JP2000137642A - キャッシュ管理装置及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

キャッシュ管理装置及びプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000137642A
JP2000137642A JP10311372A JP31137298A JP2000137642A JP 2000137642 A JP2000137642 A JP 2000137642A JP 10311372 A JP10311372 A JP 10311372A JP 31137298 A JP31137298 A JP 31137298A JP 2000137642 A JP2000137642 A JP 2000137642A
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management device
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Fujio Kitai
富士夫 北井
Takaomi Nagamatsu
貴臣 永松
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Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】ブラウザがコンテンツにアクセスする際の効
率、応答性の向上を図る。 【解決手段】ブラウザ2aを実装するクライアント3a
とWWWサーバ4cとから構成されるシステムに組み込
まれ、前記WWWサーバ4cに保持されているコンテン
ツの一部を記憶するキャッシュ記憶手段6aの記憶内容
を管理する装置に、WWWサーバ4cに保持されている
コンテンツのうち、ブラウザ2aによってアクセスされ
る確率の高いコンテンツを選択する選択処理を実行する
選択手段14aと、当該選択手段14aによって選択さ
れるコンテンツをキャッシュ記憶手段6aに記憶する制
御手段15aとを具備する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、WWWサーバとブ
ラウザから構成されるシステムにおいて、ブラウザによ
るコンテンツのアクセスを効率化するキャッシュ記憶装
置の記憶内容を管理する装置及びプログラムを記録した
コンピュータ読み取り可能な記録媒体に関する。
【0002】
【従来の技術】World Wide Web(以下、「WWW」とい
う)は、インターネットやイントラネット等のようなネ
ットワーク上でハイパーリンク構造を実現するものであ
り、主にブラウザを実装するクライアントとWWWサー
バとにより構築される。
【0003】WWWサーバに保持されているコンテンツ
は、ブラウザによってアクセス可能であり、また他のコ
ンテンツとのリンク関係を有している場合がある。ここ
で、コンテンツとは情報を意味し、例えばHRMLファ
イルや、映像データ、音声データなどを含む。
【0004】ブラウザに提供されているコンテンツのリ
ンク先がユーザによって指定されると、次にこの指定さ
れたリンク先のコンテンツがブラウザによってアクセス
される。
【0005】なお、一般的なWWWサーバやブラウザに
は、ブラウザによるコンテンツのアクセスの効率化を図
るために、キャッシュ機能が備えられている。
【0006】図8は、ブラウザを実装するクライアント
とWWWサーバとを備えるシステム(以下、「WWWシ
ステム」という)にキャッシュ機能が備えられている場
合の構成例を示すブロック図である。
【0007】図8(a)で示すWWWシステム1aにお
いては、ブラウザ2aを実装するクライアント3aと、
WWWサーバ4aとがインターネット5aを介して接続
されており、WWWサーバ4a側にキャッシュ記憶装置
6a及びキャッシュ機能部7aが備えられている。
【0008】キャッシュ記憶装置6aは、コンテンツを
保持するWWWサーバ4aの記憶装置8aよりも高速に
アクセス可能である。
【0009】キャッシュ機能部7aは、ブラウザ2aか
らアクセスされたコンテンツのうち、より新しくアクセ
スされたコンテンツ(後にアクセスされたコンテンツ)
をキャッシュ記憶装置6aに記憶する。
【0010】上記のようなWWWシステム1aにおいて
ブラウザ2aがコンテンツのアクセスを試みる場合に、
キャッシュ記憶装置6aにアクセス対象のコンテンツが
存在すれば、このキャッシュ記憶装置6aからコンテン
ツが読み出され、ブラウザに提供される。
【0011】一方、このキャッシュ記憶装置6aにアク
セス対象のコンテンツが存在しなければ、記憶装置8a
がアクセスされてコンテンツが読み出され、ブラウザ2
aに提供される。また、読み出されたアクセス対象のコ
ンテンツはキャッシュ機能部7aによってキャッシュ記
憶装置6aに記憶される。この際、キャッシュ記憶装置
6aの記憶容量に余裕がない場合には、キャッシュ機能
部7aによって新しい時期にアクセスされたコンテンツ
がキャッシュ記憶装置6aに記憶される。
【0012】図8(b)に示すWWWシステム1bにお
いては、ブラウザ2bにキャッシュ記憶装置6b及びキ
ャッシュ機能部7bが備えられており、このブラウザ2
bがアクセスを試みる場合の処理は上記図8(a)のW
WWシステム1aの場合と同様であるため、説明を省略
する。
【0013】さらに、従来のWWWシステムにおいて
は、クライアントとWWWサーバの間にProxyサー
バを設けてキャッシュ機能を実現する場合がある。
【0014】図9は、proxyサーバを備えたWWW
システムの構成例を示すブロック図である。
【0015】このWWWサーバ1cに備えられているP
roxyサーバ9とは、クライアント3aからWWWサ
ーバ4bへのアクセスを中継する装置であり、図8に示
した場合と同様に動作するキャッシュ記憶装置6c及び
キャッシュ機能部7cを備えている。
【0016】Proxyサーバ9は、例えば社内システ
ム10のクライアント3aが自己、及びインターネット
5aを介してWWWサーバ4bのコンテンツにアクセス
すると、このコンテンツの内容を一定期間キャッシュ記
憶装置6cに記憶しておく。
【0017】これにより、次に、クライアント3aが同
様のコンテンツのアクセスを要求した場合には、ブラウ
ザ2aはインターネット5aにアクセスすることなくP
roxyサーバ9からコンテンツを読み出すことが可能
となる。
【0018】これにより、インターネット5aへのアク
セス頻度が削減され、社内システム10のネットワーク
11とインターネット5a間のトラフィックの削減が可
能となり、ブラウザ2aによるコンテンツのアクセスの
効率化が可能となる。
【0019】
【発明が解決しようとする課題】以上説明したように、
従来においては、ブラウザによるコンテンツのアクセス
を効率化するために、ブラウザやWWWサーバにキャッ
シュ機能を持たせたり、キャッシュ機能を有するPro
xyサーバをクライアントとWWWサーバの間に設けた
りしている。
【0020】しかしながら、上記のキャッシュ機能で
は、後の時期にアクセスされたコンテンツがキャッシュ
記憶装置に保持されているのみである。
【0021】この場合、偶然アクセスしたコンテンツや
間違えてアクセスしたコンテンツでもキャッシュ記憶装
置に記憶されることになる。
【0022】また、ユーザが突発的にアクセスしたコン
テンツがキャッシュ記憶装置に記憶されることもある。
【0023】さらに、後にアクセスされたコンテンツを
キャッシュ記憶装置に記憶する場合には、キャッシュ機
能を有する装置を起動させた直後には、コンテンツがキ
ャッシュ記憶装置に記憶されていないことになる。ま
た、しばらくの間は十分なコンテンツがキャッシュ記憶
装置に記憶されていないことになる。このため、起動直
後のヒット率が低下する。
【0024】ゆえに、上記のようなキャッシュ機能では
アクセスの一層の効率化を図ることが困難である。
【0025】本発明は、以上のような実状に鑑みてなさ
れたもので、WWWで扱われるコンテンツの特徴に基づ
いてキャッシ保存させるコンテンツを起動時から選択
し、これによりキャッシュヒット率を向上させてアクセ
ス時の応答性及びWWWサーバの負荷の削減を図るキャ
ッシュ記憶管理装置及びプログラムを記録したコンピュ
ータ読み取り可能な記録媒体を提供することを目的とす
る。
【0026】
【課題を解決するための手段】本発明の骨子は、WWW
で扱われるコンテンツの特徴に基づいて、アクセスされ
る可能性が高いと推測されるコンテンツをキャッシュ保
存するコンテンツを選択する点にある。
【0027】以下、本発明を実現するにあたって講じた
具体的手段について説明する。
【0028】第1の発明は、ブラウザを実装するクライ
アントとWWWサーバとから構成されるシステムに組み
込まれ、WWWサーバに保持されているコンテンツの一
部を記憶するキャッシュ記憶手段の記憶内容を管理する
装置であって、WWWサーバに保持されているコンテン
ツのうち、ブラウザによってアクセスされる確率の高い
コンテンツを選択する選択処理を実行する選択手段と、
当該選択手段によって選択されるコンテンツをキャッシ
ュ記憶手段に記憶する制御手段とを具備したキャッシュ
管理装置である。
【0029】この第1の発明においては、単に新しくア
クセスされたコンテンツをキャッシュ保存するのではな
く、アクセスされる確率が高いと推定されるコンテンツ
がキャッシュ記憶手段に記憶されるため、ブラウザから
のアクセスにおけるキャッシュヒット率を向上させるこ
とができる。
【0030】したがって、アクセス時の応答性を向上さ
せることができる。
【0031】またコンテンツのアクセス作業に伴うWW
Wサーバの負荷を低減させることができる。
【0032】これにより、ブラウザからWWWサーバへ
のアクセスの効率化、高速化を図ることができる。
【0033】なお、本発明において、キャッシュ記憶手
段は、クライアント、WWWサーバ、ブラウザの少なく
とも一つに備えられていればよく、またクライアントと
WWWサーバの間に設置されているProxyサーバに
備えられていてもよい。
【0034】第2の発明は、第1の発明のキャッシュ管
理装置において、制御手段は、キャッシュ記憶手段の記
憶容量が許容範囲を超えた場合に、選択処理によって選
択されるコンテンツをキャッシュ記憶手段に維持し、選
択処理によって選択されないコンテンツをキャッシュ記
憶手段から削除するキャッシュ管理装置である。
【0035】この第2の発明においては、第1の発明と
同様の作用効果に加えて、キャッシュ記憶手段の記憶容
量に余裕がなくなった場合であっても、アクセスされる
確率の高いコンテンツが残されるため、キャッシュヒッ
ト率を高レベルに維持させることができる。
【0036】第3の発明は、第1又は第2の発明のキャ
ッシュ管理装置において、選択手段は、キャッシュ記憶
手段を備える装置の起動時から、選択処理を実行するキ
ャッシュ管理装置である。
【0037】この第3の発明においては、第1及び第2
の発明と同様の作用効果に加えて、起動時からコンテン
ツをキャッシュ記憶手段に記憶させておくことで、起動
直後においてもキャッシュヒットさせることができる。
【0038】ゆえに、ブラウザからWWWサーバへのア
クセスの一層の効率化、高速化を図ることができる。
【0039】第4の発明は、第1乃至第3の発明のキャ
ッシュ管理装置において、選択処理は、ユーザによって
設定されたコンテンツの優先度に基づいて、アクセスさ
れる確率の高いコンテンツを選択するキャッシュ管理装
置である。
【0040】この第4の発明においては、第1乃至第3
の発明と同様の作用効果に加えて、ユーザが自由にキャ
ッシュ保存させるコンテンツを指定可能である。したが
って、ユーザ自身が好んでアクセスするコンテンツを予
め指定しておき、キャッシュ保存させておくことで、キ
ャッシュヒット率を向上させることができる。
【0041】第5の発明は、第1乃至第4の発明のキャ
ッシュ管理装置において、選択処理は、コンテンツの内
容から定められるコンテンツ固有の時刻情報と現在時刻
とに基づいて、アクセスされる確率の高いコンテンツを
選択するキャッシュ管理装置である。
【0042】WWWにおいて扱われるコンテンツには、
限定された期間内において頻繁にアクセスされるものが
ある。
【0043】この第5の発明においては、第1乃至第4
の発明と同様の作用効果に加えて、各コンテンツの頻繁
にアクセスされる時刻情報を求め、現在の時刻とこの時
刻情報とを比較し、アクセスされる可能性の高いコンテ
ンツを予めキャッシュ保存させている。
【0044】これにより、キャッシュヒット率を一層向
上させることができる。
【0045】第6の発明は、第1乃至第5の発明のキャ
ッシュ管理装置において、選択処理は、コンテンツに対
するアクセス回数に基づいて、アクセスされる確率の高
いコンテンツを選択するキャッシュ管理装置である。
【0046】WWWにおいては、過去にアクセスされた
回数の多いコンテンツほど、将来においてもアクセスさ
れる回数が多いと推測される。
【0047】この第6の発明においては、第1乃至第5
の発明と同様の作用効果に加えて、各コンテンツのアク
セス回数を有しており、このアクセス回数が多いコンテ
ンツを予めキャッシュ保存させている。
【0048】これにより、キャッシュヒット率を一層向
上させることができる。
【0049】第7の発明は、第1乃至第6の発明のキャ
ッシュ管理装置において、選択処理は、WWWサーバに
コンテンツが保持された時刻に関する情報に基づいて、
アクセスされる確率の高いコンテンツを選択するキャッ
シュ管理装置である。
【0050】WWWで扱われるコンテンツにおいては、
新製品に関する情報や、緊急通知事項、天気予報等のよ
うに新しいほど有効なものがある。
【0051】この第7の発明においては、第1乃至第5
の発明と同様の作用効果に加えて、WWWに保持された
時間の新しいコンテンツを予めキャッシュ保存させてい
る。
【0052】これにより、キャッシュヒット率を一層向
上させることができる。
【0053】第8の発明は、第1乃至第7の発明のキャ
ッシュ管理装置において、選択処理は、コンテンツの有
するリンク関係に基づいて、アクセスされる確率の高い
コンテンツを選択するキャッシュ管理装置である。
【0054】WWWにおいて扱われるコンテンツはリン
ク関係を有する場合があり、最近アクセスされたばかり
のコンテンツとリンク関係を有するコンテンツは、アク
セスされる可能性が高いと推定される。
【0055】この第8の発明においては、第1乃至第7
の発明と同様の作用効果に加えて、アクセスされたコン
テンツとリンク関係を有するコンテンツを予めキャッシ
ュ保存させる。
【0056】これにより、キャッシュヒット率を一層向
上させることができる。
【0057】なお、上記第4から第8の発明で述べたW
WWで扱われるコンテンツの特性は、各種組み合わせて
アクセスされる可能性の高いコンテンツの選択に用いて
もよい。
【0058】第9の発明は、ブラウザを実装するクライ
アントとWWWサーバとから構成されるシステムに組み
込まれ、WWWサーバに保持されているコンテンツの一
部を記憶する複数のキャッシュ記憶手段の記憶内容を管
理する装置であって、コンテンツの有するリンク関係が
相対的に示されている場合に、このリンク関係において
連結されているコンテンツを同一のキャッシュ記憶装置
に記憶する制御手段を具備したキャッシュ管理装置であ
る。
【0059】WWWで扱われるコンテンツのリンク関係
が相対的な状態(相対パス等)で示されている場合にお
いて、ブラウザがリンク先のコンテンツをアクセスする
際には、まず現状のコンテンツが記憶されていた記憶装
置に対してアクセスを試みる。
【0060】この第9の発明においては、相対的にリン
ク関係が示されており、リンク関係が結合されているコ
ンテンツが同一のキャッシュ記憶手段に記憶されるた
め、ブラウザによるコンテンツへのアクセスが直ちに可
能となる。
【0061】したがって、アクセス時の応答時間を削減
することができる。
【0062】また、複数のキャッシュ記憶手段を備える
ことにより、キャッシュ記憶手段の負荷を分散させるこ
とができる。
【0063】第10の発明は、ブラウザを実装するクラ
イアントとWWWサーバとから構成されるシステムに組
み込まれ、WWWサーバに保持されているコンテンツの
一部を記憶するキャッシュ記憶手段の記憶内容を管理す
るプログラムであって、WWWサーバに保持されている
コンテンツのうち、ブラウザによってアクセスされる確
率の高いコンテンツを選択する選択処理を実行させる選
択機能と、当該選択機能によって選択されるコンテンツ
をキャッシュ記憶手段に記憶させる制御機能とを実現さ
せるプログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な
記録媒体である。
【0064】また、第11の発明は、ブラウザを実装す
るクライアントとWWWサーバとから構成されるシステ
ムに組み込まれ、WWWサーバに保持されているコンテ
ンツの一部を記憶する複数のキャッシュ記憶手段の記憶
内容を管理するプログラムであって、コンテンツの有す
るリンク関係が相対的に示されている場合に、このリン
ク関係において連結されているコンテンツを同一のキャ
ッシュ記憶装置に記憶させる制御機能を実現させるプロ
グラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体
である。
【0065】この第10及び第11の発明は、それぞれ
上記第1及び第9の発明と同様の機能をコンピュータに
実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ読
み取り可能な記録媒体である。
【0066】この第10及び第11の発明のようなプロ
グラムを記録した記録媒体を用いることによって、上述
した機能を有していない装置や、計算機においても、簡
単に上述した機能を付加することができる。
【0067】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しながら本発明
の実施の形態について説明する。
【0068】(第1の実施の形態)本実施の形態におい
ては、起動された際に、ブラウザによってアクセスされ
る可能性の高いと推測されるコンテンツを予めキャッシ
ュ保存するキャッシュ管理装置について説明する。本実
施の形態では、WWWのユーザは、自分の好みのコンテ
ンツを繰り返しアクセスするという実状を利用してアク
セスされる確率の高さを判定する。
【0069】図1は、本実施の形態に係るキャッシュ管
理装置を備えたWWWシステムの構成を示すブロック図
であり、図10及び図11と同一の部分については同一
の符号を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分
についてのみ詳しく説明する。
【0070】キャッシュ管理装置12aは、WWWサー
バ4cに備えられており、主に優先度格納部13aと、
選択部14aと、制御部15aとから構成される。
【0071】優先度格納部13aは、記憶装置8aに記
憶されている各コンテンツ毎に、ユーザによって設定さ
れた優先度を保持する。
【0072】選択部14aは、優先度格納部13aに保
持されている各コンテンツの優先度に基づいて、自己の
備えられている装置(ここではWWWサーバ4c)の起
動時に優先度の高いコンテンツを記憶装置8aから読み
出す。
【0073】また、この選択部14aは、優先度格納部
13aに保持されている優先度の内容がユーザによって
更新された場合に、更新後の優先度の内容に基づいて再
度優先度の高いコンテンツを記憶装置8aから読み出
す。
【0074】この優先度は、例えばユーザが自分の好み
に応じて自由に設定することができる。
【0075】制御部15aは、選択部14aにおいて選
択されたコンテンツをキャッシュ記憶装置6aに順次記
憶する。また、この制御部15aは、キャッシュ記憶装
置6aの記憶容量に余裕がない場合には、キャッシュ記
憶装置6aに記憶されているコンテンツのうち優先度の
低いものを削除し、選択部14aにおいて新規に優先度
が高いとして選択されたコンテンツをキャッシュ記憶装
置6aに記憶する。
【0076】上記のようなキャッシュ記憶管理装置を備
えたWWWシステムによって行われる動作としては、ま
ず起動時に記憶装置8aから優先度の高いコンテンツが
キャッシュ管理装置12aによって読み出され、キャッ
シュ記憶装置6aに記憶される。
【0077】ブラウザ2aによってコンテンツのアクセ
スが要求された場合には、キャッシュ記憶装置6aにコ
ンテンツが記憶されているか否かが判定され、キャッシ
ュ記憶装置6aに記憶されている場合には、このキャッ
シュ記憶装置6a内のアクセス対象コンテンツがブラウ
ザ2aによってアクセスされる。
【0078】ここで、ユーザによってコンテンツの優先
度が更新されたり、新規に記憶装置8aに記憶されたコ
ンテンツの優先度が新規に優先度格納部13aに登録さ
れたとする。
【0079】この場合には、再度、この新規に設定され
た優先度の内容に基づいて、記憶装置8aから優先度の
高いコンテンツがキャッシュ管理装置12aによって読
み出され、キャッシュ記憶装置6aに記憶される。
【0080】なお、キャッシュ記憶装置6aの記憶容量
に余裕がない場合には、キャッシュ管理部12aによっ
て優先度の低いコンテンツが削除される。
【0081】以上説明したように、本実施の形態に係る
キャッシュ管理装置12aを適用すると、ユーザ自身に
よってコンテンツの優先度が設定され、この優先度の高
いコンテンツがキャッシュ記憶装置6aに記憶される。
【0082】WWWのユーザは、自分の好みのコンテン
ツを繰り返しアクセスする傾向があり、ユーザがこのよ
うな好みのコンテンツの優先度を高く設定することで、
キャッシュのヒット率を向上させることができる。
【0083】また、本実施の形態に係るキャッシュ管理
装置12aにおいては、起動時からキャッシュ記憶装置
6aにコンテンツが記憶される。
【0084】したがって、起動直後においても、キャッ
シュのヒット率を向上させることができる。ゆえに、ブ
ラウザによるアクセスの応答性を向上させることがで
き、またWWWサーバにおけるコンテンツのアクセス作
業に伴う負荷を低減させることができる。
【0085】これにより、ブラウザからWWWサーバへ
のアクセスの効率化、高速化を一層向上させることがで
きる。
【0086】(第2の実施の形態)本実施の形態におい
ては、コンテンツの内容からアクセスされる可能性の高
くなるコンテンツ固有の時刻情報(ここでは例として有
効期間とする)を定め、この時刻情報にしたがってキャ
ッシュ保存するコンテンツを選択するキャッシュ管理装
置について説明する。
【0087】図2は、本実施の形態に係るキャッシュ管
理装置を備えたWWWシステムの構成を示すブロック図
であり、図1と同一の部分については同一の符号を付し
てその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ
詳しく説明する。
【0088】記憶装置8aは、各種のコンテンツを記憶
しているが、これらのコンテンツの中には、コンテンツ
固有の時刻情報として有効期間16aが予め付されてい
るコンテンツ16がある。また、例えば、新製品の取り
扱い方法等について記載されているコンテンツ17は、
製品販売時から数ヶ月間は頻繁にアクセスされると予測
される。したがって、この製品販売時から6ヶ月間を有
効期間17aとしてコンテンツ16に付しておく。さら
に、例えば年末の挨拶や年始の挨拶等のような有効期間
を特定可能な記載を有するコンテンツ18があり、この
コンテンツ18はその記載内容からコンテンツ固有の時
刻情報が特定可能である。例えば先に述べた年末の挨拶
や年始の挨拶等のような記載内容を有するコンテンツの
有効期間は、12月から1月と特定可能である。そのほ
かにも期間の特定が可能な内容の具体例としては、「メ
リークリスマス」、「入学おめでとう」、「暑中お見舞
い申し上げます」等がある。さらに、スキーや海水浴に
関する情報等も有効期間が特定可能である。
【0089】本実施の形態に係るキャッシュ管理装置1
2bでは、以上のようなWWWで扱われるコンテンツの
特性を用いて、キャッシュ保存するコンテンツを選択す
る。
【0090】この図2のキャッシュ管理装置12bは、
主に選択部14bと、制御部15bとから構成される。
【0091】選択部14bは、WWWサーバ4dが起動
した際に、記憶装置8aに記憶されているコンテンツを
読み込んで、各コンテンツに付されている有効期間を特
定する。そして、現在時刻が有効期間に含まれるコンテ
ンツを記憶装置8aから逐次選択する。
【0092】また、この選択部14bは、記憶装置8a
に記憶されているコンテンツが更新された場合に、更新
後の内容に基づいて再度有効期間の特定を行い、有効期
間がマッチしているコンテンツを選択する。
【0093】制御部15bは、選択部14bにおいて選
択されたコンテンツをキャッシュ記憶装置6aに記憶す
る。また、この制御部15bは、キャッシュ記憶装置6
aの記憶容量に余裕がない場合に、選択部14bによっ
て特定された有効期間を読み込む。そして、キャッシュ
記憶装置6aに記憶されているコンテンツのうち有効期
間が経過しているものや最新に有効期間が経過する予定
のものを削除し、新規に選択部14bにおいて選択され
たコンテンツを記憶する。
【0094】上記のようなキャッシュ管理装置12bを
備えたWWWシステムによって行われる動作としては、
まず起動時に、記憶装置8aのコンテンツがキャッシュ
管理装置12bによって読み出され、コンテンツの有効
期間が特定される。そして、現在の時刻がこの有効時間
に該当するコンテンツがこのキャッシュ管理装置12b
によって読み出され、キャッシュ記憶装置6aに記憶さ
れる。
【0095】以後、随時、現在の時刻が有効時間に該当
するコンテンツがキャッシュ管理装置12bによって読
み出され、キャッシュ記憶装置6aに記憶される。
【0096】ブラウザ2aによってコンテンツのアクセ
スが要求され、キャッシュ記憶装置6aにコンテンツが
記憶されていれば、このキャッシュ記憶装置6aからア
クセス対象のコンテンツが読み出される。一方、キャッ
シュ記憶装置6aにコンテンツが記憶されていなければ
記憶装置8aからアクセス対象のコンテンツが読み出さ
れる。
【0097】ここで、ユーザによってコンテンツが更新
されたとする。
【0098】この場合には、再度、記憶装置8aのコン
テンツがキャッシュ管理装置12bから読み出され、こ
のコンテンツの有効期間が特定され、同様の処理が繰り
返される。
【0099】キャッシュ記憶装置6aの記憶容量に余裕
がなくなると、キャッシュ管理装置12bによって有効
期限の終了したものや、終了しそうなものが削除され
る。
【0100】以上説明したように、本実施の形態に係る
キャッシュ管理装置12bを適用すると、コンテンツ毎
にキャッシュ保存するのに有効な期間が特定され、この
有効な期間に該当するコンテンツがキャッシュ記憶装置
6aに記憶される。
【0101】WWWで扱われるコンテンツには、アクセ
スされる頻度の高くなる期間の特定が可能なものがあ
り、このようなコンテンツの有効期間を考慮することで
キャッシュのヒット率を向上させることができ、コンテ
ンツのアクセスを効率化させることができる。
【0102】なお、WWWで扱われるコンテンツにおい
ては、新しく記憶装置8aに保持されたコンテンツほど
重要な場合がある。最新のコンテンツが重要な場合の例
としては、例えば天気予報や、株価の状況、為替の状
況、ニュース等に係るコンテンツがある。
【0103】したがって、本実施の形態の有効期間に代
えて、記憶装置8aに登録された時間の新しいコンテン
ツをキャッシュ記憶するとしてもよい。
【0104】一般的に、記憶装置には、記憶されたデー
タの記憶日時も保持されているため、選択部は容易に記
憶日時を特定できる。
【0105】(第3の実施の形態)本実施の形態におい
ては、各コンテンツへのアクセス回数にしたがって、キ
ャッシュ保存するコンテンツを選択するキャッシュ管理
装置について説明する。本実施の形態では、人気のある
コンテンツほど繰り返しアクセスされるという実状を利
用している。
【0106】図3は、本実施の形態に係るキャッシュ管
理装置を備えたWWWシステムの構成を示すブロック図
であり、図1と同一の部分については同一の符号を付し
てその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ
詳しく説明する。
【0107】WWWサーバ4eの備えるアクセスカウン
タ19は、アクセスされたコンテンツ毎に、アクセス回
数を保持する。例えば、このアクセスカウンタ19は、
CGI(Common Gateway Interface)機構により実現す
ることができる。
【0108】キャッシュ管理装置12cの選択部14c
は、起動された時から、アクセスカウンタ19に保持さ
れている各コンテンツのアクセス回数に基づいて、アク
セス回数の多いコンテンツを記憶装置8aから読み出
す。
【0109】また、この選択部14cは、アクセスカウ
ンタ19に保持されているアクセス回数に変更が発生し
た場合に、変更後の内容に基づいて、再度アクセス回数
の多いコンテンツを記憶装置8aから読み出す。
【0110】キャッシュ管理装置12cの制御部15c
は、逐次、選択部14cにおいて選択されたコンテンツ
をキャッシュ記憶装置6aに記憶するが、キャッシュ記
憶装置6aの記憶容量に余裕がない場合には、このキャ
ッシュ記憶装置6aに記憶されているコンテンツのうち
アクセス回数の少ないものを削除し、新規に選択部14
cにおいてアクセス回数が多いとして選択されたコンテ
ンツを記憶する。
【0111】上記のようなキャッシュ管理装置12cを
備えたWWWシステムによって行われる動作としては、
起動時に、まずアクセスカウンタ19に保持されている
アクセス回数の多いコンテンツがキャッシュ管理装置1
2cによって記憶装置8aから選択され、キャッシュ記
憶装置6aに記憶される。
【0112】ブラウザ2aによってコンテンツのアクセ
スが要求された場合には、アクセスカウンタ19におい
てアクセス対象のコンテンツのアクセス回数がカウント
アップされる。
【0113】ここで、キャッシュ記憶装置6aにアクセ
ス対象のコンテンツが記憶されていればキャッシュ記憶
装置6aからこのコンテンツが読み出される。
【0114】一方、キャッシュ記憶装置6aにアクセス
対象のコンテンツが記憶されていなければ記憶装置8a
からコンテンツが読み出される。
【0115】そして、アクセスカウンタ19に保持され
ているカウントアップ後のアクセス回数に基づいて、再
度アクセス回数の多いコンテンツが読み出され、キャッ
シュ記憶装置に記憶される。キャッシュ記憶装置6aの
記憶容量に余裕がない場合には、キャッシュ記憶装置6
aに記憶されているコンテンツのうち、アクセス回数の
少ないものがキャッシュ管理装置12cによって削除さ
れる。
【0116】以上説明したように、本実施の形態に係る
キャッシュ管理装置12cを適用すると、アクセス回数
の多いコンテンツほどキャッシュ保存される。
【0117】WWWにおいては、人気のあるコンテンツ
ほどアクセス回数が多いため、本実施の形態に係るキャ
ッシュ管理装置12cを適用することで、起動時も含め
てキャッシュのヒット率を向上させることができる。
【0118】(第4の実施の形態)本実施の形態におい
ては、コンテンツのアクセスされた時刻情報と、このコ
ンテンツの有するリンク関係とに基づいて、キャッシュ
保存するコンテンツを選択するキャッシュ記憶管理装置
について説明する。本実施の形態は、WWWにおいては
ブラウザで扱われているコンテンツとリンク関係を有す
るコンテンツほど、アクセスされやすい実状を考慮して
いる。
【0119】図4は、本実施の形態に係るキャッシュ管
理装置を備えたWWWシステムの構成を示すブロック図
であり、図1と同一の部分については同一の符号を付し
てその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ
詳しく説明する。
【0120】WWWサーバ4fの記憶装置8aに記憶さ
れているコンテンツは、リンク関係を有する場合があ
り、ここでは階層構造を有する場合を示している。
【0121】コンテンツ21aはコンテンツ21b〜2
1dをリンク先とする記述を有する。また、コンテンツ
21bはコンテンツ21eをリンク先とする記述を有す
る。さらに、コンテンツ21dはコンテンツ21f〜2
1hをリンク先とする記述を有する。
【0122】本実施の形態に係るキャッシュ管理装置1
2dの選択部14dは、記憶装置8aの内容を読み込ん
でコンテンツのリンク関係を認識する。また、ブラウザ
2aからのアクセス要求に基づいて、各コンテンツ毎の
アクセスされた時期を認識し、この時期の新しいコンテ
ンツを選択する。
【0123】なお、この選択部14dは、現在時刻より
も10分前にアクセスされたコンテンツを最新世代とし
て扱う。また、現在時刻の10分前から1時間前までに
アクセスされたコンテンツを1世代として扱う。さら
に、現在時刻の1時間前から2時間前までにアクセスさ
れたコンテンツを2世代として扱う。
【0124】さらに、この選択部14dは、アクセスさ
れたコンテンツとリンク関係を有するコンテンツを記憶
部8aから選択する。
【0125】キャッシュ管理装置12dの制御部15d
は、逐次、選択部14dにおいて選択されたコンテンツ
をキャッシュ記憶装置6aに記憶する。
【0126】また、制御部15dは、キャッシュ記憶装
置6aの記憶容量に余裕がない場合に、キャッシュ記憶
装置6aに記憶されているコンテンツのうち、まず自ら
はアクセスされていないがリンク関係を有するために選
択されたコンテンツを排除する。ただし、アクセスされ
ていないコンテンツであっても、最新世代のコンテンツ
とリンク関係を有する場合には、キャッシュ記憶装置6
aに保持しておく。それでもキャッシュ記憶装置6aの
記憶容量に余裕がない場合には、2世代コンテンツとリ
ンク関係を有するコンテンツを削除し、次に2世代コン
テンツ自体を削除する。さらに削除が必要な場合には、
同様に古い世代とリンク関係を有するコンテンツをまず
削除し、次にこの古い世代のコンテンツ自体を削除す
る。ただし、古い世代のコンテンツであっても、最新世
代のコンテンツとリンク関係を有する場合には、キャッ
シュ記憶装置6aに保持しておく。
【0127】図5は、キャッシュ記憶装置に記憶されて
いるコンテンツのリンク関係と、各コンテンツの時刻情
報の関係を例示する概念図である。
【0128】コンテンツ21a、21c、21hは最新
世代であり、コンテンツ21eは1世代であり、コンテ
ンツ21dは2世代である。また、コンテンツ21b、
21f、21gは、直接アクセスされていないが、アク
セスされたコンテンツとリンク関係を有するためにキャ
ッシュ保存されている。
【0129】ここで、キャッシュ記憶装置6aの記憶容
量の余裕がなくなった場合には、まずアクセスされてい
ないコンテンツ21b、21f、21が削除される。次
には、通常では2世代のコンテンツ21dが排除される
ことになるが、この2世代コンテンツ21dは最新世代
コンテンツ21a、21hとリンク関係を有している。
したがって、何のリンク関係も有していない1世代コン
テンツ21eが先に削除される。
【0130】以上説明したように、本実施の形態に係る
キャッシュ管理装置12dを適用すると、後にアクセス
されたコンテンツとリンク関係のあるコンテンツがキャ
ッシュ記憶装置6aに保持される。また、キャッシュ記
憶装置6aからコンテンツを削除する場合には、世代が
古く、かつ新しい世代とリンク関係を有さないコンテン
ツが削除される。
【0131】WWWにおいては、アクセスされたコンテ
ンツとリンク関係を有するコンテンツは次にアクセスさ
れやすい。
【0132】したがって、後にアクセスされたコンテン
ツ及びこのコンテンツとリンク関係を有するコンテンツ
をキャッシュ保存させることで、ヒット率を向上させる
ことができ、コンテンツのアクセスを効率化させること
ができる。
【0133】(第5の実施の形態)本実施の形態におい
ては、複数のキャッシュ記憶装置を備えるWWWシステ
ムにおいて、相対的に示されたリンク関係を有するコン
テンツを同一のキャッシュ記憶装置に記憶させるキャッ
シュ管理装置について説明する。本実施の形態は、通常
のブラウザには、リンク関係が相対的に示されている場
合に、先にアクセスされたコンテンツと同一の記憶装置
に対して次のアクセスを行う機能が備えられている点を
考慮している。
【0134】リンク先のコンテンツのアドレス指定に
は、例えばURL(Uniform resourceLocator)という
表記法が利用される。
【0135】また、リンク先のアドレスの指定方法に
は、絶対指定と、相対指定の2通りの指定方法がある。
【0136】絶対指定とは、コンテンツをルートからの
階層で示す方法である。例えば「A→B→C」というコ
ンテンツの階層があり、ルートを「//」、階層を「/ 」
と示す場合において、コンテンツAの絶対指定は「//A
」、コンテンツBの絶対指定は「//A/B 」、コンテン
ツCの絶対指定は「//A/B/C 」となる。
【0137】一方、相対指定とは、コンテンツを自己か
らの階層で示す方法である。例えば上記と同様のコンテ
ンツの階層がある場合であってコンテンツBでコンテン
ツCを相対指定する場合には「B/C 」となる。また、コ
ンテンツAでコンテンツCを相対指定する場合には「A/
B/C 」となる。
【0138】図6は、本実施の形態に係るキャッシュ管
理装置を備えたWWWシステムの構成を示すブロック図
であり、図1と同一の部分については同一の符号を付し
てその説明を省略し、ここでは異なる部分についてのみ
詳しく説明する。
【0139】記憶装置8aの有するコンテンツには、階
層関係が相対的に示されている。ここでは、ルートにコ
ンテンツ22aが存在し、このコンテンツ22aにおい
てリンク先のコンテンツ22bが相対指定「22a/22b 」
で記述されている。また、ルートにコンテンツ22cが
存在し、このコンテンツ22cにおいてリンク先のコン
テンツ22dが相対指定「22c/22d 」で記述されてい
る。
【0140】WWWサーバ4gは、主に、複数のキャッ
シュ記憶装置23a、23bと、キャッシュ管理装置1
2eから構成されている。
【0141】本実施の形態に係るキャッシュ管理装置1
2eは、ブラウザ2aからのアクセスを受け付けた際
に、記憶装置8aのコンテンツを複数の記憶装置23
a、23bのいずれかに振り分ける。このコンテンツの
振り分けを行う場合には、リンクによって連結されてい
るコンテンツを同一のキャッシュ記憶装置に記憶する。
【0142】ここでは、例としてコンテンツ22a、2
2bがキャッシュ記憶装置23aに記憶され、コンテン
ツ22c、22dがキャッシュ記憶装置23bに記憶さ
れた場合を例示している。
【0143】また、このキャッシュ管理装置12eは、
ブラウザ2aからのアクセスの返信として、アクセス対
象のコンテンツがいずれのキャッシュ記憶装置に振り分
けられたかを示す信号をブラウザ2aに送信する。
【0144】ブラウザ2aは、リダイレクション機能を
有しており、WWWサーバ4gにアクセスを行うと、ま
ずアクセス対象のコンテンツの記憶先を受信し、この受
信した記憶先からアクセス対象のコンテンツを読み出
す。そして、アクセスしたコンテンツに相対指定で記述
されたリンク先を次にアクセスする場合には、先のアク
セスと同じ記憶先をアクセスする。
【0145】上記のようなキャッシュ管理装置12eを
備えたWWWシステムによって行われる動作について以
下に説明する。
【0146】まず、ブラウザ2aからWWWサーバ4g
がアクセスされた際に、キャッシュ管理装置12eによ
って記憶装置8aの内容がキャッシュ記憶装置23a、
23bに書き込まれる。なお、連結されたリンク関係を
有するコンテンツは同一のキャッシュ記憶装置に記憶さ
れる。
【0147】次に、キャッシュ管理装置12eからブラ
ウザ2aにアクセス対象のコンテンツの記憶先が返信
(リダイレクション)される。
【0148】次に、返信された記憶先に対してブラウザ
2aによってアクセスがなされ、アクセス対象のコンテ
ンツが読み出される。
【0149】ここで、このアクセスされたコンテンツに
相対指定で記述されているリンク先が次にアクセスされ
るとする。
【0150】この場合、リンク先が相対的に記載されて
いるため、先にアクセスされたコンテンツの記憶先と同
一の記憶先がブラウザ2aによってアクセスされる。
【0151】以上説明したように、本実施の形態に係る
キャッシュ管理装置12eを適用すると、複数のキャッ
シュ記憶装置23a、23bにコンテンツが割り振られ
るため、キャッシュ記憶装置自体の負荷が分散可能であ
る。
【0152】また、本実施の形態に係るキャッシュ管理
装置12eを適用すると、同一のリンク関係を有するコ
ンテンツが同一のキャッシュ記憶装置に記憶される。
【0153】したがって、各コンテンツの有するリンク
先を相対指定によって記述することによって、ブラウザ
2aからのアクセスが同一の記憶先へ繰り返すことがで
きるため、キャッシュヒット率及びアクセス速度を向上
させることができる。
【0154】なお、本実施の形態に係るキャッシュ管理
装置12eでは、ブラウザ2aからの最初のアクセスが
なされた後に、記憶装置8aの内容を複数のキャッシュ
記憶装置23a、23bに振り分けるとしている。しか
しながら、より高速化を図るために、起動時に予め記憶
装置8aの内容を複数のキャッシュ記憶装置23a、2
3bに振り分けてこの振り分け先を記憶しておき、その
後ブラウザ2aから最初のアクセスがなされた際に、記
憶先を返信するとしてもよい。
【0155】(第6の実施の形態)本実施の形態におい
ては、先に述べた第1乃至第5の実施の形態の変形例に
ついて説明する。
【0156】第1乃至第5の実施の形態においては、そ
れぞれ優先度、有効期間、コンテンツがWWWサーバに
登録された時刻、アクセス回数、コンテンツのリンク関
係等をWWWで扱われるコンテンツの特性として考慮
し、この特性に基づいてキャッシュ記憶装置に確保する
コンテンツを選択している。
【0157】しかしながら、キャッシュ管理装置はこれ
らの各特性を種々組み合わせてキャッシュすべきコンテ
ンツを選択し、キャッシュ保存するとしてもよい。
【0158】図7は、この変形例で示すキャッシュ管理
装置を備えたWWWシステムの構成を示すブロック図で
あり、図1及び図3と同一の部分については同一の符号
を付してその説明を省略し、ここでは異なる部分につい
てのみ詳しく説明する。
【0159】WWWサーバ4hのキャッシュ管理装置1
2fは、特性抽出部24、特性格納部25、選択部14
f、制御部15fとから構成されている。
【0160】特性抽出部24は、記憶装置8aの内容か
ら有効期間、コンテンツの供給された時刻、コンテンツ
のリンク関係を抽出し、特性格納部25に記憶する。
【0161】特性格納部25は、特性抽出部24で抽出
された有効期間、コンテンツ登録時刻、コンテンツのリ
ンク関係に加え、アクセスカウンタ19における各コン
テンツのアクセス回数、及びユーザによって設定された
優先度を格納する。
【0162】選択部14fは、この特性格納部25の内
容に基づいて、各特性を組み合わせてキャッシュ保存す
るコンテンツを選択する。
【0163】例えば、アクセス回数とリンク関係とを組
み合わせ、アクセス回数が多いコンテンツ及びこのコン
テンツとリンク関係を有するコンテンツを選択する。
【0164】制御部15fは、選択部14fで選択され
たコンテンツをキャッシュ記憶装置6aに記憶する。ま
た、キャッシュ記憶装置6aの記憶容量に余裕がない場
合には、特性格納部25の内容に基づいて各特性を組み
合わせて削除するコンテンツを決定する。
【0165】このように、各種の特性を組み合わせてキ
ャッシュ保存するコンテンツを選択することで、一層ヒ
ット率を向上させることができる。
【0166】なお、第1乃至第5の実施の形態、及び上
記の変形例におけるキャッシュ記憶装置、キャッシュ管
理装置はいずれもWWWサーバに備えられているが、こ
れに限定されるものではなく、ブラウザあるいはクライ
アントに備えられるとしてもよい。また、クライアント
とWWWサーバの間に設置されるProxyサーバに備
えられるとしてもよい。
【0167】さらに、上記において説明した各キャッシ
ュ管理装置の機能は、コンピュータに実行させることの
できるプログラムとして、例えば磁気ディスク(フロッ
ピー(登録商標)ディスク、ハードディスク等)、光デ
ィスク(CD−ROM、DVD等)、半導体メモリなど
の記録媒体に書き込んで適用したり、通信媒体により伝
送して各種装置に適用することも可能である。このキャ
ッシュ管理装置の機能を実現するコンピュータは、記録
媒体に記録されたプログラムを読み込み、プログラムに
よって動作が制御されることにより、上述した処理を実
行する。
【0168】
【発明の効果】以上詳記したように本発明では、WWW
で扱われるコンテンツの特性を用いて、キャッシュ記憶
手段に記憶するコンテンツを選択する。
【0169】したがって、一律に後にアクセスされたコ
ンテンツをキャッシュ記憶手段に記憶する場合よりも、
キャッシュヒット率を向上させることができる。
【0170】これにより、ブラウザからのコンテンツの
アクセスを効率化、高速化させることができる。
【0171】また、本発明では、キャッシュ記憶手段の
記憶容量に余裕がなくなった場合に、上記と同様の特性
を用いてこのキャッシュ記憶手段から削除するコンテン
ツを決定する。
【0172】これにより、キャッシュヒット率を維持す
ることができる。
【0173】さらに、本発明では、キャッシュ記憶手段
を備えている装置の起動時からコンテンツをキャッシュ
保存するため、アクセス開始当初のキャッシュヒット率
の向上、アクセスの高速化を図ることができる。
【0174】さらに、本発明では、複数のキャッシュ記
憶手段が設けられている場合に、リンクが連結関係にあ
るコンテンツを同一のキャッシュ記憶手段に記憶する。
【0175】これにより、ブラウザは同一の記憶先を繰
り返しアクセスすればよいため、アクセスの高速化、W
WWサーバの負荷の軽減、複数のキャッシュ記憶手段の
負荷分散が可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態に係るキャッシュ管
理装置を備えたWWWシステムの構成を示すブロック
図。
【図2】本発明の第2の実施の形態に係るキャッシュ管
理装置を備えたWWWシステムの構成を示すブロック
図。
【図3】本発明の第3の実施の形態に係るキャッシュ管
理装置を備えたWWWシステムの構成を示すブロック
図。
【図4】本発明の第4の実施の形態に係るキャッシュ管
理装置を備えたWWWシステムの構成を示すブロック
図。
【図5】キャッシュ記憶装置に記憶されているコンテン
ツのリンク関係と、各コンテンツの時刻情報の関係を例
示する概念図。
【図6】本発明の第5の実施の形態に係るキャッシュ管
理装置を備えたWWWシステムの構成を示すブロック
図。
【図7】本発明の第6の実施の形態に係るキャッシュ管
理装置を備えたWWWシステムの構成を示すブロック
図。
【図8】ブラウザを実装するクライアントとWWWサー
バとを備えるシステムにキャッシュ機能が備えられてい
る場合の構成例を示すブロック図。
【図9】Proxyサーバを備えたWWWシステムの構
成例を示すブロック図。
【符号の説明】
1a、1b…WWWシステム 2a、2b…ブラウザ 3a、3b…クライアント 4a〜4h…WWWサーバ 5a…インターネット 6a、6b、23a、23b…キャッシュ記憶装置 7a、7b…キャッシュ機能部 8a、8b…記憶装置 9…Proxyサーバ 10…社内システム 11…ネットワーク 12a〜12f…キャッシュ管理装置 13a…優先度格納部 14a〜14d、14f…選択部 15a〜15d、15f…制御部 16〜18、21a〜21h、22a〜22d…コンテ
ンツ 19…アクセスカウンタ 24…特性抽出部 25…特性格納部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 5B082 AA00 EA07 FA03 FA12 HA02 HA08 5B085 AC01 BG07 5B089 GA11 GA19 GA21 GB04 JA22 KA05 KA06 KB11 KC23 KC39 KD02 KD04 KD06 KD10 MB01

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 ブラウザを実装するクライアントとWW
    Wサーバとから構成されるシステムに組み込まれ、前記
    WWWサーバに保持されているコンテンツの一部を記憶
    するキャッシュ記憶手段の記憶内容を管理する装置であ
    って、 前記WWWサーバに保持されているコンテンツのうち、
    前記ブラウザによってアクセスされる確率の高いコンテ
    ンツを選択する選択処理を実行する選択手段と、 当該選択手段によって選択されるコンテンツを前記キャ
    ッシュ記憶手段に記憶する制御手段とを具備したことを
    特徴とするキャッシュ管理装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のキャッシュ管理装置にお
    いて、 前記制御手段は、前記キャッシュ記憶手段の記憶容量が
    許容範囲を超えた場合に、前記選択処理によって選択さ
    れるコンテンツを前記キャッシュ記憶手段に維持し、前
    記選択処理によって選択されないコンテンツを前記キャ
    ッシュ記憶手段から削除することを特徴とするキャッシ
    ュ管理装置。
  3. 【請求項3】 請求項1又は請求項2記載のキャッシュ
    管理装置において、 前記選択手段は、前記キャッシュ記憶手段を備える装置
    の起動時から、前記選択処理を実行することを特徴とす
    るキャッシュ管理装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれか1項に
    記載したキャッシュ管理装置において、 前記選択処理は、ユーザによって設定されたコンテンツ
    の優先度に基づいて、前記アクセスされる確率の高いコ
    ンテンツを選択することを特徴とするキャッシュ管理装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項1乃至請求項4のいずれか1項に
    記載したキャッシュ管理装置において、 前記選択処理は、コンテンツの内容から定められるコン
    テンツ固有の時刻情報と現在時刻とに基づいて、前記ア
    クセスされる確率の高いコンテンツを選択することを特
    徴とするキャッシュ管理装置。
  6. 【請求項6】 請求項1乃至請求項5記載のいずれか1
    項に記載したキャッシュ管理装置において、 前記選択処理は、コンテンツに対するアクセス回数に基
    づいて、前記アクセスされる確率の高いコンテンツを選
    択することを特徴とするキャッシュ管理装置。
  7. 【請求項7】 請求項1乃至請求項6記載のいずれか1
    項に記載したキャッシュ管理装置において、 前記選択処理は、前記WWWサーバにコンテンツが保持
    された時刻に関する情報に基づいて、前記アクセスされ
    る確率の高いコンテンツを選択することを特徴とするキ
    ャッシュ管理装置。
  8. 【請求項8】 請求項1乃至請求項7記載のいずれか1
    項に記載したキャッシュ管理装置において、 前記選択処理は、コンテンツの有するリンク関係に基づ
    いて、前記アクセスされる確率の高いコンテンツを選択
    することを特徴とするキャッシュ管理装置。
  9. 【請求項9】 ブラウザを実装するクライアントとWW
    Wサーバとから構成されるシステムに組み込まれ、前記
    WWWサーバに保持されているコンテンツの一部を記憶
    する複数のキャッシュ記憶手段の記憶内容を管理する装
    置であって、 コンテンツの有するリンク関係が相対的に示されている
    場合に、このリンク関係において連結されているコンテ
    ンツを同一のキャッシュ記憶装置に記憶する制御手段を
    具備したことを特徴とするキャッシュ管理装置。
  10. 【請求項10】 ブラウザを実装するクライアントとW
    WWサーバとから構成されるシステムに組み込まれ、W
    WWサーバに保持されているコンテンツの一部を記憶す
    るキャッシュ記憶手段の記憶内容を管理するプログラム
    であって、WWWサーバに保持されているコンテンツの
    うち、ブラウザによってアクセスされる確率の高いコン
    テンツを選択する選択処理を実行させる選択機能と、当
    該選択機能によって選択されるコンテンツをキャッシュ
    記憶手段に記憶させる制御機能とを実現させるためのプ
    ログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒
    体。
  11. 【請求項11】 ブラウザを実装するクライアントとW
    WWサーバとから構成されるシステムに組み込まれ、前
    記WWWサーバに保持されているコンテンツの一部を記
    憶する複数のキャッシュ記憶手段の記憶内容を管理する
    プログラムであって、 コンテンツの有するリンク関係が相対的に示されている
    場合に、このリンク関係において連結されているコンテ
    ンツを同一のキャッシュ記憶装置に記憶させる制御機能
    を実現させるためのプログラムを記録したコンピュータ
    読み取り可能な記録媒体。
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