JP2000135117A - 化粧用ディスペンサ - Google Patents

化粧用ディスペンサ

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JP2000135117A
JP2000135117A JP11292794A JP29279499A JP2000135117A JP 2000135117 A JP2000135117 A JP 2000135117A JP 11292794 A JP11292794 A JP 11292794A JP 29279499 A JP29279499 A JP 29279499A JP 2000135117 A JP2000135117 A JP 2000135117A
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cup
sleeve
cosmetic
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cosmetic dispenser
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JP11292794A
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Charles Chang
チャン チャールズ
Robert J Sheffler
ジェイ シェフラー ロバート
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    • AHUMAN NECESSITIES
    • A45HAND OR TRAVELLING ARTICLES
    • A45DHAIRDRESSING OR SHAVING EQUIPMENT; EQUIPMENT FOR COSMETICS OR COSMETIC TREATMENTS, e.g. FOR MANICURING OR PEDICURING
    • A45D40/00Casings or accessories specially adapted for storing or handling solid or pasty toiletry or cosmetic substances, e.g. shaving soaps or lipsticks
    • A45D40/06Casings wherein movement of the lipstick or like solid is a screwing movement

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  • Containers And Packaging Bodies Having A Special Means To Remove Contents (AREA)
  • Cosmetics (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 先行技術の欠点を除去し、構造簡単で、安価
で信頼性がある口紅のようなスティックの化粧用ディス
ペンサを提供する。 【解決手段】 化粧用ディスペンサ10は口紅12を収
容する昇降カップ38と、昇降カップが内部で前進、後
退する内側スリーブ14と、内側スリーブの外側の外側
スリーブ52とを具える。昇降カップはその頂部リムに
沿う複数個の弾性フィンガ39を有する。この弾性フィ
ンガは内側スリーブの内側に掛合して、強制的に内方に
押圧されて、口紅に掛合する。昇降カップのラグ46、
48、50は内側スリーブの溝孔16、18、20に貫
通し、外側スリーブの螺旋形の溝54、56、58内に
突出しており、外側スリーブを回転すると、口紅と共に
昇降カップを前進、後退させることができる。この移動
の途中で、内側スリーブから外れないように、拘束手段
17、19、21を設ける。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は化粧用ディスペンサ
に関するものであり、また特に、口紅、アイシャドウ装
置等に使用するようにした化粧用ディスペンサに関する
ものである。
【0002】
【従来の技術】本発明が関する分野の既知の装置を代表
するものとして、次の広報を援用する。即ち、米国特許
第2336328 号、第2497950 号、第2678128 号、第279687
3 号、第3214012 号、及び第3443874 号、カナダ特許第
612457号、英国特許第1098773号、及び英国特許公告第2
143212 号、フランス特許第946797号、第964930号、第7
732291 号、第1052053 号、及び第2406972 号、及びイ
タリア特許第507719号である。
【0003】英国特許公告第2143212 号は、化粧用ステ
ィックホルダ構造を開示しており、この構造はカップの
上端縁の3箇所のスリットによって形成されたスペーサ
部(26)を有する化粧用製品支持カップを利用し、各
スペーサ部はディスペンサの内側スリーブを半径方向、
外方に、弾性的に圧着しており、スリーブの内側で化粧
用スティックが移動中、化粧用スティックがほぐれるの
を意図的に最少にしている。英国特許第1098773 号は化
粧用製品を支持するカップを有する化粧用ディスペンサ
に関し、このディスペンサは化粧用製品を支持するカッ
プを案内するため、内側ケーシングの内面に摺動掛合す
るよう、円周方向にずらして配置した4個のスペーサ
(14)を採用している。
【0004】フランス特許第7732291 号は容器、外側ス
リーブ、及び化粧製品カップを有する口紅ディスペンサ
を開示している。この化粧製品カップは直径的に対向し
て配置された2個のカム作用ラグを有し、容器内の対応
する縦溝孔内に、このカム作用ラグを収容し、このカム
作用ラグを外側スリーブの内部螺旋溝内にそれぞれ突出
させている。内部螺旋溝を有する回転可能な外側スリー
ブを利用している他の口紅ディスペンサはフランス特許
第1052053 号、第946797号、及び第964930号に示されて
いる。フランス特許第1052053 号、及び第964930号では
単一溝を有し、一方、フランス特許第946797号は相互に
直径的に対向する2個の溝を示している。
【0005】米国特許第2678128 号、第3214012 号、及
び第2497950 号、イタリア特許第507719号、及びカナダ
特許第612457号は過去、提案された種々の形式の口紅の
詰替えカートリッジを示しているが、市場での市販性は
殆ど、又は全く実現していないと考えられる。その他の
提案された構成には、米国特許第3443874 号があり、化
粧用スティックホルダ、及びその製造方法を開示してい
る。また、米国特許第2796873 号は口紅、ルージュ、及
びアイライナのための兼用ホルダを記載しており、外部
の指掛合タブによって、口紅をケーシング内で直線方向
に前進可能としている。最後に米国特許第2336328 号は
化粧製品支持カップを採用するディスペンサを示してお
り、ケーシングの側部から操作し得るよう、ケーシング
内に軸線方向に取り付けた手動操作可能な親指輪に掛合
し得るめねじによって、化粧製品支持カップを前進、後
退可能にしている。
【0006】昇降カップの平滑に作動し、基本的に作動
が阻止されることがなく、口紅香油体の破損のない確か
な保持によって特徴付けられる経済的なディスペンサを
提供するため、種々の試みが成されたが、現在既知の多
くの装置は、上記問題点を殆ど、又は全く解消していな
い。この分野の記録の中で、注意すべきことは、真にバ
ランスがよく、対称で、化粧製品を支持するカップ、及
びそれに支持される口紅の好ましくない傾動を防止し得
るカップ駆動機構が乏しいことである。
【0007】2個の直径的に対向して配置したカム作用
ラグを利用する若干の先行の構造は、相当なバランスの
程度を達成している。しかし、この構造は、先行技術で
行っていたように、直径的に対向する2個の点のみで、
カップを駆動するから、これ等の点を含む横軸線の周り
のカップの傾動を防止し得ていないことは明らかであ
る。従って、カップ内に支持される香料スティックの傾
斜、即ち「動揺」が発生する。或る状態下では、実際
上、スティックはディスペンサケーシングの内面を擦
り、平滑なスティックの外面を損傷し、ケーシングの内
部に、掻き落とされた化粧製品の好ましくない堆積物を
生ずる。次に、砕片、即ち掻き落とされた物質がスティ
ックに再び付着すると、スティックを次に前進させた
時、これ等の物質はケーシングの外に運び出され、落下
し、衣類、家具等を汚すことになる。
【0008】上述の先行技術の文献に示され、又は提案
された化粧製品カップの外面の多数のばね状掛け止めラ
グを含む種々の構成は、或る文献では、カップの傾き、
又は動揺を発生する傾向を減少させている。しかし、現
在のところ、既知のディスペンサについては、経済上
と、操作の容易さとの2点から、なお改良が必要であ
る。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、先行
技術の欠点を全て除去し、構造が簡単で、作動の信頼性
があり、カップ内の化粧香料を有効に、破壊することな
く保持し、カップと、支持された化粧香料スティックと
を前進、後退させる際、化粧製品支持カップと、ケーシ
ングとの間の軸線方向の配列を維持する新規で、改良さ
れたディスペンサを得るにある。本発明の他の目的は、
化粧製品支持カップと、化粧品スティックとの動揺を実
質的に除去し、ディスペンサケーシングの内面で、ステ
ィックを掻き落とす可能性を減少させた上述のような改
良された化粧用ディスペンサを得るにある。
【0010】本発明の更に他の目的は、ディスペンサケ
ーシングの対応する縦軌道、即ち溝から、カップの位置
決めラグが不随意に外れる結果生ずる作動の束縛、及び
誤作動を防止し、上述の種類の改良された化粧用ディス
ペンサを得るにある。本発明の他の目的は、安価に製
作、組立てができ、そのため、予定した作動、及び全体
としての価格に関し、商業上実用的である上述の特性を
有する改良された化粧用ディスペンサを得るにある。
【0011】
【課題を解決するための手段】上述の目的を達成するた
め、本発明化粧用ディスペンサは固体の化粧製品を支持
する改良された支持手段と、軸線方向に移動しないよう
カップをロックするロック手段とを有する昇降カップ
と、このカップを内部で軸線方向に前進、後退させ得る
スリーブとの組合わせから成り、上記スリーブは縦溝孔
を有し、上記昇降カップはスリーブの溝孔にそれぞれ貫
通して、突出するラグを有し、更に、スリーブ上で回転
可能に取り付けられた操作シェルを具え、シェルと、ス
リーブとの間の相対回転に応動して、ラグを推進させる
よう、カップのラグに掛合する内部螺旋軌道を操作シェ
ルが有する。
【0012】
【発明の実施の形態】カップの周りの円周上の均一に離
間した位置で、加えられるバランスされた力により、カ
ップを前進、後退させ、傾いたり、配列が狂わないよう
に、カップ内に、化粧用香料体を正確に位置決めするよ
うな構成にする。この駆動により、ケーシング内に、精
密に保持された化粧用香料体スティックの適正な配列を
行い、また、円周方向に離間した位置で、ラグが螺旋軌
道の壁にそれぞれ掛合することによって、この駆動が行
われる。更に、この組合わせはラグの間の離間した位置
であるのが好適であるが、独特の摺動支持面を具え、カ
ップが不随意に傾き、寄り掛かり、又は動揺する等を生
じないよう一層安定化する。その他の要旨、及び利点は
以後、明らかになるであろう。
【0013】
【実施例】図1、及び図2に、口紅12のようなスティ
ック製品のための本発明による新規な改良された化粧用
アプリケータ、又はディスペンサ10を示し、この化粧
用ディスペンサ10は基本的に3個の成型されたプラス
チック構成部分から成り、即ち溝孔付きの壁を有するほ
ぼ円筒形の内側スリーブと、このスリーブの溝孔から突
出する半径方向の突起を有しこのスリーブ内で摺動でき
る昇降カップと、外側スリーブ、又は螺旋操作シェルの
形の管状手動操作手段とから成る。この外側スリーブ、
即ち管状手動操作手段は両端が開いた形状に造られてお
り、内側スリーブに支持され、この内側スリーブ上で回
転することができる。
【0014】図2において、この内側スリーブ(商業上
では溝孔付きシェルと呼ばれることがある)を符号14
で示すが、内側スリーブ14はほぼ円筒形である。この
内側スリーブは溝孔付きの弾性の側壁を有する。この溝
孔は3個の縦方向に延びる溝孔、即ち軌道16、18、
20(図2、図3、図4参照)であり、本発明によれば
120度離間している。溝孔18は両端に側方、即ち横
方向の1対の横通路22、24を有する。図面では溝孔
の軸線方向部分よりも狭い幅に示している。この横通路
24は昇降カップをその最も後退した位置でロックする
ように機能する。溝孔16の横通路を符号26、28に
て示し、溝孔20の横通路を符号30、32にて示す。
図2に示すように、溝孔18はその上端に配置された開
口22で終わっており、図3、及び図4に示すように、
残りの2個の溝孔16、20はそれぞれ最上端の開口3
4、36で終わっている。組立て中、昇降カップをスリ
ーブ内に挿入する時、必要であれば、開口22、34、
36は内側スリーブ14のその唇部に近い円筒壁の部分
が弾性的に拡開するのを可能にする。
【0015】開口を有する溝孔16、18、20を設け
ることにより、組立中に、内側スリーブ14の最小の、
一時的な弾性変形を必要とする時、全体の組立手順を容
易にすると共に、内側スリーブ4がそのプラスチック材
料の弾性限界を越えて過度の伸張を受けることによる内
側スリーブ14の予期せぬクラックの発生の可能性を減
少させる。
【0016】図8〜図10において、本発明の新規な化
粧製品収容昇降カップを符号38にて示し、この昇降カ
ップ38はほぼ円筒形の側壁40と、横中間壁42とを
具え、この横中間壁42には1個、又はそれ以上の通気
開口44を設けるのが好適であり、これにより、成型さ
れた化粧製品をカップの内部に挿入する時、この開口4
4を通じて空気を出すことができる。図3、及び図4は
口紅のケーシング集合体内に昇降カップ38を殆ど完全
に挿入し終えた状態に示す。
【0017】図13に示す本発明の変形においては、場
合により、カップ38′の側壁40′の内面に複数個、
好ましくは4個の低いリブ、又はスプライン45′を設
け、口紅製品をカップ38′内での回転に主に抗して、
所定位置に保持し、又は繋止し得るようにする。本発明
によれば、図8に示すように、円周方向に等間隔に離間
した従動ラグ、又はトラニオン46、48、50をカッ
プ38に設ける。これ等ラグ、即ちトラニオンを相互に
120度離間し、内側スリーブ14の溝孔16、20、
18にそれぞれ完全に貫通し得るようにする。スリーブ
14の外面を越えて突出するようにラグ46〜50の高
さを定める。カップ38をスリーブ14に挿入中、必要
なら、開口22、34、36はスリーブのその唇部に隣
接する壁部をその弾性限界内で一時的に半径方向外方に
拡大するのを可能にし、その後、図面に示す状態に復帰
する。
【0018】更に、本発明によれば、図5〜図7に符号
52にて示す端部が開いた外側スリーブ、即ち操作シェ
ル(商業上では螺旋シェルと呼ばれる)にはその内面に
3個の別個の明瞭な螺旋形の溝54、56、58を設け
る。図8に示すように、それぞれ、これ等溝はラグ46
〜50を収容する十分な幅を有し、またラグは溝54〜
56内に完全に突出するだけ十分に長い。このように構
成することにより、スリーブ14上に操作シェル52を
回転することによって、カップ38を軸線方向に動かす
ことができ、即ち、カップ38がスリーブ14内に隠れ
る後退位置(図示せず)と、図2〜図4に示すカップ3
8がディスペンサの開放端に接近し得る前進位置との間
にカップ38を動かすことができる。この前進位置はカ
ップの挿入を開始する位置よりはるかに後退した位置で
ある。
【0019】以下に説明するように、カップ38は完全
に前進して、除去されることがないよう、以下に説明す
る新規な拘束手段、又はロック手段によって、カップ3
8を除去される位置より僅かに下方の位置にロックする
よう、その前進移動の途中で停止させる。操作シェル5
2に3個の溝54、56、58を設けることにより、円
周方向に等距離に離間する3個の点で、非常に望ましい
バランスされた正確な力をカップ38に加えることがで
き、これにより、ラグ46、48、50がそれぞれの螺
旋溝から外れる傾向を防止すると共に、いかなる点でも
カップが動揺し、又は傾くのを最小にすることができ
る。以下に一層完全に説明するように、口紅カップが完
全に除去されるのを防止する改良された保持手段と相俟
って、このような正確な駆動作用により、分配製品、即
ちこのディスペンサを全体的に非常に改善する。溝5
4、56、58を十分深くし、ラグを十分長くすること
により、成型により通常、発生する公差を利用して、ラ
グと、それぞれの螺旋溝の壁との間に平滑な摺動嵌合を
生ぜしめる。
【0020】更に、本発明によれば、カップ38の外面
と、スリーブ14とに協働可能な摺動支持手段を設け、
考えられるカップの動揺、又は傾きを更に最小にする。
この摺動支持手段はスリーブ14の内壁面と、この内壁
面に掛合し得るようカップ38の外側に離間する1対の
円周環状面60、62とから成る。更に、カップ38の
外側の3個の円周方向に離間するランド面、即ちスタビ
ライザ64、66、68の形の補助支持手段を設ける。
これ等補助支持手段はスリーブ14の内壁面に掛合す
る。各ランド64、66、68はカップの横中間壁42
を軸線方向に跨ぎ、横中間壁42の軸線方向上方にある
1個の環状面62からカップ38の下端に向け下方に延
びる。支持面として、環状面60、62、及び3個のラ
ンド面64、66、68を設けることにより、この化粧
用ディスペンサの通常の操作中、カップ38の傾動を殆
ど、又は全く無くすることができる。この要旨は以下に
説明するように、カップ内での改良された化粧用香油体
保持作用と相俟って特に重要であると考えられる。それ
は精密に制御されたカップが化粧用香油体、即ち口紅1
2を支持するからである。
【0021】口紅が軟質でワックス状の組成物であるこ
とを考えれば、口紅をスリーブ14に対し軸線方向に一
線に配列し、スリーブ14の側壁から均一に離間して、
スリーブの内面に物理的に接触しないようにすることは
重要である。もしも不随意に接触すると、口紅のワック
ス状の棒状材料は物理的に破損し、ワックス状の材料は
内面によって掻き落とされ、ワックス状の小片を発生
し、これ等の小片は口紅の棒状材料に付着し、ケースの
外に落ち、皮膚、衣類、及び家具のようなその他の物品
を汚す恐れがある。
【0022】更に、本発明によれば、相互に120度離
間した3個のラグ46、48、50の他に、相互に12
0度離間したランド面64、66、68を設けるのが好
適である。各ランド面を直接隣接しているラグの間のほ
ぼ中間に離間することができ、従って、即ちこのような
ラグから円周方向に60度ずらすことができる。例え
ば、図8において、ランド面64をラグ46、48間に
配置し、ランド面66をラグ46、50間に配置し、ラ
ンド面68をラグ48、50間に配置する。
【0023】図9に示すように、上部の環状面60がラ
グ46、48、50よりも完全に軸線方向上方にあるよ
うに環状面60、62を位置させ、更に、上に述べたよ
うに、ランド面64、66、68が下方の環状面62の
位置からカップ38の底部に向け、かなりの距離を延び
ており、従って、ラグ46、48、50の位置、又は平
面の下方に、更に横中間壁42の平面の下方に、軸線方
向に延びる部分をランド面64、66、68が有するよ
うにする。ラグ、ランド面、及び支持環状面のこの組合
せによって、カップ38のための最適の駆動位置決め構
造が得られ、これによりディスペンサが平滑に作動し、
作動が妨げられることがなく、同時に、棒状の化粧品が
スリーブ、又はケーシング14の側壁により掻き落とさ
れることがないように、軸線方向に配列した位置に、棒
状の化粧品を適正に保持することに貢献する。
【0024】本発明によれば、カップ38は丸い先端3
9と、その頂部リムに丸い内面41′とを有する複数個
の弾性キャスチレーション、即ち弾性フィンガ39を有
し、この弾性フィンガはデリケートな身体のメーキャッ
プを損なうことなく、カップ内に口紅を確実に繋止する
特殊な機能を有する。口紅を繋止する現在広く行われて
いる方法は化粧品の本体に食い込む突出するデーパリブ
を利用することである。このようなテーパリブは口紅を
破損し、或る場合には、口紅の本体から小片を分離させ
る。また、一層、最近の方法では、シリコーンをベース
とする口紅、及び或る量の炭化水素溶剤、及び水さえも
含む口紅では化粧品の周縁に垂直に入り込むリブでも、
確実に保持することができない。
【0025】しかし、本発明はフィンガ39によって、
有効なクランプ作用を生ずる。このクランプ作用はカッ
プから口紅を引き出すように作用する力に直角な力によ
り昇降カップ38内に、口紅香油を確実に保持する。カ
ップ38の垂直壁40は0.38mmより薄く、即ち重くない
ように成型し、一般にポリオキシメチレンプラスチック
で構成するのが好適である。フィンガ38は二枚貝の形
態、即ち切目を付けた形態を有し、或る種のコレットを
形成している。これ等の切目、即ちキャスチレーション
の先端は柔らかに湾曲する輪郭部として形成されてお
り、図13に示すように花の花弁のように環状に配列さ
れ、外方に変形するように成型されており、これによ
り、カップ内に口紅を容易に挿入することができる。こ
の環状の配置は、昇降カップ38を最大推進位置に完全
に挿入する以前に存在する。図3、及び図4に示すよう
に、キャスチレーション39は溝孔付きの螺旋溝を有す
るシェルの範囲を越えて突出している。
【0026】口紅を最初にカップ38に挿入した後、こ
のカップを溝孔付きシェル14内に完全に設置する。こ
のようにして、キャスチレーション39に押圧力を作用
させて、内方に撓ませ、水平リング、又はコレットのよ
うに口紅内に押圧し、好適には約0.64mmの深さまで、口
紅のような化粧用香油体に貫入させる。場合により、図
13の実施例に示すように、カップ38には低い、即ち
僅かに突出する内部リブ45′を設けることができ、こ
の内部リブは香油体を破損しない限定された深さまで香
油体に貫入する。図13にはこの突起、即ちリブを誇張
して示す。図13に示す実施例はキャスチレーション3
9′とリブ45′との両方を採用して口紅を保持してい
るが、リブ45′を省略してもよい。これは香油体を確
実に繋止するのにフィンガ39、又は39′に全く信頼
し得るからである。この後者の構成の場合、リブの破壊
作用は無くなり、またフィンガ39、39′を使用する
ことによって、挿入し過ぎに備え、口紅の挿入を容易に
する。図13は口紅に掛合し得る穏やかに湾曲した面4
1′を有し、口紅の損傷を最小にしたフィンガ13′を
示す。
【0027】更に、本発明は前進運動を停止させ、口紅
を収容したままカップ38、又は38′が一旦挿入され
てから、シェル14から抜け出ないように、前進運動を
停止させ、カップ38、又は38′を保持する新規で、
簡単な拘束手段を提供する。図12に明らかなように、
この手段は側方ロック停止肩部、又は切欠21を備え、
この切欠はいわゆる溝孔20内の分岐部であり、溝孔1
6、18についても付加的ロック切欠17、19を設け
る。軌道16、18、20にはこれ等の拘束横切欠1
7、19、21を設け、従動ピン46、48、50を拘
束し、捕捉する。言い換えれば、昇降カップを最初にス
リーブ14に挿入した後、昇降カップを突出位置に向け
シフトさせた時、トラニオン46、48、50はまずロ
ック切欠17、19、21に掛合し、カップが抜け出す
のを防止する。従って、フィンガ39、又は39′はそ
の内方位置に保持され、ここでフィンガはカップ内に口
紅を確実に保持する。
【0028】図6において、外側スリーブ、即ち操作シ
ェル52はその唇部に隣接して内部環状突条70を有
し、シェル14のその唇部に隣接する外面上の円周ビー
ド72の下にこの環状突条70は嵌合する。このビード
は溝孔16、18、20の開口22、34、36によっ
て中断されている。この途切れたビード72が環状突条
70に掛合することによって外側スリーブ52は保持さ
れる。外側スリーブ52を内側スリーブ14上に抜き差
しして、組立中、内側スリーブ14のその唇部に隣接す
る壁はそれぞれ溝孔16、18、20の開口24、3
4、36によって、半径方向内方に変形し、設置を容易
にする。外側スリーブ52がスリーブの下端で環状肩部
74上に着座する時(図2〜図4、及び図12参照)、
スリーブ14の壁の弾性により、その唇部を平素の円形
形態に復帰させ、これにより外側スリーブ52を保持す
る。
【0029】作動に当たり、組み立てられたカップ38
とスリーブ14とを手動操作シェル52内に挿入した
後、シェル52をスリーブ14上で回転し、溝54、5
6、58の壁により、同時にそれぞれのラグ46、4
8、50にバランスされた駆動力を加える。ラグ46、
48、50がそれぞれの溝16、20、18に直線的に
入るので、カップ38を前進、後退させることができ
る。ラグが横拘束切欠17、19、21に達し、強制的
に横方向に押されて、その中に着座する時、突出位置に
おけるロックを生ずる。ラグが切欠24、28、32に
達し、その中に着座した時、後退位置におけるロックを
生ずる。カップのこの後退位置では、容易に理解し得る
ように、各ラグはそのそれぞれの対応する通路に着座す
る。
【0030】本発明の他の実施例を図14に示し、この
図面では、3個の軌道を有する組立体の代わりに2個の
軌道を有するケーシング組立体に使用するようにした昇
降カップの平面図を示す。この図面では、カップ76は
第1実施例のキャスチレーション39に類似するキャス
チレーション78を有するが、第1実施例の3個の従動
ピン46、48、50の代わりに、相互に直径的に対向
して配置された2個の従動ピンのみを有する。点線で示
す輪郭の内側シェル20は2個の対向して配置される軌
道(図示せず)のみを有する。この軌道は第1実施例の
軌道16、18、20に類似し、外側シェル、又はケー
シング84は2個のみの螺旋溝(図示せず)を有し、こ
の螺旋溝は第1実施例の溝54、56、58に類似す
る。他の態様においては、図14の実施例の2個の軌道
は既に説明した3個の軌道の実施例に類似し、作動も類
似する。
【0031】本発明の他の実施例を図15に示し、この
実施例では変更したオフセットした装入チャネルを設
け、昇降カップのケーシング集合体への最初の組立を容
易にする。この図面では、上部リムにキャスチレーショ
ン92を有する昇降キャップ90は装入チャネル96を
有する内側シェル94により支持された状態に示す。こ
の発明では、装入チャネル96は頂部で開いており、そ
の頂部に側方オフセット開放部98を有する。この開放
部98により、カップの従動ピンがチャネルに接近する
ことができる。
【0032】本発明の他の実施例を図16、図17、及
び図18に示す。これ等の図面に示すカップ98は2個
のトラニオン100と、複数個のキャスチレーション、
又はフィンガ102を有する。このフィンガ102は台
形の形態であり、狭い支持ベース部104を有する。図
17に示すように、フィンガ106の自由部は曲線であ
る。この実施例では、フィンガ102の全ての端縁は丸
みが付されており、外側スリーブ52の螺旋溝、及び内
側スリーブ14の溝孔に干渉しない。このカップ98は
前の実施例の構造に関連して説明した利点を有する。
【0033】本発明の他の実施例を図19に示し、この
実施例では内側スリーブ110に変更した溝孔の構成1
12を設けており、この溝孔の構成には、垂直溝孔部1
14、バックチェック側方分岐部、又は水平分岐部11
6、入口部118、及び保持部、又は保持区域120を
有する。この構成では、カップ76に口紅12を充填し
た後(図2参照)、ラグ80を図14で見て、反時計方
向に回転し、外側スリーブ52の相対回転に応動して、
ラグ80を点122と124との間に通し、次に点13
4と溝孔端縁126との間に通す。これ等のそれぞれは
ラグに対し密接抵抗嵌着するように離間されており、ラ
グが後退するのに抵抗している。次にカップ76を下方
に動かすのを継続し、ラグ80は壁126に沿って案内
され、遂に、ラグは溝孔114の下端の保持区域内に着
座する。ラグ80の順次の移動を図19に点線にて示
す。ラグの逆運動、即ち上方への運動に関しては、ラグ
は壁128に沿って上方に動き、遂にラグ80は保持軌
道、即ちバックチェック分岐部116に達する。点13
0はカップ76が分岐部116を越えて上方に通過しな
いようにする。
【0034】図20〜図22において、それぞれの組に
3個のフィンガ、又はキャスチレーション39〃を有す
る対向して配置された2組のキャスチレーションを示
し、これ等キャスチレーションは内側スリーブ14の溝
孔に干渉しないように配置されており、この場合、3個
ではなく、2個の昇降ラグを有するカップに使用するよ
うにこのスリーブは構成されている。図13に示すラグ
39′の丸い内側とは異なり、これ等キャスチレーショ
ン39〃は平坦な内側132を有する。ラグ39〃を有
する昇降カップはフィンガ39′を有するカップよりも
成型が容易である。図面に示すように、カップ76′は
2個の平滑な頂端縁136を有し、2組のフィンガ、又
はキャスチレーション39〃の頂端縁の間に、及びこれ
等頂端縁の下にそれぞれ配置されている。
【0035】上述したところから明らかなように、新規
で改良された化粧用ディスペンサを提供したが、このデ
ィスペンサは、昇降カップ38の離間した3個の位置
(ラグ46、48、50)に加えられるバランスされた
駆動力と、カップ38の外部、及びスリーブ14上にあ
る多数の支持面60、62、64、66、68との新規
な組合せによって、化粧用スティック製品にクラックを
生じたり、破損したり、ディスペンサケーシングの内面
で掻き落とされる傾向を実質的に解消し、操作と使用と
に信頼性がある。この協働する駆動構造と支持構造とは
カップ38と化粧用スティック12とが動揺し、又は傾
く潜在的な問題を大きく解消する。
【0036】上述のディスペンサの部片は容易に組み立
てることができ、このディスペンサは高速の自動化装置
に適合させることができる。スリーブ14の開放溝孔の
形態により、スリーブ14、52、又はカップ38の非
弾性変形はほぼ発生せず、カップをスリーブ内に設置し
ている間、壁のその唇部に隣接する部分の限定された膨
張は容易に発生する。外側スリーブ52が内側スリーブ
14上に抜き差しするように加えられた時、この同一の
開放溝孔の形態はスリーブ14のその唇部に隣接する同
一の壁の半径方向内方への後退を同様に許容する。従っ
て、この開示された装置は化粧用ディスペンサの分野に
明らかな前進と改良とを示すものである。本発明の範囲
を逸脱することなく、本発明は種々の変更を加えること
ができる。特許請求の範囲の各請求項は相互に本発明の
態様を明瞭にするものであり、従って、先行技術の装置
に照らして、本発明の新規性、又は有効性を審査する
時、各請求項について論じるべきである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 溝孔付き内側スリーブ、螺旋操作シェル、及
び内側スリーブ内に収容された口紅のような化粧用ステ
ィック製品を示すため、カバーを除去した本発明の改良
した化粧用ディスペンサの平面図である。
【図2】 図1の矢印「2」の方向に見た一部を除去し
た本発明ディスペンサの側面図である。
【図3】 昇降カップをケーシング組立体内に完全挿入
した状態の前の状態に配置した図1の矢印「3」の方向
に見た一部を切除した側面図である。
【図4】 図1の矢印「4」の方向に見た図3と同様の
一部を切除した側面図である。
【図5】 図1のディスペンサの螺旋操作シェルと、内
側スリーブとの組立体の平面図である。
【図6】 図5の螺旋操作シェルと、内側スリーブとの
組立体の一部を断面とする側面図である。
【図7】 化粧用スティック製品を支持する昇降カップ
上の対応するラグを収容する3個の別々の螺旋溝を示す
図5、及び図6の螺旋操作シェルの内面の展開図であ
る。
【図8】 図1のディスペンサの昇降カップの平面図で
ある。
【図9】 図8の昇降カップの側面図である。
【図10】 図8、及び図9の昇降カップの下から見た
平面図である。
【図11】 図1のディスペンサの溝孔付きスリーブの
平面図である。
【図12】 図11の内側スリーブ、及びディスペンサ
のベース部の側面図である。
【図13】 本発明の他の実施例を示す昇降カップの拡
大部分縦断面図である。
【図14】 本発明の更に他の実施例を示す昇降カップ
の平面図である。
【図15】 溝孔付きシェルの軌道の変形を示す部分断
面図である。
【図16】 本発明の他の実施例を示す改良した昇降カ
ップの側面図である。
【図17】 図16のシェルの平面図である。
【図18】 図17の18−18線に沿うカップの断面
図である。
【図19】 口紅を一旦充填した後、カップが抜け出す
ことがないようにした変更した昇降カップの部分側面図
である。
【図20】 弾性フィンガを3個宛有する2組の弾性フ
ィンガを持つ変更した昇降カップの平面図である。
【図21】 図20のカップの部分側面図である。
【図22】 本発明の昇降カップの弾性フィンガの部分
断面図である。
【符号の説明】
10 ディスペンサ 12 口紅 14、94、110 内側スリーブ、内側シェル 16、18、20、112 溝孔、軌道 17、19、21 横拘束切欠、分岐部、側方ロック停
止肩部 22、24、26、28、30、32 横通路 34、36 開口 38、38′、76′、90、98 昇降カップ、カッ
プ 39、39′、39〃、78、92、102、106
弾性フィンガ、弾性キャスチレーション 40、40′ 側壁 42 横中間壁 44 通気開口 45、45′ リブ、スプライン 46、48、50、80、100 ラグ、トラニオン、
従動ピン 52、84 外側スリーブ、操作シェル、外側シェル 54、56、58 螺旋形の溝 60、62 円周環状面 64、66、68 ランド面、スタビライザ 70 内部環状突条 72 円周ビード 96 装入チャネル 98 側方オフセット開放部 104 支持ベース部
フロントページの続き (72)発明者 ロバート ジェイ シェフラー アメリカ合衆国 ニュージャージー州 07751−1446 モーガンヴィル サンドバ ーグ ドライヴ 41

Claims (17)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 a)固体の化粧製品を収容し、支持する
    よう構成され、頂部リムを有する昇降カップを具え、 b)この昇降カップは前記頂部リムに沿って突出する複
    数個の弾性フィンガを有し、 c)前記昇降カップが軸線方向に、前進、後退して、内
    部で移動し得る端部が開いたスリーブを具え、 d)前記昇降カップの前記弾性フィンガはこの昇降カッ
    プ内の化粧用製品に掛合すと共に、前記スリーブの内側
    に掛合して、強制的に内方に押圧されて、前記化粧用製
    品に掛合するよう構成されており、 e)前記スリーブ内で、その開放端に向け、前記昇降カ
    ップを移動させる手動操作手段と、 f)前記スリーブによって前記弾性フィンガに作用する
    押圧力をこの弾性フィンガがまだ受けている前記昇降カ
    ップの前記移動の或る点で、前記昇降カップが前記スリ
    ーブの外に、前進移動するのを停止させる拘束手段とを
    具えることを特徴とする化粧用ディスペンサ。
  2. 【請求項2】 a)端部が開いた前記スリーブは軌道か
    ら成る縦溝孔を有し、 b)前記カップは前記スリーブの前記溝孔内に収容され
    る従動ラグを有し、 c)前記カップの従動ラグに掛合して、このカップの移
    動を停止させる前記スリーブ上の停止肩部を前記拘束手
    段が具える請求項1に記載の化粧用ディスペンサ。
  3. 【請求項3】 前記スリーブの前記停止肩部はこのスリ
    ーブの前記縦溝孔に連結された側方分岐溝孔から成る請
    求項2に記載の化粧用ディスペンサ。
  4. 【請求項4】 前記スリーブの前記縦溝孔はこのスリー
    ブの頂部で開いていて、このスリーブの頂部に前記カッ
    プを装入し得る構成である請求項2に記載の化粧用ディ
    スペンサ。
  5. 【請求項5】 前記縦溝孔の頂部の開放部がこの溝孔の
    残部から側方にずれている請求項4に記載の化粧用ディ
    スペンサ。
  6. 【請求項6】 化粧用製品に切り込まないよう、前記弾
    性フィンガの先端が丸くなっている請求項1に記載の化
    粧用ディスペンサ。
  7. 【請求項7】 化粧用製品に掛合し得る丸い内面を前記
    フィンガの丸い先端が有する請求項6に記載の化粧用デ
    ィスペンサ。
  8. 【請求項8】 前記スリーブが3個の軌道を有し、これ
    等3個の軌道にそれぞれ掛合する3個の従動部を前記カ
    ップが有する請求項3に記載の化粧用ディスペンサ。
  9. 【請求項9】 前記スリーブが2個の軌道を有し、これ
    等2個の軌道にそれぞれ掛合する2個の従動部を前記カ
    ップが有する請求項3に記載の化粧用ディスペンサ。
  10. 【請求項10】 前記3個の軌道の内の2個の軌道の頂
    部が開いている請求項8に記載の化粧用ディスペンサ。
  11. 【請求項11】 a)前記2個の軌道の頂部が開いてお
    り、 b)前記2個の軌道の開放部が前記溝孔の残部から側方
    にずれている請求項9に記載の化粧用ディスペンサ。
  12. 【請求項12】 前記カップがプラスチック材料で成型
    されているものである請求項2に記載の化粧用ディスペ
    ンサ。
  13. 【請求項13】 前記フィンガが台形の形態を有する請
    求項1に記載の化粧用ディスペンサ。
  14. 【請求項14】 端部が開いた前記スリーブの前記縦溝
    孔が前記側方分岐部の上方に配置された制限部を有し、
    端部が開いた前記スリーブの外に、上方に前記昇降カッ
    プが移動する可能性を最小にするよう、前記制限部が作
    動するよう構成した請求項3に記載の化粧用ディスペン
    サ。
  15. 【請求項15】 前記昇降カップは2組の対向して配置
    されたフィンガを有し、各組は複数のフィンガから成
    り、前記カップが上下動している際、前記内側スリーブ
    の前記溝孔に干渉しないよう前記各組が配置されている
    請求項9に記載の化粧用ディスペンサ。
  16. 【請求項16】 前記2組のフィンガの頂端縁の間に、
    及びこれ等頂端縁の下方にそれぞれ配置された2個の平
    滑な頂端縁を前記昇降カップが有する請求項15に記載
    の化粧用ディスペンサ。
  17. 【請求項17】 前記カップの成型を容易にするため、
    前記弾性フィンガが平坦内面を有する請求項6に記載の
    化粧用ディスペンサ。
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