JP2003281540A - 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムならびに画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents
画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムならびに画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体Info
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- JP2003281540A JP2003281540A JP2002076927A JP2002076927A JP2003281540A JP 2003281540 A JP2003281540 A JP 2003281540A JP 2002076927 A JP2002076927 A JP 2002076927A JP 2002076927 A JP2002076927 A JP 2002076927A JP 2003281540 A JP2003281540 A JP 2003281540A
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 大量の画像データを条件に応じて分類し、そ
の分類から代表となる画像データを選定して画像データ
の処理を効率よく行うようにすること。 【解決手段】 本発明は、複数の画像データを入力する
入力手段である画像番号付与部１と、入力した複数の画
像データを所定の条件によって分類する画像クラス分類
部３と、画像クラス分類部３で分類された画像データ群
から代表となる画像データを選定する好適画像選択部４
と、を備えている。
の分類から代表となる画像データを選定して画像データ
の処理を効率よく行うようにすること。 【解決手段】 本発明は、複数の画像データを入力する
入力手段である画像番号付与部１と、入力した複数の画
像データを所定の条件によって分類する画像クラス分類
部３と、画像クラス分類部３で分類された画像データ群
から代表となる画像データを選定する好適画像選択部４
と、を備えている。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、複数の画像データ
を分類して代表となる画像データを選別する画像処理装
置、画像処理方法、画像処理プログラムならびに画像処
理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に関する。
を分類して代表となる画像データを選別する画像処理装
置、画像処理方法、画像処理プログラムならびに画像処
理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記
録媒体に関する。
【０００２】
【従来の技術】従来、デジタルスチルカメラなどで撮影
された複数の画像をプリント出力しようとした場合、ユ
ーザは一旦画像を一覧表示したり、インデックスプリン
トした後、その中から必要な画像を選んでプリントする
ことが行われている。
された複数の画像をプリント出力しようとした場合、ユ
ーザは一旦画像を一覧表示したり、インデックスプリン
トした後、その中から必要な画像を選んでプリントする
ことが行われている。
【０００３】近年では、デジタルスチルカメラの記憶容
量が増加して、大量の画像を気兼ねなく撮影できるよう
になったため、撮影の失敗を考慮した画像取り込み（例
えば、ほぼ同一のシーンであっても複数枚撮影しておい
たり、カメラの露出やカラーバランスを振って撮影して
おくような取り込み）も行われるようになっている。そ
の結果、取り込み画像の閲覧やプリントを行う際に、重
複した画像や失敗画像が含まれる大量の画像データの中
から好適なものを選択しなくてはならないという問題も
生じている。
量が増加して、大量の画像を気兼ねなく撮影できるよう
になったため、撮影の失敗を考慮した画像取り込み（例
えば、ほぼ同一のシーンであっても複数枚撮影しておい
たり、カメラの露出やカラーバランスを振って撮影して
おくような取り込み）も行われるようになっている。そ
の結果、取り込み画像の閲覧やプリントを行う際に、重
複した画像や失敗画像が含まれる大量の画像データの中
から好適なものを選択しなくてはならないという問題も
生じている。
【０００４】複数の画像データの中から代表となる画像
を選択する技術としては、特開２０００−２４４８４９
号公報において、所定単位の画像群から最大画素数画
像、撮影距離の短い画像、行事日時と一致する画像、特
定時間に撮影された画像、ストロボで撮影された画像な
どを代表画像として選択する技術が開示されている。
を選択する技術としては、特開２０００−２４４８４９
号公報において、所定単位の画像群から最大画素数画
像、撮影距離の短い画像、行事日時と一致する画像、特
定時間に撮影された画像、ストロボで撮影された画像な
どを代表画像として選択する技術が開示されている。
【０００５】また、特開２０００−２０９４７６号公報
では、失敗等を考慮して連続撮影された画像データの撮
影状態または画質の良否を評価して、評価の高い画像を
選別する技術が開示されている。
では、失敗等を考慮して連続撮影された画像データの撮
影状態または画質の良否を評価して、評価の高い画像を
選別する技術が開示されている。
【０００６】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、このよ
うな従来の画像処理装置においては、大量の画像データ
が混在する場合、所定の条件に合った一つを抽出するこ
とはできるものの、所定の条件に合った画像データ群に
分類することはできず、分類毎の代表を選定することが
できないという問題がある。このため、例えば連続撮影
した画像データ群や、ほぼ同一のシーンを複数撮影した
画像データ群が複数群ある場合、各画像データ群毎にモ
ニタへの出力やプリント出力を行うための好適な画像を
探し出すのは非常に困難である。
うな従来の画像処理装置においては、大量の画像データ
が混在する場合、所定の条件に合った一つを抽出するこ
とはできるものの、所定の条件に合った画像データ群に
分類することはできず、分類毎の代表を選定することが
できないという問題がある。このため、例えば連続撮影
した画像データ群や、ほぼ同一のシーンを複数撮影した
画像データ群が複数群ある場合、各画像データ群毎にモ
ニタへの出力やプリント出力を行うための好適な画像を
探し出すのは非常に困難である。
【０００７】また、大量にある画像の中から失敗画像を
排除してモニタ出力やプリント出力に適したもののみを
選別したり、プリント出力に適した画像のみを抽出した
い場合、従来のような撮影日時や撮影条件による選別で
は、各種出力に適した画像を的確に抽出するには不十分
である。
排除してモニタ出力やプリント出力に適したもののみを
選別したり、プリント出力に適した画像のみを抽出した
い場合、従来のような撮影日時や撮影条件による選別で
は、各種出力に適した画像を的確に抽出するには不十分
である。
【０００８】
【課題を解決するための手段】本発明は、このような課
題を解決するために成されたものである。すなわち、本
発明は、入力した複数の画像データを所定の条件によっ
て分類し、この分類された画像データ群から代表となる
画像データを選定する画像処理装置、画像処理方法、画
像処理プログラムならびに画像処理プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
題を解決するために成されたものである。すなわち、本
発明は、入力した複数の画像データを所定の条件によっ
て分類し、この分類された画像データ群から代表となる
画像データを選定する画像処理装置、画像処理方法、画
像処理プログラムならびに画像処理プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体である。
【０００９】このような本発明では、入力した複数の画
像データを所定の条件によって分類し、分類された画像
データ群から代表となる画像データを選定しているた
め、大量の画像データが混在していても画像データ群に
まとめて分類できるとともに、その分類された画像デー
タ群の中から代表となる画像データを選定できるため、
分類毎に代表画像を利用できるようになる。
像データを所定の条件によって分類し、分類された画像
データ群から代表となる画像データを選定しているた
め、大量の画像データが混在していても画像データ群に
まとめて分類できるとともに、その分類された画像デー
タ群の中から代表となる画像データを選定できるため、
分類毎に代表画像を利用できるようになる。
【００１０】また、入力した複数の画像データについ
て、予め選択された特性に適している度合いを評価し、
この評価された度合いに応じて複数の画像データの順位
付け、もしくは選別を行う画像処理装置、画像処理方
法、画像処理プログラムならびに画像処理プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体でもあ
る。
て、予め選択された特性に適している度合いを評価し、
この評価された度合いに応じて複数の画像データの順位
付け、もしくは選別を行う画像処理装置、画像処理方
法、画像処理プログラムならびに画像処理プログラムを
記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体でもあ
る。
【００１１】このような本発明では、入力された複数の
画像データについて、画像データの出力特性に適してい
る度合いを評価し、この度合いに応じて複数の画像デー
タの順位付け、もしくは選別を行っているため、複数の
画像データからモニタ出力やプリント出力に適した画像
データを迅速に選択できるようになる。
画像データについて、画像データの出力特性に適してい
る度合いを評価し、この度合いに応じて複数の画像デー
タの順位付け、もしくは選別を行っているため、複数の
画像データからモニタ出力やプリント出力に適した画像
データを迅速に選択できるようになる。
【００１２】また、入力した複数の画像データを所定の
条件によって分類し、この分類された複数の画像データ
群から、各画像データ群の代表となる画像データを選定
し、この選定された代表となる画像データについて、予
め選択された特性に適している度合いを評価し、順位付
け、もしくは選別を行う画像処理装置、画像処理方法、
画像処理プログラムならびに画像処理プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体でもある。
条件によって分類し、この分類された複数の画像データ
群から、各画像データ群の代表となる画像データを選定
し、この選定された代表となる画像データについて、予
め選択された特性に適している度合いを評価し、順位付
け、もしくは選別を行う画像処理装置、画像処理方法、
画像処理プログラムならびに画像処理プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体でもある。
【００１３】このような本発明では、入力した複数の画
像データを所定の条件によって分類し、分類された各画
像データ群から代表となる画像データを選定するととも
に、その選定された画像データについて、出力特性に適
している度合いを評価し、この度合いに応じて順位付
け、もしくは選別を行っているため、複数の代表となる
画像データからモニタ出力やプリント出力に適した画像
データを迅速に選択できるようになる。
像データを所定の条件によって分類し、分類された各画
像データ群から代表となる画像データを選定するととも
に、その選定された画像データについて、出力特性に適
している度合いを評価し、この度合いに応じて順位付
け、もしくは選別を行っているため、複数の代表となる
画像データからモニタ出力やプリント出力に適した画像
データを迅速に選択できるようになる。
【００１４】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて説明する。図１は、本実施形態に係る画像処理
装置、画像処理方法、画像処理プログラムならびに画像
処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体における実行処理の概要を説明する模式図であ
る。
基づいて説明する。図１は、本実施形態に係る画像処理
装置、画像処理方法、画像処理プログラムならびに画像
処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体における実行処理の概要を説明する模式図であ
る。
【００１５】先ず、複数の画像データ（ａ１、ａ２、ｂ
１、…、ｅ２）を含む画像群Ｓがあった場合、この画像
群Ｓの複数の画像データについて所定の条件によって分
類を行い、画像データ群Ａ〜Ｅを構成する。分類の条件
としては、例えば撮影時刻が近いもの、画像特徴が類似
しているもの、が挙げられる。
１、…、ｅ２）を含む画像群Ｓがあった場合、この画像
群Ｓの複数の画像データについて所定の条件によって分
類を行い、画像データ群Ａ〜Ｅを構成する。分類の条件
としては、例えば撮影時刻が近いもの、画像特徴が類似
しているもの、が挙げられる。
【００１６】ここでは撮影時刻が近いものを条件として
分類を行うとすると、画像データａ１、ａ２、ａ３が画
像データ群Ａに分類され、画像データｂ１、ｂ２が画像
データ群Ｂに分類され、画像データｃ１、ｃ２が画像デ
ータ群Ｃに分類され、画像データｄ１が画像データ群Ｄ
に分類され、画像データｅ１、ｅ２が画像データ群Ｅに
分類される。
分類を行うとすると、画像データａ１、ａ２、ａ３が画
像データ群Ａに分類され、画像データｂ１、ｂ２が画像
データ群Ｂに分類され、画像データｃ１、ｃ２が画像デ
ータ群Ｃに分類され、画像データｄ１が画像データ群Ｄ
に分類され、画像データｅ１、ｅ２が画像データ群Ｅに
分類される。
【００１７】次に、分類された各画像データ群Ａ〜Ｅに
ついて、各群毎に代表となる画像データを選定する。選
定の条件としては、例えばモニタ出力に好適なもの、プ
リント出力に好適なもの、が挙げられる。
ついて、各群毎に代表となる画像データを選定する。選
定の条件としては、例えばモニタ出力に好適なもの、プ
リント出力に好適なもの、が挙げられる。
【００１８】ここでは、例えばプリント出力に好適なも
のを条件として選定を行い、画像データ群Ａからは画像
データａ２、画像データ群Ｂからは画像データｂ１、画
像データ群Ｃからは画像データｃ１、画像データ群Ｅか
らは画像データｅ２が代表となる画像データとして選定
されている。なお、画像データ群Ｄについては画像デー
タｄ１しかないため、画像データｄ１が選定される。た
だし、プリント出力など選定条件に適合したものが画像
データ群の中に存在しない場合には代表となる画像デー
タを選定しないようにしてもよい。
のを条件として選定を行い、画像データ群Ａからは画像
データａ２、画像データ群Ｂからは画像データｂ１、画
像データ群Ｃからは画像データｃ１、画像データ群Ｅか
らは画像データｅ２が代表となる画像データとして選定
されている。なお、画像データ群Ｄについては画像デー
タｄ１しかないため、画像データｄ１が選定される。た
だし、プリント出力など選定条件に適合したものが画像
データ群の中に存在しない場合には代表となる画像デー
タを選定しないようにしてもよい。
【００１９】このような画像データの分類および分類か
らの代表画像選定を行うことで、大量の画像データが混
在していても所定の条件で分類して、さらにその中から
出力に好適なものだけを選定でき、大量の画像データの
整理や参照、出力の補助を行うことができるようにな
る。
らの代表画像選定を行うことで、大量の画像データが混
在していても所定の条件で分類して、さらにその中から
出力に好適なものだけを選定でき、大量の画像データの
整理や参照、出力の補助を行うことができるようにな
る。
【００２０】次に、本発明の各実施形態を説明する。な
お、以下の実施形態では、画像処理装置を中心に説明す
る。図２は第１実施形態を説明するブロック図である。
すなわち、第１実施形態に係る画像処理装置は、画像番
号付与部１、類似性判断部２、画像クラス分類部３、好
適画像選択部４および画像番号格納部５を備えている。
お、以下の実施形態では、画像処理装置を中心に説明す
る。図２は第１実施形態を説明するブロック図である。
すなわち、第１実施形態に係る画像処理装置は、画像番
号付与部１、類似性判断部２、画像クラス分類部３、好
適画像選択部４および画像番号格納部５を備えている。
【００２１】画像番号付与部１は、複数の画像データを
入力する入力手段であるとともに、入力した各画像デー
タに所定の番号を付与する処理を行う。類似性判断部２
は、各画像データが備える内包情報の解析結果を用い、
その解析結果と予め設定された条件とに基づき複数の画
像データの類似性を判断する処理を行う。
入力する入力手段であるとともに、入力した各画像デー
タに所定の番号を付与する処理を行う。類似性判断部２
は、各画像データが備える内包情報の解析結果を用い、
その解析結果と予め設定された条件とに基づき複数の画
像データの類似性を判断する処理を行う。
【００２２】画像クラス分類部３は画像分類手段であ
り、類似性判断部２で判断した類似性に基づき複数の画
像データをクラス（図１に示す画像データ群）毎に分類
する処理を行う。
り、類似性判断部２で判断した類似性に基づき複数の画
像データをクラス（図１に示す画像データ群）毎に分類
する処理を行う。
【００２３】好適画像選択部４は、画像クラス分類部３
で分類したクラスに複数の画像データがある場合、その
中から所定の好適条件に合った代表となる画像データを
選択する処理を行う画像選定手段である。
で分類したクラスに複数の画像データがある場合、その
中から所定の好適条件に合った代表となる画像データを
選択する処理を行う画像選定手段である。
【００２４】画像番号格納部５は、好適画像選択部４で
選択された画像データの番号、もしくはクラス内に画像
データが１枚しかない場合にはその画像データの番号を
メモリに格納する処理を行う。
選択された画像データの番号、もしくはクラス内に画像
データが１枚しかない場合にはその画像データの番号を
メモリに格納する処理を行う。
【００２５】このような画像処理装置によって、入力さ
れた複数の画像データが所定の条件に応じてクラスに分
類され、各クラス毎に代表となる画像データを選定でき
るようになる。選定された画像データは画像表示、プリ
ント、ファイリングの対象として利用される。
れた複数の画像データが所定の条件に応じてクラスに分
類され、各クラス毎に代表となる画像データを選定でき
るようになる。選定された画像データは画像表示、プリ
ント、ファイリングの対象として利用される。
【００２６】ここで、類似性判断部２による類似性の判
断について説明する。類似性判断部２は、画像データに
内包される情報を利用してクラス分けの基準となる画像
データの類似性を判断する。例えば、画像データに付さ
れている撮影時刻や連続撮影であるか否かの情報、画像
特徴が似ているか否かを用いる。すなわち、類似性判断
部２は、複数の画像データの中から似ている画像を同じ
クラスに設定するため、撮影時刻等の内包情報を参照し
て類似している画像データには同じラベルを付す処理を
行う。
断について説明する。類似性判断部２は、画像データに
内包される情報を利用してクラス分けの基準となる画像
データの類似性を判断する。例えば、画像データに付さ
れている撮影時刻や連続撮影であるか否かの情報、画像
特徴が似ているか否かを用いる。すなわち、類似性判断
部２は、複数の画像データの中から似ている画像を同じ
クラスに設定するため、撮影時刻等の内包情報を参照し
て類似している画像データには同じラベルを付す処理を
行う。
【００２７】どのような条件で類似性を判断するかは予
め設定されていたも、またユーザの設定によって選択で
きるようになっていてもよい。撮影時刻が非常に近い場
合や連続撮影をしている場合には同一シーンを撮影して
いる可能性が高いため、これらの画像の類似性が高くな
るためである。また、撮影時刻等が離れていても画像特
徴が似ていれば画像の類似性が高いと判断できる。
め設定されていたも、またユーザの設定によって選択で
きるようになっていてもよい。撮影時刻が非常に近い場
合や連続撮影をしている場合には同一シーンを撮影して
いる可能性が高いため、これらの画像の類似性が高くな
るためである。また、撮影時刻等が離れていても画像特
徴が似ていれば画像の類似性が高いと判断できる。
【００２８】画像クラス分類部３では、各画像データに
付されたラベルを参照し、同じラベルが付された画像デ
ータを同じクラスに振り分ける処理を行っている。これ
により、類似性の高い画像が同じクラスに分類されるこ
とになる。
付されたラベルを参照し、同じラベルが付された画像デ
ータを同じクラスに振り分ける処理を行っている。これ
により、類似性の高い画像が同じクラスに分類されるこ
とになる。
【００２９】次に、好適画像選択部４での処理について
説明する。好適画像選択部４は、図中楕円枠内に示され
るように、好適特徴量抽出部４１と好適性判断部４２と
から構成される。好適特徴量抽出部４１にはクラス毎に
複数の画像データが入力され、予め設定された画像特性
に係わる特徴量を抽出する処理を行っている。
説明する。好適画像選択部４は、図中楕円枠内に示され
るように、好適特徴量抽出部４１と好適性判断部４２と
から構成される。好適特徴量抽出部４１にはクラス毎に
複数の画像データが入力され、予め設定された画像特性
に係わる特徴量を抽出する処理を行っている。
【００３０】特徴量抽出の対象となる画像特性は、例え
ば階調特性、彩度特性、カラーバランス状態、好適色の
有無、ノイズ特性、構造の状態が挙げられる。これらの
特性は、モニタ出力やプリント出力に適した特性となっ
ており、予め設定されていても、またユーザの指定で変
更できるようになっていてもよい。
ば階調特性、彩度特性、カラーバランス状態、好適色の
有無、ノイズ特性、構造の状態が挙げられる。これらの
特性は、モニタ出力やプリント出力に適した特性となっ
ており、予め設定されていても、またユーザの指定で変
更できるようになっていてもよい。
【００３１】好適性判断部４２では、好適特徴量抽出部
４１で抽出された画像データの特徴量に基づき、例えば
最も特徴量が大きなものを選択して出力する処理を行
う。好適性判断部４２から出力された画像データの番号
は画像番号格納部５によってメモリに格納され、画像表
示、プリント、ファイリングの対象として利用されるこ
とになる。
４１で抽出された画像データの特徴量に基づき、例えば
最も特徴量が大きなものを選択して出力する処理を行
う。好適性判断部４２から出力された画像データの番号
は画像番号格納部５によってメモリに格納され、画像表
示、プリント、ファイリングの対象として利用されるこ
とになる。
【００３２】ここで、具体的な使用例を説明する。具体
例としては、デジタルスチルカメラ等で撮影した複数の
画像データの中からプリント出力するものを選択する場
合である。デジタルスチルカメラでは、良い写真を撮ろ
う（失敗しないように）という観点から同じ場所で複数
の撮影を行うことが多い。そして、撮影してきた画像を
閲覧し、プリントしようとした場合、同一シーンの画像
が複数あって全ての画像データから必要なものを探し出
すのに同一シーンの複数の画像データを閲覧することに
なる。
例としては、デジタルスチルカメラ等で撮影した複数の
画像データの中からプリント出力するものを選択する場
合である。デジタルスチルカメラでは、良い写真を撮ろ
う（失敗しないように）という観点から同じ場所で複数
の撮影を行うことが多い。そして、撮影してきた画像を
閲覧し、プリントしようとした場合、同一シーンの画像
が複数あって全ての画像データから必要なものを探し出
すのに同一シーンの複数の画像データを閲覧することに
なる。
【００３３】そこで、本実施形態の画像処理装置を適用
することで、同一シーンの複数の画像データが同じクラ
スに分類され、さらに各クラス毎に代表となる画像デー
タが選定されることになる。
することで、同一シーンの複数の画像データが同じクラ
スに分類され、さらに各クラス毎に代表となる画像デー
タが選定されることになる。
【００３４】これにより、ユーザは選定された画像デー
タのみを閲覧すれば同一シーンを繰り返し見ることがな
くなり、必要な画像データを迅速に選ぶことができるよ
うになる。また、好適画像選択部４での選定処理によっ
てプリント出力に適した画像のみが選定されることにな
り、例えばピントずれの画像や露出不足の画像など、プ
リント出力に不適な画像が排除された中から選ぶことが
可能となる。
タのみを閲覧すれば同一シーンを繰り返し見ることがな
くなり、必要な画像データを迅速に選ぶことができるよ
うになる。また、好適画像選択部４での選定処理によっ
てプリント出力に適した画像のみが選定されることにな
り、例えばピントずれの画像や露出不足の画像など、プ
リント出力に不適な画像が排除された中から選ぶことが
可能となる。
【００３５】次に、図３のブロック図に基づき第２実施
形態を説明する。すなわち、第２実施形態に係る画像処
理装置は、画像番号付与部１、好適特徴量抽出部４１、
好適特性選択部４３、好適性判断部４２、好適画像選択
部４および画像番号格納部５を備えている。
形態を説明する。すなわち、第２実施形態に係る画像処
理装置は、画像番号付与部１、好適特徴量抽出部４１、
好適特性選択部４３、好適性判断部４２、好適画像選択
部４および画像番号格納部５を備えている。
【００３６】画像番号付与部１は、複数の画像データを
入力する入力手段であるとともに、入力した各画像デー
タに所定の番号を付与する処理を行う。好適特徴量抽出
部４１は、入力された複数の画像データについて、好適
特性選択部４３で選択されている特性に基づく特徴量を
抽出する処理を行う。
入力する入力手段であるとともに、入力した各画像デー
タに所定の番号を付与する処理を行う。好適特徴量抽出
部４１は、入力された複数の画像データについて、好適
特性選択部４３で選択されている特性に基づく特徴量を
抽出する処理を行う。
【００３７】好適性判断部４２は、好適特徴量抽出部４
１で抽出された画像データの特徴量に基づき、画像デー
タに対して特性に応じた特徴量を付する処理を行う。好
適画像選択部４は、好適性判断部４２で付された各画像
データの特性に応じた特徴量を用いて、例えばある特性
の特徴量が最も大きいものを選択したり、ある特性につ
いて特徴量の順に順位を付けて出力する好適画像選別手
段である。
１で抽出された画像データの特徴量に基づき、画像デー
タに対して特性に応じた特徴量を付する処理を行う。好
適画像選択部４は、好適性判断部４２で付された各画像
データの特性に応じた特徴量を用いて、例えばある特性
の特徴量が最も大きいものを選択したり、ある特性につ
いて特徴量の順に順位を付けて出力する好適画像選別手
段である。
【００３８】画像番号格納部５は、好適画像選択部４で
選択された画像データの番号、もしくは画像データの順
位に沿った番号をメモリに格納する処理を行う。このよ
うな画像処理装置によって、入力された複数の画像デー
タについて、出力特性に適している度合いを判断し、最
も適しているもの、もしくは適している順位を付して画
像データを出力できるようになる。
選択された画像データの番号、もしくは画像データの順
位に沿った番号をメモリに格納する処理を行う。このよ
うな画像処理装置によって、入力された複数の画像デー
タについて、出力特性に適している度合いを判断し、最
も適しているもの、もしくは適している順位を付して画
像データを出力できるようになる。
【００３９】ここで、好適特性選択部４３にはプリント
や画面表示を行う出力機器、画質、レイアウトをユーザ
が選択できる手段を備えており、選択された特性を好適
特徴量抽出部４１へ渡すようになっている。
や画面表示を行う出力機器、画質、レイアウトをユーザ
が選択できる手段を備えており、選択された特性を好適
特徴量抽出部４１へ渡すようになっている。
【００４０】また、好適特徴量抽出部４１で抽出する対
象の特性には、階調特性、彩度特性、色域特性、カラー
バランス状態、好適色の有無、ノイズ特性、構図の状
態、解像度が挙げられる。
象の特性には、階調特性、彩度特性、色域特性、カラー
バランス状態、好適色の有無、ノイズ特性、構図の状
態、解像度が挙げられる。
【００４１】このような本実施形態では、同一シーンの
中からプリント出力に適した１枚の画像を選定する場合
に、プリント出力に適さない特性の画像データを排除で
き、最もプリント出力に適した（指定するプリンタの特
性に最も適合した）画像データを選定できるようにな
る。
中からプリント出力に適した１枚の画像を選定する場合
に、プリント出力に適さない特性の画像データを排除で
き、最もプリント出力に適した（指定するプリンタの特
性に最も適合した）画像データを選定できるようにな
る。
【００４２】例えば、デジタルスチルカメラに内蔵され
るモニタ画面で画像データを閲覧し、その画面表示から
プリント出力する画像データを選択したとしても、モニ
タ画像の表示と実際のプリント出力との特性が異なって
いることから、必ずしも最適なプリント出力を得ること
はできない。
るモニタ画面で画像データを閲覧し、その画面表示から
プリント出力する画像データを選択したとしても、モニ
タ画像の表示と実際のプリント出力との特性が異なって
いることから、必ずしも最適なプリント出力を得ること
はできない。
【００４３】そこで、本実施形態の画像処理装置を適用
すると、好適特性選択部４３で選択した出力機器（例え
ば、プリンタの機種）でプリント出力する際に最も適し
た画像データ、もしくはプリント出力に適した順番で画
像データを出力でき、ユーザはプリント出力に適した画
像を容易に選択できるようになる。
すると、好適特性選択部４３で選択した出力機器（例え
ば、プリンタの機種）でプリント出力する際に最も適し
た画像データ、もしくはプリント出力に適した順番で画
像データを出力でき、ユーザはプリント出力に適した画
像を容易に選択できるようになる。
【００４４】また、好適特性選択部４３で好みの画質を
選択した場合には、その画質に最も適した画像データ
や、その画質に適した順番で画像データを出力でき、ユ
ーザの選択を補助できるようになる。
選択した場合には、その画質に最も適した画像データ
や、その画質に適した順番で画像データを出力でき、ユ
ーザの選択を補助できるようになる。
【００４５】さらに、好適特性選択部４３でレイアウト
（サイズ、縦横比、背景色考慮等）を選択することで、
用紙サイズに適した画像データを容易に選定できるよう
になる。
（サイズ、縦横比、背景色考慮等）を選択することで、
用紙サイズに適した画像データを容易に選定できるよう
になる。
【００４６】次に、図４のブロック図に基づき第３実施
形態を説明する。すなわち、第３実施形態に係る画像処
理装置は、画像番号付与部１、類似性判断部２、分類特
性選択部２１、画像クラス分類部３、好適画像選択部
４、画像番号格納部５、好適特性選択部４３および好適
画像選択／順位決定部４４を備えている。
形態を説明する。すなわち、第３実施形態に係る画像処
理装置は、画像番号付与部１、類似性判断部２、分類特
性選択部２１、画像クラス分類部３、好適画像選択部
４、画像番号格納部５、好適特性選択部４３および好適
画像選択／順位決定部４４を備えている。
【００４７】画像番号付与部１は、複数の画像データを
入力する入力手段であるとともに、入力した各画像デー
タに所定の番号を付与する処理を行う。類似性判断部２
は、分類特性選択部２１によって選択された特性を用
い、複数の画像データの類似性を判断する処理を行う。
入力する入力手段であるとともに、入力した各画像デー
タに所定の番号を付与する処理を行う。類似性判断部２
は、分類特性選択部２１によって選択された特性を用
い、複数の画像データの類似性を判断する処理を行う。
【００４８】画像クラス分類部３は画像分類手段であ
り、類似性判断部２で判断した類似性に基づき複数の画
像データをクラス（図１に示す画像データ群）毎に分類
する処理を行う。
り、類似性判断部２で判断した類似性に基づき複数の画
像データをクラス（図１に示す画像データ群）毎に分類
する処理を行う。
【００４９】好適画像選択部４は、画像クラス分類部３
で分類したクラスに複数の画像データがある場合、その
中から所定の好適条件に合った代表となる画像データを
選択する処理を行う画像選定手段である。
で分類したクラスに複数の画像データがある場合、その
中から所定の好適条件に合った代表となる画像データを
選択する処理を行う画像選定手段である。
【００５０】画像番号格納部５は、好適画像選択部４で
選択された画像データの番号、もしくはクラス内に画像
データが１枚しかない場合にはその画像データの番号を
メモリに格納する処理を行う。
選択された画像データの番号、もしくはクラス内に画像
データが１枚しかない場合にはその画像データの番号を
メモリに格納する処理を行う。
【００５１】好適画像選択／順位決定部４４は、好適特
性選択部４３で選択された好適特性に応じて画像番号格
納部５で格納された画像データの番号から好適特性に適
した画像データもしくは好適特性に適した順位を決定す
る好適画像選別手段である。
性選択部４３で選択された好適特性に応じて画像番号格
納部５で格納された画像データの番号から好適特性に適
した画像データもしくは好適特性に適した順位を決定す
る好適画像選別手段である。
【００５２】このような本実施形態では、大量にある画
像データを所定の条件によって分類し、分類された各ク
ラスから代表となる画像データを選定するとともに、そ
の選定された画像データの中から出力特性に最も適して
いるものや、適している順位を付して出力でき、例えば
複数の代表となる画像データからモニタ出力やプリント
出力に適した画像データを迅速に選択できるようにな
る。
像データを所定の条件によって分類し、分類された各ク
ラスから代表となる画像データを選定するとともに、そ
の選定された画像データの中から出力特性に最も適して
いるものや、適している順位を付して出力でき、例えば
複数の代表となる画像データからモニタ出力やプリント
出力に適した画像データを迅速に選択できるようにな
る。
【００５３】例えば、デジタルスチルカメラで大量に撮
影を行い、多くの画像データが蓄積されている中から、
プリント出力（例えば、年賀状に使用するもの）に最適
な画像データを選びたい場合、本実施形態を適用するこ
とで条件に適合した画像データを迅速に決定できる。
影を行い、多くの画像データが蓄積されている中から、
プリント出力（例えば、年賀状に使用するもの）に最適
な画像データを選びたい場合、本実施形態を適用するこ
とで条件に適合した画像データを迅速に決定できる。
【００５４】この場合、分類特性選択部２１では、シー
ン（風景、人物…）や撮影時刻、画像特性（明るさ、色
…）などを分類の条件として選択し、この選択した条件
に応じてクラス分けを行う。これによって、例えば同じ
風景や人物が撮影されたシーンが同じクラスに分類され
たり、近い撮影時刻や似通った画質のものが同じクラス
に分類される。なお、複数の条件が指定された場合に
は、一つの画像データが異なるクラスに分類される場合
も生じる。
ン（風景、人物…）や撮影時刻、画像特性（明るさ、色
…）などを分類の条件として選択し、この選択した条件
に応じてクラス分けを行う。これによって、例えば同じ
風景や人物が撮影されたシーンが同じクラスに分類され
たり、近い撮影時刻や似通った画質のものが同じクラス
に分類される。なお、複数の条件が指定された場合に
は、一つの画像データが異なるクラスに分類される場合
も生じる。
【００５５】そして、各クラス毎に代表となる画像デー
タが好適画像選択部４で選択され、この代表となる画像
データの中から、好適特性選択部４３で予め選択された
条件（出力機器の特性や画質、レイアウト）に応じて最
も好適な画像や好適の度合いに応じて順位が好適画像選
択／順位決定部４４で付されることになる。
タが好適画像選択部４で選択され、この代表となる画像
データの中から、好適特性選択部４３で予め選択された
条件（出力機器の特性や画質、レイアウト）に応じて最
も好適な画像や好適の度合いに応じて順位が好適画像選
択／順位決定部４４で付されることになる。
【００５６】これにより、例えば年賀状に使用するのに
適したシーンやレイアウトでプリント出力に最適なもの
だけを大量の画像データの中から選定し、失敗撮影等を
排除して条件に適合した画像データを即座に見つけ出す
ことが可能となる。
適したシーンやレイアウトでプリント出力に最適なもの
だけを大量の画像データの中から選定し、失敗撮影等を
排除して条件に適合した画像データを即座に見つけ出す
ことが可能となる。
【００５７】なお、上記各実施形態では、画像処理装置
を中心として説明したが、画像処理装置の各構成での処
理を適用した画像処理方法や、各構成での処理をプログ
ラムとしてコンピュータで実行したりネットワークを介
して配信できる画像処理プログラムや、画像処理プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
（ＣＤ−ＲＯＭ等）の形態であっても本発明は実現可能
である。
を中心として説明したが、画像処理装置の各構成での処
理を適用した画像処理方法や、各構成での処理をプログ
ラムとしてコンピュータで実行したりネットワークを介
して配信できる画像処理プログラムや、画像処理プログ
ラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
（ＣＤ−ＲＯＭ等）の形態であっても本発明は実現可能
である。
【００５８】また、モニタ出力やプリント出力する場合
以外では、例えばデジタルスチルカメラによって同一シ
ーンを複数枚撮影した後に本実施形態を適用して選定さ
れた画像データのみを記憶するようにしたり、ある程度
の枚数の撮影を行った後（例えば、メモリへの蓄積量が
ある値を超えた場合）に本実施形態を適用して、データ
量の少ないものや圧縮率の高いものなど、メモリへの蓄
積に係わる条件で選定された画像データのみを残し、そ
れ以外については削除するといった利用法も考えられ
る。なお、選定されなかった画像データを削除する場合
には、削除対象となる画像データをモニタに表示して削
除しても良いかをユーザに確認させたり、あるいは自動
的に削除を行うようにしてもよい。
以外では、例えばデジタルスチルカメラによって同一シ
ーンを複数枚撮影した後に本実施形態を適用して選定さ
れた画像データのみを記憶するようにしたり、ある程度
の枚数の撮影を行った後（例えば、メモリへの蓄積量が
ある値を超えた場合）に本実施形態を適用して、データ
量の少ないものや圧縮率の高いものなど、メモリへの蓄
積に係わる条件で選定された画像データのみを残し、そ
れ以外については削除するといった利用法も考えられ
る。なお、選定されなかった画像データを削除する場合
には、削除対象となる画像データをモニタに表示して削
除しても良いかをユーザに確認させたり、あるいは自動
的に削除を行うようにしてもよい。
【００５９】また、パーソナルコンピュータで本実施形
態を利用する場合には、既に記憶された複数の画像デー
タに対して本実施形態を適用したり、ネットワークを介
してサーバからパーソナルコンピュータへ複数の画像デ
ータを取り込む際に本実施形態を適用し、モニタ出力
（閲覧）、プリント出力、ファイリングに適した画像デ
ータのみを選定したり、順位付けによって取り込む画像
データの選択を容易に行うことが可能となる。
態を利用する場合には、既に記憶された複数の画像デー
タに対して本実施形態を適用したり、ネットワークを介
してサーバからパーソナルコンピュータへ複数の画像デ
ータを取り込む際に本実施形態を適用し、モニタ出力
（閲覧）、プリント出力、ファイリングに適した画像デ
ータのみを選定したり、順位付けによって取り込む画像
データの選択を容易に行うことが可能となる。
【００６０】さらに、本実施形態はデジタルスチルカメ
ラやパーソナルコンピュータのみではなく、複写機やフ
ァクシミリ、携帯電話やＰＤＡ（携帯端末）など画像デ
ータを取り扱う機器であれば適用可能である。特に、携
帯電話やＰＤＡなど限られたメモリ容量で画像データを
取り扱う機器では、本実施形態によってユーザの好みに
あった画像データを容易に選択できるようにすること
で、メモリ資源の枯渇や処理の遅延を防ぐことも可能と
なる。
ラやパーソナルコンピュータのみではなく、複写機やフ
ァクシミリ、携帯電話やＰＤＡ（携帯端末）など画像デ
ータを取り扱う機器であれば適用可能である。特に、携
帯電話やＰＤＡなど限られたメモリ容量で画像データを
取り扱う機器では、本実施形態によってユーザの好みに
あった画像データを容易に選択できるようにすること
で、メモリ資源の枯渇や処理の遅延を防ぐことも可能と
なる。
【００６１】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば次
のような効果がある。すなわち、大量の画像データにつ
いてユーザの好みなど所定の条件に適合した画像データ
を迅速に選定することができ、画像データの出力やファ
イリングを効率よく行うことが可能となる。
のような効果がある。すなわち、大量の画像データにつ
いてユーザの好みなど所定の条件に適合した画像データ
を迅速に選定することができ、画像データの出力やファ
イリングを効率よく行うことが可能となる。
【図１】 本実施形態の概要を説明する模式図である。
【図２】 第１実施形態を説明するブロック図である。
【図３】 第２実施形態を説明するブロック図である。
【図４】 第３実施形態を説明するブロック図である。
【符号の説明】
１…画像番号付与部、２…類似性判断部、３…画像クラ
ス分類部、４…好適画像選択部、５…画像番号格納部、
２１…分類特性選択部、４１…好適特徴量抽出部、４２
…好適性判断部、４３…好適特性選択部
ス分類部、４…好適画像選択部、５…画像番号格納部、
２１…分類特性選択部、４１…好適特徴量抽出部、４２
…好適性判断部、４３…好適特性選択部
─────────────────────────────────────────────────────
フロントページの続き
(51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考）
Ｇ０６Ｔ 1/00 ２８０ Ｇ０６Ｔ 1/00 ２８０
Claims (12)
- 【請求項１】 複数の画像データを入力する入力手段
と、 前記入力手段で入力した複数の画像データを所定の条件
によって分類する画像分類手段と、 前記画像分類手段で分類された画像データ群から代表と
なる画像データを選定する画像選定手段とを備えること
を特徴とする画像処理装置。 - 【請求項２】 複数の画像データを入力する入力手段
と、 画像データの出力に適した特性を選択する好適特性選択
手段と、 前記入力手段で入力した複数の画像データについて前記
好適特性選択手段で選択された特性に適している度合い
を評価する好適性判断手段と、 前記好適性判断手段で評価された度合いに応じて前記複
数の画像データの順位付け、もしくは選別を行う好適画
像選別手段とを備えることを特徴とする画像処理装置。 - 【請求項３】 複数の画像データを入力する入力手段
と、 前記入力手段で入力した複数の画像データを所定の条件
によって分類する画像分類手段と、 前記画像分類手段で分類された複数の画像データ群か
ら、各画像データ群の代表となる画像データを選定する
画像選定手段と、 画像データの出力に適した特性を選択する好適特性選択
手段と、 前記画像選定手段によって選定された代表となる画像デ
ータについて前記好適特性選択手段で選択された前記特
性に適している度合いを評価し、順位付け、もしくは選
別を行う好適画像選別手段とを備えることを特徴とする
画像処理装置。 - 【請求項４】 複数の画像データを入力する工程と、 入力した前記複数の画像データを所定の条件によって分
類する工程と、 分類された画像データ群から代表となる画像データを選
定する工程とを備えることを特徴とする画像処理方法。 - 【請求項５】 複数の画像データを入力する工程と、 画像データの出力に適した特性を選択する工程と、 入力した前記複数の画像データについて、選択された前
記特性に適している度合いを評価する工程と、 評価された度合いに応じて前記複数の画像データの順位
付け、もしくは選別を行う工程とを備えることを特徴と
する画像処理方法。 - 【請求項６】 複数の画像データを入力する工程と、 入力した前記複数の画像データを所定の条件によって分
類する工程と、 分類された複数の画像データ群から、各画像データ群の
代表となる画像データを選定する工程と、 画像データの出力に適した特性を選択する工程と、 前記代表となる画像データについて、選択された前記特
性に適している度合いを評価し、順位付け、もしくは選
別を行う工程とを備えることを特徴とする画像処理方
法。 - 【請求項７】 複数の画像データを入力するステップ
と、 入力した前記複数の画像データを所定の条件によって分
類するステップと、 分類された画像データ群から代表となる画像データを選
定するステップとを備えることを特徴とする画像処理プ
ログラム。 - 【請求項８】 複数の画像データを入力するステップ
と、 画像データの出力に適した特性を選択するステップと、 入力した前記複数の画像データについて、選択された前
記特性に適している度合いを評価するステップと、 評価された度合いに応じて前記複数の画像データの順位
付け、もしくは選別を行うステップとを備えることを特
徴とする画像処理プログラム。 - 【請求項９】 複数の画像データを入力するステップ
と、 入力した前記複数の画像データを所定の条件によって分
類するステップと、 分類された複数の画像データ群から、各画像データ群の
代表となる画像データを選定するステップと、 画像データの出力に適した特性を選択するステップと、 前記代表となる画像データについて、選択された前記特
性に適している度合いを評価し、順位付け、もしくは選
別を行うステップとを備えることを特徴とする画像処理
プログラム。 - 【請求項１０】 複数の画像データを入力するステップ
と、 入力した前記複数の画像データを所定の条件によって分
類するステップと、 分類された画像データ群から代表となる画像データを選
定するステップとを備える画像処理プログラムを記録し
たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。 - 【請求項１１】 複数の画像データを入力するステップ
と、 画像データの出力に適した特性を選択するステップと、 入力した前記複数の画像データについて、選択された前
記特性に適している度合いを評価するステップと、 評価された度合いに応じて前記複数の画像データの順位
付け、もしくは選別を行うステップとを備える画像処理
プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録
媒体。 - 【請求項１２】 複数の画像データを入力するステップ
と、 入力した前記複数の画像データを所定の条件によって分
類するステップと、 分類された複数の画像データ群から、各画像データ群の
代表となる画像データを選定するステップと、 画像データの出力に適した特性を選択するステップと、 前記代表となる画像データについて、選択された前記特
性に適している度合いを評価し、順位付け、もしくは選
別を行うステップとを備える画像処理プログラムを記録
したコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002076927A JP2003281540A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムならびに画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP2002076927A JP2003281540A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムならびに画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2003281540A true JP2003281540A (ja) | 2003-10-03 |
Family
ID=29227856
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP2002076927A Pending JP2003281540A (ja) | 2002-03-19 | 2002-03-19 | 画像処理装置、画像処理方法、画像処理プログラムならびに画像処理プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2003281540A (ja) |
Cited By (12)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
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| JP2005223854A (ja) * | 2004-02-09 | 2005-08-18 | Fuji Photo Film Co Ltd | 画像表示装置及びそれを備えたデジタルカメラ |
| JP2006025006A (ja) * | 2004-07-06 | 2006-01-26 | Fuji Photo Film Co Ltd | プリント画像選択装置及びプリント画像選択方法 |
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-
2002
- 2002-03-19 JP JP2002076927A patent/JP2003281540A/ja active Pending
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| Date | Code | Title | Description |
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