JP2000137331A - 版材焼付装置 - Google Patents

版材焼付装置

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JP2000137331A
JP2000137331A JP10309882A JP30988298A JP2000137331A JP 2000137331 A JP2000137331 A JP 2000137331A JP 10309882 A JP10309882 A JP 10309882A JP 30988298 A JP30988298 A JP 30988298A JP 2000137331 A JP2000137331 A JP 2000137331A
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plate
negative
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film
frame
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JP10309882A
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English (en)
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Koichi Okutsu
浩一 奥津
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Fujifilm Holdings Corp
Original Assignee
Fuji Photo Film Co Ltd
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  • Exposure And Positioning Against Photoresist Photosensitive Materials (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 オーバーレシートに孔を設けることなく、円
滑に印刷版上から原稿フィルムを持ち上げる。 【解決手段】 焼付定盤20Aの上方に設けられている
ネガ枠76は、オーバレイシートの天地方向の両端が着
脱可能に保持される。セット/リセット台に載置されて
ネガ枠と焼付定盤の間に搬送されたネガフィルムNとネ
ガバー16は、ネガバーが保持板94に位置決めされて
保持され、ネガフィルムは天側の端部がネガクランプ1
76に支持されてネガ枠に受け取られ、このネガ枠の下
方移動によって、印刷版上に載置される。また、ネガフ
ィルムとネガバーはこのネガ枠に支持されて印刷版上か
ら持ち上げられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、原稿フィルムに記
録された画像を印刷版へ焼付ける版材焼付装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】印刷版印刷等に用いられる感光性平版印
刷版(以下「印刷版」という)にネガフィルム等の原稿
フィルム(以下「ネガフィルム」とする)に記録された
画像を焼付ける版材焼付装置では、光源に対向する位置
に配置されている焼付用の定盤上に印刷版を位置決めす
ると共に、この印刷版上にネガフィルムを配置して位置
決めし、密着露光によってネガフィルムに記録された画
像を印刷版へ焼付ける。
【0003】一般に、新聞印刷に用いられる印刷版は、
新聞1頁分の画像を例えば縦に焼付けられる2L1Wサ
イズや、新聞見開き1頁分(横2頁分)の画像を縦に焼
付けられる2L2Wサイズがある。版材焼付装置では、
例えば新聞1頁分の画像が記録されているネガフィルム
を用いてこのような印刷版へ画像を焼付けるときには、
一方の面に密着露光によって画像を焼付けた後、ネガフ
ィルムと印刷版を相対移動させて、ネガフィルムを印刷
版の他方の面に対向させて画像焼付けを行なう。
【0004】このような版材焼付装置では、印刷版にネ
ガフィルムを密着させるときに、印刷版上に載置したネ
ガフィルムを覆うオーバーレイシートを設け、このオー
バーレイシートによってネガフィルムを押えるようにし
たものがある。
【0005】また、版材焼付装置には、ネガフィルムや
印刷版を移動させずに、印刷版を載置している焼付定盤
を移動させるようにしたものがある。焼付定盤を正確に
移動させることにより、印刷版や原稿フィルムの位置決
めが一度で済み、位置決めの簡略化と共に、焼付サイク
ルの短縮を図ることができる。
【0006】ところで、一方の面に画像焼付けを行なっ
た後、印刷版又は印刷版を載置している焼付定盤を移動
させる場合、印刷版上からオーバーレイシートと共にネ
ガフィルムを持ち上げる必要がある。
【0007】しかしながら、ネガフィルムはオーバーレ
イシートで覆っているため、このネガフィルムを例えば
吸盤等によって吸着して持ち上げるためには、オーバー
レイシートによる覆いを取り除くか、オーバーレイシー
トにネガフィルムを吸着する吸盤用の孔を開ける必要が
ある。
【0008】オーバーレイシートによる覆いを取り除く
場合、再度、印刷版を所定の位置に移動させた後、再
度、オーバレイシートを展開してネガフィルムを覆う必
要があり、オーバーレイシートによってネガフィルムを
覆ったままにすることが好ましい。このために、オーバ
ーレイシートにネガフィルムを吸着する吸盤用の孔を開
けた場合、オーバーレイシートによってネガフィルムを
印刷版に密着させるときの気密性の確保が困難となる。
【0009】一方、印刷版上に載置したネガフィルムを
オーバーレイシートによって覆って印刷版を露光する場
合、オーバーレイシートの上方から露光光を照射する。
このとき、オーバーレイシートに塵や埃等が付着してい
ると、この塵や埃が印刷版に焼付けた画像に現れてしま
う。特に、オーバーレイシートを展開したままに保持す
るか、展開している時間が長い場合、オーバーレイシー
トに塵や埃が付着し易く、オーバーレイシートのメンテ
ナンスが容易であることが好ましい。
【0010】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記事実に鑑
みてなされたものであり、オーバーレイシートに吸盤用
の孔を開けることなく原稿フィルム上にオーバレイシー
トを展開したままで原稿フィルムに対して印刷版を移動
可能とした版材焼付装置を提案することを目的とする。
また、本発明は、原稿フィルムを覆うオーバーレイシー
トのメンテナンスのために、オーバーレイシートの着脱
が容易な版材焼付装置を提案することを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明は、
原稿フィルムの一端部を帯板状の補助金具に貼付け、前
記補助金具を用いて原稿フィルムを位置決めして印刷版
に載置し、原稿フィルムに記録された画像を印刷版へ焼
付ける版材焼付装置であって、前記定盤上の所定の位置
に対向して昇降可能に配置された枠体と、前記枠体の一
端側に設けられて前記定盤上に搬送された原稿フィルム
が貼付けられている補助金具を所定の位置に保持する保
持手段と、前記枠体に前記定盤の上面に対向して設けら
れて前記補助金具が前記保持手段に保持されることによ
り定盤上の印刷版に載置された前記原稿フィルムを覆う
オーバーレイシートと、前記枠体の他端側に前記原稿フ
ィルムの他端部に対向して設けられて前記定盤上に搬送
された原稿フィルムの他端部の下方へ挿入配置される薄
肉帯状の板材と、前記板材の両端部を支持して昇降する
昇降手段と、を含むことを特徴とする。
【0012】この発明によれば、枠体にオーバーレイシ
ートが配置されている。また、原稿フィルムは、補助金
具が枠体に設けられている保持手段に保持されることに
より定盤上の印刷版に対して位置決めされる。この状態
で枠体を下方移動させることにより、原稿フィルムがオ
ーバーレイシートに覆われた状態で印刷版上に載置され
る。この状態で、原稿フィルムとオーバーレイシートを
定盤上に吸着してスクイズすることにより、原稿フィル
ムを印刷版へ密着させることができる。
【0013】このとき、原稿フィルムの補助金具と反対
側の端部には、板材が配置されているが、この板材は薄
肉であるために、スクイズに支障をきたすことはない。
【0014】一方、昇降手段によって板材を上昇するこ
とにより、原稿フィルムの他端部は、この板材に支持さ
れて印刷版上から持ち上げられる。このとき、枠体を上
昇させて補助金具を持ち上げれば、印刷版上から補助金
具と共に原稿フィルムを持ち上げることができ、印刷版
ないし印刷版を載置している定盤の移動が可能となる。
【0015】このように、本発明では、印刷版から原稿
フィルムを持ち上げるために、オーバーレイシートに原
稿フィルムの吸着用の孔を開ける必要がなく、吸着用の
孔を開けることによる気密性の低下を防止できる。これ
により、印刷版を密着露光したときに焼きボケを生じさ
せることがない。
【0016】請求項2に係る発明は、前記枠体に前記板
材に対向して設けられた支持板と、前記支持板に設けら
れて前記昇降手段によって上方移動された前記板材を磁
力によって吸着する吸着手段と、を含むことを特徴とす
る。
【0017】この発明によれば、原稿フィルムの端部を
支持している板材を上昇させて吸着手段の磁力によって
吸着して、原稿フィルムの端部を板材と支持板との間で
挟持する。これにより、印刷版上から持ち上げた原稿フ
ィルムの端部が板材からずり落ちるのを防止して確実に
保持することができる。
【0018】請求項3に係る発明は、原稿フィルムの一
端部を帯板状の補助金具に貼付け、前記補助金具を用い
て原稿フィルムを位置決めして印刷版に載置し、原稿フ
ィルムに記録された画像を印刷版へ焼付ける版材焼付装
置であって、前記定盤上の所定の位置に対向して配置さ
れる枠体と、前記枠体に設けられて前記定盤上の印刷版
に載置された前記原稿フィルムを覆うオーバーレイシー
トの一端部の所定の位置を着脱可能に保持する第1の保
持手段と、前記オーバーレイシートの他端部を着脱可能
に保持する第2の保持手段と、前記補助金具に貼付けら
れた前記原稿フィルムを所定の位置に載置して前記枠体
と前記定盤の間で枠体に対向する所定の位置へ水平移動
して搬送する支持台と、を含むことを特徴とする。
【0019】この発明によれば、原稿フィルムと補助金
具を、支持台に載置して枠体の対向する所定の位置に搬
送する。また、この支持台は、画像焼付けの終了した原
稿フィルムを枠体から受け取って焼付部から取出す。
【0020】枠体には、原稿フィルムを覆うオーバーレ
イシートが第1の保持手段と第2の保持手段によって保
持されている。画像焼付けを行なうときには、第2の保
持手段による保持を解除して原稿フィルムを覆う。
【0021】一方、支持台を枠体に対向させた状態で第
1及び第2の保持手段によるオーバーレイシートの保持
を解除すると、オーバーレイシートは、支持台上に載せ
られるので、原稿フィルムを枠体と定盤の間から取出す
のと同じように、オーバーレイシートを取出すことがで
きる。また、オーバーレイシートを所定の位置に載置し
た支持台を枠体に対向する位置に移動させ、第1及び第
2の保持手段によって保持させれば、オーバーレイシー
トを枠体に装着することができる。
【0022】これにより、オーバーレイシートから塵や
埃を除去するメンテナンスが容易となり、オーバレイシ
ートに付着した塵や埃によって印刷版に焼付けられる画
像の仕上がりが損ねられるのを確実に防止することがで
きる。
【0023】
【発明の実施の形態】以下に図面を参照しながら本発明
の実施の形態を説明する。図1には、本実施の形態に適
用した版材焼付装置10の概略構成を示している。
【0024】この版材焼付装置10は、図示しない機枠
の前面中央部にフィルム装填部12が設けられており、
原稿フィルム(例えば、ネガフィルム、以下「ネガフィ
ルムN」とする)が図示しないトレイ上に仮位置決めさ
れて装填される。
【0025】版材焼付装置10には、フィルム装填部1
2に隣接して貼付け部14が設けられており、ネガフィ
ルムNは、フィルム装填部12から貼付け部14へ送ら
れ、貼付け部14内でパンチ孔やトンボ等の位置決め用
の指標に基づいて位置決めされた後に、位置決め用の補
助金具として使用されるネガバー16に貼り付けられ
る。ネガバー16に貼り付けられたネガフィルムNは、
待機部18を経て焼付部20へ送られる。
【0026】一方、印刷版Pは、印刷版載置台(スキッ
ド)22に積層されて印刷版装填部24内に装填され、
最上層から取り出されて焼付部20へ送られ、焼付部2
0内に備えられている焼付定盤20A上に載置されて位
置決めされる。
【0027】焼付定盤20A上に位置決めされた印刷版
P上には、待機部18から焼付部20へネガバー16と
共に搬送されたネガフィルムNが、ネガバー16を基準
にして位置決めされて載置される。この状態で図示しな
い光源からの光を照射することにより、ネガフィルムN
に記録された画像が印刷版Pへ焼付けられる。
【0028】画像が焼付けられた印刷版Pは、仮集積部
42へ送られる。また、画像焼付けの終了したネガフィ
ルムNは、待機部18を経て貼付け部14の上方へ搬送
され、ネガバー16から剥がされた後に、排出トレイへ
収容される。
【0029】本実施の形態に適用した版材焼付装置10
は、新聞1頁分の画像を縦に並べて焼付け可能な2L1
Wサイズの印刷版P1(図1で実線で示す)と、新聞1
頁分の画像を縦横に並べて焼付けるか新聞見開き1頁分
の画像を縦に並べて焼付け可能な2L2Wサイズの印刷
版P2(図1で二点鎖線で示す)の処理が可能となって
いる。印刷版P1、P2は、長手方向がネガフィルムN
に記録された画像の天地方向となるようにして天側と地
側のそれぞれに画像が焼付けられる。
【0030】なお、以下では、印刷版Pの長手方向であ
るネガフィルムNの天地方向に対する向きを矢印L方向
で示し、ネガフィルムN及び印刷版Pの幅方向に対する
向きを矢印W方向で示す。また、版材焼付装置10で
は、ネガフィルムNとして新聞1頁分の画像が記録され
たものや、新聞見開き1頁分(新聞2頁分)の画像が記
録されたものが使用される。ネガフィルムNは、新聞見
開き1頁サイズよりも僅かに大きい貼り込み用シートに
予め位置決めされて貼り付けられたものであっても良
い。
【0031】版材焼付装置10では、印刷版P1に画像
焼付けを行なうときには1枚のネガフィルムNを用いる
が、印刷版P2に画像焼付けを行なうときには見開き1
頁サイズのネガフィルムNを用いるか、2枚のネガフィ
ルムNを幅方向に並べて印刷版P2上に位置決めして同
時に画像焼付けを行なう。なお、以下では、主に新聞1
頁分の画像が記録されたネガフィルムNを例に説明す
る。
【0032】一方、図2(A)及び図2(B)には、版
材焼付装置10で使用するネガバー16を示している。
なお、図2(A)には、印刷版P2への画像焼付けに用
いるネガバー16Bを示しており、図2(B)には、印
刷版P1への画像焼付けに用いるネガバー16Aを示し
ている。
【0033】ネガバー16は、薄肉帯状のネガバー本体
36によって形成されている。このネガバー本体36に
は、幅方向の一端側に長手方向に沿って複数の長孔38
が穿設されている。ネガフィルムNは、このネガバー1
6が地側の端部に貼付けられるようになっており、長孔
38は、ネガフィルムNをネガバー16に貼り付けると
きに、ネガフィルムNの地側の端部の非画像部分に対向
される。
【0034】このネガバー本体36には、ネガフィルム
Nと対向する面と反対側の面に、長孔38を塞ぐように
粘着テープ40が貼り付けられている。これにより、長
孔38をネガフィルムNの所定の位置に対向させてネガ
バー16をネガフィルムNに載せた状態で、粘着テープ
40を長孔38内へ押し込むように押圧することによ
り、粘着テープ40が長孔38内でネガフィルムNに接
着する。
【0035】図2(A)に示されるように、印刷版P2
にネガフィルムNの画像を焼付けるときには、ネガバー
16Bの長手方向に沿ってネガフィルムNを並べて貼付
け、図2(B)に示されるように、印刷版P1にネガフ
ィルムNに記録された画像を焼付けるときには、ネガバ
ー16Aの長手方向に沿った一端側にネガフィルムNを
貼り付ける。このため、図2(B)に示されるように、
1枚のネガフィルムNを貼り付けるネガバー16Aは長
孔38がネガバー本体36の長手方向の一端側に偏寄し
て形成されている。
【0036】ネガバー本体36には、幅方向の他端側、
すなわち、長孔38と反対側の端部で粘着テープ40が
接着されている面に補強板44が接合されている。この
補強板44は、ネガバー本体36の肉厚(約0.3mm)
よりも厚肉(例えば厚さが約3.0mm)となっており、
この補強板44を吸盤やマグネットによって吸着するこ
とによりネガバー16の確実な保持が可能となってい
る。なお、ネガバー16Bの補強板44は、ネガバー1
6Bを印刷版P2に位置決めしたときに印刷版P2の幅
方向の端部にかからないように分割されており、ネガバ
ー16Aの補強板44は、ネガバー16Aを印刷版P1
に位置決めしたときに印刷版P1の幅方向の端部にかか
らないように分割されている。
【0037】図2(A)及び図2(B)に示されるよう
に、ネガバー16には、長手方向の両端部の位置決め用
のピン孔52、54が対で穿設され、ピン孔52、54
の間には、ネガバー16の仮位置きめ用としてピン孔5
6、58が対で穿設されている。また、ネガバー16A
には、ネガバー本体36の長手方向の一方の端部の所定
の位置に長孔60が穿設されており、この長孔60の有
無を検出することにより、印刷版P1用のネガバー16
Aであるか印刷版P2用のネガバー16Bであるかの識
別が可能となっている。
【0038】一方、図4及び図5に示されるように、待
機部18には、ネガバー16とネガフィルムNを一体で
載置して待機部18と焼付部20の間を移動するセット
/リセット台100が設けられている。このセット/リ
セット台100は、上下に対で配置され、駆動装置10
2によって待機部18から焼付部20へ交互に水平移動
するようになっている。ネガフィルムNとネガバー16
は、このセット/リセット台100に載置されて待機部
18と焼付部20の間を搬送される。なお、版材焼付装
置10では、一例として上方のセット/リセット台10
0を待機部18から焼付部20へ搬送し、下方のセット
/リセット台100を焼付部20から待機部18へ搬送
するように用い、特に区別するときには、セット台10
0A及びリセット台100Bとする。
【0039】駆動装置102は、2台のセット/リセッ
ト台100のそれぞれに対応してネガフィルムNの幅方
向に沿った両側に対で配置されているガイドロッド10
4を備えている。ガイドロッド104は、ブラケット1
06によって支持されており、スライダ108が挿通さ
れている。それぞれのスライダ108には、略L字形状
のブラケット110が取り付けられている。
【0040】ネガフィルムNの幅方向に沿った両側で上
下に対向しているブラケット110は、先端部が互いに
接近した位置で平行となるように取り付けられ、この先
端がネガフィルムNの幅方向に沿った他方側のブラケッ
ト110へ向けられている。ネガフィルムNの幅方向に
沿って対向するブラケット110の間には、セット/リ
セット台100が掛け渡されて取り付けられている。
【0041】また、待機部18には、ネガフィルムNの
幅方向に沿った一端側に2本のロッドレスシリンダ11
2がガイドロッド104と平行に配置されてブラケット
114を介して取付けられている。このロッドレスシリ
ンダ112は、2台のセット/リセット台100のそれ
ぞれに対応してガイドロッド104を挟んで上下に配置
されている。
【0042】それぞれのロッドレスシリンダ112の駆
動ブロック112Aには、略矩形形状のプレート116
が取り付けられている。このプレート116には、隣接
するスライダ108に対向する先端部に矩形形状の切欠
き118が形成されており、それぞれの切欠き118内
に、隣接するスライダ108が入り込んでいる。
【0043】これにより、ロッドレスシリンダ112が
作動して駆動ブロック112Aが軸線方向に移動する
と、セット/リセット台100が焼付部20へ向けて水
平移動するようになっている。
【0044】図4及び図6に示されるように、セット/
リセット台100は、ネガフィルムNの天地方向に沿っ
た地側に、ネガバー16を載置するベース板120が配
置されており、このベース板120がそれぞれのブラケ
ット110に取付けられている。
【0045】ベース板120の天側には、ネガフィルム
Nを載置する矩形形状のプレート122が配置されてお
り、ベース板120とプレート122がそれぞれの下面
に取付けられている連結バー123によって水平になる
ように連結されている。
【0046】一方、ベース板120には、ネガバー16
に形成されているピン孔56、58に対応した位置にピ
ン124、126が突設されている。ネガバー16は、
ピン孔56、58のそれぞれへピン124、126が挿
入されることによりベース板120上に位置決めされて
載置される。なお、図4に示すように、ベース板120
には、ネガバー16のピン孔52、54に対応して貫通
孔128、130が形成されており、これにより、ネガ
バー16をベース板120に載置している状態で、ネガ
バー16のピン孔52、54へ位置決め用のピンを挿入
することができるようになっている。
【0047】なお、セット/リセット台100に載置さ
れたネガフィルムNは、天側の端部が所定量だけプレー
ト122からはみ出すようになっている。また、図4乃
至図6に示すように、プレート122には、ベース板1
20と反対側の端部でネガフィルムNの幅方向に沿った
両側には、ブラケット134を介してコロ136が取り
付けられている。これにより、図5及び図6に示すよう
に、セット/リセット台100は、このコロ136が、
図示しないフレームの所定の位置にブラケット138を
介して取り付けられているガイド139に乗りあがるこ
とにより水平に保持される。
【0048】一方、図3に示されるように、焼付部20
に設けられている焼付定盤20Aには、印刷版Pの天地
方向の地側に対向する位置決めピン62と、印刷版Pの
幅方向の一端側に対向して対で配置された位置決めピン
64がそれぞれ所定の位置に出没可能に設けられてい
る。また、焼付定盤20Aには、位置決めピン62に対
向して、印刷版Pの天地方向の地側に長孔66が形成さ
れ、位置決めピン64のそれぞれに対向して、印刷版P
の幅方向に沿った中央部及び幅方向の他端側に長孔6
8、70が穿設されている。焼付定盤20Aには、長孔
66、68、70から出没する図示しないプッシャが設
けられている。
【0049】焼付部20では、印刷版Pが載置されると
位置決めピン62、64を突出させると共に、長孔6
6、68又は長孔66、70に突出するプッシャによっ
て印刷版Pを位置決めピン62、64へ向けて押圧して
位置決めする。焼付定盤20Aには、中央部に図示しな
い吸着溝が形成されており、位置決めされた印刷版P
が、この吸着溝に供給される負圧によって焼付定盤20
A上に吸着保持される。なお、長孔68は印刷版P1の
位置決め用のプッシャが出没し、長孔70は印刷版P2
の位置決め用のプッシャが出没する。
【0050】焼付定盤20Aには、印刷版Pの周囲に所
定形状の吸着溝74が形成されており、この吸着溝74
に供給される負圧によってネガフィルムN及びネガフィ
ルムNを覆うオーバーレイシート72が吸着保持され
る。なお、吸着溝74は、印刷版Pの周縁部下方に達し
ており、これにより、印刷版Pの端面近傍に負圧を供給
して、ネガフィルムNを印刷版Pの端面に沿って密着さ
せることができるようにしている。また、吸着溝74
は、焼付定盤20A上に任意の形状で形成することがで
き、本実施の形態では詳細な説明を省略する。
【0051】図1に示されるように、焼付定盤20Aは
図示しない移動手段によって印刷版Pの天地方向に沿っ
て移動するようになっており、印刷版Pを載置すると、
印刷版Pの天地方向の地側に移動しながら印刷版Pの位
置決めを行ない、印刷版Pの天地方向の地側にネガフィ
ルムNを載置して画像焼付けを行なった後、天地方向の
天側に移動して、印刷版Pの天地方向の地側に画像焼付
けを行なう。これにより、焼付部20へ送り込んだネガ
フィルムNを移動させることなく、印刷版Pの天側及び
地側に画像焼付けを行なうことができるようになってい
る。
【0052】図7に示されるように、焼付部20には、
焼付定盤20Aの上方にネガ枠76が配置されている。
このネガ枠76は、焼付定盤20Aが地側に移動したと
きに、焼付定盤20Aに載置されている印刷版Pの天側
に対向し、焼付定盤20Aが天側に移動したときに印刷
版Pの地側に対向するようになっている(図示省略)。
【0053】ネガバー16に貼付けられたネガフィルム
Nを載置下セット/リセット台100は、このネガ枠7
6と焼付定盤20Aの間に移動し、ネガ枠76にネガフ
ィルムNとネガバー16を対向させるようになっている
(図示省略)。
【0054】図8及び図9に示されるように、ネガ枠7
6は、ネガフィルムNの幅方向に沿った両側に配置され
た角パイプ78と、ネガフィルムの天地方向の天側に配
置されたアングル80及び天地方向の地側に配置された
アングル82によって、幅方向に沿って並べた2枚のネ
ガフィルムNを覆うオーバーレイシート72よりも大き
い矩形形状に形成されている。
【0055】図7及び図9に示されるように、焼付定盤
20Aよりも上方の版材焼付装置10のフレーム46に
は、ネガフィルムNの天地方向に沿った両側にエアシリ
ンダ84が設けられ、それぞれのエアシリンダ84を挟
んで対で配置されているガイドシャフト86が軸受88
に挿通されている。フレーム46から下方へ突出された
エアシリンダ84のロッド84A及びガイドシャフト8
6の先端には、ネガ枠76のアングル80及びアングル
82に連結されている。これにより、エアシリンダ84
の駆動によってネガ枠76が水平に上下移動する。
【0056】図10に示されるように、ネガ枠76に
は、天地方向の地側にエアシリンダ90が取付けられて
いるブラケット92が固定されている。エアシリンダ9
0は、ロッド90Aが下方に延設されており、先端に帯
板状の保持バー94が連結されている。この保持バー9
4の長手方向の両端部には、軸受96が取付けられてお
り、この軸受96に焼付定盤20Aを挟んで対で立設さ
れているガイドシャフト98が挿通されている(図7参
照)。これにより、保持バー94は、長手方向がネガフ
ィルムNの幅方向に沿って配置され、ネガ枠76の上下
移動及びエアシリンダ90の駆動によって焼付定盤20
Aの上方で上下移動する。
【0057】この保持バー94には、ネガフィルムNが
貼り付けられているネガバー16を吸着する保持手段と
して複数のマグネット140が設けられ、また、オーバ
ーレイシート72を吸着する第1の保持手段として複数
のマグネット142が取付けられている。
【0058】図8に示されるように、オーバーレイシー
ト72は、透明矩形形状に形成されており、ネガフィル
ムNの天地方向に沿った地側に保持金具144が取付け
られている。保持金具144は、略L字形状の金具本体
144Aを備え、この金具本体144Aと押え板144
Bの間にオーバーレイシート72を挟んで固定してい
る。
【0059】この保持金具144には、ネガバー16を
吸着するマグネット140に対向して丸孔146が穿設
されており、長手方向に沿った所定の位置に装着ピン1
48が突設されている。また、オーバーレイシート72
には、ネガフィルムNの天地方向に沿った天側の端部に
複数の金属片150が取付けられている。
【0060】オーバーレイシート72は、保持金具14
4が保持バー94のマグネット142に吸着されて保持
される。このとき、装着ピン148が保持バー94に形
成されている図示しないピン孔に入り込んで位置決めさ
れて保持される。
【0061】一方、図10に示されるように、保持バー
94には、ネガバー16のパンチ孔52、54に対向す
る位置決めピン152が下方へ向けて突設されている。
また、この保持バー94には、位置決めピン152の近
傍にエアシリンダ154が配置されている。このエアシ
リンダ154は、略コ字状のブラケット156に取付け
られており、ロッド154Aが保持バー94に連結され
ている。また、ブラケット156には、軸受158が設
けられており、この軸受158に挿通されているガイド
シャフト160が保持バー94に連結されている。
【0062】ブラケット156には、下端部に丸孔15
6Aが穿設されており、この丸孔156Aが穿設されて
いる下端部が保持バー94の下方へ延設され、丸孔15
6A内に位置決めピン152が挿入されている(図7参
照)。位置決めピン152は、エアシリンダ154のロ
ッド154Aが伸長されてブラケット156が上方移動
することにより、丸孔156Aから下方へ突出し、エア
シリンダ154のロッド154Aが収縮されることによ
り丸孔156A内に入り込む。
【0063】ネガフィルムNは、セット/リセット台1
00に載置されて待機部18から焼付定盤20A上の所
定の位置に搬送されることにより保持バー94のマグネ
ット140が、オーバーレイシート72の保持金具14
4に形成されている丸孔146を通してネガバー16に
対向する。この状態で保持バー94が下降することによ
り、ネガバー16がマグネット140によって吸着保持
される。このとき、エアシリンダ154がロッド154
Aを伸長させておくことにより、ネガバー16のピン孔
52、54へ位置決めピン152が挿入されて、ネガバ
ー16がネガ枠76に対して位置決めされる。
【0064】また、ネガバー16は、マグネット140
の磁力を解除した状態で、エアシリンダ154がロッド
154Aを収縮することによりブラケット156によっ
て下方へ押し下げられ、ピン孔52、54から位置決め
ピン152が抜き出されてネガ枠76から外される。
【0065】図11に示されるように、ネガ枠76の天
側には、アングル80にブラケット162を介してエア
シリンダ164が取付けられている。また、アングル8
0の近傍には、ネガ枠76の角パイプ78の間に、アン
グル80と平行に支持板166が掛け渡されている。こ
の支持板166には、エアシリンダ164を挟んで対で
軸受168が取付けられており、この軸受168にガイ
ドシャフト170が挿通されている。
【0066】支持板166の下方には、吸着板172が
配置されており、エアシリンダ164のロッド164A
及びガイドシャフト170の先端が吸着板172に連結
されている。この吸着板172には、オーバーレイシー
ト72の天側の端部に取付けられている複数の金属片1
50のそれぞれに対向して第2の保持手段として設けら
れているマグネット174が取付けられている。
【0067】オーバーレイシート72の天側の端部は、
このマグネット174に金属片150が吸着されること
により吸着板166に保持されて、エアシリンダ164
の駆動に応じて昇降される。また、ネガフィルムNを載
置していないセット/リセット台100をネガ枠76の
下方へ移動させた状態で、マグネット174と共にマグ
ネット142の吸着を解除することにより、オーバーレ
イシート72がセット/リセット台100上に載置さ
れ、焼付部20からの取出しが可能となる。
【0068】ところで、図9に示されるように、ネガ枠
76の天地方向に沿った天側の端部には、極めて肉圧の
薄い帯状の金属板によって形成されているネガクランプ
176が設けられている。ネガクランプ176は、長手
方向がネガフィルムNの幅方向に沿って配置され、長手
方向の両端部にガイドシャフト178の下端に連結され
ている。このガイドシャフト178の上端部は、ブラケ
ット180に取付けられている軸受182に挿通されて
いる。このブラケット180には、エアシリンダ184
が取付けられており、エアシリンダ184のロッド14
8Aとガイドシャフト178の上端が連結バー186に
よって連結されている。これにより、エアシリンダ18
4がロッド184Aを伸長することにより、ネガクラン
プ176が昇降する。
【0069】また、ブラケット180は、ネガ枠76の
角パイプ78に取付けられているガイドレール188に
スライダ190を介して取付けられている。また、ネガ
枠76の角パイプ78には、エアシリンダ192がブラ
ケット194を介して取付けられており、このエアシリ
ンダ192のロッド192Aにブラケット180が連結
されている。これにより、エアシリンダ192の駆動に
よってネガクランプ176がネガフィルムNの天地方向
に沿って移動される。
【0070】一方、図11に示されるように、ネガ枠7
6の天側に設けられている吸着板172には、ネガクラ
ンプ保持部196が設けられている。このネガクランプ
保持部196は、ネガクランプ176の長手方向に沿っ
て配置されている支持板198が、長手方向の両端部で
吸着板172に連結されて取付けられており、この支持
板198にネガクランプ176を吸着保持する複数のマ
グネット200が取付けられている。
【0071】ネガクランプ176は、ネガフィルムNが
焼付定盤20A上に搬送されると、エアシリンダ192
の駆動によってネガフィルムNの天側の端部の下方へ移
動し、ネガフィルムNの天側の端部を支持する。このと
き、エアシリンダ184の駆動によってネガクランプ1
76が上昇してマグネット200に吸着されることによ
り、支持板198との間でネガフィルムNの天側の端部
を挟んで保持する。
【0072】また、ネガフィルムNを印刷版P上に載置
するときには、エアシリンダ184の駆動によってネガ
クランプ176を下降させる。これにより、ネガクラン
プ176と共にネガフィルムNが焼付定盤20Aに載置
されている印刷版P上に載るようになっている。
【0073】このネガクランプ176は、ネガフィルム
Nを印刷版P上に載置したときに、ネガフィルムNと焼
付定盤20Aとの間で負圧の漏れが生じないように極め
て薄肉(例えば0.4mm以下)となっている。
【0074】一方、図7及び図8に示されるように、ネ
ガ枠76には、ネガフィルムNを印刷版Pへ密着させる
スクイズ装置202が設けられている。図8に示される
ように、ネガ枠76の角パイプ78には、互いに対向す
る面にガイドレール204が取付けられている。それぞ
れのガイドレール204には、スライダ206が取付け
られており、スライダ206には、ブラケット208が
対で取付けられている。このブラケット208のそれぞ
れには、エアシリンダ210が設けられており、このエ
アシリンダ210のロッド210A(図7参照)には、
ブラケット208にガイド部材212を介して上下移動
可能に取付けられている側板214が連結されている。
【0075】側板214は、連結バー216によって連
結されていると共に、スクイズローラ218が掛け渡さ
れている。このスクイズローラ218は、側板214の
それぞれに軸受220を介して回転自在に支持されてい
る。
【0076】スクイズローラ218は、エアシリンダ2
10がロッド210Aを伸長することにより下方移動
し、エアシリンダ210の押圧力によってオーバーレイ
シート72の上方からネガフィルムNを印刷版Pへ向け
て押圧する。
【0077】一方、ネガ枠76には、角パイプ78の両
端部に軸受222、224が取付けられている。地側の
軸受222には、シャフト226が掛け渡されて軸支さ
れている。また、シャフト226には、軸受222の近
傍にプーリ228が取り付けられており、天側の軸受2
24のそれぞれには、プーリ230が軸支されている。
それぞれのプーリ228、230の間には、無端の駆動
ベルト232が巻掛けられている。
【0078】シャフト226の中間部には、プーリ23
4が取付けられている。また、ネガ枠76には、スクイ
ズモータ236が取付けられており、このスクイズモー
タ236の回転軸に設けられているプーリ238と、シ
ャフト226に設けられているプーリ234の間に、無
端の駆動ベルト240が巻掛けられている。
【0079】これにより、スクイズモータ236が駆動
すると、駆動ベルト232が一体でネガフィルムNの天
地方向に沿って移動される。
【0080】駆動ベルト232のそれぞれには、連結部
材242を介してブラケット208が取付けられてい
る。これにより、スクイズモータ236の駆動によって
ブラケット208がガイドレール204に案内されてネ
ガ枠76内をネガフィルムNの天地方向に沿って移動す
る。このとき、エアシリンダ210がスクイズローラ2
18を下方へ押し下げることにより、スクイズローラ2
18がオーバーレイシート72を押圧しながら回転移動
する。これにより、ネガフィルムNと印刷版Pの間やネ
ガフィルムNとオーバーレイシート72の間に入り込ん
でいる空気がスクイズローラ218によって絞り出され
る。
【0081】焼付部20では、吸着板172がスクイズ
ローラ218と干渉しないように上方へ移動させると、
スクイズ装置202を作動させる。スクイズ装置202
は、スクイズローラ218を下方へ移動させた後、ネガ
フィルムNの天地方向の地側から天側へ向けて移動させ
て、ネガフィルムNと共にオーバーレイシート72をス
クイズすると、スクイズローラ218を上方移動させ
る。この後、焼付定盤20Aへの負圧の供給を開始して
ネガフィルムNと共にオーバーレイシート72を吸着す
る。
【0082】これと共に、スクイズ装置202は、スク
イズローラ218をネガフィルムNの地側の原位置へ戻
し、スクイズローラ218が吸着板172と干渉しない
位置まで移動すると、吸着板172を下降させる。この
後、スクイズローラ218が原位置に達し、さらに予め
設定している所定の吸着時間が経過して、オーバーレイ
シート72と共にネガフィルムNが印刷版Pないし焼付
定盤20A上に密着されると、図示しない光源部を作動
させて、印刷版PをネガフィルムNに記録された画像に
応じて密着露光する。
【0083】なお、ネガ枠76には、複数のセンサ(図
示省略)が設けられており、これらのセンサによってス
クイズローラ218の移動位置を検出してエアシリンダ
210を駆動し、スクイズローラ218の昇降を行な
う。
【0084】図10に示されるように、ネガフィルムN
の天地方向の地側に対向する保持バー94には、遮光板
252が取付けられている。遮光板252には、エアシ
リンダ254が取付けられており、このエアシリンダ2
54のロッド254Aが保持バー94に連結されてい
る。また、遮光板252には、ブロック256がエアシ
リンダ254を挟んで対で取付けられており、保持バー
94に取付けられているガイドシャフト258が軸線方
向に沿って移動可能にブロック256へ挿通されてい
る。
【0085】この遮光板252の下端部には、スポンジ
252A、252Bが平面視で略コ字状に貼付されてい
る。
【0086】また、保持バー94には、幅方向の中央部
に、長手方向に沿って矩形孔94A、94Bが形成され
ており、矩形孔94A内に支持板260、262が配置
されており、矩形孔94B内に支持板264が配置され
ている。支持板260、262、264のそれぞれに
は、下面にスポンジ250C、250D、250Eが貼
付されている。
【0087】保持バー94には、支持板260、26
2、264のそれぞれに対応して、エアシリンダ266
が取り付けられている。支持板260、262、264
のそれぞれは、対応して配置されているエアシリンダ2
66に取付けられており、エアシリンダ266の駆動に
よって下方へ押し下げられる。
【0088】一方、図11に示されるように、ネガクラ
ンプ176を吸着保持する支持板198には、エアシリ
ンダ268が取付けられている。このエアシリンダ26
8には、ブラケット270を介して遮光板272が取付
けられており、エアシリンダ268が駆動することによ
り、遮光板272が下方移動して、図示しない光源から
ネガフィルムNの天地方向に沿った天側への光の漏れを
防止している。なお、この支持板198には、マスク板
274が取付けられている。このマスク板274には、
ネガフィルムNの天側の端部に形成されている色玉等を
印刷版Pへ焼付けるための切欠き274Aが形成されて
いる。
【0089】また、支持板198には、長手方向の両端
部にエアシリンダ276が取付けられている。それぞれ
のエアシリンダ276には、下側の面にスポンジ250
Fが貼付されている支持板278が取付けられている。
【0090】さらに、吸着板172には、矩形形状の開
口部172Aが形成されている。ネガフィルムNの幅方
向に沿った両端部及び中央部の開口部172Aには、支
持板280が配置されている。また、吸着板172には
それぞれの支持板280に対応してエアシリンダ282
が設けられている、それぞれの支持板280がエアシリ
ンダ282に取付けられている。
【0091】ネガフィルムNの幅方向に沿った両端部の
支持板280には、下面にスポンジ250Gが貼付され
ており、中央部の支持板280には、下面にスポンジ2
50Hが貼付されている。
【0092】例えば、図12に示されるように、スポン
ジ250A、250Bは、オーバーレイシート72の地
側の端部周縁に対向しており、スポンジ250C、25
0D、250Eは、ネガ枠76に位置決めされて印刷版
P上に載せられたたネガバー16の幅方向でネガフィル
ムNと反対側の端部(ネガフィルムNの天地方向に沿っ
た地側の端部)で、補強板44が分割されている部分を
含む所定幅の領域に対向している。また、スポンジ25
0Fは、オーバーレイシート72の幅方向の端部でネガ
クランプ176との重なり部分に対向しており、スポン
ジ250Gは、オーバーレイシート72の天側の端部周
縁で幅方向の両端部に対向し、スポンジ250Hは、オ
ーバーレイシート72の天側の端部周縁で幅方向の中央
部に対向している。
【0093】版材焼付装置10では、ネガフィルムNと
オーバーレイシート72を焼付定盤20A及び印刷版P
に密着させたときに、これらのスポンジ250A〜25
0Hによってオーバーレイシート72に周縁部及びネガ
バー16の端部を押圧することにより、オーバーレイシ
ート72に周縁部のネガバー16やネガクランプ176
との重なり部分やネガバー16のネガフィルムNと反対
側の端部周縁からの気密性の低下を防止している。
【0094】以下に本実施の形態の作用を説明する。
【0095】版材焼付装置10では、印刷版装填部24
に印刷版Pが装填されると共に、フィルム装填部12に
ネガフィルムNが装填された状態で、焼付処理の開始が
支持されると、印刷版Pを焼付部20へ搬送して、焼付
定盤20A上に載置する。焼付部20では、焼付定盤2
0Aの天側がネガ枠76に対向するように移動させなが
ら、この印刷版Pを焼付定盤20A上に位置決めして吸
着保持する。
【0096】一方、版材焼付装置では、印刷版Pの処理
に合わせてフィルム装填部12からネガフィルムNを取
出して貼付け部14へ搬送し、ネガフィルムNをネガバ
ー16へ貼り付ける。この後、ネガバー16とネガフィ
ルムNを一体で待機部18へ搬送し、待機部18を経て
焼付定盤20Aの印刷版P上に位置決めされて載置さ
れ、印刷版Pへの画像焼付けが行なわれる。
【0097】ところで、待機部18には、セット/リセ
ット台100(セット台100Aとリセット台100
B)が設けられており、貼付け部14から待機部18へ
搬送されたネガフィルムNとネガバー16は、セット台
100Aに載置される。このとき、ネガバー16に形成
されているピン孔56、58へセット台100Aのベー
ス板120に設けられているピン124、126が挿入
されることにより、ネガフィルムNとネガバー16が、
セット台100Aの所定の位置に載置される。このと
き、ネガフィルムNの天側の端部は、セット台100A
のプレート122からはみ出している。
【0098】ネガフィルムNを載置したセット台100
Aは、ロッドレスシリンダ112の駆動によって焼付部
20へ移動し、ネガ枠76と焼付定盤20Aの間に挿入
される。
【0099】焼付部20では、ネガフィルムNを載置し
たセット台100Aが待機部18から挿入されると、マ
グネット140へ通電しながらネガ枠76に設けられて
いる保持バー94を下降させ、マグネット140によっ
てネガバー16を吸着すると共にネガバー16に形成し
ているピン孔52、54のそれぞれへピン152を挿入
する。これにより、ネガバー16がネガ枠76に位置決
めされて保持される。
【0100】また、焼付部20では、エアシリンダ18
4、192を作動させて、ネガクランプ176をセット
/リセット台100の下方へ挿入する。これにより、セ
ット台100Aのプレート122からはみ出したネガフ
ィルムNの天側の端部を、ネガクランプ176と支持板
198で挟み、支持板198に設けているマグネット2
00によってネガクランプ176を吸着することで、ネ
ガフィルムNを支持板198とネガクランプ176で挟
持して保持する。この後、セット台100Aが待機部1
8へ戻ることにより、ネガフィルムNは保持バー94と
ネガクランプ176に支持されてネガ枠76に受け取ら
れる。
【0101】ネガフィルムNを受け取ったネガ枠76
は、エアシリンダ84の駆動によって下降することによ
り、ネガバー16と共にネガフィルムNを印刷版Pに対
して位置決め下状態で載置する。
【0102】ネガ枠76には、マグネット140及びマ
グネット174によってオーバーレイシート72が広げ
られた状態で保持されており、ネガフィルムNを印刷版
P上に載置することによりネガフィルムNがオーバーレ
イシート72に覆われる。
【0103】焼付部20では、ネガフィルムNをオーバ
ーレイシート72によって覆うと、マグネット174に
よるオーバーレイシート72の天側に設けている金属片
150の吸着を解除し、スクイズ装置202を作動させ
ると共に吸着溝74へ負圧を供給する。これにより、ネ
ガフィルムNはオーバーレイシート72によって覆われ
て印刷版Pに密着される。
【0104】スクイズ装置202は、スクイズモータ2
36を駆動しながらエアシリンダ210を作動させる。
これにより、スクイズローラ218が、オーバーレイシ
ート72を押圧しながらネガフィルムNの地側から天側
へ移動し、オーバーレイシート72の下方に入り込んで
いる空気が絞り出されて、ネガフィルムNが印刷版Pに
密着される。
【0105】このとき、ネガクランプ176が、ネガフ
ィルムNの天側の端部と焼付定盤20Aの間に配置され
ているが、ネガクランプ176を薄肉に形成しているた
め、スクイズローラ218の移動に支障を与えることは
ない。
【0106】焼付部20では、スクイズ処理が終了する
と、スポンジ250A〜250Hによってオーバーレイ
シート72の周縁部の所定の位置及びネガバー16の周
縁部の所定の位置を押圧して、図示しない光源を作動さ
せて、ネガフィルムNに記録された画像を印刷版Pの天
側に焼付ける。
【0107】焼付部20では、印刷版Pの天側への画像
焼付けを終了すると、吸着溝74への負圧の供給を解除
すると共に、エアシリンダ184の作動及びマグネット
200への通電を開始する。これにより、ネガクランプ
176が支持板198へ向けて上昇して、支持板198
に設けられているマグネット200に吸着保持される。
これにより、ネガフィルムNは、天側の端部がオーバー
レイシート72と共にネガクランプ176によって印刷
版P上から持ち上げられ、ネガクランプ176がマグネ
ット200によって吸着されることにより、ネガクラン
プ176と支持板198との間に挟持されて保持され
る。この状態でネガ枠76を上昇させることにより、印
刷版P上からネガバー16と共にネガフィルムNが持ち
上げられる。
【0108】焼付部20では、ネガフィルムNをネガ枠
76に保持して持ち上げると、焼付定盤20Aを天地方
向の天側へ移動して、ネガ枠76に印刷版Pの地側を対
向させて、印刷版Pの地側にネガフィルムNに記録され
ている画像を密着露光によって焼付ける。また、印刷版
Pの天側及び地側への画像焼付けを終了すると、同様に
してネガ枠76にネガフィルムNを保持して持ち上げ
る。これにより、焼付定盤20A上から印刷版Pの排出
が可能となる。
【0109】このように、版材焼付装置10では、ネガ
フィルムNの天側の端部を支持する薄肉のネガクランプ
176によって支持するため、印刷版Pを載置した焼付
定盤20Aの移動及び焼付定盤20Aからの印刷版Pの
取出しが容易となる。また、ネガフィルムNを支持する
ネガクランプ176は、マグネット200に吸着される
ため、ネガフィルムNを印刷版P上から取出すときに、
オーバーレイシート72を巻き取る必要がないために、
円滑な焼付処理が可能となる。さらに、ネガフィルムN
を吸着するために、オーバーレイシート72に吸着用の
孔等を設ける必要がないため、オーバーレイシート72
を用いてネガフィルムNを印刷版Pに密着させるとき
に、気密性が損ねられることがない。
【0110】一方、版材焼付装置10では、印刷版Pへ
画像焼付けが終了したネガフィルムNをネガ枠76によ
って保持して印刷版P上から持ち上げると、セット/リ
セット台100のうちの下方のリセット台100Bをこ
のネガ枠76の下方へ移動させる。この後、マグネット
140によるネガバー16の吸着保持を解除する。
【0111】これと共に、マグネット200によるネガ
クランプ176の吸着を解除し、エアシリンダ184、
192を作動させてネガクランプ176をネガフィルム
Nの天側へ移動させて、ネガフィルムNの下方から待避
させる。これにより、ネガフィルムNとネガバー16
は、保持が解除されてリセット台100Bに載置され
る。なお、オーバーレイシート72は、保持金具144
がマグネット142によって吸着され、金属片150が
マグネット174によって吸着されることによりネガ枠
76に保持される。
【0112】このリセット台100Bが焼付部20から
待機部18へ移動することにより、ネガフィルムNとネ
ガバー16が焼付部20から排出される。
【0113】なお、次に製版を行なうネガフィルムNが
あるときには、前のネガフィルムNを用いた露光中に、
次のネガフィルムNをネガバー16に貼付け、このネガ
バー16とネガフィルムNを待機部18のセット台10
0Aに載置させて待機状態にしておく。この後、前のネ
ガフィルムNを用いた露光が終了し、このネガフィルム
Nを載置したリセット台100Bが待機部18へ移動す
るのと同時に待機部18から新たなネガフィルムNを載
置しているセット台100Aをネガ枠76の下方へ移動
させる。
【0114】一方、版材焼付装置10では、オーバレイ
シート72の天地方向に沿った地側の保持金具144を
保持バー94のマグネット142に吸着してネガ枠76
に保持している。また、オーバレイシート72には、天
地方向の天側に幅方向に沿って複数の金属片150が取
付けられており、オーバレイシート72は、金属片15
0が吸着板172に設けているマグネット174に吸着
されることにより天地方向の天側がネガ枠76に保持さ
れる。さらに、マグネット142、174への通電を解
除することにより、オーバレイシート72のネガ枠76
への保持が解除される。
【0115】これにより、ネガフィルムNを載置してい
ないセット台100Aを焼付部20へ移動させてネガ枠
76に対向させた状態で、マグネット142、174に
よるオーバーレイシート72の吸着保持を解除すること
により、オーバーレイシート72は、セット台100A
に載置され、このセット台100Aを待機部18へ移動
させることにより、焼付部20から取出される。
【0116】また、オーバーレイシート72をセット台
100Aの所定の位置に載置し、このセット台100を
焼付部20に移動させることにより、オーバーレイシー
ト72をネガ枠76に対向させる。この状態でネガ枠7
6を下降させることにより、マグネット142、174
によってオーバーレイシート72を吸着して、セット台
100Aから取出すことができる。すなわち、オーバー
レイシート72をネガ枠76に装着することができる。
【0117】このように、版材焼付装置10では、装置
内部のネガ枠76に広げた状態で装着しているオーバー
レイシート72をネガフィルムNと同じようにして、ネ
ガ枠76から外して取出すことができると共に、ネガフ
ィルムNと同じように焼付部20へ送り込んでネガ枠7
6に装着することができる。
【0118】版材焼付装置10では、オーバレイシート
72をネガフィルムNを覆うように広げた状態でネガ枠
76に装着しており、チリや埃の付着を防止するための
メンテナンスが必要となる。版材焼付装置10では、ネ
ガ枠76からのオーバーレイシート72の着脱が容易で
あるために、オーバーレイシート72のメンテナンスを
簡単に行なうことができる。
【0119】なお、本実施の形態に適用した版材焼付装
置10は、本発明の構成を限定するものではない。本発
明は、オーバーレイシート72によってネガバー16な
どの任意の補助金具を用いて位置決めしたネガフィルム
Nをオーバーレイシート72によって覆って印刷版Pに
密着させる任意の構成の版材焼付装置に適用することが
できる。
【0120】また、本実施の形態では、原稿フィルムと
して主に新聞1頁サイズのネガフィルムNを用いたが、
原稿フィルムとしてはネガフィルムNに限らずポジフィ
ルムであっても良く、任意のサイズの原稿フィルム及び
印刷版を処理する版材焼付装置に適用することができ
る。
【0121】
【発明の効果】以上説明した如く本発明によれば、枠体
に原稿フィルムが貼付けられた補助金具を保持する保持
手段と、原稿フィルムの補助金具と反対側の端部を支持
する支持手段を設けているので、オーバーレイシートを
巻き取ったり、オーバレイシートに吸着用の孔を設ける
ことなく、原稿フィルムを簡単に印刷版上から持ち上げ
ることができると言う優れた効果が得られる。
【0122】また、本発明では、オーバーレイシートを
第1及び第2の保持手段によって着脱可能に枠体で保持
するので、原稿フィルムを搬送する支持台を用いて容易
に着脱を行なうことができ、オーバーレイシートのメン
テナンスが容易となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に適用した版材焼付装置での印刷
版とネガフィルムの処理の流れを示す概略図である。
【図2】(A)及び(B)はネガバーを示す概略斜視図
であり、(A)は2L2Wサイズの印刷版に用いるネガ
バーを示し、(B)は2L1Wサイズの印刷版に用いる
ネガバーを示している。
【図3】焼付部に設けられている焼付定盤を示す概略図
である。
【図4】待機部にネガフィルムを載置する定盤として設
けているセット/リセット台を示す概略平面図である。
【図5】セット/リセット台及び駆動装置を示す概略斜
視図である。
【図6】セット/リセット台の移動を示す概略側面図で
ある。
【図7】焼付部の要部をネガフィルムの幅方向に沿って
見た概略構成図である。
【図8】ネガ枠に設けられるオーバーレイシートとスク
イズ装置を示す概略斜視図である。
【図9】ネガ枠の昇降機構とネガクランプを示す概略斜
視図である。
【図10】ネガ枠にオーバーレイシートとネガバーを保
持する機構を示す概略斜視図である。
【図11】ネガ枠にネガクランプとオーバーレイシート
の天側を保持する機構を示す概略斜視図である。
【図12】一例として2L2Wサイズの印刷版の天側に
ネガフィルムNを配置した状態を示す焼付定盤上の概略
図である。
【符号の説明】
10 版材焼付装置 16 ネガバー(補助金具) 18 待機部 20 焼付部 20A 焼付定盤 72 オーバーレイシート 76 ネガ枠(枠体) 94 保持バー(保持手段、第1の保持手段) 100 セット/リセット台(支持台) 100A セット台(支持台) 140 マグネット(保持手段) 142 マグネット(第1の保持手段) 174 マグネット(第2の保持手段) 176 ネガクランプ(板材) 184 エアシリンダ(昇降手段) N ネガフィルム(原稿フィルム) P 印刷版

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 原稿フィルムの一端部を帯板状の補助金
    具に貼付け、前記補助金具を用いて原稿フィルムを位置
    決めして印刷版に載置し、原稿フィルムに記録された画
    像を印刷版へ焼付ける版材焼付装置であって、 前記定盤上の所定の位置に対向して昇降可能に配置され
    た枠体と、 前記枠体の一端側に設けられて前記定盤上に搬送された
    原稿フィルムが貼付けられている補助金具を所定の位置
    に保持する保持手段と、 前記枠体に前記定盤の上面に対向して設けられて前記補
    助金具が前記保持手段に保持されることにより定盤上の
    印刷版に載置された前記原稿フィルムを覆うオーバーレ
    イシートと、 前記枠体の他端側に前記原稿フィルムの他端部に対向し
    て設けられて前記定盤上に搬送された原稿フィルムの他
    端部の下方へ挿入配置される薄肉帯状の板材と、 前記板材の両端部を支持して昇降する昇降手段と、 を含むことを特徴とする版材焼付装置。
  2. 【請求項2】 前記枠体に前記板材に対向して設けられ
    た支持板と、 前記支持板に設けられて前記昇降手段によって上方移動
    された前記板材を磁力によって吸着する吸着手段と、 を含むことを特徴とする請求項1に記載の版材焼付装
    置。
  3. 【請求項3】 原稿フィルムの一端部を帯板状の補助金
    具に貼付け、前記補助金具を用いて原稿フィルムを位置
    決めして印刷版に載置し、原稿フィルムに記録された画
    像を印刷版へ焼付ける版材焼付装置であって、 前記定盤上の所定の位置に対向して配置される枠体と、 前記枠体に設けられて前記定盤上の印刷版に載置された
    前記原稿フィルムを覆うオーバーレイシートの一端部の
    所定の位置を着脱可能に保持する第1の保持手段と、 前記オーバーレイシートの他端部を着脱可能に保持する
    第2の保持手段と、 前記補助金具に貼付けられた前記原稿フィルムを所定の
    位置に載置して前記枠体と前記定盤の間で枠体に対向す
    る所定の位置へ水平移動して搬送する支持台と、 を含むことを特徴とする版材焼付装置。
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