JP2000135058A - 風味の向上した不醗酵茶、および不醗酵茶含有食品 - Google Patents
風味の向上した不醗酵茶、および不醗酵茶含有食品Info
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- JP2000135058A JP2000135058A JP10308458A JP30845898A JP2000135058A JP 2000135058 A JP2000135058 A JP 2000135058A JP 10308458 A JP10308458 A JP 10308458A JP 30845898 A JP30845898 A JP 30845898A JP 2000135058 A JP2000135058 A JP 2000135058A
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- sucralose
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Abstract
(57)【要約】
【課題】風味の向上した不醗酵茶及び不醗酵茶含有食品
の提供。スクラロースの不醗酵茶風味向上剤としての新
規用途の提供。 【解決手段】スクラロースを含有することを特徴とする
不醗酵茶及び不醗酵茶含有食品。不醗酵茶としては、煎
茶、玉露、抹茶、番茶等を挙げることができる。
の提供。スクラロースの不醗酵茶風味向上剤としての新
規用途の提供。 【解決手段】スクラロースを含有することを特徴とする
不醗酵茶及び不醗酵茶含有食品。不醗酵茶としては、煎
茶、玉露、抹茶、番茶等を挙げることができる。
Description
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、風味の向上した不
醗酵茶並びに該不醗酵茶を含有する食品に関する。更に
本発明はスクラロースの不醗酵茶の風味向上剤としての
新たな用途に関する。
醗酵茶並びに該不醗酵茶を含有する食品に関する。更に
本発明はスクラロースの不醗酵茶の風味向上剤としての
新たな用途に関する。
【0002】
【従来の技術】抹茶を含む緑茶はわが国で最も消費の多
い茶飲料である。これらの緑茶は、茶葉を蒸気や高温の
釜で蒸した後に製造した緑色の茶であり、製造工程の初
期に茶葉に存在する酵素類を熱で失活させ、茶葉に内在
する成分をあまり変化させることなく茶製品中に保持さ
せることを基本として製造されるため、旨み成分である
テアニンをはじめとするアミノ酸やビタミンC、ビタミ
ンE、カフェイン、カテキン類などを生葉とほぼ同程度
含有している。ゆえに、最近では単に嗜好食品としてだ
けでなく、それに含まれるカテキン類やポリサッカライ
ドの有する優れた機能ゆえに、食品そのものとして、そ
の価値が高く評価されている。
い茶飲料である。これらの緑茶は、茶葉を蒸気や高温の
釜で蒸した後に製造した緑色の茶であり、製造工程の初
期に茶葉に存在する酵素類を熱で失活させ、茶葉に内在
する成分をあまり変化させることなく茶製品中に保持さ
せることを基本として製造されるため、旨み成分である
テアニンをはじめとするアミノ酸やビタミンC、ビタミ
ンE、カフェイン、カテキン類などを生葉とほぼ同程度
含有している。ゆえに、最近では単に嗜好食品としてだ
けでなく、それに含まれるカテキン類やポリサッカライ
ドの有する優れた機能ゆえに、食品そのものとして、そ
の価値が高く評価されている。
【0003】また緑茶は、香りを楽しむ飲料であり、そ
の中には、青海苔様の香りの成分であるジメチルスルフ
ィド、若葉の爽やかな青香の成分であるシス-3-ヘキセ
ノール並びに花様の香り成分であるリナロール又はゲラ
ニオールなど、300種あまりの香気成分が含まれてい
ることが知られている。これらの香りは、紅茶やウーロ
ン茶などの醗酵茶に比べてその含量は少ないながらも、
飲む人の心を和ませる有用な役目を担っている。
の中には、青海苔様の香りの成分であるジメチルスルフ
ィド、若葉の爽やかな青香の成分であるシス-3-ヘキセ
ノール並びに花様の香り成分であるリナロール又はゲラ
ニオールなど、300種あまりの香気成分が含まれてい
ることが知られている。これらの香りは、紅茶やウーロ
ン茶などの醗酵茶に比べてその含量は少ないながらも、
飲む人の心を和ませる有用な役目を担っている。
【0004】このため、従来から緑茶の風味や香りを向
上させて、より一層食品並びに飲料としての商品価値を
高める検討が種々なされている。
上させて、より一層食品並びに飲料としての商品価値を
高める検討が種々なされている。
【0005】しかし、スクラロースを含有させることに
より、緑茶の風味向上が図られることにについては知ら
れていない。
より、緑茶の風味向上が図られることにについては知ら
れていない。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】本発明は風味の向上し
た緑茶および緑茶含有食品を提供すること目的とする。
また、本発明は高甘味度甘味料であるスクラロースの新
たな用途を提供することをも目的とする。
た緑茶および緑茶含有食品を提供すること目的とする。
また、本発明は高甘味度甘味料であるスクラロースの新
たな用途を提供することをも目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明者らは、緑茶の香
りや風味を向上させる方法を開発すべく鋭意研究を重ね
たところ、意外にも甘味料の一種であるスクラロースを
緑茶に添加配合することによって、緑茶の爽やかな香り
を引きだたせ、また緑茶の種類に応じてまろやかさやコ
ク感といった風味をより一層向上させることができるこ
とを見いだした。本発明はかかる思わぬ知見に基づいて
完成されたものである。
りや風味を向上させる方法を開発すべく鋭意研究を重ね
たところ、意外にも甘味料の一種であるスクラロースを
緑茶に添加配合することによって、緑茶の爽やかな香り
を引きだたせ、また緑茶の種類に応じてまろやかさやコ
ク感といった風味をより一層向上させることができるこ
とを見いだした。本発明はかかる思わぬ知見に基づいて
完成されたものである。
【0008】すなわち、本発明はスクラロースを含有す
ることを特徴とする不醗酵茶である。更に本発明は、か
かる不醗酵茶を含有する食品である。また更に本発明
は、スクラロースを有効成分とする不醗酵茶の風味向上
剤である。
ることを特徴とする不醗酵茶である。更に本発明は、か
かる不醗酵茶を含有する食品である。また更に本発明
は、スクラロースを有効成分とする不醗酵茶の風味向上
剤である。
【0009】
【発明の実施の形態】不醗酵茶とは醗酵工程を経ないで
製造されるものであり、具体的には煎茶、玉露、番茶、
てん茶等を原料として調製される抹茶等の緑茶全般を挙
げることができる。これらはその製造方法によって特に
制限されるものではなく、酵素の失活手段として蒸気を
用いて得られる蒸し茶並びに釜で炒って蒸す方法を用い
て得られるかまいり茶のいずれもが包含される。好適な
不醗酵茶としては煎茶、玉露並びに抹茶を挙げることが
でき、より好ましくは抹茶を挙げることができる。
製造されるものであり、具体的には煎茶、玉露、番茶、
てん茶等を原料として調製される抹茶等の緑茶全般を挙
げることができる。これらはその製造方法によって特に
制限されるものではなく、酵素の失活手段として蒸気を
用いて得られる蒸し茶並びに釜で炒って蒸す方法を用い
て得られるかまいり茶のいずれもが包含される。好適な
不醗酵茶としては煎茶、玉露並びに抹茶を挙げることが
でき、より好ましくは抹茶を挙げることができる。
【0010】なお、本発明において「茶」とは、上記に
掲げる各種不醗酵茶の葉から得られる飲用茶(例えば、
缶やペットボトル等の容器入り茶飲料)、不醗酵茶の葉
を粉末若しくは顆粒状にするかまたは前記飲料茶を凍結
乾燥等の処理によって粉末若しくは顆粒状にしてなる飲
用又は食用の固形状の茶、不醗酵茶の茶葉そのもののい
ずれをも包含する趣旨で用いられる。
掲げる各種不醗酵茶の葉から得られる飲用茶(例えば、
缶やペットボトル等の容器入り茶飲料)、不醗酵茶の葉
を粉末若しくは顆粒状にするかまたは前記飲料茶を凍結
乾燥等の処理によって粉末若しくは顆粒状にしてなる飲
用又は食用の固形状の茶、不醗酵茶の茶葉そのもののい
ずれをも包含する趣旨で用いられる。
【0011】本発明においてスクラロースとは、ショ糖
分子内のフルクトース残基の1、6位およびグルコース
残基の4位の三つの水酸基を塩素分子で置換した構造を
しており、ショ糖の約600倍の良質の甘味を示す高甘
味度甘味料である(英国特許第1543167号)。当
該スクラロースは、甘味料としての性質並びに製造方法
が既に当業界で公知になっている甘味料である。
分子内のフルクトース残基の1、6位およびグルコース
残基の4位の三つの水酸基を塩素分子で置換した構造を
しており、ショ糖の約600倍の良質の甘味を示す高甘
味度甘味料である(英国特許第1543167号)。当
該スクラロースは、甘味料としての性質並びに製造方法
が既に当業界で公知になっている甘味料である。
【0012】本発明の不醗酵茶は、上記のスクラロース
を含有することを特徴とするものである。その配合割合
は特に制限されないが、飲料の場合、最終茶飲料製品あ
たりスクラロース0.00001〜0.5重量%、好ま
しくは0.0001〜0.1重量%の範囲を挙げることが
できる。なお、スクラロース自体の甘味は0.0006
重量%程度以上の配合で明瞭に感じられてくるため、甘
味を控えたい場合にはその濃度未満で使用すればよく、
かかる量は当業者が通常の能力の発揮により任意に調節
しうるものである。また、茶葉そのものや抹茶や即席茶
粉末等の場合は、それに通常量の湯や水をいれて得られ
る飲用茶あたりにスクラロースが上記の範囲で含まれる
ように選択される。
を含有することを特徴とするものである。その配合割合
は特に制限されないが、飲料の場合、最終茶飲料製品あ
たりスクラロース0.00001〜0.5重量%、好ま
しくは0.0001〜0.1重量%の範囲を挙げることが
できる。なお、スクラロース自体の甘味は0.0006
重量%程度以上の配合で明瞭に感じられてくるため、甘
味を控えたい場合にはその濃度未満で使用すればよく、
かかる量は当業者が通常の能力の発揮により任意に調節
しうるものである。また、茶葉そのものや抹茶や即席茶
粉末等の場合は、それに通常量の湯や水をいれて得られ
る飲用茶あたりにスクラロースが上記の範囲で含まれる
ように選択される。
【0013】本発明の不醗酵茶は、必ずしもスクラロー
スの存在下で加工して調製されるものである必要はな
く、結果として最終製品にスクラロースが含まれるよう
に調製されればよく、スクラロースの配合の時期並びに
順序等を問うものではない。また、スクラロースの配合
方法も特に制限されず、粉末や顆粒状等といった固体状
のスクラロースを配合しても、また溶液状態にしたスク
ラロースを配合してもよい。
スの存在下で加工して調製されるものである必要はな
く、結果として最終製品にスクラロースが含まれるよう
に調製されればよく、スクラロースの配合の時期並びに
順序等を問うものではない。また、スクラロースの配合
方法も特に制限されず、粉末や顆粒状等といった固体状
のスクラロースを配合しても、また溶液状態にしたスク
ラロースを配合してもよい。
【0014】一般に煎茶は、渋みと旨みが調和し後味に
清涼感を与えるものがよいとされている。玉露では深い
旨みと軽い渋みにより、口にまろやかなこく味が残るも
の、番茶や並級煎茶では旨みより、サッパリとした爽快
な渋みのあるものがよいとされている。さらに抹茶では
香りが深く、渋みは薄くて旨みが強いものがよいとされ
ている。本発明によれば、スクラロースを配合すること
によって、不醗酵茶の種類に応じて各種特有の香りや風
味が一層引きだたされ、まろやかさやコクさ等の風味の
よい不醗酵茶を調製することができる。
清涼感を与えるものがよいとされている。玉露では深い
旨みと軽い渋みにより、口にまろやかなこく味が残るも
の、番茶や並級煎茶では旨みより、サッパリとした爽快
な渋みのあるものがよいとされている。さらに抹茶では
香りが深く、渋みは薄くて旨みが強いものがよいとされ
ている。本発明によれば、スクラロースを配合すること
によって、不醗酵茶の種類に応じて各種特有の香りや風
味が一層引きだたされ、まろやかさやコクさ等の風味の
よい不醗酵茶を調製することができる。
【0015】本発明は、またかかるスクラロースを添加
した不醗酵茶を含有する食品を提供するものである。不
醗酵茶含有食品とは、不醗酵茶を少なくとも一部に含有
する食品又は不醗酵茶を用いて調理された食品を包含す
る意味で用いられる。尚、ここで含有される不醗酵茶と
は、前述する茶葉、飲料茶、食用固形茶、飲用固形茶
(即席粉末茶等)に限定されるものではなく、煎茶、玉
露茶、抹茶、番茶などの茶成分を含むものであればよ
い。不醗酵茶含有食品としては、限定はされないが、例
えば、上記の不醗酵茶を含むプリン、ゼリー;アイスク
リーム等の冷菓;飴、餡、煎餅、クッキー、饅頭、ケー
キなどの菓子類;不醗酵茶を含む乳飲料、炭酸飲料、清
涼飲料等の各種飲料;不醗酵茶を含む例えば緑茶リキュ
ールや日本酒等のアルコール飲料等を挙げることができ
る。
した不醗酵茶を含有する食品を提供するものである。不
醗酵茶含有食品とは、不醗酵茶を少なくとも一部に含有
する食品又は不醗酵茶を用いて調理された食品を包含す
る意味で用いられる。尚、ここで含有される不醗酵茶と
は、前述する茶葉、飲料茶、食用固形茶、飲用固形茶
(即席粉末茶等)に限定されるものではなく、煎茶、玉
露茶、抹茶、番茶などの茶成分を含むものであればよ
い。不醗酵茶含有食品としては、限定はされないが、例
えば、上記の不醗酵茶を含むプリン、ゼリー;アイスク
リーム等の冷菓;飴、餡、煎餅、クッキー、饅頭、ケー
キなどの菓子類;不醗酵茶を含む乳飲料、炭酸飲料、清
涼飲料等の各種飲料;不醗酵茶を含む例えば緑茶リキュ
ールや日本酒等のアルコール飲料等を挙げることができ
る。
【0016】更に本発明は、高甘味度甘味料であるスク
ラロースを有効成分とする不醗酵茶の風味向上剤であ
る。当該不醗酵茶風味向上剤は、少なくともスクラロー
スを含有するものであればよいが、本発明の効果を損な
わないことを限度に、例えば防腐剤、安定化剤等といっ
た他の食品添加物を含んでいてもよい。
ラロースを有効成分とする不醗酵茶の風味向上剤であ
る。当該不醗酵茶風味向上剤は、少なくともスクラロー
スを含有するものであればよいが、本発明の効果を損な
わないことを限度に、例えば防腐剤、安定化剤等といっ
た他の食品添加物を含んでいてもよい。
【0017】本発明の不醗酵茶風味向上剤は、粉末や顆
粒状等といった固体状また溶液状のいずれの形態を採っ
ていても良く、これらはそれら自身が不醗酵茶(緑茶)
風味向上剤として卓上等で用いられてもよいし、または
上記の形態で不醗酵茶の茶葉、茶飲料、粉末又は顆粒状
の即席茶や食用茶、前記各種の不醗酵茶含有食品に添加
配合して用いられる。
粒状等といった固体状また溶液状のいずれの形態を採っ
ていても良く、これらはそれら自身が不醗酵茶(緑茶)
風味向上剤として卓上等で用いられてもよいし、または
上記の形態で不醗酵茶の茶葉、茶飲料、粉末又は顆粒状
の即席茶や食用茶、前記各種の不醗酵茶含有食品に添加
配合して用いられる。
【0018】かかる向上剤の配合により、不醗酵茶、と
りわけ煎茶、玉露茶、抹茶の風味を一層引きだたせるこ
とが可能になり、香り高い不醗酵茶並びに不醗酵茶含有
食品を調製乃至は取得することができる。
りわけ煎茶、玉露茶、抹茶の風味を一層引きだたせるこ
とが可能になり、香り高い不醗酵茶並びに不醗酵茶含有
食品を調製乃至は取得することができる。
【0019】なお、不醗酵茶風味向上剤の配合時期は特
に制限されない。また風味向上剤の不醗酵茶含有食品へ
の配合割合は、不醗酵茶含有食品の種類並びにそれに含
まれる不醗酵茶の量によって異なり一概に規定すること
ができないが、当業者によれば前述するスクラロースの
茶飲料への配合割合に基づいて容易に選択設定すること
が可能である。
に制限されない。また風味向上剤の不醗酵茶含有食品へ
の配合割合は、不醗酵茶含有食品の種類並びにそれに含
まれる不醗酵茶の量によって異なり一概に規定すること
ができないが、当業者によれば前述するスクラロースの
茶飲料への配合割合に基づいて容易に選択設定すること
が可能である。
【0020】
【実施例】以下、本発明の内容を以下の実施例を用いて
具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定される
ものではない。尚、本発明において、部とは、特に記載
しない限り、重量部を意味するものとする。実施例1 抹茶乳飲料 牛乳10部、脱脂粉乳3.5部、乳化剤製剤(微結晶セ
ルロース、ショ糖脂肪酸エステル)0.7部、スクラロ
ース0.01部、水85部を混合したものを80℃で1
0分間加熱し、その中に炭酸水素ナトリウム0.05
部、抹茶0.5部、色素製剤(紅花色素、クチナシ色
素)0.03部、香料0.2部を添加し、水にて全量を
100部とした。これをホモゲナイザー(150kg/
cm2)にて均質化し、缶に充填した後、121℃で2
0分間レトルト殺菌して、抹茶の風味の良い飲料を得
た。
具体的に説明するが、本発明はこれらに何ら限定される
ものではない。尚、本発明において、部とは、特に記載
しない限り、重量部を意味するものとする。実施例1 抹茶乳飲料 牛乳10部、脱脂粉乳3.5部、乳化剤製剤(微結晶セ
ルロース、ショ糖脂肪酸エステル)0.7部、スクラロ
ース0.01部、水85部を混合したものを80℃で1
0分間加熱し、その中に炭酸水素ナトリウム0.05
部、抹茶0.5部、色素製剤(紅花色素、クチナシ色
素)0.03部、香料0.2部を添加し、水にて全量を
100部とした。これをホモゲナイザー(150kg/
cm2)にて均質化し、缶に充填した後、121℃で2
0分間レトルト殺菌して、抹茶の風味の良い飲料を得
た。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤井 美樹 大阪府豊中市三和町1丁目1番11号 三栄 源エフ・エフ・アイ株式会社内 Fターム(参考) 4B017 LC02 LE10 LG14 LK11 LK18 LL01 LL03 LL06 LP13 LP15 4B027 FB01 FB13 FC01 FC02 FE08 FK04 FP85
Claims (5)
- 【請求項1】スクラロースを含有することを特徴とする
不醗酵茶。 - 【請求項2】不醗酵茶が煎茶、玉露、抹茶、番茶からな
る群から選択される緑茶に属するものである請求項1記
載の不醗酵茶。 - 【請求項3】抹茶である請求項1記載の不醗酵茶。
- 【請求項4】請求項1又は2記載の不醗酵茶を含有する
不醗酵茶含有食品。 - 【請求項5】スクラロースを有効成分とする不醗酵茶の
風味向上剤。
Priority Applications (29)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP10308458A JP2000135058A (ja) | 1998-10-29 | 1998-10-29 | 風味の向上した不醗酵茶、および不醗酵茶含有食品 |
EP99951111A EP1210880B8 (en) | 1998-10-28 | 1999-10-28 | Compositions containing sucralose and application thereof |
PCT/JP1999/005962 WO2000024273A1 (fr) | 1998-10-28 | 1999-10-28 | Compositions contenant du sucralose, et applications correspondantes |
JP2000577899A JP4540231B2 (ja) | 1998-10-28 | 1999-10-28 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
AU63663/99A AU6366399A (en) | 1998-10-28 | 1999-10-28 | Compositions containing sucralose and application thereof |
US09/830,654 US7229658B1 (en) | 1998-10-28 | 1999-10-28 | Compositions containing sucralose and application thereof |
DE69940221T DE69940221D1 (de) | 1998-10-28 | 1999-10-28 | Sukralose enthaltende zusammensetzungen sowie deren verwendung |
US11/745,868 US20070212460A1 (en) | 1998-10-28 | 2007-05-08 | Compositions containing sucralose and application thereof |
JP2009236739A JP5072934B2 (ja) | 1998-10-28 | 2009-10-13 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2010102543A JP4964326B2 (ja) | 1998-10-28 | 2010-04-27 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2010293338A JP2011087599A (ja) | 1998-10-28 | 2010-12-28 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2010293345A JP2011097949A (ja) | 1998-10-28 | 2010-12-28 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
US13/087,946 US20110189348A1 (en) | 1998-10-28 | 2011-04-15 | Compositions containing sucralose and application thereof |
US13/354,229 US20120121734A1 (en) | 1998-10-28 | 2012-01-19 | Compositions containing sucralose and application thereof |
JP2012121372A JP5992728B2 (ja) | 1998-10-28 | 2012-05-28 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2012276218A JP5663550B2 (ja) | 1998-10-28 | 2012-12-18 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2012276219A JP5663551B2 (ja) | 1998-10-28 | 2012-12-18 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
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JP2014001002A JP2014057605A (ja) | 1998-10-28 | 2014-01-07 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2014001001A JP5813791B2 (ja) | 1998-10-28 | 2014-01-07 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2015076357A JP6053857B2 (ja) | 1998-10-28 | 2015-04-02 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2015076358A JP6087384B2 (ja) | 1998-10-28 | 2015-04-02 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2015076356A JP6053856B2 (ja) | 1998-10-28 | 2015-04-02 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2015089034A JP6014197B2 (ja) | 1998-10-28 | 2015-04-24 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2015089036A JP2015154781A (ja) | 1998-10-28 | 2015-04-24 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2015089035A JP6278359B2 (ja) | 1998-10-28 | 2015-04-24 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2017170463A JP6356327B2 (ja) | 1998-10-28 | 2017-09-05 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2017170464A JP6292599B2 (ja) | 1998-10-28 | 2017-09-05 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
JP2018044623A JP2018121638A (ja) | 1998-10-28 | 2018-03-12 | スクラロースを含有する組成物及びその応用 |
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Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
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Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000135058A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022176835A1 (ja) | 2021-02-19 | 2022-08-25 | サントリーホールディングス株式会社 | 茶飲料 |
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1998
- 1998-10-29 JP JP10308458A patent/JP2000135058A/ja active Pending
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
WO2022176835A1 (ja) | 2021-02-19 | 2022-08-25 | サントリーホールディングス株式会社 | 茶飲料 |
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