容量Cbc Cbc=εS・Sbc/dc …(2) として現れる。但し、εSはコレクタ層3の誘電率、Sb
cはベース・コレクタ間の接合面積、そしてdcはコレク
タ層3の厚みである。ちなみにコレクタ層3をなす化合
物半導体の、空気の誘電率εoに対する比誘電率(εS/
εo)は[11〜13]程度であり、具体的にはGaAs
で[13.2]、InPで[12.4]である。
ロ接合型バイポーラトランジスタをエミッタ接地で駆動
した場合に逆バイアスされるベース・コレクタ間の容
量、即ち、真性のコレクタ層3が空乏化されたときに平
行平板コンデンサとして作用するp型ベース層4とn型
サブコレクタ層2との間の容量Cbc Cbc=εS・Sbc/dc …(2) として現れる。但し、εSはコレクタ層3の誘電率、Sb
cはベース・コレクタ間の接合面積、そしてdcはコレク
タ層3の厚みである。ちなみにコレクタ層3をなす化合
物半導体の、空気の誘電率εoに対する比誘電率(εS/
εo)は[11〜13]程度であり、具体的にはGaAs
で[13.2]、InPで[12.4]である。
【0007】前述したコレクタ層3およびサブコレクタ
層2に対する選択的な酸素または水素のイオン注入は、
ベース電極Bの直下のイオン注入領域7を半絶縁化する
ことで高抵抗化し、これによって前記ベース・コレクタ
間の実質的な接合面積Sbcを減少させて該ベース・コレ
クタ間の接合容量Cbcを低減することを目的として行わ
れる。
層2に対する選択的な酸素または水素のイオン注入は、
ベース電極Bの直下のイオン注入領域7を半絶縁化する
ことで高抵抗化し、これによって前記ベース・コレクタ
間の実質的な接合面積Sbcを減少させて該ベース・コレ
クタ間の接合容量Cbcを低減することを目的として行わ
れる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上述した
ようにベース・コレクタ間の接合容量Cbcの低減を図る
べく、コレクタ層3およびサブコレクタ層2にイオン注
入して、そのイオン注入領域を高抵抗化した場合、打ち
込んだイオンによって半導体層が損傷を受ける虞があ
る。この半導体層の損傷は、例えばベース抵抗Rbの増
大を招くので、前述した式(1)に示されるように、仮に
接合容量Cbcを低減させてもその最大発振周波数fmax
を高めることができなくなることが懸念される。
ようにベース・コレクタ間の接合容量Cbcの低減を図る
べく、コレクタ層3およびサブコレクタ層2にイオン注
入して、そのイオン注入領域を高抵抗化した場合、打ち
込んだイオンによって半導体層が損傷を受ける虞があ
る。この半導体層の損傷は、例えばベース抵抗Rbの増
大を招くので、前述した式(1)に示されるように、仮に
接合容量Cbcを低減させてもその最大発振周波数fmax
を高めることができなくなることが懸念される。
【0009】またInP系のヘテロ接合型バイポーラト
ランジスタにおいては、GaAsのようなイオン注入によ
る高抵抗化が困難である。これ故、ベース・コレクタ間
の接合容量Cbcの低減を図るには、例えばベース電極B
の直下のサブコレクタ層を選択的にエッチング除去し、
この除去領域にアンドープの半導体層を埋め込む等の工
夫が必要である。従ってその製造が相当複雑化する等の
問題がある。
ランジスタにおいては、GaAsのようなイオン注入によ
る高抵抗化が困難である。これ故、ベース・コレクタ間
の接合容量Cbcの低減を図るには、例えばベース電極B
の直下のサブコレクタ層を選択的にエッチング除去し、
この除去領域にアンドープの半導体層を埋め込む等の工
夫が必要である。従ってその製造が相当複雑化する等の
問題がある。
【0010】本発明はこのような事情を考慮してなされ
たもので、その目的は、ベース・コレクタ間の接合容量
Cbcの低減を図り、その高速動作特性の向上を図った簡
易な素子構造のヘテロ接合型バイポーラトランジスタと
その製造方法を提供することにある。
たもので、その目的は、ベース・コレクタ間の接合容量
Cbcの低減を図り、その高速動作特性の向上を図った簡
易な素子構造のヘテロ接合型バイポーラトランジスタと
その製造方法を提供することにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
べく本発明に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタ
は、化合物半導体基板上に形成されたコレクタ層と、こ
のコレクタ層よりも低誘電率の半導体材料からなり、前
記コレクタ層の周囲に該コレクタ層を埋め込んで設けら
れ、且つ選択酸化されて形成される絶縁体と、前記コレ
クタ層の上面を含む前記絶縁体上に形成されたベース層
と、このベース層よりも広いバンドギャップを有し、前
記コレクタ層の上方にメサをなして形成されたエミッタ
層とを備えたことを特徴としている。
べく本発明に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタ
は、化合物半導体基板上に形成されたコレクタ層と、こ
のコレクタ層よりも低誘電率の半導体材料からなり、前
記コレクタ層の周囲に該コレクタ層を埋め込んで設けら
れ、且つ選択酸化されて形成される絶縁体と、前記コレ
クタ層の上面を含む前記絶縁体上に形成されたベース層
と、このベース層よりも広いバンドギャップを有し、前
記コレクタ層の上方にメサをなして形成されたエミッタ
層とを備えたことを特徴としている。
【0012】本発明の好ましい態様は、請求項2に記載
するように前記コレクタ層を前記化合物半導体基板上に
サブコレクタ層を介して形成される真性化合物半導体と
し、前記コレクタ層を埋め込んで設けられる低誘電率の
半導体材料として、Alを含む化合物半導体を用いるこ
とを特徴としている。即ち、本発明はAlを含む化合物
半導体の選択酸化技術を用い、メサをなして形成される
エミッタ層の直下のコレクタ層を、該コレクタ層よりも
比誘電率の低い上記Alを含む化合物半導体層にて埋め
込んだ構造とし、このAlを含む化合物半導体層を選択
酸化させて絶縁体化することで、ベース抵抗を増大させ
ることなくベース・コレクタ間の接合容量Cbcの低減を
図った素子構造のヘテロ接合型バイポーラトランジスタ
を実現することを特徴としている。
するように前記コレクタ層を前記化合物半導体基板上に
サブコレクタ層を介して形成される真性化合物半導体と
し、前記コレクタ層を埋め込んで設けられる低誘電率の
半導体材料として、Alを含む化合物半導体を用いるこ
とを特徴としている。即ち、本発明はAlを含む化合物
半導体の選択酸化技術を用い、メサをなして形成される
エミッタ層の直下のコレクタ層を、該コレクタ層よりも
比誘電率の低い上記Alを含む化合物半導体層にて埋め
込んだ構造とし、このAlを含む化合物半導体層を選択
酸化させて絶縁体化することで、ベース抵抗を増大させ
ることなくベース・コレクタ間の接合容量Cbcの低減を
図った素子構造のヘテロ接合型バイポーラトランジスタ
を実現することを特徴としている。
【0013】また本発明に係るヘテロ接合型バイポーラ
トランジスタの製造方法は、請求項3に示すように、例
えばGaAsからなる化合物半導体基板上にサブコレクタ
層を介してAlを含む低誘電率の化合物半導体層を成長
させた後、該Alを含む低誘電率の化合物半導体層を選
択的に除去し、これによって露出された前記サブコレク
タ層上に真性化合物半導体からなるコレクタ層を成長さ
せる工程と、次いで上記コレクタ層を含む前記低誘電率
の化合物半導体層上にベース層および該ベース層よりも
広いバンドギャップを有するエミッタ層を順に成長さ
せ、その後、前記エミッタ層をメサ加工すると共に、前
記ベース層および前記低誘電率の化合物半導体層を部分
的に除去して前記サブコレクタ層の一部を露出させる工
程と、その後、前記Alを含む低誘電率の化合物半導体
層を選択的に酸化させて前記該コレクタ層よりも低誘電
率の絶縁体を形成する工程とを備えることを特徴として
いる。
トランジスタの製造方法は、請求項3に示すように、例
えばGaAsからなる化合物半導体基板上にサブコレクタ
層を介してAlを含む低誘電率の化合物半導体層を成長
させた後、該Alを含む低誘電率の化合物半導体層を選
択的に除去し、これによって露出された前記サブコレク
タ層上に真性化合物半導体からなるコレクタ層を成長さ
せる工程と、次いで上記コレクタ層を含む前記低誘電率
の化合物半導体層上にベース層および該ベース層よりも
広いバンドギャップを有するエミッタ層を順に成長さ
せ、その後、前記エミッタ層をメサ加工すると共に、前
記ベース層および前記低誘電率の化合物半導体層を部分
的に除去して前記サブコレクタ層の一部を露出させる工
程と、その後、前記Alを含む低誘電率の化合物半導体
層を選択的に酸化させて前記該コレクタ層よりも低誘電
率の絶縁体を形成する工程とを備えることを特徴として
いる。
【0014】即ち、本発明に係る製造方法は、化合物半
導体基板(例えばGaAs基板)上にサブコレクタ層(例
えばn-GaAs)を介して成長させたAlを含む低誘電率
の化合物半導体層(例えばAlGaAs)にて埋め込ん
で、前記サブコレクタ層上に真性化合物半導体からなる
コレクタ層(例えばi-GaAs)を形成した後、その上
にベース層(例えばp-GaAs)とエミッタ層(n-In
GaP/n-GaAs/n+-InGaAs)を順に形成してメ
サ構造のヘテロ接合型バイポーラトランジスタをなし、
その後、前記Alを含む低誘電率の化合物半導体層だけ
を選択酸化させて絶縁体化することで、ベース抵抗を増
大させることなくベース・コレクタ間の接合容量Cbcの
低減を図った素子構造のヘテロ接合型バイポーラトラン
ジスタを製造することを特徴としている。
導体基板(例えばGaAs基板)上にサブコレクタ層(例
えばn-GaAs)を介して成長させたAlを含む低誘電率
の化合物半導体層(例えばAlGaAs)にて埋め込ん
で、前記サブコレクタ層上に真性化合物半導体からなる
コレクタ層(例えばi-GaAs)を形成した後、その上
にベース層(例えばp-GaAs)とエミッタ層(n-In
GaP/n-GaAs/n+-InGaAs)を順に形成してメ
サ構造のヘテロ接合型バイポーラトランジスタをなし、
その後、前記Alを含む低誘電率の化合物半導体層だけ
を選択酸化させて絶縁体化することで、ベース抵抗を増
大させることなくベース・コレクタ間の接合容量Cbcの
低減を図った素子構造のヘテロ接合型バイポーラトラン
ジスタを製造することを特徴としている。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の一
実施形態に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタと
その製造方法について説明する。図1および図2は(1
00)面を主面とする化合物半導体基板、例えば半絶縁
性のGaAs基板10上にエピタキシャル成長させて製造
されるGaAs系のヘテロ接合型バイポーラトランジスタ
の製造手順を分解して示している。
実施形態に係るヘテロ接合型バイポーラトランジスタと
その製造方法について説明する。図1および図2は(1
00)面を主面とする化合物半導体基板、例えば半絶縁
性のGaAs基板10上にエピタキシャル成長させて製造
されるGaAs系のヘテロ接合型バイポーラトランジスタ
の製造手順を分解して示している。
【0016】このヘテロ接合型バイポーラトランジスタ
は、先ず図1(a)に示すように半絶縁性のGaAs基板1
0上に有機金属気相成長(MOCVD)法や分子線エピ
タキシー(MBE)法を用いて、コレクタをオーミック
に形成するためのn型不純物を高濃度に含むn-GaAs
からなるサブコレクタ層11を成長させ、次いでその上
に後述する絶縁体を形成する為のAlを含む低誘電率の
半導体層、具体的にはアンドープのAlGaAs層12を
成長させる。更にこのAlGaAs層12上に表面保護層
としての薄膜GaAs層13を成長させる(第1の工
程)。
は、先ず図1(a)に示すように半絶縁性のGaAs基板1
0上に有機金属気相成長(MOCVD)法や分子線エピ
タキシー(MBE)法を用いて、コレクタをオーミック
に形成するためのn型不純物を高濃度に含むn-GaAs
からなるサブコレクタ層11を成長させ、次いでその上
に後述する絶縁体を形成する為のAlを含む低誘電率の
半導体層、具体的にはアンドープのAlGaAs層12を
成長させる。更にこのAlGaAs層12上に表面保護層
としての薄膜GaAs層13を成長させる(第1の工
程)。
【0017】次いで前記薄膜GaAs層13上にSiN等
の誘電体レジスト膜を設け、該レジスト膜をフォトリソ
グラフィによりパターンニングしてコレクタの形成領域
を開口するマスク14を形成する。そしてこのマスク1
4を用いて、例えばCH4/H2系または塩素系のドライ
エッチングにより、図1(b)に示すように前記薄膜Ga
As層13を含んで前記AlGaAs層12を選択的にエッ
チング除去し、前記サブコレクタ層11を選択的に露出
させる。そしてこのエッチング領域(エッチングにより
露出された前記サブコレクタ層11)上に、図1(c)に
示すように真性のGaAsをi-GaAsコレクタ層15を
選択成長させる。このi-GaAsコレクタ層15の選択
成長は、前記薄膜GaAs層13の表面高さ位置まで行わ
れる。このようにしてi-GaAsコレクタ層15を形成
したならば、前記マスク14をBHF等を用いて除去す
る(第2の工程)。
の誘電体レジスト膜を設け、該レジスト膜をフォトリソ
グラフィによりパターンニングしてコレクタの形成領域
を開口するマスク14を形成する。そしてこのマスク1
4を用いて、例えばCH4/H2系または塩素系のドライ
エッチングにより、図1(b)に示すように前記薄膜Ga
As層13を含んで前記AlGaAs層12を選択的にエッ
チング除去し、前記サブコレクタ層11を選択的に露出
させる。そしてこのエッチング領域(エッチングにより
露出された前記サブコレクタ層11)上に、図1(c)に
示すように真性のGaAsをi-GaAsコレクタ層15を
選択成長させる。このi-GaAsコレクタ層15の選択
成長は、前記薄膜GaAs層13の表面高さ位置まで行わ
れる。このようにしてi-GaAsコレクタ層15を形成
したならば、前記マスク14をBHF等を用いて除去す
る(第2の工程)。
【0018】しかる後、前記i-GaAsコレクタ層15
の露出表面を含む前記薄膜GaAs層14の全面に、図1
(d)に示すようにp-GaAsベース層16,該p-GaAs
ベース層16よりもバンドギャップの広い半導体材料か
らなる、例えばn-InGaPエミッタ層17,そしてn-
InGaAs/n-GaAsキャップ層18を順に成長させる
(第3の工程)。
の露出表面を含む前記薄膜GaAs層14の全面に、図1
(d)に示すようにp-GaAsベース層16,該p-GaAs
ベース層16よりもバンドギャップの広い半導体材料か
らなる、例えばn-InGaPエミッタ層17,そしてn-
InGaAs/n-GaAsキャップ層18を順に成長させる
(第3の工程)。
【0019】次いで図2(a)に示すように、前記n-In
GaAs/n-GaAsキャップ層18上に、リフトオフ等
の手法を用いてWSiやTi/Pt/Auの積層体からなる
エミッタ電極Eを選択的に形成する。そしてこのエミッ
タ電極Eをマスクとして前記n-InGaAs/n-GaAs
キャップ層18を、例えば硫酸、過酸化水素水、水の混
合液を用いて選択的にウェットエッチングし、前記n-
InGaPエミッタ層17を露出させる。この際、n-In
GaPエミッタ層17はエッチングされることはない
が、n-InGaAs/n-GaAsキャップ層18およびn-
InGaPエミッタ層17には、前記GaAs基板10に対
して垂直な方向に、上記キャップ層18のエッチング深
さと同じ長さのサイドエッチングが形成される。
GaAs/n-GaAsキャップ層18上に、リフトオフ等
の手法を用いてWSiやTi/Pt/Auの積層体からなる
エミッタ電極Eを選択的に形成する。そしてこのエミッ
タ電極Eをマスクとして前記n-InGaAs/n-GaAs
キャップ層18を、例えば硫酸、過酸化水素水、水の混
合液を用いて選択的にウェットエッチングし、前記n-
InGaPエミッタ層17を露出させる。この際、n-In
GaPエミッタ層17はエッチングされることはない
が、n-InGaAs/n-GaAsキャップ層18およびn-
InGaPエミッタ層17には、前記GaAs基板10に対
して垂直な方向に、上記キャップ層18のエッチング深
さと同じ長さのサイドエッチングが形成される。
【0020】しかる後、前記n-InGaPエミッタ層1
7を、例えば塩酸と燐酸との混合液を用いて選択的にウ
ェットエッチングし、前記p-GaAsベース層16を露
出させる。このようなn-InGaAs/n-GaAsキャッ
プ層18およびn-InGaPエミッタ層17のエッチン
グにより、メサ形状のエミッタが形成される。次いでメ
サ形状をなすエミッタの側部の前記p-GaAsベース層
16上に、WSiやTi/Pt/Auの積層体からなるベー
ス電極Bを選択的に形成し、このベース電極Bをマスク
として該p-GaAsベース層16、前記薄膜GaAs層1
3、および前記AlGaAs層12を選択的にエッチング
除去し、前記サブコレクタ層11を選択的に露出させ
る。このエッチング処理は、例えばCH4/H2系または
塩素系のドライエッチングにより行われる(第4の工
程)。
7を、例えば塩酸と燐酸との混合液を用いて選択的にウ
ェットエッチングし、前記p-GaAsベース層16を露
出させる。このようなn-InGaAs/n-GaAsキャッ
プ層18およびn-InGaPエミッタ層17のエッチン
グにより、メサ形状のエミッタが形成される。次いでメ
サ形状をなすエミッタの側部の前記p-GaAsベース層
16上に、WSiやTi/Pt/Auの積層体からなるベー
ス電極Bを選択的に形成し、このベース電極Bをマスク
として該p-GaAsベース層16、前記薄膜GaAs層1
3、および前記AlGaAs層12を選択的にエッチング
除去し、前記サブコレクタ層11を選択的に露出させ
る。このエッチング処理は、例えばCH4/H2系または
塩素系のドライエッチングにより行われる(第4の工
程)。
【0021】しかる後、上記素子構造体を水蒸気に晒し
ながら加熱し、前記AlGaAs層12だけを選択的に熱
酸化させて、図2(b)に示すように前記AlGaAs層1
2を絶縁体化する。この酸化処理については、Alを含
む半導体材料であるAlGaAs層12だけが酸化してAl
xGa1-xOy層19に変化するので、その酸化処理時間に
ついては格別に管理する必要がない(第5の工程)。
ながら加熱し、前記AlGaAs層12だけを選択的に熱
酸化させて、図2(b)に示すように前記AlGaAs層1
2を絶縁体化する。この酸化処理については、Alを含
む半導体材料であるAlGaAs層12だけが酸化してAl
xGa1-xOy層19に変化するので、その酸化処理時間に
ついては格別に管理する必要がない(第5の工程)。
【0022】以上のようにしてAlGaAs層12を酸化
させ、絶縁体化したならば、次に図2(c)に示すように
前記サブコレクタ層11上に、AuGeNi/Au等の積層
体からなるコレクタ電極Cをリフトオフ等の手法を用い
て非セルフアライン的に形成し、熱処理によりオーミッ
クコンタクトとする。その後、上記素子構造体をSiN
やポリイミド等の絶縁体20にて埋め込んで各層をアイ
ソレートする。そして前記各電極E,B,Cに対してTi
/Au等の電極配線を施すことにより、メサ形状を有す
るヘテロ接合型バイポーラトランジスタが完成される。
させ、絶縁体化したならば、次に図2(c)に示すように
前記サブコレクタ層11上に、AuGeNi/Au等の積層
体からなるコレクタ電極Cをリフトオフ等の手法を用い
て非セルフアライン的に形成し、熱処理によりオーミッ
クコンタクトとする。その後、上記素子構造体をSiN
やポリイミド等の絶縁体20にて埋め込んで各層をアイ
ソレートする。そして前記各電極E,B,Cに対してTi
/Au等の電極配線を施すことにより、メサ形状を有す
るヘテロ接合型バイポーラトランジスタが完成される。
【0023】かくして上述した如くして製造される素子
構造のヘテロ接合型バイポーラトランジスタによれば、
エミッタ層17の直下のコレクタ層15が、その周囲を
取り囲む低誘電率の絶縁体(AlxGa1-xOy層19)の
内側に埋め込まれており、ベース電極Bの直下領域が上
記低誘電率の絶縁体(AlxGa1-xOy層19)であるの
で、ベース・コレクタ間の寄生容量Cbcを十分に小さく
することができる。しかもAlGaAs層12の選択的な
酸化により上記絶縁体19を形成するので、従来のイオ
ン注入によってコレクタ層を選択的に高抵抗化するもの
と異なり、イオン注入によってベース層がダメージを受
けて、そのベース抵抗Rbが増大するような不具合を招
来することがない。従ってベース・コレクタ間の接合容
量Cbcを抑えて、その最大発振周波数fmaxを十分に高
めた高速動作特性に優れたデバイスを実現することがで
きる。しかも上記イオン注入に伴うダメージがない分、
その製造歩留まりを高めることができる。
構造のヘテロ接合型バイポーラトランジスタによれば、
エミッタ層17の直下のコレクタ層15が、その周囲を
取り囲む低誘電率の絶縁体(AlxGa1-xOy層19)の
内側に埋め込まれており、ベース電極Bの直下領域が上
記低誘電率の絶縁体(AlxGa1-xOy層19)であるの
で、ベース・コレクタ間の寄生容量Cbcを十分に小さく
することができる。しかもAlGaAs層12の選択的な
酸化により上記絶縁体19を形成するので、従来のイオ
ン注入によってコレクタ層を選択的に高抵抗化するもの
と異なり、イオン注入によってベース層がダメージを受
けて、そのベース抵抗Rbが増大するような不具合を招
来することがない。従ってベース・コレクタ間の接合容
量Cbcを抑えて、その最大発振周波数fmaxを十分に高
めた高速動作特性に優れたデバイスを実現することがで
きる。しかも上記イオン注入に伴うダメージがない分、
その製造歩留まりを高めることができる。
【0024】また上述した製造方法によれば、AlGaA
sの選択的な酸化と、エピタキシャル層の再成長技術を
有効に用いて、素子特性を左右するコレクタ層にGaAs
を用いながら、ベース電極Bの直下領域の半導体層に低
誘電率のAlGaAsを用いるので、その高速動作特性を
十分に維持し得る。その上で上記AlGaAsだけを選択
的に酸化させ、これによってベース・コレクタ間の誘電
率を更に低下させるので、ベース・コレクタ間の容量C
bcを低減させて簡易にして効果的に動作特性に優れたヘ
テロ接合型バイポーラトランジスタを製造することがで
きる。
sの選択的な酸化と、エピタキシャル層の再成長技術を
有効に用いて、素子特性を左右するコレクタ層にGaAs
を用いながら、ベース電極Bの直下領域の半導体層に低
誘電率のAlGaAsを用いるので、その高速動作特性を
十分に維持し得る。その上で上記AlGaAsだけを選択
的に酸化させ、これによってベース・コレクタ間の誘電
率を更に低下させるので、ベース・コレクタ間の容量C
bcを低減させて簡易にして効果的に動作特性に優れたヘ
テロ接合型バイポーラトランジスタを製造することがで
きる。
【0025】ちなみに上述した如くして製造されたヘテ
ロ接合型バイポーラトランジスタの最大発振周波数fma
xを調べたことろ約50GHzであり、図3に示す如き従
来の素子構造のアンダーカットを施していないヘテロ接
合型バイポーラトランジスタに比較して、約25%の高
速動作特性の向上を図り得ることが確認された。尚、本
発明は上述した実施形態に限定されるものではない。実
施形態においては、GaAs基板上にGaAs/InGaAs
系のヘテロ接合型バイポーラトランジスタを形成した
が、InP基板に格子整合する、例えばInGaAs/In
AlP系のヘテロ接合型バイポーラトランジスタを同様
にして形成することの可能である。また各層の厚み等に
ついては、要求される動作特性に応じて定めれば良いも
のであり、要は本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。
ロ接合型バイポーラトランジスタの最大発振周波数fma
xを調べたことろ約50GHzであり、図3に示す如き従
来の素子構造のアンダーカットを施していないヘテロ接
合型バイポーラトランジスタに比較して、約25%の高
速動作特性の向上を図り得ることが確認された。尚、本
発明は上述した実施形態に限定されるものではない。実
施形態においては、GaAs基板上にGaAs/InGaAs
系のヘテロ接合型バイポーラトランジスタを形成した
が、InP基板に格子整合する、例えばInGaAs/In
AlP系のヘテロ接合型バイポーラトランジスタを同様
にして形成することの可能である。また各層の厚み等に
ついては、要求される動作特性に応じて定めれば良いも
のであり、要は本発明はその要旨を逸脱しない範囲で種
々変形して実施することができる。
【0026】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、コ
レクタ層をなす半導体材料により左右されるヘテロ接合
型バイポーラトランジスタの素子特性を犠牲にすること
なく、そのベース・コレクタ間の接合容量を効果的に低
減し、その高速動作特性を十分に高めることができる。
しかもイオン注入により半導体層にダメージを与えるこ
とがないので、簡易にして効果的に、しかも歩留まり良
く高速動作特性に優れた超高速・高出力のヘテロ接合型
バイポーラトランジスタを実現することができる等の実
用上多大なる効果が奏せられる。
レクタ層をなす半導体材料により左右されるヘテロ接合
型バイポーラトランジスタの素子特性を犠牲にすること
なく、そのベース・コレクタ間の接合容量を効果的に低
減し、その高速動作特性を十分に高めることができる。
しかもイオン注入により半導体層にダメージを与えるこ
とがないので、簡易にして効果的に、しかも歩留まり良
く高速動作特性に優れた超高速・高出力のヘテロ接合型
バイポーラトランジスタを実現することができる等の実
用上多大なる効果が奏せられる。
【図1】本発明の一実施形態に係るヘテロ接合型バイポ
ーラトランジスタの製造工程における途中までの手順を
分解して示す図。
ーラトランジスタの製造工程における途中までの手順を
分解して示す図。
【図2】本発明の一実施形態に係るヘテロ接合型バイポ
ーラトランジスタの図1に示す手順に続く製造工程と、
その素子構造を示す図。
ーラトランジスタの図1に示す手順に続く製造工程と、
その素子構造を示す図。
【図3】従来一般的なヘテロ接合型バイポーラトランジ
スタの素子構造を示す図。
スタの素子構造を示す図。
10 半絶縁性のGaAs基板 11 n-GaAsサブコレクタ層 12 アンドープAlGaAs層 13 薄膜GaAs層(表面保護層) 15 i-GaAsコレクタ層 16 p-GaAsベース層 17 n-InGaPエミッタ層 18 n-InGaAs/n-GaAsキャップ層 19 AlxGa1-xOy層(酸化絶縁体) 20 絶縁体 C コレクタ電極 B ベース電極 E エミッタ電極
Claims (3)
- 【請求項1】 化合物半導体基板上に形成されたコレク
タ層と、 このコレクタ層よりも低誘電率の材料からなり、前記コ
レクタ層の周囲に該コレクタ層を埋め込んで設けられ、
選択酸化されて形成される絶縁体と、 前記コレクタ層の上面を含む前記絶縁体上に形成された
ベース層と、 このベース層よりも広いバンドギャップを有し、前記コ
レクタ層の上方にメサをなして形成されたエミッタ層と
を具備したことを特徴とするヘテロ接合型バイポーラト
ランジスタ。 - 【請求項2】 前記コレクタ層は、前記化合物半導体基
板上にサブコレクタ層を介して形成される真性化合物半
導体からなり、 前記コレクタ層を埋め込んで設けられる低誘電率の材料
は、Alを含む化合物半導体からなることを特徴とする
請求項1に記載のヘテロ接合型バイポーラトランジス
タ。 - 【請求項3】 化合物半導体基板上にサブコレクタ層を
介してAlを含む低誘電率の化合物半導体層を成長させ
る工程と、 上記Alを含む低誘電率の化合物半導体層を選択的に除
去した後、該化合物半導体層の除去により露出された前
記サブコレクタ層上に真性化合物半導体からなるコレク
タ層を成長させる工程と、 次いで上記コレクタ層を含む前記低誘電率の化合物半導
体層上にベース層および該ベース層よりも広いバンドギ
ャップを有するエミッタ層を順に成長させる工程と、 前記エミッタ層をメサ加工すると共に、前記ベース層お
よび低誘電率の化合物半導体層を部分的に除去して前記
サブコレクタ層の一部を露出させる工程と、 その後、前記Alを含む低誘電率の化合物半導体層を選
択的に酸化させて前記該コレクタ層よりも低誘電率の絶
縁体を形成する工程とを具備したことを特徴とするヘテ
ロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311234A JP2000138228A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | ヘテロ接合型バイポーラトランジスタとその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10311234A JP2000138228A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | ヘテロ接合型バイポーラトランジスタとその製造方法 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000138228A true JP2000138228A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18014714
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP10311234A Pending JP2000138228A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | ヘテロ接合型バイポーラトランジスタとその製造方法 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000138228A (ja) |
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002076016A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-15 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ヘテロ接合型バイポーラトランジスタおよびその製造方法 |
WO2007058265A1 (ja) * | 2005-11-18 | 2007-05-24 | Japan Science And Technology Agency | バイポーラトランジスタ及びその製造方法 |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP10311234A patent/JP2000138228A/ja active Pending
Cited By (5)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
JP2002076016A (ja) * | 2000-09-04 | 2002-03-15 | Furukawa Electric Co Ltd:The | ヘテロ接合型バイポーラトランジスタおよびその製造方法 |
JP4558161B2 (ja) * | 2000-09-04 | 2010-10-06 | 古河電気工業株式会社 | ヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法 |
WO2007058265A1 (ja) * | 2005-11-18 | 2007-05-24 | Japan Science And Technology Agency | バイポーラトランジスタ及びその製造方法 |
JPWO2007058265A1 (ja) * | 2005-11-18 | 2009-05-07 | 独立行政法人科学技術振興機構 | バイポーラトランジスタ及びその製造方法 |
US7923754B2 (en) | 2005-11-18 | 2011-04-12 | Japan Science And Technology Agency | Bipolar transistor |
Similar Documents
Publication | Publication Date | Title |
---|---|---|
JP2771423B2 (ja) | バイポーラトランジスタ | |
US4751195A (en) | Method of manufacturing a heterojunction bipolar transistor | |
TW200411927A (en) | Semiconductor device | |
JP3507828B2 (ja) | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ及びその製造方法 | |
JP3439578B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP3087671B2 (ja) | バイポーラトランジスタおよびその製造方法 | |
JP2851044B2 (ja) | 半導体装置の製造方法 | |
JP3565274B2 (ja) | バイポーラトランジスタ | |
JPH05136159A (ja) | ヘテロ接合型バイポーラトランジスタ及びその製造方法 | |
JP3349267B2 (ja) | ヘテロバイポーラ型半導体装置とその製造方法 | |
US7364977B2 (en) | Heterojunction bipolar transistor and method of fabricating the same | |
JP2000138228A (ja) | ヘテロ接合型バイポーラトランジスタとその製造方法 | |
JP2714096B2 (ja) | 半導体装置およびその製造方法 | |
JP4558161B2 (ja) | ヘテロ接合型バイポーラトランジスタの製造方法 | |
JP2890729B2 (ja) | バイポーラトランジスタおよびその製造方法 | |
JP4092597B2 (ja) | 半導体装置及びその製造方法 | |
CN209785942U (zh) | 异质接面双极性晶体管 | |
JP2830409B2 (ja) | バイポーラトランジスタおよびその製造方法 | |
JP3307371B2 (ja) | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ及びその製造方法 | |
JPH09246281A (ja) | ヘテロ接合バイポーラトランジスタ | |
JP3228431B2 (ja) | コレクタアップ構造ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法 | |
JPS6381977A (ja) | ヘテロ接合バイポ−ラトランジスタ | |
JPH05175225A (ja) | ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法 | |
JPH08288297A (ja) | ヘテロ接合バイポーラトランジスタおよびその製造方法 | |
JP2615983B2 (ja) | ヘテロ接合バイポーラトランジスタの製造方法 |