JP2000137021A - サンプルプレートとマルチキャピラリー電気泳動装置 - Google Patents

サンプルプレートとマルチキャピラリー電気泳動装置

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JP2000137021A JP10311674A JP31167498A JP2000137021A JP 2000137021 A JP2000137021 A JP 2000137021A JP 10311674 A JP10311674 A JP 10311674A JP 31167498 A JP31167498 A JP 31167498A JP 2000137021 A JP2000137021 A JP 2000137021A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 マルチキャピラリー電気泳動装置に適した試
料導入用のサンプルプレートを得る。 【解決手段】 サンプルプレート100の電極プレート
104を電気泳動装置本体に設置するとともに、泳動用
高電圧ライン結線用穴107にプラグ106を挿入し、
高圧配線ケーブルに接続する。ベースプレート101の
各ウェルをウェルガイド103の貫通穴に挿入し、さら
に電極プレート104のくぼみ105に圧入かん合し
て、ベースプレート101を電極プレート104に固定
する。その後、ベースプレート101の各ウェル102
に試料を入れ、各ウェル102にキャピラリーの一端を
浸し、泳動電圧を印加して電気泳動的に試料をキャピラ
リーに注入する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は複数のキャピラリー
カラムが配列され、複数の試料が1つずつキャピラリー
カラムに注入されて、全てのキャピラリーカラムで同時
に電気泳動されるマルチキャピラリーアレイ泳動部、及
びマルチキャピラリーアレイ泳動部でキャピラリーに光
を照射し、その照射された部分の試料による吸光度や試
料からの蛍光を測定する光学的測定部を備えたマルチキ
ャピラリー電気泳動装置と、その複数のキャピラリーカ
ラムに試料を導入する際に使用されるサンプルプレート
に関するものである。このようなマルチキャピラリー電
気泳動装置は、タンパク質の分離やDNAの塩基配列決
定に用いられている。DNAの塩基配列決定のためのマ
ルチキャピラリー電気泳動装置では、サンガー反応を用
い、プライマー又はターミネータを蛍光物質で標識した
DNAフラグメント(断片)試料を電気泳動させ、泳動途
中でDNAフラグメント試料からの蛍光を検出して塩基
配列を決定する。
【0002】
【従来の技術】ヒトゲノムのような長大な塩基配列をも
つDNAの塩基配列決定には、高感度で、高速で、かつ
大処理能力をもったDNAシーケンサが必要となる。そ
の1つの方法として、平板状のスラブゲルを用いたもの
に代わってゲルを充填したキャピラリーカラムを複数本
配列したマルチキャピラリーDNAシーケンサが提案さ
れている。キャピラリーカラムは、スラブゲルに比べ
て、試料の取扱いや注入が容易であるだけでなく、高速
に泳動させて高感度で検出できる。つまり、スラブゲル
で高電圧を印加すれば、ジュール熱の影響によりバンド
が広がったり、温度勾配が生じるなどの問題が生じる
が、キャピラリーカラムではそのような問題は少なく、
高電圧を印加して高速泳動をさせても、バンドの広がり
が少なく高感度検出ができるのである。
【0003】キャピラリー電気泳動におけるキャピラリ
ーカラムへの試料導入は、圧力を用いる方法や、電圧を
印加する電気泳動的方法が行われている。そのうち、電
気泳動的に試料を導入する方法は、装置構成の簡便さ、
操作の容易さ、パラメータの制御性の良さの点から広く
一般的に採用されている。電気泳動的に試料導入を行う
場合、調製した試料中にキャピラリーカラムの一端部を
浸し、他端部をバッファ液中に浸し、かつ試料中でキャ
ピラリーカラム端の近傍に白金線などの電極も浸す必要
がある。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】電気泳動的な試料導入
に際し、電極を各キャピラリーカラムの端部近傍に保持
する構造では、複数のキャピラリーカラムをまとめてア
レイ状に配列し同時に電気泳動を行なうマルチキャピラ
リー電気泳動装置の場合には、試料導入の為の電極構造
が複雑となる。また、キャピラリーカラム端を試料注入
用容器の試料に浸し電圧を印加する方法などにより注入
した後、そのキャピラリーカラム端を泳動用のバッファ
液の入ったリザーバに移し換えなければならず、試料注
入から泳動開始までの操作に手間がかかり、自動化がで
きれば好都合である。
【0005】本発明の第1の目的は、マルチキャピラリ
ー電気泳動装置に適した簡易な電極構造を有する試料導
入用のサンプルプレートを提供することである。本発明
の第2の目的は、そのようなサンプルプレートを用い、
多数のキャピラリーカラムへの試料注入から泳動までを
自動化できるマルチキャピラリー電気泳動装置を提供す
ることである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明のサンプルプレー
トは、1又は複数の穴がウェルとして形成され、それら
のウェルの底部が開口され、かつそれぞれ同じ高さに突
出している使い捨て式(ディスポーザブル)の絶縁樹脂製
ベースプレートと、ベースプレートが配列されて形成さ
れるウェルの二次元配列に対応した位置にウェルの寸法
よりも小さい寸法をもつくぼみが形成され、それらのく
ぼみにウェルの底部が圧入されることによりベースプレ
ートを固定する導電性金属の電極プレートと、を備えて
いる。
【0007】本発明のマルチキャピラリー電気泳動装置
は、複数のキャピラリーカラムが配列され、複数の試料
が1つずつキャピラリーカラムに注入されて、全てのキ
ャピラリーカラムで同時に電気泳動されるマルチキャピ
ラリーアレイ泳動部と、マルチキャピラリーアレイ泳動
部でキャピラリーに光を照射し、その照射された部分の
試料による吸光度や試料からの蛍光を測定する光学的測
定部とを備えたマルチキャピラリー電気泳動装置におい
て、マルチキャピラリーアレイ泳動部の試料注入側では
二次元的に配列されたキャピラリーカラム端が下向きに
固定され、そのキャピラリーカラム端の下方にはそのキ
ャピラリーカラム端の配列と対応して、試料が収容され
たウェルが二次元的に配列された上記サンプルプレー
ト、及び泳動用バッファ液が収容されて全キャピラリー
カラムに電圧が印加される泳動用リザーバが配置され、
サンプルプレートと泳動用リザーバのいずれかを、切り
換えてキャピラリーカラム端に接触させる移動機構が設
けられている。
【0008】ベースプレートのウェルを電極プレートの
くぼみに圧入固定して試料を入れる空間を形成し、各ウ
ェルにそれぞれ試料を入れる。そのようなベースプレー
トは使い捨て式のものであるので、コンタミネーション
を防止することができる。構成としては1ウェルづつ、
nウェル/列又はnウェル×m列のいずれでもよい。成
形材料としては使い捨て式であることを考慮すれば、ポ
リプロピレンやポリエチレンなど、耐薬品性をもち、成
形性もよい汎用エンジニアリングプラスチックが適す
る。
【0009】キャピラリーカラムへの試料注入時には、
サンプルプレートのウェルにそれぞれ試料を入れ、移動
機構によりサンプルプレートを移動してウェル内の試料
にそれぞれのキャピラリーカラムの一端を浸す。サンプ
ルプレートの電極プレートとキャピラリーカラムの他端
間に電圧を印加して試料を電気泳動的にキャピラリーに
注入する。試料注入後、移動機構により、サンプルプレ
ートをキャピラリーカラムの一端との接触から外し、泳
動用リザーバのバッファ液にキャピラリーカラムの一端
を浸す。その後、キャピラリーカラムの両端のリザーバ
のバッファ液間に電圧を印加することにより泳動を行な
わせる。これにより、キャピラリーカラムへの試料注入
から泳動に至る操作が自動的に行なわれる。
【0010】サンプルプレートのウェルには、すでに処
理された試料が入れられる場合だけでなく、サンプルプ
レートのウェルを用いてPCR(Polymerase Chain Reac
tion)法により試料を処理した後に、そのウェル内の試
料にキャピラリー端を挿入して試料注入を行なうように
用いることもできる。PCR法はDNAのうちの目的と
する一部分のみを大幅に増幅させる方法である。PCR
法ではサンプルのDNAにプライマーを加え、温度を上
げて二本鎖DNAを一本鎖に解離させ、次に温度を下げ
てプライマーをDNA鎖に結合させ、少し温度を上げて
DNAを合成させ、さらに温度を上げて一本鎖にする。
このように温度を上下に変化させる操作を繰り返すこと
により、DNAの所定部分を大量に増幅合成する方法で
ある。
【0011】
【実施例】図1(A)は一実施例のベースプレートを表す
斜視図である。(B)は(A)におけるZ−Z線位置での断
面図である。ベースプレート101は全体が薄いプラス
チックで成形されたものであり、その平面状の表面には
底部の開口された穴のウェル102が一定間隔で配列さ
れている。ウェル102の内径形状は電極プレートに接
触する底部が細く、キャピラリーの挿入される上部が太
くなっている。底部開口の寸法は0.7mm〜2mmで
あり、上部開口の寸法は4mm〜4.5mmである。こ
れにより、底部開口を後述の電極プレート104で閉じ
てサンプルを収容したとき、サンプル量が少なくても液
面を高くすることができ、かつ、キャピラリーをウェル
102内のサンプルに容易に導くことができる。
【0012】図2(A)は一実施例のサンプルプレートを
表す斜視図である。(B)は(A)におけるY−Y線位置で
の断面図である。電極プレート104はステンレスな
ど、導電性で機械的強度の高い材質で構成されており、
その平面状の表面には縦方向と横方向に配列されたくぼ
み105が形成されている。電極プレート104の表面
には複数のベースプレート101が配置される。くぼみ
105の配列は電極プレート104の表面にベースプレ
ート101が配列されて形成されるウェル102の二次
元配列に対応している。くぼみ105の寸法は、ウェル
102の底部を圧入かん合してベースプレート101を
固定するために、ウェル102の底部の外形寸法よりわ
ずかに小さくなっている。電極プレート104の底部に
は、電気泳動装置本体に設置されたプラグ106を介し
て高圧電源と接続するための泳動用高電圧ライン結線用
穴107が形成されている。
【0013】103はウェル102を電極プレート10
4のくぼみ105に導くウェルガイドであり、電極プレ
ート104の表面に固着され、くぼみ105に対応した
位置に貫通穴が形成されている。ウェルガイド103は
導電体でも絶縁体でもよく、材質は問わない。ベースプ
レート101、ウェルガイド103及び電極プレート1
04によりサンプルプレート100が構成される。
【0014】使用後、電極プレート104はベースプレ
ート101から外す。ベースプレート101は1回の使
用後廃棄するが、電極プレート104とウェルガイド1
03は繰り返し使用する。電極プレート104の再使用
にあたり洗浄する。特に、くぼみ105は試料と接触す
る部分があるので、必ず洗浄して使用する。
【0015】図3にこのサンプルプレートを用いて試料
注入を行なうマルチキャピラリー電気泳動装置を概略的
に示す。マルチキャピラリー電気泳動装置には、キャピ
ラリーカラム内に分離媒体としてポリアクリルアミドゲ
ル、リニアアクリルアミドゲル、ポリエチレンオキサイ
ド(PEO)ゲルなどのゲルが充填されたゲル電気泳動装
置、ゲルを充填しないでキャピラリーカラム内で自由泳
動を行なわせるキャピラリーゾーン電気泳動装置などが
含まれるが、本発明のサンプルプレートは複数のキャピ
ラリーカラムを用いる電気泳動装置であれば、いずれの
ものにも適用することができる。
【0016】一対のリザーバ110と120にそれぞれ
バッファ液112と122が収容されており、両バッフ
ァ液中にそれぞれ電極130と132が設けられてい
る。図2に示したサンプルプレート100の電極プレー
ト104は電気泳動装置本体に設置されるとともに、泳
動用高電圧ライン結線用穴107にプラグ106が挿入
され高圧配線ケーブルに接続される。ベースプレート1
01の各ウェルはウェルガイド103の貫通穴に挿入さ
れ、さらに電極プレート104のくぼみに圧入かん合さ
れて、ベースプレート101は電極プレート104に固
定される。その後、ベースプレート101の各ウェルに
試料が入れられる。必要であれば試料が電極プレート1
04に接触するように軽く遠心脱泡する。
【0017】リザーバ110とサンプルプレート100
とは配線が切り換えられるように高圧切換え部136で
切換え可能に接続され、電気泳動用高圧電源がその高圧
切換え部136と他方のリザーバ120に設けられた電
極132との間に接続され、試料注入用と泳動用の電圧
が印加されるようになっている。
【0018】試料注入時にはキャピラリーアレイ2の一
端部2aはサンプルプレート100の各ウェルに一本ず
つ挿入され、試料注入後はリザーバ110に切り換えら
れて一端部2aがバッファ液112に浸される。キャピ
ラリーアレイ2の他端部2bが他方のリザーバ120の
バッファ液122に浸され、その他端側には吸光度や蛍
光により試料を検出する光学的測定部10から励起光や
測定光が照射され、吸光度や蛍光が測定される被検出部
2cが設けられている。
【0019】キャピラリーアレイ2は一端側2aではサ
ンプルプレート100のウェル102の配列に対応した
二次元的な配列を持ち、被検出部2cではキャピラリー
カラムが一列に配列され、そのキャピラリーカラムの配
列面に垂直な方向から測定光や励起光が照射される。サ
ンプルプレート100とリザーバ110は移動機構(図
3では図示略)によっていずれかが選択的にキャピラリ
ー端2aと接触するように切り換えて配置される。
【0020】試料注入時には、サンプルプレート100
のウェル内の試料にキャピラリーカラム端2aが1本ず
つ浸され、リザーバ120のバッファ液122にキャピ
ラリーカラムの他端がまとめて浸される。そして、電極
プレート104を通して全てのウェル102に同時に高
電圧を印加してキャピラリーカラムに試料を注入する。
【0021】試料注入後、高電圧印加をいったん止め
て、移動機構によりサンプルプレート100とリザーバ
110を動かすことにより、試料側のキャピラリー端2
aをリザーバ110のバッファ液112中に浸す。その
後、両リザーバ110と120間に高電圧を印加して電
気泳動分離を行なう。
【0022】電極プレート104に高圧ラインを結線す
る方法は、高圧電源136に接続された板バネなどをサ
ンプルプレート100が固定される位置に設け、サンプ
ルプレート100を固定したときに板バネと電極プレー
ト104が接触するようにしてもよい。移動機構はサン
プルプレート100とリザーバ110を水平面内で移動
させ、キャピラリー端2aを垂直方向に移動させるよう
にするものでもよい。サンプルプレート100のウェル
の数はキャピラリーアレイの本数に合わせて任意に設定
することができる。
【0023】
【発明の効果】本発明のサンプルプレートは、1又は複
数の穴がウェルとして形成され、それらのウェルの底部
が開口され、かつそれぞれ同じ高さに突出している使い
捨て式の絶縁樹脂製ベースプレートと、ベースプレート
が配列されて形成されるウェルの二次元配列に対応した
位置にウェルの寸法よりも小さい寸法をもつくぼみが形
成され、それらのくぼみにウェルの底部が圧入されるこ
とによりベースプレートを固定する導電性金属の電極プ
レートと、を備えているので、このサンプルプレートを
用いると、複雑な電極配線構造をとることなく複数ウェ
ルへの電圧印加が可能になる。特に、本数の多いマルチ
キャピラリーアレイを用いた電気泳動装置におけるキャ
ピラリーカラムへの試料注入が容易になる。本発明のマ
ルチキャピラリー電気泳動装置は、試料注入用にこのサ
ンプルプレートを用いるとともに、サンプルプレートと
泳動用リザーバのいずれかを切り換えてキャピラリーカ
ラム端に接触させる移動機構を備えているので、キャピ
ラリーカラムへの試料注入及び泳動の操作を自動的に行
なうことができるようになる。
【図面の簡単な説明】
【図1】ベースプレートの一実施例を表わしたものであ
り、(A)は概略斜視図、(B)は(A)中でのZ−Z線位置
での断面図である。
【図2】ベースプレートの一実施例を表わしたものであ
り、(A)は概略斜視図、(B)は(A)中でのY−Y線位置
での断面図である。
【図3】一実施例のサンプルプレートを用いて試料注入
を行なうマルチキャピラリー電気泳動装置の一実施例を
示す概略斜視図である。
【符号の説明】 2 キャピラリーアレイ 10 光学的測定部 100 サンプルプレート 101 ベースプレート 102 ウェル 103 ウェルガイド 104 電極プレート 105 くぼみ 106 プラグ 107 泳動用高電圧ライン結線用穴
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G01N 27/26 315K 321Z 331G (72)発明者 中村 伸 京都府京都市中京区西ノ京桑原町1番地 株式会社島津製作所内 Fターム(参考) 2G043 AA01 BA16 CA03 DA05 EA01 EA19 FA03 GA08 GB01 GB05 JA01 2G045 AA35 BB52 DA13 FA11 FB05 FB12 GC15 HA16 JA07 2G059 AA05 BB04 BB20 CC13 CC20 EE01 FF11 GG10 KK01 PP01 4B029 AA07 AA23 BB15 BB20 CC03 CC13 FA10 FA12

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 1又は複数の穴がウェルとして形成さ
    れ、それらのウェルの底部が開口され、かつそれぞれ同
    じ高さに突出している使い捨て式の絶縁樹脂製ベースプ
    レートと、 前記ベースプレートが配列されて形成されるウェルの二
    次元配列に対応した位置に前記ウェルの寸法よりも小さ
    い寸法をもつくぼみが形成され、それらのくぼみに前記
    ウェルの底部が圧入されることにより前記ベースプレー
    トを固定する導電性金属の電極プレートと、を備えたこ
    とを特徴とするサンプルプレート。
  2. 【請求項2】 複数のキャピラリーカラムが配列され、
    複数の試料が1つずつ前記キャピラリーカラムに注入さ
    れて、全てのキャピラリーカラムで同時に電気泳動され
    るマルチキャピラリーアレイ泳動部と、前記マルチキャ
    ピラリーアレイ泳動部でキャピラリーに光を照射し、そ
    の照射された部分の試料による吸光度や試料からの蛍光
    を測定する光学的測定部とを備えたマルチキャピラリー
    電気泳動装置において、 前記マルチキャピラリーアレイ泳動部の試料注入側では
    二次元的に配列されたキャピラリーカラム端が下向きに
    固定され、そのキャピラリーカラム端の下方にはそのキ
    ャピラリーカラム端の配列と対応して、試料が収容され
    たウェルが二次元的に配列されたサンプルプレート、及
    び泳動用バッファ液が収容されて全キャピラリーカラム
    に電圧が印加される泳動用リザーバが配置され、 そのサンプルプレートは1又は複数の穴がウェルとして
    形成され、それらのウェルの底部が開口され、かつそれ
    ぞれ同じ高さに突出している使い捨て式の絶縁樹脂製ベ
    ースプレートと、前記ベースプレートが配列されて形成
    されるウェルの二次元配列に対応した位置に前記ウェル
    の寸法よりも小さい寸法をもつくぼみが形成され、それ
    らのくぼみに前記ウェルの底部が圧入されることにより
    前記ベースプレートを固定する導電性金属の電極プレー
    トと、を備えたものであり、 前記サンプルプレートと前記泳動用リザーバのいずれか
    を、切り換えて前記キャピラリーカラム端に接触させる
    移動機構が設けられていることを特徴とするマルチキャ
    ピラリー電気泳動装置。
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