JP2000134801A - 電源システム - Google Patents

電源システム

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JP2000134801A
JP2000134801A JP29975298A JP29975298A JP2000134801A JP 2000134801 A JP2000134801 A JP 2000134801A JP 29975298 A JP29975298 A JP 29975298A JP 29975298 A JP29975298 A JP 29975298A JP 2000134801 A JP2000134801 A JP 2000134801A
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Japan
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voltage
power supply
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welding
substation
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JP29975298A
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Kenshichiro Mishima
健七郎 三島
Tomohiro Fujii
友弘 藤井
Hiroyuki Kondo
弘幸 近藤
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Panasonic Holdings Corp
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Matsushita Electric Industrial Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】降圧用変圧器を削減できるとともに電圧変動を
抑制できる電源システムを提供する。 【解決手段】公称回路電圧より低い複数の交流電源電圧
でそれぞれ機能する複数の負荷4に電源を供給する高圧
変電設備2を有する電源システムであって、高圧変電設
備2は、高圧から複数の交流電源電圧の内で最大容量と
なる電源に適した電圧に直接降圧する主変圧器2−1を
設け、複数の負荷4は主変圧器2−2の電圧が直接供給
される最大容量の負荷4−1と、主変圧器2−2の電圧
を昇圧又は降圧して交流電源電圧とする小容量の補助変
圧器4−2a、4−2bを介して供給される負荷4−3
a、4−3bから構成されている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、変電設備や低電
圧大容量負荷設備、または溶接機の電源システムに関す
るものである。
【0002】
【従来の技術】従来における変電設備と溶接電源の構成
は図6のようになっている。つまり独立した高圧変電設
備2と独立した溶接機5から構成され、夫々に降圧用変
圧器2−2または5−6を備えている。また溶接機5に
は降圧用変圧器5−6に接続された出力調整器5−4
や、制御電源用変圧器5−7に接続された制御部5−8
から構成されている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
構成では、高圧変電設備2と負荷装置又は溶接機5の両
方に降圧用変圧器2−2、5−6を持ち、且つ大電流の
ため僅かの配線抵抗や負荷機器でのインダクタンスよつ
て電圧変動や電力損失が多く、ひいては負荷から見た電
力品質に影響するという問題を有していた。
【0004】したがって、この発明の目的は、降圧用変
圧器を削減できるとともに電圧変動を抑制できる電源シ
ステムを提供することである。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1記載の電源シス
テムは、公称回路電圧より低い複数の交流電源電圧でそ
れぞれ機能する複数の負荷に電源を供給する高圧変電設
備を有する電源システムであって、高圧変電設備は、高
圧から複数の交流電源電圧の内で最大容量となる電源に
適した電圧に直接降圧する主変圧器を設け、複数の負荷
は主変圧器の電圧が直接供給される最大容量の負荷と、
主変圧器の電圧を昇圧又は降圧して交流電源電圧とする
小容量の補助変圧器を介して供給されるその他の負荷か
ら構成されたことを特徴とするものである。
【0006】請求項1記載の電源システムによれば、複
数の負荷側に最大負荷のための降圧変圧器がなく、高圧
変電設備が大容量負荷専用のため高圧変電設備を大容量
負荷の近くに設置でき、従って大電流による電圧降下が
小さくなるため負荷に良質の電源を供給でき、かつ負荷
装置に容量の大きな変圧器を設置する必要がなくなり負
荷装置側での電力損失を削減でき、さらに高圧変電設備
に設ける主変圧器からの出力を一つにできるとともに負
荷装置を小形化できるという効果を有する。
【0007】請求項2記載の電源システムは、公称回路
電圧より低い複数の交流電源電圧で機能する溶接機に電
源を供給する高圧変電設備を有する電源システムであっ
て、高圧変電設備は、高圧から複数の交流電源電圧の内
で最大容量となる溶接負荷に適した電圧に直接降圧する
主変圧器を設け、溶接機は、溶接負荷に主変圧器の電圧
を供給する溶接電源と、主変圧器の電圧を昇圧又は降圧
して交流電源電圧とする小容量の補助変圧器を介して供
給される制御負荷とを有するものである。
【0008】請求項2記載の電源システムによれば、溶
接機側に溶接負荷のための降圧変圧器がなく、高圧変電
設備が溶接負荷専用のため高圧変電設備は溶接機負荷の
近くに設置でき、従って大電流による電圧降下が小さく
なるため、溶接電源の調整能力に電圧変動の影響度を大
きく考慮することなく、溶接負荷に良質の電源を供給で
き、しかも溶接機に容量の大きな変圧器を設置する必要
がなくなり溶接機側での電力損失を削減できる。また高
圧変電設備に設ける主変圧器からの出力を一つにでき、
溶接機を小形化できるという効果を有する。
【0009】請求項3記載の電源システムは、高圧から
公称回路電圧より低い溶接に適した電圧に直接降圧する
主変圧器を有しこの主変圧器の交流二次電圧から交直変
換した直流制御電源を有する高圧変電設備と、主変圧器
の電圧または電流を調整する出力調整器を有し直流制御
電源の直流電圧を電源として駆動する制御部を有する複
数の溶接機とを備えたものである。
【0010】請求項3記載の電源シスムによれば、複数
の溶接機用電源を高圧変電設備側に一括して設けること
で、個々の溶接機に高圧変電設備を個別に設けなくても
よく、電源をまとめることにより高圧変電設備の単一化
が図れ管理も容易となり、且つシステム全体として構成
部品点数が削減されるので溶接機自体の簡素化および小
形化が図れ信頼性の高いシステムとすることができ、さ
らに電圧変動が小さく電力損失が少ない溶接機の電源シ
ステムを提供することができる。
【0011】請求項4記載の電源システムは、高圧から
公称回路電圧より低い溶接に適した電圧に直接降圧する
主変圧器を有しこの主変圧器の交流二次電圧を定電圧に
する定電圧装置を有し主変圧器の交流二次電圧または定
電圧装置を電源とする直流電圧電源を有する高圧変電設
備と、少なくとも定電圧装置の電圧を電源として溶接出
力を調節する出力調節器を有し直流電圧電源の電圧を電
源として駆動する制御部を有する複数の溶接機とを備え
たものである。
【0012】請求項4記載の電源システムによれば、請
求項3と同様に電圧変動が小さく電力損失が少ない溶接
機の電源システムを提供することができ、さらに溶接電
源として安定した電源とすると共に直流電源は入力電圧
が安定化しているため電圧変動に対する祐度を持たせる
ことが不要のため小形化ができ、更に溶接機側の出力調
整器についても電圧変動に対する祐度を持たせることが
不要のためその小形化ができる。
【0013】請求項5記載の電源システムは、高圧から
公称回路電圧より低い溶接に適した電圧に直接降圧する
主変圧器を有しこの主変圧器の交流二次電圧から交直変
換した直流制御電源を有し主変圧器の二次側に接続され
て複数の出力部の順序を制御する順序制御部を有する高
圧変電設備と、順序制御部の出力部に接続されて主変圧
器の電圧または電流を調整する出力調整器を有し直流電
圧電源の電圧を電源として駆動する制御部を有する複数
の溶接機とを備えたものである。
【0014】請求項5記載の電源システムによれば、複
数溶接機の電源を一括して高圧変電設備側に設けて高圧
変電設備の単一化を図ると共に、個々の溶接機を順序制
御する制御部を高圧変電設備側に設けて溶接群制御機能
をもたせたため、複数のスポット溶接機が同時に溶接さ
れることがなくなるのでより電圧降下が小さくなり、電
圧変動が小さく電力損失が少ないスポット溶接用の溶接
機の電源システムを提供することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】(実施の形態1)以下、本発明の
第1の実施の形態につき、図1に沿って説明する。第1
の実施の形態は負荷装置専用の高圧変電設備と負荷装置
で構成され、これを図1に示す。図1において、2は高
圧変電設備で高圧電路1を入力電源とし、遮断器2−1
と主変圧器2−2を主体に構成されている。そして4の
負荷装置には低圧専用電路3によって電源が供給されて
いる。ここで負荷装置4は公称回路電圧より低い一つの
大電流負荷電源と一つ以上の交流電源を必要とする負荷
装置である。そして負荷装置4は、図の例では負荷4−
1と、制御負荷Aの4−3aおよび制御負荷Bの4−3
bに用いる変圧器4−2a,4−2bから構成されてい
る。尚高圧変電設備2の主変圧器2−2は高圧から最大
容量となる負荷、つまり図1の例では負荷4−1に適し
た電圧に直接降圧する変圧器であり、負荷装置4の負荷
4−1に変圧器2−2の電圧が直接供給されると共に、
上記以外の電源電圧については主変圧器2−2の電源電
圧を制御負荷A,Bに合わせて昇圧又は降圧して交流電
源電圧とする小容量の変圧器4−2a,4−2bから交
流電源電圧を供給するように構成したものである。
【0016】以上の構成によれば、高圧変電設備2は負
荷装置4の専用のため高圧変電設備2を負荷装置4の近
くに設置でき、従って低圧専用電路3の配線距離を短く
出来るので同電路3での電圧降下が押さえられる。
【0017】このことについて詳細に説明すると、例え
ば低圧専用電路3の電圧を30V,同電路3の電線を3
8sqの太さ、配線長を10mとした場合電路抵抗は約
0.01Ωで、負荷電流を100Aとすると電圧降下は
1Vとなり電圧変動はかなり小さくなる。しかしここで
高圧変電設備2の設置場所が遠い場合、例えば上記の例
の10倍、つまり配線長を100mとすると、10Vの
電圧降下を生じるようになり大きな差があることが明確
である。尚上記電圧降下が小さいということは、配線途
上における電力損失が少なく品質の良い電源システムと
することができることになる。
【0018】更に負荷装置4側で大容量の変圧器を設け
る必要がなくなるのでこの点でも電力損失が削減出来、
且つ負荷装置4を小形化できることになる。又主変圧器
2−2の出力は一つの電源電圧でよく高圧変電設備2も
構成が簡単になり、小形化とすることができるものであ
る。
【0019】(実施の形態2)本発明の第2の実施の形
態につき、図2に沿って説明する。第2の実施の形態
は、溶接機専用の高圧変電設備と溶接機で構成され、こ
れを図2に示す。図2において2の高圧変電設備は高圧
電路1を入力電源とし、遮断器2−1と主変圧器2−2
を主体に構成されている。そして溶接機5には低圧専用
電路3によって電源が供給されている。ここで溶接機5
は公称回路電圧より低い一つの大電流溶接電源と一つ以
上の交流電源を必要とする装置である。そして溶接機5
は、図の例では溶接電源5−1と制御負荷Aの5−3a
及び制御負荷Bの5−3bに用いる変圧器5−2a,5
−2bから構成されている。尚高圧変電設備2の主変圧
器2−2は高圧から最大容量となる溶接負荷、つまり図
1の例では溶接電源5−1に適した電圧に直接降圧する
変圧器であり、溶接機5の溶接電源5−1に主変圧器2
−2の電圧が直接供給されると共に、上記以外の電源電
圧については主変圧器2−2の電源電圧を制御負荷A,
Bに合わせて昇圧又は降圧して交流電源電圧とする小容
量の変圧器5−2a,5−2bから交流電源電圧を供給
するように構成したものであり、公称回路電圧負荷であ
れば、ここで昇圧して同電源電圧に主変圧器2−2の電
圧を変換するものである。
【0020】以上の構成によれば、高圧変電設備2は溶
接機5専用のため高圧変電設備2を溶接機5の近くに設
置でき、従って低圧専用電路3の配線距離を短く出来る
ので第1の実施の形態と同様に同電路3での電圧降下が
押さえられる。尚電圧降下が小さいということは配線途
上における電力損失が少なく品質の良い電源システムと
することができることになる。更に溶接機5側で大容量
の変圧器を設ける必要がなく、例えば溶接時の出力電流
を調整する範囲に限定したリアクトルの容量となりこの
点でも電力損失が削減でき、且つ溶接機を小形化できる
ことになる。又主変圧器2−2の出力は一つの電源電圧
でよく高圧変電設備2も構成が簡単になり、小形化とす
ることができるものであり電圧変動が小さく電力損失が
少ない溶接機の電源システムを提供するものである。
【0021】(実施の形態3)本発明の第3の実施の形
態につき、図3に沿って説明する。第3の実施の形態
は、溶接機専用の高圧変電設備と複数台の溶接機で構成
され、これを図3に示す。図3において、2の高圧変電
設備は高圧電路1を入力電源とし、遮断器2−1と、主
変圧器2−2と、直流電源2−3を主体に構成されてい
る。そして高圧変電設備2は高圧から公称回路電圧より
低い溶接に適した電圧に直接降圧する主変圧器2−2
と、主変圧器2−2の交流二次電圧から交直変換した直
流電源2−3を備えて複数の溶接機群、例えば図3では
高圧変電設備2の主変圧器2−2の電源電圧が低圧専用
電路3−1及び直流専用電路3−2によって個々の溶接
機5A〜5Eに並列に供給されている。一方個々の溶接
機5には主変圧器2−2の電圧、又は電流を調整する出
力調節器5−4と、直流電圧を電源として駆動する制御
部5−5とを設けるように構成し、従来の溶接機におけ
る降圧用変圧器や制御回路用の直流電源は設けていな
い。
【0022】以上のように、複数溶接機5A〜5Eの電
源を一括して高圧変電設備2側に設けて高圧変電設備2
に電源を集約し、個々の溶接機5A〜5Eに降圧変圧器
や直流電源を設けることをなくすことで、溶接機自体の
簡素化および小形化を図るようにした電圧変動が小さく
電力損失が少ない溶接機の電源システムを提供するもの
である。
【0023】(実施の形態4)本発明の第4の実施の形
態につき、図4に沿って説明する。第4の実施の形態
は、主変圧器と定電圧電源と直流電源とを備えた高圧変
電設備と、複数の溶接機群で構成され、これを図4に示
す。図4において、定電圧装置2−4は高圧から公称回
路電圧より低い溶接に適した電圧に直接降圧する主変圧
器2−2と、この主変圧器2−2の交流二次電圧を定電
圧にする定電圧装置2−4と、主変圧器2−2の交流二
次電圧を電源とする、または破線で示すように定電圧装
置2−4を電源とする直流電源2−3とを備えた高圧変
電設備2と、複数の溶接機5の群に高圧変電設備2の定
電圧装置2−4の電圧電源及び直流電圧電源2−3が個
々の溶接機5に並列に供給されるようにすると共に、個
々の溶接機5は少なくとも、電圧を電源とした溶接出力
を調節する出力調節器5−4と、直流電圧を電源として
駆動する制御部5−5とで構成される。なお、1は高圧
電路、2−1は遮断器、3−1は低圧専用電路、3−2
は直流専用電路、3−3は定電圧専用電路である。
【0024】以上の構成によれば、第3の実施の形態と
同様に、電圧変動が小さく電力損失が少ない溶接機5の
電源システムを提供することができ、さらに溶接電源と
して安定した電源とすると共に直流電源は入力電圧が安
定化しているため電圧変動に対する祐度を持たせること
が不要のため小形化ができ、更に溶接機5側の出力調整
器5−4についても電圧変動に対する祐度を持たせるこ
とが不要のためその小形化ができる。
【0025】(実施の形態5)本発明の第5の実施の形
態につき、図5に沿って説明する。第5の実施の形態
は、高圧から公称回路電圧より低い溶接に適した電圧に
高圧電路1の遮断器2−1を介して直接降圧する主変圧
器2−2と、この主変圧器2−2の交流二次電圧から交
直変換した直流制御電源2−3を備えた高圧変電設備2
と、複数の溶接機5の群に高圧変電設備2の電源電圧を
個々の溶接機5に並列に供給するようにすると共に、個
々の溶接機5には主変圧器2−2の電圧または電流を調
整する出力調節器5−4と、直流電圧を電源として駆動
する制御部5−5とを設けるように構成し、複数の溶接
機5の電源を一括して高圧変電設備2側に設けて高圧変
電設備2の単一化を図ると共に、更に個々の溶接機2が
同時に使用されないように順序制御する順序制御部2−
5を高圧変電設備2側に設けるように構成した溶接群制
御機能をも高圧変電設備2側に持たせ、これにより電圧
変動が小さく電力損失が少ないスポット溶接用の溶接機
5の電源システムを提供するものである。
【0026】
【発明の効果】請求項1記載の電源システムによれば、
複数の負荷側に最大負荷のための降圧変圧器がなく、高
圧変電設備が大容量負荷専用のため高圧変電設備を大容
量負荷の近くに設置でき、従って大電流による電圧降下
が小さくなるため負荷に良質の電源を供給でき、かつ負
荷装置に容量の大きな変圧器を設置する必要がなくなり
負荷装置側での電力損失を削減でき、さらに高圧変電設
備に設ける主変圧器からの出力を一つにできるとともに
負荷装置を小形化できるという効果を有する。
【0027】請求項2記載の電源システムによれば、溶
接機側に溶接負荷のための降圧変圧器がなく、高圧変電
設備が溶接負荷専用のため高圧変電設備は溶接機負荷の
近くに設置でき、従って大電流による電圧降下が小さく
なるため、溶接電源の調整能力に電圧変動の影響度を大
きく考慮することなく、溶接負荷に良質の電源を供給で
き、しかも溶接機に容量の大きな変圧器を設置する必要
がなくなり溶接機側での電力損失を削減できる。また高
圧変電設備に設ける主変圧器からの出力を一つにでき、
溶接機を小形化できるという効果を有する。
【0028】請求項3記載の電源シスムによれば、複数
の溶接機用電源を高圧変電設備側に一括して設けること
で、個々の溶接機に高圧変電設備を個別に設けなくても
よく、電源をまとめることにより高圧変電設備の単一化
が図れ管理も容易となり、且つシステム全体として構成
部品点数が削減されるので溶接機自体の簡素化および小
形化が図れ信頼性の高いシステムとすることができ、さ
らに電圧変動が小さく電力損失が少ない溶接機の電源シ
ステムを提供することができる。
【0029】請求項4記載の電源システムによれば、請
求項3と同様に電圧変動が小さく電力損失が少ない溶接
機の電源システムを提供することができ、さらに溶接電
源として安定した電源とすると共に直流電源は入力電圧
が安定化しているため電圧変動に対する祐度を持たせる
ことが不要のため小形化ができ、更に溶接機側の出力調
整器についても電圧変動に対する祐度を持たせることが
不要のためその小形化ができる。
【0030】請求項5記載の電源システムによれば、複
数溶接機の電源を一括して高圧変電設備側に設けて高圧
変電設備の単一化を図ると共に、個々の溶接機を順序制
御する制御部を高圧変電設備側に設けて溶接群制御機能
をもたせたため、複数のスポット溶接機が同時に溶接さ
れることがなくなるのでより電圧降下が小さくなり、電
圧変動が小さく電力損失が少ないスポット溶接用の溶接
機の電源システムを提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態のシステム構成のブ
ロック図である。
【図2】本発明の第2の実施の形態のシステム構成のブ
ロック図である。
【図3】本発明の第3の実施の形態のシステム構成のブ
ロック図である。
【図4】本発明の第4の実施の形態のシステム構成のブ
ロック図である。
【図5】本発明の第5の実施の形態のシステム構成のブ
ロック図である。
【図6】従来のシステム構成のブロック図である。
【符号の説明】
1 高圧電路 2 高圧変電設備 2−1 遮断器 2−2 主変圧器 3 低圧専用電路 4 負荷装置 4−1 負荷 4−2a 変圧器 4−2b 変圧器 4−3a 制御負荷A 4−3b 制御負荷B 5 溶接機 5−1 溶接電源 5−2a 変圧機 5−2b 変圧機 5−3a 制御負荷A 5−3b 制御負荷B 5A〜5E 溶接機 5−4 出力調整器 5−5 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 弘幸 大阪府門真市大字門真1006番地 松下電器 産業株式会社内 Fターム(参考) 5G066 DA01

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 公称回路電圧より低い複数の交流電源電
    圧でそれぞれ機能する複数の負荷に電源を供給する高圧
    変電設備を有する電源システムであって、 前記高圧変電設備は、高圧から前記複数の交流電源電圧
    の内で最大容量となる電源に適した電圧に直接降圧する
    主変圧器を設け、 前記複数の負荷は前記主変圧器の電圧が直接供給される
    最大容量の負荷と、前記主変圧器の電圧を昇圧又は降圧
    して前記交流電源電圧とする小容量の補助変圧器を介し
    て供給されるその他の負荷から構成されたことを特徴と
    する電源システム。
  2. 【請求項2】 公称回路電圧より低い複数の交流電源電
    圧で機能する溶接機に電源を供給する高圧変電設備を有
    する電源システムであって、 前記高圧変電設備は、高圧から前記複数の交流電源電圧
    の内で最大容量となる溶接負荷に適した電圧に直接降圧
    する主変圧器を設け、 前記溶接機は、前記溶接負荷に前記主変圧器の電圧を供
    給する溶接電源と、前記主変圧器の電圧を昇圧又は降圧
    して前記交流電源電圧とする小容量の補助変圧器を介し
    て供給される制御負荷とを有することを特徴とする電源
    システム。
  3. 【請求項3】 高圧から公称回路電圧より低い溶接に適
    した電圧に直接降圧する主変圧器を有しこの主変圧器の
    交流二次電圧から交直変換した直流制御電源を有する高
    圧変電設備と、 前記主変圧器の電圧または電流を調整する出力調整器を
    有し前記直流制御電源の直流電圧を電源として駆動する
    制御部を有する複数の溶接機とを備えた電源システム。
  4. 【請求項4】 高圧から公称回路電圧より低い溶接に適
    した電圧に直接降圧する主変圧器を有しこの主変圧器の
    交流二次電圧を定電圧にする定電圧装置を有し前記主変
    圧器の交流二次電圧または前記定電圧装置を電源とする
    直流電圧電源を有する高圧変電設備と、 少なくとも前記定電圧装置の電圧を電源として溶接出力
    を調節する出力調節器を有し前記直流電圧電源の電圧を
    電源として駆動する制御部を有する複数の溶接機とを備
    えた電源シテスム。
  5. 【請求項5】 高圧から公称回路電圧より低い溶接に適
    した電圧に直接降圧する主変圧器を有しこの主変圧器の
    交流二次電圧から交直変換した直流制御電源を有し前記
    主変圧器の二次側に接続されて複数の出力部の順序を制
    御する順序制御部を有する高圧変電設備と、 前記順序制御部の前記出力部に接続されて前記主変圧器
    の電圧または電流を調整する出力調整器を有し前記直流
    電圧電源の電圧を電源として駆動する制御部を有する複
    数の溶接機とを備えた電源システム。
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