JP2000135744A - 塑性変形加工品及びその製造方法 - Google Patents
塑性変形加工品及びその製造方法Info
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- JP2000135744A JP2000135744A JP10325971A JP32597198A JP2000135744A JP 2000135744 A JP2000135744 A JP 2000135744A JP 10325971 A JP10325971 A JP 10325971A JP 32597198 A JP32597198 A JP 32597198A JP 2000135744 A JP2000135744 A JP 2000135744A
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- Japan
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- rubber
- plastically deformed
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- plastic deformation
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- Pending
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- Casting Or Compression Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
- Extrusion Moulding Of Plastics Or The Like (AREA)
Abstract
(57)【要約】
【課題】 生産性の高い塑性変形加工品及びその製造方
法を提供する。 【解決手段】 シート状に連続的に押出成形により、予
備成形されたゴムあるいは樹脂材料１に、簡易加熱プレ
ス機２により加熱しながら応力を加え塑性変形加工を施
す。
法を提供する。 【解決手段】 シート状に連続的に押出成形により、予
備成形されたゴムあるいは樹脂材料１に、簡易加熱プレ
ス機２により加熱しながら応力を加え塑性変形加工を施
す。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、シート形状の製品
に凹凸加工を施した治工具配列材、転がり防止梱包材、
電子回路の保護材等に使用されるシート状の成形加工品
及びその加工方法に関するものである。
に凹凸加工を施した治工具配列材、転がり防止梱包材、
電子回路の保護材等に使用されるシート状の成形加工品
及びその加工方法に関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、シート状の製品は、通常、カレン
ダー成形あるいは押出成形で行なっており、厚さが一定
である製品が多かった。このため、シート状でなく、少
しでも凹凸がある製品は、プレス成形あるいは射出成形
によって作られていた。
ダー成形あるいは押出成形で行なっており、厚さが一定
である製品が多かった。このため、シート状でなく、少
しでも凹凸がある製品は、プレス成形あるいは射出成形
によって作られていた。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】ところが、プレス成型
あるいは射出成型にて面積の広いシート形状品を製造し
た場合には、金型の取り数が限られ、成型コストが割高
になるという問題があった。
あるいは射出成型にて面積の広いシート形状品を製造し
た場合には、金型の取り数が限られ、成型コストが割高
になるという問題があった。
【０００４】
【課題を解決するための手段】そこで、本発明は、従来
の問題を解消するとともに、カレンダー成形あるいは押
出成形の連続生産性を生かし、凹凸加工を簡易な方法で
行なうことにより、低コストを実現した。すなわち、本
発明は、（１）シート状に連続的に押出成形により、予
備成形されたゴム材料を加熱しながら応力を加え、塑性
変形された塑性変形加工品、（２）ゴム材料がシリコー
ンゴムである前記（１）記載の塑性変形加工品、（３）
ゴム材料あるいは樹脂材料を予めシート状に連続的に押
出成型機により押出成形した後、所定の寸法にカット
し、さらに、簡易加熱プレス機により加熱しながら応力
を加え塑性変形させることを特徴とする塑性変形加工品
の製造方法である。
の問題を解消するとともに、カレンダー成形あるいは押
出成形の連続生産性を生かし、凹凸加工を簡易な方法で
行なうことにより、低コストを実現した。すなわち、本
発明は、（１）シート状に連続的に押出成形により、予
備成形されたゴム材料を加熱しながら応力を加え、塑性
変形された塑性変形加工品、（２）ゴム材料がシリコー
ンゴムである前記（１）記載の塑性変形加工品、（３）
ゴム材料あるいは樹脂材料を予めシート状に連続的に押
出成型機により押出成形した後、所定の寸法にカット
し、さらに、簡易加熱プレス機により加熱しながら応力
を加え塑性変形させることを特徴とする塑性変形加工品
の製造方法である。
【０００５】
【発明の実施の形態】以下、本発明を図面に基づいて詳
細に説明する。図１は塑性変形加工品の斜視図、図２は
塑性変形加工品の製造方法を示す概略図、図３は金型の
横断面図、図４は図３のＡ−Ａ線矢視断面図である。ま
ず、本発明の塑性変形加工品の材質としては、シリコー
ンゴム、フッ素ゴム等のゴム材料及び樹脂材料である。
シート状に連続的に予備成型する方法としては、カレン
ダー成型あるいは押出成型法等がある。予備成型の寸法
・形状については、特別な制限は無いが、厚さ０．５ｍ
ｍ〜１０ｍｍ、幅５ｃｍ〜５０ｃｍ程度の断面が方形
で、厚さが均一なものが連続生産の効率上好ましい。予
備成型の温度・圧力等の成形条件については、各種成形
方法に従った公知の方法で行なえば良いので詳細は省
く。
細に説明する。図１は塑性変形加工品の斜視図、図２は
塑性変形加工品の製造方法を示す概略図、図３は金型の
横断面図、図４は図３のＡ−Ａ線矢視断面図である。ま
ず、本発明の塑性変形加工品の材質としては、シリコー
ンゴム、フッ素ゴム等のゴム材料及び樹脂材料である。
シート状に連続的に予備成型する方法としては、カレン
ダー成型あるいは押出成型法等がある。予備成型の寸法
・形状については、特別な制限は無いが、厚さ０．５ｍ
ｍ〜１０ｍｍ、幅５ｃｍ〜５０ｃｍ程度の断面が方形
で、厚さが均一なものが連続生産の効率上好ましい。予
備成型の温度・圧力等の成形条件については、各種成形
方法に従った公知の方法で行なえば良いので詳細は省
く。
【０００６】次の工程で、予備成形品１に簡易加熱プレ
ス機２を用いて塑性変形加工を施すため、プレス機の金
型寸法に合う様予備成形品１をカットする。予備成形品
１の塑性変形加工を容易に行うため、加熱しながら応力
を加える。加熱温度としては、使用するゴム材料あるい
は樹脂材料の塑性変形温度によって異なるが、約１００
℃〜３００℃とする。また、応力としては、使用ゴム材
料あるいは樹脂材料の硬度によって適宜決定していけば
良いが、目安としては２ｋｇ／ｃｍ2 〜１０ｋｇ／ｃｍ
2 位である。塑性変形量は、本格的なプレス機ではない
ので、０．５ｍｍ〜５ｍｍ程度が好ましい。圧力をかけ
る方法としては、加圧力もそれほど大きくないので、エ
アーシリンダーによるエアー式が好ましい。
ス機２を用いて塑性変形加工を施すため、プレス機の金
型寸法に合う様予備成形品１をカットする。予備成形品
１の塑性変形加工を容易に行うため、加熱しながら応力
を加える。加熱温度としては、使用するゴム材料あるい
は樹脂材料の塑性変形温度によって異なるが、約１００
℃〜３００℃とする。また、応力としては、使用ゴム材
料あるいは樹脂材料の硬度によって適宜決定していけば
良いが、目安としては２ｋｇ／ｃｍ2 〜１０ｋｇ／ｃｍ
2 位である。塑性変形量は、本格的なプレス機ではない
ので、０．５ｍｍ〜５ｍｍ程度が好ましい。圧力をかけ
る方法としては、加圧力もそれほど大きくないので、エ
アーシリンダーによるエアー式が好ましい。
【０００７】
【実施例】実施例として、断熱材に４ヶ所塑性変形加工
を施し、ビス穴を設けた例を示す。断熱材の材質として
は、発泡シリコーンゴムを用いた。まず、上記シリコー
ンゴムを押出成形により、厚さ３ｍｍ、幅３０ｃｍ、長
さ１０ｍのシート状に連続押出成形した。次に、シート
状押出成形品を３０ｃｍ×３０ｃｍの正方形にカットし
た。次に、３０ｃｍ×３０ｃｍにカットされた押出成形
品１を図２に示す様に簡易加熱プレス機２の金型内に入
れる。簡易加熱プレス機２としては、ここでは、エアシ
リンダー径３０ｃｍのエアープレス機を使用した。加熱
条件は、加熱温度１５０℃、７０ｓｅｃとし、加圧条件
は５ｋｇ／ｃｍ2 とした。なお、使用した金型３は、図
３、図４に示す様に、外枠寸法５０ｃｍ×５０ｃｍ、内
側に深さ３ｍｍ、寸法３０ｃｍ×３０ｃｍの溝が掘ら
れ、厚さ１０ｍｍである。なお、本実施例では、４ヶ所
に直径７ｍｍ、深さ３ｍｍの塑性変形加工を施すため、
ダイス４を使用したが、塑性変形する各種形状・寸法に
応じて、ダイス４あるいはパンチを交換し、金型３に取
り付ければ良い。
を施し、ビス穴を設けた例を示す。断熱材の材質として
は、発泡シリコーンゴムを用いた。まず、上記シリコー
ンゴムを押出成形により、厚さ３ｍｍ、幅３０ｃｍ、長
さ１０ｍのシート状に連続押出成形した。次に、シート
状押出成形品を３０ｃｍ×３０ｃｍの正方形にカットし
た。次に、３０ｃｍ×３０ｃｍにカットされた押出成形
品１を図２に示す様に簡易加熱プレス機２の金型内に入
れる。簡易加熱プレス機２としては、ここでは、エアシ
リンダー径３０ｃｍのエアープレス機を使用した。加熱
条件は、加熱温度１５０℃、７０ｓｅｃとし、加圧条件
は５ｋｇ／ｃｍ2 とした。なお、使用した金型３は、図
３、図４に示す様に、外枠寸法５０ｃｍ×５０ｃｍ、内
側に深さ３ｍｍ、寸法３０ｃｍ×３０ｃｍの溝が掘ら
れ、厚さ１０ｍｍである。なお、本実施例では、４ヶ所
に直径７ｍｍ、深さ３ｍｍの塑性変形加工を施すため、
ダイス４を使用したが、塑性変形する各種形状・寸法に
応じて、ダイス４あるいはパンチを交換し、金型３に取
り付ければ良い。
【０００８】以上の実施例では、図１に示す様に、直径
７ｍｍ、深さ２ｍｍのビス穴４ヶ所を設けることができ
た。なお、図５は、塑性変形加工により溝部を設けた本
発明の他の実施例を示している。
７ｍｍ、深さ２ｍｍのビス穴４ヶ所を設けることができ
た。なお、図５は、塑性変形加工により溝部を設けた本
発明の他の実施例を示している。
【０００９】
【発明の効果】本願発明の方法によれば、生産性が高
く、低コストで塑性変形加工品が製造できる。
く、低コストで塑性変形加工品が製造できる。
【図１】本発明の実施例の１つである塑性変形加工品の
斜視図である。
斜視図である。
【図２】本発明の塑性変形加工品の製造方法を示す概略
図である。
図である。
【図３】本発明に使用する金型の横断面図である。
【図４】図３のＡ−Ａ線矢視断面図である。
【図５】本発明の他の塑性加工品の実施例を示す斜視図
である。
である。
１ 予備成形品 １Ａ、１Ｂ 塑性変形加工品 ２ 簡易加熱プレス機 ３ 金型
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 ＦＩ テーマコート゛(参考） Ｂ２９Ｋ 83:00
Claims (3)
- 【請求項１】 シート状に連続的に押出成形により予備
成形されたゴムあるいは樹脂材料に、加熱しながら応力
を加え塑性変形させた塑性変形加工品。 - 【請求項２】 該ゴム材料がシリコーンゴムである請求
項１の塑性変形加工品。 - 【請求項３】 ゴム材料あるいは樹脂材料を予めシート
状に連続的に押出成形機により押出成形した後、所定の
寸法にカットし、さらに、簡易加熱プレス機により加熱
しながら応力を加え塑性変形させることを特徴とする塑
性変形加工品の製造方法。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10325971A JP2000135744A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 塑性変形加工品及びその製造方法 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP10325971A JP2000135744A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 塑性変形加工品及びその製造方法 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000135744A true JP2000135744A (ja) | 2000-05-16 |
Family
ID=18182649
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP10325971A Pending JP2000135744A (ja) | 1998-10-30 | 1998-10-30 | 塑性変形加工品及びその製造方法 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000135744A (ja) |
Cited By (1)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007516112A (ja) * | 2003-11-17 | 2007-06-21 | ダウ・コーニング・コーポレイション | 硬化されたシリコーン樹脂基材のエンボス加工方法 |
-
1998
- 1998-10-30 JP JP10325971A patent/JP2000135744A/ja active Pending
Cited By (2)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2007516112A (ja) * | 2003-11-17 | 2007-06-21 | ダウ・コーニング・コーポレイション | 硬化されたシリコーン樹脂基材のエンボス加工方法 |
| JP4654200B2 (ja) * | 2003-11-17 | 2011-03-16 | ダウ・コーニング・コーポレイション | 硬化されたシリコーン樹脂基材のエンボス加工方法 |
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