JP2000136228A - 水性系のための新規な会合性増粘剤 - Google Patents

水性系のための新規な会合性増粘剤

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thickener
hydrophobic
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Pravin K Kukkala
ケー.クッカラ プラビン
Andrew J Kielbania Jr
ジェイ.キールバニア,ジュニア アンドリュー
Peter G Montague
ジー.モンテイギュ ピーター
Daniel W Verstrat
ダブリュ.バーストラット ダニエル
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National Starch and Chemical Investment Holding Corp
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Abstract

(57)【要約】 (修正有) 【課題】少なくとも2個の低分子量疎水性基を含み、そ
の少なくとも1方が末端であるウレタン/尿素ポリマー
である会合性増粘剤組成物。 【解決手段】このポリマーは1以上の内部疎水性基を含
むことができる。末端疎水性基は、尿素またはウレタン
結合によりポリマー鎖に連結している疎水性スペーサー
部分によりポリマー鎖により分離されている。このポリ
マーは疎水性ジオールまたはアルコキシをベースとする
アミンとジイソシアネートとの反応により形成されたプ
レポリマーと、アルコキシル化アミン置換疎水性基との
反応により製造される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本願は水性系の液体レオロジ
ーを増粘または変性するのに有用な新しい類の非イオン
性ポリウレタン/尿素会合性増粘剤に関する。これらの
ポリウレタン/尿素レオロジー変性剤は従来のものより
も広範囲の水性系でよりすぐれている。本発明は、増強
された会合性の作用を有する非イオン性ポリウレタン/
尿素ベース会合性増粘剤組成物及び上記増粘剤を製造す
る方法に向けられている。
【0002】
【従来の技術】非イオン性ポリウレタンはレオロジー変
性剤として有用であることが知られている。米国特許第
4,079,028号は、1分子当り2以上の末端疎水
性基を有するポリウレタンを開示している。1群の1価
の疎水性基で作った非イオン性ポリウレタンレオロジー
変性剤が米国特許第4,426,485号に開示されて
いる。親水性主鎖とペンダント1価疎水性基を有する非
イオン性ポリウレタンも開示されている。
【0003】非イオン性ポリウレタン増粘剤は相当な理
論的研究の課題となってきた。いくつかの主要な参考文
献は、D.J. Lundberg 及びJ.E. Glass「Coating Techno
logy」64 (807) p.53 (1992)、A. Karunassena及びJ.E.
Glass「Progress in Organic Coatings」17 p.301 (19
89) 、D.J. Lundberg 及びJ.E. Glass「J. Rheology」3
5 (6) p.1255 (1991)、B. Richey 等「J. Coatings Tec
hnology」63 (798) p.31 (1991)、T. Annable等「Langm
uir」10 (4) p.1060 (1994)、K. Zhang等「J.Phys. Che
m.」 100 p.9837 (1996)、P.R. Sperry 「J. Colloid a
nd InterfaceScience」99 (1) p.97 (1984)、T. Annabl
e等「J. Rheology 」37 (4) p.695 (1993) を包含す
る。
【0004】非イオン性ポリウレタン増粘剤は、塗料、
接着剤、不織布、テキスタイル、紙、繊維のサイジン
グ、化粧品、パーソナルケア、スキンケア及びヘアケア
用途を包含する、広範囲にわたる用途において水性基剤
ポリマー系を増粘するのに用いられてきた。これらの増
粘剤のさらなる使用は、米国特許第4,079,028
号及び第4,155,892号に開示されている。たと
えば、ポリマー状増粘剤が有用である水性系は、紙産
業、皮革産業及びテキスタイル産業のための水性被覆組
成物、油井削井用(flooding)組成物及び掘削泥、洗
剤、接着剤、ワックス、光沢剤、化粧品及びトイレタリ
ー、局所用医薬品、すべての種類の昆虫、齧歯類、真
菌、寄生虫及び望ましくない植物の成長の抑制のための
殺有害生物用または農業用組成物を包含する。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】本発明の会合性増粘剤
は尿素結合及びアルキル基の間にスペーサー部分を含
む。本発明は、水及び水性ベース系に増粘を与えるだけ
でなく、すぐれた流動性、均展性及び剪断後の増粘の回
復を与える、水性系のための会合性増粘剤に向けられて
いる。これらの増粘剤は高及び低剪断力の条件下で粘度
のすぐれた制御を与える。剪断力は支持体上に水性系を
塗布するのに用いられる方法に依存する。種々の適用技
術の例は、ローラー塗、ナイフ塗、ブラシ塗、撹拌、印
刷、含浸、挾み込み、噴霧、押出し、浸漬、または水性
系が狭いもしくは収縮した開口を通って移動または押し
出されるかまたは支持体上に計量して供給される技術に
おける当業者に公知の他の方法を包含する。
【0006】本発明の増粘剤は、乾燥を促進するため
に、室温または上昇温度で水性系に剪断も与える方法で
支持体に塗布する時、すぐれたレオロジー特性も維持す
る。支持体の例は、多孔質材料、たとえば、木、紙、皮
革、しっくい、セメント、コンクリート、石、セラミッ
クス、毛髪、毛皮、木綿、他のセルロース系材料、ポリ
エステル、ナイロン、ポリプロピレン、ガラスを包含す
る合成及び天然繊維、布、布帛並びに液体の浸透または
吸上が剪断力を生じる他の多孔質材料を包含する。
【0007】従来技術は、非イオン性会合性増粘剤は、
水性ベース系、たとえば、水性ラテックスポリマーまた
は水性分散液の粘度を増粘または変性することをすでに
証明していた。しかしながら、会合性増粘剤の有効性ま
たは効率の特に厳格な試験は、水溶性ラテックスまたは
分散液の粘度よりも水または希水溶液の粘度を測定する
ことにより行なわれている。従来の会合性増粘剤は、本
発明の会合性増粘剤と比較した時、水または希水溶液の
増粘にはすぐれていない。2%のレベルで水に加えた
時、従来の増粘剤は約400cps 未満のブルックフィー
ルド粘度を与え、したがって、水の増粘には無効または
効率的でない。本発明の増粘剤は他の配合成分に比較し
て高%の水を含有する水性系において特にすぐれてい
る。本発明の増粘剤は、従来の増粘剤に比較して低い濃
度で水を増粘するのにもすぐれている。
【0008】従来の非イオン性ポリウレタン増粘剤の他
の重要な欠点は、その合成において遭遇する困難性であ
る。一般に、反応を促進するために触媒を用いた時です
ら、合成反応はゆるやかで、時間がかかる。これらの反
応は通常完結するのに3日以上かかり、ある場合には7
日以上を要する。これらの型の過程は、工業的規模で行
うには困難で、高価で、かつ、時間がかかる。本発明の
増粘剤はこの欠点を克服する。本発明の増粘剤の合成は
通常、完了するのに約30分未満かかる。
【0009】本発明は、増強された会合性の作用を有す
る会合性増粘剤及び水性ベース系を用いる広範囲の用途
のための上記増粘剤を製造する方法に向けられている。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の増粘剤は、少な
くとも2個の低分子量疎水性基を含み、その少なくとも
1個が末端であるウレタン/尿素ポリマーである。ポリ
マーは、1以上の内部の疎水性基も含んでよい。末端疎
水性基は、尿素結合によりポリマー鎖に結合している親
水性スペーサー部分により、ポリマー鎖から分離されて
いる。
【0011】このスペーサー部分が増粘作用及びレオロ
ジー性の制御を増強することが本発明によって発見され
た。スペーサーがないと、ニュートン型作用(剪断速度
と無関係の液体粘度)または不適切な液体レオロジー変
性及び制御が起こる。ポリマーは親水性ジオールとジイ
ソシアネートの反応から形成されたプレポリマーと、ア
ルコキシル化アミン置換疎水性基との反応により製造さ
れる。
【0012】反応時間はウレタン結合を与えるヒドロキ
シル官能性疎水性物質の代りに尿素結合に導びくアミン
官能性疎水性物質を用いることにより減少する。さら
に、溶媒を反応粘度及び/または反応速度を制御するた
めに用いることができるけれども、反応は溶媒のない環
境で行うことができる。本発明は会合性増粘剤組成物及
び増強された会合作用を有する上記増粘剤を製造する方
法に関する。特に、会合性増粘剤は次の式、 (XY1 Z)n −A−(ZY2 X′)m (式中、X及びX′は疎水性基で、Zは内部の疎水性基
でAはポリオールまたはアルコキシベースのアミンで、
1 またはY2 は各々親水性スペーサーを表わし、m+
n>1という条件で0〜5の整数であり、そして、Zは
Aがポリオールであるなら常にウレタン結合を介してA
に結合しており、Aがアミン末端アルコキシであるな
ら、常に尿素結合を介してAに結合しており、Zは尿素
結合を介してY1 及びY2 に結合している)のものであ
る。この尿素結合は、たとえば、極小束縛のガウスの原
理(Gauss Principle of Least Constraint )により、
結合の自由な、束縛されない回転を与える。この炭素−
窒素結合の周囲の回転は良好な会合性作用を有するポリ
マーを与える。
【0013】末端疎水性基であるX及びX′は同じであ
るかまたは異なることができ、8〜26個の炭素原子の
アルキルまたはアリールアルキルである。変数n及びm
は、n+m>1という条件で、0〜約5の整数である。
n+m>1であるから、本発明の増粘剤において少なく
とも1つの末端疎水性基が存在する。好ましい態様で
は、2以上の末端疎水性基が存在する。
【0014】Zは内部の疎水性基、好ましくはジイソシ
アネートに由来する。可変基Zは式OCN−R−NCO
(式中、Rは炭素数1〜10の脂肪族、脂環族または芳
香族基である)のイソシアネートに由来する。イソシア
ネートの例は、4,4′−メチレンビス(シクロヘキシ
ル)イソシアネート(水素化MDIともいう)、4,
4′−メチレンジフェニルイソシアネート(「MD
I」)、イソホロンジイソシアネート、ヘキサメチレン
ジイソシアネート、1,3−ビス(イソシアネートメチ
ル)シクロヘキサンを包含し、m−キシレンジイソシア
ネートが好ましいジイソシアネートである。
【0015】可変基Zは、1,4−テトラメチレンジイ
ソシアネート、1,6−ヘキサメチレンジイソシアネー
ト(「HDI」)、2,2,4−トリメチル−1,6−
ジイソシアネートヘキサン、1,10−デカメチレンジ
イソシアネート、1,4−シクロヘキシレンジイソシア
ネート、4,4′−メチレンビス(イソシアネートシク
ロヘキサン)、1−イソシアネート−3−イソシアネー
トメチル−3,5,5−トリメチルシクロヘキサン、m
−及びp−フェニレンジイソシアネート、2,6−及び
2,4−トリレンジイソシアネート、キシレンジイソシ
アネート、4−クロル−1,3−フェニレンジイソシア
ネート、4,4′−ビフェニレンジイソシアネート、
4,4′−メチレンジフェニルイソシアネート、1,5
−ナフタレンジイソシアネート、1,5−テトラヒドロ
ナフタレンジイソシアネート、イソホロンジイソシアネ
ート、ヘキサメチレンジイソシアネート並びに4,4′
−メチレンビス(シクロヘキシル)ジイソシアネートか
らなる群から選択されるイソシアネートからも由来し得
る。
【0016】Zは常に同じ疎水基であるか、または、1
よりも多いジイソシアネートが用いられるなら異ること
もある。たとえば、2種の異なるジイソシアネートを用
いるなら、2つの疎水性結合があり、1つはY1 に結合
し、異ったものはY2 に結合するだろう。親水性スペー
サーである、Y1 及びY2 は、アミン末端直鎖状ポリエ
トキシル化鎖、アミン末端エトキシル化/プロポキシル
化ポリマー鎖またはアミン末端エトキシル化/ブトキシ
ル化ポリマー鎖からなる群から選択される。Y1 及びY
2は第1級または第2級アミン基で終わってもよい。1
つの態様では、アルコキシル化鎖は1500より大なる
分子量を有し、他の態様ではアルコキシル鎖は1500
未満の分子量を有するだろう。
【0017】他の態様では、Y1 及びY2 は、ポリスク
シンイミド、ポリビニルピロリドン、ポリn−ビニルホ
ルムアミドまたはあらゆる他のアミン末端水溶性ポリマ
ーである。どちらの態様でも、Y1 及びY2 は同じ長さ
または異なった長さでよく、有枝または直鎖、置換また
は非置換でよい。好ましい親水性スペーサーは約6〜5
0のエトキシル化単位及び1〜5のプロポキシル化単位
を含有する。最も好ましいスペーサーは10〜40のエ
トキシル化単位と1〜5のプロポキシル化単位を含有す
る。
【0018】他の態様では、本発明の会合性増粘剤は、
両方ではなく、Y1 またはY2 のみを含むだろう。たと
えば、式(XY1 Z)n −A−(ZX′)m の増粘剤は
本発明の予期される範囲内である。さらに、式(XZ)
n −A−(ZY2 X′)m の増粘剤も本発明の範囲内で
ある。さらなる態様では、本発明の増粘剤は、(XY 1
Z)n −A−(ZX′)m 、(XZ)n −A−(ZY2
X′)m 及び(XY1Z)n −A−(ZY2 X′)m
びにそれらの組合わせからなる群から選択することがで
きる。
【0019】「A」はアルコキシをベースとするアミン
またはポリオール(官能性>2)の存在も選択肢となる
親水性ジオールである。「A」は、任意のポリオールで
よいが、ポリエチレングリコールを選択するなら、ポリ
エチレングリコールの分子量は約20,000未満、好
ましくは10,000未満であるべきである。ポリオー
ルは直鎖または有枝でよく、そこで、各枝は末端ヒドロ
キシル基を包含する。炭化水素基を含有するポリエチレ
ングリコール、たとえばエトキシル化ビスフェノールA
を用い得る。上記エトキシル化ビスフェノールAの例
は、SYNFAC(Milliken Chemical Co. から得られ
る)及びMACOL(BASF Corporationから得られる)
である。さらに、EO/BOまたはEO/BO/POポ
リマーまたはEO/POコポリマーを含む「A」、たと
えば、BASFから市販されているPLURONICS
も用い得る。「A」は、ポリエチレングリコールをベー
スとするヒドロキシ末端ポリウレタンポリオールまたは
アルコキシをベースとするアミン、たとえば、JEFF
AMINEジアミンまたはトリアミン(末端アミノ基を
有している)でもよい。JEFFAMINEはハンツマ
ンコーポレイション(Huntsman Corporation)の商品名
である。「A」はエチレンオキシド/ブチレンオキシド
のジまたはトリブロックコポリマーであることもでき
る。上記コポリマーはダウ(Dow)から得られる。好
ましいポリオールはトリメチロールプロパン、〔2−エ
チル−2−(ヒドロキシメチル)−1,3−プロパンジ
オール〕、ペンタエリスリトール、グリセロール及びソ
ルビトールである。
【0020】1態様では、Aはポリエチレングリコー
ル、トリメチロールプロパン及びそれらの組合わせから
なる群から選択される。他の態様では、Aはエトキシル
化ビスフェノールA、EO/BO,EO/PO,EO/
BO/POポリマーのジオール、EO/BO,EO/P
O,EO/BO/POポリマーのトリオール、ヒドロキ
シ末端のポリエチレングリコールをベースとするポリウ
レタンポリオールまたはアルコキシベースのアミンのジ
オール、ヒドロキシ末端のポリエチレングリコールをベ
ースとするポリウレタンポリオールまたはアルコキシベ
ースのアミンのトリオール、2−エチル−2−(ヒドロ
キシメチル)−1,3−プロパンジオール、ペンタエリ
スリトール、グリセロール、ソルビトール、ポリエチレ
ングリコール及びそれらの組合わせからなる群から選択
される。
【0021】Aが末端アミンを有する時、内部の疎水性
基であるZは尿素結合を介してAと結合し、Aが末端ヒ
ドロキシル基を有する時、Zはウレタン結合を介してA
と結合している。上述したものに加えて、本発明の会合
性増粘剤を製造するのに用いることができる、親水性ジ
オール、ジイソシアネート、ポリオール及びポリイソシ
アネートは当業者に良く知られているだろう。たとえ
ば、他の親水性ジオール、ジイソシアネート、ポリオー
ル及びポリイソシアネートを米国特許第4,079,0
28号に見い出すことができる。
【0022】本発明の会合性増粘剤の特定の例は、
【0023】
【化1】
【0024】R=直鎖状C16-18 アルキル疎水性物質 PEG8000=分子量約8000のポリエチレングリコー
ル EO=エチレンオキシド単位 PO=プロピレンオキシド単位 により表わされる。
【0025】本発明の会合性増粘剤は、通常、最初に親
水性ジオールまたはアルコキシをベースとするアミンと
ジイソシアネートを反応させてイソシアネート末端プレ
ポリマーを生成させ、次いで、プレポリマーと、アミン
と疎水性アルキル基の間に親水性スペーサーを含有する
アミン末端疎水性物質とを反応させることにより製造す
る。反応時間は、ウレタン結合を与えるヒドロキシル官
能性疎水性物質の代りに、尿素結合に導びくアミン官能
性疎水物質を用いることにより減少する。アミンとイソ
シアネートとの反応はヒドロキシル基とイソシアネート
との反応よりもずっと速い。第1級アミンと束縛されな
いイソシアネートとの反応は、イソシアネートと第1級
アルコールとの反応よりも約100〜1000倍速い。
G.Woods「The ICI Polyurethanes Book」p.28、第2
版、1990。
【0026】有枝構造を望むなら、少量の多官能性(2
より大)ポリオールまたはポリイソシアネート(2より
大の官能性)をプレポリマー合成に組み入れることがで
き、それは、会合性増粘剤分子中に2より大なる疎水性
物質を有する会合性増粘剤を与えるだろう。ポリオール
とポリイソシアネートの量は、最終会合性増粘剤のゲル
化または全体の不溶解性を防止するのに十分に低い濃度
でなければならない。必要な多官能性反応体のおよその
濃度は当業者により容易に決定し得る。
【0027】会合性増粘剤は溶媒の存在下または不存在
下で製造し得る。溶媒を用いる時は、溶媒、並びにジオ
ール、ポリオール及び末端疎水性反応体は、合成の前
に、存在し得るあらゆる水を除去するために乾燥させね
ばならない。本発明で用いるのに適切な溶媒はイソシア
ネート官能基に不活性のもので、その内で反応体が溶解
性であるものである。得られる会合性増粘剤は反応溶媒
に溶解性でも、溶解性でなくてもよい。好ましい溶媒
は、アセトン、メチルエチルケトン、酢酸エチル、トル
エン、キシレン及びエチレングリコールまたはジエチレ
ングリコールのジアルキルエーテルを包含する。
【0028】合成は室温で行うことができるが、反応速
度を促進するために上昇温度が好ましい。合成は通常室
温〜約120℃の範囲の温度で行なわれる。好ましくは
温度は約55〜80℃である。反応の促進を助けるため
に触媒も用いることができる。米国特許第4,336,
180号は適切な触媒のリストを含有する。ジブチル錫
ジラウレート及び1,4−ジアザビシクロ〔2,2,
2〕オクタン(DABCO)は好ましい触媒である。
【0029】本発明の増粘剤は、塗料、ペンキ、紙被
覆、結合剤、接着剤、化粧品、パーソナルケア、スキン
ケア及びヘアケアに有用である。これらの増粘剤は、増
粘した水、水溶液、水性エマルション及び水性懸濁液の
ために水性系で用いる時、相当な利益を与える。多くの
塗料系は、塗料配合物のために選択される増粘剤により
影響を受ける、厳格なレオロジー性能基準に適合する塗
料を必要とする。効率的な増粘及びレオロジーの制御は
本発明の非イオン性増粘剤によりもたらされる。
【0030】非イオン性増粘剤は、化粧品、パーソナル
ケア、ヘアケア及びスキンケア用途において特に有用で
ある。これらの用途は、非常に低濃度から非常に高濃度
の範囲の非イオン性、アニオン性、カチオン性または両
性官能化成分を含有し得る複雑な配合物を有する。我々
の発明の会合性増粘剤はすべてのこれらの複雑な配合物
と相溶性である。さらに、我々の会合性増粘剤は従来の
ものより有効である。それらは、配合物のレオロジー特
性を効果的に変性することができる。たとえば、ヘアコ
ンディショナー配合物においては、これらの増粘剤は最
初は高粘度を与えるが、塗布する時はそれらは塗布の容
易性のために薄いから低い粘度で剪断し、次いで、一旦
塗布されると、粘度が上昇してヘアコンディショナーを
その場所に保ち、それが最初の塗布領域からしたたり落
ちるのを防止する。変化する剪断または塗布条件下での
粘度の制御された変性は、種々のローション、ゲル、ム
ース、クリーム、シャンプー、コンディショナー、毛髪
固定剤、リンス、湿潤剤並びに他の皮膚または毛髪ケア
用途のために重要である。
【0031】本発明の1態様は、イソシアネート末端ポ
リエーテルポリウレタンとアルコキシル化アミン疎水性
基とを反応させることを含むポリマーを製造する方法に
向けられている。他の態様では、アミンは第1級アミン
である。さらなる態様では、アミンは第2級アミンであ
る。本発明は、少なくとも2個の低分子量疎水性基を有
し、その内の少なくとも1個は末端基であり、そこで、
疎水性基は親水性スペーサー部分によってポリマー鎖か
ら分離され、スペーサーはウレタンまたは尿素結合によ
りポリマー鎖に結合しているポリマーを添加することを
含む、水を増粘する方法または水性エマルションを増粘
する方法または水性懸濁液を増粘する方法にも向けられ
ている。
【0032】例 会合性増粘剤の合成を次の装置を用いて行った。窒素パ
ージ付き三首、1リットルフラスコに還流コンデンサ
ー、加熱マントル、温度計及びステンレススチール製撹
拌シャフトの付いたステンレススチール製パドルを装備
し、一定トルク電気モーターで動力を供給した。特記さ
れてなければ、室温での粘度を測定するためにブルック
フィールド粘度計を用いた。温度はセ氏温度で測定し
た。
【0033】種々の例において次の反応体を用いた。 略語のリスト IPDI −イソホロンジイソシアネート HDI −ヘキサメチレンジイソシアネート HMDI −4,4′−メチレンビス(シクロヘキシル)イソシアネー ト、水素化MDIともいう PEG8000 −平均分子量約8000のポリ(エチレングリコール) PEG4600 −平均分子量約4600のポリ(エチレングリコール) TMP −トリメチロールプロパン DBTL −ジブチル錫ジラウレート EtOAc −酢酸エチル
【0034】疎水性物質の記載:第1級アミン(テキサ
ス州オースチンのハンツマン・コーポレイションから得
られる)は、次の構造を有する。 アルキル基 (EO) (PO)−NH2 HydrophobeA 直鎖状C12-14 10 2 HydrophobeB 直鎖状C16-18 10 2 HydrophobeC 直鎖状C16-18 40 3 HydrophobeD 直鎖状C12-14 40 3 HydrophobeE 直鎖状C16-18 23 2 HydrophobeF 有枝C12-14 23 2 HydrophobeG ノニルフェノール 9 2 (Surfanamine 750)
【0035】比較例1〜10は従来の会合性増粘剤を代
表する。 比較例1 窒素雰囲気下、34.50gのPEG4600を80℃
に加熱し、3.94gのHMDIを加えた。約95℃ま
での最初の発熱後、反応を80℃で2時間保ち、その時
点で2.37gのデシルアルコールを加えた。1滴のD
BTLを加え、イソシアネート官能性の消失を赤外分光
学で監視した。反応が完了したとき、フラスコの内容物
を室温まで冷却し、固体を形成した。約0.5gの生成
物を10mlの水に溶解した。有効な水の増粘は認められ
なかった(ブルックフィールド粘度測定<500cps
)。
【0036】比較例2 窒素雰囲気下、144.40gのPEG8000を11
0℃に加熱し、あらゆる残存水を除去した。PEG80
00を80℃まで冷却し、5.15gのIPDIを加え
た。約87℃までの最初の発熱後、反応を80℃で3時
間保った。次いで、プレポリマーを60℃で1.75g
のn−オクタノールと反応させた。イソシアネート官能
性の赤外分光学により反応の程度を監視した。反応が完
了した時、224.8gの水を加えて、粘度940cps
の固形分約38%の溶液を得た。このポリマーにより水
は有効に増粘されなかった。
【0037】比較例3 デシルアルコールを2.80gの1−ドデカノールで置
換して例1を繰り返した。例1と同じ結果が認められ
た。このポリマーは水を増粘しなかった。 比較例4 窒素雰囲気下、34.00gのPEG8000を80℃
に加熱し、2.23gのHMDIを加えた。約95℃ま
での最初の発熱後、反応を80℃で2時間保ち、その時
点で0.67gのデシルアルコールを加えた。1滴のD
BTLを加え、イソシアネート官能性の消失を赤外分光
学で監視した。反応が完了したとき、フラスコの内容物
を室温まで冷却し、固体を形成した。約0.5gの生成
物を10mlの水に溶解した。それは有効に増粘されなか
った。溶液の粘度は500cps 未満であった。
【0038】比較例5 デシルアルコールを0.79gの1−ドデカノールと置
換して例4を繰り返した。例4と同じ結果が認められ
た。このポリマーは水を有効に増粘しなかった。 比較例6(有枝ポリマー) 窒素雰囲気下、0.34gのTMP、140.0gのP
EG8000及び0.47gの1−ドデカノールを60
℃に加熱した。反応混合物が均質な時に1滴のDBTL
と6.56gのHMDIを加えた。73℃までの最初の
発熱後、反応を70℃で3時間保った。追加の0.47
gの1−ドデカノールと共に70gのトルエンを加える
ことにより反応を完了させた。反応の完了した時、生成
物を室温まで冷却し、固体を形成した。この生成物は水
を増粘しなかった。
【0039】比較例7(有枝ポリマー) 1−ドデカノールを0.79gのデシルアルコールと置
換して例6を繰り返した。この生成物は有効に水を増粘
しなかった。 比較例8(有枝ポリマー) 反応溶媒として150.0gの酢酸エチルを用いて例6
を繰り返した。反応が完了すると、酢酸エチルを真空蒸
留で除去した。
【0040】比較例9 142.0gのPEG8000と150.0gの酢酸エ
チルの溶液を65℃に加熱し、0.2gのDBTLと
7.70gのHMDIを加えた。反応を65℃で24時
間保ち、その後13.20gのTergitol 15
S−40を加えた。FTIRを用いて、未反応イソシア
ネートを2,3及び24時間後に観察した。追加の30
0gの酢酸エチルを加え、反応混合物を75℃で72時
間保った。生成物は水を増粘するのに有効でなかった。
(Tergitol 15S-40 はUnion Carbide Corporation から
得られ、約41エチレンオキシド単位を含有するエトキ
シ化C12〜C14第2級アルコールである。)
【0041】比較例10 窒素でパージしながら142.0gのPEG8000と
150.0gの酢酸エチルの溶液を還流点で30分間加
熱した。溶液を55℃に冷却し、7.7gのHMDI及
び0.2gのDBTLを加えた。55℃で3時間後、温
度を60℃まで上げて、1.10gのドデシルアミンを
加え、24時間反応させた。酢酸エチルを蒸留して除
き、130.0gのプロピレングリコールを加えた。3
0gの水と6gの生成物の溶液は、生成物が有効に水を
増粘しなかったことを示した。
【0042】例11〜22は本発明の会合性増粘剤の合
成を示す。 例11 150.0gの酢酸エチルと140.0gのPEG80
00の溶液を還流点で、窒素パージで30分間加熱し、
約10mlの酢酸エチル及びあらゆる残存水を除去した。
溶液を65℃まで冷却し、7.70gのHMDIと0.
2gのDBTLを加えた。反応溶液を撹拌しながら65
℃に24時間保った。温度を還流点まで上げて、9.9
8gの疎水性物質Aを加えた。還流を5時間続けた。イ
ソシアネート官能性の消失を赤外分光学により監視し
た。反応が完了した時、同時に159.9gのプロピレ
ングリコールを加えながら、酢酸エチルを約2時間留出
させた。生成物を50℃に冷却し、159.9gの水を
加えた。30分の撹拌後、生成物を反応器から排出させ
た。生成物は水を増粘した。
【0043】例12(有枝ポリマー) 最初のEtOAC/PEG装填材料に0.05gのTM
Pを加えて例11を繰り返した。 例13 疎水性物質Aを9.9gの疎水性物質Bに置換して、例
11を繰り返した。
【0044】例14(有枝ポリマー) 最初のEtOAC/PEG装填材料に0.05gのTM
Pを加えて例13を繰り返した。
【0045】例15 疎水性物質Aを25.3gの疎水性物質Cに置換して、
例11を繰り返した。 例16(有枝ポリマー) 最初のEtOAC/PEG装填材料に0.05gのTM
Pを加えて例15を繰り返した。
【0046】例17 疎水性物質Aを26.7gの疎水性物質Dに置換して、
例11を繰り返した。
【0047】例18(有枝ポリマー) 最初のEtOAC/PEG装填材料に0.05gのTM
Pを加えて例17を繰り返した。 例19 疎水性物質Aを15.0gの疎水性物質Eに置換して、
例11を繰り返した。
【0048】例19A 疎水性物質Aを11.7gの疎水性物質Eに置換して、
例11を繰り返した。
【0049】例20(有枝ポリマー) 最初のEtOAC/PEG装填材料に0.05gのTM
Pを加えて例19を繰り返した。 例21 疎水性物質Aを12.0gの疎水性物質Fに置換して、
例11を繰り返した。
【0050】例22 疎水性物質Aを9.1gの疎水性物質Gに置換して、例
11を繰り返した。
【0051】例23 この例は、比較例1〜10により製造された会合性増粘
剤を加えた水の粘度を測定する。下記の結果が示すよう
に、有効な水の増粘は認められなかった。粘度は室温で
#4スピンドルを備えたブリックフィールド粘度計で測
定した。 例番号 水中の会合性増粘剤の濃度% 粘度(cps) 2 38 940 4 5 <500 6 1.0 24 6 2.5 60 6 5.0 920 10 17 <500
【0052】例24 この例は、例11〜22の会合性増粘剤を加えた水の粘
度を測定する。下記の結果が示すように、有効な水の増
粘が認められた。粘度は室温で#3スピンドルを備えた
ブルックフィールド粘度計で測定した。 例番号 水中の会合性増粘剤の濃度% 粘度(cps) 13 2.0 3,830 14 2.0 2,500 15 2.0 2,520 16 2.0 520 19 2.0 11,500 19 0.3 1,840 20 2.0 16,900 20 0.2 3,260
【0053】次の例は、種々の化粧品及びパーソナルケ
ア用途における本発明の増粘剤の幅広い有用性を示す。
【0054】例25 本発明の増粘剤の性能をα−ヒドロキシ酸スキンクリー
ム配合物で評価した。次の配合物を用いた。 成分 会合性増粘剤 0.5(用いた場合) プロピレングリコール 2.00 Na4 EDTA(39%) 0.25 メトキシ桂皮酸オクチル 4.00 塩化ラピリウム 0.50 塩化ステアピリウム 0.50 セテアリルアルコール 2.00 ステアリン酸グリセリル/グリセリン 3.00 シクロメチコーン 4.00 ジメチコーン 1.00 ミリスチン酸イソプロピル 2.00 グリコール酸(70%) 4.29 水 100%まで
【0055】次の結果が得られた。 増粘剤 最初のpH 粘度(cps) 例19 1.9 90,375 例20 1.8 52,512 なし 2.1 10,344 例6 2.3 3,000 結果から、本発明の増粘剤はカチオン性α−ヒドロキシ
酸クリームの粘度を上昇させるのに、増粘剤を含まない
または従来の増粘剤を含むクリームに比較した時、非常
に効果があることを示す。α−ヒドロキシスキンクリー
ムはpHが低く、カチオン性界面活性剤を含有する。した
がって、この例はカチオン適合性と酸性条件下での有効
な増粘の両方を示す。
【0056】例26 本発明の増粘剤の性能を水性発汗抑制ローションで評価
した。次の配合物を用いた。 成分 増粘剤(用いた場合) 0.50 プロピレングリコール 4.00 塩化アルミニウム水和物(50%) 42.00 ステアリン酸グリセリル/ステアリン酸 3.00 PEG−100 セテアリルアルコール 0.75 ステアリン酸グリセリル/グリセリン 1.50 シクロメチコーン 2.00 水 100%まで
【0057】次の結果が得られた。 増粘剤 最初のpH 粘度(cps) 例19 3.8 12,300 例20 3.8 2,288 なし 4.0 250 水性制汗ローション配合物はpHが低く、電解質レベル
(塩化アルミニウム水和物)が高い。この例の結果は、
本発明の増粘剤は、増粘剤を含まない同じ配合物に比較
した時、低いpH及び高い塩の配合物の粘度を上げるのに
非常に有効であることを示す。
【0058】例27 本発明の増粘剤の性能を毛髪コンディショニング配合物
で評価した。次の配合物を用いた。 成分 増粘剤(用いた場合) 2.00 ポリクォータニウム−10 0.50 グリセリン 2.00 ラネス(Laneth)−15 1.00 セテアリルアルコール 2.50 鉱油 2.00 酢酸セチル/アチセル化ラノリンアルコール 1.00 塩化セトリモニウム(Cetrimonium) (25%) 4.00 クエン酸(20%) pH 4まで 水 100%まで
【0059】次の結果が認められた。 増粘剤 最初のpH 粘度(cps) 例19 4.4 98,854 例20 4.4 5,554 なし 4.4 300 増粘剤のない配合物と比較した時、増粘剤を含む毛髪コ
ンディショニング配合物は、高レベルのカチオン性官能
性、モノマー及びポリマーコンディショニング剤を含有
する配合物中で、これらの増粘剤の著るしい有効性を示
す。
【0060】例28 本発明の増粘剤の性能をシャンプー配合物で評価した。
この評価の結果は高濃度の界面活性剤系の粘度を上げる
のにこれらの増粘剤の有効性を示す。次の配合物を用い
た。 成分 増粘剤(用いる場合) 2.00 ポリクォータニウム(Polyquaternium) −10 0.75 ラウリル硫酸ナトリウム(29%) 17.00 ラウレス (laureth)硫酸ナトリウム (26%) 13.00 コカミドプロピルベタイン(35%) 2.50 コカミドDEA 4.50 ジステアリン酸エチレングリコール 1.25 ステアレス(Steareth) −20 0.30 ジメチコーン 3.00 クエン酸 pH 6まで 水 100%まで
【0061】次の結果が得られた。 増粘剤 最初のpH 粘度(cps) 例19 5.8 11,525 例20 6.1 10,438 なし 6.0 4,225
【0062】例29 本発明の増粘剤を市販のジョンソンのベビーシャンプー
及びレイブ(RAVE)の湿潤化シャンプーの粘度を上
げるのに用いた。 成分−ジョンソンのベビーシャンプー(びんのラベルの
成分) 増粘剤(2.5%で後で添加した)成分 水 ラウリン酸PEG−80ソルビタン コカミドベタイン トリデセス(trideceth)硫酸ナトリウム グリセリン ラウロアンホグリシネート ジステアリン酸PEG−150 ラウレス−13カルボン酸ナトリウム 芳香 ポリクォータニウム−10 EDTA4ナトリウム クォータニウム−15 クエン酸 D&C黄色#10 D&Cオレンジ色#4
【0063】成分−レイブ湿潤化シャンプー(びんのラ
ベルの成分) 増粘剤を2.5%で後で添加した。成分 水 ラウリル硫酸ナトリウム コカミドプロピルベタイン 塩化ナトリウム ポリクォータニウム−10 グリセリン ポリクォータニウム−7 3リン酸オレス(Oleth) 芳香 BHT EDTA4ナトリウム DMDMヒダントイン カーバミン酸ヨードプロピニルブチル 赤色33 黄色5
【0064】上記別々のシャンプーの試料に、例19及
び20により製造した増粘剤を配合物の2.5重量%で
加えた。粘度を測定し、次の結果が得られた。 配合 粘度(cps) ジョンソンのベビーシャンプー 19 2,800 〃 〃 〃 20 3,200 〃 〃 〃 なし 800 レイブ湿潤化シャンプー 19 4,066 〃 〃 〃 20 3,900 〃 〃 〃 なし 600 上記の結果が示すように、例19及び20の増粘剤の添
加は、増粘剤のないシャンプーに比較した時、2つのシ
ャンプーの粘度を顕著に増加させる。
【0065】例30 本発明の増粘剤の性能を過酸化水素との適合性について
評価した。過酸化水素との適合性はパーソナルケア用
途、たとえば、毛髪染色剤において重要である。この試
験において、過酸化水素濃度を沸とうの前及び20時間
後に測定した。用いた増粘剤の濃度は6%の過酸化水素
溶液中で約1%であった。沸とう20時間後に93%以
上の維持は満足な棚安定性を出すであろう製品の表示で
ある。例19及び20は、ローム・アンド・ハースの製
品告示FC−309(1994年7月)に記載された、
パーソナルケア用途のために設計された、非イオン性疎
水性変性エトキシル化ウレタンレオロジー変性剤である
ACULYN44と比較した。
【0066】次の結果が得られた。 増粘剤 過酸化水素% 沸とう20時間後の維持 例19 98 例20 93 ACULYN44 91
【0067】例31 この例は、ACULYN44と比較した、2.5%の例
19及び20の増粘剤を含有する水溶液の粘度について
の剪断速度の影響を測定する。粘度はCari−Med
レオメーターCSL2 100で測定した。 種々の剪断速度(sec-1) での粘度(cps) 増粘剤 10 88 193 319 592 例19 7735 7577 6101 4796 3754 例20 5066 4957 4073 2922 2275 1569 ACULYN44 1693 1648 1637 1690 1690 1570 上記の結果が示すように、例19〜20の増粘剤を含有
する溶液の粘度は剪断速度が増加するにつれて低下す
る。パーソナルケア工業のための会合性増粘剤の重要な
必要条件は、それらが剪断薄化特性を示す必要があるこ
とである。多くの増粘剤はパーソナルケア用途における
剪断に対してニュートン粘度応答を示す。しかしなが
ら、配合物を均一にかつ滑らかに拡散するのに、剪断が
増加するにつれて粘度が低下することが必要である。パ
ーソナルケア用途領域において一般的な剪断範囲は通常
約10/秒〜1000/秒に変化する。
【0068】例32 本発明の増粘剤の性能をpHに対するそれらの応答につい
て評価した。会合性増粘剤をすべて、水で固形分0.8
%まで希釈した。pHを水酸化アンモニウム水溶液を用い
て変化させた。色/透明性を評価し、粘度を測定した。
増粘剤は、pHが変った時、粘度の最少の変化、色が変わ
らず、そして、透明な配合物を与えるべきである。本発
明の増粘剤はpH範囲3〜9の範囲ですぐれた透明性及び
無発色を示した。次の結果はブルックフィールド・ヘリ
オパス(heliopath)粘度計−スピンドルD、
素子2mを用いて観察し、ACULYN44と比較し
た。
【0069】増粘剤 配合物のpH 色/透明性 ブルックフィールド 粘度(cps) 例19 3.0 無色/透明 4,000 例19 6.7 無色/少々濁りを帯びた 7,000 例19 9.0 無色/透明 5,000 例20 3.0 無色/透明 2,000 例20 6.7 無色/少々濁りを帯びた 1,000 例20 9.0 無色/透明 5,000 ACULYN44 3.0 白色/濁り 460 ACULYN44 6.7 白色/濁り 1,000 ACULYN44 9.0 白色/濁り 640
【0070】例33−ペンキの評価 例19及び例20からの増粘剤を、1つはNACRYL
2550を用い、もう一つはRESYN7448を用い
て、それぞれ2つの別個の半光沢ペンキ配合物に配合し
た。例19及び例20の増粘剤もRESYN7448を
用いてつや消しペンキに別々に配合した。(NACRY
L2550及びRESYN7448は市販のペンキ製造
において用いられるエマルションポリマーで、カナダ国
オンタリオ州,プランプトンのNacan Products Limited
から得られる。) 半光沢及びつや消しペンキ配合物において、両増粘剤は
良好な応答、許容し得る光沢及び光揮、増大した不透明
性または隠蔽力、良好な流動性及び平らにすること、良
好な耐たわみ性、良好な耐洗浄性並びにより厚いブラシ
及びロール塗布層を示した。とりわけ、2つの増粘剤は
ペンキ配合物に必要な性質の均衡を与えた。
【0071】例34 本発明の会合性増粘剤をカーペットの裏打ち接着剤中で
評価し、カーペットの製造で典型的に用いられているア
ルカリ性溶解性増粘剤と比較した。最近のカーペット製
造技術は繊維の束(タフト)を裏打ち支持体を通して置
くことを包含し、次いで、裏打ち支持体は、ラテックス
をベースとするカーボネート含有配合物で該支持体の裏
を被覆することにより固める。増粘された配合物は混合
過程で空気を組み込むことにより典型的に「泡立たせ
た」。配合された化合物のレオロジーを最適化して、支
持体及び糸の束中に塗料の適当な浸透を与えて、繊維の
束のカーペット裏打ち支持体に固定する。この評価の結
果は本発明の増粘剤のこの工業において最近用いられて
いるアルカリ性溶解性増粘剤よりも低い使用レベルで前
記配合物に安定な粘度を与える能力を示している。
【0072】下記に列挙したように600負荷、固形分
82%水溶性カーペット接着剤配合物のための次の配合
物が用いられた。用いられたラテックスは、ライヒホー
ルド・ケミカル・カンパニー(Reichhold Chemical Com
pany) から得られるスチレン/ブタジエンラテックス6
9778であり、充てん剤はジョージア・マーブル(Ge
orgia Marble)200Dからの炭酸カルシウムで、泡立
ち助剤はPARACHEM−Southern、SCT
−801であった。会合性増粘剤の量は、ブルックフィ
ールドRVT、スピンドル#5、20rpm で測定して目
標粘度の16000〜17000cps に達するのに必要
な量であった。
【0073】例19Aの結果をアルコ・ケミカル(Alco
Chemical )から得られる市販のレオロジー変性剤であ
るEXP−2612と比較した。
【0074】 配合物: 成分 湿潤部 ラテックス 188.68 水 56.5 充てん剤 600.0 泡立ち助剤 5.0 会合性増粘剤 必要量 結果: 会合性増粘剤 EXP−2612(対照) 例19A 増粘剤の乾燥g 0.90 0.48 最初の粘度(cPs) 16000 17000 泡立て時間(分:秒) 3:36 3:06 コップの重量(g) 70.67 74.13 泡立ち粘度(cPs) 28300 25000 泡の外観 非常に良好 非常に良好
【0075】例35 本発明の会合性増粘剤を床おおい取り付けに用いる典型
的マスチック接着剤の一般的配合物の代表例において評
価した。一般的マスチック接着剤配合物のために次の配
合が評価において用いられた。用いられたラテックスは
BASFコーポレイションから得られるNS104で、
粘着性付与剤はEkza NobelからのSNOTA
CK(登録商標)樹脂であった。用いられた会合性増粘
剤のレベルは、ブルックフィールドRVT、スピンドル
#6で20rpm で測定した時、目標粘度の25500〜
26500cps に達するのに必要な量であった。
【0076】成分 湿潤部 ラテックス 160 粘着付与剤 40 会合性増粘剤 必要量
【0077】これらの配合物をノッチを付けたこてで塗
布し、覆われる支持体に「うね状」塗装を与えた。次の
結果が得られた。例19A及び例19の会合性増粘剤は
本発明の代表である。対照はローム・アンド・ハースか
ら市販されているACRYSOL(登録商標)TT−6
15である。
【0078】 会合性増粘剤 対照 例19A 例19 増粘剤の湿潤g 2.3 3.94 4.11 最初の粘度(cps) 25800 25600 27100 レオロジー 短かい流動性 非常に長い流動性 長い流動性
【0079】床覆いが適用されるまでうねを維持するの
に最適化されたレオロジーが必要であり、床覆いが適用
された時に、配合物は支持体に満足に接着するために覆
いの下に広がることが必要である。評価の結果は塗布配
合物に所望の粘度を与えるための本発明の会合性増粘剤
の能力を証明する。本発明の選択された会合性増粘剤に
より与えられたレオロジーは長い流動性と記載される。
本発明の種々の構造的なセグメントの分子量並びに本発
明にもたらされた有枝の程度の最適化は、塗布配合物に
もたらされる最終レオロジーを操作するのに用いること
ができる。
【0080】例36 紙塗被用途における本発明の会合性増粘剤を評価するの
に次の配合物を用いた。 成分 乾燥部 層割れ粘土 90 か焼粘土 10 ラテックス 6 滑剤(ステアリン酸カルシウム) 0.8 分散剤 0.1 中和剤(水酸化アンモニウム) 8.5 会合性増粘剤 下記表の結果に示された3つの レベル 用いられた層割れ粘土はJ.M.Huber Co.か
らのHYDRAPRINT(登録商標)層割れカオリン
粘土であった。か焼粘土もJ.M.HuberCo.か
らのHYCAL(登録商標)か焼カオリンであった。ラ
テックスはGENFLO(登録商標、Gencorp,
Inc.)で、分散剤はAlco Chemicalか
らのALCOSPERSE(登録商標)149−Pであ
った。
【0081】評価から次の結果が得られた。例19A及
び例19の会合性増粘剤は本発明の代表である。比較の
ために、Alco ChemicalからALCOGU
M(登録商標)SL−78の名で得られる、疎水性変性
アルカリ性溶解性エマルションであるHASEを用い
た。粘度はブルックフィールド粘度、20rpm 、スピン
ドル#4で測定した。
【0082】 会合性増粘剤 添加レベル(乾燥%) 粘度 ブランク(増粘剤なし) --- 130 HASE対照 0.1 1020 0.2 2640 0.3 6500 例19A 0.1 770 0.2 1450 0.3 1860 例19 0.1 2020 0.2 3260 0.3 4640
【0083】上記結果が示すように、本発明の非イオン
性会合性増粘剤は紙塗被用途において特に有用である。
紙塗被組成物は典型的には活性化のためにアルカリ環境
が必要な合成ポリマーにより増粘される。代りの増粘剤
は天然源、たとえば、デンプン及びセルロース由来の増
粘剤であって、それらは、典型的には、水溶性を与える
ためにいくらかの形の転化を必要とし、塗布のためのpH
範囲に制限がある。本発明の製品は、増粘剤が機能でき
るようにそれらを転化、溶解化または他の加工をする必
要なしに、広いpH範囲にわたって有効な増粘をもたらす
ために用いることができる。評価の結果は、本発明の製
品の有効な増粘を与える能力並びに最適化塗料用途のた
めに紙塗料に与えるレオロジーを操作する能力を証明す
る。
【0084】例37 本例は本発明の増粘剤による典型的なラテックスポリマ
ーの有効な増粘を証明する。すべてナショナル・スター
チ・アンド・ケミカル・カンパニーから得られる4つの
ラテックスポリマーをこの例に用い、それらはラテック
スポリマーのための種々の用途、たとえば、接着剤、結
合剤、塗料、テキスタイル、紙及びサイジング用途に用
いられる、ラテックスの代表である。
【0085】1.DUROSET E−150:ポリビ
ニルアルコールを含有し、+11℃のTg及び3600
cps の粘度を有する、固形分55%のエチレン酢酸ビニ
ルラテックスポリマー。 2.RESYN 1025: ポリビニルアルコー
ルを含有し、+30℃のTg及び800cps の粘度を有
する、固形分55%の酢酸ビニルラテックス。 3.DUROSET E−623:界面活性剤を含有
し、0℃のTg及び350cps の粘度を有する、固形分
52%のエチレン酢酸ビニルラテックスコポリマー。 4.NACRYLIC X4280:界面活性剤を含有
し、−4℃のTg及び200cps の粘度を有する、固形
分51%のアクリルコポリマー。
【0086】配合物を100gのラテックス及び0.5
gの増粘剤から製造した。比較例6を例19及び20と
比較した。例6はラテックスポリマーを増粘するのに例
19及び20より有効でなかった。粘度をスピンドル#
7及び20rpm を用いるブルックフィールド粘度計を用
いて測定した。結果は例37の表にある。
【0087】
【表1】
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) C09J 175/04 C09K 3/00 103G C09K 3/00 103 D21H 19/62 D21H 19/62 C08G 65/32 Q (72)発明者 アンドリュー ジェイ.キールバニア,ジ ュニア アメリカ合衆国,ペンシルバニア 18914, チャルフォント,ペギー レーン 123 (72)発明者 ピーター ジー.モンテイギュ アメリカ合衆国,テネシー 37377,シグ ナル マウンテン,パリセイデス ドライ ブ 199 (72)発明者 ダニエル ダブリュ.バーストラット アメリカ合衆国,テネシー 37363,ウー ルテワ,ホーピ トレイル 9220

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも2個の低分子量疎水性基を有
    するポリマーであって、その内の少なくとも1個は末端
    であり、そこで、前記疎水性基は親水性のスペーサー部
    分により前記ポリマーから分離されており、前記スペー
    サーはウレタンまたは尿素結合により前記ポリマー鎖と
    連結している、前記ポリマー。
  2. 【請求項2】 一般式 (XY1 Z)n −A−(ZY2 X′)m のポリマー (式中、X及びX′は疎水性基であり、Zは内部の疎水
    性基で、Aはポリオールまたはアルコキシをベースとす
    るアミンであり、Y1 及びY2 は親水性スペーサーを表
    わし、m+n>1という条件で、m及びnは0〜5の整
    数であり、そして、Zは、Aがポリオールであるなら、
    常にウレタン結合を介してAに結合しており、Aがアミ
    ン末端アルコキシであるなら、常に尿素結合を介してA
    に結合しており、Zは尿素結合を介して、Y1 及びY2
    に結合している)。
  3. 【請求項3】 (XY1 Z)n −A−(ZX′)m
    (XZ)n −A−(ZY2 X′)m 及び(XY1 Z)n
    −A−(ZY2 X′)m 及びそれらの組み合わせからな
    る群から選択されたポリマー。
  4. 【請求項4】 イソシアネート末端ポリエーテルポリウ
    レタンとアルコキシル化アミン疎水性基とを反応させる
    ことを含むポリマーを製造する方法。
  5. 【請求項5】 請求項1のポリマーを添加することを含
    む水溶液を増粘する方法。
  6. 【請求項6】 請求項1のポリマーを含む化粧用組成
    物。
  7. 【請求項7】 請求項1のポリマーを含む毛髪ケア配合
    物。
  8. 【請求項8】 請求項1のポリマーを含む紙塗被用組成
    物。
  9. 【請求項9】 請求項1のポリマーを含む接着剤組成
    物。
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