JP2000137262A - データ読取装置 - Google Patents

データ読取装置

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JP2000137262A
JP2000137262A JP10327525A JP32752598A JP2000137262A JP 2000137262 A JP2000137262 A JP 2000137262A JP 10327525 A JP10327525 A JP 10327525A JP 32752598 A JP32752598 A JP 32752598A JP 2000137262 A JP2000137262 A JP 2000137262A
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piddc
pidda
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JP10327525A
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English (en)
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Masayuki Yano
正行 矢野
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Original Assignee
Canon Inc
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Publication date
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  • Exposure Control For Cameras (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 データの読み取りの信頼性を確保しつつ、デ
ータの読み取りに要する時間を大幅に短縮する。 【解決手段】 カートリッジに具備されたデータ記憶部
材よりデータを読み取る第1の読取手段PIDDC と、該第
1の読取手段とは異なる位置に配置され、同じく前記デ
ータ記憶部材よりデータを読み取る第2の読取手段PIDD
A と、前記データ記憶部材の所定量の移動中において、
前記第1及び第2の読取手段に前記データ記憶部材から
データの読み取りを指示し、得られるそれぞれの読み取
りデータを比較してデータ(PIDDC による読み取りデー
タ及びPIDDA による読み取りデータ)の取得を行うデー
タ取得手段とを有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データを読み取る
為に、第1と第2の読取手段を有するデータ読取装置の
改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、フィルムカートリッジに具備され
たデータディスクからのデータの読み取りには、発光素
子と受光素子の対から成る第1のフォトセンサと、同様
の構成の第2のフォトセンサ(以下、第1のフォトセン
サをPIDDC と記し、第2のフォトセンサをPIDDA と記
す)を使用している。詳しくは、フォトセンサPIDDC を
データ読み取り用に、フォトセンサPIDDA をデータ読み
取りタイミング作成用にしている。
【0003】また、読み取ったデータの信頼性を上げる
為に、フォトセンサPIDDC にてデータを2回読み取り、
1度目に読み取ったデータと2度目に読み取ったデータ
を比較するようにしている。
【0004】図1はデータディスクからデータの読み取
りを行うデータディスク読取装置の構成を示すブロック
図である。
【0005】PIDDC ,PIDDA は上記の様に発光素子と受
光素子から成る反射型のフォトセンサであり、後述する
データディスクの明暗パターンを電気信号に変換するも
のである。2はフィルムカートリッジに具備された円盤
状のデータディスクであり、フィルム駒数,ISO,フ
ィルム種類などのデータが明暗パターンで記録されてい
る。
【0006】図7は、上記データディスク2の拡大図と
フォトセンサPIDDC ,PIDDA の出力を示す図であり、こ
の図からわかる様に、データディスク2には7個所の明
パターンが形成されている。フォトセンサPIDDC は上記
データディスク2のパターンを読み取り、信号出力を
し、この信号が入力される後述する制御回路は該信号の
エッジ変化を1〜14までカウントし、エッジとエッジ
の間隔を時間データt1〜t13として取り込む。そし
て、この時間データをフィルム駒数を示すエレメントコ
ード(ELC:3bit)、ISO情報を示すグラフィ
ックキャラクタ1(GC1:5bit)、フィルム種類
を示すグラフィックキャラクタ2(GC2:5bit)
に変換する。
【0007】図1に戻り、3はフィルムカートリッジの
フィルム供給スプールと連動した上記データディスク2
を回転させるモータ、4は前記モータ3を駆動するモー
タ駆動回路であり、データディスク2を一定速度で回転
させ、明暗パターンを時間データとしてフォトセンサPI
DDC 、PIDDA を介して取り込めるように後述の制御回路
によって制御される。5はPIDDC 検出回路であり、フォ
トセンサPIDDC からのアナログ信号をデジタル信号に変
換する回路部、前記アナログ信号からデジタル信号に変
換する為の受光検出レベルを設定する回路部、フォトセ
ンサPIDDC の発光素子の発光レベルを設定する回路部を
有している。6はPIDDA 検出回路であり、フォトセンサ
PIDDA からのアナログ信号をデジタル信号に変換する回
路部、前記アナログ信号からデジタル信号に変換する為
の受光検出レベルを設定する回路部、フォトセンサPIDA
の発光素子の発光レベルを設定する回路部を有してい
る。
【0008】7は制御回路であり、前記PIDDC 検出回路
5及びPIDDA 検出回路6からのデジタル信号の各パルス
時間幅を測定する回路部、前記パルス時間幅をELC,
GC1,GC2のデータに変換する回路部、データのパ
リティーチェックを行う回路部、新旧データの比較チェ
ックを行う回路部を有している。8はデータ取り込みエ
ラーを表示する表示部である。9はEEPROMであ
り、前記PIDDC 検出回路5及びPIDDA 検出回路6に設定
する受光検出レベルと発光レベル等を記憶している。
【0009】図8は、従来の制御回路7にて使用される
データを記憶したメモリ(カウンタを含む)を示す図で
ある。
【0010】aはフォトセンサPIDDC の受光素子のアナ
ログ出力をデジタル出力に変換する為の受光検出レベル
を記憶するメモリ、bはフォトセンサPIDDA の受光素子
のアナログ出力をデジタル出力に変換する為の検出レベ
ルを記憶するメモリ、cはフォトセンサPIDDC 発光素子
の発光レベルを記憶するメモリ、dはフォトセンサPIDD
A の発光素子の発光レベルを記憶するメモリであり、上
記EEPROM9にて設定されている値を読み取ること
で、これらメモリa〜dに各データが記憶されている。
【0011】eはフォトセンサPIDDC にてデータディス
ク2から読み取られたパルス幅時間データ(1回転t1
〜t13:13エリア)を記憶するメモリ、fはフォト
センサPIDDC の出力から得られるパルス幅時間より求め
たフィルム駒数の数値データ(3bit)の最新値(D
DC_ELC_NEW)を記憶するメモリ、gはフォト
センサPIDDC の出力から得られるパルス幅時間より求め
た数値データ(5bit)の最新値(DDC_GC1_
NEW)を記憶するメモリ、hはフォトセンサPIDDC の
出力から得られるパルス幅時間より求めた数値データ
(5bit)の最新値(DDC_GC2_NEW)を記
憶するメモリ、iはフォトセンサPIDDC の出力から得ら
れるパルス幅時間より求めたフィルム駒数の数値データ
(3bit)の一つ古い値(DDC_ELC_OLD)
を記憶するメモリ、jはフォトセンサPIDDC の出力から
得られるパルス幅時間より求めた数値データ(5bi
t)の一つ古い値(DDC_GC1_OLD)を記憶す
るメモリ、kはフォトセンサPIDDC の出力から得られる
パルス幅時間より求めた数値データ(5bit)の一つ
古い値(DDC_GC2_OLD)を記憶するメモリで
ある。
【0012】lはフォトセンサPIDDC の出力パルスの変
化数をカウント値(PIDDC _EC)としてカウントする
PIDDC エッジカウンタ、mはフォトセンサPIDDC の出力
パルスの変化数をカウント値(PIDDA _EC)としてカ
ウントするPIDDA エッジカウンタである。
【0013】図9は、データディスク2から読み取った
データをELC,GC1,GC2に変換する方法につい
て説明する為の図である。
【0014】通常、読み取りの際にはデータディスクを
REWIND方向(フィルム巻き戻し方向)に回転して
行う為(逆方向での読み込みも可能)、ここでもREW
IND方向に回転した場合の動作で説明する。
【0015】図9(a)に示す様に、データディスク2
には7個所の明パターンが形成されており、これらに挟
まれた暗パターン6個所との計13個所のパルス幅で1
3データを表わしている。13データの内訳は、最初の
3データがフィルム枚数を表わすELC(エレメントコ
ード)であり、残りの10データは暗の5データと明の
5データに分けられ、そのデータの組み合わせでGC1
(ISO情報)とGC2(フィルム種類情報)を表わし
ている。この10データの暗と明のデータは各々二つの
WIDEパターン(1データ当たり20度)と三つのN
ARROWパターン(1データ当たり8度)で構成さ
れ、その10データの幅の合計は常に128度で一定で
ある。よって、最初の3データを除いた10データ分の
パルス幅合計時間から14度相当の時間値を求め、これ
を閾値として、WIDEパターンをデータ=1として、
NARROWパターンをデータ=0として、取り扱う
(判定する)。
【0016】上記“1”又は“0”の判定を行った後
は、図9(b)で示した様に、ELC,GC1,GC2
に分割して記憶する。GC1,GC2は各々パリティデ
ータを持っており、各々データ=1のパターン(WID
E)の総数は=2となる。
【0017】データの読み取りは通常2回行い、最初に
読み込んだ古いデータ(ELC_OLD,GC1_OL
D,GC2_OLD)と2度目に読み込んだ最新のデー
タ(ELC_NEW,GC1_NEW,GC2_NE
W)を比較し、等しいことを確認した後、GC1,GC
2のパリティチェックを行う。
【0018】データディスク2が2回転する間に、フォ
トセンサPIDDC でデータの読み取りを2度行い、これら
のデータを比較チェックすることで、データの信頼性を
評価している。
【0019】以下、従来のデータの読み取り時の動作に
ついて、図10のフローチャートに従って説明する。
【0020】まず、ステップ#101において、データ
取り込みを行う前に、PIDDC _EC(PIDDC エッジカウ
ンタの値)、PIDDA _EC(PIDDA エッジカウンタの
値)を初期化し、次のステップ#102において、出力
信号が取り込めない場合にシーケンスを終了する為のN
Gタイマを設定する。そして、次のステップ#103に
おいて、上記NGタイマがタイムアップしたかどうか確
認し、タイプアップしていればNGとして処理を終了す
る。
【0021】一方、NGタイマがタイムアップしていな
ければステップ#104へ進み、ここではフォトセンサ
PIDDC の出力が変化したかの確認を行い、変化した場合
はステップ#105へ進み、PIDDC _ECの値を+1
し、カウント値を進める。そして、次のステップ#10
6において、PIDDC _ECの値が「3≦PIDDC _EC≦
10」か否かを判定し、この条件を満足すればステップ
#108へ進むが、満足しなければステップ#107へ
進み、PIDDA エッジカウンタをクリアする為に「PIDDA
_EC=0」にする。これでPIDDA エッジカンタは「PI
DDA _EC=0」にクリアされ、次回のフォトセンサPI
DDA にてデータ(パルス)が読み取られた場合は再度1
からのカウントが開始されることになる。
【0022】なお、「1≦PIDDC _EC≦14」の条件
でPIDDA エッジカンタをクリアしない理由は、フォトセ
ンサPIDDA の出力信号とフォトセンサPIDDC の出力信号
は最初の1パルスと最後の1パルスが時間的に重なって
いる可能性があり、フォトセンサPIDDC の出力に変化有
りの条件でPIDDA _ECの値をクリアすると、フォトセ
ンサPIDDA の最初や最後のパルスをカウントできない可
能性がある為である。
【0023】次のステップ#108においては、「PIDD
C _EC≧2」か否かを判定し、この条件を満足すれば
ステップ#109へ進み、前述したPIDDC パルス幅時間
メモリにパルス幅時間を記憶する(エッジn+1時間〜
エッジn時間の差)。また、「PIDDC エッジカウンタ=
1」の場合はパルス幅が存在しないのでこの処理をキャ
ンセルし、直ちにステップ#114へ進む。
【0024】上記ステップ#104にてフォトセンサPI
DDC の出力が変化していなかった場合はステップ#11
0へ進み、ここではフォトセンサPIDDA の出力が変化し
たかの確認を行い、変化していなければステップ#10
3へ戻る。また、フォトセンサPIDDA の出力が変化した
ことを確認するとステップ#111へ進み、ここではPI
DDA _ECの値を+1し、カウント値を進める。そし
て、次のステップ#112において、PIDDA _ECの値
が「3≦PIDDA _EC≦10」か否かを判定し、この条
件を満足すればPIDDC エッジカウンタをクリアする為に
「PIDDC _EC=0」にする。これでPIDDC エッジカン
タは「PIDDC _EC=0」にクリアされ、次回のフォト
センサPIDDC にてデータ(パルス)が読み取られた場合
は再度1からのカウントが開始されることになる。
【0025】なお、「1≦PIDDA _EC≦14」の条件
でクリアしない理由は、PIDDA の信号とPIDDC の信号は
最初の1パルスと最後の1パルスが時間的に重なってい
る可能性があり、フォトセンサPIDDA の出力に変化有り
の条件でPIDDC _ECをクリアすると、フォトセンサPI
DDC の最初や最後のパルスがカウントできない可能性が
ある為である。
【0026】ステップ#114においては、PIDDC エッ
ジカンタの値が「PIDDC _EC=14」か否かを判定
し、この条件を満足しなければステップ#103へ戻
り、以下同様の動作を繰り返すが、この条件を満たす場
合はフォトセンサPIDDC のデータ取り込みは終了したの
でステップ#115へと進む。そして、ここではPIDDC
パルス幅時間メモリの値を、パルス時間の長さに応じ
て、数値データに変換する。つまり、PIDDC パルス幅時
間メモリの値を、DDC_ELC_NEW,DDC_G
C1_NEW,DDC_GC2_NEWとして記憶す
る。
【0027】以上の方法で、データディスク2の1回転
で1回分のデータを読み取る。そして、更に同様に再度
読み取りを行い、制御回路7は1度目と2度目のデータ
比較し、各々のパリティチェックを行い、データ読み取
りOKかNGかを決定する。
【0028】上記のデータの読み取り動作時のタイミン
グチャートを示したのが、図11であり、上記説明とこ
の図から明らかな様に、PIDDA エッジカウンタの値が
「14」になった後、PIDDC エッジカウンタの値が
「1」〜「14」になるまでの上記ステップ#109に
て記憶された各PIDDC パルス幅時間メモリの値が数値デ
ータに変換され、1回目の読み取りデータとして記憶さ
れる。同様にして2回目も行われる。
【0029】図12は、上記の2回のデータ読み取り動
作やパリティチェックを含む、従来の制御回路7での一
連の動作について、図12のフローチャートにより説明
する。
【0030】まず、ステップ#121において、PIDDC
検出回路5に受光検出レベルと発光レベルを設定し、次
のステップ#122において、PIDDA 検出回路6に受光
検出レベルと発光レベルを設定する。そして、次のステ
ップ#123において、フォトセンサPIDDC による1回
目のデータ取り取りを上記図10に説明したようにして
行う。続くステップ#124においては、フォトセンサ
PIDDC にて読み取った最新データを一つ古いデータにコ
ピーする。具体的には、DDC_ELC_NEWをDD
C_ELC_OLDに、DDC_GC1_NEWをDD
C_GC1_OLDに、DDC_GC2_NEWをDD
C_GC2_OLDにする。そして、次のステップ#1
26において、フォトセンサPIDDC による2回目のデー
タ取り取りを上記図10に説明したようにして行う。
【0031】次のステップ#126においては、1回目
と2回目の読み取りデータの比較を行う。つまり、最新
(2回目)のDDC_ELC_NEWと一つ古い(1回
目)DDC_ELC_OLDとの比較、最新のDDC_
GC1_NEWと一つ古いDDC_GC1_OLDとの
比較、及び、最新のDDC_GC2_NEWと一つ古い
DDC_GC2_OLDとの比較を、それぞれ行う。そ
して、次のステップ#127において、上記の各比較の
結果、OK(データの読み取り成功)の場合はステップ
#128へ進むが、NG(データの読み取り失敗)の場
合は再度データ取り取りを行う為にステップ123に戻
り、以下同様の動作を繰り返す。
【0032】ステップ#128においては、データのパ
リティチェックを行う。なお、このパリティチェックの
詳細は本件とは直接関係ないので、これ以上の説明は省
略する。このパリティチェックの結果、NGであればデ
ータの読み取り不良として終了し、パリティチェックの
結果、OKであればデータの読み取りを正常に終えたと
して動作を終了する(ステップ#129,#130)。
【0033】
【発明が解決しようとする課題】上記の様に、従来の装
置においては、データディスクより読み取るデータの信
頼性を上げる為に、フォトセンサPIDDC で読み取り動作
を2回行うようにしている為、データディスク2を必ず
2回転させる必要があり、データの読み取りに時間を要
し、カメラに新しいフィルムを入れてから撮影できるよ
うになるまでの撮影準備時間が長くなり、操作性が悪い
といった問題点を有していた。
【0034】また、フィルムカートリッジの構造上、フ
ィルム端がフィルムカートリッジ内部の部材と干渉し、
データディスクの回転速度が変動する個所がある。この
回転速度変動は、データディスク上の同じ個所で発生す
る。従って上記の従来装置においては、回転速度変動が
フォトセンサPIDDC での読み取り時に発生した場合、パ
ルス幅を正確には読めなくなり、パリティエラーが発生
し易くなるといった問題も有していた。
【0035】(発明の目的)本発明の第1の目的は、デ
ータの読み取りの信頼性を確保しつつ、データの読み取
りに要する時間を大幅に短縮することのできるデータ読
取装置を提供しようとするものである。
【0036】本発明の第2の目的は、情報記憶部材の移
動速度の変動、又は、データ記憶円盤やバーコード円盤
の回転速度の変動によるデータの読み取りエラーの発生
を防止することのできるデータ読取装置を提供しようと
するものである。
【0037】
【課題を解決するための手段】上記第1の目的を達成す
るために、請求項1,2及び8記載の本発明は、カート
リッジに具備されたデータ記憶部材よりデータを読み取
る第1の読取手段と、該第1の読取手段とは異なる位置
に配置され、同じく前記データ記憶部材よりデータを読
み取る第2の読取手段と、前記データ記憶部材の所定量
の移動中において、前記第1及び第2の読取手段に前記
データ記憶部材からデータの読み取りを指示し、得られ
るそれぞれの読み取りデータを比較してデータの取得を
行うデータ取得手段とを有するデータ読取装置とするも
のである。
【0038】同じく上記第1の目的を達成するために、
請求項3,4及び8記載のカートリッジに具備されたデ
ータ記憶円盤よりデータを読み取る第1の読取手段と、
該第1の読取手段とは異なる位置に配置され、同じく前
記データ記憶円盤よりデータを読み取る第2の読取手段
と、前記データ記憶円盤の1回転する間に、前記第1及
び第2の読取手段に前記データ記憶円盤からデータの読
み取りを指示し、得られるそれぞれの読み取りデータを
比較してデータの取得を行うデータ取得手段とを有する
データ読取装置とするものである。
【0039】同じく上記第1の目的を達成するために、
請求項5,6及び8記載の本発明は、フィルムカートリ
ッジに具備されたバーコード円盤よりフィルムに関する
データを読み取る第1の読取手段と、該第1の読取手段
とは異なる位置に配置され、同じく前記バーコード円盤
よりフィルムに関するデータを読み取る第2の読取手段
と、前記バーコード円盤が1回転する間に、前記第1及
び第2の読取手段に前記バーコード円盤からフィルムに
関するデータの読み取りを指示し、得られるそれぞれの
読み取りデータを比較してデータの取得を行うデータ取
得手段とを有するデータ読取装置とするものである。
【0040】また、上記第2の目的を達成するために、
請求項7記載の本発明は、データ取得手段を、第1の読
取手段もしくは第2の読取手段にて読み取られたデータ
の何れかが異常データであった場合、再度データの読み
取り指示を行い、最初に取り取った正常なデータと再度
読み取った同一の読取手段にて読み取られたデータを比
較してデータの取得を行うようにする請求項1,3又は
5記載のデータ読取装置とするものである。
【0041】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図示の実施の形態
に基づいて詳細に説明する。
【0042】本発明の実施の一形態に係るデータディス
ク読取装置の回路構成は、図1と同様であり、以下、図
1の符号を用いて説明を進める。
【0043】図2は、本発明の実施の一形態における制
御回路7にて使用されるデータを記憶したメモリ(カウ
ンタを含む)を示す図である。なお、図8で説明した従
来と同様のメモリやカウンタ(a〜m)については同様
であるので、その説明は省略し、ここでは新規に追加し
たものついてのみ(フォトセンサPIDDC ,PIDDA 双方で
読み取りを行う為に追加したメモリのみ)説明する。
【0044】nはフォトセンサPIDDA によりデータティ
スク2から読み取ったパルス幅時間(1回転t1〜t
3:13エリア)を記憶するPIDDA パルス幅時間メモ
リ、oはPIDDA パルス幅時間から求めた数値データ(3
bit)の最新値を記憶するDDA_ELC_NEWデ
ータメモリ、pはPIDDA パルス幅時間から求めた数値デ
ータ(5bit)の最新値を記憶するDDA_GC1_
NEWデータメモリ、qはPIDDA パルス幅時間から求め
た数値データ(5bit)の最新値を記憶するDDA_
GC2_NEWデータメモリ、rはPIDDA パルス幅時間
から求めた数値データ(3bit)の一つ古い値を記憶
するDDA_ELC_OLDデータメモリ、sはPIDDA
パルス幅時間から求めた数値データ(5bit)の一つ
古い値を記憶するDDA_GC1_OLDデータメモ
リ、tはPIDDA パルス幅時間から求めた数値データ(5
bit)の一つ古い値を記憶するDDA_GC2_OL
Dデータメモリである。また、uはDDCデータ取り込
み終了フラグPIDDC _endfであり、PIDDC _EC=14
の条件でセットされ、PIDDC のデータ取りが終了したこ
とを示す。vはDDAデータ取り込み終了フラグPIDDA
_endfであり、PIDDA _EC=14の条件でセットさ
れ、PIDDA のデータ取り込みが終了したことを示す。
【0045】従来の装置は、前述した様に読み取りデー
タの信頼性を上げる為に、データディスク2を2回転さ
せ、1回転毎にフォトセンサPIDDC で読み取りを行い、
比較チェックしていた。従って、読み取りの時間を要し
ていた。
【0046】そこで、本発明の実施の一形態のデータ読
取装置においては、データの読み取りをフォトセンサPI
DDC のみならず、従来はデータ読み取りタイミング作成
用としてのみ使用していた、フォトセンサPIDDA を用
い、これら双方で読み取りを行うことで、データディス
ク1回転の間に読み取りを2度行い(なお、この場合の
データ読み取りタイミング作成用としては、それぞれ他
方のフォトセンサが担うことになる)、比較チェックす
ることで、読み取りデータの信頼性は確保しつつ、デー
タの読み取り時間を半減させようとするものである。そ
して、これによりカメラに新しいフィルムを装填してか
ら撮影可能になるまでの撮影準備時間の短縮化を図り、
操作感の良いカメラを実現しようとするものである。
【0047】以下、本発明の実施の一形態におけるデー
タの読み取り時の動作について、図3のフローチャート
に従って説明する。
【0048】まず、ステップ#301において、データ
取り込みを行う前に、PIDDC _EC(PIDDC エッジカウ
ンタの値)、PIDDA _EC(PIDDA エッジカウンタの
値)、PIDDC _endf(PIDDC データ取り込み終了フラ
グ)、PIDDA _endf(PIDDA データ取り込み終了フラ
グ)を初期化し、次のステップ#302において、出力
信号が取り込めない場合にシーケンスを終了する為のN
Gタイマを設定する。そして、次のステップ#303に
おいて、上記NGタイマがタイムアップしたかどうか確
認し、タイプアップしていればNGとして処理を終了す
る。
【0049】一方、NGタイマがタイムアップしていな
ければステップ#304へ進み、ここではフォトセンサ
PIDDC の出力が変化したかの確認を行い、変化した場合
はステップ#305へ進み、PIDDC _ECの値を+1
し、カウント値を進める。そして、次のステップ#30
6において、PIDDC _ECの値が「3≦PIDDC _EC≦
10」か否かを判定し、この条件を満足すればステップ
#308へ進むが、満足しなければステップ#307へ
進み、PIDDA エッジカウンタをクリアする為に「PIDDA
_EC=0」にする。これでPIDDA エッジカンタは「PI
DDA _EC=0」にクリアされ、次回のフォトセンサPI
DDA にてデータ(パルス)が読み取られた場合は再度1
からのカウントが開始されることになる。
【0050】なお、「1≦PIDDC _EC≦14」の条件
でPIDDA エッジカンタをクリアしない理由は、フォトセ
ンサPIDDA の出力信号とフォトセンサPIDDC の出力信号
は最初の1パルスと最後の1パルスが時間的に重なって
いる可能性があり、フォトセンサPIDDC の出力に変化有
りの条件でPIDDA _ECの値をクリアすると、フォトセ
ンサPIDDA の最初や最後のパルスをカウントできない可
能性がある為である。
【0051】次のステップ#308においては、「PIDD
C _EC≧2」か否かを判定し、この条件を満足すれば
ステップ#309へ進み、前述したPIDDC パルス幅時間
メモリにパルス幅時間を記憶する(エッジn+1時間〜
エッジn時間の差)。また、「PIDDC エッジカウンタ=
1」の場合はパルス幅が存在しないのでこの処理をキャ
ンセルし、直ちにステップ#319へ進む。次のステッ
プ#310においては、「PIDDC _EC=14」か否か
を判定し、この条件を満していなければステップ#31
9へ進むが、この条件を満たしていればステップ#31
1へ進み、PIDDC データ取り込み終了フラグをセット
(PIDDC _endf=1)する。
【0052】上記ステップ#304にてフォトセンサPI
DDC の出力が変化していなかった場合はステップ#31
2へ進み、ここではフォトセンサPIDDA の出力が変化し
たかの確認を行い、変化していなければステップ#30
3へ戻る。また、フォトセンサPIDDA の出力が変化した
ことを確認するとステップ#313へ進み、ここではPI
DDA _ECの値を+1し、カウント値を進める。そし
て、次のステップ#314において、PIDDA _ECの値
が「3≦PIDDA _EC≦10」か否かを判定し、この条
件を満足すればPIDDC エッジカウンタをクリアする為に
「PIDDC _EC=0」にする。これでPIDDC エッジカン
タは「PIDDC _EC=0」にクリアされ、次回のフォト
センサPIDDC にてデータ(パルス)が読み取られた場合
は再度1からのカウントが開始されることになる。
【0053】なお、「1≦PIDDA _EC≦14」の条件
でクリアしない理由は、PIDDA の信号とPIDDC の信号は
最初の1パルスと最後の1パルスが時間的に重なってい
る可能性があり、フォトセンサPIDDA の出力に変化有り
の条件でPIDDC _ECをクリアすると、フォトセンサPI
DDC の最初や最後のパルスがカウントできない可能性が
ある為である。
【0054】次のステップ#315においては、「PIDD
A _EC≧2」か否かを判定し、この条件を満足すれば
ステップ#316へ進み、前述したPIDDA パルス幅時間
メモリにパルス幅時間を記憶する(エッジn+1時間〜
エッジn時間の差)。また、「PIDDA エッジカウンタ=
1」の場合はパルス幅が存在しないのでこの処理をキャ
ンセルし、直ちにステップ#319へ進む。次のステッ
プ#317においては、「PIDDA _EC=14」か否か
を判定し、この条件を満していなければステップ#31
9へ進むが、この条件を満たしていればステップ#31
8へ進み、PIDDA データ取り込み終了フラグをセット
(PIDDA _endf=1)する。
【0055】ステップ#319及び#320において
は、PIDDC データ取り込み終了(PIDDC _endf=1)及
びPIDDA データ取り込み終了(PIDDA _endf=1)の判
定を行う何れもこの条件を満たしていればステップ#3
21へ進むが、何れか一方がこの条件を満たしていなけ
れば、つまりデータ取り込みが終了していなければステ
ップ#303へ戻り、再度取り込みを実行する。
【0056】ステップ#321においては、PIDDC パル
ス幅時間メモリ及びPIDDA パルス幅時間メモリの値を、
パルス時間の長さに応じて、それぞれ数値データに変換
する。つまり、PIDDC パルス幅時間メモリの値を、DD
C_ELC_NEW,DDC_GC1_NEW,DDC
_GC2_NEWとして、又PIDDA パルス幅時間メモリ
の値を、DDA_ELC_NEW,DDA_GC1_N
EW,DDA_GC2_NEWとして、それぞれ記憶す
る。
【0057】以上の方法で、データディスク2の1回転
で2回分のデータを読み取る。
【0058】上記のデータの読み取り動作時のタイミン
グチャートを示したのが、図4であり、上記説明とこの
図から明らかな様に、PIDDA エッジカウンタの値が
「1」〜「14」になるまでの上記ステップ#316に
て記憶された各PIDDA パルス幅時間メモリの値と、PIDD
C エッジカウンタの値が「1」〜「14」になるまでの
上記ステップ#309にて記憶された各PIDDC パルス幅
時間メモリの値とが数値データに変換され、2回分の読
み取りデータとして記憶される。
【0059】ところで、既に述べた様に、フィルムカー
トリッジの構造上、フィルム端がカートリッジ内部の部
材と干渉し、データディスクの回転速度が変動する個所
があり、この回転速度変動はデータディスク2上の同じ
個所で発生する。この為に従来装置では、上記の回転速
度変動がフォトセンサでのデータ読み取り時に発生する
とパルス幅が正確には読めなくなり、パリティエラーが
発生し易くなる。
【0060】本発明の実施の一形態においては、この点
に鑑み、データディスク2からのデータの読み取りを、
フォトセンサPIDDC ,PIDDA の双方で行うことで、片方
のフォトセンサから読み取ったデータに異常値(パリテ
ィエラー)が発生した場合は、データの再度の読み取り
を行い、正常な方のデータのみ比較チェックすることに
より、読み込みエラーの発生を防止することを可能にし
ている。具体的には、フォトセンサPIDDC でパリティエ
ラーが発生した場合は、データの再度の読み取りを実行
し、フォトセンサPIDDA から得られた最初のデータと2
度目のデータを比較チェックする。
【0061】この方法により、データの信頼性は損なう
ことなく、回転速度変動によるパリティエラーの発生を
防止できるようにしている。
【0062】この為の制御回路7での一連の動作につい
て、図5及び図6のフローチャートを用いて説明する。
【0063】まず、ステップ#401において、PIDDC
検出回路2に受光検出レベルと発光レベルを設定し、次
のステップ#402において、PIDDA 検出回路2に受光
検出レベルと発光レベルを設定する。続くステップ#4
03においては、フォトセンサPIDDC の一つ前のデータ
保存エリアに通常取り得ないダミーデータを入れる。こ
れらのダミーデータは、フォトセンサPIDDA 側のデータ
でパリティエラーが発生した場合、フォトセンサPIDDC
にて得られたデータの最初のデータ比較に使用する。具
体的には、DDC_ELC_OLDに“000B”の、
DDC_GC1_OLDに“00000B”の、DDC
_GC2_OLDに“00000B”の、それぞれダミ
ーデータを入れる。
【0064】次のステップ#404においては、フォト
センサPIDDA の一つ前のデータ保存エリアに通常取り得
ないダミーデータを入れる。これらのダミーデータは、
フォトセンサPIDDC 側のデータでパリティエラーが発生
した場合、フォトセンサPIDDA にて得られたデータの最
初のデータ比較に使用する。具体的には、DDA_EL
C_OLDに“000B”の、DDA_GC1_OLD
に“00000B”の、DDA_GC2_OLDに“0
0000B”の、それぞれダミーデータを入れる。
【0065】次のステップ#405においては、フォト
センサPIDDC ,PIDDA により、図3に示した様にしてデ
ータの取り込みを行う。そして、次のステップ#406
において、DDC_GC1_NEW,DDC_GC2_
NEWのパリティチェックを行い、続くステップ#40
7において、パリティチェック結果がOKならばステッ
プ#408へ進み、ここではDDA_GC1_NEW,
DDA_GC2_NEWのパリティチェックを行う。そ
して、次のステップ#409において、ここでもパリテ
ィチェック結果がOKならば、回転速度変動によるパリ
ティエラー無しと判定して、ステップ#410へ進み、
フォトセンサPIDDC とPIDDA の最新データを比較する。
具体的には、DDC_ELC_NEWとDDA_ELC
_NEWとの比較、DDC_GC1_NEWとDDA_
GC1_NEWとの比較、DDC_GC2_NEWとD
DA_GC2_NEWとの比較、をそれぞれ行い、次の
ステップ#411において、比較OKであれば2回取り
込んだデータが等しいので終了する。又、比較NGの場
合は再度データ取り込みを行う為にステップ#403へ
戻る。
【0066】上記ステップ#407にてパリティチェッ
ク結果がNGであった場合は図6のステップ#414へ
進み、ここではフォトセンサPIDDA のデータをパリティ
チェックする(DDA_GC1_NEW,DDA_GC
2_NEW)。そして、次のステップ#415におい
て、パリティチェック結果がNGであれば再度データ取
り込みを行う為図5のステップ#403へ戻るが、パリ
ティチェック結果がOKであればステップ#416へ進
み、ここではフォトセンサPIDDA の最新データと一つ古
いデータの比較を行う。具体的には、DDA_ELC_
NEWとDDA_ELC_OLDとの比較、DDA_G
C1_NEWとDDA_GC1_OLDとの比較、DD
A_GC2_NEWとDDA_GC2_OLDとの比
較、をそれぞれ行い、次のステップ#417において、
比較の結果を判定する。なお、1度目はダミーデータと
の比較であり、絶対に比較結果がNGになる。2度目の
データをとり終えた後は、2度目のデータと1度目のデ
ータが等しければ、OKとなるので動作を終了する。
【0067】また、上記ステップ#417での比較結果
がNGの場合はステップ#418へ進み、フォトセンサ
PIDDA の最新データを一つ古いデータにコピーする。具
体的には、DDA_ELC_NEWをDDA_ELC_
OLDとして、DDA_GC1_NEWをDDA_GC
1_OLDとして、DDA_GC2_NEWをDDA_
GC2_OLDとして、それぞれコピーする。そして、
再度データ読み取りを行う為に図5ステップ#403へ
戻る。
【0068】又、上記ステップ#409にてパリティチ
ェック結果がNGであった場合はステップ#412へ進
み、ここではフォトセンサPIDDC の最新データと一つ古
いデータの比較を行う。具体的には、DDC_ELC_
NEWとDDC_ELC_OLDとの比較、DDC_G
C1_NEWとDDC_GC1_OLDとの比較、DD
C_GC2_NEWとDDC_GC2_OLDとの比
較、をそれぞれ行い、次のステップ#413において、
比較の結果を判定する。なお、1度目はダミーデータと
の比較であり、絶対に比較結果がNGになる。2度目の
データをとり終えた後は、2度目のデータと1度目のデ
ータが等しければ、OKとなるので動作を終了する。
【0069】また、上記ステップ#413での比較結果
がNGの場合は図6のステップ#419へ進み、フォト
センサPIDDC の最新データを一つ古いデータにコピーす
る。具体的には、DDC_ELC_NEWをDDC_E
LC_OLDとして、DDC_GC1_NEWをDDC
_GC1_OLDとして、DDC_GC2_NEWをD
DC_GC2_OLDとして、それぞれコピーする。そ
して、再度データ読み取りを行う為に図5ステップ#4
03へ戻る。
【0070】なお、上記のフローには特に図示していな
いが、パリティチェックNGや比較NG時の再測定回数
が所定値を越える場合は、カートリッジ不良として読み
取りを終了し、図1に示した表示部8にエラー表示を行
う。
【0071】以上の実施の一形態によれば、フォトセン
サPIDDA とPIDDC の双方でデータディスクのデータ読み
取りを行うようにしているので、読み取り時間を半減さ
せることができ、又一方のフォトセンサでパリティエラ
ーが発生した場合は、データの再度の読み取りを実行
し、他方のフォトセンサにて得られた最初のデータと2
度目のデータを比較チェックするようにしているので、
回転速度変動によるパリティエラーの防止を行うことが
可能となる。
【0072】(発明と実施の形態の対応)上記実施の形
態において、フォトセンサPIDDC 及びPIDDC 検出回路5
が本発明の第1の読取手段に、フォトセンサPIDDA がPI
DDA 検出回路6が本発明の第2の読取手段に、制御回路
7の図3や図5及び図6の動作を実行する部分が本発明
のデータ取得手段に、それぞれ相当する。
【0073】以上が実施の形態の各構成と本発明の各構
成の対応関係であるが、本発明は、これら実施の形態の
構成に限定されるものではなく、請求項で示した機能、
又は実施の形態がもつ機能が達成できる構成であればど
のようなものであってもよいことは言うまでもない。
【0074】(変形例)上記実施の形態では、フォトセ
ンサによりデータを読み取るようにしているが、データ
ディスクがバーコードでなく、磁気的に情報記録されて
いるものであった場合には、磁気センサにより読み取る
ようにしても良い。
【0075】また、データディスクは円盤状のものを想
定しているが、直線的に移動したりするものであっても
良い。
【0076】また、本発明は、以上の実施の形態に記載
のカートリッジ以外の形式のカートリッジやフィルム以
外の画像記録媒体を有するカートリッジ、更にはその他
の種類のカートリッジや電池等のカートリッジ以外の装
填または排出物であっても適用できるものである。
【0077】また、本発明は、カメラに適用した例を述
べているが、カメラ以外の光学機器やその他の装置、更
にはそれらカメラや光学機器やその他の装置に適用され
る装置、又はこれらを構成する要素に対しても適用でき
るものである。
【0078】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
データの読み取りの信頼性を確保しつつ、データの読み
取りに要する時間を大幅に短縮することができるデータ
読取装置を提供できるものである。
【0079】また、本発明によれば、情報記憶部材の移
動速度の変動、又は、データ記憶円盤やバーコード円盤
の回転速度の変動によるデータの読み取りエラーの発生
を防止することができるデータ読取装置を提供できるも
のである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の一形態や従来においてデータデ
ィスクからデータの読み取りを行うデータディスク読取
装置の構成を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施の一形態における制御回路にて使
用されるメモリ内容を示す図である。
【図3】本発明の実施の一形態においてデータ読み取り
時の動作を示すフローチャートである。
【図4】図3の動作説明を助ける為のタイミングチャー
トである。
【図5】本発明の実施の一形態においてデータ読み取り
時の動作を含む一連の動作の一部を示すフローチャート
である。
【図6】図5の動作の続きを示すフローチャートであ
る。
【図7】一般的なデータディスクの拡大図とフォトセン
サPIDDC ,PIDDA の出力を示す図である。
【図8】従来の制御回路にて使用されるメモリ内容を示
す図である。
【図9】データディスクから読み取ったデータをEL
C,GC1,GC2に変換する方法について説明する為
の図である。
【図10】従来の制御回路によるデータ読み取り時の動
作を示すフローチャートである。
【図11】図10の動作説明を助ける為のタイミングチ
ャートである。
【図12】従来の制御回路によるデータ読み取り時の動
作等を含む一連の動作を示すフローチャートである。
【符号の説明】
PIDDA ,PIDDC フォトセンサ 2 データディスク 5 PIDDC 検出回路 6 PIDDA 検出回路 7 制御回路 8 表示部

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 データ記憶部材よりデータを読み取る第
    1の読取手段と、該第1の読取手段とは異なる位置に配
    置され、同じく前記データ記憶部材よりデータを読み取
    る第2の読取手段と、前記データ記憶部材の所定量の移
    動中において、前記第1及び第2の読取手段に前記デー
    タ記憶部材からデータの読み取りを指示し、得られるそ
    れぞれの読み取りデータを比較してデータの取得を行う
    データ取得手段とを有することを特徴とするデータ読取
    装置。
  2. 【請求項2】 前記第1の読取手段と前記第2の読取手
    段は、前記データ記憶部材の移動軌跡内に配置され、デ
    ータを光学的あるいは磁気的に読み取ることを特徴とす
    る請求項1記載のデータ読取装置。
  3. 【請求項3】 データ記憶円盤よりデータを読み取る第
    1の読取手段と、該第1の読取手段とは異なる位置に配
    置され、同じく前記データ記憶円盤よりデータを読み取
    る第2の読取手段と、前記データ記憶円盤の1回転する
    間に、前記第1及び第2の読取手段に前記データ記憶円
    盤からデータの読み取りを指示し、得られるそれぞれの
    読み取りデータを比較してデータの取得を行うデータ取
    得手段とを有することを特徴とするデータ読取装置。
  4. 【請求項4】 前記第1の読取手段と前記第2の読取手
    段は、前記データ記憶円盤上に配置され、データを光学
    的あるいは磁気的に読み取ることを特徴とする請求項3
    記載のデータ読取装置。
  5. 【請求項5】 フィルムカートリッジに具備されたバー
    コード円盤よりフィルムに関するデータを読み取る第1
    の読取手段と、該第1の読取手段とは異なる位置に配置
    され、同じく前記バーコード円盤よりフィルムに関する
    データを読み取る第2の読取手段と、前記バーコード円
    盤が1回転する間に、前記第1及び第2の読取手段に前
    記バーコード円盤からフィルムに関するデータの読み取
    りを指示し、得られるそれぞれの読み取りデータを比較
    してデータの取得を行うデータ取得手段とを有すること
    を特徴とするデータ読取装置。
  6. 【請求項6】 前記第1の読取手段と前記第2の読取手
    段は、前記バーコード円盤上に配置され、データを光学
    的に読み取ることを特徴とする請求項5記載のデータ読
    取装置。
  7. 【請求項7】 前記データ取得手段は、前記第1の読取
    手段もしくは前記第2の読取手段にて読み取られたデー
    タの何れかが異常データであった場合、再度データの読
    み取り指示を行い、最初に取り取った正常なデータと再
    度読み取った同一の読取手段にて読み取られたデータを
    比較してデータの取得を行うことを特徴とする請求項
    1,3又は5記載のデータ読取装置。
  8. 【請求項8】 前記第1の読取手段によるデータの読み
    取り時には、前記第2の読取手段の出力を読み取りタイ
    ミング作成用とし、前記第2の読取手段によるデータの
    読み取り時には、前記第1の読取手段の出力を読み取り
    タイミング作成用とすることを特徴とする請求項1,3
    又は5記載のデータ読取装置。
JP10327525A 1998-11-04 1998-11-04 データ読取装置 Pending JP2000137262A (ja)

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JP10327525A JP2000137262A (ja) 1998-11-04 1998-11-04 データ読取装置
US09/426,694 US6381417B1 (en) 1998-11-04 1999-10-25 Data reading apparatus
TW088118589A TW473643B (en) 1998-11-04 1999-10-27 Data reading apparatus
EP99121750A EP1004958A3 (en) 1998-11-04 1999-11-03 Apparatus for reading data, particularly from a film cartridge
KR1019990048699A KR100363496B1 (ko) 1998-11-04 1999-11-04 데이터 판독장치
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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN113899918A (zh) * 2021-11-23 2022-01-07 中国人民解放军92493部队计量测试研究所 基于可调波长led脉冲光源的光电式转速表检定方法

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CN113899918A (zh) * 2021-11-23 2022-01-07 中国人民解放军92493部队计量测试研究所 基于可调波长led脉冲光源的光电式转速表检定方法

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