JP2000137722A - 画像処理装置 - Google Patents

画像処理装置

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JP2000137722A
JP2000137722A JP10310283A JP31028398A JP2000137722A JP 2000137722 A JP2000137722 A JP 2000137722A JP 10310283 A JP10310283 A JP 10310283A JP 31028398 A JP31028398 A JP 31028398A JP 2000137722 A JP2000137722 A JP 2000137722A
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JP
Japan
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image
image data
image processing
processing apparatus
unit
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JP10310283A
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English (en)
Inventor
Hiroyuki Toyama
大雪 遠山
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Minolta Co Ltd
Original Assignee
Minolta Co Ltd
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  • Control Of Vending Devices And Auxiliary Devices For Vending Devices (AREA)
  • Information Retrieval, Db Structures And Fs Structures Therefor (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 類似のシーンや同じ人物の撮影されている画
像データを操作者の手を煩わせることなく簡単に一纏め
にできる画像処理装置を提供する。 【解決手段】 入力手段(15)によって入力された複数頁
の画像データを処理手段(24)によってその近似性を比較
するためのデータに処理し、判断手段(25)によって複数
頁の各画像データの相互の近似性を判断し、近似してい
ると判断された複数の画像データをグループ化手段(26)
によってグループ化する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像処理装置に関
し、さらに詳しくはデジタルカメラによって撮影されあ
るいはスキャナーによって読み込まれた画像データを入
力して処理することのできる画像処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】通常、写真を撮影する場合、手ぶれ、ピ
ンぼけ、ストロボ発光不良あるいは空撮り等の撮影ミス
が発生しがちなことから、既に撮影したものと同一のシ
ーンや類似のシーンであっても複数枚の撮影が行われる
ことが多い。また、旅行等に行った場合、撮影対象の人
物は同じであっても、旅先でのシーンを様々に変えて複
数枚の撮影を行うことが多い。
【0003】また、上述のように撮影された画像は、後
日パーソナルコンピュータに入力してディスプレイに表
示させたり、プリント出力したりして鑑賞するのが一般
的である。
【0004】ところで、撮影された画像をプリント出力
させる場合、DPE店に出向いて撮影データの格納され
た媒体を現像してプリント処理してもらい、後日再度受
け取りに出向くということが行われていた。
【0005】最近、自分で簡単に操作してディスプレイ
に画像を表示させ、所望の画像をプリント出力できるよ
うにした画像処理装置が種々提案され(例えば、特開平
7−128747号公報、特開平7−311457号公
報、特開平9−114004号公報等、参照)、又必要
なものを焼き増しして写された人に渡すことが頻繁に行
われるようになった。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
画像処理装置では撮影された複数頁の画像を見る場合、
同一のシーンや類似のシーンは続けて見たいたいにもか
かわらず、撮影された順番で画像が表示されるので、複
数の同一又は類似のシーンの間に他の画像が撮影されて
いる場合にはこのような欲求に応えるためには人手で並
べ直さなければならなかった。
【0007】画像の並べ直しは撮影枚数が少なければさ
ほど問題ではないが、結婚式等、多数の撮影者が類似の
シーンを多数撮影する場合等にはその並べ直し作業によ
る煩雑さは相当大きな負担となっていた。また、撮影さ
れている人ごとに焼き増しをする場合、写っている人ご
とに撮影された写真を仕分けなければならず、かかる仕
分け作業も大変煩雑であった。
【0008】本発明の目的は、類似のシーンや同じ人物
の撮影されている画像データを操作者の手を煩わせるこ
となく簡単に一纏めにできるようにした画像処理装置を
提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明に係る画
像処理装置は、複数頁の画像データを近似する画像毎に
グループ化する画像処理装置であって、複数頁の画像デ
ータを入力する入力手段と、該入力された画像データを
その近似性を比較するためのデータに処理する処理手段
と、該処理手段の処理結果に基づき、上記入力手段によ
って入力された複数頁の各画像データの相互の近似性を
判断する判断手段と、該判断手段によって近似している
と判断された複数の画像データをグループ化するグルー
プ化手段と、を備えたことを特徴とする。
【0010】本発明の特徴の1つは複数頁の画像データ
を比較できるデータに処理して相互の近似性を判断し、
近似すると判断された画像データをグループ化するよう
にした点にある。これにより、ユーザーが自分で画像を
見て仕分けをする手間がなくなり、簡単に近いシーン同
士を集めたり、同じ人物の画像を集めて仕分けることが
できる。
【0011】判断手段は特定の1つの判断基準で近似性
を判断してもよいが、複数の近似性の判断基準を設けて
対象となる画像に応じて最適な判断基準を使い分ける
と、判断精度の向上や処理の簡易化を図ることができ
る。そこで、異なる判断基準によって複数の画像データ
の相互の近似性を判断するように複数の判断手段を設
け、複数の判断手段を制御手段によって制御するように
するのが好ましい。
【0012】通常、写真を同一又は類似のシーンや同一
人物毎に仕分けた場合には最適な写真を選んで焼増し等
をするのが一般的である。そこで、判断手段によって近
似していると判断された複数頁の画像データのうち、少
なくとも1頁の画像データを選抜する選抜手段を更に備
えるのがよい。この選抜手段は手動によって任意の画像
を選択しうるようになしてもよく、自動的に画像データ
を選抜しうるようになしてもよい。このように近似して
グループ化された画像から少なくとも一つの画像を選抜
できるようにすると、簡単に似た画像から代表とされる
ものを選ぶことができる。
【0013】さらに、代表的な画像を選抜するにあた
り、最も撮影状態のよいものを自動で選ぶことができる
ようにすると似た画像のなかからどれを選ぶかという煩
わしさを解消することができる。そこで、複数頁の画像
データのうち、最も撮影状態の良いものを抽出する抽出
手段を更に設け、選抜手段が抽出された画像データを自
動的に選抜するようになすのがよい。
【0014】グループ化され又は選抜された画像データ
を確認できるようにするのが好ましい。そこで、グルー
プ化され又は選抜された画像データを表示する表示手
段、及び/又はグループ化され又は選抜された画像デー
タを用紙に印字する出力手段を更に備えるのがよい。こ
れにより、どれが選択されたか正しく認識することがで
きる上に、プリントアウトされたものを配布することも
できる。
【0015】また、出力手段で出力させる際の料金を演
算して表示する料金演算表示手段を更に備えるようにす
ると、いくらかかるか正しく認識することができ、便利
である。この場合、判断手段が人情報に基づいて近似性
を判断している場合には料金演算表示手段がグループ毎
に料金を演算して表示するようになすと、人物毎の料金
が演算して表示され、従来のように人手で計算する手間
がなくなり、使い勝手が向上し、便利である。
【0016】さらに、出力手段にソートして排紙する排
紙手段を設け、排紙手段によって画像を印字された用紙
をグループ毎にソートすると、用紙がグループ毎に自動
的に仕分けされて出てくるので、人手での仕分け作業が
なくなり、使い勝手が向上し、便利である。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に示す具体例
に基づいて詳細に説明する。図1は本発明に係る画像処
理装置の好ましい実施形態を示し、これは写真撮影され
たデータをユーザー自身で自動的にプリントアウトする
ことのできるようにしたラボシステムに適用した例あ
る。図1において、システム本体1は画像を入力・処理
・表示する入力処理部2と、入力された画像データに基
づいて印画紙上にプリントする作像処理部3とから構成
されている。
【0018】入力処理部2には操作パネル4、記録媒体
装填部5、6及び料金投入部7が設けられている。操作
パネル4には入力された画像データもここに表示され、
又記録媒体5、6にはデジタルカメラ(図示せず)で撮
影されて画像データを格納した記録媒体Mが装填され、
更に料金投入部7にはプリント料金が投入されるように
なっている。他方、作像処理部3にはその排紙口にソー
ター8が装着され、プリントされ処理された印画紙が仕
分けられるようになっている。
【0019】図2は作像処理部3の詳細な構造を示す断
面図である。本システムは印画紙を銀塩処理してプリン
トするものであり、その方式は従来から広く知られてい
るので、その詳細な説明は省略する。図2に示されるよ
うに、給紙部9にはロール状の印画紙10が蓄積され、
該印画紙10は給紙部9から給紙され、記録媒体Mから
読み出された画像データに基づいて印画紙10の表面が
露光部11において露光された後、更に印画紙10はカ
ッター部12によって所定の大きさにカットされ、現像
部13において現像処理された後、乾燥部14で乾燥さ
れ、ソーター8に排紙されるようになっている。
【0020】図3ないし図5はモード設定に対して操作
パネル4のディスプレイ部分の表示の遷移を模式的に示
す。なお、その詳細については後述する。
【0021】図6は本システムの制御系全体の機能ブロ
ック図である。図6において、15は画像データが入力
される入力部、16は入力された画像データをイメージ
データに変換するデータ変換部、17は変換されたイメ
ージデータに所定の画像処理を施す画像処理部、18は
画像処理後のデータを記憶するメモリ部、20は入力さ
れた画像データを表示し、任意のモード設定を行うため
の表示部、19は所望の画像を出力制御する出力部、2
1はプリント料金を演算する料金演算部、22は所定の
料金が投入されたかどうかを判断する料金投入部、23
はこれらの各ブロック15〜22の全体制御を行う制御
部である。
【0022】図7は図6における画像処理部17の詳細
を示す機能ブロック図である。図7において、24は画
像データの特徴を抽出する特徴抽出部、25は特徴抽出
部24において抽出された特徴量を比較し、それらの画
像の類似度を判定する類似度判定部、26は類似度判定
部25で類似であると判定された画像をまとめてグルー
プ化するグループ化部、27はグループ化された画像の
中で最も撮影状態の適性なものを抽出する撮影状態判定
部である。
【0023】図8は図6における特徴抽出部24と類似
度判定部25の詳細を示す機能ブロック図である。ま
ず、シーンのグルーピングを行うモードの場合、入力さ
れたRGBデータはHVC変換部28に入力され、色相
H、明度V、彩度Cの各データに変換され、変換された
色相データHは色相ヒストグラム生成部29に入力さ
れ、色相の出現頻度に基づいたヒストグラムパターンが
生成される。同様に、明度データVは明度ヒストグラム
生成部30に、彩度データCは彩度ヒストグラム生成部
31に入力され、各々明度及び彩度の出現頻度に基づい
たヒストグラムパターンが生成される。図9はこのよう
にして求められた各ヒストグラムパターンの一例を示
し、図9の(a)は各明度毎にその出現頻度をグラフ化し
たもので、横軸に明度の高さを、縦軸にその出現頻度を
とったものである。同じく、図9の(b)は各彩度毎に出
現頻度をグラフ化したもので、横軸に彩度の高さを、縦
軸にその出現頻度をとったものである。図9の(c)は色
相を頻度毎にグラフ化したもので、縦軸及び横軸に各々
色差軸をとり、円周上に位置する各色毎に頻度を円周か
ら放射状に表したものである。このように生成されたパ
ターンデータは各々メモリ部18に格納される。
【0024】他方、人のグルーピングを行うモードの場
合、入力されたRGBデータは顔領域判別部33に入力
され、第1頁目の画像データから人間の顔領域が判別さ
れる。この判別アルゴリズムは例えば特開平9−101
579号公報、その他により公知なので、ここでは詳細
なアルゴリズム自体の説明は省略する。顔領域判別部3
3で顔領域が判別されると、判別された顔領域は顔領域
抽出部34にてその顔領域が抽出され、抽出された顔領
域のパターンはメモリ部18に格納される。
【0025】類似度判別部25は上述のようにして抽出
された各パターン相互の類似性を判別する。即ち、シー
ン近似度判別部32ではメモリ部18から各画像毎の各
ヒストグラムパターンが読み出されて他の画像のヒスト
グラムパターンとのマッチングが行われ、その差異が予
め定められた閾値Hth、Vth、Cthより低いかどうかが
判別される。判別の結果、HVC全ての差異が閾値未満
の場合には類似の画像であると判断される。同様に、パ
ターンマッチング部35ではメモリ部18から各画像の
顔画像パターンが読み出され、他の画像の顔画像パター
ンとのマッチングが行われ、その差異が閾値未満である
と判断された場合には同一人物の画像であると判断され
る。
【0026】図10は図6における撮影状態判定部27
の詳細を示す機能ブロック図である。図において、濃度
ヒストグラム生成部36では各濃度毎のヒストグラムが
生成される。その1例を図11に示すが、横軸に濃度
を、縦軸に頻度をとっている。最小点抽出37では出現
した濃度のうち、最小濃度Dmin が抽出される一方、ダ
イナミックレンジ抽出部38では出現した濃度の最大値
と最小値の差分、即ちダイナミックレンジDRが抽出さ
れる。最小点抽出部37及びダイナミックレンジ抽出部
38で抽出された最小濃度Dmin 及びダイナミックレン
ジDRは各々露光判定部39に入力され、ここで露光状
態が判定される。次に露光状態が良好であると判断され
た画像はエッジ判定部40に入力され、ここで残った画
像の中で最もエッジの強い画像が選択される。
【0027】図12ないし図18は制御部23の制御処
理のフローチャートを示す。図12において、S10は
画像データを入力するための入力処理ルーチン、S20
は操作パネル4上の表示を制御する表示処理ルーチン、
S30は入力された複数頁の画像をグルプ化するための
グループ化処理ルーチン、S40はグループ化されたも
のの中から一つの画像を選抜するための選抜処理ルーチ
ン、S50はプリント料金を演算する料金演算処理ルー
チン、S60はプリント動作を制御するプリント処理ル
ーチン、S70はその他の処理を行う処理ルーチンであ
る。
【0028】図13は入力処理ルーチンS10を示すフ
ローチャートである。処理が開始されると、入力スター
トキーが押されたかどうかが判定され(ステップS1
1)、入力スタートキーが押されない場合には処理を終
了し、入力スタートキーが押されると、記録媒体Mが装
填されていたか否かが判断され(ステップS12)、装
填されていなかった場合には入力スタートキーのONを
受け付けずにそのまま処理が終了する。記録媒体Mが装
填されている場合には装填された記録媒体Mから全ての
画像データが読み出され、フォーマット変換が行われた
後、データがメモリ部18に記憶される(ステップS1
3)。
【0029】図14は図6における操作パネル4の表示
処理ルーチンS20を示すフローチャートである。処理
が開始されると、通常の初期状態では図3の(a)に示さ
れる初期画面が表示される。次に、全ての画像データの
入力が完了したかどうかが判断され(ステップS2
1)、画像データの入力が完了していると、図3の(b)
に示されるように、撮影された複数の画像が入力された
画像データに基ずいて縮小して操作パネル4上にインデ
ックス表示され(ステップS22)、図3の(b)に示さ
れる操作パネル4上でグルーピングモードが選択された
かどうか、すなわくグルーピングモードのキーがONさ
れたか否かが判別される(ステップS23)。グルーピ
ングモードが選択された場合には図4の(a)に示される
ように、複数の画像が近似した画像毎にグループ化され
てインデックス表示され(ステップS24)。この状態
で選抜モードが選択されたかどうかが判別され(ステッ
プS25)、選抜モードが選択されると、図4の(b)に
示されるように、選抜された画像がインデックス表示さ
れる(ステップS26)。
【0030】図15は図6におけるグループ化処理ルー
チンS30を示すフローチャートである。処理が開始さ
れると、まず図3の(b)の画面においてグルーピングモ
ードが選択されたか否かが判別され(ステップS3
1)、選択されていなければそのまま処理を終了する。
グルーピングモードが選択されている場合にはグループ
化の基準が人かシーンか、即ち図3の(c)に示される画
面において「人」又は「シーン」のいずれが選択された
かが判別される(ステップS32)
【0031】グループ化の基準がシーンの場合、入力さ
れたRGBデータが色相H、明度V、彩度Cに変換する
処理が行われ(ステップS33)、図9に示されるよう
に各画像毎にH、V、Cのヒストグラムが作成される
(ステップS34)。第1頁目画像データのヒストグラ
ムの作成が完了すると、作成されたヒストグラムのデー
タがメモリ部18に格納され(ステップS35)、次の
頁についてもヒストグラムが作成され、メモリ部18に
格納され、以降の頁についても同様に処理が繰り返さ
れ、全頁の画像データについてHVCのパターン作成と
記憶処理とが行われる。
【0032】全ての頁についてHVCのパターン作成と
記憶処理が終了すると、メモリ部18からHVCのヒス
トグラムパターンが読み出され(ステップS36)、各
頁の画像毎にパターンのマッチングが行われた後(ステ
ップS37)、比較する画像のヒストグラムパターンの
差異が閾値未満であるか否かが判断され(ステップS3
8)、閾値未満の場合にはこれらの頁の画像は同一シー
ンが撮影されていると判断され(ステップS39)、こ
のヒストグラムパターンの読み出し、パターンマッチン
グ及び同一シーンの判定が全ての頁の画像データについ
て終了するまで繰り返され(ステップS310)、全て
の画像について同一シーンの判定が終了すると、同一シ
ーンであると判定された写真画像がメモリ部18上でグ
ループ化される(ステップS311)。
【0033】他方、グループ化の基準がシーンでない場
合、即ちグループ化の基準が人物である場合には第1頁
目の画像から顔領域が判別され(ステップS312)、
判別された顔領域のパターンが抽出され(ステップS3
13)、抽出された顔領域のパターンがメモリ部18に
格納される(ステップS314)。この顔領域のパター
ンの抽出及び記憶の処理が全頁にわたって行われ、処理
が終了すると、メモリ部18から各頁の顔領域のパター
ンが読み出され(ステップS315)、各頁相互間で顔
領域パターンのパターンマッチングが行われ(ステップ
S316)、その差異が閾値ref未満か否かが判別さ
れ(ステップS317)、閾値ref未満の場合にはそ
の比較した各頁は同一人物が撮影されていると判断され
る。この同一人物の判定処理が全頁にわたって行われ
(ステップS319)、すべて終了すると、メモリ部1
8上で撮影された各写真画像が同一人物でグループ化さ
れる(ステップS320)。
【0034】以上の処理により、数多くの写真データが
あった場合にも人手を使うことなく、自動的にかつ簡単
に近似のシーン毎にグループ化することができ、しかも
撮影されている人物毎に一纏めにグループ化することが
できる。
【0035】図16は図6における選抜処理ルーチンS
40を示すフローチャートである。処理が開始される
と、選抜モードであるか否かが判別され(ステップS4
1)、選抜モードでない場合には処理を終了する。選抜
モードの場合には手動による選抜か、自動選抜か、即ち
図4の(a)に示される画面において「手動選抜」のキー
がONされたか、「自動選抜」のキーがONされたかが
判定される(ステップS42)。手動による選抜が選択
された場合には図4の(a)に示される操作パネル4上で
のインデックス画面から任意の画像がキーオンされる
と、キーオンされた画像を選択する処理が行われ(ステ
ップS43)、処理を終了する。
【0036】他方、手動選抜ではなく、自動選抜が選択
されると、濃度ヒストグラムが作成された後、最小濃度
Dmin が抽出されるとともに、最大濃度Dmax と最小濃
度Dmin との差分のダイナミックレンジDRが計算され
る(ステップS44〜S46)。次に、ダイナミックレ
ンジDRが予め定められた所定の閾値DRth未満か否か
が判定され(ステップS47)、ダイナミックレンジD
Rが閾値DRth未満の場合には最小濃度Dmin が予め定
められた下限閾値th1未満か否かが判定され(ステッ
プS48)、未満の場合にはこの写真は露光不足と判別
されて選択されない(ステップS410、S411)。
【0037】逆に、最小濃度Dmin が下限閾値th1以
上の場合には最大濃度Dmax が上限閾値th2以上か否
かが判定され、上限閾値th2以上の場合には露光過剰
と判別されて選択されない(ステップS49、S41
0、S411)。このように露光量が適性でない場合に
は露光量が不適性として選択対象から除外される。この
処理が同一グループの画像全てについて行われる(ステ
ップS412)。
【0038】一方、ダイナミックレンジDRが閾値DR
th以上の場合には同一グループ内で複数の画像が残って
いるかどうかが判定され(ステップS412、S41
3)、複数残っている場合にはそれぞれの画像のエッジ
の強度が抽出され(ステップS414)、そのなかで最
もエッジの強いものをコントラストが良いとして選抜画
像として選択される(ステップS416)。同一グルー
プ内で1つの画像が残っている場合には残っている画像
が選抜画像とされる(ステップS415)。
【0039】図17は図6における料金演算処理ルーチ
ンS50を示すフローチャートである。処理が開始され
ると、OKキーが押されたかどうかが判定され(ステッ
プS51)、押されていない場合には処理を終了する。
押されている場合にはどのモードにおいて押されたかが
判別される。即ち、撮影順インデックス画面で押されて
いると、撮影されている全画像の合計料金が演算されて
表示される(ステップS52、S53)。また、グルー
プ化インデックス画面でOKキーが押された場合には図
4の(c)に示されるように各グループ毎に料金が演算さ
れて表示される(ステップS54、S55)。また、い
ずれでもない場合には選抜画像のインデックス画面で押
されたと判断され、図5の(a)に示されるように選抜画
像のみで合計料金が演算されて表示される(ステップS
54、S56)。
【0040】図18は図6におけるプリント処理ルーチ
ンS60を示すフローチャートである。処理が開始され
ると、プリントスタートキーが押されたかどうかが判定
され(ステップS61)、プリントスタートキーが押さ
れていない場合には処理を終了する。プリントキーが押
されていない場合には表示されている料金が投入された
かどうかが判定され(ステップS62)、投入されてい
る場合には撮影順インデックスか、グループ化インデッ
クスか否かが判別され(ステップS63、S66)、撮
影順インデックスの場合には撮影されている順番で画像
毎にプリント処理が実行され、全ての画像が終了すると
処理を終了する(ステップS64、S65)。
【0041】他方、グループ化されたインデックスの場
合にはグループ化された画像像毎にプリントが行われ、
同一グループ内の画像の全ての画像のプリントが終了す
ると(ステップS67、S68)、グループと排紙ソー
トビンが切り替えられてグループ化された画像像毎にプ
リントが行われ(ステップS69)、全グループについ
てプリントが行われると処理を終了する(ステップS6
10)。これにより、グループ毎に自動で仕分けられ
る。また、選抜された画像の場合には選抜された写真の
みをプリントする処理が実行され、選抜された全ての画
像のプリントが終了すると処理を終了する(ステップS
611、S612)。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明に係る画像処理装置の好ましい実施形
態を示す外観斜視図である。
【図2】 上記実施形態における作像処理部の詳細な断
面構造を示す図である。
【図3】 上記実施形態における操作パネル4のモード
設定に対する表示例の遷移を示す図である。
【図4】 上記操作パネル4のモード設定に対する表示
例の図3に続く遷移を示す図である。
【図5】 上記操作パネル4のモード設定に対する表示
例の図4に続く遷移を示す図である。
【図6】 上記実施形態におけるシステムの制御系全体
の機能ブロックを示す図である。
【図7】 図6における画像処理部の機能ブロックを示
す図である。
【図8】 図6における特徴抽出部と類似度判定部の機
能ブロックを示す図である。
【図9】 画像データのヒストグラムパターンの例を示
す図である。
【図10】 図6における撮影状態判定部の機能ブロッ
クを示す図である。
【図11】 濃度ヒストグラムの例を示す図である。
【図12】 上記実施形態における制御部の制御処理の
フローチャートを示す図である。
【図13】 図12における入力処理ルーチンのフロー
チャートを示す図である。
【図14】 図12における表示処理ルーチンのフロー
チャートを示す図である。
【図15】 図12におけるグループ化処理ルーチンの
フローチャートを示す図である。
【図16】 図12における選抜処理ルーチンのフロー
チャートを示す図である。
【図17】 図12における料金演算処理ルーチンのフ
ローチャートを示す図である。
【図18】 図12におけるプリント処理ルーチンのフ
ローチャートを示す図である。
【符号の説明】
15 入力部(入力手段) 16 データ変換部 17 画像処理部 18 メモリ部 19 出力部(出力手段) 20 表示部(表示手段、料金演算表示手段) 21 料金演算部(料金演算表示手段) 22 料金投入部 23 制御部(制御手段) 24 特徴抽出部(処理手段) 25 類似度判定部(判断手段) 26 グループ化部(グループ化手段) 27 撮影状態判定部(選抜手段)。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G06F 15/401 310D 15/403 350C Fターム(参考) 3E044 AA20 BA01 BA02 CA01 CC03 DA03 DB02 DB05 DB20 5B075 ND06 NK07 NK08 PQ02 PQ03 PQ46 PR06 QM08 QS03 UU40 5C052 AA11 DD04 FA02 FA03 FA04 FB01 FC01 FC08 FD08 FE04

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数頁の画像データを近似する画像毎に
    グループ化する画像処理装置であって、 複数頁の画像データを入力する入力手段と、 該入力された画像データをその近似性を比較するための
    データに処理する処理手段と、 該処理手段の処理結果に基づき、上記入力手段によって
    入力された複数頁の各画像データの相互の近似性を判断
    する判断手段と、 該判断手段によって近似していると判断された複数の画
    像データをグループ化するグループ化手段と、を備えた
    ことを特徴とする画像処理装置。
  2. 【請求項2】 上記判断手段が異なる判断基準によって
    複数の画像データの相互の近似性を判断するように複数
    設けられ、該複数の判断手段を制御する制御手段を更に
    備えた請求項1記載の画像処理装置。
  3. 【請求項3】 上記判断手段によって近似していると判
    断された複数頁の画像データのうち、少なくとも1頁の
    画像データを選抜する選抜手段を更に備えた請求項1又
    は2記載の画像処理装置。
  4. 【請求項4】 上記選抜手段が手動によって任意の画像
    を選択しうるようになした請求項3記載の画像処理装
    置。
  5. 【請求項5】 上記選抜手段は自動的に画像データを選
    抜しうるようになした請求項3記載の画像処理装置。
  6. 【請求項6】 複数頁の画像データのうち、最も撮影状
    態の良いものを抽出する抽出手段を更に備え、上記選抜
    手段が上記抽出された画像データを自動的に選抜するよ
    うになした請求項5記載の画像処理装置。
  7. 【請求項7】 上記グループ化され又は選抜された画像
    データを表示する表示手段を更に備えた請求項1ないし
    6記載の画像処理装置。
  8. 【請求項8】 上記グループ化され又は選抜された画像
    データを用紙に印字する出力手段を更に備えた請求項1
    ないし8のいずれかに記載の画像処理装置。
  9. 【請求項9】 上記出力手段で出力させる際の料金を演
    算して表示する料金演算表示手段を更に備えた請求項8
    記載の画像処理装置。
  10. 【請求項10】 上記料金演算表示手段は上記判断手段
    が人情報に基づいて近似性を判断している場合にグルー
    プ毎に料金を演算して表示するようになした請求項9記
    載の画像処理装置。
  11. 【請求項11】 上記出力手段がソートして排紙する排
    紙手段を備え、該排紙手段が画像を印字された用紙をグ
    ループ毎にソートするようになした請求項8ないし10
    のいずれかに記載の画像処理装置
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